JP3004945U - 移動式遠近両用眼鏡 - Google Patents

移動式遠近両用眼鏡

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JP3004945U
JP3004945U JP1994007622U JP762294U JP3004945U JP 3004945 U JP3004945 U JP 3004945U JP 1994007622 U JP1994007622 U JP 1994007622U JP 762294 U JP762294 U JP 762294U JP 3004945 U JP3004945 U JP 3004945U
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豊 川村
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豊 川村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遠用レンズに近用レンズを容易に着脱し、近
用レンズの不要時ではテンプル枠の耳掛部に退避収納し
て携帯性を向上し、取扱いを容易にする。 【構成】 遠用レンズ2前面から近用レンズ3を前方へ
離倒し、遠用レンズ枠4およびテンプル枠6に設けたス
ライド機構20によりスライド案内して退避し、耳掛部
7の収納ケース13内に保持収納する。スライド機構2
0は、近用レンズ3を固着した支持ピン15に設けたス
ライダー15Aを、遠用レンズ枠4、テンプル枠6に設
けた案内レール9のスライド案内溝8に嵌め込み移動可
能にして形成する。遠用レンズ2と近用レンズ3との接
合位置にて支持ピン15のスライダー15Aをクリック
動作して近用レンズ3を遠用レンズ2の前面下部にて起
立転倒自在に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、遠用レンズ(近視、遠視の親玉)の前面下部に近用レンズ(小玉) を接合させて下部半分のみが老眼鏡と成る遠近両用の移動式遠近両用眼鏡に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の遠近両用眼鏡としては、遠用の屈折力をもつ遠用レンズ(親玉 )の前面下部に、近用の屈折力(老眼鏡)をもつように近用レンズ(小玉)を組 合せて成るもので、その組合せには、はりつけ方式、切りつぎ方式、すりわけ方 式等でもって一体形成することにより焦点を調整できるようにレンズの加入度を 付与するものが知られている。また、眼鏡本体の遠用レンズとは別に形成した近 用レンズを枠体で保持し、これを遠用レンズの眼鏡本体に掛けるものとしたり、 落とし込むものとしたり、更には跳上げ可能にしたりして遠用レンズ全体を覆う 様に重ねることで加入度を付与し、近用眼鏡として使用するものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような近用レンズを備えた老眼鏡は焦点が30〜50cm程度であるため に小さい文字等は良く見えるが、従来の技術で述べたもののうち一体形成する前 者においては、通常の歩行等に使用した場合に上半分が遠用レンズ、下半分が近 用レンズであるから、そのままである程度離れた近くを見る場合には、焦点距離 が定まらずに遠近感が著しく損なわれるものである。すなわち、遠用と近用との 焦点距離が著しく異なるために、視野内の凹凸感、遠近感等が不明瞭なものとな り、例えば、特に階段等を歩く時には非常に歩き難く、目測を誤まり転倒して怪 我をすることがある。また、遠用レンズと近用レンズとの境界線が水平で遠用レ ンズの中心を横切るために、境界線で視野像が突然跳躍(ジャンプ)したり、不 連続的に視野が異なったりするので眼に不快感や違和感を与えたりするという問 題点を有していた。一方、別に構成して使用時に組合せる後者においては、装用 携帯点数が増えて嵩張るものとなって持ち運びに不便であり、また、紛失したり 、落として破損したりする等の問題点がある。
