JP3002998U - ベルトコンベア - Google Patents
ベルトコンベアInfo
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 薄い物や細かい物でも確実に搬送できるベル
トコンベアを提供することにある。 【構成】 外部ケース内にコンベアベルトを無端状に捲
回したベルトコンベアにおいて、このコンベアベルト1
1の幅方向の両側端に一次防護壁19と二次防護壁20
とを設け、該二次防護壁20の内側に横漏れ防止板21
を垂下状態に配設したので薄い物や細かい物を確実に搬
送することができる。
トコンベアを提供することにある。 【構成】 外部ケース内にコンベアベルトを無端状に捲
回したベルトコンベアにおいて、このコンベアベルト1
1の幅方向の両側端に一次防護壁19と二次防護壁20
とを設け、該二次防護壁20の内側に横漏れ防止板21
を垂下状態に配設したので薄い物や細かい物を確実に搬
送することができる。
Description
【0001】
本考案は、機械部品や電子部品等の薄い物、細かい物、尖った物の搬送に使用 されるベルトコンベアに関するものである。
【0002】
従来のこの種のベルトコンベアは、例えば搬送物が横方向の漏れするのを防止 する為に、コンベアベルトの両端側に落下防止壁を配設するものが知られている 。例えば、実開昭61−157516、実開平1−103615等である。 ここで、従来のベルトコンベアは、搬送物品の横方向の漏れを防止する為に、 ベルトの表面との間に僅かな間隔をおいて落下防止壁を併設したものが存在した 。 また、左右一対の落下防止壁の下にベルトに摺動する漏出防止体を設けたもの が存在した。更に、被搬送物の落下を防止する為にコンベアベルトの裏側に磁石 を配設したものも提案されていた。
【0003】
しかし、上述のような従来のベルトコンベアにおいて、落下防止壁では、被搬 送物の粒径が大きい場合には、効果的であるが薄い座金や細かい釘、針、リード 線の出た電子部品等であった場合にコンベアベルトと落下防止壁との隙間から漏 れ出し、ベルトとローラとの間に挟まり異音を発生したり、故障の原因となって いた。 また、コンベアベルトに摺接する漏出防止体を設けたものにあっては、薄い座 金等はこの隙間に挟まれてしまい故障の原因になるという欠点が存在した。 更に、コンベアベルトの裏側に磁石を配設したものにあっては、磁石に吸引さ れない素材、例えば、黄銅、銅、アルミニュウム、合成樹脂等にあっては、効果 がなかった。
【0004】 本考案の目的は、従来の欠点に鑑み、薄い座金や細かい針、釘であっても確実 に搬送する事ができるベルトコンベアを提供することにある。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案の要旨とするところは、外部ケース内にコ ンベアベルトを無端状に捲回したベルトコンベアにおいて、コンベアベルトの長 手方向に沿って等間隔に仕切り板を立設すると共に、該コンベアベルトの幅方向 の両側端に一次防護壁と二次防護壁とを設け、該二次防護壁の内側に横漏れ防止 板を垂下状態に配設したものである。
【0006】 また、外部ケース内にコンベアベルトを無端状に捲回したベルトコンベアにお いて、コンベアベルトの長手方向に沿って等間隔に仕切り板を立設すると共に、 該コンベアベルトの幅方向の両側端に一次防護壁と二次防護壁とを階段状に立設 し、該二次防護壁の内側に横漏れ防止板を垂下状態に配設したものである。
【0007】 また、外部ケース内にコンベアベルトを無端状に捲回したベルトコンベアにお いて、コンベアベルトの長手方向に沿って等間隔に仕切り板を立設すると共に、 該コンベアベルトの幅方向の両側端に一次防護壁と二次防護壁とを断面U字状に 立設し、該二次防護壁の内側に横漏れ防止板を垂下状態に配設したものである。
【0008】 また、外部ケース内にコンベアベルトを無端状に捲回したベルトコンベアにお いて、コンベアベルトの長手方向に沿って等間隔に仕切り板を立設すると共に、 該コンベアベルトの幅方向の両側端に一次防護壁と二次防護壁と三次防護壁とを 断面コ字状に配設し、該防護壁の溝に相当する二次防護壁部に対向させて、直角 に折曲された先端部が遊嵌するように横漏れ防止板を垂下させたものである。
【0009】
本考案に係るベルトコンベアは、一次防護壁と二次防護壁及び横漏れ防止板と を設けたので、薄い座金等が横方向に飛び出ようとしても、2段階に横方向の落 下阻止され、自重によりベルト上に戻るので、確実に防止できる。
【0010】
