JP3005442B2 - 冷却貯蔵庫 - Google Patents
冷却貯蔵庫Info
- Publication number
- JP3005442B2 JP3005442B2 JP6339964A JP33996494A JP3005442B2 JP 3005442 B2 JP3005442 B2 JP 3005442B2 JP 6339964 A JP6339964 A JP 6339964A JP 33996494 A JP33996494 A JP 33996494A JP 3005442 B2 JP3005442 B2 JP 3005442B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grill
- opening
- machine room
- filter
- duct member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2323/00—General constructional features not provided for in other groups of this subclass
- F25D2323/002—Details for cooling refrigerating machinery
- F25D2323/0024—Filters in the air flow cooling refrigerating machinery
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、機械室のグリル前
側にフィルターを取り付けて成る冷却貯蔵庫に関するも
のである。
側にフィルターを取り付けて成る冷却貯蔵庫に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種冷却貯蔵庫、特にレスト
ランの厨房などに設置される業務用の冷蔵庫には、冷却
装置の圧縮機や凝縮器、凝縮器用送風機などを設置する
ための機械室が形成されており、この機械室の前面には
開閉自在のグリルが取り付けられ、このグリルには機械
室内に外気を通風するための開口が形成されている。ま
た、グリルの開口から外気中の塵埃やオイルミストが侵
入すると、凝縮器に目詰まりが生じ、凝縮性能の低下を
来すため、前記開口には例えば実公平6−25810号
公報(F25D19/00)に示される如きフィルター
が取り付けられ(実施例では製氷機を対象としてい
る)、係る塵埃などを除去するようにしているが、上記
公報の如くフィルターを機械室の内側に取り付けると、
その汚れ具合が分かり難いため、今度はフィルターの目
詰まりによる性能低下が生じ易くなる。
ランの厨房などに設置される業務用の冷蔵庫には、冷却
装置の圧縮機や凝縮器、凝縮器用送風機などを設置する
ための機械室が形成されており、この機械室の前面には
開閉自在のグリルが取り付けられ、このグリルには機械
室内に外気を通風するための開口が形成されている。ま
た、グリルの開口から外気中の塵埃やオイルミストが侵
入すると、凝縮器に目詰まりが生じ、凝縮性能の低下を
来すため、前記開口には例えば実公平6−25810号
公報(F25D19/00)に示される如きフィルター
が取り付けられ(実施例では製氷機を対象としてい
る)、係る塵埃などを除去するようにしているが、上記
公報の如くフィルターを機械室の内側に取り付けると、
その汚れ具合が分かり難いため、今度はフィルターの目
詰まりによる性能低下が生じ易くなる。
【0003】そこで、レストランの厨房などに設置され
る業務用冷蔵庫においては、図8及び図9に示す如くグ
リルの前側にフィルターを取り付けるようにしている。
ここで、図8及び図9を用いて係る従来の業務用冷蔵庫
のグリル101の構造を説明する。グリル101はステ
ンレスなどの矩形状鋼板から成り、周囲にはフランジ1
01Aが折曲形成されている。その前面上部には図示し
ないコントロールパネル用の小さい横長矩形状の開口1
02が形成されており、その下方には図示しない機械室
の凝縮器前方に対応した通風用の大きい縦長の矩形状開
口103が形成されている。
る業務用冷蔵庫においては、図8及び図9に示す如くグ
リルの前側にフィルターを取り付けるようにしている。
ここで、図8及び図9を用いて係る従来の業務用冷蔵庫
