JP3006650B2 - 透明テープ終端部検出機構を有する電線集束装置 - Google Patents
透明テープ終端部検出機構を有する電線集束装置Info
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Description
機構を有する電線集束装置に関する。
ート等の長尺体を巻いたドラムを回転させて連続的に前
記長尺体を送り出す工程においては、長尺体の走行部に
感圧スイッチを設けて、長尺体にかかる張力を常時検出
するようにしておき、長尺体が切断したり、長尺体の終
端部がドラムから外れて長尺体にかかる張力が開放され
た時点で、感圧スイッチからの信号によってその切断ま
たは終端部の到来を検出するようにしたものが提案され
ている。
報には、図10に示すように、テーブルaの後端部に感
圧スイッチbを配設してロール紙cの終端部の到来を検
出するようにした検出装置が記載されている。
196511号公報に記載された電線集束装置におい
て、電線の集束に用いる粘着テープの終端部の到来を検
出する上記のような感圧スイッチを適用することも考え
られる。図11に示す電線集束装置は、上下一対のテー
プドラムd、d′に張設された粘着テープe、e′間に
供給された電線束fが位置Rから位置Lに向かって移送
される過程において、粘着テープe、e′で挟持された
電線束fに対し上下から押圧力を加えることにより、粘
着テープe、e′の粘着力によって電線束fを接着して
集束するようにしたものである。
テg、g′を設け、粘着テープe、e′が正常に繰り出
されている状態においては、粘着テープe、e′にかか
る張力によって感圧スイッテg、g′はオン(on)の
状態となるように設定し、たとえばテープドラムdに巻
かれた粘着テープeが無くなると、図12に示すよう
に、粘着テープeの終端がテープドラムdから外れ、粘
着テープeの張力が解除されて感圧スイッテgがオフ
(off)となり、粘着テープeの終端の到来を知らせ
る信号が発せられるようにすることが考えられる。
部には、テープドラムdに巻き付けるために粘着剤が塗
布されていない巻込用紙などが付加されているので、粘
着テープeが終了しても巻込用紙がテープドラムdから
外れない状態においては感圧スイッテg、g′がオフと
ならず、巻込用紙がそのまま供給されて工程および製品
に障害が発生する問題点がある。
点に着目してなされたもので、終端部検出のために発光
素子と受光素子とを用いることにより、透明テープの終
端部が確実に検出でき、工程の信頼性および生産性の向
上に役立つ透明テープ終端部検出装置を有する電線集束
装置を提供することを課題とする。
め、本発明は、所定の本数の製品を受けるための製品受
と、透明テープを捲回してなる一対のテープドラムと、
前記テープドラムに対し前記製品受と反対側に位置して
対向する一対の押型と、製品束を移送するための製品束
移動部とから成る電線集束装置において、前記押型と前
記テープドラムとの間に、前記押型によって先端部が重
ね合わされた状態で前記テープドラムから繰り出される
透明テープに対して光が透過するように発光素子と受光
素子とを配設し、前記受光素子の出力の変化により透明
テープの終端部の検出を行うようにしたことを特徴とす
る。
に、押型によって先端部が重ね合わされた状態でテープ
ドラムから繰り出される透明テープに対して光が透過す
るように発光素子と受光素子とを配設しているため、透
明テープに接続された不透明の部分(巻込用紙など)が
到来した時点で、受光素子の受光量の変化に伴う出力変
化によって不透明の部分が検出できる。したがって、走
行テープの張力に変化が無くとも透明テープの終端部の
検出が可能となり、透明テープの終端が確実に検出でき
る。
置Mの説明図である。電線集束装置Mは、図中右側に製
品移送部1を有し、端子金具の圧着された電線即ち製品
wを搬送爪2で把持して図中Rの位置に搬送するように
している。図中Rの位置には、搬送爪2の上方に昇降自
在でかつ搬送爪2の移動方向と直交すして移動可能に設
けられた製品の払出し爪3が設けられており、ここで搬
送爪2が開放すると同時に払出し爪3が下降して製品w
を持ち上げ、仮束ね装置4側に移動し、製品受け4a上
において把持子3aを開放して製品wを製品受け4aに
載置する。
製品束移動部5を有し、製品束移動部5には、取付け基
板18を上部ヘッド19に横設した案内ロッド20に対
しスプロット21、21′の回転で駆動されるチェーン
22に固定することにより移動自在に設け、取付け基板
18には製品束移動爪16が昇降自在に取り付けられて
いる。
ば50本、100本等)たまった時点で、製品束移動部
5の製品束移動爪16をスプロット21、21′の作動
により案内ロッド20に摺動自在に装着した取付け基板
18に昇降自在に取り付けた製品受け4a上に移動させ
る。次いで、シリンダー23により製品束移動爪16を
下降させて把持子17、17により製品束Wを把持した
後上昇させる。
束移動爪16を本体6側(図中左方向)へ移動させる
と、図3に示すように、製品束Wはドラム7、8間に張
