JP3003210U - 背面式スクリーン型▲し▼渣掻取装置 - Google Patents
背面式スクリーン型▲し▼渣掻取装置Info
- Publication number
- JP3003210U JP3003210U JP1994001677U JP167794U JP3003210U JP 3003210 U JP3003210 U JP 3003210U JP 1994001677 U JP1994001677 U JP 1994001677U JP 167794 U JP167794 U JP 167794U JP 3003210 U JP3003210 U JP 3003210U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- residue
- rake
- scraping device
- screen type
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 前方上面において、レーキとスクリーンとの
間で▲し▼渣が挟まれて、これによって▲し▼渣詰まり
が生ずることを防止できる背面式スクリーン型▲し▼渣
掻取装置を提供することを目的とする。 【構成】 下部が流水中に浸水され、斜め方向に往復移
動(但し上流側背面では、下方から上方に移動し、下流
側前面では、上方から下方に移動する。)を行うチェー
ン又はベルトに、複数本併設されたレーキ間に介在する
複数本のスクリーンを、該チェーン又はベルトの上流側
背面から下流側前面上部に設置した背面式スクリーン型
の▲し▼渣掻取装置において、レーキの取付方向を、略
水平方向とすることによりスクリーンの前面において下
方に移動するレーキとの間で▲し▼渣詰まりが生ずるこ
とを防止することができる背面式スクリーン型▲し▼渣
掻取装置。
間で▲し▼渣が挟まれて、これによって▲し▼渣詰まり
が生ずることを防止できる背面式スクリーン型▲し▼渣
掻取装置を提供することを目的とする。 【構成】 下部が流水中に浸水され、斜め方向に往復移
動(但し上流側背面では、下方から上方に移動し、下流
側前面では、上方から下方に移動する。)を行うチェー
ン又はベルトに、複数本併設されたレーキ間に介在する
複数本のスクリーンを、該チェーン又はベルトの上流側
背面から下流側前面上部に設置した背面式スクリーン型
の▲し▼渣掻取装置において、レーキの取付方向を、略
水平方向とすることによりスクリーンの前面において下
方に移動するレーキとの間で▲し▼渣詰まりが生ずるこ
とを防止することができる背面式スクリーン型▲し▼渣
掻取装置。
Description
【0001】
本考案は、流水中の▲し▼渣を掻き取って、外部に排出する背面式スクリーン 型▲し▼渣掻取装置に関するものである。
【0002】
流水中の▲し▼渣(ごみ等の固形物)を除去するのに、背面式スクリーン型▲ し▼渣掻取装置が使用されているが、これは図1(a)に示すように、下部が流 水中に浸った状態で斜方向に往復移動(但し上流の背面側は下方から上方へ移動 し、下方前面側では、上方から下方へ移動する)チェーン又はベルト1に、複数 本のレーキ2を併設し、上流背面側において該レーキ2上に、▲し▼渣4を載置 したうえで上方に移動させ、レーキ2が下方に移動する段階で、レーキ2の下部 に位置する▲し▼渣4を、水流の上部に設けている流水路上端部床5に落下させ ている。
【0003】 そして図1(b)に示すように、レーキ2の間にスクリーン3(通常複数本で あることが多い)をベルト1の背面から前面上部に掛けて設置し、これによりス クリーンの3前面部において、▲し▼渣4がレーキ2と共に下方に移行しようと することに対し、スクリーン3がこれを妨げ、結局▲し▼渣4が水中に戻ること を防止している。
【0004】 しかしながら、通常スクリーン3の前面部の水平方向に対する角度θ(但し、 図1に示すように、下流側から上流側への水平方向と、スクリーン3の上方向を 基準としている)は60度以上と設定することが多く、他方、各レーキ2は、チ ェーン又はベルト1に対し、略90度の角度をもって設置されている。
【0005】 この為、図2に示すように、前面上部におけるレーキ2と、スクリーン3の角 度は必然的に鋭角となり、速やかに落下しない▲し▼渣4が、移動するレーキ2 と固定されているスクリーン3との間に溜り、レーキ2及びベルト1又はスクリ ーン3の速やかな移動を妨げるという、所謂▲し▼渣詰まりの現象を免れること ができなかった。
【0006】
本考案は、上記の如き従来の背面式スクリーン型▲し▼渣掻取装置の▲し▼渣 詰まり現象を防止できる構成を提供することを目的とするものである。
【0007】
前記課題を解決する為、本考案の構成は、下部が流水中に浸水され、斜め方向 に往復移動(但し上流側背面では、下方から上方に移動し、下流側前面では、上 方から下方に移動する。)を行うチェーン又はベルトに、複数本併設されたレー キ間に介在する複数本のスクリーンを、該チェーン又はベルトの上流側背面から 下流側前面上部に設置した背面式スクリーン型の▲し▼渣掻取装置において、レ ーキの取付方向を、略水平方向とすることに基づく背面式スクリーン型▲し▼渣 掻取装置からなる。
