JP3003444U - 高周波加熱装置及び被膜剥離装置 - Google Patents

高周波加熱装置及び被膜剥離装置

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JP3003444U
JP3003444U JP1994005607U JP560794U JP3003444U JP 3003444 U JP3003444 U JP 3003444U JP 1994005607 U JP1994005607 U JP 1994005607U JP 560794 U JP560794 U JP 560794U JP 3003444 U JP3003444 U JP 3003444U
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司 前之園
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な操作によって加熱対象部材を局部的に
効率良く加熱し且つその加熱位置を移動させることの可
能な高周波加熱装置を提供する。 【構成】 手で持って操作するためのハンドル部3aを
有する支持部材3に中空円筒状の回転体4を回転可能に
保持させ、その内部に、回転体4の回転に干渉しないよ
うに高周波加熱コイルを収容すると共にその高周波加熱
コイルを支持部材3に対して回転しないように取り付
け、高周波加熱コイルのリード部5bに継手12を介し
て水冷電纜13を接続する。この構成により、回転体4
を加熱対象部材1に押し付けて移動させると、回転体4
が転動して軽く移動し、その際内部の高周波加熱コイル
が加熱対象部材1に対して一定の距離を保って移動し、
加熱対象部材1を均等に加熱することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、平面状或いは曲面状等の加熱対象部材を高周波加熱するために使用 する高周波加熱装置に関し、特に、加熱対象部材を局部的に加熱するのに好適な 高周波加熱装置に関する。また、本考案は、その高周波加熱装置を利用して被膜 を有する対象部材の被膜と基材との界面を高周波加熱し且つ被膜を剥離するため の被膜剥離装置にも関する。なお、本明細書において、高周波加熱とは、高周波 加熱コイルに高周波電流を供給して交番磁束を生じさせ、その交番磁束を被加熱 物に印加して発熱させる加熱法を総称するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、鋼板、鋼管等の表面に対して樹脂を小面積ずつ接着、焼付け、或い はライニングしてゆくことが行われており、その場合、鋼板、鋼管等を局部的に 加熱することが行われている。また、ライニングを剥離するために界面を局部的 に予熱するとか、鋼材等の溶接時に鋼材を局部的に予熱するとか、或いは鋼材表 面の水分除去、乾燥等のために鋼材を局部的に予熱するということも行われてい る。このような鋼板、鋼管、鋼材等の加熱対象部材の局部的な加熱を行う場合、 従来は、加熱装置として定置式の電気抵抗加熱ヒータや、ガストーチが使用され てきた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、電気抵抗加熱ヒータの場合は、加熱対象部材への熱の付与を熱 伝導に頼るため、所定の温度に到達するのに長時間を要し、しかも加熱ヒータ自 体が高温となるため火傷の恐れがあり、取り扱いが困難である等の問題があった 。また、ガストーチの場合には、加熱対象部材を均等に所望温度に昇温させるこ とが困難であるという問題があった。更に、両方式とも、加熱対象部材の広い面 積を加熱しようとする場合には、加熱装置を加熱対象部材に沿って手作業で長時 間にわたって移動させる必要があり、作業者が疲労し、且つ、作業状態の品質維 持が困難であるという問題もあった。また、鋼板、鋼管等の表面の上に樹脂シー トを配し、両者の界面を加熱して接着してゆく場合においては、上記した従来装 置では樹脂シート或いは樹脂被膜の上から鋼板、鋼管等を加熱することはできず 、このため鋼板、鋼管等を裏面側から加熱するとか、或いは加熱した後、樹脂シ ートを押し当てるという作業が必要となり、接着作業が複雑となるという問題も あった。同様に、既設の樹脂ライニング鋼板或いは鋼管等において樹脂被膜と基 材との界面を加熱し、樹脂被膜を剥がしてゆく場合にも、樹脂被膜の上から加熱 することは困難であり、裏面からの加熱となるため、剥離作業が複雑となるとい う問題があった。
【0004】 これらの問題を解消し、加熱対象部材を局部的に敏速に加熱しうる方法として 、たとえば高周波誘導加熱を利用することが考えられる。ところが、高周波誘導 加熱を利用する場合には、高周波加熱コイルと加熱対象部材との間隔が加熱特性 に大きい影響を与えるため、高周波加熱コイルを加熱対象部材に対して一定の距 離に保ち、その状態で移動させる必要があるが、高周波加熱コイルを手で持って 、加熱対象部材に対して一定の距離に保って移動させるという操作は困難であり 、特に加熱対象部材の表面が曲面の場合にはきわめて困難であるという問題があ った。
