JP3002460B1 - 衣服のアジャスト構造 - Google Patents

衣服のアジャスト構造

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JP3002460B1
JP3002460B1 JP10310162A JP31016298A JP3002460B1 JP 3002460 B1 JP3002460 B1 JP 3002460B1 JP 10310162 A JP10310162 A JP 10310162A JP 31016298 A JP31016298 A JP 31016298A JP 3002460 B1 JP3002460 B1 JP 3002460B1
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邦昭 ▲濱▼田
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    • A41WEARING APPAREL
    • A41FGARMENT FASTENINGS; SUSPENDERS
    • A41F9/00Belts, girdles, or waistbands for trousers or skirts
    • A41F9/02Expansible or adjustable belts or girdles ; Adjustable fasteners comprising a track and a slide member
    • A41F9/025Adjustable belts or girdles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41FGARMENT FASTENINGS; SUSPENDERS
    • A41F1/00Fastening devices specially adapted for garments
    • A41F1/008Adjustable fasteners comprising a track and a slide member

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  • Textile Engineering (AREA)
  • Details Of Garments (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 大きな範囲で寸法調整できる衣服のアジャス
ト構造を提供する。 【解決手段】 第1の布部材12の一端縁部には、第2
の布部材14が縫着され、他端縁部には第3の布部材1
6が縫着される。第1の布部材12、第2の布部材14
および第3の布部材は、ウエストバンド36に縫着され
る。ウエストバンド36の一端部上に他端部が所定の長
さ重ねられて寸法調整部40が構成される。第2の布部
材14の第1の布部材12とは反対側と、第3の布部材
16の第1の布部材12とは反対側との間には、スライ
ドファスナー18が設けられる。また、第2の布部材1
4と第3の布部材16とは、それぞれの下端縁部が重ね
合わされて縫着部20において縫着される。また、ウエ
ストバンド36の一端部裏面には、雄部材22aが縫着
され、他端部表面には、ガイドベルト26にスライド可
能に雌部材22bが取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は衣服のアジャスト
構造に関し、特にたとえば、スカートやズボンのウエス
トの長さを調整するためのアジャスト構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の衣服の一例としてのスカ
ートの要部を示す図解図である。このスカート1は、ス
ライドファスナー2を含む。スライドファスナー2は、
務歯2a,2bが噛み合って開口部3を閉鎖するもので
ある。開口部3の開き止まり部4と反対側には、係止部
材5が設けられる。係止部材5は、開口部3の閉鎖時に
互いに引っ掛かるよう形成された雄部材5aと雌部材5
bとからなる。したがって、スカート1のウエスト(腰
回り)の長さを変更するためには、雄部材5aと雌部材
