JP3005209B2 - 文字処理装置及び方法 - Google Patents

文字処理装置及び方法

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JP3005209B2
JP3005209B2 JP10058035A JP5803598A JP3005209B2 JP 3005209 B2 JP3005209 B2 JP 3005209B2 JP 10058035 A JP10058035 A JP 10058035A JP 5803598 A JP5803598 A JP 5803598A JP 3005209 B2 JP3005209 B2 JP 3005209B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、文字に対して変形
を施して表示する文字処理装置及び方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の文字処理装置、例えばワードプロ
セッサ等においては、キャラクタジェネレータのROM
に内蔵されるフォントデータ(一般にはドットデータと
して格納されている)を、水平方向に対してx倍(1,
1.5,2,4,1/2倍等)、垂直方向に対してy倍
(1,1.5,2,4,1/2倍等)に拡大または縮少
して、表示器に表示されているカーソルの位置から表示
またはプリントアウトする装置等が提案されている。 【0003】また、写植入力システムにおいては、入力
された文字列における個々の文字変形について、長体/
平体,斜体,文字の回転等が指定可能な機種が提案され
ており、文字列の展開方法については、水平,垂直の箱
組,斜め組,円周組等が行えるように構成されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の文字
処理装置においては、一般に内蔵フォントデータがドッ
トデータとして格納されているため、変形操作後の出力
文字品質が著しく低下する。また、文字列の展開方法が
水平(横組)または垂直(縦組)に限定される等の制限
があり、文字列のレイアウトの表現形式が著しく制限さ
れる問題点があった。 【0005】また、後者の文字処理装置においては、上
述したように、個々の文字変形については、長体/平
体,斜体,文字の回転等が指定可能となっているが、文
字列の展開方法が水平または垂直の場合に限り、個々の
文字の変形、すなわち長体/平体,斜体,文字の回転等
が行えるだけなので、デザイン的要素を必要とするPO
P等、すなわち斜体文字を斜め組みするとか、斜体変形
文字を円周組みすることができず、一見して強烈な印象
を与えることができるような、デザイン性の高い文字を
出力できず、限定された用途でしか使用できない問題点
があった。 【0006】また、指定される文字変形情報により、文
字に対してどのような変形が施されるのか実際に出力し
てみないと操作者が確認することができなかった。 【0007】本発明の目的は、操作者により定義された
鏡像回転、シャドウ、又は、中塗りにより、実際に文字
に対してどのように鏡像回転、シャドウ、又は、中塗り
が施されるか操作者が確認することができる文字処理装
置及び方法を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の文字処理装置は、文字に対して施される鏡
像回転、シャドウ、又は、中塗りを定義するための変形
定義画面を表示する表示手段と、前記変形定義画面を用
いて操作者により定義された鏡像回転、シャドウ、又
は、中塗りが施された文字パターンを前記変形定義画面
に表示させる手段とを有することを特徴とする。また、
本発明の文字処理方法は、文字に対して施される鏡像回
転、シャドウ、又は、中塗りを定義するための変形定義
画面を表示させるステップと、前記変形定義画面を用い
て操作者により定義された鏡像回転、シャドウ、又は、
中塗りが施された文字パターンを前記変形定義画面に表
示させるステップとを有することを特徴とする。 【0009】また、本発明の文字処理方法は、文字変形
情報を指定するための変形定義画面を表示させるステッ
プと、前記変形定義画面で指定された文字変形情報に基
づく変形文字のサンプルを前記変形定義画面の所定領域
に表示させるステップとを有することを特徴とする。 【0010】 【発明の実施の形態】図1はこの発明の一実施の形態を
示す文字処理装置の構成を説明するブロック図であり、
1は文字変形入力部で、VRAM2を介してCRTディ
スプレイ3上に文字変形指定画面(図3参照)を表示す
る。4は文字列展開方法入力部で、VRAM2を介して
CRTディスプレイ3上に文字列展開方法指定画面(図