のグリル101の構造を説明する。グリル101はステ
ンレスなどの矩形状鋼板から成り、周囲にはフランジ1
01Aが折曲形成されている。その前面上部には図示し
ないコントロールパネル用の小さい横長矩形状の開口1
02が形成されており、その下方には図示しない機械室
の凝縮器前方に対応した通風用の大きい縦長の矩形状開
口103が形成されている。
【0004】図中106はダクト部材であり、前記開口
103に略合致した大きさの矩形状を呈しており、開口
103から図示しない冷蔵庫の本体側の壁面に至る前後
幅寸法を有している。また、ダクト部材106の前縁上
下及び左右上部には外方に張り出した外向フランジ10
6Aが折曲形成されている。
103に略合致した大きさの矩形状を呈しており、開口
103から図示しない冷蔵庫の本体側の壁面に至る前後
幅寸法を有している。また、ダクト部材106の前縁上
下及び左右上部には外方に張り出した外向フランジ10
6Aが折曲形成されている。
【0005】また、このダクト部材106の内面下部に
は、底面107A、左右側面107B、107B及び前
縁の内向フランジ107Cを備えた取付板107がスポ
ット溶接にて固定(図9に破線矢印で示す)されてい
る。更に、固定された状態で取付板107の前部はダク
ト部材106の前縁よりも前側に突出している。
は、底面107A、左右側面107B、107B及び前
縁の内向フランジ107Cを備えた取付板107がスポ
ット溶接にて固定(図9に破線矢印で示す)されてい
る。更に、固定された状態で取付板107の前部はダク
ト部材106の前縁よりも前側に突出している。
【0006】このようにして取付板107が固定された
ダクト部材106は、図9に実線矢印で示す如くグリル
101の後面に宛われ、その外向フランジ106Aが開
口103周囲のグリル101後面にスポット溶接されて
固定される。また、この状態でダクト部材106の内部
には開口103から前記機械室内の凝縮器まで至るダク
ト108が構成される。更に、この状態で取付板107
の内向フランジ107Cは開口103を通過し、図8に
示す如くグリル101の前側まで突出する。
ダクト部材106は、図9に実線矢印で示す如くグリル
101の後面に宛われ、その外向フランジ106Aが開
口103周囲のグリル101後面にスポット溶接されて
固定される。また、この状態でダクト部材106の内部
には開口103から前記機械室内の凝縮器まで至るダク
ト108が構成される。更に、この状態で取付板107
の内向フランジ107Cは開口103を通過し、図8に
示す如くグリル101の前側まで突出する。
【0007】そして、この取付板107の内向フランジ
107Cとグリル101の間にはフィルター111が上
から挿脱自在に挿入される(図8に矢印で示す)。この
フィルター111は所定メッシュの金網から矩形状に形
成されており、グリル101の前側に位置してダクト1
08を塞いでいる。
107Cとグリル101の間にはフィルター111が上
から挿脱自在に挿入される(図8に矢印で示す)。この
フィルター111は所定メッシュの金網から矩形状に形
成されており、グリル101の前側に位置してダクト1
08を塞いでいる。
【0008】前記凝縮器用送風機が運転されると、フィ
ルター111を通してダクト108から機械室内に外気
が吸引され、凝縮器などに通風される。また、外気に乗
って機械室に侵入しようとする前記塵埃やオイルミスト
はフィルター111に付着するので、係る塵埃などが機
械室に侵入ことは阻止される。特に、この場合フィルタ
ー111はグリル101の前側に配置されており、その
汚れ具合も一目瞭然となるため、フィルター111の清
掃が促進され、フィルター111の目詰まりによる性能
低下も未然に回避できるようになるものであった。
ルター111を通してダクト108から機械室内に外気
が吸引され、凝縮器などに通風される。また、外気に乗
って機械室に侵入しようとする前記塵埃やオイルミスト
はフィルター111に付着するので、係る塵埃などが機
械室に侵入ことは阻止される。特に、この場合フィルタ
ー111はグリル101の前側に配置されており、その
汚れ具合も一目瞭然となるため、フィルター111の清
掃が促進され、フィルター111の目詰まりによる性能
低下も未然に回避できるようになるものであった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フィル
