JP3002707U - キャリーバンド - Google Patents
キャリーバンドInfo
- Publication number
- JP3002707U JP3002707U JP1994003284U JP328494U JP3002707U JP 3002707 U JP3002707 U JP 3002707U JP 1994003284 U JP1994003284 U JP 1994003284U JP 328494 U JP328494 U JP 328494U JP 3002707 U JP3002707 U JP 3002707U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slit
- long strip
- container
- band
- present
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- Expired - Lifetime
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- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】本考案は、鉢植えなどの上部が拡がった容器を
吊り下げ、持運びに適した、簡単かつ安価で見栄えの良
いキャリーバンドを提供する。 【構成】本考案のキャリーバンドは、長尺帯1の中央部
に、植木鉢3を受け入れて吊り下げることができる長さ
方向のスリット2が形成され、その長尺帯1の両端部に
吊り手部4を介して結合された把持部9が形成された構
成である。
吊り下げ、持運びに適した、簡単かつ安価で見栄えの良
いキャリーバンドを提供する。 【構成】本考案のキャリーバンドは、長尺帯1の中央部
に、植木鉢3を受け入れて吊り下げることができる長さ
方向のスリット2が形成され、その長尺帯1の両端部に
吊り手部4を介して結合された把持部9が形成された構
成である。
Description
【0001】
本考案は、上部が拡がった容器、例えば植木鉢、花瓶、バケツ、コップ、桶等 の吊り下げおよび持運びに適したキャリーバンドに関する。
【0002】
従来、植木鉢の販売には、持帰りに便利なように、これを吊り手のある袋状シ ートに入れて吊り手部を結ぶか、植木鉢の収納容器と環状の吊り手部が一体に形 成された合成樹脂製の箱型のケースに植木鉢を収納する方法が一般に利用されて いる。
【0003】
しかし、上記従来のように、植木鉢を袋状シートに入れた場合には、植木鉢の 重量により袋状シートに接触しており、運搬中の振動等により、植木鉢の花や葉 がこすれて、折れたり傷つく等の不都合が生じ、また、植木鉢の収納容器と帯状 の吊り手部が一体になった箱型のケースを利用する場合には、箱型のケースを成 形するとき、シートの折り曲げ、溶着等の工程があるので、製造に手数を要しコ スト高となる上に、店頭等でかさばり保管スペースをとるなどの問題があった。 本考案は、上部が拡がった容器の吊り下げ、持運びに適した、簡単かつ安価で 見栄えの良いキャリーバンドを提供することを目的とする。
【0004】
本考案者らは、上記問題点を解決するため、試作を続けた結果、上記課題を解 決することの出来るキャリーバンドを完成することができた。 すなわち、本考案は、長尺帯の中央部に、上部が拡がった容器を受入れて吊り 下げることができる長さ方向のスリットが形成され、その長尺帯の両端部に吊り 手部を介して係着できる把持部が形成されたキャリーバンドであり、また上記ス リットの両端部に裂け防止用の処置が施されたキャリーバンドを要旨とするもの である。
【0005】 本考案のキャリーバンドに使用される長尺帯は、上部が拡がった容器(以下、 容器という)を持上げ、十分に保持し得る強度があれば、不織布等、どのような 材料を用いてもよいが、PP、PVC、PETなどの合成樹脂シートが成形性や 軽量性などの点から好ましい。 このような長尺帯は、通常、幅が20mm〜60mmのものが採用され、長さ は、対象とされる容器の外周の長さにより決定されるが、通常、60cm〜10 0cmのものが採用される。また、厚さは合成樹脂シートの場合、材料によって も異なるが一般に0.2mm〜1mm程度である。
【0006】 上記長尺帯の中央部に形成されるスリットは、長尺帯の幅の中央を長さ方向に 切裂いて形成されるが、その長さは、容器の外周の長さに応じて決定される。こ こで、容器は上部が拡がっているので、下部から上部に上がるにつれて外周が長 くなる。そのスリットは、左右に開いてそこに容器の底部が挿入され、その外周 上部でスリット形成物が反転して係止されることが肝要である。したがって、ス リットの長さは通常、所定の容器の外周上部の長さの半分である。また、容器の 上方が拡がった角柱体の場合には、長尺帯のスリット形成部に、長さ方向に対し て、30〜90°の深さ0.01〜0.05mmの切り込みを設けると、使用時 に切り込みの部分が角柱体の角に密着して収納安定性を一段と向上させることが できる。
【0007】 スリットの両端部には、好ましくはスリットの裂け防止用の処置が施される。 このような処置は、容器の運搬中にスリットの両端部の裂目が進行しないように することであって、例えば、スリットの両端部に直径が1〜3mmの小円孔を設 けるか、スリットの両端部の周縁を粘着テープなどを貼り合わせて厚くして強化 する方法が好適に採用される。 本考案のキャリーバンドは、例えば、最小の容器に合わせてスリットを形成し 、その両端のスリットの延長線上に適当な間隔の小円孔を設けると、容器の大き さが大きくなるにつれてスリットの端と小円孔の間を切り裂いて、容易にスリッ トの長さを延長することができる。
