JP3003267B2 - 平面アンテナ - Google Patents

平面アンテナ

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JP3003267B2
JP3003267B2 JP3118772A JP11877291A JP3003267B2 JP 3003267 B2 JP3003267 B2 JP 3003267B2 JP 3118772 A JP3118772 A JP 3118772A JP 11877291 A JP11877291 A JP 11877291A JP 3003267 B2 JP3003267 B2 JP 3003267B2
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慎一 黒田
一郎 鳥山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、誘電体を介して接地
導体と放射導体とが対向して配されてなる平面アンテナ
に関する。
【0002】
【従来の技術】平面アンテナとしてマイクロストリップ
アンテナがあり、マイクロストリップアンテナとして、
例えば方形パッチアンテナが知られている。
【0003】図7を使用して方形パッチアンテナの構成
を説明する。図7Aは方形パッチアンテナの平面図、図
7BはそのI−I線断面図である。
【0004】同図において、1は方形の放射導体、2は
方形の誘電体、3は方形の接地導体である。放射導体1
は誘電体2を介して接地導体3と対向して形成される。
誘電体2と接地導体3は同一の大きさとされ、放射導体
1はこれらより小さく印刷で形成される。誘電体2とし
ては、例えばテフロン(登録商標)ファイバーグラス
(比誘電率εr =2.6)が使用される。
【0005】また、放射導体1には中心からオフセット
された位置に給電点4が設けられ、この給電点4は接地
導体3側に配される給電ポート(コネクタ)5の内部導
体に接続される。この給電ポート5の外部導体は接地導
体3に接続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した方形パッチア
ンテナは、構成がシンプルで、薄く丈夫である等、多く
の特長を持っている。
【0007】しかし、放射導体1の寸法は共振波長に対
してある決まった大きさのみしか許されず、これにより
波長に対する波源の相対的大きさに依存するアンテナ利
得も、ある決まった値しか得られない。
【0008】方形パッチアンテナの場合、その放射導体
1の辺長af は、最低次モード(TM10)において、数
1により決定される。この式で、Cは光速、fは共振周
波数、tは誘電体2の厚み、εr は誘電体2の比誘電
率、xは放射導体1の形状に固有な固有関数の固有値で
あり、方形パッチアンテナではx=πである。
【0009】
【数1】
【0010】ここで、t=1.6mm、εr =2.6、
共振周波数f=3000MHzを考えると、辺長af は
29.6mmとなり、これに対する利得の計算値は約7
dBiとなる。
【0011】図8および図9は、af =29.6mm、
t=1.6mm、εr =2.6、接地導体3の辺長D=
80mmであるときの、リターンロスおよび放射パター
ンの測定結果である。この例では、共振周波数fo =2
984MHzにおいて、利得Ga=7.1dBiを得て
いる。
【0012】この利得を可変しようとすると、従来で
は、誘電体2の比誘電率εr を変えて辺長af を変える
以外に方法がなく、現在のところ、損失が少なく、特性
の安定した誘電体材料は数種類あるのみで、所望の利得
を実現するのは難しい状況にある。
【0013】そこで、この発明では、誘電体材料に依存
せずに、利得の可変を実現するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、誘電体を介
して接地導体と放射導体とが対向して配されてなる平面
アンテナにおいて、放射導体を方形リング状に形成し、
このリング状放射導体の内周部の全周に亘って、その一
部あるいは全部を接地導体に接続してなるものである。
【0015】
【作用】上述構成では、放射導体1′が方形リング状に
形成され、その内周部が接地導体3に接続されるため、
方形パッチアンテナと比較して固有値xが大きくなる。
この固有値xの増加量はリング比、すなわち内外周の辺
長比に応じて変化する。固有値xが大きくなる分、同一
共振周波数において放射導体1′の辺長(外周の辺長)
af を大きくできる。波源が大きくなる分利得が高くな
る。
【0016】
【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。図1Aは平面図、図1BはI−
I線断面図である。図1において、図7と対応する部分
には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
【0017】本例では、接地導体3と対向して方形リン
グ状の放射導体1′が配される。そして、この放射導体
1′の内周部は接地導体3と接続される(図1B参
照)。
【0018】本例は以上のように構成され、その他は図
7の例と同様に構成される。本例においては、放射導体
1′が方形リング状とされると共に、その内周部が接地
されるので、図7の例の方形パッチアンテナと比較して
固有値xが大きくなる。
【0019】この固有値xの増加量はリング比、すなわ
ち放射導体1′の内周の辺長bとその外周の辺長af と
の比(b/af )が大きくなる程大きくなる。ただし、
