JP3005749U - トンネル等壁面洗浄機の自動追従装置 - Google Patents

トンネル等壁面洗浄機の自動追従装置

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JP3005749U
JP3005749U JP1994008811U JP881194U JP3005749U JP 3005749 U JP3005749 U JP 3005749U JP 1994008811 U JP1994008811 U JP 1994008811U JP 881194 U JP881194 U JP 881194U JP 3005749 U JP3005749 U JP 3005749U
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JP1994008811U
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昭 森田
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昭 森田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トンネル壁面を清掃するブラシが壁面の凹凸
や環境に関わらず常に一定した接触状態となるので洗浄
能率がよく、ブラシの過度の摩耗を防止でき、然も作業
員に負担がかからず安全度が高い。 【構成】 回動柱3に油圧シリンダー7・7a付き第一
可動杆4を取り付け、支持台11上に油圧シリンダー1
5・15a付き第二可動杆12を取り付け、第一可動杆
4に上ブラシ8を、第二可動杆12に下ブラシ16を夫
々取り付ける。上・下ブラシ8・16を支持するカバー
体9・17の左右上下部に超音波式変位センサー20を
固定するとともに、センサー20と壁面との距離を設定
して、ブラシ8・16を壁面に対し所定の接触状態に保
つようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ブラシと壁面との接触状態を一定に保って支障なく壁面の清掃をす るトンネル等壁面洗浄機の自動追従装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
トンネル壁面を清掃するには、作業車のフレーム上に設けた回転式の洗浄ブラ シを作動させて壁面の汚れを払取する手段が取られている(例えば特公昭48− 12589号公報、及び実公昭56−34080号公報参照)。 ところでブラシを回転させて清掃する上記従来の技術は、迅速な作業が所期さ れるものの壁面に対してブラシの押しつけ状態に強弱があるとブラシの摩耗を早 めたり清掃が不十分になる等の不都合を生ずるので、作業員が絶えずブラシを目 視して壁面に正しく当接するように調節操作をしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来技術のように目視によるものは、作業員に多大な負担がかかり疲労度が高 くなるという不利があり、また相当の熟練を要するといった問題もある。 そこでリミットスイッチ又はポテンショメーター等を利用する接触型手段、あ るいは光センサーを用いる方式なども試みられているが、接触型のものは壁面の 形状が異なったり壁面に極端な凹凸があると接触子が壁面に追従することが困難 な場合もあって正確を期しがたく、また光センサーによるものは泥水の付着等に よって光の通りが阻害され誤動作を起こすおそれと装置が大型となって取り付け も面倒になるといった問題点を有している。
【0004】 本考案はこのような従来の諸不利を考慮してなされたもので、その目的とする ところは、超音波式変位センサーを電子制御する方式を採用することによって従 来技術よりもはるかに安全度が高くて確実性があり、壁面の変化にも対応できる とともに作業員の負担を軽減し、洗浄度の向上・均一化が図られ、ブラシの過度 の摩耗をも未然に防止することを所期したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本考案においては、作業車のフレーム前部に配置 した回動柱に、油圧によって伸縮・傾動する、油圧シリンダー付きの第一可動杆 の基部を枢着し、フレーム後部に固定した支持台の上面に、油圧によって伸縮・ 傾動する、油圧シリンダー付きの第二可動杆を回動自在に取り付け、第一可動杆 に上ブラシを、第二可動杆に下ブラシを夫々取り付けるとともに、上・下ブラシ を支持するカバー体の左右上下部に、配電盤と連なる超音波式変位センサーをそ なえたホルダーを固定し、前記センサーと壁面との距離を設定することにより第 一・第二可動杆の電磁弁の作動を制御してブラシを壁面に対し所定の接触状態に 保つことを特徴としている。
【0006】
【作用】
油圧操作によって第一可動杆が作動すると上ブラシはトンネル壁面の上部を摺 擦し、第二可動杆が作動すると下ブラシが壁面の下部や監査路を摺擦して汚れを 払取する。 作業車は壁面との間にほゞ一定の距離を保って走行するが、壁面にある凹凸や 傾斜によって上・下ブラシは本来一定の接触度合いとはならないところ、センサ ーの働きによって壁面の形状に関わらずブラシはいずれの壁面にも均一且つ十分 に当接する。
【0007】 車の進行方向によって左右のセンサーのいずれかが作動するが、センサーは各 上下にも取り付けてあるのでセンサーによって可動杆を操作する電磁弁の作動が 制御され、ブラシは上下部においても一定した状態を保つ。すなわち壁面に対し ブラシを程よい当接状態に設定し、センサーと壁面との距離を決めるとセンサー が記憶した数値は作業中変わることがないのでブラシは絶えず正しい当接状態に 置かれる。
【0008】
【実施例】
図示のように、作業車1は、荷台となるフレーム2の前部に回動柱3を立設し この回動柱3の上部に第一可動杆4を枢着している。第一可動杆4は、外アーム 5と、外アーム内を摺動する内アーム6からなり、油圧により伸縮・傾動するこ とは従来の洗浄機と同様である。外アーム5の下面には、回動柱3の下部に一端 を枢着した油圧シリンダー7があって外アーム5を支持しており、また内アーム 6にも油圧シリンダー7aを突設している。 すなわち可動杆4の内アーム6の先端には、上ブラシ8を支持するカバー体9 の保持部材10を取り付け、また前記油圧シリンダー7aを保持部材10に取り 付け、可動杆4の動きにしたがって上ブラシ8が壁面Wに当接するものである。
