JPH0445628Y2 - - Google Patents

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JPH0445628Y2
JPH0445628Y2 JP3818687U JP3818687U JPH0445628Y2 JP H0445628 Y2 JPH0445628 Y2 JP H0445628Y2 JP 3818687 U JP3818687 U JP 3818687U JP 3818687 U JP3818687 U JP 3818687U JP H0445628 Y2 JPH0445628 Y2 JP H0445628Y2
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JP
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hair
nozzle
comb teeth
viscous
nozzle opening
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JP3818687U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、頭髪にメタリツク顔料を含む化粧品
や整髪用クリーム等の粘性体を塗布する際に使用
する容器の改良に関する。
(従来の技術) 従来における頭髪用塗布容器としては、例え
ば、第6図に示す構造のものが知られている。
この塗布容器Bは、頭髪に塗布する化粧用メタ
リツク顔料等を含む粘性体を収容する容器本体1
00と、該容器本体100の口部101に取付け
られるノズルキヤツプ200と、該ノズルキヤツ
プ200のノズル口201に対する栓体301が
設けられたオーバーキヤツプ300とを備え、前
記ノズルキヤツプ200は、筒状に突出したノズ
ル体202の先端にノズル口201が開口され、
このノズル口201を間に挾む対向状態で2本の
くし歯203,203がノズル体202の先端に
一体に立設され、かつ該くし歯203,203の
内面204,204がフラツト面に形成された構
造となつていた。
そして、使用に際しては、塗布容器Bを逆さに
持ち、かつ容器本体100を絞つて内部の粘性体
をノズル体202のノズル口201から押し出し
ながら、くし歯203,203を頭髪の毛先方向
に通し、くし歯203,203間に挾まれた頭髪
に対して粘性体を塗布していくものであつた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら従来の塗布容器Bでは、くし歯2
03,203の内面204,204がフラツト面
に形成されているため、ノズル口201から押し
出される粘性体とくし歯203,203との接触
抵抗が小さくなつて、粘性体が垂れ流れ易くな
る。
従つて、使用に際し、くし歯203,203を
頭髪に通す前に粘性体を押し出してしまうと、粘
性体がくし歯203,203間を垂れ流れて落ち
てしまうことになるため、くし歯203,203
を頭髪に当てたのちに、粘性体を押し出さなけれ
ばならないという取扱手順の上で制約が生じると
いう問題があつた。
又、くし歯203,203は対向間〓がノズル
口201の中心を中心とするように形成されてい
るため、くし歯203,203を頭髪に通す際
に、くし歯203,203の間に挾まれた頭髪に
よつてノズル口201が塞がれてしまい、この結
果、ノズル口201からの粘性体はノズル口20
1に面した部位に対してだけ付着することにな
り、頭髪に万遍なく塗布するには塗布作業を何度
も繰り返し行う必要が生じて作業能率が悪いとい
う問題があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような従来の問題点を解決す
るためになされたもので、そのために本考案の頭
髪用塗布容器では、 頭髪に塗布する粘性体を収容する容器本体と、
容器本体の口部に取付けられるノズルキヤツプ
と、該ノズルキヤツプのノズル口に対する栓体が
設けられたオーバーキヤツプと、を備えた頭髪用
塗布容器において、 前記ノズルキヤツプに、ノズル口を間に挾む対
向状態で2本のくし歯が立設され、両くし歯は対
向間〓の基端側がノズル口の中心から偏心するよ
うに形成され、かつ該対向間〓の偏心によつてノ
ズル口に重なる一方のくし歯の内面には、ノズル
口の周りに沿った粘性体ガイド溝が形成された構
成とした。
(作用) 本考案の頭髪用塗布容器では、ノズル口を間に
挾んで対向する2本のくし歯は、対向間〓の基端
側がノズル口の中心から偏心するように形成さ
れ、かつ、偏心によつてノズル口に重なる一方の
くし歯の内面には、ノズル口の周りに沿った粘性
体ガイド溝が形成されているので、くし歯を頭髪
に通す際に、くし歯間に挾まれた頭髪によつてノ
ズル口が塞がれることはないし、ノズル口から押
し出された粘性体は粘性体ガイド溝内を通つて頭
髪の側部から裏側にまで行き亘ることができ、頭
髪に対する粘性体の付着範囲が広くなる。
又、ノズル口から押し出される粘性体に対して
粘性体ガイド溝が周りを保持するように接触する
ため、粘性体と粘性体ガイド溝との接触抵抗が大
きくなつて、粘性体の垂れ流れがなくなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
第1図〜第3図は第1実施例の頭髪用塗布容器
Aを示しており、この塗布容器Aは、容器本体
1、ノズルキヤツプ2、オーバーキヤツプ3を主
な構成として備えている。
容器本体1は、合成樹脂によるチユーブ容器に
形成され、先端にネジ頭11が形成されると共
に、該ネジ頭11の上面に口部12が開口されて
いる。又、この容器本体1の中には、メタリツク
顔料を含む粘性のある頭髪化粧品が収容されてい
る。
ノズルキヤツプ2には、前記ネジ頭11に螺合
するネジ受け内筒21と、該ネジ受け内筒21の
外側の設けられた外筒22との2重筒に形成され
たキヤツプ部23を有し、該キヤツプ部23の上
面中央部に筒状に突出したノズル体24が形成さ
れると共に、該ノズル体24の上面にノズル口2
5が開口され、かつ該ノズル口25を間に挾む対
向状態で2本のくし歯26,27がノズル体24
と一体に立設され、両くし歯26,27は対向間
〓28の基端側がノズル口25の中心Cから偏心
