JP3006924U - 除塵装置のバフラー - Google Patents

除塵装置のバフラー

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JP3006924U JP1994008762U JP876294U JP3006924U JP 3006924 U JP3006924 U JP 3006924U JP 1994008762 U JP1994008762 U JP 1994008762U JP 876294 U JP876294 U JP 876294U JP 3006924 U JP3006924 U JP 3006924U
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昭次 赤松
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株式会社赤松電機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】除塵装置全体の小型化と、効率の良い液化と、
その液化された被処理物の排出とを効果的に行えるバフ
ラーを提供する。 【構成】ケーシング1内に被処理気体の処理経路を構成
し、この処理経路中に吸引ファン33を設けるととも
に、吸引ファン33よりも被処理気体流れ方向の上手側
に、前記ケーシング1に形成の被処理気体の吸気口4に
対面する状態でバフラーユニット10を設け、このバフ
ラーユニット10を、硬質板製の皿状の受け面12Aを
有した障壁体12と、その受け面12Aの前面側に設け
た金属製フィラメントの集合体からなる第1フィルター
13とで構成するとともに、前記障壁体12の受け面1
2Aの外周縁部に、前記吸気口4から導入されて受け面
12Aに衝突した被処理気体の半径方向外方側への逃げ
出しに抵抗を与える環状のフード12Bを設け、かつ、
前記環状のフード12Bの下端側周面には、下方側に設
けられたドレン室15に連なる排出孔14が形成されて
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、オイルミストや油煙、あるいは塵埃を含む気体や霧状気体などの被 処理気体を処理対象として、被処理気体中から塵埃を除去するための除塵装置に 用いるバフラーの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の除塵装置としては、従来より下記の[1] に記載のものが知られている 。 [1] ケーシング内に被処理気体の処理経路を構成し、この処理経路中に吸引ファ ンを設けるとともに、吸引ファンよりも被処理気体流れ方向の上手側に、前記ケ ーシングに形成の被処理気体の吸気口に対面する状態で偏平板状のジャマ板を設 け、そのジャマ板よりも流路下手側に前フィルターを設け、前記ジャマ板に衝突 して滴下したオイルミストは自重でドレン室に供給するように構成し、そのジャ マ板部分を通過した被処理気体は前フイルターを介して吸引ファン側へ通過させ るように構成したものが知られている(例えば、特開平1−107823号公報 参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記[1] に記載の従来技術によれば、オイルミストに偏平板状のジャマ板の衝 突による衝撃を与えて油滴化するとともに、そのジャマ板部分を通過したオイル ミストの油分や塵埃を前フイルターで捕捉するように構成されているものである から、次のような問題があった。 すなわち、オイルミストはジャマ板に対して高速で衝突するほど油滴化の効率 は高いが、ジャマ板に対する衝突速度が高いほど、ジャマ板と前フィルターの距 離は充分にとっておかないと、ジャマ板によって遮られた気流が前フィルターの 中心部にまで廻り込まず、つまり、ジャマ板の存在によって前フィルターの中心 部が実質的に遮蔽された状態となって、周辺部のみの通過を余儀なくされる結果 、早期のうちに目詰まりを生じ易い。このため、前記従来構造のものでは、ジャ マ板と前フィルターとの間隔が比較的大きくなりがちであり、装置全体の小型化 の弊害となっていた。 また、ジャマ板に衝突して油滴化されたオイルミストも、その総てが以後の処 理系から除去されるとは限らず、特にジャマ板の周辺に衝突して油滴化されたオ イルミストの粒子はそのまま気流に乗って後方の前フィルターにまで飛散し、前 フィルターに付着する可能性があった。 