JP3003494U - 携帯用洗浄器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 より構造がシンプル、操作が簡単で湯、水を
使う携帯用洗浄器を提供する。 【構成】 ノズル（２）と、ノズル（２）の一方に付け
られた栓（３）、他端に付けられた蓄熱体（１）、栓
（３）を挿入する容器（４）とから構成され、使用、格
納状態により栓（３）の容器（４）に対する挿入方向を
変える洗浄器。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は尻を洗浄する器具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、この種の器具はノズルを引っ張り出すか、折り曲げていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

長いノズルの場合、使用時の伸長、格納時の短縮がわずらわしく、またノズル の慴動部分より水漏れが起きる問題点があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、支持棒（２）、栓（３）を一体的に設定接続し、 それぞれの中に、水、湯が通る穴を連続的に空ける。栓（３）はどちらからもつ けられるように、左右対称の形状が望ましい。

【０００５】

【作用】

格納する際は、ノズル（２）が容器（４）の中になるように栓（３）を容器に 付け、洗浄の際は、ノズル（２）が容器（４）の外になるように付けます。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。融点が高く、熱伝導の良い蓄熱体（１ ）（例えば銅、又はアルミニウム（１４）に銅（１３）を巻いた物）に穴を開け 、熱絶縁が高く、腐食しにくい（例えばステンレス）中空のパイプ（２）の一端 を挿入し、かしめ又は固定（溶接、ネジ）し、ノズル（２）とする。パイプの他 端を、中心にパイプ（２）の径よりわずかに小さい穴の空いた栓（３）に挿入、 取りつける。止め輪（１０）ではさんでもよい。栓（３）の径は容器（４）の挿 入口よりわずかに大きい。栓（３）の材質として弾性質（例えばゴム）あるいは 硬質性のもの（例えば金属、プラスチック）この場合は容器（４）の挿入口は弾 性質が望ましい。又は硬質性の物の周囲にパッキンをつけたもの。栓（３）の一 方にお湯、水を濾すフイルター（５）（スポンジ類）を挿入する。容器（４）に 水ライン（１２）まで水を入れ、栓を持って、示温テープ（７）により、熱源で 適度に熱せられた蓄熱体（１）を先の水に挿入しお湯にする。栓（３）を持ち替 えて、蓄熱体（１）が容器（４）の外になるよう、容器（４）に挿入、固定する 。ノズル（２）を尻に向け、容器（４）の本体（復元性を有するのがのぞましい ）を手で押せば、お湯はフイルター（５）、栓（３）、ノズル（２）、ノズル穴 （１１）を通って尻に到達し、洗浄する。格納時は蓋（６）が栓（３）を圧迫す るのでよりよく密閉される。

【０００７】

【考案の効果】

ノズル（２）、蓄熱体（１）、それに栓（３）が一体化されているので最小の 部品数で構成でき、栓（３）を径の小さい穴に挿入する事により確実に密閉出来 、栓（３）の挿入方向を変えることにより比較的長いノズル（２）、部品を確実 に使用状態による最良の位置に置ける。又シンプルな為、故障が少ない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の断面図である。

【図２】本考案の格納時の断面図である。

【図３】本考案の使用時の断面図である。

【図４】アルミに銅を巻いた蓄熱体の断面図である。

【符号の説明】

１ 蓄熱体 ２ ノズル ３ 栓 ４ 容器 ５ フイルター ６ 蓋 ７ 示温テープ ８ 内ネジ ９ 外ネジ １０ 止め輪 １１ ノズル穴 １２ 水ライン １３ 銅 １４ アルミニウム

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】液体を通す中空のノズル（２）の一端に、
   容器（４）に挿入する栓（３）を設定し、使用、格納状
   態により、栓（３）の挿入方向を変えるの特色とする洗
   浄器。
2. 【請求項２】蓄熱体（１）をノズル（２）の他端、中間
   に取り付けた請求項１の洗浄器。