JP3008142B2 - 水膨張性シール材の製造方法 - Google Patents
水膨張性シール材の製造方法Info
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- JP3008142B2 JP3008142B2 JP4309704A JP30970492A JP3008142B2 JP 3008142 B2 JP3008142 B2 JP 3008142B2 JP 4309704 A JP4309704 A JP 4309704A JP 30970492 A JP30970492 A JP 30970492A JP 3008142 B2 JP3008142 B2 JP 3008142B2
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- JP
- Japan
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- water
- sealing material
- swellable sealing
- producing water
- weight
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Graft Or Block Polymers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、断面が全面均一で、高
硬度の水膨張性シール材の製造方法に関する。
硬度の水膨張性シール材の製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、水膨張性シール材の一例として、
水溶性モノマー及びラジカル重合開始剤を未加硫ゴムに
混練し、押出機等により予備成形した後、蒸気加硫缶で
成形することにより製造したものがある。
水溶性モノマー及びラジカル重合開始剤を未加硫ゴムに
混練し、押出機等により予備成形した後、蒸気加硫缶で
成形することにより製造したものがある。
【０００３】しかしながら、上記従来のものは、蒸気圧
と温度とが一義的に決まるため、成形初期に表皮が発泡
し、成形物が２層となり、内外均一の成形物が得られな
い、さらに硬度の可変範囲は４０〜５０度と狭く、高硬
度の成形物が得られないと言う問題点がある。
と温度とが一義的に決まるため、成形初期に表皮が発泡
し、成形物が２層となり、内外均一の成形物が得られな
い、さらに硬度の可変範囲は４０〜５０度と狭く、高硬
度の成形物が得られないと言う問題点がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来の水膨張性シール材の製造方法は、成形
初期に表皮が発泡し、内外均一の成形物が得られない、
さらに硬度の可変範囲はは４０〜５０度と狭く、高硬度
の成形物が得られないことである。
点は、上記従来の水膨張性シール材の製造方法は、成形
初期に表皮が発泡し、内外均一の成形物が得られない、
さらに硬度の可変範囲はは４０〜５０度と狭く、高硬度
の成形物が得られないことである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、スチレンスル
ホン酸ソーダ等の水溶性モノマー及びラジカル重合開始
剤をＮＢＲ等の未加硫ゴムに混練し、押出機等により予
備成形したコンパウンドをオートクレーブ内に封じ込
み、Ｎ2等の不活性ガスを充填し、加熱し、任意の圧力
・温度に保持して成形することを特徴とする水膨張性シ
ール材の製造方法である。
ホン酸ソーダ等の水溶性モノマー及びラジカル重合開始
剤をＮＢＲ等の未加硫ゴムに混練し、押出機等により予
備成形したコンパウンドをオートクレーブ内に封じ込
み、Ｎ2等の不活性ガスを充填し、加熱し、任意の圧力
・温度に保持して成形することを特徴とする水膨張性シ
ール材の製造方法である。
【０００６】
【実施例】実施例について説明すると、水溶性モノマー
として、スチレンスルホン酸ソーダ（東ソー製：スピノ
マーＮａＳＳ）、ポリエチレングリコールジメタクリレ
ート（日本油脂製：グレンマーＰＤＥ）、ラジカル重合
開始剤として、２，２’アゾビス（２ーメチルブチロニ
トリル）（和光製薬製：Ｖ−５９）、１，１’アゾビス
（１ーシクロヘキサンカルボニトリル）（和光製薬製：
Ｖ−４０）、未加硫ゴムとしてＮＢＲ，ＣＲ等の極性を
有するジエン系ゴム、その他ＤＯＰ等の極性可塑剤、シ
リカ、カーボンブラック等の充填剤を、例えば、ＮＢＲ
１００重量部、Ｓｔ／ａｃｉｄ ２重量部、スピノマ
ーＮａＳＳ ８０重量部、、Ｖ−４００．８重量部、Ｄ
ＯＰ ３０重量部、シリカ １０重量部、カーボンブラ
ック１．５重量部、老化防止剤ＭＢ ３重量部を配合し
たものを混練し、押出機等により４ｔ×２０Ｗに予備成
形したコンパウンドをオートクレーブに入れ、真空引き
後、Ｎ2ガスを充填し、任意の圧力に設定した上、１５
０度に昇温し、同じ温度、同じ圧力に２０分保持した
後、降圧し、取り出したものが本発明の水膨張シール材
である。
として、スチレンスルホン酸ソーダ（東ソー製：スピノ
マーＮａＳＳ）、ポリエチレングリコールジメタクリレ
ート（日本油脂製：グレンマーＰＤＥ）、ラジカル重合
開始剤として、２，２’アゾビス（２ーメチルブチロニ
トリル）（和光製薬製：Ｖ−５９）、１，１’アゾビス
（１ーシクロヘキサンカルボニトリル）（和光製薬製：
Ｖ−４０）、未加硫ゴムとしてＮＢＲ，ＣＲ等の極性を
有するジエン系ゴム、その他ＤＯＰ等の極性可塑剤、シ
リカ、カーボンブラック等の充填剤を、例えば、ＮＢＲ
１００重量部、Ｓｔ／ａｃｉｄ ２重量部、スピノマ