【0005】 本考案は、かかる従来の問題点に鑑みて為されたもので、加熱対象部材を、敏 速且つ均一に、局部的に加熱することが可能で、しかも加熱対象部材の表面が曲 面であっても、その表面に沿った移動等の操作を極めて容易に行うことができる 構造簡単な高周波加熱装置を提供することを目的とする。
【0006】 また、本考案は、高周波加熱を利用して被膜を有する加熱対象部材を局部的に 加熱し、同時にその被膜を剥離することの可能な、構造簡単な被膜剥離装置を提 供することも目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本考案者等は、高周波加熱コイルを使用する際の上記問題点を解決すべく鋭意 検討の結果、この高周波加熱コイルを、加熱対象部材に接触して転動可能なよう に支持部材に保持された回転体内に、該回転体の回転に干渉しないように収容し 支持部材に取り付けておけば、その回転体を加熱対象部材に押し付けて移動させ ることにより、高周波加熱コイルを加熱対象部材に対して一定の距離に保って移 動させることができることを見出し、本考案を完成した。
【0008】 かかる知見に基づいてなされた本考案は、支持部材と、加熱すべき加熱対象部 材に接触して転動可能なように、前記支持部材に回転自在に保持された少なくと も1個の中空円筒状の且つ円筒部が非導電性材料からなる回転体と、少なくとも 1個の回転体内に、該回転体の回転に干渉しないように配置され、前記支持部材 に回転不能に取り付けられた高周波加熱コイルとを有する高周波加熱装置を要旨 とする。
【0009】 上記の高周波加熱装置において使用する高周波加熱コイルを収容した中空円筒 状の回転体は、単に1個のみであってもよいし、或いは複数個を平行に配置した 構成としてもよい。また、内部に高周波加熱コイルを収容した中空円筒状の回転 体を1個のみ使用する場合には、その回転体から離れた位置で、加熱対象部材に 接触して転動可能なように少なくとも1個の補助回転体を前記支持部材に保持さ せる構成としてもよい。
【0010】 上記の高周波加熱装置を、手で持って運搬し且つ操作することの可能な重さの 可搬式とし、且つ前記支持部材には、該支持部材を手で持って操作するためのハ ンドル部を形成しておくことが好ましい。また、前記支持部材には、少なくとも 一つの回転体を強制回転させる駆動装置や、高周波加熱コイルへの電力を切断・ 投入するためのスイッチ等を設けておくことも好ましい。
【0011】 また、本考案は、支持部材と、剥離処理すべき対象部材に接触して転動可能な ように、前記支持部材に回転自在に保持された少なくとも1個の中空円筒状の且 つ円筒部が非導電性材料からなる回転体と、少なくとも1個の回転体内に、該回 転体の回転に干渉しないように配置され、前記支持部材に回転不能に取り付けら れた高周波加熱コイルと、前記支持部材に、前記中空円筒状の回転体に平行に取 り付けられ、剥離される被膜を案内する剥がしローラとを有する被膜剥離装置を 要旨とする。
【0012】 この被膜剥離装置においても、装置全体を手で持って運搬し且つ操作すること の可能な重さの可搬式とし、且つ前記支持部材には、該支持部材を手で持って操 作するためのハンドル部を形成しておくことが好ましい。
【0013】
【作用】
上記構成になる本考案の高周波加熱装置では、導電性材料を有する加熱対象部 材に対して中空円筒状の回転体を押し当てることにより、その回転体内に設けら れている高周波加熱コイルが加熱対象部材に対して一定の距離だけ離れた位置に 位置決めされ、その状態で高周波加熱コイルに高周波電流を通電することにより 、高周波加熱コイルに生じた交番磁束が非導電性材料の回転体の円筒部を透過し 、加熱対象部材の、高周波加熱コイルに対向する領域の導電性材料に、主として その表層部に渦電流を誘導し、該渦電流のジュール熱により、加熱対象部材を局 部的に加熱することができる。また、回転体を加熱対象部材に押し当てた状態で 移動させることにより、高周波加熱コイルが加熱対象部材に対して一定の距離を 保った状態で移動し、加熱対象部材を均一に加熱し且つその加熱位置を移動させ ることができる。しかも、この時、回転体は転動するので、移動に要する力が小 さくてよく、この高周波加熱装置を手動で移動させる場合でも、作業者に対する 負担を小さくできる。また、回転体が転動するので、加熱対象部材の表面を擦る ことが少なく、この為、表面が樹脂等の傷つき易いものであっても、引っかき傷 を生じさせることがほとんどなく、仕上がりの美観を損なうことがない。
