JP3003267U - リラクセーション内感音響装置 - Google Patents

リラクセーション内感音響装置

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JP3003267U
JP3003267U JP1994002436U JP243694U JP3003267U JP 3003267 U JP3003267 U JP 3003267U JP 1994002436 U JP1994002436 U JP 1994002436U JP 243694 U JP243694 U JP 243694U JP 3003267 U JP3003267 U JP 3003267U
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敏彦 小杉
泰賢 阿山
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 人に対して生理的、心理的な安定感を与える
音響的効果だけでなく、リラックス感の倍増効果ならび
に人間の未知能力を含む能力の開発を期す。 【構成】 ステレオ音信号の右音信号R、左音信号Lを
増幅する緩衝増幅器9R,9Lと、信号RとLとを合成し正
面音信号Fに変換して増幅する正面音増幅器9Fと、各増
幅器出力を所定順序の交互繰り返しで位相変化すること
によって、音場を左回り方向、または右回り方向の速度
調節可能に回転させる音場回転変換回路5と、増幅器9
R,9L,9Fから出力され、回路5により音場が回転変換
される各音信号を、音質及び音量の調整操作可能にコン
トロール及び電力増幅する増幅回路 14R, 14L, 14F
と、これら各出力端子に接続されて聴取者に配設される
スピーカ 19R, 19L, 19Fとによってリラクセーション
内感音響装置が構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、通常意識状態から変成意識状態(脳波:α、θ、δ各波)に移行さ せ易くてリラックス感倍増効果が奏されるリラクセーション内感音響装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
人は耳からの音の刺激によって心理的な影響を受けるものであって、バックグ ラウンドミュージック等はリラックス感、安定感を与えるために有効であること が知られている。このような音楽の他に、脳波にα波が増加する効果のある周波 数の音を聴かせることが頗る有用であるとも言われている。そのために従来は、 音楽のみまたはα波が重畳された音楽をバックグラウンドミュージックのように 、静寂な雰囲気の下で聴取者に対してその近傍から空間を通して聴かせたり、ま た、左右2連ヘッドフォンによりステレオ音楽として直接耳に伝えたりする手段 が採られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述する従来の両手段は、流す音楽が人によってはリラックス感を覚えたり、 緊張感を与えたりして一様でないところから万人に有効でないのが問題とされる 点があり、一方、α波だけを聴かせたのでは単調過ぎる嫌いがあり人によっては 却ってストレスを高めたりすることがあって、いずれも聴取者を瞑想に耽らせる ようなリラックス状態にまで持って行く点では十分な手段とは言えなかった。
【0004】 本考案は、このような問題点の解消を図るために成されたものであり、本考案 の目的は、殆どの人に対して生理的、心理的な安定感を与える音響的効果は勿論 のこと、リラックス感の倍増効果ならびに人間の未知能力を含む能力の開発を十 分に期すことができる新規な構造のリラクセーション内感音響装置を提供するこ とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の目的を達成するため以下に述べる構成としたものである。即 ち、本考案は、入力されるステレオ音信号の右音信号R、左音信号Lをそれぞれ 増幅する右音緩衝増幅器及び左音緩衝増幅器と、右音信号Rと左音信号Lとを合 成し正面音信号Fに変換して増幅する正面音増幅器と、三つの前記各増幅器の出 力に対応する音場を右→正面→左→右の左回り方向、またその逆の左→正面→右 →左の右回り方向の速度調節可能に回転させるよう制御する音場回転変換回路と 、右音緩衝増幅器、左音緩衝増幅器及び正面音増幅器から出力され、前記音場回 転変換回路により音場が回転制御される各音信号を、それぞれ音質及び音量の調 整操作可能にコントロールし、かつ電力増幅する右音増幅回路、左音増幅回路及 び正面音増幅回路と、右音増幅回路の出力端子に接続されて聴取者の右側に配設 される右スピーカと、左音増幅回路の出力端子に接続されて前記聴取者の左側に 配設される左スピーカと、正面音増幅回路の出力端子に接続されて前記聴取者の 正面側に配設される正面スピーカとを含むことを特徴とするリラクセーション内 感音響装置である。