ター111を保持するために従来ではダクト部材106
に取付板107を固定しなければならず、部品点数と工
数の増加を来していた。また、ダクト部材106をグリ
ル101にスポット溶接していたため、開口103周囲
のグリル101前面に現れる溶接痕の仕上げも行わなけ
ればならず、総じて製造コストが高騰してしまう問題が
あった。
ター111を保持するために従来ではダクト部材106
に取付板107を固定しなければならず、部品点数と工
数の増加を来していた。また、ダクト部材106をグリ
ル101にスポット溶接していたため、開口103周囲
のグリル101前面に現れる溶接痕の仕上げも行わなけ
ればならず、総じて製造コストが高騰してしまう問題が
あった。
【0010】本発明は係る従来の技術的課題を解決する
ために成されたものであり、グリルの前側にフィルター
を取り付ける冷却貯蔵庫において、部品点数を削減し、
且つ、組立作業性の改善を図ることを目的とする。
ために成されたものであり、グリルの前側にフィルター
を取り付ける冷却貯蔵庫において、部品点数を削減し、
且つ、組立作業性の改善を図ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の冷却貯蔵庫は、
冷却装置の凝縮器などを設置する機械室の前面にグリル
を設け、このグリルの前側にはフィルターを取り付けて
成るものであって、グリルに形成された通風用の開口
と、この開口縁部のグリルを折曲して形成され、機械室
側に突出した取付フランジと、この取付フランジに固定
され、内部に開口から機械室に至るダクトを形成するダ
クト部材と、このダクト部材の前端に形成された内向フ
ランジとを備えており、ダクト部材前部は開口からグリ
ルの前側まで突出し、内向フランジの内側にフィルター
を挿脱自在に保持する収納部を構成するものである。
冷却装置の凝縮器などを設置する機械室の前面にグリル
を設け、このグリルの前側にはフィルターを取り付けて
成るものであって、グリルに形成された通風用の開口
と、この開口縁部のグリルを折曲して形成され、機械室
側に突出した取付フランジと、この取付フランジに固定
され、内部に開口から機械室に至るダクトを形成するダ
クト部材と、このダクト部材の前端に形成された内向フ
ランジとを備えており、ダクト部材前部は開口からグリ
ルの前側まで突出し、内向フランジの内側にフィルター
を挿脱自在に保持する収納部を構成するものである。
【0012】本発明の冷却貯蔵庫によれば、通風用の開
口縁部のグリルを折曲して機械室側に突出する取付フラ
ンジを形成すると共に、内部に開口から機械室に至るダ
クトを形成するダクト部材を前記取付フランジに固定
し、このダクト部材の前端に内向フランジを形成して、
ダクト部材の前部を開口からグリルの前側まで突出させ
ることにより、内向フランジの内側にフィルターを挿脱
自在に保持する収納部を構成するようにしたので、従来
の如き格別な取付板が不要となり、部品点数の削減が図
れる。
口縁部のグリルを折曲して機械室側に突出する取付フラ
ンジを形成すると共に、内部に開口から機械室に至るダ
クトを形成するダクト部材を前記取付フランジに固定
し、このダクト部材の前端に内向フランジを形成して、
ダクト部材の前部を開口からグリルの前側まで突出させ
ることにより、内向フランジの内側にフィルターを挿脱
自在に保持する収納部を構成するようにしたので、従来
の如き格別な取付板が不要となり、部品点数の削減が図
れる。
【0013】また、グリルの前面に溶接痕が現れること
も無いので、従来の如き仕上げ作業も不要となり、組立
作業性も向上するので、総じて製造コストの著しい低減
が図れる。特に、フィルターはグリルの前側に配置され
ており、その汚れ具合も一目瞭然となるため、フィルタ
ーの清掃が促進され、フィルターの目詰まりによる性能
低下も未然に回避できるものである。
も無いので、従来の如き仕上げ作業も不要となり、組立
作業性も向上するので、総じて製造コストの著しい低減
が図れる。特に、フィルターはグリルの前側に配置され
ており、その汚れ具合も一目瞭然となるため、フィルタ
ーの清掃が促進され、フィルターの目詰まりによる性能
低下も未然に回避できるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】 以下、図面に基づき本発明の実施
