JP3008727U - 魚釣用両軸受型リール - Google Patents

魚釣用両軸受型リール

Info

Publication number
JP3008727U
JP3008727U JP1994011201U JP1120194U JP3008727U JP 3008727 U JP3008727 U JP 3008727U JP 1994011201 U JP1994011201 U JP 1994011201U JP 1120194 U JP1120194 U JP 1120194U JP 3008727 U JP3008727 U JP 3008727U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spool
fishing line
fishing
reel
braking device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994011201U
Other languages
English (en)
Inventor
信之 山口
健夫 宮崎
Original Assignee
ダイワ精工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイワ精工株式会社 filed Critical ダイワ精工株式会社
Priority to JP1994011201U priority Critical patent/JP3008727U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3008727U publication Critical patent/JP3008727U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】釣糸の放出性を良好にする魚釣用両軸受型リー
ルを提供する。 【構成】魚釣用両軸受型リールは、リール本体に回転自
在に支持される、釣糸巻回胴部50と一対のフランジ部
51とで形成されるスプール5を有している。このスプ
ールの外径を(D)、スプールの釣糸巻回胴部の底部の
径を(d)とした場合、(D)は50mm以下、(d/
D)は50〜80%に設定される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、魚釣用両軸受型リールに関し、詳細には釣糸放出性の向上を図っ た魚釣用両軸受型リールに関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
上記両軸受型リールは、例えば、実公平2−36389号公報、実開平3−7 9665号公報に開示されているように、リール本体の側板間に、釣糸を巻回し たスプールを回転自在に保持しており、釣糸巻取状態とスプールフリー状態に切 換えるクラッチ機構を備えている。そして、このクラッチ機構の操作により、釣 糸をスプールから放出したり、放出された釣糸を巻取るようになっている。
【0003】 これらの両軸受型リールのスプールは、その釣糸巻回胴部形状が深溝状に形成 されており、糸巻き容量が大きく取られている。通常、上記した従来の両軸受型 リールでは、糸グセの少ない釣糸コンディションで使用されるように、釣糸は使 用糸巻径の大きい領域で利用される。このため、例えば、使用糸が8〜10Lb ラインで、糸巻容量が140〜200m位のスプールが用いられている。
【0004】 しかしながら、状況変化に対する安全を見込んだ常時放出される1回当りの釣 糸放出量は、釣法によっても異なるが、大体一般的に50〜70m位である。従 って、スプールに巻回された釣糸の半分以上の釣糸は、常時使用されないでスプ ールに巻回された状態で残ってしまう。このスプールに残った釣糸により、スプ ール全体の重量が増して慣性モーメントが大きくなり、放出性が悪くなったり、 あるいはバックラッシュ現象(釣糸の放出速度よりもスプールの回転速度が大き くなることによって生じる糸フケ)が発生しやすくなる。また、釣糸巻回量が多 いので、釣糸の食い込み現象が生じ放出性が悪い。
【0005】 上記実公平2−36389号公報、実開平3−79665号公報には、バック ラッシュ現象を防止するために、スプール回転軸に磁気制動装置や遠心力制動装 置を設けているが、慣性モーメントの大きいスプールの過回転を防止する場合に は、強い制動作用が必要となり、磁石や遠心カラーが大型、重量化して好ましく ない。
【0006】 上記公知技術とは別に、実開昭60−81776号公報には、スプールの釣糸 巻回量が変更できるように、スプールの釣糸巻回胴部にエコノマイザーを嵌着す る技術が開示されている。しかしながら、別体の部材を高速回転するスプールに 取り付けることにより、釣糸放出時に回転バランスが悪くなり、キャスティング ノイズが発生しやすくなる。また、別部材を取り付けることにより、スプール全 体の重量が増して慣性モーメントが大きくなり、上述したような問題が発生しや すい。 この考案は、釣糸の放出性を良好にする魚釣用両軸受型リールを提供すること を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本考案の魚釣用両軸受型リールは、リール本体の 側板間に、釣糸巻回胴部と一対のフランジ部とで形成されるスプールを回転自在 に支持し、このスプールを釣糸巻取状態と釣糸放出状態に切換えるクラッチ機構 を備えており、前記スプール外径を(D)、スプールの釣糸巻回胴部の底部の径 を(d)とした場合、(D)を50mm以下、(d/D)を50〜80%にすると 共に、前記スプールの過回転による釣糸のバックラッシュを防止する制動装置を 設けたことを特徴としている。
【0008】 また、本考案は、上記のように設定されたスプール外径(D)およびスプール の釣糸巻回胴部の底部の径(d)について、より好ましい結果が得られるように (D)を40mm以下、(d)を20〜30mmの範囲に設定することを特徴として いる。
【0009】
【作用】
