JP3006522U - 棒状化粧料容器 - Google Patents

棒状化粧料容器

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JP3006522U JP1994009366U JP936694U JP3006522U JP 3006522 U JP3006522 U JP 3006522U JP 1994009366 U JP1994009366 U JP 1994009366U JP 936694 U JP936694 U JP 936694U JP 3006522 U JP3006522 U JP 3006522U
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隆 井上
健一 伊藤
哲夫 小林
広文 又吉
雅久 古山
英夫 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器からの本体の抜け防止を図ること。 【構成】 本体3の外周面に環状に突設された嵌合部5
を設け、周壁を肉厚に形成した外筒体1の上端を中具7
の下端に一体に溶着し、該溶着した部分をもって上記嵌
合部5を摺動自在に挟持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、棒状化粧料を収容・保持する棒状化粧料容器に係り、とく にそのパーツとしての筒体を削減せしめて本体の保持を緊密にするものに関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来の棒状化粧料容器は、例えば図13に示すような構造となっている。即ち 、まず袴筒体100があり、この袴筒体100の内周側には間隔を存した状態で 本体101が同軸に配置されていた。該本体101の中央部と袴筒体100との 間には、中具103が取り付けられていた。上記袴筒体100と本体101との 間には、内周面に螺旋溝107を螺旋状に設けた外筒体105が配置されていた 。本体101の内周側には中皿体109が配置されていた。該中皿体109は、 下端部に設けた突起111、111が本体101の下部に設けられた摺動孔11 3、113を通って、螺旋溝107に螺合するようになっていた。かかる中皿体 109に棒状化粧料が収容・保持され、袴筒体100を回動することにより繰出 し・繰入れをするようになっていた。この場合、外筒体105は本体101に、 また中具103は外筒体105及び本体101に夫々べたに嵌合していた。この ため、次のような欠点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
即ち、このようにパーツが多いと、組立てに手間がかかり、コストが増大する ので、昨今の要請に副わない。そこでパーツを削減する必要が生ずる。
【0004】 パーツの削減に関しては、袴筒体100と中具103とを一体にすることなど が考えられる。しかし、従来の容器は袴筒体100と外筒体105とが別体であ り、筒体の肉厚が薄かったので、溶着面積が小となり、溶着し難かった。このた め、仮に袴筒体100と中具103とを溶着したとしても、溶着が不均衡となり 強度的に安定しないのである。中具103が強度的に安定しないと、本体101 をしっかりと保持することができず、結局、容器から本体101が抜けてしまう おそれがあった。
【0005】 上記のような理由から、パーツとしての筒体を削減せしめて本体の抜け防止を 図る棒状化粧料容器が成功するに至っていないのである。
【0006】 本考案はこのような背景に鑑みてなされたものであり、パーツとしての筒体の 削減を図りながら、容器からの本体の抜け防止を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、本考案は、筒体からなり下部に長手方向に沿って摺動孔 を設けた本体と、筒体からなり内側に上記本体を摺嵌しかつ内周面に螺旋溝を設 けた回動自在の外筒体と、筒体からなり下端部に上記摺動孔を介して螺旋溝に摺 動自在に係合される突起を有するとともに棒状化粧料を収容・保持する中皿体と 、を具備してなる棒状化粧料容器において、上記本体の外周面に環状に突設され た嵌合部を設け、周壁を肉厚に形成した外筒体の上端を中具の下端に一体に溶着 し、該溶着した部分をもって上記嵌合部を摺動自在に挟持することを特徴とする 棒状化粧料容器を供する。 この際、上記中具は内周面にリブを設け、該リブを介して外筒体及び中具が本 体に摺動自在に嵌合することが考えられる。また、上記リブを点状に設けること が考えられる。また、上記リブを線状に設けることが考えられる。