【0004】 そこで、本考案は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、 遠用レンズと組合せ使用する近用レンズを遠用レンズに容易に着脱でき、近用レ ンズの不要時ではテンプル枠の耳掛部に退避収納させて邪魔になることがないよ うにし、しかも、退避させても眼鏡本体と共に常時一体化されたものとして携帯 性を向上し、取扱いが容易であり、装用携帯点数も増加することなく、紛失、落 下破損の虞れもない移動式遠近両用眼鏡を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、本考案にあっては、遠用レンズ2の前面下部に 近用レンズ3を接合させて成るものにおいて、遠用レンズ2前面に近用レンズ3 を着脱自在に配すると共に、遠用レンズ2から離反させた近用レンズ3を遠用レ ンズ枠4およびテンプル枠6に設けたスライド機構20によりスライドさせ、耳 掛部7に退避収納すべく成したことを特徴とする。
【0006】 スライド機構20は、操作用つまみ14を有する支持ピン15に近用レンズ3 を固着し、支持ピン15下端に設けたスライダー15Aを遠用レンズ枠4および テンプル枠6に設けた案内レール9にスライド自在に嵌め込み、遠用レンズ2の 前面下部の近用レンズ3の接合位置にて支持ピン15のスライダー15Aをクリ ック動作して近用レンズ3を遠用レンズ2面に接合状態で停止保持させるよう、 近用レンズ3を起立転倒自在に成して、更には、スライド案内溝8を穿設した案 内レール9を遠用レンズ枠4およびテンプル枠6に沿って形成させ、智5とテン プル枠6との間にある蝶番10の折込み部分に対応して案内レール9に切断部分 11を施して構成することができる。
【0007】 また、耳掛部7におけるスライド機構20の終端には切込み停止部12を設け 、また、近用レンズ3を収納保持する収納ケース13を付設して構成することが できる。
【0008】
【作用】
本考案に係る移動式遠近両用眼鏡にあって、近用レンズ3を支持した支持ピン 15を案内レール9のスライド案内溝8にスライダー15Aを介してスライド自 在にしたスライド機構20でもって、支持ピン15に固着支持した近用レンズ3 を、遠用レンズ2に対する近用レンズ3の接合位置と、耳掛け部7の収納ケース 13との間でスライドさせる。
【0009】 スライド機構20の案内レール9における遠用レンズ2、近用レンズ3相互の 接合位置では、近用レンズ3を起立転倒自在にクリック動作し、使用時には、近 用レンズ3を起立させて遠用レンズ2前面に接合させ、近くを視させる。近くを 視る必要がない場合では、近用レンズ3を遠用レンズ2から倒伏させて外し、耳 掛部7の収納ケース13内に保持収納させる。このとき、眼鏡装用状態のままで 遠用レンズ2から近用レンズ3を操作用つまみ14を摘んで離反転倒させ、案内 レール9のスライド案内溝8に沿ってテンプル枠6側へ移動させ耳掛部7の収納 ケース13内に収納させる。
【0010】 スライド機構20の終端である耳掛部7に設けた切込み停止部12は、スライ ド案内溝8から収納ケース13に倒れる以前に支持ピン15を停止させ、収納ケ ース13内への収納を容易にさせる。智5とテンプル枠6との間にある蝶番10 の折込み部分に対応して案内レール9に設けた切断部分11は、テンプル枠6を 折り畳んだ時に案内レール9自体を分断、離反させ、この離反状態では近用レン ズ3を着脱させ、また、加入度が異なる近用レンズ3の交換をも可能にさせる。 一方、眼鏡装用時のテンプル枠6を延ばすように起立するときには案内レール9 の切断部分11を連続接合してスライド案内溝8を連結させ、近用レンズ3の使 用、収納に際するスライド操作を円滑にさせる。
【0011】
【実施例】 以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明するに、図において示される符 号1は、金属製またはセルロイド製等の所定材料にて形成された眼鏡枠と、遠近 両用に形成されたレンズとを備えた、異なる焦点を有する眼鏡本体である。この 眼鏡本体1のレンズは、近視用眼鏡レンズ(凹レンズ)または遠視用眼鏡レンズ (凸レンズ)更には度数がない通常のガラス等を親玉とした遠用レンズ2の前面 下部に、老眼鏡レンズ(凸レンズ)を小玉とした近用レンズ3を着脱自在に接合 させて構成してある。このとき遠用レンズ2の屈折度をDd 、近用レンズ3の屈 折度をDn とすれば、そのレンズの加入度は(Dn ーDd )である。尚、近視用 眼鏡レンズまたは遠視用眼鏡レンズ、老眼鏡レンズはいずれも高屈折率のプラス チックレンズであったり、硝子レンズであったりしても良いことは勿論である。
【0012】 この眼鏡本体1には、遠用レンズ2に対して近用レンズ3を接合あるいは離反 退避するよう、移動するためのスライド機構20を設けてあり、このスライド機 構20及び近用レンズ3の遠用レンズ2への着脱自在な取り付け構造は以下の如 き構成となる。