本考案の目的は、除塵装置全体の小型化と、効率の良い液化と、その液化され た被処理物の排出とを効果的に行えるバフラーを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために講じた本考案による除塵装置のバフラーについての 技術手段は、ケーシング内に被処理気体の処理経路を構成し、この処理経路中に 吸引ファンを設けるとともに、吸引ファンよりも被処理気体流れ方向の上手側に 、前記ケーシングに形成の被処理気体の吸気口に対面する状態でバフラーユニッ トを設け、このバフラーユニットを、硬質板製の皿状の受け面を有した障壁体と 、その受け面の前面側に設けた金属製フィラメントの集合体からなる第1フィル ターとで構成するとともに、前記障壁体の受け面の外周縁部に、前記吸気口から 導入されて受け面に衝突した被処理気体の半径方向外方側への逃げ出しに抵抗を 与える環状のフードを設け、かつ、前記環状のフードの下端側周面には、下方側 に設けられたドレン室に連なる排出孔が形成されている点にある。
【0005】
【作用】
上記の技術手段を講じたことによる作用は次の通りである。 すなわち、被処理気体の処理経路中で、吸引ファンよりも流路上手側に設けら れるバフラーユニットを、硬質板製の皿状の受け面を有した障壁体と、その受け 面の前面側に設けた金属製フィラメントの集合体から構成したので、単なる偏平 板状のバフラーよりも被処理気体に対する接触面積の大きい衝突面を構成するこ とができ、しかも、衝突後の液化物の逃げを抑制しやすい。 そのうえ、前記障壁体の受け面の外周縁部に、前記吸気口から導入されて受け 面に衝突した被処理気体の半径方向外方側への逃げ出しに抵抗を与える環状のフ ードを設けたので、一旦、前記受け面に衝突して流動方向を放射方向に変更させ られた被処理気体の受け面外周縁を越えての放射方向への逃げだしが規制され、 これによって前記環状フード付近の動圧が高められることになる。 そして、前記環状のフードの下端側周面には、下方側に設けられたドレン室に 連なる排出孔が形成されているので、その環状フード付近に吹き寄せられた液化 物が前記排出孔からドレン部へ、衝突風の動圧によって効率よく排出される。 また、前記環状フードを越えて障壁体の裏面側に回り込む被処理気体は、抵抗 の大きい環状フードの存在によって、多量の渦流を伴う乱流となり、減速されて 障壁体の裏面側に充分回り込むので、後続のフィルターなどを障壁体に比較的近 接させて配置しても、そのフィルターなどによる処理を通路の全体にわたって効 果的に行える。
【0006】
【考案の効果】
従って、本考案によれば、バフラーユニットとして障壁体の受け面の前面に金 属製フィラメントの集合体を設けて、被処理気体に対する衝突面積を増やすこと により、衝突による液化の促進と、液化した物質の捕捉効果を向上させ得るもの であり、さらに、その受け面の周縁に環状フードが設けてあるので、障壁体の受 け面を越えて放射方向に拡散しようとする被処理気体に、その拡散方向への抵抗 を与え、環状フード周縁での動圧を高める。その結果、衝突によって液化した物 質の拡散を防止するとともに、下方の排出孔からの前記液化した物質の排出を被 処理気体の動圧を利用して効果的に行える。 また、環状フードを越えての障壁体裏面側への被処理気体の回り込みを確実に 行わせて、後続のフィルターなどを充分障壁体に近づけて配置することができ、 装置全体の小型化にも有効である。
【0007】
【実施例】
以下に、本考案の実施例を図面の記載に基づいて説明する。 本考案の除塵装置は、ケーシング1の内部に、被処理気体を通過させる途中で 塵埃を除去処理する処理経路を備えたものであり、その処理経路には、吸気口4 から吸引導入された被処理気体中の比較的粗大な塵埃を除去処理する前処理部5 と、その前処理部5を通過した気体に遠心力を与えて被処理気体中の中程度の塵 埃を除去処理する中間処理部6と、その中間処理部6を通過した気体中の微細塵 埃を除去処理する最終処理部7とを設けてある。
【0008】 前記ケーシング1は、内部に前処理部5を内装する前処理ケース2と、中間処 理部6と最終処理部7とが内装される本体外装ケース3との組み合わせて構成さ れ、前処理ケース2は本体外装ケース3に対して着脱自在に構成されている。