【0006】 本考案はまた、音場回転変換回路が、聴取者のリラックス状態時に生じる脳波 に同調し得る音場回転速度に調節可能に形成されることを特徴とするリラクセー ション内感音響装置であり、更に、入力されるステレオ音信号の右音信号R、左 音信号Lにエコー,リバーブ,コーラス,フェイズシフタ,フランジャ等のエフ ェクタを重畳するためのエフェクタ回路を接続させる入出力端子が右音緩衝増幅 器及び左音緩衝増幅器の入力側に設けられることを特徴とするリラクセーション 内感音響装置である。
【0007】 本考案はまた、右音緩衝増幅器、左音緩衝増幅器、正面音増幅器、音場回転変 換回路、右音増幅回路、左音増幅回路及び正面音増幅回路を含むステレオ音場回 転変換・増幅手段が、ケーシング内に一体的に組み込まれる携帯型に形成されて 、コードジャックを介してステレオ音響装置のヘッドフォンジャック端子に接続 可能であり、更に、右スピーカ、左スピーカ及び正面スピーカが聴取者の頭部に 装着して用いられる3連構造ヘッドフォンに形成されることを特徴とするリラク セーション内感音響装置である。
【0008】 本考案はまた、3連構造ヘッドフォンが、3個のスピーカの内、少なくとも正 面スピーカは骨振動スピーカであって、聴取者の前額部に接触させて頭骨を直接 振動することにより音の再生が可能であり、右スピーカと左スピーカは、聴取者 の耳部に直接々触させる通常のスピーカか、もしくは右側頭葉部と左側頭葉部に 接触させる骨振動スピーカであることを特徴とするリラクセーション内感音響装 置である。
【0009】
【作用】
本考案に従えば、聴取者に対して右、正面、左の三極方向から音楽等のリラッ クス感をもたらす音(リラックス音)を聴かせ、これを右回りあるいは左回りに 回転させることに最大の特徴がある。例えば、左耳、額部、右耳の3か所を通じ て人体に音響が伝播されると、これらの音は互いに共振し頭の中心に音の中心が くるような音場になり、脳全体を変性意識状態に誘導し易くなる。これはあたか もリラックス音が聴取者の頭部あるいは聴取者自身の内部から聞こえてくるよう に感じられるものであり、更に、再生された音自体を回転させることで人間の持 つ平衡感覚を一時的に麻痺させると同じ状態にすることができる。この場合、回 転のスピードに脳波が同調することが実験の結果からも明らかである。この二点 の作用によって、通常の意識状態(脳波:β波)から変成意識状態(脳波:α、 θ、δ各波)に移行させ易くなる。この場合、耳栓を使用した方がより効果が高 いことも明らかにされる。
【0010】 本考案はまた、3連構造ヘッドフォンにおける3個のスピーカの内、少なくと も正面スピーカは骨振動スピーカであって、聴取者の前額部に接触させて頭骨を 直接振動することにより音の再生が可能な構造である。従って、鼓膜を経ないで 骨振動スピーカにより音を内耳に導く(骨導: bone conduction)ことができる ため、周囲の雑音に影響されることなく聴取者にリラックス音を正常に聴かせる ことが可能であり、また、難聴者に対しても健常者と同様なリラックス効果を十 分に奏させることができる。さらに、携帯型の本体と3連構造ヘッドフォンとの 組み合わせによっていかなる場所でも容易に持ち運びして利用可能であり、小型 ステレオ、ラジオカセット、CD再生装置等の民生用ステレオ音響装置に接続し てリラクセーション内感音響装置として簡単に使用できる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例について添付図面を参照しながら説明する。図1には本 考案の実施例に係るリラクセーション内感音響装置の電気的構成がブロック示さ れる。このリラクセーション内感音響装置は、トランス、整流器等から成る電源 回路部1、FM受信機などのステレオ音響装置から出されるステレオ音信号の右 音信号R、左音信号Lがそれぞれ入力される入力端子部2、入力信号増幅回路部 3、コーラス,フェイズシフタ,リバーブ,エコー,フランジャー等のエフェク タを入力信号に重畳するためのエフェクタ回路4、音場回転変換回路5、出力増 幅回路6を含んで構成されるステレオ音場回転変換・増幅手段と、スピーカ部7 とを構成要素部として有している。