【0014】 本考案の高周波加熱装置は、導電性材料に対する誘導加熱に使用しうるのみな らず、交番磁束印加による他の発熱方式にも使用可能である。例えば、本出願人 らの出願になる特開平3−285924号公報に示された、酸化鉄粉等の導電性 を有しない磁性粉を含む被加熱体に交番磁束を集中させ、磁性粉を磁気ヒステリ シス損により発熱させる方法(渦電流も、これによるジュール熱も生じない)に 対しても、本考案装置による交番磁束印加作用が有用であり、磁性粉を含む加熱 対象部材に対して本考案の高周波加熱装置を押し当て、或いは押し当てた状態で 移動させることにより、加熱対象部材に対して高周波加熱コイルを常に一定の位 置に位置決めでき、加熱対象部材を効率よく加熱することが可能である。なお、 この場合、磁界を集中させるために電磁コア材が使用されることもある。
【0015】 ここで、支持部材に、高周波加熱コイルを収容した中空円筒状の回転体を複数 個設けておくか、或いは、1個のみを用いる場合には補助回転体を設けておくと 、これらの複数の回転体を同時に加熱対象部材に押し当てることにより、支持部 材の加熱対象部材に対する姿勢を常に一定とでき、従って、その支持部材に固定 されている高周波加熱コイルを支持部材に対して一定の姿勢とすることができ、 一層均一な加熱が可能となり、また、操作も容易となる。
【0016】 更に、前記支持部材にハンドル部を形成しておくと、そのハンドル部を手で持 って操作することができ、作業性が向上する。また、高周波加熱装置を可搬式と すると、使用場所の制限が少なく、鋼管やタンク等の設置現場においても簡便に 使用できる。更に、支持部材に回転体を強制回転させる駆動装置を設けておくと 、該回転体の強制回転によって、その高周波加熱装置を加熱対象部材に沿って移 動させる操作を小さな力で且つ一定の速度で行うことができる。また、この高周 波加熱装置を加熱対象部材の上に乗せ、自走させることが可能となり、自動運転 が可能となる。前記支持部材に、高周波加熱コイルへの電力を切断・投入するた めのスイッチを設けておくと、支持部材を手で操作する際に手元で高周波加熱コ イルへの電力の断続を操作でき、操作性が向上する。
【0017】 本考案の高周波加熱装置で加熱する加熱対象部材は、誘導加熱或いはヒステリ シス損による加熱等の高周波加熱可能な材質を備えたものであれば任意であり、 表面に樹脂等の高周波加熱されない材料を配したものであっても差し支えない。 また、その表面形状は回転体が転動可能なものであれば、平面に限らず、曲面で あってもよい。加熱の目的は何ら制限されるものではないが、例えば、鋼板、鋼 管等の表面に対して樹脂を接着、焼付け、或いはライニングするための加熱、ラ イニングを剥離するための界面の加熱、鋼材等の溶接時における鋼材の予熱、鋼 材表面の水分除去、乾燥等のための鋼材の予熱等を挙げることができる。
【0018】 上記したように、本考案の高周波加熱装置は回転体を加熱対象部材に押し当て ることにより、その内部に配置した高周波加熱コイルを加熱対象部材に対して位 置決めを行うものであるが、その際、回転体を加熱対象部材の表面を押圧するた めに使用することも可能である。例えば、加熱対象部材が鋼板の表面に樹脂シー トを配置したものであり、樹脂シートの加熱接着のために本考案の高周波加熱装 置を用いる場合には、回転体を適当な押圧力で樹脂シートに押し付けた状態で高 周波加熱コイルに通電することにより、鋼板と樹脂シートの界面に接着に必要な 加熱と加圧を同時に加えることができ、効率良く樹脂シートの鋼板に対する加熱 接着作業を行うことができる。
【0019】 次に、上記構成になる本考案の被膜剥離装置では、剥離処理すべき対象部材、 例えば鋼板等の基材表面に樹脂被膜を形成したものの表面に中空円筒状の回転体 を押し当てた状態で移動させることにより、回転体内の高周波加熱コイルが対象 部材に対して一定の距離を保った状態で移動し、基材表面を均一に加熱し、樹脂 被膜の基材表面に接合している部分を加熱溶融し、剥離可能な状態としてゆくこ とができる。この時、剥がしローラを、前記回転体の下流側において基材と剥が された樹脂被膜との間に挿入させておくことにより、被膜剥離装置の移動につれ て剥がしローラで樹脂被膜を剥がしてゆくことができる。かくして、被膜剥離装 置を剥離処理すべき対象部材に押し付けて移動させるという簡単な操作により、 被膜を連続的に剥がすことができる。
【0020】 この場合においても、被膜剥離装置を可搬式とし、且つ前記支持部材にハンド ル部を形成しておくと、使用場所の制限が少なく、所望の場所に運んで簡便に使 用することができ、また、ハンドル部を手で持って操作することができるので作 業性がよい。
【0021】
【実施例】