【0009】 前記前処理ケース2に内装される前処理部5は、前処理ケース2前面に形成の 被処理気体の吸気口4に対面する状態で設けられたバフラーユニット10と、そ の背面側に設けられたルーバーユニット11との組合せで構成されている。
【0010】 前記バフラーユニット10は、金属板製の浅底皿状の障壁体12の前面側に被 処理気体と衝突する受け面12Aを備え、この受け面12Aに金属製フィラメン トの集合体からなる第1フィルター13を貼着して構成されている。この障壁体 12は、その受け面12Aの外周部に環状フード12Bを設けてあって、前記吸 気口4から導入された被処理気体が前記浅底皿状の壁面で構成される受け面12 Aに衝突した際、その被処理気体が半径方向外方側へ逃げ出すのに抵抗を与える ように構成されている。また、前記環状フード12Bのうちの下端側周面には、 下方側への被処理気体の移動を許す排出孔14が形成されており、前記受け面1 2Aに衝突した被処理気体の動圧が下向きに作用するように構成されている。 これによって、前記受け面12Aに衝突した被処理気体中のオイルミストの大 きめの粒子や粗大塵埃が前記第1フィルター13に捕捉され、かつ、その第1フ ィルター13に捕捉されているオイルミストに対して前記被処理気体の下向きの 動圧によって積極的に前記排出孔14から排出されるように構成されている。 そして、前記障壁体12の受け面12Aの下方には、前記排出孔14を出たオ イルミストや塵埃を含む流下廃棄物質を下方の第1ドレン室15に導く連通孔1 6が形成されており、第1ドレン室15の底面にはドレン15Aが設けられてい る。尚、前記障壁体12の脚部12Cは前処理ケース2の底部側で前記第1ドレ ン室15の天板を兼ねる取り付け板17を介して前処理ケース2に一体に接合さ れている。
【0011】 このバフラーユニット10での被処理気体の流れ状態を示すと図1及び図3の 説明図のようになる。つまり、図1及び図3に示すように障壁体12の受け面に 衝突した被処理気体は、矢印のように放射方向に拡散し、その流れが環状フード 12Bで堰止められると、環状フード12Bに沿って下方への流れるものと環状 フード12Bを乗り越える流れとに分かれる。 そして、前記環状フード12Bに沿う被処理気体の流れは、図1及び図3に示 すように、環状フードの下端部近くに設けられた排出孔14から下方のドレン室 15に流れる。環状フード12Bを乗り越えた流れは、そのまま後方への流れと 障壁体12の裏面側に回り込む流れとになる。
【0012】 前記ルーバーユニット11は、図4乃至図6に示すように、前処理ケース2の 天井壁から第1ドレン室15の天板を兼ねる前記取り付け板17上面とにわたる 上下長さと、前処理ケース2の左右横幅の全体にわたる横幅寸法とを有した外枠 18内に、前処理ケース2内の断面全体にわたる面積を有した状態に格子状ルー バー19と、デミスター20と、樋状ルーバー21と、スポンジフィルター22 とを、層状に組み込んで構成されている。
【0013】 前記格子状ルーバー19は、図5及び図6に示すように、金属製板材の板面を 所定幅で一定方向に打ち出し成形して、その板面の全体にわたって多数の通気孔 23と打ち出し突片24とを形成した複数枚のヨロイ状板材19A,19B,1 9Cで構成されている。 前記ヨロイ状板材19A,19B,19Cのうち、最も前面側に位置する第1 ヨロイ状板材19Aは前記外枠18と一体に成形されている。そして、次段の第 2ヨロイ状板材19Bが、その通気孔23の長手方向を前記第1ヨロイ状板材1 9Aの通気孔23の方向に対して直交する状態に形成され、さらに、その次の段 の第3ヨロイ状板材19Cの通気孔23が直前の第2ヨロイ状板材19Bの通気 孔23に対してやはり直交するように形成されている。尚、前記打ち出し突片2 4の突出方向は、総て被処理気体の通過方向の下手側に向けて突出させてあり、 この実施例では、最も前面側の第1ヨロイ状板材19Aの打ち出し突片24が斜 め下向きに突出して被処理気体を斜め下方に案内し、中間の第2ヨロイ状板材1 9Bの打ち出し突片24が左斜め横側方に突出して被処理気体を左斜め側方に案 内し、最後部の第3ヨロイ状板材19Cの打ち出し突片24が斜め上方に突出し て被処理気体を斜め上方に案内するように構成されている。
【0014】 前記最後部の第3ヨロイ状板材19Cの背部、スポンジフィルター22の背部 に設けられるのデミスター20は、5mm程度の網目を有した金属製網材で通気 性に富むように構成されている。