以下、本考案の一実施例につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、 本考案の一実施例に係るベルトコンベアの搭乗部分を示す拡大側面図、図2は、 本考案の一実施例に係るベルトコンベアの搭乗部分を示す拡大平面図、図3は、 同ベルトコンベアの全体構成を示す平面図である。
【0011】 ベルトコンベアは、外ケース10内にコンベアベルト11が一対の主ローラ1 2,13及び補助ローラ14〜17により無端状に捲回されている。コンベアベ ルト11には、長手方向に沿って等間隔に仕切り板18が立設されている。仕切 り板18の両端は、肩18aが低く切欠かれている。
【0012】 コンベアベルト11の幅方向の両側端に一次防護壁19と二次防護壁20と階 段状に立設されている。図2に示す実施例では、コンベアベルト11の両端に先 ず、搬送面に直角に一次防護壁19が立ち上がっており、その上に二次防護壁2 0が立設されている。防護壁19,20は、ウレタンゴム及びその他のゴム等で 構成されている。
【0013】 また、二次防護壁20、20の内側に横漏れ防止板21、21が図外の外ケー ス10から垂下状態に配設されている。図2に示す例では、横漏れ防止板21は 、二次防護壁20のすぐ内側に配設されている。横漏れ防止板21は、図1に示 す例では、コンベアベルト11の主ローラ13と補助ローラ16で張架された水 平部から補助ローラ16〜補助ローラ14で張架された斜行部分、補助ローラ1 4〜主ローラ12で張架された水平部分に渡って配設されている。
【0014】 次に以上のように構成されたベルトコンベアの動作について説明する。先ず、 ベルトコンベアの下端に薄い座金、細かい釘等を投入する。投入された座金等は 、仕切り板18により、先ず、水平移送される。次に、斜行部で上昇した後、再 度水平部で水平移送される。
【0015】 また、被搬送物がコンベアベルト11の側部から落下しようとしても、先ず、 一次防護壁19で阻止される。次に、一次防護壁19を乗り越えた被搬送物は、 横漏れ防止板21の内側及び二次防護壁20で阻止される。このように、本実施 例では一次防護壁19と二次防護壁20と二段階に阻止されるので、確実に横方 向の漏れを防止できる。更に、一次防護壁19と二次防護壁20とが階段状に構 成されているので、自重によって自然に内側に落下する。
【0016】 図3は、本願考案の他の実施例である。ここで、コンベアベルト11の両端に 立設された一次防護壁30と二次防護壁31とを断面U字状に立設し、該二次防 護壁31の内側に横漏れ防止板21を外ケース10から垂下状態に配設したもの である。したがって、横漏れ防止板21は、一次防護壁30と二次防護壁31と で形成された溝32に挿入されている。
【0017】 この様に構成した場合、略平行に配設された一次防護壁30、二次防護壁31 により二段階に被搬送物の横方向の移動が阻止される。
【0018】 図4は、本願考案の他の実施例である。ここで、コンベアベルト11の両端に 立設された一次防護壁40と二次防護壁41と三次防護壁42とを断面コ字状に 配設し、該防護壁の溝に相当する二次防護壁41部に対向させて、直角に折曲さ れた先端部43aが遊嵌するように横漏れ防止板43を外ケースから垂下させて 構成したものである。
【0019】 この様に構成した場合、断面コ字状に配設された一次防護壁40、二次防護壁 41、三次防護壁42により三段階に被搬送物の横方向の移動が阻止される。こ の為、薄い被搬送物や細かい被搬送物がコンベアベルトの脇から飛び出すのを効 果的に防止できる。
【0020】 なお、本考案は、上記実施例によって限定されるものではなく、本願考案の要 旨から逸脱しない範囲でその他種々の変形が可能である。
【0021】
以上説明したように、本考案は、外部ケース内にコンベアベルトを無端状に捲 回したベルトコンベアにおいて、コンベアベルトの長手方向に沿って等間隔に仕 切り板を立設すると共に、該コンベアベルトの幅方向の両側端に一次防護壁と二 次防護壁とを設け、該二次防護壁の内側に横漏れ防止板を垂下状態に配設したの で、薄い座金や細かい細かい針、釘等を搬送する際に2段階に横方向の移動が阻 止される。つまり、一次防護壁を乗り越えても、更に二次防護壁で阻止されると 共に、横漏れ防止板で阻止されるので効果的に防止できる。
【0022】 また、一次防護壁と二次防護壁とを階段状に立設し、該二次防護壁の内側に横 漏れ防止板を垂下状態に配設した場合には、一次防護壁と二次防護壁とで二段階 に阻止されるので、確実に横方向の漏れを防止できる。更に、一次防護壁と二次 防護壁とが階段状に構成されているので、自重によって自然に内側に落下する。
