JP3002875B2 - 空気調和機の空気吹出口 - Google Patents
空気調和機の空気吹出口Info
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- JP3002875B2 JP3002875B2 JP10020342A JP2034298A JP3002875B2 JP 3002875 B2 JP3002875 B2 JP 3002875B2 JP 10020342 A JP10020342 A JP 10020342A JP 2034298 A JP2034298 A JP 2034298A JP 3002875 B2 JP3002875 B2 JP 3002875B2
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- Japan
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- louver
- air
- outer frame
- air outlet
- outlet
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
- Duct Arrangements (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機の空気吹
出口に係り、詳しくは冷房運転時の水平羽根表面の結露
を抑制する天井据付型の空気吹出口に関するものであ
る。
出口に係り、詳しくは冷房運転時の水平羽根表面の結露
を抑制する天井据付型の空気吹出口に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】空気調和機の空気吹出口は、空気調和機
本体と送風ダクトによってつながれる吹出口チャンバー
の下に連結される。この空気吹出口は例えば図７に示す
ように、吹出口開口部２′を室内Ｒに形成する外枠３′
と、この外枠３′に固定され上記吹出口開口部２′を仕
切る中央枠５′と、この中央枠５′と外枠３′との間で
さらに吹出口開口部２′を仕切るルーバー６′とを備え
たものが知られている。
本体と送風ダクトによってつながれる吹出口チャンバー
の下に連結される。この空気吹出口は例えば図７に示す
ように、吹出口開口部２′を室内Ｒに形成する外枠３′
と、この外枠３′に固定され上記吹出口開口部２′を仕
切る中央枠５′と、この中央枠５′と外枠３′との間で
さらに吹出口開口部２′を仕切るルーバー６′とを備え
たものが知られている。
【０００３】上記ルーバー（水平羽根）６′はその両端
が外枠３′に軸支され、自動または手動によって角度が
変えられるようになっており、その角度によって冷房用
冷気や暖房用暖気等の風向調節が行われる。
が外枠３′に軸支され、自動または手動によって角度が
変えられるようになっており、その角度によって冷房用
冷気や暖房用暖気等の風向調節が行われる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記ルーバ
ーは、冷房運転時に冷気の風向によってルーバーの背面
で剥離し風の主流に乱れが生じたり、また羽根の軸端部
形状の複雑さによって同様に風の乱れが生じたりするこ
とがあり、このような場合には室内の暖気を巻き込むこ
とから、圧力損失が増加し騒音が大きくなると共に、羽
根の表面が結露するという問題がある。そこで従来は、
吸水材の塗布（植毛）により上記結露に対処している
が、空気吹出口の美観を損なったり、コストアップの要
因になるなどの問題が生じている。
ーは、冷房運転時に冷気の風向によってルーバーの背面
で剥離し風の主流に乱れが生じたり、また羽根の軸端部
形状の複雑さによって同様に風の乱れが生じたりするこ
とがあり、このような場合には室内の暖気を巻き込むこ
とから、圧力損失が増加し騒音が大きくなると共に、羽
根の表面が結露するという問題がある。そこで従来は、
吸水材の塗布（植毛）により上記結露に対処している
が、空気吹出口の美観を損なったり、コストアップの要
因になるなどの問題が生じている。
【０００５】本発明は、上記空気吹出口の開口部付近に
新規な構成を見出すことにより、吹出す風の乱れを抑制
し、とりわけ、ルーバー端部の空気の流れを整流し、吹
出口端部の羽根表面の結露を防止することを目的とする
ものである。
新規な構成を見出すことにより、吹出す風の乱れを抑制
し、とりわけ、ルーバー端部の空気の流れを整流し、吹
出口端部の羽根表面の結露を防止することを目的とする
ものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】すなわち、上記目的に適
合する本発明の空気調和機の空気吹出口は、室内に吹出
開口部を形成して天井に据付けられる外枠と、この外枠
の内側で外枠との間に偏向風路を形成するよう配設され
た中央枠と、上記偏向風路内で回動可能に軸支された角
度可変のルーバーとを備えた空気調和機の空気吹出口に
おいて、上記ルーバー端部に微量の温調空気を流す通孔
を備えた整流板を前記ルーバーの軸方向端部の風上側に
具備せしめたことを特徴とする。
合する本発明の空気調和機の空気吹出口は、室内に吹出
開口部を形成して天井に据付けられる外枠と、この外枠
の内側で外枠との間に偏向風路を形成するよう配設され
た中央枠と、上記偏向風路内で回動可能に軸支された角
度可変のルーバーとを備えた空気調和機の空気吹出口に
おいて、上記ルーバー端部に微量の温調空気を流す通孔
を備えた整流板を前記ルーバーの軸方向端部の風上側に
具備せしめたことを特徴とする。
【０００７】
【作用】上記本発明の空気吹出口では、ルーバーの軸方
向端部の風上側に位置して配設されている整流板からそ
の通孔を通じて微量の空気を流すことにより、ルーバー
端部の空気の流れを整流し、これにより室内の暖気の巻
込みを抑制して、吹出口端部の露付きを抑制することが
可能である。
向端部の風上側に位置して配設されている整流板からそ
の通孔を通じて微量の空気を流すことにより、ルーバー
端部の空気の流れを整流し、これにより室内の暖気の巻
込みを抑制して、吹出口端部の露付きを抑制することが
可能である。
【０００８】
【０００９】
【発明の実施の形態】以下さらに添付図面を参照して、
本発明の実施の形態を説明する。
本発明の実施の形態を説明する。
【００１０】図１は本発明実施形態の空気調和機の水平
吹出し状態の空気吹出口を示す断面図、図２は同、下吹
出し状態の空気吹出口を示す断面図であり、これら各図
はルーバーの軸直交断面を示している。
吹出し状態の空気吹出口を示す断面図、図２は同、下吹
出し状態の空気吹出口を示す断面図であり、これら各図
はルーバーの軸直交断面を示している。
【００１１】この空気吹出口１は、例えば図３、図４に
示すように、天井裏に配設された温調空気吹出口チャン
バーＣの下に連結されるものであり、室内Ｒに吹出口開
口部２を形成して天井Ｔに据付けられた外枠３と、この
外枠３の内側で外枠３との間に偏向風路４を形成するよ
う配設された中央枠５と、上記偏向風路４内で両端が回
動可能に軸支された角度可変のルーバー６とを備えてい
る。
示すように、天井裏に配設された温調空気吹出口チャン
バーＣの下に連結されるものであり、室内Ｒに吹出口開
口部２を形成して天井Ｔに据付けられた外枠３と、この
外枠３の内側で外枠３との間に偏向風路４を形成するよ
う配設された中央枠５と、上記偏向風路４内で両端が回
動可能に軸支された角度可変のルーバー６とを備えてい
る。
【００１２】上記細長板状の各ルーバー６は、図１、図
２に示すように、その軸直交断面で外枠３側に弦を有す
る円弧状に形成されており、また外枠３のルーバー６の
対向部位はこのルーバー６とほぼ同形の円弧状に形成さ
れている。そして、図１に示すように、上記ルーバー６
の風上側先端部６ａを、中央枠５と外枠３とを最短で結
ぶ線Ｘより風上側として、この風上側先端部６ａの厚み
方向中央部と上記外枠３との最短距離ｂとを上記中央枠
５と外枠３との最短距離ａの０．４５〜０．６倍として
いる。またさらに、上記ルーバー６の風下側先端部６ｂ
と外枠３とを最短で結ぶ線Ｂと、風の吹出方向Ａに直交
する線Ｂ′とが一致するように、上記ルーバー６の風下
側先端部６ｂを形成している。
２に示すように、その軸直交断面で外枠３側に弦を有す
る円弧状に形成されており、また外枠３のルーバー６の
対向部位はこのルーバー６とほぼ同形の円弧状に形成さ
れている。そして、図１に示すように、上記ルーバー６
の風上側先端部６ａを、中央枠５と外枠３とを最短で結
ぶ線Ｘより風上側として、この風上側先端部６ａの厚み
方向中央部と上記外枠３との最短距離ｂとを上記中央枠
５と外枠３との最短距離ａの０．４５〜０．６倍として
いる。またさらに、上記ルーバー６の風下側先端部６ｂ
と外枠３とを最短で結ぶ線Ｂと、風の吹出方向Ａに直交
する線Ｂ′とが一致するように、上記ルーバー６の風下
側先端部６ｂを形成している。
【００１３】一方、図５は上記実施形態空気吹出口にお
いて、特に本発明の要部とするルーバーの軸方向端部付
近を示す断面図、図６は同、上から見た斜視図であり、