5bの取付位置をずらして縫着し直す必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スカート1などの衣服では、図8に示すように、スライ
ドファスナー2の務歯2a,2bの噛合を阻害しない範
囲でしか雄部材5aと雌部材5bとの取付位置を変更す
ることができない。すなわち、雄部材5aと雌部材5b
の取付位置のずらし方が大きすぎると、スライドファス
ナー2の務歯2a、2を噛み合わせることができなくな
る。そのため、スカート1などの衣服のウエストの長さ
をわずかな範囲でしか調整することができなかった。
【0004】それゆえに、本願発明の主たる目的は、大
きな範囲で寸法調整できる衣服のアジャスト構造を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明にかかる衣服の
アジャスト構造は、人体に巻き付けられるようにして配
置されるバンド部材と、バンド部材の長手方向の一端部
が他端部上に所定の長さ重ねられて形成される寸法調整
部と、バンド部材の長手方向の一端部から他端部近傍の
寸法調整部の手前までにわたって縫着される第1の布部
材と、寸法調整部において、一辺がバンド部材の他端部
に縫着され、当該一辺に略直交する一辺が第1の布部材
の一方端辺に縫着されて、バンド部材の一端部と他端部
とが重なる長さを小さくした際に第1の布部材とともに
衣服の外表面を構成し、当該重なる長さを大きくした際
には第1の布部材に覆われる第2の布部材と、寸法調整
部において、第1の布部材の裏面と第2の布部材の表面
との間に配置され、一辺がバンド部材の一端部に縫着さ
れ、当該一辺に略直交する一辺が第1の布部材の他方端
辺に縫着される第3の布部材と、寸法調整部において、
第2の布部材の第1の布部材の一方端辺と対向してバン
ド部材に略直交する一辺と、第3の布部材の第1の布部
材の他方端辺と対向してバンド部材に略直交する一辺と
の間に開閉自在に縫着されるスライドファスナーと、寸
法調整部において、スライドファスナーの開き止まり部
近傍から第1の布部材の端辺に向かって第2の布部材と
第3の布部材とを互いに縫着して形成される縫着部と、
寸法調整部の縫着部と対向する位置において、人体の周
径に適合させるためバンド部材の長手方向前後に係止位
置を可変できるよう設けられ、バンド部材の一端部と他
端部とを着脱自在に係止するための係止手段とを含む、
衣服のアジャスト構造である。この衣服のアジャスト構
造では、バンド部材の一端部と他端部との重なる長さを
大きくすれば、第2の布部材が第1の布部材によって覆
い隠されて周長が小さくなる。一方、バンド部材の一端
部と他端部との重なる長さを小さくすれば、第2の布部
材がスカートの外側面に露出して、バンド部材で囲まれ
る周長が大きくなる。このように、バンド部材の一端部
と他端部の重なる長さの伸縮をアジャスト構造で吸収す
るので、スライドファスナーの機能が阻害されない。し
たがって、この衣服のアジャスト構造によれば、従来は
調整不可能だったような大きな範囲で係止手段を付け直
しすることなく寸法調整をすることが可能となる。ま
た、この衣服のアジャスト構造では、スライドファスナ
ーが外部に露出しないので、衣服の見栄えが向上する。
衣服を着たり脱いだりする際には、係止手段の係着を解
き、スライドファスナーを開放することにより、バンド
部材の一端部と他端部とを大きく離間させることがで
き、衣服の着脱を行いやすくなる。一方、衣服の着用時
にはファスナーを閉じて係止手段によってバンド部材の
一端部と他端部とを係着することにより、衣服を着用し
た状態で固定することができる。また、スライドファス
ナーを閉め忘れた際に内部が外に見えることを防止でき
る。また、本願発明にかかる衣服のアジャスト構造にお
いて、係止手段は、寸法調整部において、バンド部材の
長手方向一端部の裏面に設けられる雄部材と、バンド部
材の長手方向他端部近傍の表面に形成されるガイドベル
トと、バンド部材の長手方向前後に変位可能にガイドベ
ルトに装着され、雄部材を引っかけて、バンド部材の一
端部と他端部とを係止するための雌部材とを含んでもよ
い。この場合には、雄部材を雌部材に引っかけることに
より、バンド部材の長手方向の一端部が他端部に着脱自
在に係着される。雌部材をバンド部材の長手方向前後に