また、上記中 具は内周面がストレート状に形成され、外筒体及び中具が本体に間隙を有して摺 動自在に嵌合され、上記中皿体が横断面楕円形に形成されることが考えられる。 また、上記中具は内周面がストレート状に形成され、外筒体及び中具が本体に間 隙を有して摺動自在に嵌合され、長手方向の外周面の対称位置に上端より下端ま でリブを突設することが考えられる。また、上記中具は内周面がストレート状に 形成され、外筒体及び中具が本体に間隙を有して摺動自在に嵌合され、長手方向 の外周面の対称位置に上記突起より下端までリブを突設することが考えられる。 また、中具の上部外周面に環状の突部を設け、キャップの内周面の対応部位に凹 部を設け、該凹部に上記突部を嵌合することが考えられる。また、中具の上部外 周面に環状の突部を設け、キャップの内周面に該突部に隣接して他の突部を設け 、中具の突部とキャップの突部とを相互に係合させることが考えられる。また、 キャップを嵌合したとき中具がキャップに弾接するよう中具の周壁に長手方向に 沿って溝を設けることが考えられる。また、キャップの上記内周面に環状の突部 を設け、本体の外周面に当接せしめることが考えられる。また、キャップ内にイ ンナーキャップを取り付け、中具の上部外周面に環状の突部を設け、上記インナ ーキャップの内周面の対応部位に凹部を設け、該凹部に上記突部を嵌合すること が考えられる。また、キャップにインナーキャップを取り付け、本体の上端部を 該インナーキャップに当接せしめることが考えられる。また、外筒体と中具との 溶着に代え、外筒体と中具とを一体成形することが考えられる。また、本体が比 較的小径の管からなることが考えられる。
【0008】
【作用】
外筒体及び中具は、周壁を肉厚に形成した外筒体の上端に中具の下端を溶着し たものである。したがって、溶着面積が大となるので溶着し易く、外筒体及び中 具の連結は非常に強固となる。本体の嵌合部は、かかる強度的に安定した溶着部 分により挟持されることになるので、本体の抜けに対する強度が向上する。この 結果、容器よりの本体の抜けが防止されるのである。また、パーツとしての筒体 が削減されているので、簡単に組立てることができる。
【0009】
【実施例】
以下、図1乃至図3を参照して本考案の第1実施例を説明する。図1のA、B は互いに直角方向に縦断した図である。便宜上、同一機能の部分には同一の符号 を付し、説明を省略した。
【0010】 まず、底面中央部に孔2を有していて上端を開放した外筒体1があり、この外 筒体1の内周側には間隙Gを有した状態で比較的小径(細身)の本体3が同軸に 配置されている。上記本体3は、引き抜き加工などにより上端乃至下端が同径に 形成されたストレート管からなり、上下が開放されている。本体3の下部の対称 位置には、長手方向に沿って下端まで延長された摺動孔4が設けられている。ま た、本体3の中央部は突弧状にわん曲され、嵌合部5が形成されている。本体3 の径は、上記突弧状わん曲部以外は同径である。本体3の中央部と上記袴筒体1 との間には、上下開放の筒体からなる中具7が取り付けられている。中具7の内 周面には、リブ9が突設される。上記外筒体1の内周には螺旋溝11が螺旋状に 形成されている。
【0011】 上記本体3の内周側には、上下開放の筒体からなる中皿体13が配置されてい る。該中皿体13の下端部には、対称位置に一対の突起15、15が突設されて おり、該一対の突起15、15が上記した摺動孔4を通って螺旋溝11に螺合す るようになっている。かかる中皿体13に棒状化粧料が収容、保持されることに なる。
【0012】 上記した中具7及び外筒体1並びに中具7及びリブ9と外筒体1との関係を図 2を参照してさらに詳細に説明する。外筒体1は周囲が肉厚に形成され、上部1 7が上記嵌合部5まで延長される。該外筒体上部17は階段状に形成される。一 方、中具7も下部19が上記嵌合部5まで延長され、上記外筒体上部17に対応 した形状に形成される。かかる形状の外筒体上部17の上端の一部と中具下部1 9の下端の一部とは超音波溶着により一体に溶着される。かかる溶着部分により 挟持部21を構成し、上記嵌合部5を摺動可能に挟持するのである。中具7の下 部19の一部はリング状に外方に突出し、外筒体1とキャップ23とを当接させ る当り口22となっている。また中具7の下部19の内周面側下端は切欠25さ れ、嵌合部5に当たらないようになっている。なお、外筒体1の上部17の最も 内側の段27は、嵌合部5に当たらないよう切欠状態となっている。
【0013】 上記したように、一体に構成された外筒体1及び中具7とは、中具7に突設さ れたリブ9を介して、本体3に摺動自在に嵌合される。即ち、外筒体1及び中具 7と本体3との間には、間隙Gが介在されることになる。