例を詳述する。図1は本発明の冷却貯蔵庫の実施例とし
ての業務用冷蔵庫1の正面図、図2は冷蔵庫1の斜視
図、図3はグリル2部分の冷蔵庫1側部の斜視図、図4
はグリル2を開いた状態の冷蔵庫1側部の斜視図、図5
はグリル2とフィルター3の斜視図、図6はグリル2の
縦断側面図、図7はグリル2の分解斜視図をそれぞれ示
している。
例を詳述する。図1は本発明の冷却貯蔵庫の実施例とし
ての業務用冷蔵庫1の正面図、図2は冷蔵庫1の斜視
図、図3はグリル2部分の冷蔵庫1側部の斜視図、図4
はグリル2を開いた状態の冷蔵庫1側部の斜視図、図5
はグリル2とフィルター3の斜視図、図6はグリル2の
縦断側面図、図7はグリル2の分解斜視図をそれぞれ示
している。
【0015】実施例の冷蔵庫1は例えばレストランの厨
房などに設置される所謂アンダーカウンター型の業務用
冷蔵庫であり、前方に開口する断熱箱体6内には食材や
料理などを収納するための図示しない貯蔵室が構成さ
れ、その前面には貯蔵室内に引き出し自在のドロワー7
・・・が設けられている。また、断熱箱体6の天面には
ステンレス製のトップテーブル8が取り付けられ、その
上で調理作業が行えるように構成されている。
房などに設置される所謂アンダーカウンター型の業務用
冷蔵庫であり、前方に開口する断熱箱体6内には食材や
料理などを収納するための図示しない貯蔵室が構成さ
れ、その前面には貯蔵室内に引き出し自在のドロワー7
・・・が設けられている。また、断熱箱体6の天面には
ステンレス製のトップテーブル8が取り付けられ、その
上で調理作業が行えるように構成されている。
【0016】そして、前記ドロワー7(貯蔵室)の側方
にはトップテーブル8の下側において前方に開放した機
械室11が構成されている。この機械室11内には前記
貯蔵室内に設置された図示しない冷却器と共に冷却装置
の冷凍サイクルを構成する図示しない圧縮機や凝縮器1
2及び図示しない凝縮器用送風機が設置されており、前
記凝縮器12はその前部に配置されている。また、この
凝縮器12の上方の機械室11内にはコントロールパネ
ル13が取り付けられており、係る機械室11の前面は
前記グリル2により開閉自在に閉塞されている。
にはトップテーブル8の下側において前方に開放した機
械室11が構成されている。この機械室11内には前記
貯蔵室内に設置された図示しない冷却器と共に冷却装置
の冷凍サイクルを構成する図示しない圧縮機や凝縮器1
2及び図示しない凝縮器用送風機が設置されており、前
記凝縮器12はその前部に配置されている。また、この
凝縮器12の上方の機械室11内にはコントロールパネ
ル13が取り付けられており、係る機械室11の前面は
前記グリル2により開閉自在に閉塞されている。
【0017】このグリル2はステンレスなどの矩形状鋼
板から成り、周囲には後側に折曲された周囲フランジ2
Aが形成され、冷蔵庫1に一側を回動自在に枢支されて
いる。また、グリル2の前面上部にはコントロールパネ
ル13用の小さい横長矩形状の開口22が形成されてお
り、その下方には凝縮器12の前方に対応した通風用の
大きい縦長の矩形状開口23が形成されている。
板から成り、周囲には後側に折曲された周囲フランジ2
Aが形成され、冷蔵庫1に一側を回動自在に枢支されて
いる。また、グリル2の前面上部にはコントロールパネ
ル13用の小さい横長矩形状の開口22が形成されてお
り、その下方には凝縮器12の前方に対応した通風用の
大きい縦長の矩形状開口23が形成されている。
【0018】このグリル2の開口23上縁及び下縁は後
側に直角に折曲されており、そこに機械室11側に突出
した取付フランジ26、27が形成され、各取付フラン
ジ26、27にはネジ孔28がそれぞれ左右二カ所ずつ
穿設されている。
側に直角に折曲されており、そこに機械室11側に突出
した取付フランジ26、27が形成され、各取付フラン
ジ26、27にはネジ孔28がそれぞれ左右二カ所ずつ
穿設されている。
【0019】一方、図中31は同じくステンレス製のダ
クト部材であり、前記開口23の内径に略合致した外寸
の矩形枠状を呈しており、その天面31Aは開口23か
ら機械室11内の凝縮器12に至る前後幅寸法を有し、
左右にネジ孔32が穿設されている。また、ダクト部材
31の左右側面31B、31B及び底面31Cは天面3