以下、図面に示す本考案の好適な実施例を説明する。図1は本考案の一実施例 による高周波加熱装置を、加熱対象部材に押し当てた状態で示す概略斜視図、図 2はその概略断面図、図3はその高周波加熱装置に用いている高周波加熱コイル を示す概略斜視図である。図1〜図3において、1は加熱対象部材であり、本実 施例では、平坦な鋼板1aの上に樹脂シート1bを配したものとしている。2は 、この加熱対象部材1の鋼板1aと樹脂シート1bとを加熱接着するために、両 者の界面を加熱、加圧するための高周波加熱装置である。高周波加熱装置2は、 手で持って操作するための支持部材3と、加熱すべき加熱対象部材1に接触して 転動可能なように、その支持部材3に回転自在に保持された中空円筒状の回転体 4と、その回転体4内に配置された高周波加熱コイル5等を備えている。この高 周波加熱装置2は可搬式のものであり、全体の重量、大きさは、手で持って運搬 し且つ操作しうる程度に定められている。
【0022】 支持部材3は、作業者が手で持って操作するためのハンドル部3aと、それに 続くフォーク部3bを有し、図2から良く分かるように、そのフォーク部3bの 端部にシャフト7が回転不能に固定されている。このシャフト7には、内筒8と ハブ9が回転しないように固定されている。回転体4は、加熱対象部材1に押し 当てられる円筒部4aとその両端に取り付けられたフランジ部4bを有しており 、少なくとも円筒部4aは高周波加熱されないよう非導電性材料で構成されてい る。この回転体4の両側のフランジ部4bはそれぞれ、シャフト7とハブ9とに 軸受10a、10bを介して回転可能に保持されており、この構成により、回転 体4は支持部材3に対して回転自在となっている。
【0023】 高周波加熱コイル5は、内部に冷却水等の冷却媒体を通す通路を備えた中空線 材で構成されており、図3から良く分かるように、高周波加熱を行うためのコイ ル部5aと、そのコイル部5aから延びるリード部5bを有している。図2から 良く分かるように、高周波加熱コイル5のコイル部5aは、内筒8の外周面の一 部に、回転体4に接触しないように固定されており、リード部5bは、回転体4 の内部から内筒8及びハブ9を貫通して回転体4の外側に延び出すように取り付 けられている。この構成により、高周波加熱コイル5は回転体4の回転に干渉せ ず、支持部材3に対して回転しないように取り付けられることとなる。更にリー ド部5bは、支持部材3を通ってハンドル部3aの先端に延び出し、高周波電源 及び冷却水供給源(図示せず)に接続されたフレキシブルな水冷電纜13に継手 12によって接続されている。このように高周波加熱コイル5を支持部材3に対 して回転しないように設けたことにより、高周波加熱コイル5と水冷電纜13と の接続部に摺動式の継手或いは回転継手を用いる必要がなく、単にニップル等の 固定式の継手12を用いることができ、構造を簡単とすることができると共に継 手の信頼性が高いという利点が得られる。なお、図示実施例では、リード部5b の先端をハンドル部3aの先端から延び出させているが、リード部5bの先端を 引き出す位置はこの位置に限定されず、支持部材3の適当な位置から、例えばフ ォーク部3bの側面から外部に引き出すように構成してもよい。
【0024】 内筒8に固定される高周波加熱コイル5のコイル部5aの位置は、回転体4を 加熱対象部材1に押し当て且つ支持部材3を加熱対象部材1の表面に対して直角 とした時に、そのコイル部5aが加熱対象部材1の表面に近接して対向する位置 となるように定められている。支持部材3、内筒8、ハブ9等の材料としては、 少なくとも高周波加熱コイル5に隣接した部分に非導電性の材料を使用し、高周 波加熱されることを防止している。
【0025】 次に、上記構成の高周波加熱装置2を用いて加熱対象部材1を加熱し、樹脂シ ート1bを鋼板1aに接着する方法を説明する。まず、加熱対象部材1の1ヵ所 のみを加熱、接着したい場合には、作業者が高周波加熱装置2を、そのハンドル 部3aをつかんで持ち上げ、支持部材3を加熱対象部材1に対してほぼ直角とし た状態で回転体4を加熱対象部材1の加熱したい部分に押し付ける。これにより 、回転体4内の高周波加熱コイル5のコイル部5aが、加熱対象部材1に近接し て一定の距離だけ離れた位置に且つ加熱対象部材1に対向するように位置決めさ れる。次に、この状態で、水冷電纜13から高周波加熱コイル5に高周波電流を 通電すると、高周波加熱コイル5に生じた交番磁束が回転体4を透過し、加熱対 象部材1の導電性材料である鋼板1aの、前記高周波加熱コイル5に対向する表 面領域に渦電流を誘導し、該渦電流のジュール熱により、鋼板1aの表面領域を 局部的に加熱する。また、その熱が周囲に熱伝導することにより、その周囲も加 熱される。かくして、単に回転体4を加熱対象部材1の所望の場所に押し当て、 高周波加熱コイル5に通電することにより、加熱対象部材1の鋼板1aと樹脂シ ート1bとの界面を局部的に加熱することができる。この際、回転体4を加熱対 象部材1に対して、装置の自重や外力を利用し、必要な押圧力で押し付けておく ことにより、鋼板1aと樹脂シート1bとの界面の加熱と押圧とを同時に行うこ とができ、樹脂シート1bを局部的に軟化させて鋼板1a表面に接着させること ができる。
