JP3003336B2 - ヨット操船訓練用シミュレータ - Google Patents

ヨット操船訓練用シミュレータ

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JP3003336B2 JP3306343A JP30634391A JP3003336B2 JP 3003336 B2 JP3003336 B2 JP 3003336B2 JP 3306343 A JP3306343 A JP 3306343A JP 30634391 A JP30634391 A JP 30634391A JP 3003336 B2 JP3003336 B2 JP 3003336B2
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智夫 水野
孝男 牛奥
純敏 溝口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディンギーヨットの操
船訓練用シミュレータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】スループなどのディンギーヨットのセー
リングとしては、風向きに対してクローズドホールド、
ウインドアビーム、ランニングがあり、また方向転換と
してタッキングとジャイビングがある。これらは、ブー
ム角度を決めるメインシートの操作とラダー角を決める
ティラーの操作とヒール角等を決定する乗艇位置及び姿
勢(ハイクアウト)の3つの基本的技術を習得すること
で自在に操船し、帆走することができる。
【0003】この基本的技術を習得するには、実際に海
に出て練習することが重要であるが、初心者が一人でセ
ーリングを行うことは、実際に無理であり、ヨットスク
ールなどでインストラクタに同乗してもらってこれらの
技術を習得する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際に
ヨットスクールなどに通える人は僅かであり、しかも練
習は天候に左右されるため、ごく手軽にセーリングの感
覚を楽しみながらこれら技術を習得することは非常に困
難である。
【0005】このため、陸上で操船練習ができる装置
が、特開昭50−60338号,特平2−101489
号,特平2−255165号公報等に提案されている
が、いずれも、一長一短があり初心者が手軽にセーリン
グ感覚を体験しながら技術を習得できるには至っていな
い問題がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、ごく手軽にセーリング感覚を体験しながらセーリン
グの技術を習得できるヨット操船訓練用シミュレータを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、訓練用ヨットと、フロアに形成した機械
室に設けられ、ヨットを水平方向に旋回するための回転
テーブルと、回転テーブル上に設けられヨットをピッチ
ング方向に揺動するためのピッチング機構と、ピッチン
グ機構上に設けられ、ヨットをローリング方向に揺動す
るためのローリング機構と、回転テーブルを旋回する水
平旋回駆動装置と、ピッチング機構をピッチング方向に
揺動するピッチング用駆動装置と、ローリング機構をロ
ーリング方向に揺動するとローリング用駆動装置と、訓
練用ヨットの前後に設けられ、訓練用ヨットのセールに
風を送る送風機と、風に対するヨットの方向とその荷
重,ヒール角,ラダー角,ブーム角などヨットの帆走状
態を検出するセンサと、これら各センサの検出値が入力
され、これら検出値を運動モデルを基に演算して訓練ヨ
ットの進行方向とヒール角を決定して駆動装置に出力
する制御演算装置と、該制御演算装置に接続され、装置
の起動・停止、風速の設定、その他セーリングの指導要
項を入力する操作盤を有し、航跡、艇速、経過時間など
をセーリングの指導要項を表示するCRTを有する操作
部と、訓練用ヨットの前方に設けられたスクリーンと、
その風景や航跡などを映すプロジェクタと、上記制御演
算装置の出力が入力され、プロジェクタで映し出す画像
を制御すると共に上記操作部からの指示を表示する映像
制御演算装置とを備えたものである。
【0008】
【作用】上記構成によれば、操作部から航跡や風速設定
を行い、前後いずれかの送風機により、設定風速に基づ
いた風をセールに送ってヨットに推力を与えると共に操
船者のティラーとメインシートなどの操作状況により、
実際にヨットが受ける操船状況をセンサで検知し、その
状況に基づいて進行方向やヒール角等のヨットの姿勢を
駆動装置が調整し、また前方のスクリーンに進行方向の
風景やそのヨットの航跡等を映し出すことでセーリング
感覚を楽しむと共に操作部からの指示をスクリーン表示
することで、操作が適正かどうかが分かるための各技術
を習得できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
【0010】先ず図3〜7により訓練用ヨットの概要を
説明する。
【0011】図3〜7は訓練用ヨット1としてY15と
略同様のヨットを示している。この訓練用ヨット1は、