1Aよりも更に前方に突出しており、その前縁には天面
31Aの前縁と間隔を存した位置に、内向フランジ33
が折曲形成されている。
クト部材であり、前記開口23の内径に略合致した外寸
の矩形枠状を呈しており、その天面31Aは開口23か
ら機械室11内の凝縮器12に至る前後幅寸法を有し、
左右にネジ孔32が穿設されている。また、ダクト部材
31の左右側面31B、31B及び底面31Cは天面3
1Aよりも更に前方に突出しており、その前縁には天面
31Aの前縁と間隔を存した位置に、内向フランジ33
が折曲形成されている。
【0020】このようなダクト部材31は、図7に実線
矢印で示す如くグリル2の後面から取付フランジ26、
26間に挿入され、天面31A及び底面31Cのネジ孔
32(底面31Cについては図示せず)をネジ孔28に
合致させた状態でネジ36により取付フランジ26、2
6に固定される。この状態でダクト部材31の内部には
開口23から凝縮器12まで至るダクト38が構成され
る。
矢印で示す如くグリル2の後面から取付フランジ26、
26間に挿入され、天面31A及び底面31Cのネジ孔
32(底面31Cについては図示せず)をネジ孔28に
合致させた状態でネジ36により取付フランジ26、2
6に固定される。この状態でダクト部材31の内部には
開口23から凝縮器12まで至るダクト38が構成され
る。
【0021】更に、この状態でダクト部材31の左右側
面31B、31B及び底面31C前縁の内向フランジ3
3・・は開口23を通過し、図6に示す如くグリル2の
前側まで突出する。これによって、内向フランジ33・
・の内側には、上部に入口41Aを備えた収納部41が
構成される。
面31B、31B及び底面31C前縁の内向フランジ3
3・・は開口23を通過し、図6に示す如くグリル2の
前側まで突出する。これによって、内向フランジ33・
・の内側には、上部に入口41Aを備えた収納部41が
構成される。
【0022】そして、この入口41Aより収納部41内
にフィルター3を挿脱自在に挿入する(図3及び図5に
矢印で示す)。このフィルター3は従来同様所定メッシ
ュの金網から矩形状に形成されており、収納部41内に
保持された状態でグリル2の前側に位置し、ダクト38
を塞ぐ。
にフィルター3を挿脱自在に挿入する(図3及び図5に
矢印で示す)。このフィルター3は従来同様所定メッシ
ュの金網から矩形状に形成されており、収納部41内に
保持された状態でグリル2の前側に位置し、ダクト38
を塞ぐ。
【0023】そして、前記凝縮器用送風機が運転される
と、フィルター3を通してダクト38から機械室11内
に外気が吸引され、凝縮器12などに通風される。ま
た、外気に乗って機械室11に侵入しようとする前記塵
埃やオイルミストはフィルター3に付着するので、係る
塵埃などが機械室11に侵入ことは阻止される。更に、
フィルター3はグリル2の前側に配置されており、その
汚れ具合も一目瞭然となるため、フィルター3の清掃が
促進され、フィルター3の目詰まりによる性能低下も未
然に回避できる。
と、フィルター3を通してダクト38から機械室11内
に外気が吸引され、凝縮器12などに通風される。ま
た、外気に乗って機械室11に侵入しようとする前記塵
埃やオイルミストはフィルター3に付着するので、係る
塵埃などが機械室11に侵入ことは阻止される。更に、
フィルター3はグリル2の前側に配置されており、その
汚れ具合も一目瞭然となるため、フィルター3の清掃が
促進され、フィルター3の目詰まりによる性能低下も未
然に回避できる。
【0024】特に、本発明によればグリル2の取付フラ
ンジ26、26にダクト部材31をネジ止めするのみ
で、フィルター3の収納部41を構成できるので、従来
の如き格別な取付板が不要となり、部品点数の削減が図
れる。また、グリル2の前面に溶接痕が現れることも無
いので、従来の如き仕上げ作業も不要となり、組立作業
性も向上する。
ンジ26、26にダクト部材31をネジ止めするのみ
で、フィルター3の収納部41を構成できるので、従来
の如き格別な取付板が不要となり、部品点数の削減が図
れる。また、グリル2の前面に溶接痕が現れることも無
いので、従来の如き仕上げ作業も不要となり、組立作業
性も向上する。
【0025】尚、実施例では所謂アンダーカウンター型
の業務用冷蔵庫に本発明を適用したが、それに限らず、
通常の冷蔵庫や低温ショーケースなどにも本発明は有効