変位させることによりバンド部材で囲まれる周長を調整
することができる。したがって、人の腰回りなどの長さ
の増減に対応して大きな範囲で周長を調整することがで
きる。さらに、本願発明にかかる衣服のアジャスト構造
において、雌部材には、ガイドベルトにスライド可能に
係着させるための取付部と、雄部材を係着させるための
貫通凹部と、ガイドベルトに所定間隔をおいて複数形成
された突起に着脱自在に係着させるための鉤爪部材とを
含んでもよい。この場合には、雌部材は、取付部によっ
てガイドベルトに長手方向にスライド可能に取り付けら
れ、鉤爪部材をガイドベルトの突起に係着させることに
よりその位置に固定される。また、本願発明にかかる衣
服のアジャスト構造において、鉤爪部材は、ガイドベル
トの突起に係着する方向へ常時付勢されつつ、突起から
離間する方向へ揺動可能に設けられてもよい。この場合
には、使用者が雌部材の係止位置を変更する際には、付
勢力に抗して鉤爪部材を揺動させることにより、鉤爪部
材と突起との係着が解消される。係着時には鉤爪部材は
突起に向かって常時付勢されているので確実に係着され
る。さらに、本願発明にかかる衣服のアジャスト構造に
おいて、係止手段は、寸法調整部において、バンド部材
の長手方向一端部の裏面に設けられる雄部材と、バンド
部材の長手方向他端部近傍の表面に長手方向に所定間隔
をおいて複数設けられる雌部材とを含んでもよい。この
場合には、使用者は長手方向に所定間隔をおいて複数設
けられたいずれかの雌部材に雄部材を引っかけて係着さ
せることにより、バンド部材の周長を調整することがで
きる。また、本願発明にかかる衣服のアジャスト構造に
おいて、第2の布部材と第3の布部材との間において、
バンド部材とスライドファスナーと縫着部とで3方が囲
まれた内側にハンカチなどの小物を収納するためのポケ
ットが形成されてもよい。この場合には、寸法調整部が
ポケットを兼ねているので機能的かつ実用的で見栄えも
よい衣服を提供できる。さらに、本願発明にかかる衣服
のアジャスト構造において、ポケットから収納物が勝手
に離脱しないようにするために、ポケットの開口部の長
さはスライドファスナーの全長以下の長さに形成されて
もよい。ポケットの開口部の長さをスライドファスナー
の全長以下の長さに形成することにより、ポケットの中
に収納した小物を意図的に取り出そうとしないかぎり勝
手に脱落しにくくなる。
【0006】本願発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本願発明にかかる衣服のア
ジャスト構造の一例を示す斜視図であり、図2はそのス
ライドファスナー部を開いた状態を示す斜視図であり、
図3はその係止部材の雌金具をスライドさせて位置を変
更した状態を示す斜視図である。また、図4は、図1の
線IV−IVにおける断面を誇張して示す図解図であ
る。この実施形態はスカート10に関するものである。
このスカート10はその外表面を構成する第1の布部材
12を含む。第1の布部材12は、人体の腰回りに巻き
つけられるものである。第1の布部材12の前記腰回り
方向の一端辺部には、第2の布部材14が縫着される。
また、第1の布部材12の前記腰回り方向他端辺部に
は、第2の布部材14と略同形状の第3の布部材16が
縫着される。そして、第1の布部材12、第2の布部材
14および第3の布部材16は、人体の腰回りに巻き付
けられるバンド部材としての一本の帯状のウエストバン
ド36の幅方向一方縁部に縫着される。ウエストバンド
36の一端部上に他端部が所定の長さ重ねられて寸法調
整部40が構成される。なお、第1の布部材12は、単
一の布から構成されるものに限らず、複数の布片を前記
腰回り方向へ縫着し連結して構成されてもよい。
【0008】第2の布部材14は、スカート10のウエ
スト寸法を変更するため寸法調整部40を伸縮させた際
に第1の布部材12とともにスカート10の外表面を構
成するものである。そのため、第2の布部材14には、
第1の布部材12と同じ素材が用いられる。なお、表地
たる第1および第2の布部材12,14には、それぞれ
裏面に裏地が縫着されるのは一般の被服地と同様であ
る。第3の布部材16は、スカート10のウエスト寸法
を変更するため寸法調整部40を伸縮させた際にもスカ