通常のヨットと同様に艤装されており、図において、2
は艇体、3はマスト、4はメインセール、5はジブセー
ル、6はブーム、7はメインセール4を操作するメイン
シート、8はジブシート、9はラダー、10はラダー9
を操作するティラー、11は練習者が乗艇するコックピ
ットで、コックピット11内にハイクアウト用のフット
ベルト12などが艤装されている。
【0012】さて艇体2は、海面となるフロアFLに、
ローリング方向及びピッチング方向に揺動すると共に水
平旋回(ヨーイング)自在に支持される。すなわちフロ
アFLの下方に機械室MRが形成され、その基礎13上
に水平旋回自在なターンテーブル14が設けられ、その
ターンテーブル14上にピッチィング機構15が設けら
れ,そのピッチング機構15上にローリング機構16が
設けられ、これらを介して艇体2がローリング方向及び
ピッチング方向に揺動自在に、かつ水平方向旋回自在に
支持されている。
【0013】この艇体2は、ローリング方向及びピッチ
ング方向と旋回方向の角度を自在に調整する駆動装置1
7c,17b,17aによりその姿勢が制御されるよう
になっている。すなわち、図6,図7に示すよう水平旋
回は、水平旋回用駆動装置17aがターンテーブル14
を回転することで、ピッチングはターンテーブル14上
のピッチング用駆動装置17bを駆動することで、また
ローリングは、ピッチング機構15上のローリング用駆
動装置17cを駆動することで、それぞれの姿勢が制御
される。
【0014】またこの艇体2に作用する力、すなわちヨ
ットの船長方向と船幅方向の荷重、ローリング(ヒール
角)方向のモーメントMがそれぞれセンサ18a,18
b,18dで検出され、また艇体2の旋回位置θ1 、テ
ィラー10によるラダー角θ3 、メインシート7の操作
によるブーム角度θ2 等もセンサ18e,18c,18
fにより検出できるようになっている。さらにマストに
加わるローリング方向のモーメントMmはセンサ18g
にて検出される。
【0015】この訓練用ヨット1の前方と後方の天井2
0には、それぞれ送風機21,22が垂下されて設けら
れ、また訓練用ヨット1の前方のフロアFL上には、風
景や航跡等を写すスクリーン23が設けられ、またその
スクリーン23に映像を映すためのプロジェクタ24が
設けられている。
【0016】次に図1により本発明のヨット操船訓練用
シミュレータを説明する。
【0017】先ず図1(b)、(c)に示すようヨット
1が風上方向30に対してポートタックのクローズドホ
ールドで帆走しているとすると、各センサより図1
(a)のセンサ回路31に、船長方向Xと船幅方向Yの
力、風上方向30に対しての進行方向の角度θ1 、ブー
ム角θ2 、ラダー角θ3 (図1(b))、ヒール角
θ4 ,ヒールモーメントM(図1(c))などの検出値
が入力され、これら検出値が、帆走状態として制御演算
装置32に入力される。なお、ポートタックの場合の角
度はプラスで、スターボードタックの場合は角度はマイ
ナスとして入力する。
【0018】この制御演算装置32には、装置の起動・
停止、風速の設定、その他セーリングの指導要項等を入
力する操作盤33と、航跡,艇速,経過時間,セーリン
グの指導要項等を表示するCRT34からなる操作部3
5が接続される。この操作部35はフロアFL上の適当
な位置に配置され、指導員が操作できるようになってい
る。
【0019】制御演算装置32は、運動モデル回路36
から運動方程式が入力され、運動方程式に基づいて各種
センサからの検出値を演算してこれを制御値として駆動
装置17に出力する。駆動装置17は、この制御値に応
じてヨット1の進行方向である旋回角とヒール角(ロー
リング角)を調整すると共に適宜の周期でピッチング角
(波に相当)を発生させると共にこれらのヨットの帆走
状態は制御演算装置32にフィードバックされる。
【0020】制御演算装置32の演算結果は映像制御演
算装置37に入力される。映像制御演算装置37は、予
め記憶された風景の映像を、ヨット1の位置に応じて変
動させると共に航跡を演算しこれをプロジェクタ24に
出力してスクリーン23に写し出す。このスクリーン2
3に写し出される映像は、例えば航跡であれば、図2に
示すように出発点Pと風上マークMを画面40に表示す
ると共にそのセーリング軌跡41を写すまた同時に経過
時間,艇速等を画面40の部分画面42に表示する。さ
らに風景の場合には、帆走速度に応じて風景の変動速度
を変えると共にマークMに対する位置に応じてその大き
さを変える。またこの航跡や風景の画面40にヨット1
のセーリング(クローズドホールド、アビーム、ランニ
ング)に対して適格に操船しているかどうかの指示を、
指導員の操作により表示することもできる。
【0021】以上において、例えば図2に示すように、
出発点Pからスターボードタックのクローズドホールド
41aからタッキング41bをしてポートタックのクロ
ーズドホールド41cで、風上マークMを回ってランニ
ング41dをし、ジャイビング41eをしてポートタッ
クのランニング41fで出発点Pにゴールするコースを
帆走する場合を説明する。
【0022】先ずスタートする場合、船首が風上に対し