【0026】 次に、加熱対象部材1の広い領域を加熱、接着する場合には、回転体4を加熱 対象部材1に必要な押圧力で押し付け且つ支持部材3を加熱対象部材1に対して ほぼ直角となる状態に保ちながら、高周波加熱コイル5に通電した状態で、ゆっ くりと移動させる。これにより、高周波加熱コイル5が加熱対象部材1に対して 一定の距離に保持された状態で移動し、加熱対象部材1を均一に且つ局部的に加 熱しながら移動する。かくして、回転体4の通過する領域が加熱され、その領域 において鋼板1aと樹脂シート1bとの界面の加熱と押圧とが同時に行われ、樹 脂シート1bが鋼板1a表面に接着される。この移動の際、回転体4は転動する ので、移動に要する力は小さくてよく、作業者が高周波加熱装置2を移動させる のに要する作業負担は極めて小さい。また、回転体4が転動するので、加熱対象 部材1の表面を擦ることが少なく、この為、表面が傷つき易い樹脂シート1bで あるにも関わらず、引っかき傷を生じさせることがほとんどなく、仕上がりの美 観を損なうことがない。以上のようにして、加熱対象部材1の加熱、加圧を連続 的に作業性よく行うことができる。なお、上記実施例では、加熱対象部材1が平 面の場合を説明したが、加熱対象部材1はこのような平面に限らず、回転体4を 押し当てて転動させうる形状であれば、円筒面等の曲面であっても差し支えない 。
【0027】 上記実施例では、支持部材3に対して1個の回転体4のみを保持させているが 、本考案はこの構成に限らず、複数の回転体を用いることも可能である。以下、 その場合の実施例を説明する。図4は本考案の第二の実施例による高周波加熱装 置を示すもので、図1〜図3に示す実施例と同一部材には同一符号を付けて示し 、詳細な説明は省略する。図4において、全体を参照符号15で示す高周波加熱 装置は、ハンドル部16aとフォーク部16bを備えた支持部材16に、中空円 筒状の回転体4を回転自在に保持させると共に、その回転体4に対して直角方向 に離れた位置に平行に補助回転体17を回転自在に保持させたものである。ここ で、回転体4は、図1〜図3に示す実施例の回転体4と同一構造のもので、内部 に高周波加熱コイルを、回転に干渉しないように収容しており、その高周波加熱 コイルは、支持部材16に回転しないように取り付けられ、リード部5bが支持 部材16内を通ってハンドル部16aから延び出している。リード部5bの先端 には、継手12を介して水冷電纜13が接続され、高周波電流及び冷却水が供給 されるようになっている。補助回転体17は、回転体4を加熱対象部材19に押 し当てた時に、その回転体4の接触位置から離れた位置で加熱対象部材19に接 触して転動可能なものであれば、その形状、構造、寸法、材質等は任意であり、 本実施例では回転体4と同一外径、同一長さの円筒状のものが使用されている。 なお、補助回転体17は、必ずしも図示したような長い円筒状のものに限らず、 車輪状のもの、或いはボール状のものであってもよい。また、使用個数も1個に 限らず2個以上としてもよい。
【0028】 次に、上記構成の高周波加熱装置15の使用方法を説明する。なお、ここでは 加熱対象部材19として、円筒状に湾曲した鋼板19aの上に、樹脂シート19 bを乗せたものを示している。高周波加熱装置15のハンドル部16aを手で持 って、回転体4、17を、加熱対象部材19の湾曲した表面に押しつける。その 際、回転体4、17を、加熱対象部材19の湾曲面の中心軸線に平行に配置する ことにより、回転体4、17を安定して加熱対象部材19の湾曲した表面に押し 付けることができる。そしてこの状態で、回転体4内の内部の高周波加熱コイル に高周波通電することにより、加熱対象部材19を高周波加熱することができ、 且つその高周波加熱装置15を加熱対象部材19に適当な押圧力で押し当てた状 態で移動させることにより、加熱対象部材19を連続的に加熱、加圧し、樹脂シ ート19bを鋼板19aに加熱接着して行くことができる。ここで、作業者は単 に2個の回転体4、17を同時に加熱対象部材19に押し付けることにより、支 持部材16の加熱対象部材19に対する姿勢を常に一定に保つことができ、従っ て、回転体4内に収容している高周波加熱コイルを常に加熱対象部材19に対す る一定の姿勢に保つことができ、均一な加熱を行うことができる。このため、高 周波加熱装置15の取り扱いが極めて容易となり、作業性が向上する。
【0029】 なお、図4の実施例では、平行に配置した二つの回転体4、17の内、一方の 回転体4のみに高周波加熱コイルを設けているが、他方の回転体即ち補助回転体 17も回転体4と同一構成として、内部に高周波加熱コイルを配置するようにし てもよい。その場合には、二つの回転体4、17に高周波加熱コイルが配置され るため、加熱能力が大きくなる利点が得られる。また、更に加熱能力を大きくし たい場合には、高周波加熱コイルを収容し回転体の個数を更に多くするとか、2 個の回転体4、17の間に高周波加熱コイルを配置するというような変形を採る こともできる。