【0015】 前記樋状ルーバー21は、ケーシング1内の処理経路中を通過する被処理気体 に接触して、その流動方向を変更するように、被処理気体の上手側と下手側との 夫々に、断面コの字型の多数の導風案内体25,26を、互いにコの字の開放側 が向き合う状態で、かつ、面方向で位置ずれさせて配設することにより構成して ある。 そして、夫々の導風案内体25,26は、前記外枠18の上下両端部の内面に 設けたブラケット18Aに対して挿抜及び固定自在に装着された棒状の取付固定 具27と、その取付固定具27に対して各別に着脱自在に装着された布様フィル ター28とから構成されている。 この布様フィルター28は、無端帯状あるいは両端部に袋状部を有した帯状に 構成され、前記取付固定具27への装着によって断面コの字状に配設され、樋状 ルーバー21の被処理気体に対する案内面を構成する。そして、この案内面に接 触する前記被処理気体のうちの一部の通過を許す通気性と、接触する被処理気体 中の塵埃を付着させる捕集機能とを備えている。 この通気性と塵埃の捕集機能を実現するために、具体的には、この布様フィル ター28をポリエステルの不織布で構成している。
【0016】 前記スポンジフィルター22は、前記金属網製のデミスター20よりは目の細 かいフィルター材であるが、充分な通気性を有している。 前記スポンジフィルター22のさらに背面側には、前記外枠18の後面を構成 する縦横の桟部材29を備えたルーバー蓋30が設けられ、外枠18に内装され ている前記格子状ルーバー19、布様フィルター28及びスポンジフィルター2 2等の背面側への外れ落ちを阻止する状態で外枠18に位置固定されている。
【0017】 上記のように構成されたルーバーユニット11は、前処理ケース2の天井板2 Aを取り外す、あるいは開放姿勢とすることによって、前処理ケース2内から前 記外枠18ごと全体を抜き出すことができる。
【0018】 前記本体外装ケース3は、その内部に上下方向に大きな空間を有する縦型前部 室31と左右方向に長い横型後部室32とを備えている。 そして、縦型前部室31内には、吸引ファン33が配設され、その吸引ファン 33の外周部にドラム状の吸着フィルター34が配設されているとともに、縦型 前部室31と横型後部室32との境界に、これら両室31,32を仕切る状態で セパレートデミスター35を設けて中間処理部6が構成されている。また、横型 後部室32にはファイナルフィルター36が配設された最終処理部7が設けられ ている。
【0019】 前記中間処理部6の吸引ファン33は、ボス部37の周部に一体に連設された 回転円板38の前面側に多数の起風羽根39を立設し、かつ、各起風羽根39の 突出前端側を円錐形の環状案内板40で一体に連結してある。また、前記回転円 板38の後面側には、突出量の少ない補助起風片41が形成され、この補助起風 片41によって、本体外装ケース3の前記ボス部37を挿通するための挿入用開 口42から小量の外気を吸引導入するように構成されている。 この吸引ファン33は、処理対象の被処理気体の性状にもよるが、通常300 0〜4000rpm程度で用いられるのが好ましい。 前記吸引ファン33の外周部には、環状の網材からなるドラムフィルター支持 枠43の外側に、目の粗いものから順に目の細かいものが並ぶように、筒状の発 泡フォーム材からなる三層のドラム状の吸着材44,45,46が設けてある。 前記ドラムフィルター支持枠43は、4本の取り付け脚47を備えて前記前処理 ケース2の後面側の内壁48にボルト止めしてある。この取り付け状態で、前記 ドラム状の吸着材44,45,46は、前記内壁48及び前記セパレートデミス ター35を設けた後方側のケーシング縦壁部分50の何れからも離反した状態で 固定されることになり、それら両壁を伝う油滴化されたオイルミストとの直接接 触を避けられるように構成されている。
【0020】 前記セパレートデミスター35は、縦型前部室31と横型後部室32とを仕切 る縦壁部分50に、前記両室31,32を連通する通気開口51を形成し、その 通気開口51部分の全面にわたって金属繊維製の薄板状部材を配設することによ って構成している。このセパレートデミスター35は、前記両室31,32を仕 切る縦壁部分50を伝う油分や、被処理気体中の残留オイルミスト、あるいは残 留塵埃が横型後部室32内に流れこむことを抑制するためのものである。 前記縦型前部室31の底部に相当する箇所には、前記セパレートデミスター3 5を設けた通気開口51よりも下方に位置させて第2ドレン室52を設けてあり 、その第2ドレン室52の上面は前記セパレートデミスター35よりも下位に位 置させて仕切り部材53が設けられている。この仕切り部材53は、前記セパレ ートデミスター35を通過しなかった物質の第2ドレン室52側への通過を許す ように、前記セパレートデミスター35よりも目の粗いパンチングメタルなどで 構成されている。