ート10の内側に存在するものである。第3の布部材1
6としては、たとえば複数の貫通孔が形成されたメッシ
ュ状の生地が用いられる。
【0009】第2の布部材14の第1の布部材12と反
対側の端辺部には、スライドファスナー18の一方のフ
ァスナーテープ18aが縫着され、第3の布部材16の
第1の布部材12と反対側の端辺部には、スライドファ
スナー18の他方のファスナーテープ18bが縫着され
る。ファスナーテープ18aおよび18bには、それぞ
れ務歯18cが植えつけられている。そして、スライダ
18dを上下にスライドさせることにより務歯18cの
噛み合わせの着脱を行うのは、一般のスライドファスナ
ーと同様である。スライドファスナー18としては肌着
用のものが好ましい。また、第2の布部材14と第3の
布部材16とは、それぞれの下端辺部が重ね合わされて
縫着部20において縫着される。縫着部20は、スライ
ドファスナー18の開き止まり部近傍から第2および第
3の布部材14,16が第1の布部材12に縫着されて
いる端辺へ向かってウエストバンド36と略平行に形成
される。なお、この実施形態における上下方向とは、ス
カート10をはいた人体の身長方向と一致する方向であ
る。
【0010】また、第1の布部材12の前記腰回り方向
他端部の上端近傍、すなわちウエストバンド36の一端
部裏面には、たとえば金属製のフック状の雄部材22a
が縫着される。一方、第2の布部材14の上端近傍、す
なわちウエストバンド36の他端部表面には、前記腰回
り方向へ延びる短冊状のガイド布24が設けられる。ガ
イド布24は、その一端部と他端部とがウエストバンド
36に縫着される。ガイド布24の中間部の裏面には、
図6に示すように、たとえばプラスチック製のガイドベ
ルト26が縫着される。ガイドベルト26には、一定間
隔ごとに上下方向に延びる線状の突起26aが設けられ
ている。そして、ガイド布24の中間部の表面には、雄
部材22aを着脱自在に引っかけてスカート10の開口
部を閉止して留め付けるための雌部材22bが取り付け
られる。すなわち、雄部材22aと雌部材22bとで係
止部材22が構成される。なお、スカート10の開口部
は、スカート10を穿いたり脱いだりし易くするため、
スカートのウエスト部の径が大きく広がるように、ウエ
ストバンド36のJIS0112に言うところの身ごろ
上端線から下方へ、スカート10の全高のたとえば2/
3ほどの長さ開裂するように形成されたものである。こ
のスカート10では、開口部が左腰骨の前寄りの位置に
くるように形成される。
【0011】図5は、図1に示すスカートの雌部材を示
す斜視図であり、図6はその作動状況を説明するための
断面図解図である。この雌部材22bは、互いに対向す
るようにしてそれぞれ略コの字形状の取付部28を有す
る。雌部材22bの取付部28は、ガイド布24および
ガイドベルト26の中間部の端縁にそれらの長手方向
(すなわち前記腰回り方向)にスライド可能に係着され
る。雌部材22bの表側には、雄部材24aを係着する
ための貫通凹部32が形成される。雌部材22bの裏側
には、図6(A)に示すように、先端がガイドベルト2
6の突起26aに係着する方向へ付勢された鉤爪部材3
0が厚み方向に揺動可能に設けられる。鉤爪部材30を
ガイドベルト26の突起26aに係着させている際に
は、雌部材22bをスライドさせることはできない。
【0012】このスカート10では、第1の布部材1
2、第2の布部材14、第3の布部材16、スライドフ
ァスナー18、縫着部20、係止部材22、ガイド布2
4およびガイドベルト26によってアジャスト構造が構
成される。図6(B)に示すように、鉤爪部材30の先
端と反対側を指で押して、付勢力に抗して該先端を厚み
方向に揺動させると、突起26aとの係着が解消され、
雌部材22bをスライドさせることができる。こうして
雌部材22bを図2および図3に示す前後方向にスライ
ドさせることにより、寸法調整部40においてウエスト
バンド36の重なる長さが伸縮し、ウエストの長さを容
易に調整できる。しかも、この実施形態のスカート10
では、ガイド布24およびガイドベルト26の長さを長
くしてウエスト長を大きな範囲で変更しても、スライド
ファスナー18の機能が阻害されることはない。すなわ
ち、図4(B)に示すように、ウエスト長を小さくした
