JP3007735U - 折り曲げ可能な無線電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 取り付けるものに合わせて曲げ角度を調節す
る事により安定した取り付けができる無線電話装置を提
供する。 【構成】 無線機本体を分割ユニット送信機１、受信機
２、制御器３にして折り曲げ可能な無線機台板８に取り
付ける。取り付ける対象物に合わせて無線機台板を曲げ
て取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は。曲げることのできる無線機台板に取り付けた無線電話装置に関す るものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の無線電話装置は、据え置き形、車載形、携帯形などがあるが、操作部分 を分離したり、見易くするために表示部分の角度を変える事が出来るものであり 、無線機自体の形を変えられるものではなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは、次のような欠点があった。 （イ）操作部分を分離するためには、接続ケーブルが必要であり特に携帯形の場 合は、身体に巻きついたり、 又作業する物にからんだりして、作業性を下げた り危険な場合があった。 （ロ）保護帽などに装着した場合は脱着するとき、ケーブルの接続をその都度、 外さなければならなかった。 （ハ）空中線が保護帽などより出ているので、狭い場所での作業では、邪魔にな った。 （ニ）身体につけた無線機本体が、動作の邪魔になった。

【０００４】

【課題を解決する手段】

無線電話装置本体を、ユニットごとに分割（１）、（２）、（３）、して無線 機台板（８）に取り付けている為、ユニット接続部の無線機台板（８）を取り付 けようとする物に合わせて曲げられる為、どんな物にも安定した取り付けができ る。

【０００５】

【作用】 無線電話装置を、目的の物に取り付け、制御部（５）で電源のＯＮ−ＯＦＦ、 送受信の操作を行なうことにより、無線送受信機（１）、（２）、（３）、が作 動し、空中線（７）より電波が発射され、又は受信され送受話器（６）を通じて 、通話ができる。

【０００６】

【実施例】

本考案の無線電話装置を、保護帽に組こんだ実施例について述べる、無線送受 信機（１）、（２）、（３）、空中線（７）、電源（４）を組込んだ保護帽に装 着する衝撃吸収材（９）を、保護帽内に後から取外しができるように端の方を４ 箇所位、両面テープなどで固定する。送受話器（６）は保護帽側面に金具などで 取付ける。制御部（５）は保護帽のツバに両面テープで取付ける。 （イ）制御部（５）の電源スイッチをＯＮにし、周波数の設定の必要な場合は、 周波数を合せ、通話試験を行なって動作の確認をする。 （ロ）保護帽（１０）をかぶり制御部（５）の、送受切換スイッチを操作して通 話する。

【図１】

【０００７】

【考案の効果】

本考案の無線電話装置を、保護帽に組み込んだ場合の効果について述べる、保 護帽の衝撃吸収材（９）の中に無線送受信機（１）、（２）、（３）、と空中線 （７）を組込むことにより、接続ケーブルが不要になり、作業者が作業する上で の邪魔な要因がなくなり、危険性も減少し、不便さも解消する。 （イ）空中線が、作業の邪魔になったり 、ケーブルのからみがなくなる。 （ロ）保護帽脱着時のケーブルの接続の手間がいらない。 （ハ）ケーブル接続コネクターの接触不良による故障がない。 （ニ）身体に付ける無線機がないので動作がらくになる。 以上のような効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図で保護帽に組込んだ状態を示
す。

【図２】本考案の斜視図である。

【図３】本考案の部分説明図である。

【符号の説明】

（１）送信機 （２）受信機 （３）制御器 （４）電源 （５）制御部 （６）送受話器 （７）空中線 （８）無線機台板 （９）衝撃吸収材 （１０）保護帽

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 無線機台板（８）に送信機（１）、受信
   機（２）、制御器（３）をユニット毎に分割して取り付
   け円形のものや、平坦でないものにも、その物に合わせ
   て無線機台板（８）を曲げる事により、安定した取り付
   けができる。このように曲げることのできる無線機台板
   （８）に取り付けた構造の無線電話装置。