JP3003103B2 - 摺動部材用ふっ素樹脂組成物 - Google Patents

摺動部材用ふっ素樹脂組成物

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ふっ素樹脂組成物、特にガラス繊維、ガラ
ス粉末、炭素繊維又は炭素粉末から成る充填剤、及びリ
ン酸塩を含有する四フッ化エチレン樹脂組成物に関する
ものである。
[従来の技術] 四フッ化エチレン樹脂(以下、これを「PTFE」と略記
する。)は耐熱性、耐薬品性に優れているばかりでな
く、摩擦係数が小さく自己潤滑性を有するので、軸受、
歯車のような摺動部材用材料、管、バルブその他の成形
品等、いわゆるエンジニアリングプラスチックの代表的
なものとして各方面に広く利用されている。しかしなが
ら、耐摩耗性は必ずしも充分満足し得るものではなく、
また荷重による変形(クリープ)が大きく、高荷重下又
は高温下における使用が制限される。
従来、この耐摩耗性ならびに耐クリープ性を改善する
ために、各種の充填剤、例えば、ガラス繊維、ガラスビ
ーズ、炭素繊維及び炭素粉末等を添加する試みがなされ
て来た。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、ガラス繊維等の充填剤の硬度が高いた
め、これらの充填剤が相手材を傷つける場合があり、更
には、PTFE自身をも削り取ってしまうためアブレッシブ
摩耗を引き起す危険性があった。その結果、充填量次第
では、却って摩耗量が増加してしまうという欠点があっ
た。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、本発明は、充填剤として
のガラス繊維、ガラス粉末、炭素繊維又は炭素粉末に加
えて、更にリン酸塩を均一混合して成る摺動部材用ふっ
素樹脂組成物を提供するものである。
本発明の摺動部材用ふっ素樹脂組成物は、軸受、カ
ム、ギアー、すべり板、可撓軸用ライナーチューブ等に
好適に用いることができる。
本発明のふっ素樹脂としては、従来公知の、例えばPT
FE、FEP(テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプ
ロピレン共重合体)及びPFE(テトラフルオロエチレン
−パーフルオロアルキルエーテル共重合体)等を挙げる
ことができる。この中でも、特にPTFEが好適である。PT
FEは四フッ化エチレンの単独重合体であって、アルゴフ
ロン(伊国モンテジソン社製)、テフロン(米国デュポ
ン社製)、フルオン(英国アイ・シー・アイ社製)及び
ポリフロン(ダイキン工業社製)等の登録商標名で市販
されているふっ素樹脂の一種であって、圧縮成形は可能
であっても通常の射出成形は不可能な樹脂である。
本発明のふっ素樹脂組成物の充填剤として使用するガ
ラス繊維又はガラス粉末は、従来から当該技術分野にお
いて通常使用されているガラス繊維又はガラス粉末、即
ち非晶質性のケイ酸塩ガラス及びホウ酸塩ガラス等に加
えて、ウオラストナイト、チタン酸カリウムウイスカ等
も含むものである。
ガラス繊維の径(φ)は1〜20μmのものが好まし
く、特に径が10μm前後のものが好適である。
ガラス繊維長()としては、20μm〜1mmが好まし
く、特に、50〜300μmが好ましい。また、アスペクト
比としては約5.1以上が望ましい。
ガラス粉末としては当該技術分野で従来から使用され
ている公知のものを使用することができる。
また、同様に本発明ふっ素樹脂組成物の充填剤として
使用することのできる炭素繊維(CF)としては、低温
(約1000〜1500℃)処理したピッチ系炭素繊維及び高温
(約2000〜2500℃)処理したピッチ系炭素繊維、PAN系
炭素繊維並びにフェノール系炭素繊維が好適なものであ
る。
炭素繊維の径(φ)及び繊維長()は、それぞれ1
〜20μm及び30μm〜3mmが好ましく、特に径が約10μ
m前後で長さが約100μmのものが好ましい。
ピッチ系炭素繊維の具体例としては日東紡績(株)製
の商品名ザイラス(φ=12μm、=100μm)、PAN系
炭素繊維の具体例としては、三菱レーヨン(株)製のパ
イロフィル及びフェノール系炭素繊維の具体例としては
日本カイノール(株)製カイノールCF16BTを挙げること
ができる。
更に、本発明で充填剤として使用することができる無
定形炭素粉末の好適具体例としては、例えば、鐘紡
(株)製の球状フェノール樹脂であるベルパールC600
(ベルパールR800を600℃で処理したもの)及びベルパ