際には、第2の布部材14が第1の布部材12および第
3の布部材16によって覆い隠される。一方、図4
(A)に示すように、ウエスト長を大きくした際には、
第2の布部材14がスカート10の外側面に露出する。
このように、ウエスト長の伸縮をアジャスト構造で吸収
するので、スライドファスナー18の機能が阻害されな
い。したがって、このスカート10のアジャスト構造に
よれば、従来は調整不可能だったような大きな範囲で寸
法調整をすることが可能となる。
【0013】さらに、このスカート10のアジャスト構
造では、スライドファスナー18を閉じた際に、第2の
布部材14、第3の布部材および縫着部20で囲まれた
内側が袋状のポケット38を構成する。縫着部20は、
ポケット38から収納物が脱落しにくくするため、ポケ
ット38の入口から奥へ行くに従い略斜め下方向へ延び
るように形成されるのが好ましい。また、ポケット38
の開口部の長さがスライドファスナー18の長さと同じ
かそれ以下の長さであることが好ましい。このポケット
38には、たとえばハンカチ等を入れることができるの
で便利である。また、このスカート10のアジャスト構
造では、スライドファスナー18がポケット38内部の
最深部に設けられるので、スライドファスナー18が外
部に露出せず、見栄えがよい。さらに、スライドファス
ナー18の閉め忘れがあった場合にも、スライドファス
ナー18がポケット38の最深部にあり第1の布部材1
2で覆われているので下着が外から見えることを防止で
きる。なお、図2および図3は、この実施形態のスカー
ト10における雌部材22bの最大変位位置であり、両
者の中間の位置においては各突起26aの位置毎に雌部
材22bを係着させることができる。したがって、ガイ
ドベルト26の突起26aの数や間隔を変更することに
より、ウエスト長の調整可能な段階を適宜に設定するこ
とができる。
【0014】図7は、図1に示す衣服の変形例を示す斜
視図である。図7に示すスカート10は、図1に示すス
カート10に比べてガイド布およびガイドベルトが設け
られておらず、複数の略コ字形状の雌部材34が所定間
隔をおいて第2の布部材上端のウエストバンド36に縫
着されている点でのみ相違する。そして、雄部材22a
を所望の位置の雌部材34に引っかけることにより、ウ
エスト長を大きな範囲で調整することができ、図1に示
したものと同様の作用効果を得ることができる。
【0015】なお、本願発明にかかる衣服のアジャスト
構造は、上述のスカートの腰回りの周長を調整するため
に適用することに限らず、スラックス、パンツその他の
ズボン類のウエストやすそ回りにも同様に適用できる。
また、上着のそで回りや腰回り、手袋の手首回りなどの
周長を調整するために適用してもよい。
【0016】
【発明の効果】本願発明にかかる衣服のアジャスト構造
によれば、寸法調整できる範囲が大きいので、たとえば
使用者が肥満したり痩せたりした場合にも、長期にわた
って衣服を愛用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明にかかる衣服のアジャスト構造を用い
た衣服の一例を示す斜視図である。
【図2】図1に示す衣服のスライドファスナーを開いた
状態を示す斜視図である。
【図3】図2に示す衣服の係止部材の雌金具をスライド
させて位置を変更した状態を示す斜視図である。
【図4】図1の線IV−IVにおける断面を誇張して示
す図解図である。
【図5】図1に示すスカートの雌部材を示す斜視図であ
る。
【図6】図5に示す雌部材の作動状況を説明するための
断面図解図である。
【図7】図1に示す衣服の変形例を示す斜視図である。
【図8】従来の衣服の一例としてのスカートの要部を示
す図解図である。
【符号の説明】
10 スカート 12 第1の布部材 14 第2の布部材 16 第3の布部材 18 スライドファスナー 18a,18b ファスナーテープ 18c 務歯 18d スライダ 20 縫着部 22 係止部材 22a 雄部材 22b 雌部材 24 ガイド布 26 ガイドベルト 26a 突起 28 取付部 30 鉤爪部材 32 貫通凹部 34 雌部材 36 ウエストバンド 38 ポケット 40 寸法調整部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A41D 1/06,1/14,27/20 A41F 9/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体に巻き付けられるようにして配置さ