魚釣用両軸受型リールにおいて、スプールの釣糸巻回胴部の底部の径(d)と 一対のフランジ部で形成されるスプールの外径(D)との比率(d/D)を、従 来の両軸受型リールの比率よりも大きくし、釣糸巻回胴部を浅溝状とする。この 浅溝状となった釣糸巻回胴部に釣糸を巻回して、従来のスプールでは使用されて いなかった釣糸部分を削除し、釣糸が巻回されたスプールの軽量化を図る。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。 図1は、本考案に係る魚釣用両軸受型リールの、一構成例の概略を示す図であ る。以下、図1に示された両軸受型リールの全体的な構成に付いて簡単に説明す る。
【0011】 リール本体1の両側板1a間には、両端部で軸受けされたスプール軸3が配さ れており、このスプール軸には釣糸が巻回されるスプール5が一体的に設けられ ている。スプール軸3の両端部は、それぞれリール本体1の両側板1a内に延出 しており、その一端部には、ピニオン6が取り付けられている。このピニオン6 には、ハンドル軸8の一端に取り付けられた駆動歯車11が噛合している。この ハンドル軸8の他端には、ハンドル12が取り付けられており、ハンドル12を 回転操作することによって、スプール5は前記駆動歯車11及びピニオン6を介 して回転される。
【0012】 スプール軸3には、ピニオン6との間にクラッチ機構13が設けられており、 ハンドル12の操作によるスプールの釣糸巻取状態と、スプールをフリー回転可 能とする釣糸放出状態に切換えるように構成されている。なお、このクラッチ機 構は、図示されていない操作レバーによって、ON/OFF駆動される。
【0013】 また、スプール軸3の他端部には、スプール5の過回転を防止するように、制 動装置15が設けられている。図に示す制動装置は、磁気型として構成されてお り、スプール5と共に一体的に回転する導電環体17と、この導電環体17を挾 むようにしてN極とS極が対向した一対の磁石20と、を有している。なお、対 向して配される一対の磁石20は、側板1a内に設けられた非磁性体の保持体2 1に、所定間隔をおいて固定される。この構成により、磁界内で回転する導電環 体17内には、渦電流が生じ、フレミングの左手の法則により、導電環体17の 回転方向と逆方向の制動力が発生してスプール5に制動がかけられる。このため 、スプール5が過回転しても、制動装置15によって制動がかけられるため、バ ックラッシュが防止される。なお、制動装置15は、制動力調整機構19を有し ており、スプール5に対する制動力を調整できるようになっている。
【0014】 前記スプール5に巻回された釣糸は、スプール軸3と平行に配されるレベルワ インド装置30を介して放出され、巻取られる。レベルワインド装置30は、前 述した駆動歯車11と噛合するギヤ31を有しており、ハンドル12を回転する ことにより、導糸部32を左右に摺動させて、スプール5に釣糸を均等に巻回さ せる。
【0015】 次に、図1に例示したような両軸受型リールに用いられる、スプールの構成に 付いて説明する。図2は、スプールの一実施例を示す部分横断面図であり、図3 は、図2に示すスプールのA−A線に沿った断面図である。
【0016】 スプール軸3に取り付けられるスプール5には、釣糸が巻回される釣糸巻回胴 部50と、これに巻回された糸の両サイドを規定するフランジ51が形成されて いる。釣糸は、釣糸巻回胴部50の底部と、両サイドのフランジ51とによって 規定される溝状の部分に、レベルワインド装置によって均等に巻回される。
【0017】 この場合、スプールの外径、すなわち、フランジ部分での径を(D)とし、ス プールの釣糸巻回胴部の底部の径を(d)とすると、(D)は50mm以下、 (d/D)は50〜80%となるように、スプールは形成されている。ここで、 (D)を50mm以下としたのは、キャスティング用を考慮して定められた値であ り、(d/D)を50〜80%としたのは、通常の使用状態において、安全を見 込んで常時放出される糸の量(例えば50〜70m 程度)が満足されるように定 められた値である。なお、(D)を50mm以下、(d/D)を50〜80%とし た場合において、スプールの軸方向の幅が異なることにより、釣糸の巻回量に差 が生じるが、安全を見込んで常時放出される釣糸の量は満足された状態にある。 なお、通常、最も使用されるリールサイズを考慮すると、上記(D)は40mm以 下、(d)は20〜30mmの範囲に設定するのがより好ましい。
【0018】 このように設定されたスプールによれば、従来のスプールに比べると、釣糸の 巻回量が減り、従来では死糸となっていた部分がなくなり、その分スプールの軽 量化が図れる。なお、図に示した実施例によれば、スプール5は、さらに軽量化 を図った構成となっている。すなわち、スプール5の軸方向両側から、釣糸巻回 胴部の内部に向けてくり抜いて深状の凹部53を形成しており、その中央部分に おいて、円板状の連結部55で、釣糸巻回胴部50とスプール軸取付部56とを 連結している。この構成によれば、スプールの内部がくり抜かれて、その分、軽 量化が図れる。図に示す構成では、釣糸巻回胴部50とスプール軸取付部56と の間に等間隔で所定数のリブ57を形成してスプールを補強しているが、このよ うなリブが無い構成であっても差支えない。また、図において、符号60は、ス プールに巻回された釣糸の先端を通して、リール本体に設けられた糸止め用の部 材に案内する通し孔を示している。
【0019】 図4は、図2に示したスプール部分の変形例を示す図であり、図5は、図4に 示すスプール部分のB−B線に沿った断面図である。これらの図は、スプール5 の軸方向両側から、釣糸巻回胴部の内部に向けてスプール内部をくり抜いて軽量 化を図る別の変形例を示している。この変形例では、スプール内部は、軸方向両 側から、釣糸巻回胴部の内部に向けてすべてくり抜かれて空所53aを規定して おり、釣糸巻回胴部50とスプール軸取付部56との間を、等間隔で所定数のリ ブ57によって連結している。この構成によれば、さらにスプール5の軽量化を 図ることができる。なお、図に示す構成では、釣糸巻回胴部50とスプール軸取 付部56との間は、8個のリブによって連結されているが、等間隔であれば、こ のリブの個数を減らしても良い。リブの個数を減らすことにより、さらに軽量化 が図れる。