【0008】 本考案のキャリーバンドは、長尺帯の吊り手部及びスリット形成部に絵模様を 施して意匠性を高めたり、広告文などを載せてコマーシャル性を高めることに利 用できる。この場合、長尺帯の吊り手部の幅を他より広げた構成にすることによ り上記効果をさらに高めることができる。また、吊り手部には、メッセージカー ドを挟むことのできるスリットを形成してもよい。ここで、吊り手部とは、スリ ット形成部の両端で、把持部までの間のことを示している。
【0009】 本考案のキャリーバンドの把持部は、容器などの運搬の際、上方の位置にくる ように設ければよく、特には、長尺帯の両端部を結合して形成される。このよう な把持部の形成法としては、特に限定されないが、手に持つのに十分な幅を重ね 合わせることが望ましく、容易にはずれないようにすることが重要である。この ような方法としては、例えば、従来知られたマジックテープを利用する方法や両 端部を係着する方法などが実用的である。
【0010】 本考案のキャリーバンドは、長尺帯にスリットを形成するだけで、簡単かつ安 価に製造することができ、保管や運搬の時は長尺帯を重ねればよいので保管やス ペースをとらない。また、使用時に長尺帯の両端部を係着するだけでよいので簡 単に取り扱える。
【0011】
本考案のキャリーバンドは、長尺帯の中央部に形成されたスリットに、容器が 入れられ、容器の上部外周が係着して安定に固定され、長尺帯の両端部が結合さ れて把持部となる構成であるので、容器の吊り下げ、持ち運びに適し、上記スリ ットの両端部に形成された小円孔は、スリットの裂けを防止する。
【0012】
【実施例】 以下、添付図面により本考案のキャリーバンドの一例を具体的に説明する。図 1は、本考案のキャリーバンドの平面図であり、図2はその使用状態を示す斜視 図である。
【0013】 図1、図2に示されるように、本考案のキャリーバンドは、通常、合成樹脂製 の長尺帯1で構成され、この長尺帯1の中央部に形成されたスリット2に、植木 鉢3が入れられる。キャリーバンドの吊り手部4には、模様5が施され、また切 り込みスリット6には、メッセージカード7が差し込まれている。また、スリッ ト2の端部にはスリット裂け防止用の小円孔8が設けられている。さらにキャリ ーバンドの把持部9は、長尺帯1の両端部を重ね合わせ、一方の端部に設けられ た切溝10,10に、他方の端部の係止片11,11が差し込まれて係着されて いる。なお、図では長尺帯の両端部を係着して把持部9を形成したものを示した が、あらかじめ長尺帯の両端部を熱溶着などで結合し環状に形成しておいてもよ い。
【0014】
本考案のキャリーバンドによれば、上方が拡がった容器の吊り下げ持運びが容 易で、しかも、長尺帯にスリットを形成するという簡単な構造であるため、保管 スペースを取ることもなく、また安価に製造できる。
【図1】本考案のキャリーバンドの平面図である。
【図2】本考案のキャリーバンドの使用状態の斜視図で
ある。
ある。
1・・・長尺帯 7・・・メッセージカ
ード 2・・・スリット 8・・・小円孔 3・・・植木鉢 9・・・把持部 4・・・吊り手部 5・・・模様 6・・・切り込みスリット
ード 2・・・スリット 8・・・小円孔 3・・・植木鉢 9・・・把持部 4・・・吊り手部 5・・・模様 6・・・切り込みスリット
フロントページの続き (72)考案者 青木 和彦 埼玉県大宮市吉野町1丁目406番地1 信 越ポリマー株式会社 東京工場内
Claims (3)
- 【請求項1】長尺帯の中央部に、上部が拡がった容器を
受入れて吊り下げることができる長さ方向のスリットが
形成され、その長尺帯の両端部に吊り手部を介して係着
できる把持部が形成されたキヤリーバンド。 - 【請求項2】長尺帯の中央部に、上部が拡がった容器を
受入れて吊り下げることができる長さ方向のスリットが
形成され、その長尺帯の両端部に係着できる係着部が形
成されたキャリーバンド。 - 【請求項3】長尺帯の中央部に、上部が拡がった容器を
受入れて吊り下げることのできる長さ方向のスリットが
形成され、そのスリットの両端部に、裂け防止用の処置
が施され、その長尺帯の両端部に吊り手部を介して係着
できる把持部が形成されたキャリーバンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994003284U JP3002707U (ja) | 1994-04-04 | 1994-04-04 | キャリーバンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994003284U JP3002707U (ja) | 1994-04-04 | 1994-04-04 | キャリーバンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3002707U true JP3002707U (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=43138670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994003284U Expired - Lifetime JP3002707U (ja) | 1994-04-04 | 1994-04-04 | キャリーバンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3002707U (ja) |
-
1994
- 1994-04-04 JP JP1994003284U patent/JP3002707U/ja not_active Expired - Lifetime
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