4参照)を表示する。5は展開位置座標入力部で、VR
AM2を介してCRTディスプレイ3上に文字を展開す
る領域を示す用紙画面(図5参照)を表示する。6は文
字列入力部で、展開位置座標入力部5が用紙画面をCR
Tディスプレイ3に表示した後、VRAM2を介してC
RTディスプレイ3上に文字画面(図5参照)を表示す
る。7はポインティングデバイスで、この発明の文字変
形指定手段,展開方法指定手段,座標値入力手段とを兼
ねており、文字変形入力部1がCRTディスプレイ3に
表示した文字変形指定画面に表示される文字変形情報
(長体,平体,斜体等)のうち、所望とする文字変形を
指定することによりキーボード8から入力される文字列
の各文字についての変形を指令する。また、ポインティ
ングデバイス7は、文字列展開方法入力部4がCRTデ
ィスプレイ3に表示した文字列展開方法指定画面に表示
される展開方法(水平,垂直,斜め,円周)のうち、所
望とする文字列展開方法を指定することによりキーボー
ド8から入力される文字列の各文字についての展開方法
を指令する。さらに、ポインティングデバイス7は、展
開位置座標入力部5がCRTディスプレイ3に表示した
用紙画面に展開位置座標(例えば任意の2点または3
点)を指示する。9はパラメータ記憶部で、ポインティ
ングデバイス7により指示された文字変形情報,展開情
報等を一時記憶する。10は座標値レジスタで、ポイン
ティングデバイス7に指示された展開位置座標(展開開
始位置座標,展開終了座標)を一時記憶する。11は文
字コード記憶部で、キーボード8から入力される文字列
に対応するコード情報を記憶する。12はこの発明の第
1の演算手段となる演算部で、パラメータ記憶部9に記
憶されている文字変形情報に基づいてキーボード8より
入力される文字列の各文字に対応する変形文字位置座標
を演算し、演算した変形文字一座標をラインL2を介し
てこの発明の第2の演算手段となる演算部13に送出す
る。演算部13は演算部12から送出されてくる変形文
字位置座標に対してパラメータ記憶部9に記憶される文
字列展開方法及び座標値レジスタ10に格納されている
展開位置座標値に基づいて決定される水平方向に対して
任意の角度を有する3点を通る円周上に変形文字列を展
開するための座標変換を行い、変換された座標位置に対
応するVRAM2上のアドレスに変形文字列の各文字を
展開する。なお、L1はラインで文字列展開方法入力部
4がCRTディスプレイ3に文字列展開方法指定画面
で、垂直または水平が指定された場合に、ポインティン
グデバイス7により指示される2点の座標のうち、x座
標またはy座標値を一致させる情報を展開位置座標入力
部5に入力し、ポインティングデバイス7により指示さ
れたxまたはy座標を強制的に一致させる。 【0011】図2は、図1に示した文字処理装置を有す
る文字処理システムを説明するシステム構成図であり、
図1と同一のものには同じ符号を付してある。 【0012】この図において、21はシステム制御用の
マイクロコンピュータで、MPU21a,内部メモリ
(ROM,RAM)21b,外部メモリとなるフロッピ
ーディスク21C,カートリッジ21d,ディスク21
e等から構成され、MPU21aが演算部12,13を
兼ね、内部メモリ21bがパラメータ記憶部9,座標値
レジスタ10,文字コード記憶部11を兼ねている。2
2は出力部で、レーザビームプリンタ等の電気信号化さ
れた情報に基づいて記録材上に像記録する高速プリンタ
22a,インタフェース回路22b等から構成されてい
る。23はイメージメモリで、VRAM2に展開された
画像情報を記憶でき、出力部22がこのイメージメモリ
23をアクセスすることにより画像情報が読み出され
る。24はBMUで、画像データの回転、移動を制御す
る。 【0013】次に図3〜6を参照しながらこの発明によ
る変形文字列出力動作について説明する。 【0014】図3〜6は、この発明による変形文字列出
力指示動作を説明する摸式図であり、図1と同一のもの
には同じ符号を付してある。 【0015】図3は文字変形画面で、編集メニュー31
上の「文字種」をポインティングデバイス7で指示した
場合に、変形定義32をマルチウインドで表示した状態
を示してあり、「文字種」は長体,平体,鏡像反転,斜
体,シャドウ,中塗り等から定義される。この表示例で
は、ポインティングデバイス7により長体,斜体が指示
され、キーボード8によりその%が「50」で、斜め方
向がx方向で+5が指定入力された状態である。なお、
この実施例において+5とは+15°を意味する。 【0016】図4は文字列展開方法指定画面で、編集メ
ニュー31上の「文字種」をポインティングデバイス7
で指示した場合に、文字種テーブル33をマルチウイン