【0009】 フレーム2の後部には支持台11を固定し、該支持台の上面に外アーム13と 内アーム14からなる第二可動杆12を取り付けている。この第二可動杆12も 第一可動杆4同様油圧によって操作されるもので下面を、支持台11の上面と、 基部をフレーム2側に枢着した支持用の油圧シリンダー15の端部によって傾動 及び回動自在に取り付け、また内アーム14に油圧シリンダー15aを突設して いる。 上記第二可動杆12の内アーム14の先端には、下ブラシ16を支持するカバ ー体17の保持部材18を取り付け、また前記油圧シリンダー15aを保持部材 18に取り付け、可動杆12の動きに伴って下ブラシ16が壁面Wに当接するも のである。
【0010】 而して前記した上ブラシ8のカバー体9、及び下ブラシ16のカバー体17の 各左右上下部に、超音波式変位センサー20をそなえたホルダー19を固定して いる。センサー20の接続コード(図示せず)はフレーム4上に設けた配電盤2 1内の電子制御装置と連なっており、壁面Wとの間の基準距離の設定をする。 平均的にはセンサー20と壁面Wとの距離を200mm程度に設定したときに 両方のブラシ8・16が壁面Wを摺擦するにふさわしい接触状態となることが好 ましい。
【0011】 本装置に使用する超音波式変位センサー20は、200〜1300mmの測定 範囲をもちデジタルで目視ができ、1mm単位での検出が可能な精密度のある測 定儀であり、超音波方式のためコンクリート、金属、ガラス等の材質の如何を問 わずに測定ができ、非接触型であるため粘度や腐食などに影響されず、また測定 距離も電子制御で容易に変更できることを特徴としている。
【0012】 第一・第二可動杆4・12及び夫々に付随する油圧シリンダー7・7a・15 ・15aはフレーム2上の電磁弁22と関連し、電磁弁の作動で伸縮・傾動及び 回動がなされる。 そしてセンサー20が電子制御によって電磁弁22の作動を調整し、センサー 20と壁面Wとの間に設定した距離が常に一定に保たれるべく第一・第二可動杆 4・12が絶えず上・下ブラシ8・16をして壁面Wとの接触状態を均等に維持 するように働く。したがって上・下ブラシ8・16を途中で傾斜させたり上下動 させても壁面Wに衝当するブラシの接触状態に変わりはない。
【0013】 上・下ブラシ8・16は、作業車1に牽引されるタンクローリー等の後続車( 図示せず)にいる作業員の手によって操作される。この場合作業車1と作業員の 間には10mほどのコントロールケーブルがあり、作業員はコントロールボック スを手にして見やすい位置から遠隔操作できるようになっている。 23はフレーム2上のオイルタンク、24はオイルクーラー、25はオイルモ ーターを示す。
【0014】
【考案の効果】
以上のように構成した本考案は以下のような特有の効果を奏する。 (1)超音波式変位センサーを電子制御するため、上・下ブラシの壁面への接触 状態を一定に保つことができ、清掃作業が確実になされるとともにブラシの過度 の摩耗を防止できる。 (2)壁面の凹凸や変化にも順応し作業環境に左右されず常に均一且つまんべん なく清掃され洗浄度が向上する。 (3)遠隔操作で然も電磁弁の自動制御がなされるので作業員の負担が軽く、疲 労することがないので安心して操作ができ、熟練を要することもないので随時随 所で作業ができる。 (4)超音波方式のため付着物等があっても誤動作を起こすおそれがなく、永く 有効な洗浄ができる。 (5)装置が大型とならず取り付けも容易であるから手軽に設置でき、ブラシの 大小に関わらず用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案を装置した洗浄車の側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の後面図である。
【符号の説明】 1 作業車 2 フレーム 3 回動柱 4 第一可動杆 7 油圧シリンダー 7a 油圧シリンダー 8 上ブラシ 9 カバー体 11 支持台 12 第二可動杆 15 油圧シリンダー 15a油圧シリンダー 16 下ブラシ 17 カバー体 19 ホルダー 20 超音波式変位センサー 21 配電盤 22 電磁弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業車のフレーム前部に配置した回動柱
    に、油圧によって伸縮・傾動する、油圧シリンダー付き
    の第一可動杆の基部を枢着し、フレーム後部に固定した
    支持台の上面に、油圧によって伸縮・傾動する、油圧シ
    リンダー付きの第二可動杆を回動自在に取り付け、第一
    可動杆に上ブラシを、第二可動杆に下ブラシを夫々取り
    付けるとともに、上・下ブラシを支持するカバー体の左
    右上下部に、配電盤と連なる超音波式変位センサーをそ
    なえたホルダーを固定し、前記センサーと壁面との距離
    を設定することにより第一・第二可動杆の電磁弁の作動
    を制御してブラシを壁面に対し所定の接触状態に保つこ
    とを特徴とするトンネル等壁面洗浄機の自動追従装置。
JP1994008811U 1994-06-28 1994-06-28 トンネル等壁面洗浄機の自動追従装置 Expired - Lifetime JP3005749U (ja)

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JP1994008811U JP3005749U (ja) 1994-06-28 1994-06-28 トンネル等壁面洗浄機の自動追従装置

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JP1994008811U JP3005749U (ja) 1994-06-28 1994-06-28 トンネル等壁面洗浄機の自動追従装置

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ID=43141636

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03108037U (ja) * 1990-02-16 1991-11-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03108037U (ja) * 1990-02-16 1991-11-07

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