【0014】 上記リブ9は、図2に示すように線状に設けることも、また点状に設けること も可能である。いずれにするかは、中具7及び本体3の素材との関係で決定され る。本実施例においては、中具7の内周面に線状に突設されている。
【0015】 各パーツの素材についていえば、本実施例の場合、外筒体1、中具7及びキャ ップ23は、ポリプロピレン(P.P)、中皿体13はポリブチレンンフタレー トのような熱可塑性樹脂からなり、本体3はアルミニウムのような金属から構成 される。
【0016】 上記キャップ23と中具7との嵌合は図3に示すようになっている。即ち、中 具7の上部外周面であって上記リブ9の下方の位置には、環状の突部29が突設 される。一方、キャップ23の内周面の対応部位には、凹部31を設けてある。 そして、該凹部31に上記突部29を嵌合することにより、キャップ23と中具 7に嵌着するのである。
【0017】 上記構成を基にその作用、効果を説明する。
【0018】 まず上記外筒体1及び中具7は、周壁を肉厚に形成した外筒体1の上端に中具 7の下端を溶着したものである。したがって、溶着面積が大となるので溶着し易 く、外筒体1及び中具7の連結は非常に強固となる。本体3の嵌合部5は、かか る強度的に安定した挟持部21により挟持されることになるので、本体3の抜け に対する強度が向上する。この結果、容器からの本体3の抜けが防止されるので ある。
【0019】 また、パーツとしての筒体が削減されているので、簡単に組立てることができ る。
【0020】 さらに、外筒体1及び中具7は一体に形成されており、中具7の内周面に突設 されたリブ9を介して本体3に摺接されている。即ち、外筒体1及び中具7は、 本体3にべたに嵌合していないから、外筒体1、中具7又は本体3の筒体径に多 少のばら付きがあっても両者間に存する間隙Gにより吸収され、筒体内の摩擦抵 抗が増大しないのである。しかも、リブ9は本体3の内周面に点状又は線状に接 触するのみである。したがって、外筒体1及び中具7と本体3との間の抵抗は小 であってかつ適度なものとなるので、繰出し・繰入れが良好となるのである。
【0021】 本考案による棒状化粧料容器は上記実施例に限定されない。例えば、中具7と キャップ23との嵌合構造は任意である。図4乃至図8に示すような場合が考え られる。
【0022】 図4は、中具7の上部外周面であって上記リブ9の下方の位置に、環状の突部 33を突設し、一方、キャップ23の内周面に、該突部33に隣接して他の突部 35を突設し、該突部33と突部35とを相互に係合せしめた場合である。
【0023】 図5は、中具7の周壁に長手方向に沿って溝37を設けて中具7の周壁をばね のようにしておき、キャップ23を嵌合したとき中具7がキャップ23に弾接す るようにした場合である。
【0024】 図6乃至図8は本考案を気密性の容器に適用した場合である。かかる気密性の 容器の場合、気密性は外筒体1の孔2に樹脂又は金属からなるシールを貼付する ことにより保たれる。
【0025】 図6は、キャップ23内にインナーキャップ39を取り付けてあり、かかる場 合は、インナーキャップ39の内周面に設けた凹部41に、中具7外周面に設け た突部43を嵌合する。インナーキャップ39の下端部45は拡開され、中具7 の脱着が容易になるようになっている。この場合、上記凹部41と突部43はリ ブ9の上方に設けるのが望ましい。
【0026】 図7は、インナーキャップを用いない気密性容器の場合である。この場合は、 キャップ23の上部内周面に環状の突部47を設け、本体3の外周面に当接せし めてある。気密性に寄与せしめるため、中具7は図5に示すような構造となって いる。
【0027】 図8は、キャップ23に取り付けたインナーキャップ39に本体3の上端部4 9を当接せしめて気密にした容器の場合であり、かかる容器にも本考案を適用す ることができる。
【0028】 なお、図4の場合は、キャップ23と中具7の寸法及び材質により気密性の容 器とすることもできる。
【0029】 このように本考案は気密性の容器、非気密性の容器、いずれにも適用すること ができる。
【0030】 また、図9に示すように、中具と外筒体1とを一体成形することも可能である 。7aは中具に相当する部分を示す。
【0031】 さらに、本考案は底面に孔2がない外筒体を用いた容器にも適用することがで きる。したがって、本考案は充填式の容器だけではなく、化粧料を中皿体に差し 込んで収容・保持せしめるタイプの容器にも適用することができる。