ドで表示した状態を示してあり、文字種テーブル33に
は、展開方法を指定するエリア34が設けられており、
この実施例では「水平,垂直」,「斜め」,「円周」,
「箱組」等の展開方法が用意されており、「円周」がポ
インティングデバイス7により選択された場合を示した
ある。なお、文字の回転を指定する場合には文字回転3
5をポインティングデバイス7で指示し、さらにキーボ
ード8により回転量を入力することにより、キーボード
8より入力される文字列を回転させることができる。 【0017】図5は用紙画面および文字列入力画面であ
り、ポインティングデバイス7より展開位置座標とな
る、展開開始位置座標Ps,展開終了位置座標Pe,円
周特定位置座標Pqを指示した状態を示し、この展開開
始位置座標Ps,展開終了位置座標Pe,円周特定座標
Pqがポインティングデバイス7により指示されると、
図5に示すようにCRTディスプレイ3上に、文字列入
力画面となるエリア36および入力モードエリア37が
表示される。なお、この実施例ではキーボード8より文
字列、例えば「あいうえお、かきくけこ、さしすせ
そ、」,「たちつてと、なにぬねの」が入力された場合
を表示してある。 【0018】図6は変形文字列表示画面で、文字列入力
画面で入力された文字列38,39(「あいうえお、か
きくけこ、さしすせそ」,「たちつてと、なにぬね
の」)を文字列展開方法指定画面で指定された展開方
法、すなわち「円周」で、かつ文字変形画面で指定され
た文字変形情報(長体,斜体)に基づいて変形された文
字列を展開開始位置座標Ps,展開終了位置座標Pe,
円周特定位置座標Pqに基づいて表示した状態を示して
ある。 【0019】まず、CRTディスプレイ3に図3に示し
た文字変形画面を表示し、ポインティングデバイス7に
より変形定義32中から所望とする文字変形情報、例え
ば長体,斜体を指示しさらにキーボード8によりその%
を「50」と入力し、斜体量、すなわちx方向で+5を
入力すると、変形定義32のスペースに変形文字32a
が表示されるとともに、入力された各パラメータを文字
変形入力部1がパラメータ記憶部9に書き込む。この書
き込みが終了すると、図4に示した文字列展開方法指定
画面がCRTディスプレイ3に表示され、ポインティン
グデバイス7を操作して文字種テーブル33中のエリア
34に設けられる展開情報となる展開方法を、例えば
「円周」を指示すると、文字列展開方法入力部4がパラ
メータ記憶部9に展開方法「円周」を書き込む。この書
き込みが終了とすると、図5に示した用紙画面および文
字列入力画面を表示し、ポインティングデバイス7によ
る展開値座標指定およびキーボード8による文字列入力
を待機する。ここで、ポインティングデバイス7により
キーボード8より入力される文字列に対する展開位置座
標となる展開開始位置座標Ps,展開終了位置座標Pe
及び円周特定位置座標Pqを指示し、キーボード8より
文字列、例えば「あいうえお、かきくけこ、さしすせ
そ」,「たちつてと、なにぬねの」がCRTディスプレ
イ3のエリア36に表示される。次いで、確定した展開
開始位置座標Ps,展開終了位置座標Pe及び円周特定
位置座標Pqを展開位置座標入力部5が座標値レジスタ
10に書き込むとともに、文字列入力部6が文字コード
記憶部11に対して「あいうえお、かきくけこ、さしす
せそ」,「たちつてと、なにぬねの」に対応するコード
情報を書き込む。 【0020】一方、演算部12においては、パラメータ
記憶部9に記憶されている文字変形情報、例えば長体,
斜体および斜体量から変形文字位置座標を演算する。 【0021】なお、この実施例では、各文字データが文
字画像の輪郭部分を主要点iとする配列から構成されて
おり、その主要点の座標値(xi,yi)で1文字が定
義されている。正し、iは0〜n−1とする。 【0022】そこで、座標値(xi,xy)に対する変
形文字値座標値(xi,Yi)を下記第(1)式で求め
る。 【0023】 【外1】 【0024】ただし、上記第(1)式中のパラメータa
1,a2,b1,b2,c1,c2は、図3に示した文字変形
画面で表示した変形定義32中で選択または入力された
数値に基づいて図7に示すフローチャートで決定され
る。 【0025】次に図7を参照しながらこの発明によるパ
ラメータ設定動作について説明する。 【0026】図7はこの発明によるパラメータ設定動作
を説明するフローチャートである。なお、(1)〜
(9)は各ステップを示す。 【0027】パラメータa1に「1」,パラメータa2
「0」,パラメータb1に「0」,パラメータb
2「1」,パラメータc1に「0」,パラメータc2
「0」をそれぞれセットする(1)。これにより初期設