てすなわち図3,図5に示した船首側の送風機21より
送風を開始すると共に練習者で有るスキッパーは、右舷
に位置してバウを左舷に略45度向くようティラー10
を操作する。制御演算装置32には、このティラー10
の操作によるラダー角がセンサより入力され、これを駆
動装置17に出力してバウが左舷に向くよう回転する。
その後、ティラー10を戻し、メインシート7を引き込
むことでスターボードタックのクローズドホールド41
aとなる。この場合、練習者のメインシートの操作が適
切でない場合は、指導員が直接、或いはブーム角センサ
及び進行方向の荷重センサなどから制御演算装置32が
映像制御演算装置37を介して、メインシートの操作を
適確に行うよう、例えば「メインシートをもっと引いて
下さい」とか、「引き込み過ぎです」とかの指示をスク
リーン23を介して表示し、またラダー角が十分でない
場合、ティラーの操作もスクリーン23に表示すること
もできる。
【0023】次にこのスターボードタックのクローズド
ホールド41aに入ったなら、制御演算装置32は、進
行方向の荷重センサなどから艇速を演算し、スクリーン
23に写し出す風景をその艇速に基づく速さで進行方向
の風景を順次変動して行く。すなわち、セールには送風
機21より風を受けており、揚力が生じるため、艇体2
には推力及びヒールモーメントが生じるため、センサは
これを荷重として検出し、この検出値を制御演算装置3
2に入力することにより、艇速、ヒール角を演算し、こ
の演算結果をそれぞれ映像制御演算装置37,駆動装置
17cに出力することにより、帆送状態をシュミレート
することができる。またこの間、出発点PとマークMに
対してヨット1の航跡も演算で求めていく、さらにセー
リング中は制御演算装置32は、艇体2に波によるピッ
チングを周期的に発生させるため駆動装置17bに出力
している。
【0024】またヒール角θ4 は、メインセール4が送
風機21からの風で受けるモーメントと訓練者の位置に
よって生じるヒールモーメントとの合計値をセンサ18
dで検出し、それに応じて駆動装置17cによりヒール
角θ4 を調整する。
【0025】次にスターボードタックのクローズドホー
ルド41aからタッキング41bしてポートタックのク
ローズドホールド41cに入る場合、訓練者はタッキン
グ41bを行うべくティラー10を押すと共にメインシ
ート7を引いてバウを右舷に向け、ブーム6の左舷から
右舷への返りを見ながらティラー10を戻すと共にメイ
ンシート7とティラー10の持ち替えを行って左舷に座
り、タッキング41bを完了し、ポートタックのクロー
ズドホールド41cに入り、スターボードタックのクロ
ーズドホールド41aと同様の制御演算がなされる。
【0026】このポートタックのクローズドホールド4
1cから風上マークMを回ってポートタックのランニン
グに入る場合、送風機21が停止され、スターン側の送
風機22から送風が開始され、実際には艇を180と回
転させずに送風機22を風上としてランニング41dと
なる。このランニング41d中は、風景はマークMから
遠ざかるように、スクリーン23の風景が縮小するよう
に映像制御装置37か画像を制御する。ランニング中に
ジャイビング41eを行う場合は、練習者はティラー1
0を引いて艇の向きを変え、ブーム6の右舷から左舷へ
の返りとティラー10の戻し加減、バランスの取り方な
どを習得できる。
【0027】上述はほんの一例であり、この他種々のセ
ーリングの練習が行える。この場合制御演算装置32
は、センサ回路31からリアルタイムで帆走状態が入力
され、これを演算処理して艇の方向と状態を実際のセー
リングと同様な状態にし、かつそのセーリングに対して
練習者のメインシートとティラーの操作が適確になされ
ているかどうかをスクリーン23を使用して指導員が指
示することで、ごく初心者でもセーリング感覚を楽しみ
ながら種々のセーリング技術を見につけることが可能と
なる。
【0028】また送風機21,22は、その風量を切り
替えることができ、さらに操作部35で風速の設定を、
1〜10m/secの範囲で数段階に変えることがで
き、より強風にして、中・上級者向きの練習も行うこと
ができる。すなわち、ローリングの角度をより大きく
し、よりヒール(但し最大30度程度)しやすく、かつ
ピッチングも大きくし、ハイクアウトによるバランスの
取り方の練習や、タッキングやジャイビング時により沈
しやすくすることで沈を防止するための正確な操作を習
得できるようになっている。
【0029】尚上述では、ジブシートの操作については
説明しなかったが、クルーが乗艇してジブシートを操作
するようにしてもスキッパーが一人で操作するようにし
ても、或いはタッキング中の方向転換で自動的に変える
ようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のごと
き優れた効果を発揮する。
【0031】(1) 操作部から航跡や風速設定を行い、前
後いずれかの送風機により、設定風速に基づいた風をセ
ールに送ってヨットに推力を与えると共に操船者のティ
ラーとメインシートなどの操作状況により、実際にヨッ
トが受ける操船状況をセンサで検知し、その状況に基づ