本発明においては特にその特徴として上記ルーバー６の
軸方向端部６ｃの風上側に位置してルーバー端部６ｃに
微量の温調空気を流す通孔７を備えた整流板８を具備せ
しめている。上記図示例においては上記ルーバー６の軸
方向端部６ｃの風上側で、このルーバー端部６ｃに微量
の温調空気を流す通孔７を備えた整流板８が上記外枠３
よりルーバー端部の風上側に延びてに形成されている。
いて、特に本発明の要部とするルーバーの軸方向端部付
近を示す断面図、図６は同、上から見た斜視図であり、
本発明においては特にその特徴として上記ルーバー６の
軸方向端部６ｃの風上側に位置してルーバー端部６ｃに
微量の温調空気を流す通孔７を備えた整流板８を具備せ
しめている。上記図示例においては上記ルーバー６の軸
方向端部６ｃの風上側で、このルーバー端部６ｃに微量
の温調空気を流す通孔７を備えた整流板８が上記外枠３
よりルーバー端部の風上側に延びてに形成されている。
【００１４】このように整流板８から微量の温調空気
（冷気）を流すことにより、ルーバー端部６ｃの空気の
流れを整流し、これにより室内の暖気の巻込みを抑制し
て、吹出し口端部の露付を抑制することが可能となる。
また図２に示すように、ルーバー６と天井面Ｔ1 とがな
す角度がほぼ直角となるような下吹出し状態で、ルーバ
ー６が上記外枠３と中央枠５との中間に位置するように
ルーバー６の回転軸７の位置が決められている。この軸
７は上記外枠３寄りに形成されている。
（冷気）を流すことにより、ルーバー端部６ｃの空気の
流れを整流し、これにより室内の暖気の巻込みを抑制し
て、吹出し口端部の露付を抑制することが可能となる。
また図２に示すように、ルーバー６と天井面Ｔ1 とがな
す角度がほぼ直角となるような下吹出し状態で、ルーバ
ー６が上記外枠３と中央枠５との中間に位置するように
ルーバー６の回転軸７の位置が決められている。この軸
７は上記外枠３寄りに形成されている。
【００１５】なお、上記本発明実施形態の空気吹出口１
では、円弧状に形成したルーバー６の風上側先端部６ａ
を偏向風路４の最狭部より風上に位置させると共に、こ
の風上側先端部６ａと外枠３との距離ｂを偏向風路最狭
部の約半分としているが、このようにすればルーバー６
に温調空気の流れを剥離させることなく沿わせることが
でき、圧力損失の低減とルーバー６の結露防止に有利で
あり、好適である。そして、ルーバー６の風下側先端部
６ｂと外枠３とを結ぶ線Ｂが風の吹出方向Ａに直交する
線Ｂ′と一致するように上記風下側先端部６ｂを形成す
ることによって、上記ルーバー６の剥離を抑制しながら
その角度を変化させることが可能である。
では、円弧状に形成したルーバー６の風上側先端部６ａ
を偏向風路４の最狭部より風上に位置させると共に、こ
の風上側先端部６ａと外枠３との距離ｂを偏向風路最狭
部の約半分としているが、このようにすればルーバー６
に温調空気の流れを剥離させることなく沿わせることが
でき、圧力損失の低減とルーバー６の結露防止に有利で
あり、好適である。そして、ルーバー６の風下側先端部
６ｂと外枠３とを結ぶ線Ｂが風の吹出方向Ａに直交する
線Ｂ′と一致するように上記風下側先端部６ｂを形成す
ることによって、上記ルーバー６の剥離を抑制しながら
その角度を変化させることが可能である。
【００１６】
【発明の効果】本発明の空気調和機の空気吹出口は以上
説明した通りルーバーの軸方向端部の風上側に、このル
ーバー端部に微量の温調空気を流す整流板を具備させた
ものであり、ルーバー軸方向端部の整流板からルーバー
端部に微量の空気を流すことによりルーバー端部の空気
の流れを整流し、これにより室内の暖気の巻込みを抑制
して、空気調和機の空気吹出口端部の露付きを抑制し、
該部の羽根表面の結露を抑制することができる効果を有
する。
説明した通りルーバーの軸方向端部の風上側に、このル
ーバー端部に微量の温調空気を流す整流板を具備させた
ものであり、ルーバー軸方向端部の整流板からルーバー
端部に微量の空気を流すことによりルーバー端部の空気
の流れを整流し、これにより室内の暖気の巻込みを抑制
して、空気調和機の空気吹出口端部の露付きを抑制し、
該部の羽根表面の結露を抑制することができる効果を有
する。
【図１】本発明実施形態の空気調和機の水平吹出し状態
の空気吹出口を示す断面図である。
の空気吹出口を示す断面図である。
【図２】同、下吹出し状態の空気吹出口を示す断面図で
ある。
ある。
【図３】同空気吹出口全体を示すルーバー軸方向の直交
断面図である。
断面図である。
【図４】同、ルーバー軸方向断面図である。