するように形成され、かつその偏心によつてノズ
ル口25に重なる一方のくし歯26の内面には、
ノズル口25の周りに沿つた粘性体ガイド溝29
が形成されている。
オーバーキヤツプ3は、前記キヤツプ部23の
ノズル体24に着脱可能に嵌合するキヤツプ本体
31と、該キヤツプ本体31の内面上部から垂下
された栓体32とを備え、キヤツプ本体31でノ
ズル体24をカバーすると共に、栓体32でノズ
ル口25を塞ぐようにしている。
次に、本実施例の作用を説明する。
本実施例の頭髪用塗布容器Aは、容器本体1に
収容された粘性体を、頭髪に部分的に塗布する際
に用いられるもので、使用に際しては、塗布容器
Aを逆さにして容器本体1から粘性体を押し出し
ながら、くし歯26,27を頭髪に通していくこ
とで、くし歯26,26間に挾まれた頭髪に対し
て、容器本体1から粘性体内容物を押し出すと同
時に毛先方向に拡げて付着させることになる。
そして、この場合、両くし歯26,27は、対
向間〓28の基端側がノズル口25の中心Cから
偏心するように形成され、かつノズル口25から
押し出された粘性体は粘性体ガイド溝29内を通
つて頭髪の側部から裏側にまで行き亘ることがで
きるので、頭髪に対する粘性体の付着範囲が広が
つて、1度の塗布作業で頭髪の広い範囲に粘性体
を付着させることができる。
又、ノズル口25から押し出される粘性体に対
して粘性体ガイド溝29が周りを保持するように
接触することになるため、粘性体と粘性体ガイド
溝29との接触抵抗が大きくなつて、粘性体の垂
れ流れがなくなる。
従つて、くし歯26,27を頭髪に当てる前に
粘性体を押し出しても支障はなく、頭髪にくし歯
26,27を当てる前でも後でも粘性体を押し出
すことができるようになり、取扱い手順に制約を
受けることはない。
次に、第4図及び第5図はノズルキヤツプの他
の例を示している。
このノズルキヤツプ4は、くし歯41,42の
対向間〓の幅及び深さが、くし歯41,42を頭
髪に通す際の毛先側と毛元側とで異なつている点
に特徴がある。
この場合、毛元側対向間〓44が毛先側対向間
〓43よりも、対向間〓の幅が挾くなると共に、
深さが浅く形成されている。
そして、このノズルキヤツプ4を使用するに際
しては、毛先側対向間〓43が毛先側になるよう
に持つてくし歯41,42を頭髪に通すもので、
このとき、毛元側対向間〓44は幅が狭くかつ深
さが浅いことから、くし歯41,42間に挾され
た頭髪はこの毛元側対向間〓44を通る際に上下
左右から強くしごかれる状態になり、この結果、
頭髪に付着した余分の粘性体が掻き取られて粘性
体の付け過ぎがなくなると共に、粘性体の付着量
を一定量にコントロールすることができる。
以上、本考案の実施例を図面により説明した
が、本考案の具体的な構成は前記実施例に限定さ
れることはなく、考案の要旨を逸脱しない範囲の
設計変更があつても本考案に含まれる。
例えば、実施例では容器本体にチユーブ容器を
用いたが、ボトル容器であつてもよいし、この容
器本体内に収容する粘性体についても、メタリツ
ク顔料を含む化粧品に限らず、パール顔料を含む
化粧品、整髪用クリーム、育毛用クリーム等を使
用でき、頭髪に塗布するもので、粘性のあるもの
であれば、その用途に制限はない。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の頭髪用塗布
容器にあつては、両くし歯の対向間〓の基端側が
ノズル口から偏心しているので、くし歯間に挾ま
れた頭髪によつてノズル口が塞がれることがない
と共に、粘性体ガイド溝によつて粘性体を頭髪の
側部から裏側にまで行き亘らせることができ、1
度の塗布作業で頭髪の広い範囲に粘性体を付着さ
せることができ、塗布作業の能率向上を図ること
ができる。
又、粘性体ガイド溝によつて粘性体に対する保
持力が向上して、粘性体の垂れ流れが防止でき、
塗布作業に際しての取扱いが容易になるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例第1実施例の頭髪用塗布容器
を示す分解斜視図、第2図は該塗布容器の断面
図、第3図はノズルキヤツプの平面図、第4図は
ノズルキヤツプの他例を示す斜視図、第5図は該
ノズルキヤツプの平面図、第6図は従来技術の説
明図である。 A……頭髪用塗布容器、1……容器本体、2…
…ノズルキヤツプ、3……オーバーキヤツプ、1
1……口部、25……ノズル口、26,27……
くし歯、28……対向間〓、29……粘性体ガイ
ド溝、32……栓体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 頭髪に塗布する粘性体を収容する容器本体と、
    容器本体の口部に取付けられるノズルキヤツプ
    と、該ノズルキヤツプのノズル口に対する栓体が
    設けられたオーバーキヤツプと、を備えた頭髪用
    塗布容器において、 前記ノズルキヤツプに、ノズル口を間に挾む対
    向状態で2本のくし歯が立設され、両くし歯は対
    向間〓の基端側がノズル口の中心から偏心するよ
    うに形成され、かつ該対向間〓の偏心によつてノ
    ズル口に重なる一方のくし歯の内面には、ノズル
    口の周りに沿った粘性体ガイド溝が形成されてい
    ることを特徴とする頭髪用塗布容器。
JP3818687U 1987-03-16 1987-03-16 Expired JPH0445628Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3818687U JPH0445628Y2 (ja) 1987-03-16 1987-03-16

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3818687U JPH0445628Y2 (ja) 1987-03-16 1987-03-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63147112U JPS63147112U (ja) 1988-09-28
JPH0445628Y2 true JPH0445628Y2 (ja) 1992-10-27

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