ールC2000(ベルパールR800を2000℃で処理したもの)
を挙げることができる。また、平均粒径約14μmを有す
る仮焼コークスも好ましい炭素粉末の一例である。
炭素粉末の平均粒径は1〜40μmの範囲が好適であ
る。
本発明で用いる充填剤の添加量としては、適当な耐摩
耗性、耐クリープ性を付与するためには、ガラス繊維及
びガラス粉末の場合には約1〜40重量%、特に、約5〜
30重量%が好ましく、炭素繊維及び炭素粉末の場合は約
1〜30重量%、特に約2〜20重量%が好ましい。
本発明のリン酸塩としては、第三リン酸、第二リン
酸、ピロリン酸、亜リン酸、メタリン酸等の金属塩及び
それらの混合物を挙げることができる。
この中でも、第三リン酸、第二リン酸及びピロリン酸
の金属塩が好ましい。金属としては、アルカリ金属、ア
ルカリ土類金属及び遷移金属が考えられ、中でもアルカ
リ及びアルカリ土類金属が好ましく、特に、Li、Ca、Mg
及びBaが好ましい。
具体的には、Li3PO4、Li2HPO4、Li4P2O7、Ca3(PO4
、Ca2P2O7及びCaHPO4(・2H2O)が本発明で使用する
リン酸塩としては最も好ましい。
更にまた、Ca10(PO4(OH)で表わされるハイ
ドロキシアパタイトも本発明のリン酸塩として好適に使
用することができる。
リン酸塩は、均一に混合するためにも平均粒径20μm
以下のものが好ましい。
また、リン酸塩中に結晶水を有しているものについて
は、本発明のふっ素樹脂組成物の焼成温度、即ち、約36
0〜380℃の範囲以上の温度で予め熱処理することによっ
て、前記焼成中にリン酸塩の結晶水が蒸発するのを防
ぎ、得られた成形品にクラックが入ることを防止するこ
とができる。
リン酸塩の添加量としては、耐摩耗性を向上させるた
めに、0.1〜15重量%が好ましく、特に3〜10重量%が
好適である。
尚、本発明ふっ素樹脂組成物中の充填剤及びリン酸塩
の合計量は40重量%を越えないことが好ましい。
本発明で使用するリン酸塩は、モース硬度が2〜4の
範囲にあり、モース硬度が4〜6である充填剤と何らか
の相互作用をすることによって、充填剤が原因となる相
手部材又はふっ素樹脂組成物自体の摩耗を効果的に抑制
することができるものと考えられる。
尚、本発明のふっ素樹脂組成物には、ガラス繊維等の
充填剤及びリン酸塩に加えて、当該技術分野で公知であ
るところの、成形性、耐摩耗性及び耐荷重性等の向上を
図る目的で使用されるその他の添加剤、例えば二硫化モ
リブデン及びグラファイト、その他顔料並びに導電性付
与材等を適宜、添加混合することができる。
本発明のふっ素樹脂組成物は、通常公知の方法によっ
て各種摺動部材に成形加工することができる。
まず、上記のような添加量により混合して得られた混
合粉末を常温にて加圧成形し、圧粉体を製造する。
成形圧力は300〜800kg/cm2の範囲が好ましい。
得られた圧粉体を焼成する工程は、ふっ素樹脂粉末を
溶融し樹脂粉末混合物を互いに融着させるために実施さ
れるものであり、通常常圧下、360〜380℃で2〜30時間
の範囲内でふっ素樹脂粉末の種類、量等に応じた条件下
で行なわれる。
尚、機械加工は、焼成して得た成形素材を室温まで冷
却させた後、従来の方法、例えば超硬工具を用いる旋盤
等で行ない得る。
本発明を以下の実施例を参照しつつ詳説する。
[実施例1〜25] 種々のリン酸塩及び充填剤を下記の表に示す割合でPT
FEに混合し、ヘンシェルミキサーにより均一に混合し、
該混合粉末を金型内に装填し、成形圧力500kg/cm2下で
常温成形して圧粉体を成形し、該圧粉体を常圧下370℃
で5時間焼成して成形素材を成形し、これを室温に冷却
後加工して辺30mm×30mm×厚さ5mmの板状摺動部材試料
片を得た。
これを下記の条件で中空円筒状の軸材(内径20mm×外
径25.6mm、材質:SUS 304)の端面と摺接させるスラスト
試験を行った。
試験条件 速度:11m/min 荷重:40kg/cm2 時間:8hr 潤滑:ドライ 得られた結果を表に示す。
尚、摩擦係数は試験開始後1〜8時間の変動値を示
す。
以上の結果から明らかなように、ガラス繊維等を充填
剤として含むふっ素樹脂組成物に対し、本発明で使用す
るリン酸塩を適当量含有させることによって、該樹脂の
耐摩耗性が顕著に改善されたことが判る。
[実施例26] 本発明のリン酸塩及び充填剤の添加量を変化させて、
それに伴いふっ素樹脂組成物の耐摩耗性がどのように変
化するか調べた。尚、スラスト試験の条件は、前記の通
りであった。
得られた結果を、第1図〜第4図に示す。第1図及び