設された粘着テープT1 、T2 間を横切るように移動
し、図4に示すように、透明テープT1 、T2 を上下の
押型10、10′間に引き込んだ状態となる。
有するいわゆる粘着テープであり、互いの粘着面を対向
させて、ピン9によりそれぞれ回転自在に支持されたド
ラム7、8から連続的に繰り出されるように捲回されて
いる。ドラム7、8から引き出された透明テープT1 、
T2 は、その末端部は互いに接合され、透明テープT 1
とT2 との間において製品束Wを包括するようにしてい
る。
7、8の近傍、すなわち、押型とテープドラムとの間に
は、透明テープT1 、T2 の終端部を検出するため、後
述する受光素子25と発光素子26が、それぞれ本体6
に立設された支持脚(図示せず)に設けられている。透
明テープT1 、T2 を上下の押型10、10′間に引き
込んだ状態で、図5に示すように、押型10、10′を
シリンダー11によって作動させると、製品束Wは透明
テープT1 、T2 により被包されつつクッション部材1
2、12′の凹部13、13′間に挟持されると共に透
明テープT1 、T2 が圧着され互いに密着する。このと
き、テープカッタ14がカッタ受けに嵌入すると同時に
透明テープT1 、T2 を切断する。したがって、押型に
よって先端部が重ね合わされた状態で透明テープT 1 、
T 2 がテープドラムから繰り出されるので、重ね合わさ
れた透明テープT 1 、T 2 に対して光が透過するように
受光素子25と発光素子26とが配設されるようにな
る。
0′を上下に開き、製品束移動爪16を搬送コンベヤ2
4側に移送させ、把持子17、17′をすることによ
り、透明テープT1 、T2 で集束された製品束Wを搬送
コンベヤ24によって所定の位置に運ぶようにしてい
る。
出する受光素子25と発光素子26について説明する。
受光素子25は、受光トランジスタを用い、発光素子2
6として用いた発光ダイオードの光軸27上に固定され
ている。発光素子26から発せられた光は、透明テープ
T2 およびT1 を透過して受光素子25に到達するが、
そのとき透明テープT1 、T2 の光透過度によって受光
素子25の受光量が決定される。
明テープT1 、T2 の終端部にテープ巻芯29に巻き込
むための不透明な巻込用紙28が接続されている場合
は、透明テープT1 、T2 が矢印方向に引き出されて終
端部の巻込用紙28が発光素子26から発する光軸27
を遮断すると、受光素子25の受光量が激減する。そこ
で、予め設定した受光量の基準値と比較し、基準値以下
になると受光素子25に接続されたリレー30を介して
出力が得られるように回路を設定することにより、透明
テープT1 の終端部を検出することができる。透明テー
プT2 も透明テープT1 と同様であり、光軸27は透明
テープT1 およびT2 を透過するように設定してあるの
で、透明テープT1 、T2 のいずれか一方の終端部が到
来した時点でその終端部を検出し、装置の運転停止およ
び新規テープの交換の指示を行うようにすることができ
る。
る透明テープT1 、T2 の終端部検出信号に基づく上記
各機構の動作例F1 を示したフローチャートである。前
述のように、製品受け4aに製品wがその設定本数(た
とえば50本)たまった時点で、製品wを把持した製品
束移動爪16が駆動され、透明テープT1 、T2 を引込
みながら、図2に示す位置Aから位置Bに移動する(図
3参照)。停止位置Bが確認されると、製品束移動爪1
6が停止し、押型10、10′が駆動され、製品wが集
束される。そして、製品束移動爪16が位置Bから位置
Cへ駆動され、位置Cで製品束移動爪16が停止する
が、このときストップフラグの有無によって透明テープ
T1 、T2 の供給が正常か否かを判断して次の動作が決
定される。
行われる。すなわち、動作例F1 においては、割込処理
として、前記受光素子25からのオフ信号が1秒以上継
続した時点において、テープの欠品表示とストップフラ
グの掲示を行うようにし、オフ信号が1秒継続しない場
合は、正常動作を継続するように設定している。
続した場合は、透明テープT1 またはT2 の終端部に接
続された巻込用紙28が到来したものとみなして新規の
透明テープに交換するように表示がなされるようにして
いる。上記の動作例においては、オフ信号の継続時間を
1秒以上に設定しているが、この時間設定は、透明テー
プT1 、T2 の走行速度すなわち製品束移動爪16の移
動速度で決定すべき時間であり、装置の運転速度全体か
ら適切な時間を設定すればよい。
例F2 を示すフローチャートである。動作例F2 は、動
作例F1 における割込処理を受光素子25のオン信号が
遮断された時点において、製品束移動爪16の位置を確
認することにより、正常動作の継続またはテープ欠品の
表示の判断を行うようにしている。
すように、製品束移動爪16が位置Aから位置Bに移動
する中間に位置Dを設定し、受光素子25のオン信号が
遮断された時点において、製品束移動爪16が位置Dを
通過しているか否かの判断を行うようにしている。すな