【0008】
上記の如き従来技術の欠点を免れる為には、スクリーン3の上部前面において 、スクリーン3とレーキ2との間の角度(図2に示す角度α)を最大限大きくす ることが必要となる。
【0009】 しかしながら、単にαを大きくすることのみに着目し、レーキ2が下流前方に おいて、図3に示すように上斜め方向に設置した場合には、必然的に上流背面に おいてレーキ2は下斜め方向を向くことになるが、これでは上流側の▲し▼渣4 をレーキ2に載置させて上斜め方向に持ち上げていくことができない。
【0010】 然りとすれば、前記▲し▼渣詰まりの現象を防止するのに最も適当な角度とは 、レーキ2が略水平方向になるように、チェーン又はベルト1に設置されること である。
【0011】
図4は、本考案の典型的な実施例を示す。
【0012】 該実施例では、スクリーン3の前方上部が水平方向と交叉する角度を、略90 度と設定しており、従って、前方上部においてレーキ2とスクリーン3との交叉 角度もまた略直角である。
【0013】 この為、上流背面から前面に移動してきた▲し▼渣は、前面においてたとえレ ーキ2の下面に付着したとしても、レーキ2とスクリーン3との角度が略直角で ある為、両者の間に挟まれることなく、スクリーン3に対し下方向にスライドし かつレーキ2に対し水平方向にスライドしつつ、流水路上端部床5上に落下する ことになる。
【0014】
このように、本考案は、レーキのチェーン又はベルトに対する取付角度を工夫 することにより、従来技術の重大な欠陥を克服し、円滑な流水中の▲し▼渣の排 出に寄与できるので、本考案の価値は絶大である。
【図1】(a)、(b):チェーン又はベルトとレーキ
及びスクリーンとの配置関係を示す側面図及び一部上面
図 従来技術による背面式スクリーン型▲し▼渣掻取装置の
構成を示す。
及びスクリーンとの配置関係を示す側面図及び一部上面
図 従来技術による背面式スクリーン型▲し▼渣掻取装置の
構成を示す。
【図2】:側面図 従来技術の前面上部におけるスクリーンとレーキとの配
置関係、及びこの間に挟まれた▲し▼渣の状況を示す。
置関係、及びこの間に挟まれた▲し▼渣の状況を示す。
【図3】(a)、(b):側面図 本考案の作用原理を示す。
【図4】:側面図 本考案の実施例を示す。
1:チェーン又はベルト 11:プーリ又は歯車 2:レーキ 3:スクリーン 4:▲し▼渣 5:流水路上端部床
Claims (1)
- 【請求項1】 下部が流水中に浸水され、斜め方向に往
復移動(但し上流側背面では、下方から上方に移動し、
下流側前面では、上方から下方に移動する。)を行うチ
ェーン又はベルトに、複数本併設されたレーキ間に介在
する複数本のスクリーンを、該チェーン又はベルトの上
流側背面から下流側前面上部に設置した背面式スクリー
ン型の▲し▼渣掻取装置において、レーキの取付方向
を、略水平方向とすることに基づく背面式スクリーン型
▲し▼渣掻取装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994001677U JP3003210U (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | 背面式スクリーン型▲し▼渣掻取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994001677U JP3003210U (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | 背面式スクリーン型▲し▼渣掻取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3003210U true JP3003210U (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=43139164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994001677U Expired - Lifetime JP3003210U (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | 背面式スクリーン型▲し▼渣掻取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3003210U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011224448A (ja) * | 2010-04-19 | 2011-11-10 | Horyo Corp | 沈殿物除去装置 |
-
1994
- 1994-01-26 JP JP1994001677U patent/JP3003210U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011224448A (ja) * | 2010-04-19 | 2011-11-10 | Horyo Corp | 沈殿物除去装置 |
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