JP3003507U - ツーフェースカーテン - Google Patents

ツーフェースカーテン

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JP3003507U
JP3003507U JP1994004490U JP449094U JP3003507U JP 3003507 U JP3003507 U JP 3003507U JP 1994004490 U JP1994004490 U JP 1994004490U JP 449094 U JP449094 U JP 449094U JP 3003507 U JP3003507 U JP 3003507U
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JP
Japan
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curtain
face
fabric
folds
pleats
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JP1994004490U
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English (en)
Inventor
真弘 寺下
Original Assignee
テラックス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 折りたたみが容易であり、外観にも優れたツ
ーフェースカーテンを提供する。 【構成】 布帛3および4の裏面同士を接着剤5により
貼り合わせてツーフェースカーテン1のカーテン地2を
形成する。このカーテン地2に山折れ谷折れの折り目を
交互に略等間隔で付けてアコーディオン状のプリーツを
形成する。布帛3および4が貼り合わされることにより
カーテン地2が厚くなって柔軟性に欠ける場合であって
も、カーテン地2は折り目のところで折り返されつつ、
容易に折りたたまれることになり、閉状態のツーフェー
スカーテン1を開状態とすることが容易かつ円滑に行な
われる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、両面が表地となるツーフェースカーテンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
布帛には表裏があるため、そのままカーテンに用いると裏面側は外観が劣るこ とになる。そこで、この欠点を解消するため、2枚の布帛を接着剤で貼り合わせ ることにより、両面が表地となるようにしたツーフェースカーテンが従来提案さ れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来のツーフェースカーテンでは、カーテン地の折りたたみが困難 であるという欠点があった。 すなわち、カーテンがカーテンレールに沿って伸ばされて窓等を塞いでいる状 態(以下「閉状態」という)から、カーテンがカーテンレールの一端側に寄せら れている状態(以下「開状態」という)となるには、カーテン地が交互に反対方 向に折り返されつつ、折りたたまれる必要があるが、ツーフェースカーテンにお けるカーテン地は2枚の布帛が貼り合わされることにより厚くなって柔軟性に欠 けるので容易には折りたたまれず、閉状態から開状態とするのが困難であった。 また、閉状態においては恰も1枚の板のような外観を呈しており、カーテンらし い優美さに欠けていた。そして、このような欠点から、従来ツーフェースカーテ ンは一般に普及していなかった。
【0004】 本考案は以上のような問題に鑑みてなされたものであって、折りたたみが容易 であり、外観にも優れたツーフェースカーテンを提供することを目的とするもの である。
【0005】
【課題を解決するための手段】 前記目的を達成するため、本考案に係るツーフェースカーテンは、複数の布帛 を接合手段により貼り合わせてカーテン地を形成するとともに、このカーテン地 に山折れ谷折れの折り目を交互に略等間隔で付けてアコーディオン状のプリーツ を形成したことを特徴とするツーフェースカーテン。
【0006】 また、接合手段として熱可塑性接着剤を用いるとともに、カーテン地を加熱し つつ折り目を付けてなるものである。
【0007】
【作用】
本考案に係るツーフェースカーテンによれば、カーテン地にアコーディオン状 のプリーツが形成されているので、閉状態のツーフェースカーテンを開状態とす る際、カーテン地はプリーツの折り目のところで折り返されつつ、容易に折りた たまれる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。 図1は本考案の実施例に係るツーフェースカーテンの閉状態における斜視図、 図2はツーフェースカーテンの開状態における斜視図、図3はツーフェースカー テンの一部を示す横断面図である。ただし、図1および図2においてカーテンレ ール等の図示は省略している。
【0009】 これらの図に示すように、ツーフェースカーテン1のカーテン地2は、布帛3 および4の裏面同士が接着剤5(接合手段)により貼り合わされて形成されてい る。そして、このカーテン地2に山折れの折り目6aと谷折れの折り目6bとが 交互に略等間隔で付けられることにより、アコーディオン状のプリーツが形成さ れている。
【0010】 布帛3および4は編布、織布、不織布等からなるものであって、その素材や色 柄は任意である。また、布帛3と布帛4とは、素材や色柄において同じであって もよく、異なっていてもよい。
【0011】 このようにプリーツが形成されているので、布帛3および4が貼り合わされる ことによりカーテン地2が厚くなって柔軟性に欠けている場合であっても、カー テン地2はプリーツの折り目6aおよび6bのところで折り返されつつ、容易に 折りたたまれることになり、閉状態のツーフェースカーテン1を開状態とするこ とが容易かつ円滑に行なわれる。
【0012】 また、プリーツが形成されているので、カーテン地2が厚くなって柔軟性に欠 けている場合であっても1枚の板のように見えることがなく、カーテンらしい優 美な外観となる。
【0013】 さらに、図3にaの範囲で示す部分においては、布帛3のほうが布帛4より長 さが長いことになり、このようにプリーツが形成された状態で2枚の布帛が貼り 合わされて相互に固定されているため、単に1枚の布帛にプリーツを形成した場 合よりも折り目がとれにくくプリーツが長期間保持されることになる。
【0014】 なお、接合手段として何を用いるかは任意であるが、特に熱可塑性接着剤を用 いることが望ましい。すなわち、熱可塑性接着剤を用いた場合は、折り目を付け る際にカーテン地2に加えられる熱によりいったん接着剤5が塑性変形可能とな って、布帛3と布帛4との相互の位置関係が変化できる状態となったのち、前記 のように折り目が付きプリーツが形成された状態で布帛3と布帛4とが相互に固 定される。したがって、布帛3と布帛4とを貼り合わせたのち時間が経過して、 接着剤5が固まってから折り目を付けた場合であっても、布帛3と布帛4とがよ く馴染んで、きれいな折り目を付けることができる。 熱可塑性接着剤としては、布帛3と布帛4との間に挟み込んで使用する熱溶着 性シートのようなものも考えられる。
【0015】 また、本実施例では2枚の布帛を貼り合わせたが、貼り合わせる布帛は3枚以 上であってもよく、さらに、布帛と布帛との間に布帛以外のシート状物(例えば 樹脂フィルム等)を介在させてもよい。
【0016】 因に本考案者は、よこ糸にモール糸を用いて、表面側のみに毛羽が形成された モール織りの織布の裏面側に、ポリエチレン系ホットメルト接着剤を加熱し液状 化したものを塗布し、この織布に、もう1枚のモール織りの織布をその裏面側が 接着剤塗布面に向かうように重ね合わせたのち、加熱プレスにより2枚の織布を 密着させてカーテン地を形成した。次いで、このカーテン地を折り目加工機にか け、カーテン地を加熱しながら折り目を付けてプリーツを形成した。このように して得られたツーフェースカーテンは、カーテン地が厚いにもかかわらず折りた たみが容易であり、その外観もカーテンらしい優美なものであった。また、モケ ット織り、金華山織り等、表面側に毛羽が形成された厚手の布帛を用いたものも 製作したが、これらも同様にカーテンとして好ましい性状を有していた。
【0017】 本考案に係るツーフェースカーテンの用途は多様であり、例えば家屋の窓に普 通のカーテンとして用いるほか、カーテン地を厚手のものとすれば部屋の間仕切 りを行なうアコーディオンカーテンのような用途にも好適である。また、バンや ワゴン車およびバスなど自動車の窓用としては、窓に臨む側に自動車の外装色と 同系統の色の布帛を、車内側に内装色と同系統の色の布帛を用いることにより、 自動車の美観を損なわないようにすることができて、極めて好適である。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係るツーフェースカーテンによれば、カーテン地 にアコーディオン状のプリーツが形成されているので、複数の布帛が貼り合わさ れることによりカーテン地が厚くなって柔軟性に欠けている場合であっても、カ ーテン地はプリーツの折り目のところで折り返されつつ、容易に折りたたまれる ことになり、閉状態のツーフェースカーテンを開状態とすることが容易かつ円滑 に行なわれる。
【0019】 また、プリーツが形成されているので、カーテン地が厚くなって柔軟性に欠け ている場合であっても1枚の板のように見えることがなく、カーテンらしい優美 な外観が得られる。
【0020】 さらに、プリーツが形成された状態で2枚の布帛が貼り合わされて相互に固定 されているため、単に1枚の布帛にプリーツを形成した場合よりも折り目がとれ にくくプリーツが長期間保持されることになる。
【0021】 さらにまた、接合手段として熱可塑性接着剤を用いるとともに、カーテン地を 加熱しつつ折り目をつけてなるものでは、折り目を付ける際にカーテン地に加え られる熱によりいったん接着剤が塑性変形可能となって、複数の布帛の相互の位 置関係が変化できる状態となったのち、折り目が付きプリーツが形成された状態 で布帛同士が相互に固定される。したがって、布帛を貼り合わせたのち時間が経 過して接着剤が固まってからでも、折り目を付ける加工が行なえることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るツーフェースカーテンの
閉状態における斜視図である。
【図2】ツーフェースカーテンの開状態における斜視図
である。
【図3】ツーフェースカーテンの一部を示す横断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ツーフェースカーテン 2 カーテン地 3,4 布帛 5 接着剤(接合手段) 6a,6b 折り目