【0023】 また、一次防護壁と二次防護壁とを断面U字状に立設し、該二次防護壁の内側 に横漏れ防止板を垂下状態に配設した場合にも、二段階に阻止されるので、確実 に横方向の漏れを防止できる。
【0024】 また、一次防護壁と二次防護壁と三次防護壁とを断面コ字状に配設し、該防護 壁の溝に相当する二次防護壁部に対向させて、直角に折曲された先端部が遊嵌す るように横漏れ防止板を垂下させた場合には、三段階にコンベアベルトからの横 方向の漏れが阻止されるので、薄い座金や、細かい針、釘等であってもコンベア の脇から落下したりする事なく確実に搬送する事ができる。
【図1】本考案の一実施例に係るベルトコンベアの全体
構成を示す縦断面図である。
構成を示す縦断面図である。
【図2】本考案の一実施例に係るベルトコンベアのベル
ト部を示す横断面図である。
ト部を示す横断面図である。
【図3】本考案の他の実施例に係るベルトコンベアのベ
ルト部を示す横断面図である。
ルト部を示す横断面図である。
【図4】本考案の他の実施例に係るベルトコンベアのベ
ルト部を示す横断面図である。
ルト部を示す横断面図である。
10 外ケース 11 コンベアベルト 12,13 主ローラ 14〜17 補助ローラ 18 仕切り板 19 一次防護壁 20 二次防護壁 21 横漏れ防止板 30 一次防護壁 31 二次防護壁 32 溝 40 一次防護壁 41 二次防護壁 42 三次防護壁 43 横漏れ防止板 43a 先端部
Claims (5)
- 【請求項1】 外部ケース内にコンベアベルトを無端状
に捲回したベルトコンベアにおいて、該コンベアベルト
の幅方向の両側端に一次防護壁と二次防護壁とを設け、
該二次防護壁の内側に横漏れ防止板を垂下状態に配設し
たことを特徴とするベルトコンベア。 - 【請求項2】 外部ケース内にコンベアベルトを無端状
に捲回したベルトコンベアにおいて、該コンベアベルト
の幅方向の両側端に一次防護壁と二次防護壁とを階段状
に立設し、該二次防護壁の内側に横漏れ防止板を垂下状
態に配設したことを特徴とするベルトコンベア。 - 【請求項3】 外部ケース内にコンベアベルトを無端状
に捲回したベルトコンベアにおいて、該コンベアベルト
の幅方向の両側端に一次防護壁と二次防護壁とを断面U
字状に立設し、該二次防護壁の内側に横漏れ防止板を垂
下状態に配設したことを特徴とするベルトコンベア。 - 【請求項4】 外部ケース内にコンベアベルトを無端状
に捲回したベルトコンベアにおいて、該コンベアベルト
の幅方向の両側端に一次防護壁と二次防護壁と三次防護
壁とを断面コ字状に配設し、該防護壁の溝に相当する二
次防護壁部に対向させて、直角に折曲された先端部が遊
嵌するように横漏れ防止板を垂下させたことを特徴とす
るベルトコンベア。 - 【請求項5】 前記防護壁はウレタンゴムで構成したこ
とを特徴とする請求項1、2、3または4記載のベルト
コンベア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994003049U JP3002998U (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | ベルトコンベア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994003049U JP3002998U (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | ベルトコンベア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3002998U true JP3002998U (ja) | 1994-10-11 |
Family
ID=43138955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994003049U Expired - Lifetime JP3002998U (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | ベルトコンベア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3002998U (ja) |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP1994003049U patent/JP3002998U/ja not_active Expired - Lifetime
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