ーＮａＳＳ ８０重量部、、Ｖ−４００．８重量部、Ｄ
ＯＰ ３０重量部、シリカ １０重量部、カーボンブラ
ック１．５重量部、老化防止剤ＭＢ ３重量部を配合し
たものを混練し、押出機等により４ｔ×２０Ｗに予備成
形したコンパウンドをオートクレーブに入れ、真空引き
後、Ｎ2ガスを充填し、任意の圧力に設定した上、１５
０度に昇温し、同じ温度、同じ圧力に２０分保持した
後、降圧し、取り出したものが本発明の水膨張シール材
である。
【０００７】作用について説明すると、圧力６キロで得
られた成品は、硬度７０度、断面は全面均一であり、ま
た圧力１キロで得られた成品は、均一なスポンジ構造を
有し、硬度４０度、大きさは６ｔ×２５Ｗであった。得
られた成品の流水下における水膨張率をそれぞれ図１に
示す通りである。
られた成品は、硬度７０度、断面は全面均一であり、ま
た圧力１キロで得られた成品は、均一なスポンジ構造を
有し、硬度４０度、大きさは６ｔ×２５Ｗであった。得
られた成品の流水下における水膨張率をそれぞれ図１に
示す通りである。
【０００８】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため、
蒸気を用いたものと違って、温度・圧力を任意に設定可
能であり、得られた成品の断面が全面均一になり、硬度
も３０〜８０度と広範囲にわたって自由に制御可能であ
る等、従来の製造方法に比べて、優れている。
蒸気を用いたものと違って、温度・圧力を任意に設定可
能であり、得られた成品の断面が全面均一になり、硬度
も３０〜８０度と広範囲にわたって自由に制御可能であ
る等、従来の製造方法に比べて、優れている。
【図１】本発明による水膨張シール材の流水下での水膨
張率を示す関係図である。
張率を示す関係図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｃ０８Ｌ 21/00 Ｃ０８Ｌ 21/00 Ｃ０９Ｋ 3/12 Ｃ０９Ｋ 3/12 (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) C08C 19/28 B29B 11/10 B29C 51/02 C08F 279/02 C08K 5/42 C08L 21/00 C09K 3/10 - 3/12
Claims (1)
- 【請求項１】 スチレンスルホン酸ソーダ等の水溶性モ
ノマー及びラジカル重合開始剤をＮＢＲ等の未加硫ゴム
に混練し、押出機等により予備成形したコンパウンドを
オートクレーブ内に封じ込み、Ｎ2等の不活性ガスを充
填し、加熱し、任意の圧力・温度に保持して成形するこ
とを特徴とする水膨張性シール材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4309704A JP3008142B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 水膨張性シール材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4309704A JP3008142B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 水膨張性シール材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06136005A JPH06136005A (ja) | 1994-05-17 |
| JP3008142B2 true JP3008142B2 (ja) | 2000-02-14 |
Family
ID=17996284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4309704A Expired - Lifetime JP3008142B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 水膨張性シール材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3008142B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9656635B2 (en) | 2010-06-21 | 2017-05-23 | Valeo Systèmes d'Essuyage | Screen wiper having an integral spraying device |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107746440B (zh) * | 2017-09-26 | 2020-03-31 | 沈阳化工大学 | 一种磺化杜仲胶制备方法 |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP4309704A patent/JP3008142B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9656635B2 (en) | 2010-06-21 | 2017-05-23 | Valeo Systèmes d'Essuyage | Screen wiper having an integral spraying device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06136005A (ja) | 1994-05-17 |
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