【0012】 入力信号増幅回路部3は、入力端子部2の左音信号L端子及び右音信号R端子 にそれぞれボリュームを直列に介し接続され、左右各入力信号の変調増幅が行わ れる左音入力増幅回路8L及び右音入力増幅回路8Rと、左音入力増幅回路8L からの左音信号L及び右音入力増幅回路8Rからの右音信号Rを、それぞれ後述 する後段側の回路から前記両入力増幅回路8L,8Rに反作用を与えないように 増幅・出力するために、緩衝回路を兼ねて設けられる左音緩衝増幅器9L及び右 音緩衝増幅器9Rと、それら両緩衝増幅器9L,9Rから増幅・出力される左音 信号Lと右音信号Rとを合成し正面音信号Fに変換して増幅・出力する正面音増 幅器10とを含んで構成される。
【0013】 エフェクタ回路4は、残響(reverberation)、反響(echo)等のエフェクト信号 を発生する信号発生回路11と、該信号発生回路11の左・右出力端子にそれぞ れ直列接続される左・右エフェクタボリューム12L,12Rと、左・右エフェ クタスイッチ13L,13Rとを含んで構成され、このエフェクタ回路4は左・ 右エフェクタスイッチ13L,13Rを操作することによって、左音入力増幅回 路8Lからの左音信号L及び右音入力増幅回路8Rからの右音信号Rを、ダイレ クトに、またはエフェクトを掛けた状態で左音緩衝増幅器9Lと右音緩衝増幅器 9Rとに入力させることが可能なように設けられる。
【0014】 出力増幅回路6は、左音緩衝増幅器9L、右音緩衝増幅器9R及び正面音増幅 器10の各出力端子に接続される左音増幅回路14L、右音増幅回路14R及び 正面音増幅回路14Fから成り、それら各回路14L,14R,14Fは同じ回 路構成であるため、そのうちの左音増幅回路14Lについて説明すれば、該左音 増幅回路14Lは、前段側から左音ミックス増幅回路15L、左音音量・音質調 節回路16L、左音緩衝増幅回路17Lと、左音電力増幅回路18Lとが直列接 続された音調・電力増幅回路に形成される。なお、左音音量・音質調節回路16 L、右音音量・音質調節回路16R及び正面音音量・音質調節回路16Fに関し ては、単独にあるいは三連の一括に音量・音質を調節し得る構造のものが好まし い。
【0015】 スピーカ部7は、左音増幅回路14Lの左音電力増幅回路18Lの出力端子に 接続されて聴取者の左側に配設される左スピーカ19Lと、右音増幅回路14R の右音電力増幅回路18Rの出力端子に接続されて前記聴取者の右側に配設され る右スピーカ19Rと、正面音増幅回路14Fの正面音電力増幅回路18Fの出 力端子に接続されて前記聴取者の前正面側に配設される正面スピーカ19Fとを 備え、さらに、各電力増幅回路18L,18R,18Fの前記出力端子に接続し た一体構造で設けられるヘッドフォンジャック端子に対して、コードジャックを 介して接続することができるアンプ内蔵型3連ヘッドフォン20をアタッチメン ト部材として備える。
【0016】 音場回転変換回路5は、ボリューム操作によって周波数を変えることができる 3相発振器21と、回転方向と停止の2種の操作を選択するスイッチ回路22と 、回転方向を左回りあるいは右回りに切り換えるための回転方式切換回路23と 、左音緩衝増幅器9L,右音緩衝増幅器9R,正面音増幅器10の各出力端子に 接続される3回路3連ボリューム24とを含んで構成され、各音増幅器9L,9 R,10の出力レベルを所定順序の交互繰り返しで高低変化させて、音場を右→ 正面→左→右の左回り方向、またその逆の左→正面→右→左の右回り方向の速度 調節可能に回転させ、または、音場を非回転に固定させる制御が可能なように、 入力信号増幅回路部3と出力増幅回路6とを接続するライン中に設けられる。