【0020】 図6は、図2に示したスプール部分の別の変形例を示す図である。この変形例 では、スプール5の軸方向一側から釣糸巻回胴部の中央に向けて、すべてがくり 抜かれて空所53bを規定すると共に、他側から釣糸巻回胴部の中央に向けて、 スプール軸取付部56を残してくり抜かれ深状の凹部53を規定している。この ようにスプールを構成することにより、図2に示す構成よりもさらに軽量化が図 れる。
【0021】 図7〜図9は、図1に示す制動装置とは別の制動装置を設けたスプールのさら に別の変形例を示す図であり、図7はスプールの全体的構成を示す図、図8は部 分横断面図、そして、図9は図8のC−C線に沿った断面図である。
【0022】 この変形例では、遠心型の制動装置15aを用いており、スプール軸3と直交 する支軸61と、この支軸に取付けられ、支軸に対してスライドするブレーキカ ラー62とを有している。このブレーキカラー62は、スプール軸3の回転によ る遠心力によって、支軸62に沿って径方向の外側にスライドする。一方、リー ル本体の側板内には、環状のブレーキリング65が設けられており、スプール軸 3の回転が早くなるにつれて、ブレーキカラー62がブレーキリング65と接触 し、スプール軸3の回転に制動をかけるようになっている。本考案においては、 図1に示された磁気型の制動装置に代えて、このような遠心型の制動装置を用い ることも可能である。また、この変形例のスプールにおいても、軸方向両側から 釣糸巻回胴部50の中央に向けて、くり抜かれて深状の凹部53を規定しており 、スプールの軽量化が図られている。
【0023】 図10は、図1に示した両軸受片リールを実際に握持した状態を示している。 リール本体を握持保持する部分80に、例えば、ゴム弾性を有するウレタン糸塗 料を塗布したり、コルク材を固着して処理を施すことにより、あるいは軟質合成 樹脂被覆層としてインサート成形もしくはこれを接着、ピン止め等で一体化する ように処理を施すことにより、ソフトな感覚で滑りにくい握持保持性を得ること ができる。
【0024】 以上、説明した本考案の実施例によれば、以下のような効果が得られる。 (1)不要な下糸が削除されることにより、釣糸巻回層が少なくなることによっ て、釣糸外周の軸方向の糸巻状態が良好となり、スプールの回転バランスが良く なる。このため、釣糸放出時のスプールの高速回転時のノイズ(キャスティング ノイズ)の発生を防止することができる。 (2)スプールにおいて、釣糸巻回量が少なくなるので、釣糸の食い込み現象が 防止され、釣糸放出操作を何の支障もなくスムーズに行え、キャスティング操作 が円滑化する。 (3)不要な下糸が削除されることにより、スプールの釣糸巻回胴部に巻回され る全体の釣糸巻回量が少なくなり、巻回した釣糸によるスプールフランジを軸方 向に押圧する力が弱くなる。このため、スプールの肉厚を薄くすることが可能と なり、スプール強度を維持しながらの軽量化が達成され、この軽量化により釣糸 放出性能が向上する。 (4)釣糸巻回胴部は浅溝形状に構成され、またスプールの両側から釣糸巻回胴 部内に向けてスプール内部をくり抜いたため、通常必要とされる糸巻き量を確保 して不要とされる下糸が削除され、かつスプール自体の軽量化が図られる。これ により、実際の魚釣り操作で使用されるスプール全体の重さが軽量化され、慣性 モーメントが小さくなり、釣糸放出性の向上、及びスプール過回転によって生じ るバックラッシュが防止される。 (5)釣糸が巻回されたスプールの軽量化により、慣性モーメントが小さくなる ため、スプール過回転によるバックラッシュ現象を防止する磁気制動装置の磁石 の大きさを小さくでき、またその数量を減少させることができる。また、遠心型 の制動装置を用いた場合においても、ブレーキカラーの大きさを小さくでき、ま たその数を減少させることができる。この結果、リール全体が軽量化されて魚釣 り操作性が向上すると共にコストダウンを図ることができる。
【0025】 なお、以上説明した両軸受型リールの構成は、図に示した実施例に限定される ようなことはなく、種々変形することが可能である。例えば、図1に示す両軸受 型リールは、一例を示したに過ぎず、図2乃至図9に示したようなスプールは、 種々の形式の両軸受型リールに適用することができる。また、制動装置の部分の 構成についても、図に示したような構成に限られず、他の構成の磁気型、遠心型 の制動装置を用いることができる。さらに、クラッチ機構の構成、スプールの内 部をくり抜く構成についても、種々変形することができる。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、釣糸の放出性が良好な魚釣用両軸受型 リールが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る魚釣用両軸受型リールの、一構成
例の概略を示す図。
【図2】スプールの一実施例を示す部分横断面図。
【図3】図2に示すスプールのA−A線に沿った断面
図。
【図4】スプールの変形例を示す部分横断面図。
【図5】図4に示すスプールのB−B線に沿った断面
図。
【図6】スプールの別の変形例を示す部分横断面図。
【図7】別の制動装置を設けたスプールのさらに別の変
形例を示す図。
【図8】図7に示すスプールの部分横断面図。
【図9】図8に示すスプールのC−C線に沿った断面
図。
【図10】図1に示した両軸受片リールを実際に握持し
た状態を示す図。
【符号の説明】
1…リール本体、1a…リール本体の側板、3…スプー
ル軸、5…スプール、12…ハンドル、13…クラッチ
機構、15,15a…制動装置、17…導電環体、20
…磁石、30…レベルワインド装置、50…釣糸巻回胴
部、51…フランジ、53…深状の凹部、53a…空
所、56…スプール軸取付部、57…リブ、62…ブレ
ーキカラー、65…ブレーキリング。