わち、受光素子25のオン信号が遮断された時点におい
て、製品束移動爪16が位置Dを通過している場合は、
テープ欠品表示はするが、製品束の集束工程は継続され
る。製品束移動爪16が位置Dを通過していない場合
は、テープ欠品表示とストップフラグの掲示が行われ
る。
設定することにより、受光素子25のオン信号が遮断さ
れた時点において、透明テープT1 、T2 が製品束の集
束工程に必要とする十分な長さが供給されるときは、そ
のまま集束工程の運転を続けるようにして透明テープの
無駄を省くようにしたものである。したがって、位置D
の設定は、製品束の大きさ、製品束移動爪16の移動速
度等によって適切な位置が決定されるが、製品束移動爪
16の移動速度から算出した時間で設定するようにして
もよい。
色透明に限らず、赤、青等任意の色に着色された透明テ
ープであってもよい。
の間に、押型によって先端部が重ね合わされた状態でテ
ープドラムから繰り出される透明テープに対して光が透
過するように発光素子と受光素子とを配設しているた
め、受光素子の受光量の変化によって透明テープに接続
された巻込用紙などの不透明の部分が検出できるので、
走行する透明テープの張力に変化が無くとも透明テープ
の終端部が確実に検出できる。したがって、巻込用紙な
どの不要な部分が工程に供給される障害の発生が未然に
防止されると共に、透明テープの終端が早期に発見でき
るため、新規テープの交換が迅速に行われるので生産性
が著しく向上するなどの利点がある。
ある。
説明図である。
図である。
工程の説明図である。
である。
ートである。
チャートである。
る。
イッチを適用した例を示す説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 所定の本数の製品を受けるための製品受
と、透明テープを捲回してなる一対のテープドラムと、
前記テープドラムに対し前記製品受と反対側に位置して
対向する一対の押型と、製品束を移送するための製品束
移動部とから成る電線集束装置において、前記押型と前
記テープドラムとの間に、前記押型によって先端部が重
ね合わされた状態で前記テープドラムから繰り出される
透明テープに対して光が透過するように発光素子と受光
素子とを配設し、前記受光素子の出力の変化により透明
テープの終端部の検出を行うようにしたことを特徴とす
る透明テープ終端部検出機構を有する電線集束装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5241129A JP3006650B2 (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 透明テープ終端部検出機構を有する電線集束装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5241129A JP3006650B2 (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 透明テープ終端部検出機構を有する電線集束装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0797132A JPH0797132A (ja) | 1995-04-11 |
JP3006650B2 true JP3006650B2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=17069718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5241129A Expired - Lifetime JP3006650B2 (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 透明テープ終端部検出機構を有する電線集束装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3006650B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6194756B2 (ja) | 2013-03-15 | 2017-09-13 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59196511A (ja) * | 1983-04-20 | 1984-11-07 | 矢崎総業株式会社 | 電線集束装置 |
-
1993
- 1993-09-28 JP JP5241129A patent/JP3006650B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0797132A (ja) | 1995-04-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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