定が終了する。次いで、演算部12がパラメータ記憶部
9を参照して長体指定がなされているかどうかを判断し
(2)、NOならばステップ(4)以降に進み、YES
ならばパラメータa1にステップ(1)で設定されたパ
ラメータa1にrx1を乗じた値をセット(a1=a1*r
1)すると共に、パラメータb1にステップ(1)で設
定されたパラメータb1にrx1を乗じた値をセット(b
1=b1*rx1)するとともに、パラメータc1にステッ
プ(1)で設定されたパラメータc1にrx1を乗じた値
をセット(c1=c1*rx1)する(3)。次いで、演
算部12がパラメータ記憶部9を参照して長体指定がな
されているかどうかを判断し(4)、NOならばステッ
プ(6)以降に進み、YESならばパラメータa2にス
テップ(1)で設定されたパラメータa2にry1を乗じ
た値をセット(a2=a2*rx1)すると共に、パラメ
ータb2にステップ(1)で設定されたパラメータb2
rx1を乗じた値をセット(b2=b2*rx1)すると共
に、パラメータc2にステップ(1)で設定されたパラ
メータc2にry1を乗じた位置をセット(c2=c2*r
1)する(5)。次いで、演算部12がパラメータ記
憶部9を参照してx方向斜体指定がなされているかどう
かを判断し(6)、NOならばステップ(8)以降に進
み、YESならばステップ(1)またはステップ(3)
で設定されたパラメータa1にステップ(1)またはス
テップ(5)で設定されたa2に対してrx2を乗じた値
を加算した値をセット(a1=a1+a2*rx2)をセッ
トするとともに、ステップ(1)またはステップ(3)
で設定されたパラメータb1にステップ(1)またはス
テップ(5)で設定されたb2に対してrx2を乗じた値
を加算した値をセット(b1=b1+b2*rx2)をセッ
トするとともに、ステップ(1)またはステップ(3)
で設定されたパラメータc1にステップ(1)またはス
テップ(5)で設定されたc2に対してrx2を乗じた値
を加算した値をセット(c1=c1+c2*rx2)をセッ
トする(7)。次いで、演算部12がパラメータ記憶部
9を参照してy方向斜体指定がなされているかどうかを
判断し(8)、NOならば制御を終了し、YESならば
ステップ(1)またはステップ(5)で設定されたパラ
メータa2にステップ(1),(3),(7)のいずれ
かで設定されたa1に対してry2を乗じた値を加算した
値をセット(a2=a2+a1*rx2)をセットするとと
もに、ステップ(1)またはステップ(5)で設定され
たパラメータb2にステップ(1),(3),(7)の
いずれかで設定されたb1に対してry2を乗じた値を加
算した値をセット(b2=b2+b1*ry2)をセットす
るとともに、ステップ(1)またはステップ(5)で設
定されたパラメータc2にステップ(1),(3),
(7)のいずれかで設定されたc1に対してry2を乗じ
た値を加算した値をセット(c2=c2+c1*ry2)を
セットし(9)、制御を終了する。 【0028】なお、上記rx1,rY1,rx2,ry2
パラメータ記憶部9にあらかじめ記憶されている変形情
報で、変形情報rx1は、図8(a)に示す基本文字パ
ターン41の長体パターン41aの長体率に対応し、変
形情報ry1は図8(b)に示す基本文字パターン42
の平体パターン42aの平体率に対応し、変形情報rx
2は、図8(c)に示す基本文字パターン43のx方向
斜体パターン43aのx方向斜体角度をθxとした場合
の正接値(tan(θx))に対応し、変形情報ry2
は、図8(d)に示す基本文字パターン44のy方向斜
体パターン44aのy方向斜体角度をθyとした場合の
正接値(tanθy))に対応している。 【0029】このようにして得られた変形文字値座標値
(xi,Yi)を図4に示した文字列展開方法指定画面
で指示した、この実施例では「斜め」(パラメータ記憶
部9に格納される)および図5で示した用紙画面および
文字列入力画面でポインティングデバイス7により指示
された展開開始位置座標Rs,展開終了位置座標Pe及
び円周特定位置座標Pqに基づいて演算部13が変形文
字列展開座標値を後述するよう演算する。 【0030】図9(a)〜(c)は、図1に示した演算
部13による変形文字列展開座標値演算動作を説明する
摸式図であり、図9(a)は座標値レジスタ10に格納
されている3個の座標値Ps(xs,ys),Pe(x
e,ye)及びPq(xq,yq)より、当該円周の中
心座標O(xc,yc)半径r及びその円周上における
文字展開の開始角度sdを求める演算について示してい
る。すなわち円周の中心座標Oc(xc,yc)は2つ
の線分PsPq及びPePqの垂直2等分線の交点とし