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール本体の側板間に、釣糸巻回胴部と
    一対のフランジ部とで形成されるスプールを回転自在に
    支持し、このスプールを釣糸巻取状態と釣糸放出状態に
    切換えるクラッチ機構を備えた魚釣用両軸受型リールに
    おいて、 前記スプール外径を(D)、スプールの釣糸巻回胴部の
    底部の径を(d)とした場合、(D)を50mm以下、
    (d/D)を50〜80%にすると共に、前記スプール
    の過回転による釣糸のバックラッシュを防止する制動装
    置を設けたことを特徴とする魚釣用両軸受型リール。
  2. 【請求項2】 前記スプールには、その両側から釣糸巻
    回胴部内に向けて、くり抜きが形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の魚釣用両軸受型リール。
  3. 【請求項3】 前記制動装置は、前記スプールを支持す
    るスプール軸に径方向にスライド移動自在に支持された
    ブレーキカラーと、前記リール本体の側板内に設けら
    れ、ブレーキカラーが摺接するブレーキリングと、を有
    する遠心型の制動装置であることを特徴とする請求項2
    に記載の魚釣用両軸受型リール。
  4. 【請求項4】 前記制動装置は、前記スプールと一体回
    転するように設けられた導電環体と、この導電環体に対
    向するように配された磁石と、を有する磁気型の制動装
    置であることを特徴とする請求項2に記載の魚釣用両軸
    受型リール。
  5. 【請求項5】 リール本体の側板間に、釣糸巻回胴部と
    一対のフランジ部とで形成されるスプールを回転自在に
    支持し、このスプールを釣糸巻取状態と釣糸放出状態に
    切換えるクラッチ機構を備えた魚釣用両軸受型リールに
    おいて、 前記スプール外径を(D)、スプールの釣糸巻回胴部の
    底部の径を(d)とした場合、(D)を40mm以下、
    (d)を20〜30mmの範囲に設定して、 (d/D)を50〜80%にすると共に、前記スプール
    の過回転による釣糸のバックラッシュを防止する制動装
    置を設けたことを特徴とする魚釣用両軸受型リール。
  6. 【請求項6】 前記制動装置は、前記スプールと一体回
    転するように設けられた導電環体と、この導電環体に対
    向するように配された磁石と、を有する磁気型の制動装
    置であることを特徴とする請求項5に記載の魚釣用両軸
    受型リール。
  7. 【請求項7】 前記スプールには、その両側から釣糸巻
    回胴部内に向けて、くり抜きが形成されていることを特
    徴とする請求項6に記載の魚釣用両軸受型リール。
  8. 【請求項8】 前記制動装置は、前記スプールを支持す
    るスプール軸に径方向にスライド移動自在に支持された
    ブレーキカラーと、前記リール本体の側板内に設けら
    れ、ブレーキカラーが摺接するブレーキリングと、を有
    する遠心型の制動装置であることを特徴とする、請求項
    5に記載の魚釣用両軸受型リール。
  9. 【請求項9】 前記スプールには、その両側から釣糸巻
    回胴部内に向けて、くり抜きが形成されていることを特
    徴とする請求項8に記載の魚釣用両軸受型リール。
JP1994011201U 1994-09-08 1994-09-08 魚釣用両軸受型リール Expired - Lifetime JP3008727U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994011201U JP3008727U (ja) 1994-09-08 1994-09-08 魚釣用両軸受型リール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994011201U JP3008727U (ja) 1994-09-08 1994-09-08 魚釣用両軸受型リール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3008727U true JP3008727U (ja) 1995-03-20