    れるバンド部材、 前記バンド部材の長手方向の一端部が他端部上に所定の
    長さ重ねられて形成される寸法調整部、 前記バンド部材の長手方向の一端部から他端部近傍の前
    記寸法調整部の手前までにわたって縫着される第1の布
    部材、 前記寸法調整部において、一辺が前記バンド部材の他端
    部に縫着され、当該一辺に略直交する一辺が前記第1の
    布部材の一方端辺に縫着されて、前記バンド部材の一端
    部と他端部とが重なる長さを小さくした際に前記第1の
    布部材とともに衣服の外表面を構成し、当該重なる長さ
    を大きくした際には前記第1の布部材に覆われる第2の
    布部材、 前記寸法調整部において、前記第1の布部材の裏面と前
    記第2の布部材の表面との間に配置され、一辺が前記バ
    ンド部材の一端部に縫着され、当該一辺に略直交する一
    辺が前記第1の布部材の他方端辺に縫着される第3の布
    部材、 前記寸法調整部において、前記第2の布部材の前記第1
    の布部材の一方端辺と対向して前記バンド部材に略直交
    する一辺と、前記第3の布部材の前記第1の布部材の他
    方端辺と対向して前記バンド部材に略直交する一辺との
    間に開閉自在に縫着されるスライドファスナー、 前記寸法調整部において、前記スライドファスナーの開
    き止まり部近傍から前記第1の布部材の端辺に向かって
    前記第2の布部材と前記第3の布部材とを互いに縫着し
    て形成される縫着部、および前記寸法調整部の前記縫着
    部と対向する位置において、人体の周径に適合させるた
    め前記バンド部材の長手方向前後に係止位置を可変でき
    るよう設けられ、前記バンド部材の一端部と他端部とを
    着脱自在に係止するための係止手段を含む、衣服のアジ
    ャスト構造。
  2. 【請求項2】 前記係止手段は、前記寸法調整部におい
    て、前記バンド部材の長手方向一端部の裏面に設けられ
    る雄部材と、 前記バンド部材の長手方向他端部近傍の表面に形成され
    るガイドベルトと、 前記バンド部材の長手方向前後に変位可能に前記ガイド
    ベルトに装着され、前記雄部材を引っかけて、前記バン
    ド部材の一端部と他端部とを係止するための雌部材とを
    含む、請求項1に記載の衣服のアジャスト構造。
  3. 【請求項3】 前記雌部材には、前記ガイドベルトにス
    ライド可能に係着させるための取付部と、 前記雄部材を係着させるための貫通凹部と、 前記ガイドベルトに所定間隔をおいて複数形成された突
    起に着脱自在に係着させるための鉤爪部材とを含む、請
    求項2に記載の衣服のアジャスト構造。
  4. 【請求項4】 前記鉤爪部材は、前記ガイドベルトの突
    起に係着する方向へ常時付勢されつつ、前記突起から離
    間する方向へ揺動可能に設けられた、請求項3に記載の
    衣服のアジャスト構造。
  5. 【請求項5】 前記係止手段は、前記寸法調整部におい
    て、前記バンド部材の長手方向一端部の裏面に設けられ
    る雄部材と、 前記バンド部材の長手方向他端部近傍の表面に前記長手
    方向に所定間隔をおいて複数設けられる雌部材とを含
    む、請求項1に記載の衣服のアジャスト構造。
  6. 【請求項6】 第2の布部材と第3の布部材との間にお
    いて、前記バンド部材と前記スライドファスナーと前記
    縫着部とで3方が囲まれた内側にハンカチなどの小物を
    収納するためのポケットが形成された、請求項1ないし
    請求項5のいずれかに記載の衣服のアジャスト構造。
  7. 【請求項7】 前記ポケットから収納物が勝手に離脱し
    ないようにするために、ポケットの開口部の長さは前記
    スライドファスナーの全長以下の長さに形成された、請
    求項6に記載の衣服のアジャスト構造。
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