リング比b/af には実用上の上限値がある。
【0020】図2は、放射導体を円形リング状とし、そ
の内周部を接地した円形リングアンテナにおいて、固有
値xを3種のモード(TM01,TM11,TM21)に対し
てプロットしたものである。TM01モードとTM11モー
ドでは、リング比b/a(内外周の半径比)の増加に伴
って固有値xが徐々に近付いていき、ついには略同じ値
となる。この現象をモードが縮退しているといい、異な
る2つのモードが略同じ周波数で共振する。このように
異なるモードで固有値xが極度に近付く領域での使用に
あっては、安定した放射特性が得られず、特に円偏波励
振時には軸比を大きく劣化させる原因ともなる。以上の
理由から、主モードであるTM11での使用は、リング比
b/a=0.5付近が上限値であると考えられる。
【0021】本例のように放射導体1′を方形リング状
とするアンテナにも同様のことが考えられ、実験によっ
て縮退の現象が確認されている。つまり、この現象によ
ってリング比b/af の上限値が決定される。
【0022】本例においては、上述したように固有値x
が大きくなるため、同一共振周波数fにおいて放射導体
1′の辺長af を大きくできる(数1参照)。これによ
り、波源が大きくなり、その分だけ利得を高くできる。
【0023】図3および図4は、放射導体1′の外周の
辺長af =41.0mm、内周の辺長b=17.0m
m、誘電体2の厚みt=1.6mm、誘電体2の比誘電
率εr=2.6、接地導体3の辺長D=90mmである
ときの、リターンロスおよび放射パターンの測定結果で
ある。なお、放射導体1′の内周部の接地導体3との接
続は、φ=0.4mmのスルーホールを1.0mm間隔
で設けることで代行している。
【0024】この例では、共振周波数fo =2966M
Hzにおいて、利得Ga=8.2dBiが得られる。上
述した方形パッチアンテナの測定結果と比較すると、略
同一の周波数で共振しているにも拘らず、辺長af が大
きくなり、利得が高くなっている。
【0025】このように本例によれば、方形パッチアン
テナと比較して固有値xを大きくでき、同一共振周波数
において放射導体1′の辺長af を大きくでき、利得を
高くできる。そして、固有値xはリング比b/af に応
じて変化するため、リング比b/af を調整すること
で、利得を調整できる。これにより、誘電体2の材料に
依存せずに利得の可変を実現できる。
【0026】なお、上述実施例は、直線偏波を発生させ
るものを示したが、円偏波を発生させるものにもこの発
明を同様に適用することができる。
【0027】例えば、図5に示すように、2個の給電点
4A,4Bを設け、それぞれの給電点4A,4Bに90
°の位相差をつけて給電する回路(図示せず)を付加し
た構成のもの、あるいは図6A〜図6Cに示すように、
1点給電縮退分離型の構成のものが考えられる。図6A
は放射導体1′に切り欠き6を設けることによって、図
6Bは放射導体1′にスタブ7を設けることによって、
さらに図6Cは放射導体1′の2組の辺長af ,af ′
を異ならせることで縮退を解いている。
【0028】また、上述実施例においては、放射導体
1′の内周部を接地導体3に接地する際、放射導体1′
の導体部を延長して全部を接続するようにしているが、
スルーホールあるいはピン等を使用して一部を接続する
ようにしてもよい。この場合、スルーホールあるいはピ
ン等の配置間隔については、間隔が誘電体2の厚みtと
同程度以下であれば、全接地と略同等の効果を得ること
ができる。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、リング比を調整する
ことで利得を調整でき、誘電体の材料に依存せずに利得
の可変を実現できる。また、複数個の平面アンテナをア
レー化して利得を調整するものと比較して、1素子のみ
で構成できるので、設計労力の軽減、アンテナの小型
化、生産コストの縮小等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例(直線偏波)の構成図である。
【図2】リング比と固有値の関係を示す図である。
【図3】実施例のリターンロスを示す図である。
【図4】実施例の放射パターンを示す図である。
【図5】他の実施例(円偏波)の構成図である。
【図6】他の実施例(円偏波)の構成図である。
【図7】方形パッチアンテナの構成図である。
【図8】方形パッチアンテナのリターンロスを示す図で
ある。
【図9】方形パッチアンテナの放射パターンを示す図で
ある。
【符号の説明】
1′ 放射導体 2 誘電体 3 接地導体 4,4A,4B 給電点 5 給電ポート(コネクタ) 6 切り欠き 7 スタブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 13/08 JICSTファイル(JOIS)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体を介して接地導体と放射導体とが
    対向して配されてなる平面アンテナにおいて、上記放射
    導体を方形リング状に形成し、このリング状放射導体の
    内周部の全周に亘って、その一部あるいは全部を上記接
    地導体に接続してなる平面アンテナ。
JP3118772A 1991-05-23 1991-05-23 平面アンテナ Expired - Lifetime JP3003267B2 (ja)

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