Family

ID=43144542

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994011201U Expired - Lifetime JP3008727U (ja) 1994-09-08 1994-09-08 魚釣用両軸受型リール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3008727U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08242730A (ja) * 1995-03-15 1996-09-24 Daiwa Seiko Inc 魚釣用両軸受型リール
JP2013153682A (ja) * 2012-01-30 2013-08-15 Globeride Inc 釣糸巻回用スプールと、このスプールを搭載した魚釣用リール
JP2013153715A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Globeride Inc 釣糸巻回用スプールと、このスプールを搭載した魚釣用リール

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08242730A (ja) * 1995-03-15 1996-09-24 Daiwa Seiko Inc 魚釣用両軸受型リール
JP2013153682A (ja) * 2012-01-30 2013-08-15 Globeride Inc 釣糸巻回用スプールと、このスプールを搭載した魚釣用リール
JP2013153715A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Globeride Inc 釣糸巻回用スプールと、このスプールを搭載した魚釣用リール

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2929517B2 (ja) 魚釣用リールのバックラッシュ防止装置
JPH11253081A (ja) 魚釣用両軸受型リール
US5875986A (en) Fishing reel of double bearing type having improved fishline releasing characteristic
US20170202193A1 (en) Spool for dual-bearing reel
JP2017127234A5 (ja)
JP3008727U (ja) 魚釣用両軸受型リール
US5697567A (en) Casting reel with a spool and a casting edge with a line guide
US3765618A (en) Cane pole reel
EP0839445B1 (en) Spinning reel having a narrow reel body housing
US8695910B2 (en) Fishing reel having externally controllable brake system
JP3159620B2 (ja) 魚釣用両軸受型リール
JP3582687B2 (ja) 魚釣用リ−ルの釣糸案内装置
JPH0529029Y2 (ja)
US5372325A (en) Thumbing ring for fishing reel spools
US20080041999A1 (en) Drag mechanism for a fishing reel
JPS61205433A (ja) フライ・フイツシング用リール
US3817470A (en) Fly fishing reel
US6964387B2 (en) Apparatus for preventing backlash of spool used in baitcasting reel
KR100987115B1 (ko) 스피닝 릴의 스풀 지지구조
JPH10178982A (ja) 魚釣り用両軸受リール
JP2500941Y2 (ja) ドラムリ―ルのブレ―キ装置
JP3438949B2 (ja) スピニングリールの逆転防止装置
JP3610276B2 (ja) 魚釣用両軸受型リール
KR101869967B1 (ko) 낚시용 릴의 스풀 브레이크장치
JP2007174987A (ja) 魚釣用リ−ル