て容易に求められ、然るに 【0031】 【外2】 であり、又開始角度sdはsd=atan((ys−y
c)/(xs−xc))より求められる。ここにata
n( )は指定された値を正接値とする角度を求める逆
三角関数である。 【0032】ここで回転角度はすべて回転の中心を基点
とし、x正方向(図では水平方向)へ延長される線分を
基準線とし反時計方向の角度で表わしている。 【0033】以後図1の文字コード記憶部11に格納さ
れているn個から成る文字列中のi番目の文字について
の処理を一般化して説明する。 【0034】先ず文字列先頭の文字(i=1)の場合、
図9(b)における中心角度tdi=sd、位置座標M
oi(xmi,ymi)=Ps(xs,yx)である。 【0035】次に該当文字の文字幅Wiを求める。図9
(c)は前述演算係数a1,b1,c1,及びa2,b2
2を用いて演算部12により求められた該当文字の文
字幅Wiを求める演算を示す図である。即ち交換前の文
字幅を規定する座標値をNoi(0,0)及びN1
(w,0)とすればWi=a1*wにて求められる。 【0036】図9(b)におけるθiは該当文字を円周
上の所定位置Moiより展開する場合に必要な回転角度
である。 【0037】先頭文字(i=1)の場合、前述の如くM
oi(xmi,ymi)=Ps(xs,ys)かつtd
i=sdである。 【0038】このとき回転角度θiはθi=tdi−
(φi+π/2)より求められる。 【0039】この式はtdiがいかなる角度の値をもつ
場合も成り立つ。ここにφiは円周の中心角度の1/2
つまりφi=a sin((Wi/2)/r)でありa
sin( )は与えられた値を正弦とする角度を求め
る逆三角関数である。 【0040】以上にて求められた各値より円周上に展開
する場合の最終的な交換係数を得ることができる。つま
り A1=a1*cos(θi)−a2*sin(θi) B1=b1*cos(θi)−b2*sin(θi) C1=c1*cos(θi)−c2*sin(θi)+x
mi A2=a1*sin(θi)+a2*cos(θi) B2=b1*sin(θi)+b2*cos(θi) C2=c1*sin(θi)+c2*cos(θi)+y
mi 【0041】ただしsin( )、及びcos( )は
各々与えられた角度に対する正弦値及び余弦値を求める
三角関数である。 【0042】次いで、図10に示すフローチャートに基
づいてキーボード8より入力された文字列中の個々の文
字に対する変形変数を、元となる文字画像の輪郭部分の
主要点座標値((xi,yi)、ただし、i=0〜n−
1)に対し演算することにより個々の文字データを最終
的な文字列上に展開された個々の文字の文字の輪郭座標
位置((Xi,Yi)、ただしi=0〜n−1)に変換
する。 【0043】図10はこの発明による輪郭座標位置演算
処理手順を説明するフローチャートである。なお、
(1)〜(4)は各ステップを示す。 【0044】まず、変数iに「0」をセットし、輪郭座
標位置Xi,Yiを下記第(4)式に基づいて演算する
(2)。次いで、変数iに「1」をインクリメントする
(3)。次いで、変数iが各文字の画像の輪郭部分の主
要点数nよりも小さいかどうかを判断し(4)、YES
なららばステップ(2)に戻り、NOならば制御を終了
する。 【0045】 【外3】 【0046】このようにして得られた輪郭座標位置X
i,Yiに基づいてキーボード8より入力された文字列
がVRAM2に展開され、CRTディスプレイ3上に変
形された文字列38,39、すなわち長体でかつ斜体の
文字列38,39を仮想される円周上に展開表示できる
ようになる。 【0047】2文字目以降の文字(i>1)の文字位置
座標Moi(xmi,ymi)及び回転角度θiに関し
てはいずれも直前の文字に関する演算結果を用いて決定
することができる。 【0048】即ち直前の文字に対する最終変換係数A
1i-1,B1i-1,C1i-1及びA2i-1,B2i-1,C2i-1、直
前の文字の変換前の文字幅wi-1とすればi番目の文字
位置座標Moi(xmi,ymi)は、M1i-1である。
つまり xmi=A1i-1*wi-1+xmi-1 ymi=A2i-1*wi-1+ymi-1 でありi番目の文字回転角度θiは図9(b)のように
直前の文字の中心角度の1/2をφi-1とすれば tdi=tdi-1−2*φi-1 なるtdiを前述式に当てはめればよい。 【0049】以上を文字列中の個々の文字について図1
1のフローチャートに示すように繰り返し行うことによ
り、本発明の文字展開演算を処理することができる。 【0050】上記実施の形態では、ポインティングデバ
イス7により指示される3点で決定される円周の始点か
ら終点間に変形文字列を展開する場合について説明した