【0021】 前記横型後部室32内には、電石フィルターと呼ばれる直径1ミクロン程度の きわめて微細な繊維で作られた布状のフィルターエレメント36aを、被処理気 体の流れ方向に沿う状態で多数配設して構成したファイナルフィルター36を設 けてあり、そのファイナルフィルター36のフィルターエレメント36aの間に 被処理気体を通過させて、残留する僅かなオイルミストや微細な塵埃もほぼ完全 に除去するための最終処理部7を構成してある。 この横型後部室32の天井部には、処理済みの被処理気体を排出する上向きの 排気口8が形成してあり、その横側方には、前記吸引ファン33を駆動するため の電動モータ9が載置固定されている。 また、この横型後部室32の底面側には、前記セパレートデミスター35の裏 面側に付着した油分や、この横型後部室32の内壁に付着した油分などを排出す るための第3ドレン室54が設けられるとともに、その第3ドレン室54の上面 を形成するパンチングメタル55が設けられている。 前記横型後部室32の後面側には、前記ファイナルフィルター36を出し入れ 可能な後部開口56が形成され、その後部開口56を蓋する蓋部材57が開閉自 在に設けてある。
【0022】 〔別実施例〕 (1) 前記障壁体12の受け面は、単なる偏平面に限らず、中央部ほど凹入ある いは凸曲する球面状や、偏平な受け面に多数の凹凸を形成したものであってもよ い。 (2) 前記環状フード12Bは、吸気口方向からみて完全な円形である必要はな く、楕円形状や方形、菱形など、必要に応じて適宜形状変更可能である。 (3) 環状フードの受け面からの突出高さは、被処理流体の速度や、後方のフィ ルターなどとの相関関係に応じて適宜変更可能である。
【0023】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】除塵装置の全体を示す断面図
【図2】除塵装置の全体を示す分解斜視図
【図3】バフラーユニットの作用説明図
【図4】バフラーユニット付近の拡大断面図
【図5】ルーバーユニットの水平方向での部分断面図
【図6】ルーバーユニットの一部切り欠き背面図
【符号の説明】
1 ケーシング 4 吸気口 10 バフラーユニット 12 障壁体 12A 受け面 12B 環状のフード 13 第1フィルター 14 排出孔 15 ドレン室 33 吸引ファン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシング(1)内に被処理気体の処理経
    路を構成し、この処理経路中に吸引ファン(33)を設
    けるとともに、吸引ファン(33)よりも被処理気体流
    れ方向の上手側に、前記ケーシング(1)に形成の被処
    理気体の吸気口4に対面する状態でバフラーユニット
    (10)を設け、 このバフラーユニット(10)を、硬質板製の皿状の受
    け面(12A)を有した障壁体(12)と、その受け面
    (12A)の前面側に設けた金属製フィラメントの集合
    体からなる第1フィルター(13)とで構成するととも
    に、 前記障壁体(12)の受け面(12A)の外周縁部に、
    前記吸気口(4)から導入されて受け面(12A)に衝
    突した被処理気体の半径方向外方側への逃げ出しに抵抗
    を与える環状のフード(12B)を設け、 かつ、前記環状のフード(12B)の下端側周面には、
    下方側に設けられたドレン室(15)に連なる排出孔
    (14)が形成されている除塵装置のバフラー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009142770A (ja) * 2007-12-14 2009-07-02 Fulta Electric Machinery Co Ltd 浮遊ミスト捕捉機と、この浮遊ミスト捕捉機を利用した工場、建屋のオイルミスト捕捉方法

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