【0017】 次に図1に示される実施例に係るリラクセーション内感音響装置の操作の態様 について説明する。各スピーカ19L,19R,19Fを聴取者の左側方、右側 方、正面前方に配設し、入力端子部2をCD再生装置などの民生用音源装置の出 力端子に接続して電源を投入する。入力されるステレオ音信号の左音信号L、右 音信号Rを左・右音入力増幅回路8L,8Rで増幅した後、直接またはエフェク タ回路部4によりエフェクタを効かせて左・右音緩衝増幅器9L,9Rで受け、 かつ、両増幅器9L,9Rの出力信号から正面音増幅器10で正面音信号を合成 及び増幅して、3回路3連ボリューム24に送られる。
【0018】 一方、3相発振器21で位相が120°ずつずれた3種の三角波もしくは正弦 波を作り、スイッチ回路22で回転方向、停止のいずれかに接続を変え3回路3 連ボリューム24に送って音量をコントロールする。この場合、3相発振器21 は、周波数コントロールで音場回転速度が例えば1〜20Hzの範囲内で変化で きるように構成される。このようにして3回路3連ボリューム24の出力は、左 音信号L,右音信号R,正面音信号Fのそれぞれが、時間的に位相角120°相 当秒ずれている強弱の出力になって、次段の各ミックス増幅回路15L,15R ,15Fに送られて混合される。従って、各ミックス増幅回路15L,15R, 15Fの出力は、L,R,Fの信号がR→F→L→Rの左回り方向、またその逆 のL→F→R→Lの右回り方向の順に強くなったり、弱くなったりして音場の移 動が起こり、従って、3個のスピーカ19L,19R,19Fで、また3連ヘッ ドフォン20によって聴くと、信号が恰も聴取者の頭の周りを回転しているよう に感じながら聴くことができる。
【0019】 各ミックス増幅回路15L,15R,15Fの出力は、左・右エフェクタスイ ッチ13L,13Rがオフでは直接、各音量・音質調節回路16L,16R,1 6Fに送られ、オンではエフェクタ入力へ送られる。エフェクタ出力は効果をコ ントロールする左・右エフェクタボリューム12L,12Rを経由して各ミック ス増幅回路15L,15R,15Fに送られる。ここで、ミックス増幅回路15 Fの入力はエフェクタが左右2チャネルのため、L,Rを混合して作る。各ミッ クス増幅回路15L,15R,15Fの出力は、エフェクタスイッチ13L,1 3Rを介し各音量・音質調節回路16L,16R,16Fに送られ、任意の音質 及び音量にコントロールされる。 次いで、各電力増幅回路18L,18R,18Fの入力部に設けられるマスタ ーボリューム25L,25R,25Fを通して、該各電力増幅回路18L,18 R,18Fで点力増幅され、左・右・正面各信号L,R,Fが出力される。
【0020】 音の回転方向、回転速度、またある程度の音量調整や、エフェクタは大規模集 積回路(LSI)等を使用した電子回路プログラムで制御し、変成意識状態の効 果を一層助長させることが可能である。なお、電子回路プログラムは、電子チッ プ、ICカード、CDROMなどで供給することができる。 音場を回転させる手段としては、この実施例におけるような各チャネル毎にL ,R,F音が切り換わるような周波数位相変化方式に限るものではなく、この他 に各チャネル毎の音は変わらずボリューム操作によって音量の強弱のみを順次変 えていって、回転効果を生じるようにしたものであっても良く、脳波にα波が増 加する効果のある周波数の音を聴かせる場合は、周波数位相変化方式が適当であ り、ミュージック音を聴かせる場合は、音量強弱調節方式の方が適当であること が、実験を重ねた結果判明した。
【0021】 図2には、本考案の他実施例に係るポータブル型リラクセーション内感音響装 置の構造が概要示される。このリラクセーション内感音響装置は、図1図示実施 例における電源回路部1、入力端子部2、入力信号増幅回路部3、エフェクタ回 路4、音場回転変換回路5及び出力増幅回路6を含んで構成されるステレオ音場 回転変換・増幅手段を、片手で持つことができる大きさのケーシング内に一体的 に組み込むことによって携帯型に形成してなる本体部26と、この本体部26の 出力端子に着脱可能に取り付けられる3連ヘッドフォン20とを備える。
【0022】 前記本体部26は、その入力端子部2の左音信号L端子及び右音信号R端子に 接続されるコードジャック27を介してステレオ音響装置のヘッドフォンジャッ ク端子28に接続させることが可能であり、ステレオ音響装置からのステレオ音 が入力されることによって、図1の実施例の場合と同じように、ステレオ音楽等 を3連ヘッドフォン20を通して音場の回転下で聴取者に直接聴かせることがで きる。また、本体部26のケーシング前面には、電源スイッチ29、左音マスタ ーボリューム25L、右音マスターボリューム25R、正面音マスターボリュー ム25F、2連エフェクタボリューム12、エフェクタセレクトスイッチ30が 設けられ、更に、掛けられるエフェクタの種類を表示し得る液晶画面31が設け られる。