【0013】 すなわち、図1、図2に示す如く、眼鏡本体1の遠用レンズ枠4の下縁から智 5を介してテンプル枠6と耳掛部7に亙ってスライド機構20の案内レール9を 固着してあり、この案内レール9には、内周断面形状が円形状あるいは丸みを有 する矩形状となるようにスライド案内溝8を穿設し、その開口部は遠用レンズ枠 4の下縁とテンプル枠6に沿って前方に向けて形成されているもので、銀蝋付け 等の溶着剤(金属製眼鏡枠の場合)や接着剤(セルロイド製眼鏡枠の場合)等に て固着させてある。尚、図示しないが前記スライド案内溝8を金属製眼鏡枠やセ ルロイド製眼鏡枠自体に直接一体穿孔加工を施すことにより形成しても良い。
【0014】 図3、図4に示す如く、遠用レンズ2の前面下部に着脱自在に僅かな間隔を隔 ててあるいは密着状にして接合される前記近用レンズ3の下縁には、L字状の操 作用つまみ14を有する支持ピン15を、この支持ピン15の扇形状に形成した 先端に小ねじにてねじ止めするか接着剤により固着するかしてある。そして、こ の支持ピン15の後端には小球体状、小ロッド状のスライダー15Aを一体に形 成し、このスライダー15Aを前記遠用レンズ枠4、テンプル枠6、耳掛部7に 沿って形成した案内レール9のスライド案内溝8内に適宜スライド自在となるよ うに嵌め込んである。尚、この支持ピン15は金属製の材質によって形成しても 良いが、視野中の視野を妨げることなく、煩わしさが残らないように透明なプラ スチック等の材質により形成しても良い。
【0015】 また、遠用レンズ2の前面下部の近用レンズ3が接合すべき所定位置において 、遠用レンズ枠4下縁に固着した案内レール9には、前記スライド案内溝8に連 通したクリック溝16を穿ってあり、案内レール9内に嵌め込んだ支持ピン15 のスライダー15Aを、ピン止め、ボール圧止式等の適宜のクリック機構により 上下方向にクリック動作させることで近用レンズ3を遠用レンズ2に対し起立転 倒自在となし、起立接合時にはその状態を停止保持できるように構成してある。 また、案内レール9には、智5とテンプル枠6との間にある蝶番10の折込み部 分に対応して、この蝶番10による折り畳み動作によって離反あるいは接合する ようにした縦方向または斜め方向に沿っている切断部分11を施してある。
【0016】 更に、スライド機構20におけるスライド案内溝8の終端である耳掛部7には 、近用レンズ3を耳の後部側に保持収納するためのプラスチック製あるいは皮革 製等の収納ケース13を付設せしめてある。この収納ケース13は、例えば二つ 折りした開閉構造のものとしてあり、遠用レンズ2から倒伏させた状態で離反さ せ、そのままの状態でスライドさせて来た近用レンズ3を例えば再度起立させる ように揺動した後に包むように収納すべくしてあり、収納後は適当にファスナー 、ボタンその他の止着具17によって閉塞できるようにしてある。そして、この 収納ケース13内に近用レンズ3を収納すべく、スライド案内溝8から収納ケー ス13に倒れる以前に支持ピン15を停止した後の収納、また、取り出しを容易 に行なえるように起伏させる切込み停止部12を設けてある。
【0017】 尚、この収納ケース13は、髪等の色彩に合わせて、例えば黒色、白色、黒白 の斑模様等にして目立たないようにすることが望ましく、また、収納する近用レ ンズ3が極めて小さいものであることからも、体裁良く小型にでき、デザイン的 にも良好なものとできる。
【0018】 以上説明した本考案の実施例にあっては、そのスライド機構20において、近 用レンズ3を起立転倒式にして遠用レンズ2に対して接合するようにしてあるが 、両者2,3相互間に僅かな間隙を設定したままで、近用レンズ3を起伏させる ことなくそのままスライドして耳掛部13に退避させるようにすることも可能で ある(図示せず)。
【0019】 次に、本考案眼鏡の使用の一例を説明するに、遠近両用眼鏡として使用すべく 眼鏡本体1を装用したままで良く、近くを見るための近用レンズ3が必要な場合 には、スライド機構20における支持ピン15の操作用つまみ14を摘み、予め 耳掛部7の収納ケース13内に収納してある近用レンズ3を支持ピン15を介し て収納ケース13から取り出し、テンプル枠6、遠用レンズ枠4に沿って案内レ ール9のスライド案内溝8内をスライドさせ、遠用レンズ枠4のクリック溝16 の位置にまで移動させる。そして、支持ピン15をクリック動作させて近用レン ズ3を起立させ遠用レンズ2の前面下部側に接合させれば良い。