が、ポインティングデバイス7に指示される3点で決定
される円周の始点から終点間の任意の区間に対してのみ
変形文字列を展開させることもこの発明を適用でき、こ
れにより極めてデザイン効果の高い文字列を表示または
出力可能となる。 【0051】また、上記実施の形態では変形文字列をV
RAM2を介してCRTディスプレイ3に表示させる場
合について説明したが、表示された変形文字列を図2に
示したイメージメモリ23に展開することにより、高速
プリンタ22aよりCRTディスプレイ3に表示された
変形文字列をイメージとして画像出力することも可能で
ある。 【0052】 【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
操作者により定義された鏡像回転、シャドウ、又は、中
塗りにより、実際に文字に対してどのように鏡像回転、
シャドウ、又は、中塗りが施されるか操作者が確認する
ことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態の文字処理装置の構成を示
す図である。 【図2】本発明の実施の形態の文字処理装置を有する文
字処理システムの構成を示す図である。 【図3】変形文字出力指示動作を説明する模式図であ
る。 【図4】変形文字出力指示動作を説明する模式図であ
る。 【図5】変形文字出力指示動作を説明する模式図であ
る。 【図6】変形文字出力指示動作を説明する模式図であ
る。 【図7】パラメータ設定動作を説明するフローチャート
を示す図である。 【図8】文字変形パラメータに従属する図形要素を説明
する模式図である。 【図9】変形文字列展開座標値演算動作を説明する模式
図である。 【図10】輪郭座標位置演算処理手順を説明するフロー
チャートを示す図である。 【図11】文字列中の文字を円周上に展開する一連の座
標演算処理のフローチャートを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G09G 5/22 670 G09G 5/26 C 5/26 5/32 640L 5/32 640 G06F 15/66 415 (72)発明者 白坂 昭史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 田中 研策 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 加藤 高裕 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−44451(JP,A) 特開 昭60−93480(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/24 G06T 5/30 G09G 5/22 G09G 5/26 G09G 5/32

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.文字に対して施される鏡像回転、シャドウ、又は、
    中塗りを定義するための変形定義画面を表示する表示手
    段と、 前記変形定義画面を用いて操作者により定義された鏡像
    回転、シャドウ、又は、中塗りが施された文字パターン
    を前記変形定義画面に表示させる手段とを有することを
    特徴とする文字処理装置。 2.前記変形定義画面は、文字に対する鏡像回転、シャ
    ドウ、及び、中塗りを定義するための変形定義画面を含
    むことを特徴とする請求項1記載の文字処理装置。 3.前記変形定義画面は、文字に対する長体平体、鏡像
    回転、斜体、シャドウ、及び、中塗りを定義するための
    変形定義画面を含むことを特徴とする請求項1記載の文
    字処理装置。 4.文字に対して施される鏡像回転、シャドウ、又は、
    中塗りを定義するための変形定義画面を表示させるステ
    ップと、 前記変形定義画面を用いて操作者により定義された鏡像
    回転、シャドウ、又は、中塗りが施された文字パターン
    を前記変形定義画面に表示させるステップとを有するこ
    とを特徴とする文字処理方法。 5.前記変形定義画面は、文字に対する鏡像回転、シャ
    ドウ、及び、中塗りを定義するための変形定義画面を含
    むことを特徴とする請求項4記載の文字処理方法。 6.前記変形定義画面は、文字に対する長体平体、鏡像
    回転、斜体、シャドウ、及び、中塗りを定義するための
    変形定義画面を含むことを特徴とする請求項4記載の文
    字処理方法。
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