【0030】 図5は、図4に示す高周波加熱装置の一部を変形した実施例を示すものである 。全体を参照符号15Aで示す高周波加熱装置は、図4の実施例と同様に、ハン ドル部16aとフォーク部16bを備えた支持部材16に、内部に高周波加熱コ イルを収容した中空円筒状の回転体4と、補助回転体17とを互いに平行に且つ 回転自在に保持させている。更に、その支持部材16には、補助回転体17を強 制回転させるための駆動装置21と、加熱対象部材27の表面温度を検出可能な 温度感知器22と、その温度感知器22からの信号に応じて高周波加熱コイルへ の高周波電流を制御する温度調節装置23と、高周波加熱コイルへの電力を切断 ・投入するためのスイッチ24と、駆動装置21の操作用スイッチ25等を設け ている。
【0031】 この高周波加熱装置15Aも、図4に示す高周波加熱装置15と同様に、回転 体4と補助回転体17とを加熱対象部材27に押し付けた状態で、加熱対象部材 27に沿って移動させることで、加熱対象部材27を連続的に加熱することがで きるが、その際、駆動装置21を作動させることにより、補助回転体17が回転 して高周波加熱装置15Aに移動力を与えることができ、このため、ハンドル部 16aを握って操作する際において、高周波加熱装置15Aの移動に要する力を 小さくするか或いは不要とすることができ、作業者に対する作業負担が一層軽く なる。また、場合によっては、ハンドル部16aから手を離し、高周波加熱装置 15Aを自走させることができるので、自動運転も可能となる。更に、この高周 波加熱装置15Aでは、支持部材16にスイッチ24、25を設けているので、 支持部材16を手動操作する際に手元で高周波加熱コイルへの電力の断続や駆動 装置21の断続を操作でき、操作性がよい。また、温度感知器22が加熱対象部 材27の表面温度を監視し、温度調節装置23が温度感知器22からの信号に基 づいて高周波加熱コイルへの高周波電流を制御し、これによって加熱対象部材の 均一な加熱を行うことができる。なお、上記実施例では駆動装置21で補助回転 体17を回転駆動する構成としたが、この代わりに回転体4を回転駆動するよう に構成してもよい。
【0032】 以上に本考案の高周波加熱装置の好適な実施例を説明したが、本考案はこれら の実施例に限定されるものではなく、次のような態様でもよい。例えば、回転体 の表面形状は実施例に示すような単に平滑な表面に限らず、作業の種類に応じて 適切な溝又は突起を設けてもよい。また、回転体の形状は単なる円筒状に限らず 、対象とする加熱対象部材が曲面の場合にはその曲面に応じて、両端の直径が中 央部よりも大きくなった鼓状、或いは両端の直径が中央部よりも小さくなった樽 状等とすることもでき、その場合、内部に配置する高周波加熱コイルの形状もそ れに応じた形状とすることができる。支持部材や回転体を構成する部材は、組み 立て調整に容易なように、統合、分割をして構造の簡素化を図ってもよい。高周 波加熱コイルの冷却には、冷却水を用いる場合に限らず、気体の利用、又は放冷 としてもよい。本考案の高周波加熱装置の使用対象は、実施例に示したような表 面に樹脂シートを配したものに限らず、裸の鋼板、鋼管等のように、高周波加熱 可能な材料が露出したものであってもよい。更に、本考案の高周波加熱装置の使 用に当たっては、高周波加熱装置を静止している加熱対象部材に沿って移動させ る場合に限らず、高周波加熱装置を静止して設け、加熱対象部材を高周波加熱装 置に対して移動させるようにしてもよい。
【0033】 次に、本考案の被膜剥離装置の実施例を説明する。図6は本考案の一実施例に よる可搬式の被膜剥離装置を、被膜剥離中の状態で示す概略斜視図、図7はその 概略側面図である。全体を参照符号30で示す被膜剥離装置は、図4に示す高周 波加熱装置15に似た構造のものであり、その高周波加熱装置15に用いている ものと同一又は同様な部材には同一符号を付けて示し、詳細な説明は省略する。 図6、図7において、被膜剥離装置30は、ハンドル部16aとフォーク部16 bを備えた支持部材16に、中空円筒状の回転体4を回転自在に保持させると共 に、その回転体4に対して平行に剥がしローラ32を回転自在に保持させたもの である。ここで、回転体4は、図1〜図3に示す実施例の回転体4と同一構造の もので、内部に高周波加熱コイルを、回転に干渉しないように収容しており、そ の高周波加熱コイルは、支持部材16に回転しないように取り付けられ、リード 部5bが支持部材16内を通ってハンドル部16aの近傍から延び出している。 リード部5bの先端には、継手12を介して水冷電纜13が接続され、高周波電 流及び冷却水が供給されるようになっている。剥がしローラ32は、図7から良 く分かるように、剥離処理すべき対象部材34の基材34aと樹脂被膜34bの 間に挿入され、基材34aから樹脂被膜34bを剥がすためのものであり、剥が された樹脂被膜34bの屈曲があまり大きくならないように、剥がしローラ32 の直径は小さく選定されている。