【0020】 また、近くを見る必要がない遠用眼鏡用として使用する場合には、眼鏡本体1 を装用したままの状態でも、操作用つまみ14を摘んで遠用レンズ2前面から近 用レンズ3を前方へ離倒し、これを遠用レンズ枠4およびテンプル枠6に沿って 付設してある案内レール9のスライド案内溝8に沿って耳掛部7に至るまでスラ イドさせ、切込み停止部12で停止させて収納ケース13内に保持収納すれば良 いのである。
【0021】 一方、智5とテンプル枠6との間にある蝶番10の折り畳み動作によって案内 レール9自体を切断部分11にて分断、離反すると、この切断部分1が開放され ることで、近用レンズ3を取り外すこともでき、例えば、老眼の進行度合い等に 対応した度数が異なる近用レンズ3と交換できる。更には、近用レンズ3に代え て、これをサングラスとしたり、溶接作業用の保護眼鏡としたりすることもでき 、その使用用途は老眼鏡とする場合に限らないものである。
【0022】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり、遠用レンズ2の前面下部に近用レンズ3を接合させ て成るものにおいて、遠用レンズ2前面に近用レンズ3を着脱自在に配すると共 に、遠用レンズ2から離反させた近用レンズ3を遠用レンズ枠4およびテンプル 枠6に設けたスライド機構20によりスライドさせ、耳掛部7に退避収納すべく 成したため、遠用レンズ2と組合せ使用する近用レンズ3を遠用レンズ2に容易 に着脱できるのであり、しかも、近用レンズ3の不要時ではテンプル枠6の耳掛 部7に退避収納させて邪魔になることがないものである。しかも、耳掛部7に退 避させても眼鏡本体1と共に常時一体化されたものとしてあるから、その携帯性 は何等の問題もなく、装用携帯点数が増加することもなく、紛失、落下破損の虞 れもない等の取扱いが極めて容易なものであり、また、目立たず、体裁も良好な ものである。
【0023】 したがって、例えば従来のような一体形成式の遠近両用眼鏡にあるように遠用 と近用との焦点距離が著しく異なるために、視野内の凹凸感、遠近感等が不明瞭 になることがなく、不要時では遠用レンズ2から近用レンズ3を簡単に外すこと で、例えば、特に階段等を歩く時でも目測を誤まり転倒して怪我をするようなこ とがなく、視野内の不連続性、不快感、違和感が生じることもないのである。
【0024】 スライド機構20は、操作用つまみ14を有する支持ピン15に近用レンズ3 を固着し、支持ピン15下端に設けたスライダー15Aを遠用レンズ枠4および テンプル枠6に設けた案内レール9に嵌め込み、遠用レンズ2の前面下部の近用 レンズ3の接合位置にて支持ピン15のスライダー15Aをクリック動作して近 用レンズ3を遠用レンズ2面に接合状態で停止保持させるよう、近用レンズ3を 起立転倒自在に成してあるので、眼鏡本体1を装用したままの状態でもワンタッ チで簡単に近用レンズ3を耳掛部7側へ退避収納でき、また、遠用レンズ2の前 面下部に組合せて使用できるのである。そればかりでなく、遠用レンズ2は、度 数がない通常のガラスのものともでき、近くを見るときのみに使用する近用レン ズ3と組合せることで、単焦点の眼鏡としても構成できるものである。
【0025】 スライド機構20の終端である耳掛部7に切込み停止部12を設け、また、近 用レンズ3を保持収納する収納ケース13を付設したので、スライド案内溝8か ら収納ケース13に倒れる以前に支持ピン15を停止させることで容易に収納で き、しかも、外観上何等目立つことがなく、体裁を良好にし、また、近用レンズ 3を傷付けることなく保護収納することができる。
【0026】 そればかりでなく、スライド機構20において、スライド案内溝8を穿設した 案内レール9を遠用レンズ枠4およびテンプル枠6に沿って形成させ、智5とテ ンプル枠6との間にある蝶番10の折込み部分に対応して案内レール9に切断部 分11を施して構成することで、スライド案内溝8の形成工程が困難な繊細な眼 鏡枠であってもこの案内レール9を介在させることによりスライド案内溝8を容 易に形成加工することができる。また、テンプル枠6を折り畳んだ時や、眼鏡装 用時にテンプル枠6を起立する際には案内レール9の離反、連結を何等無理なく 行なうことができ、更には、蝶番10の折込み部分に対応して切断部分11を施 してあるので、テンプル枠6の折り畳み操作に何等の支障もなく、しかも、近用 レンズ3を切断部分11を介して取り外し、組み合わせることができ、例えば度 数が異なる他の近用レンズ3との交換を可能にするから、老眼の進行に伴なった 新規の眼鏡の作成等が不要となり、無駄がない。