【0032】 各パーツの素材についても適宜のものを用いることができる。例えば、外筒体 1、中具7、キャップ23につき、アクリロニトリル−スチレン樹脂(AS)、 中皿体13についてはポリプロピレン(P.P)を使用することが考えられる。
【0033】 次に、本体3には、従来タイプのような平板を絞って筒体とするいわゆる段絞 り管を使用したものでもよい。しかし、図示例のように引抜き加工をしたストレ ート管から本体3を構成するのが望ましい。これは、容器全体を細身にできるこ と、切削加工をする必要がないので加工の安定性が大となること、中皿体を本体 に挿入する際段絞りをした部分に中皿体の突起を引掛け損傷するおそれがないこ と、オーバーラントルクが大となるのでオーバーランし難いこと、などにより繰 出し、繰入れが一層良好となるからである。したがって、本考案の効果はとくに 本体3にストレート管を使用する場合に顕著に発揮される。
【0034】 また、挟持部21の溶着の方法は任意である。
【0035】 中皿体の形状、形態は任意である。例えば、外形が横断面楕円形のもの(図1 0)、長手方向の外周面の対称位置に上端より下端までリブ13a、13aを突 設したもの(図11)、長手方向の外周面の対称位置に突起15の付近より下端 までリブ13b、13bを突設したもの(図12)などとしてもよい。この場合 は、中具7には上記リブ9が設けられず、内周面がストレート状に形成される。 なお、図11及び図12においてAは一部切欠縦断面図、Bは横断面図である。
【0036】
【考案の効果】
このように、本考案にかかる棒状化粧料容器によれば、パーツとしての筒体が 削減されているので、簡単に組立てることができ、かつ容器からの本体の抜け防 止を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による棒状化粧料容器の実施例を示す断
面図である。
【図2】中具の一例を示す平面図である。
【図3】図1のM部拡大図である。
【図4】本考案による棒状化粧料容器の他の実施例を示
す要部断面図である。
【図5】本考案による棒状化粧料容器の他の実施例を示
す要部断面図である。
【図6】本考案による棒状化粧料容器の他の実施例を示
す要部断面図である。
【図7】本考案による棒状化粧料容器の他の実施例を示
す要部断面図である。
【図8】本考案による棒状化粧料容器の他の実施例を示
す要部断面図である。
【図9】本考案による棒状化粧料容器の他の実施例を示
す断面図である。
【図10】本考案にかかる中皿体の他の例を示す横断面
図である。
【図11】本考案にかかる中皿体の他の例を示す図であ
る。
【図12】本考案にかかる中皿体の他の例を示す図であ
る。
【図13】従来例による棒状化粧料容器を示す断面図で
ある。
【符合の説明】
1 外筒体 2 孔 3 本体 4 摺動孔 5 嵌合部 7 中具 9 リブ 11 螺旋溝 13 中皿体 13a リブ(中皿体の) 13b リブ(中皿体の) 15 突起 17 外筒体上部 19 中具下部 21 挟持部 22 当り口 23 キャップ 29 突部 31 凹部 33 突部 35 突部 37 溝 39 インナーキャップ 41 凹部 43 突部 45 インナーキャップ下端部 47 突部 49 本体上端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小林 哲夫 千葉県柏市花野井627番地 株式会社ヒダ ン内 (72)考案者 又吉 広文 千葉県柏市花野井627番地 株式会社ヒダ ン内 (72)考案者 古山 雅久 千葉県柏市花野井627番地 株式会社ヒダ ン内 (72)考案者 藤田 英夫 千葉県柏市花野井627番地 株式会社ヒダ ン内

Claims (15)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒体からなり下部に長手方向に沿って摺
    動孔を設けた本体と、筒体からなり内側に上記本体を摺
    嵌しかつ内周面に螺旋溝を設けた回動自在の外筒体と、
    筒体からなり下端部に上記摺動孔を介して螺旋溝に摺動
    自在に係合される突起を有するとともに棒状化粧料を収
    容・保持する中皿体と、を具備してなる棒状化粧料容器
    において、上記本体の外周面に環状に突設された嵌合部
    を設け、周壁を肉厚に形成した外筒体の上端を中具の下
    端に一体に溶着し、該溶着した部分をもって上記嵌合部
    を摺動自在に挟持することを特徴とする棒状化粧料容
    器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の棒状化粧料容器におい
    て、上記中具は内周面にリブを設け、該リブを介して外