【図５】本発明の要部に係るルーバーの軸方向端部付近
を示す軸平行部分断面図である。
を示す軸平行部分断面図である。
【図６】同、上から見た斜視図である。
【図７】従来の空気吹出口を示す断面図である。
１ 空気吹出口 ２ 吹出口開口部 ３ 外枠 ４ 偏向風路 ５ 中央枠 ６ ルーバー ６ａ 風上側先端部 ６ｂ 風下側先端部 ６ｃ ルーバー端部 ７ ルーバーの回転軸 ａ 外枠と中央枠との最短距離 ｂ 風上側先端部中央と外枠との最短距離 Ａ 風の吹出方向 Ｂ 風下側先端部と外枠とを最短で結ぶ線 Ｘ 中央枠と外枠とを最短で結ぶ線 Ｔ 天井 Ｔ1 天井面 Ｒ 室内 Ｃ 吹出口チャンバー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平８−94160（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−19587（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F24F 13/06
Claims (1)
- 【請求項１】室内に吹出開口部を形成して天井に据付け
られる外枠と、この外枠の内側で外枠との間に偏向風路
を形成するよう配設された中央枠と、上記偏向風路内で
回動可能に軸支された角度可変のルーバーとを備えた空
気調和機の空気吹出口において、前記ルーバーの端部に
微量の温調空気を流す通孔を備えた整流板を前記ルーバ
ー軸方向端部の風上側に具備せしめたことを特徴とする
空気調和機の空気吹出口。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10020342A JP3002875B2 (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 空気調和機の空気吹出口 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10020342A JP3002875B2 (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 空気調和機の空気吹出口 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11201539A JPH11201539A (ja) | 1999-07-30 |
| JP3002875B2 true JP3002875B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=12024476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10020342A Expired - Fee Related JP3002875B2 (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 空気調和機の空気吹出口 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3002875B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5339998B2 (ja) * | 2009-04-03 | 2013-11-13 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
| CN104034003B (zh) * | 2014-06-17 | 2017-02-08 | 珠海格力电器股份有限公司 | 风口部件 |
| KR101666128B1 (ko) * | 2016-02-23 | 2016-10-13 | (주)대한기업 | Dh 안티 스머징 가변형 디퓨져 |
| CN109084457B (zh) * | 2018-07-20 | 2021-09-21 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 一种空调器的面板结构、空调器、方法、装置、存储介质 |
-
1998
- 1998-01-16 JP JP10020342A patent/JP3002875B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11201539A (ja) | 1999-07-30 |
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