【0027】 更には、近用レンズ3に代え、これをサングラスとしたり、溶接作業用の保護 眼鏡としたりすることもでき、その使用用途は老眼鏡とする場合に限らず、眼鏡 本体1の装用状態での単焦点眼鏡とすることも可能である等の各種のものに変更 構成できる汎用性を備え、極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示した装用状態の全体斜視
図である。
【図2】同じく装用状態の全体側面図である。
【図3】図1におけるX−X線矢視部分の要部を示す断
面図である。
【図4】近用レンズ部分の支持構造の要部を説明する分
解正面図である。
【符号の説明】
1…眼鏡本体 2…遠用レンズ 3…近用レンズ 4…遠用レンズ
枠 5…智 6…テンプル枠 7…耳掛部 8…スライド案
内溝 9…案内レール 10…蝶番 11…切断部分 12…切込み停
止部 13…収納ケース 14…操作用つ
まみ 15…支持ピン 15A…スライ
ダー 16…クリック溝 17…止着具 20…スライド機構

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠用レンズの前面下部に近用レンズを接
    合させて成る遠近両用眼鏡において、遠用レンズ前面に
    近用レンズを着脱自在に配すると共に、遠用レンズから
    離反させた近用レンズを遠用レンズ枠およびテンプル枠
    に設けたスライド機構によりスライドさせ、耳掛部に退
    避収納すべく成したことを特徴とする移動式遠近両用眼
    鏡。
  2. 【請求項2】 スライド機構は、操作用つまみを有する
    支持ピンに近用レンズを固着し、支持ピン下端に設けた
    スライダーを遠用レンズ枠およびテンプル枠に設けた案
    内レールにスライド自在に嵌め込み、遠用レンズの前面
    下部の近用レンズの接合位置にて支持ピンのスライダー
    をクリック動作して近用レンズを遠用レンズ面に接合状
    態で停止保持させるよう、近用レンズを起立転倒自在に
    成してある請求項1記載の移動式遠近両用眼鏡。
  3. 【請求項3】 耳掛部におけるスライド機構の終端には
    切込み停止部を設け、また、近用レンズを収納保持する
    収納ケースを付設してある請求項1または2記載の移動
    式遠近両用眼鏡。
  4. 【請求項4】 スライド機構は、スライド案内溝を穿設
    した案内レールを遠用レンズ枠およびテンプル枠に沿っ
    て形成させ、智とテンプル枠との間にある蝶番の折込み
    部分に対応して案内レールに切断部分を施して成る請求
    項1乃至3のいずれか記載の移動式遠近両用眼鏡。
  5. 【請求項5】 遠用レンズと、遠用レンズの前面下部に
    着脱自在に接合させる近用レンズと、遠用レンズ枠およ
    びテンプル枠に沿って形成させた案内レールに、智とテ
    ンプル枠との間にある蝶番の折込み部分に対応して切断
    部分を施すと共に、操作用つまみを有する支持ピンに近
    用レンズを固着し、支持ピン下端に設けたスライダーを
    案内レールに穿設したスライド案内溝にスライド自在に
    嵌め込み、遠用レンズに対する近用レンズの接合位置に
    て支持ピンのスライダーを起立転倒自在にクリック動作
    して近用レンズを遠用レンズ面に接合状態で停止保持さ
    せるようにしたスライド機構と、このスライド機構によ
    り遠用レンズから退避スライドさせた近用レンズを収納
    保持するよう、耳掛部に設けた収納ケースとから成るこ
    とを特徴とする移動式遠近両用眼鏡。
JP1994007622U 1994-06-03 1994-06-03 移動式遠近両用眼鏡 Expired - Lifetime JP3004945U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008533537A (ja) * 2005-03-17 2008-08-21 スティヒティング フォーカス オン ヴィジョン ファウンデーション 複合レンズ、及びその複合レンズを少なくとも一つ備えた眼鏡
KR101262023B1 (ko) 2013-03-14 2013-05-13 이지윤 문자 추적형 돋보기 안경

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