である。
の業務用冷蔵庫に本発明を適用したが、それに限らず、
通常の冷蔵庫や低温ショーケースなどにも本発明は有効
である。
【0026】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、通風
用の開口縁部のグリルを折曲して機械室側に突出する取
付フランジを形成すると共に、内部に開口から機械室に
至るダクトを形成するダクト部材を前記取付フランジに
固定し、このダクト部材の前端に内向フランジを形成し
て、ダクト部材の前部を開口からグリルの前側まで突出
させることにより、内向フランジの内側にフィルターを
挿脱自在に保持する収納部を構成するようにしたので、
従来の如き格別な取付板が不要となり、部品点数の削減
が図れる。
用の開口縁部のグリルを折曲して機械室側に突出する取
付フランジを形成すると共に、内部に開口から機械室に
至るダクトを形成するダクト部材を前記取付フランジに
固定し、このダクト部材の前端に内向フランジを形成し
て、ダクト部材の前部を開口からグリルの前側まで突出
させることにより、内向フランジの内側にフィルターを
挿脱自在に保持する収納部を構成するようにしたので、
従来の如き格別な取付板が不要となり、部品点数の削減
が図れる。
【0027】また、グリルの前面に溶接痕が現れること
も無いので、従来の如き仕上げ作業も不要となり、組立
作業性も向上するので、総じて製造コストの著しい低減
が図れる。特に、フィルターはグリルの前側に配置され
ており、その汚れ具合も一目瞭然となるため、フィルタ
ーの清掃が促進され、フィルターの目詰まりによる性能
低下も未然に回避できるものである。
も無いので、従来の如き仕上げ作業も不要となり、組立
作業性も向上するので、総じて製造コストの著しい低減
が図れる。特に、フィルターはグリルの前側に配置され
ており、その汚れ具合も一目瞭然となるため、フィルタ
ーの清掃が促進され、フィルターの目詰まりによる性能
低下も未然に回避できるものである。
【図1】本発明の冷却貯蔵庫の実施例としての業務用冷
蔵庫の正面図である。
蔵庫の正面図である。
【図2】図1の冷蔵庫の斜視図である。
【図3】グリル部分の図1の冷蔵庫側部の斜視図であ
る。
る。
【図4】グリルを開いた状態の図1の冷蔵庫側部の斜視
図である。
図である。
【図5】図1の冷蔵庫のグリルとフィルターの斜視図で
ある。
ある。
【図6】図1の冷蔵庫のグリルの縦断側面図である。
【図7】図1の冷蔵庫のグリルの分解斜視図である。
【図8】従来の業務用冷蔵庫のグリルの斜視図である。
【図9】図8のグリルの分解斜視図である。
1 業務用冷蔵庫 2 グリル 3 フィルター 11 機械室 12 凝縮器 23 開口 28 取付フランジ 31 ダクト部材 33 内向フランジ 38 ダクト 41 収納部
Claims (1)
- 【請求項1】 冷却装置の凝縮器などを設置する機械室
の前面にグリルを設け、このグリルの前側にはフィルタ
ーを取り付けて成る冷却貯蔵庫において、 前記グリルに形成された通風用の開口と、この開口縁部
のグリルを折曲して形成され、前記機械室側に突出した
取付フランジと、この取付フランジに固定され、内部に
前記開口から機械室に至るダクトを形成するダクト部材
と、このダクト部材の前端に形成された内向フランジと
を備え、前記ダクト部材前部は前記開口から前記グリル
の前側まで突出し、前記内向フランジの内側に前記フィ
ルターを挿脱自在に保持する収納部を構成することを特
徴とする冷却貯蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6339964A JP3005442B2 (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 冷却貯蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6339964A JP3005442B2 (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 冷却貯蔵庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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