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の布帛を接合手段により貼り合わせ
    てカーテン地を形成するとともに、このカーテン地に山
    折れ谷折れの折り目を交互に略等間隔で付けてアコーデ
    ィオン状のプリーツを形成したことを特徴とするツーフ
    ェースカーテン。
  2. 【請求項2】 接合手段として熱可塑性接着剤を用いる
    とともに、カーテン地を加熱しつつ折り目を付けてなる
    請求項1記載のツーフェースカーテン。
JP1994004490U 1994-04-26 1994-04-26 ツーフェースカーテン Expired - Lifetime JP3003507U (ja)

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JP1994004490U JP3003507U (ja) 1994-04-26 1994-04-26 ツーフェースカーテン

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JP1994004490U JP3003507U (ja) 1994-04-26 1994-04-26 ツーフェースカーテン

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JP3003507U true JP3003507U (ja) 1994-10-25

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ID=43139454

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3487579B2 (ja) 1999-04-28 2004-01-19 ユニテックパロマ株式会社 ロールカーテン又はシェードカーテン用カーテン布地、ロールカーテン及びシェードカーテン
WO2013157578A1 (ja) * 2012-04-17 2013-10-24 オーラル ソニック インク 遮音カーテン

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3487579B2 (ja) 1999-04-28 2004-01-19 ユニテックパロマ株式会社 ロールカーテン又はシェードカーテン用カーテン布地、ロールカーテン及びシェードカーテン
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