【0034】 上記構成の被膜剥離装置30を用いて被膜剥離を行うには、まず、対象部材3 4の樹脂被膜34bの、剥がすべき範囲の両側に切れ目を入れ、次いで、回転体 4内の高周波加熱コイルに通電した状態で、剥がすべき樹脂被膜34bの一端に 回転体4を押し当てて移動させ、基材34a表面を高周波加熱する。これにより 、樹脂被膜34bの基材34aに接触している部分が加熱溶融され、剥がれ易く なるので、この部分の樹脂被膜34bを剥がし、その下に剥がしローラ32を挿 入し、図示の状態とする。その後、回転体4を樹脂被膜34bの上に押し当て、 剥がしローラ32を基材34aに押し当てた状態で、被膜剥離装置30を矢印A 方向に移動させてゆく。これにより、回転体4内の高周波加熱コイルが対象部材 34に対して一定の距離及び一定の姿勢を保った状態で移動し、基材34aの表 面を均一に加熱し、樹脂被膜34bの基材表面に接合している部分を加熱溶融し て剥離可能な状態とし、次いで下流側に位置している剥がしローラ32が樹脂被 膜34bを剥がしてゆく。かくして、被膜剥離装置30を剥離処理すべき対象部 材に押し付けて移動させるという簡単な操作により、樹脂被膜を連続的に剥がす ことができる。この被膜剥離装置30は可搬式のものであるので、任意の場所に 運び、手で持って簡便に使用でき、このため、既設のポリエチレンライニング板 、ポリエチレンライニング鋼管における補修、取替え等のために樹脂被膜を剥が すのに好適に使用できる。
【0035】 なお、この被膜剥離装置30は被膜剥離に使用するのみならず、図1〜図5に 示した実施例と同様に、単に対象部材の高周波加熱のみに、或いは樹脂シートの 接合に使用することも可能である。
【0036】
【考案の効果】
以上に説明したように、本考案の高周波加熱装置は、支持部材に回転可能に保 持させた回転体内に、高周波加熱コイルを回転しないように配置し、支持部材に 取り付けるという構成を備えているので、回転体を加熱対象部材に対して単に押 し付けることにより、高周波加熱コイルを加熱対象部材に対して一定の距離に保 持することができ、また、回転体を加熱対象部材に押し当て、転動させながら移 動させることにより、高周波加熱コイルを加熱対象部材に対して一定の距離を保 った状態で移動させ、加熱対象部材を均一に高周波加熱することができ、加熱作 業を極めて容易に行うことができ、しかも、加熱対象部材の表面を傷つけること がないという効果を有している。また、加熱に高周波加熱を採用したことにより 、加熱対象部材が表面に樹脂シート等を有していても、その下の高周波加熱可能 な表面を加熱することができ、このため、鋼板に樹脂シート等を加熱接着させる ような場合において、鋼板に樹脂シートを加圧しながら両者の界面を加熱するこ とができ、きわめて容易に樹脂シートの加熱接着を行うことができるという効果 も有している。
【0037】 ここで、支持部材に、高周波加熱コイルを収容した中空円筒状の回転体を複数 個、設けておくか、或いは、1個のみを用いる場合には補助回転体を設けておく と、これらの複数の回転体を同時に加熱対象部材に押し当てることにより、支持 部材の加熱対象部材に対する姿勢を常に一定とでき、従って、その支持部材に固 定されている高周波加熱コイルを支持部材に対して一定の姿勢とすることができ 、一層均一な加熱が可能となり、また、操作も容易となるという効果が得られる 。
【0038】 更に、この高周波加熱装置を可搬式とし、且つ前記支持部材にハンドル部を形 成しておくと、所望の場所に運んで簡便に使用することができ、作業性が良いと いう効果が得られる。
【0039】 また、支持部材に回転体を強制回転させる駆動装置を設けておくと、該回転体 の強制回転によって、その高周波加熱装置を加熱対象部材に沿って移動させるこ とができ、作業性を更に向上させることができると共に自動運転をすることが可 能となるという効果が得られる。
【0040】 更に、前記支持部材に、高周波加熱コイルへの電力を切断・投入するためのス イッチを設けておくと、支持部材を手で操作する際に手元で高周波加熱コイルへ の電力の断続を操作でき、操作性を一層向上させることができるという効果が得 られる。
【0041】 本考案の被膜剥離装置は、支持部材に回転可能に保持させた回転体内に、高周 波加熱コイルを回転しないように配置して支持部材に取り付け、更に、その支持 部材に前記回転体と平行に剥がしローラを取り付けるという構成を備えているの で、回転体を剥離処理すべき対象部材の被膜表面に押し当て、且つ剥がしローラ を対象部材の基板から剥がした被膜の下に挿入して該基板に押し当て、その状態 で回転体を前にして移動させることにより、高周波加熱コイルが対象部材に対し て一定の距離、一定の姿勢を保った状態で移動し、基材表面を均一に加熱し、被 膜の基材表面に接合している部分を加熱溶融して剥離可能な状態とし、剥がしロ ーラが被膜を剥がしてゆき、被膜を連続的に剥がすことができるという効果を有 している。