第2図から明らかなように、ガラス繊維及びリン酸塩の
添加割合は、それぞれ1〜40重量%及び0.1〜15重量%
が好ましいことが判る。
また、第3図及び第4図から、炭素繊維等及びリン酸
塩の添加割合は、それぞれ1〜30重量%及び0.1〜15重
量%が好ましいことが分る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はふっ素樹脂組成物のスラスト試験にお
ける摩耗深さを示す図である。 尚、第1図のふっ素樹脂組成物においては、ガラス繊維
(MFA)15重量%を含むPTFE(フルオンG190)中に更に
種々の量のリン酸水素カルシウム(無水)を含有させて
測定した値を示す。 第2図のふっ素樹脂組成物においては、リン酸水素カル
シウム(無水)5重量%を含む同PTFE中に更に種々の量
のガラス繊維(MFA)を含有させて測定した値を示す。 第3図のふっ素樹脂組成物においては、高温処理CF(ザ
イラス)15重量%を含む同PTFE中に更に種々の量のピロ
リン酸カルシウムを含有させて測定した値を示す。 第4図のふっ素樹脂組成物においては、ピロリン酸カル
シウム5重量%を含む同PTFE中に更に種々の量の高温処
理CF(ザイラス)を含有させて測定した値を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C08L 27/12 C08L 27/12 C10M 107/38 C10M 107/38 125/02 125/02 125/24 125/24 125/28 125/28 // C10N 10:02 10:04 20:06 30:06 40:02 50:08 (56)参考文献 特開 昭54−86041(JP,A) 特開 昭55−120633(JP,A) 特公 昭38−20715(JP,B1) 特表 昭61−502469(JP,A) 特表 平3−500328(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C10M 107/38 C10M 125/02 C10M 125/24 C10M 125/28 C08L 27/12 C08K 3/04 C08K 3/32 C08K 3/40 C08K 7/04 C10N 40:02

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ふっ素樹脂にガラス繊維、ガラス粉末、炭
    素繊維及び無定形炭素粉末から成る群より選ばれた少な
    くとも一種の充填剤、並びにリン酸塩を均一混合してな
    る摺動部材用ふっ素樹脂組成物であって、フッ化鉛、鉛
    ・スズ合金及び鉛並びにポリシアノアリールエーテルを
    含まない前記組成物。
  2. 【請求項2】ふっ素樹脂が四フッ化エチレン樹脂である
    ことを特徴とする請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】リン酸塩がLi3PO4、Li2HPO4、Li4P2O7、Ca
    3(PO4、Ca2P2O7、CaHPO4(・2H2O)又はハイドロ
    キシアパタイトのいずれかであることを特徴とする請求
    項1又は2記載の組成物。
  4. 【請求項4】充填剤がガラス繊維又はガラス粉末である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の
    組成物。
  5. 【請求項5】ガラス繊維又はガラス粉末が1〜40重量
    %、リン酸塩が0.1〜15重量%含まれることを特徴とす
    る請求項4記載の組成物。
  6. 【請求項6】ガラス繊維又はガラス粉末が5〜30重量
    %、リン酸塩が3〜10重量%含まれることを特徴とする
    請求項5記載の組成物。
  7. 【請求項7】充填剤が炭素繊維又は無定形炭素粉末であ
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載
    の組成物。
  8. 【請求項8】炭素繊維又は無定形炭素粉末が1〜30重量
    %、リン酸塩が0.1〜15重量%含まれることを特徴とす
    る請求項7記載の組成物。
  9. 【請求項9】炭素繊維又は無定形炭素粉末が2〜20重量
    %、リン酸塩が3〜10重量%含まれることを特徴とする
    請求項8記載の組成物。
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