【0023】 一方、聴取者の頭部に装着して用いられる3連ヘッドフォン20は、聴取者に 装着された状態が図3及び図4に側面図及び平面図で示されるが、左スピーカ1 9L、右スピーカ19R及び正面スピーカ19Fを備えていて、この例では3個 のスピーカは全て骨振動スピーカが用いられる。各スピーカはその使用者の頭部 の形状に合致させて位置を上下、左右に調節可能な構造とすることが好ましく、 そのためには、各スピーカが先端部に取り付けられている3本の湾曲したアーム 32は、スライド操作による伸縮自在な公知の構造であるアームを使用し、また 、各アーム32の基部が止着される円板状の基板33は、それらの各アーム32 を120°の等分角度に振り分け、かつ、それぞれのアームについて左右に約3 0°程度の変角が可能なように、アームの基部を介挿させる取付け溝を有する構 造の溝付き板を使用している。このような構造を有する3連ヘッドフォン20は 、左スピーカ19Lが左側頭葉部、右スピーカ19Rが右側頭葉部、正面スピー カ19Fが額中央部に、水平に並んだ状態で位置して安定的に装着することが可 能であり、聴取者が手許で直接操作しながらリラクセーション内感効果を享受す ることができる。
【0024】 なお、本考案は上記実施例に示されるようにスピーカの全部が骨振動スピーカ である必要はなく、そのうちの少なくとも正面スピーカ19Fは骨振動スピーカ から成り、聴取者の前額部に接触させて頭骨を直接振動することにより音の再生 が可能であり、左スピーカ19Lと右スピーカ19Rは、聴取者の耳部に直接々 触させる通常のスピーカか、もしくは右側頭葉部と左側頭葉部に接触させる骨振 動スピーカから成ることが要件である。
【0025】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、聴取者に対して右、正面、左の三極方向か ら音楽等のリラックス感をもたらす音を聴かせ、これを右回りあるいは左回りに 回転させることが可能であり、これらの音が互いに共振し頭の中心に音の中心が くるような音場になり、脳全体を変性意識状態に誘導し易くなる。これはあたか もリラックス音が聴取者の頭部あるいは聴取者自身の内部から聞こえてくるよう に感じられるものであり、更に、再生された音自体を回転させることで人間の持 つ平衡感覚を一時的に麻痺させると同じ状態にすることができる。その結果、通 常の意識状態(脳波:β波)から変成意識状態(脳波:α、θ、δ各波)に移行 させ易くなり、人の生理的、心理的な緊張を頭部の芯から直接的に緩和させてよ り効果の高いリラックス感を与えることが出来る。この場合に、エコー、フェイ ズシフタ、リバーブ、コーラス等のエフェクタをかけることによって、より一層 リラックスさせる効果が助長される。
【0026】 本考案はまた、3連構造ヘッドフォンにおける3個のスピーカの内、少なくと も正面スピーカは骨振動スピーカであって、聴取者の前額部に接触させて頭骨を 直接振動することにより、鼓膜を経ないで骨振動スピーカにより音を内耳に導く ことができるため、周囲の雑音に影響されることなく聴取者に体内からリラック ス音を確実に聴かせることが可能であり、また、難聴者に対しても健常者と同様 なリラックス効果を十分に奏させることができる。さらに、携帯型の本体と3連 構造ヘッドフォンとの組み合わせによっていかなる場所でも容易に持ち運びして 利用可能であり、小型ステレオ、ラジオカセット、CD再生装置等の民生用ステ レオ音響装置に接続してリラクセーション内感音響装置として個人が単独に使用 できる利便を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るリラクセーション内感音
響装置の電気的構成を示すブロック回路図である。
【図2】本考案の他実施例に係るポータブル型リラクセ
ーション内感音響装置の概要構造が示される正面図であ
る。
【図3】図2に示される3連ヘッドフォン20が聴取者
に装着された状態を略示する側面図である。