いて進行方向やヒール角等のヨットの姿勢を駆動装置が
調整し、また前方のスクリーンに進行方向の風景やその
ヨットの航跡等を映し出すことでセーリング感覚を楽し
むと共に操作部からの指示をスクリーン表示すること
で、操作が適正かどうかが分かるための各技術を習得で
きる。
【0032】(2) 風とスクリーンの使用により、セール
がはらんだりシバーしたり、速度感など、現実感が高
い。
【0033】(3) 運動モデルを使用して艇速,ヒール角
等を計算しているので、送風機の風はスケールダウンし
た風でよく、設置スペース,費用,騒音等の面で極めて
有利である。
【0034】(4) スクリーン上の映像を制御・演算装置
などにより制御することにより、マーク(目標物)を回
って出発点に戻るなどの訓練のシュミレーションが可能
である。
【0035】(5) 水槽を使用せず、ドライな環境の中に
設置できるので訓練生の安全が保たれると共に装置の維
持管理が容易である。
【0036】(6) 風速,進行方向,セールの角度などに
よって決定される艇の進行方向の力と横力をセンサで検
出しているので、実艇速を計算する運動モデルにこれら
の変数がなくて計算できるので運動方程式が単純とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】本発明におけるスクリーンでの航跡を示した画
面の一例を示す図である。
【図3】本発明における練習艇の概要を示す図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図3の左側面図である。
【図6】図3の要部拡大図である。
【図7】図5の要部拡大図である。
【符号の説明】
1 訓練用ヨット 4 メインセール 17 駆動装置 18 センサ 21,22 送風機 23 スクリーン 24 プロジェクタ 31 センサ回路 32 制御演算装置 37 映像制御演算装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小塚 敏紀 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川 島播磨重工業株式会社 東二テクニカル センター内 (72)発明者 水野 智夫 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川 島播磨重工業株式会社 東二テクニカル センター内 (72)発明者 牛奥 孝男 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川 島播磨重工業株式会社 東二テクニカル センター内 (72)発明者 溝口 純敏 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石川島播磨重工業株式会社 技術研究所 内 (72)発明者 宮坂 敬三 東京都千代田区大手町二丁目2番1号 石川島播磨重工業株式会社 本社内 (56)参考文献 特開 昭62−200387(JP,A) 特開 昭50−60338(JP,A) 特開 昭60−210275(JP,A) 実開 昭51−136761(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63B 69/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 訓練用ヨットと、フロアに形成した機械
    室に設けられ、ヨットを水平方向に旋回するための回転
    テーブルと、回転テーブル上に設けられヨットをピッチ
    ング方向に揺動するためのピッチング機構と、ピッチン
    グ機構上に設けられ、ヨットをローリング方向に揺動す
    るためのローリング機構と、回転テーブルを旋回する水
    平旋回駆動装置と、ピッチング機構をピッチング方向に
    揺動するピッチング用駆動装置と、ローリング機構をロ
    ーリング方向に揺動するとローリング用駆動装置と、訓
    練用ヨットの前後に設けられ、訓練用ヨットのセールに
    風を送る送風機と、風に対するヨットの方向とその荷
    重,ヒール角,ラダー角,ブーム角などヨットの帆走状
    態を検出するセンサと、これら各センサの検出値が入力
    され、これら検出値を運動モデルを基に演算して訓練ヨ
    ットの進行方向とヒール角を決定して駆動装置に出力
    する制御演算装置と、該制御演算装置に接続され、装置
    の起動・停止、風速の設定、その他セーリングの指導要
    項を入力する操作盤を有し、航跡、艇速、経過時間など
    をセーリングの指導要項を表示するCRTを有する操作
    部と、訓練用ヨットの前方に設けられたスクリーンと、
    その風景や航跡などを映すプロジェクタと、上記制御演
    算装置の出力が入力され、プロジェクタで映し出す画像
    を制御すると共に上記操作部からの指示を表示する映像
    制御演算装置とを備えたことを特徴とするヨット操船訓
    練用シミュレータ。
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