【0042】 ここで、被膜剥離装置を可搬式とし、且つ前記支持部材にハンドル部を形成し ておくと、使用場所の制限が少なく、所望を場所に運んで簡便に使用することが でき、また、ハンドル部を手で持って操作することができるので作業性がよい等 の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による高周波加熱装置を、加
熱対象部材に押し当てた状態で示す概略斜視図
【図2】その概略断面図
【図3】その高周波加熱装置に用いている高周波加熱コ
イルを示す概略斜視図
【図4】本考案の第二の実施例による高周波加熱装置
を、加熱対象部材に押し当てた状態で示す概略斜視図
【図5】更に他の実施例による高周波加熱装置を示す概
略側面図
【図6】本考案の一実施例による被膜剥離装置を、剥離
処理すべき対象部材に押し当て剥離を行う状態で示す概
略斜視図
【図7】その概略側面図
【符号の説明】
1、19、27 加熱対象部材 1a、19a 鋼板 1b、19b 樹脂シート 2、15、15A 高周波加熱装置 3、16 支持部材 3a、16a ハンドル部 3b、16b フォーク部 4 回転体 5 高周波加熱コイル 5a コイル部 5b リード部 12 継手 13 水冷電纜 17 補助回転体 21 駆動装置 22 温度感知器 23 温度調節装置 24、25 スイッチ 30 被膜剥離装置 32 剥がしローラ 34 対象部材 34a 基材 34b 樹脂被膜

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部材と、加熱すべき加熱対象部材に
    接触して転動可能なように、前記支持部材に回転自在に
    保持された少なくとも1個の中空円筒状の且つ円筒部が
    非導電性材料からなる回転体と、少なくとも1個の回転
    体内に、該回転体の回転に干渉しないように配置され、
    前記支持部材に回転不能に取り付けられた高周波加熱コ
    イルとを有する高周波加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記支持部材が、内部に高周波加熱コイ
    ルを収容した1個の中空円筒状の回転体と、該回転体か
    ら離れた位置に配置され、加熱対象部材に接触して転動
    可能な少なくとも1個の補助回転体を保持していること
    を特徴とする請求項1記載の高周波加熱装置。
  3. 【請求項3】 高周波加熱装置が可搬式に構成されてお
    り、前記支持部材が、手で持って操作するためのハンド
    ル部を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の高周波加熱装置。
  4. 【請求項4】 前記支持部材が、少なくとも一つの前記
    回転体を強制回転させる駆動装置を備えていることを特
    徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の高周波
    加熱装置。
  5. 【請求項5】 前記支持部材が、前記高周波加熱コイル
    への電力を切断・投入するためのスイッチを備えている
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載
    の高周波加熱装置。
  6. 【請求項6】 支持部材と、剥離処理すべき対象部材に
    接触して転動可能なように、前記支持部材に回転自在に
    保持された少なくとも1個の中空円筒状の且つ円筒部が
    非導電性材料からなる回転体と、少なくとも1個の回転
    体内に、該回転体の回転に干渉しないように配置され、
    前記支持部材に回転不能に取り付けられた高周波加熱コ
    イルと、前記支持部材に、前記中空円筒状の回転体に平
    行に取り付けられ、剥離される被膜を案内する剥がしロ
    ーラとを有する被膜剥離装置。
  7. 【請求項7】 被膜剥離装置が可搬式に構成されてお
    り、前記支持部材が、手で持って操作するためのハンド
    ル部を備えていることを特徴とする請求項1記載の被膜
    剥離装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0519660U (ja) * 1991-08-22 1993-03-12 株式会社松井製作所 軸継手
JP2023173006A (ja) * 2022-05-25 2023-12-07 第一高周波工業株式会社 被膜剥離方法、被膜剥離管の製造方法および被膜剥離装置

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JP7828134B2 (ja) 2022-05-25 2026-03-11 第一高周波工業株式会社 被膜剥離方法、被膜剥離管の製造方法および被膜剥離装置

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