【図4】図2に示される3連ヘッドフォン20が聴取者
に装着された状態を略示する平面図である。
【符号の説明】
1…電源回路部、 2…入力端子部、
3…入力信号増幅回路部、 4…エフェクタ回
路部、5…音場回転変換回路、 6…出力増
幅回路、7…スピーカ部、 8L…左
音入力増幅回路、8R…右音入力増幅回路、
9L…左音緩衝増幅器、9R…右音緩衝増幅器、
10…正面音増幅器、11…信号発生回路、
14L…左音増幅回路、14R…右音増幅回
路、 14F…正面音増幅回路、16L…左
音音量・音質調節回路、 16R…右音音量・音質調節
回路、16F…正面音音量・音質調節回路、18L…左
音電力増幅回路、18R…右音電力増幅回路、
18F…正面音電力増幅回路、19L…左スピーカ、
19R…右スピーカ、19F…正面スピー
カ、 20…3連ヘッドフォン、21…3相
発振器、 22…スイッチ回路、23…
回転方式切換回路、 24…3回路3連ボリュ
ーム、27…コードジャック、 28…ヘッ
ドフォンジャック端子、

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されるステレオ音信号の右音信号
    R、左音信号Lをそれぞれ増幅する右音緩衝増幅器及び
    左音緩衝増幅器と、右音信号Rと左音信号Lとを合成し
    正面音信号Fに変換して増幅する正面音増幅器と、三つ
    の前記各増幅器の出力に対応する音場を右→正面→左→
    右の左回り方向、またその逆の左→正面→右→左の右回
    り方向の速度調節可能に回転させるよう制御する音場回
    転変換回路と、右音緩衝増幅器、左音緩衝増幅器及び正
    面音増幅器から出力され、前記音場回転変換回路により
    音場が回転制御される各音信号を、それぞれ音質及び音
    量の調整操作可能にコントロールし、かつ電力増幅する
    右音増幅回路、左音増幅回路及び正面音増幅回路と、右
    音増幅回路の出力端子に接続されて聴取者の右側に配設
    される右スピーカと、左音増幅回路の出力端子に接続さ
    れて前記聴取者の左側に配設される左スピーカと、正面
    音増幅回路の出力端子に接続されて前記聴取者の正面側
    に配設される正面スピーカとを含むことを特徴とするリ
    ラクセーション内感音響装置。
  2. 【請求項2】 音場回転変換回路が、聴取者のリラック
    ス状態時に生じる脳波に同調し得る音場回転速度に調節
    可能に形成されることを特徴とする請求項1に記載のリ
    ラクセーション内感音響装置。
  3. 【請求項3】 入力されるステレオ音信号の右音信号
    R、左音信号Lにエコー,リバーブ,コーラス,フェイ
    ズシフタ,フランジャ等のエフェクタを重畳するための
    エフェクタ回路を接続させる入出力端子が右音緩衝増幅
    器及び左音緩衝増幅器の入力側に設けられることを特徴
    とする請求項1または2に記載のリラクセーション内感
    音響装置。
  4. 【請求項4】 右音緩衝増幅器、左音緩衝増幅器、正面
    音増幅器、音場回転変換回路、右音増幅回路、左音増幅
    回路及び正面音増幅回路を含むステレオ音場回転変換・
    増幅手段が、ケーシング内に一体的に組み込まれる携帯
    型に形成されて、コードジャックを介してステレオ音響
    装置のヘッドフォンジャック端子に接続可能であり、一
    方、右スピーカ、左スピーカ及び正面スピーカが聴取者
    の頭部に装着して用いられる3連構造ヘッドフォンに形
    成されることを特徴とする請求項1,2または3に記載
    のリラクセーション内感音響装置。
  5. 【請求項5】 3連構造ヘッドフォンが、3個のスピー
    カの内、少なくとも正面スピーカは骨振動スピーカであ
    って、聴取者の前額部に接触させて頭骨を直接振動する
    ことにより音の再生が可能であり、右スピーカと左スピ
    ーカは、聴取者の耳部に直接々触させる通常のスピーカ
    か、もしくは右側頭葉部と左側頭葉部に接触させる骨振
    動スピーカであることを特徴とする請求項4に記載のリ
    ラクセーション内感音響装置。
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