    筒体及び中具が本体に摺動自在に嵌合することを特徴と
    する棒状化粧料容器。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の棒状化粧料容器におい
    て、上記リブを点状に設けたことを特徴とする棒状化粧
    料容器。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の棒状化粧料容器におい
    て、上記リブを線状に設けたことを特徴とする棒状化粧
    料容器。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の棒状化粧料容器におい
    て、上記中具は内周面がストレート状に形成され、外筒
    体及び中具が本体に間隙を有して摺動自在に嵌合され、
    上記中皿体が横断面楕円形に形成されたことを特徴とす
    る棒状化粧料容器。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の棒状化粧料容器におい
    て、上記中具は内周面がストレート状に形成され、外筒
    体及び中具が本体に間隙を有して摺動自在に嵌合され、
    長手方向の外周面の対称位置に上端より下端までリブを
    突設したことを特徴とする棒状化粧料容器。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の棒状化粧料容器におい
    て、上記中具は内周面がストレート状に形成され、外筒
    体及び中具が本体に間隙を有して摺動自在に嵌合され、
    長手方向の外周面の対称位置に上記突起より下端までリ
    ブを突設したことを特徴とする棒状化粧料容器。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれか一記載
    の棒状化粧料容器において、中具の上部外周面に環状の
    突部を設け、キャップの内周面の対応部位に凹部を設
    け、該凹部に上記突部を嵌合することを特徴とする棒状
    化粧料容器。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項7のいずれか一記載
    の棒状化粧料容器において、中具の上部外周面に環状の
    突部を設け、キャップの内周面に該突部に隣接して他の
    突部を設け、中具の突部とキャップの突部とを相互に係
    合させることを特徴とする棒状化粧料容器。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項7のいずれか一記
    載の棒状化粧料容器において、キャップを嵌合したとき
    中具がキャップに弾接するよう中具の周壁に長手方向に
    沿って溝を設けたことを特徴とする棒状化粧料容器。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の棒状化粧料容器にお
    いて、キャップの上記内周面に環状の突部を設け、本体
    の外周面に当接せしめることを特徴とする棒状化粧料容
    器。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至請求項7のいずれか一記
    載の棒状化粧料容器において、キャップ内にインナーキ
    ャップを取り付け、中具の上部外周面に環状の突部を設
    け、上記インナーキャップの内周面の対応部位に凹部を
    設け、該凹部に上記突部を嵌合することを特徴とする棒
    状化粧料容器。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至請求項7のいずれか一記
    載の棒状化粧料容器において、キャップにインナーキャ
    ップを取り付け、本体の上端部を該インナーキャップに
    当接せしめることを特徴とする棒状化粧料容器。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至請求項13のいずれか一
    記載の棒状化粧料容器において、外筒体と中具との溶着
    に代え、外筒体と中具とを一体成形したことを特徴とす
    る棒状化粧料容器。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至請求項14のいずれか一
    記載の棒状化粧料容器において、本体が比較的小径の管
    からなることを特徴とする棒状化粧料容器。
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