JP3002066B2 - 機能図と回路図との対応関係保存方法 - Google Patents

機能図と回路図との対応関係保存方法

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JP3002066B2
JP3002066B2 JP4318180A JP31818092A JP3002066B2 JP 3002066 B2 JP3002066 B2 JP 3002066B2 JP 4318180 A JP4318180 A JP 4318180A JP 31818092 A JP31818092 A JP 31818092A JP 3002066 B2 JP3002066 B2 JP 3002066B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テクノロジーに依存し
ない素子で構成される機能図と、テクノロジーに依存す
る素子で構成される回路図との対応関係の保存方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】LSIの設計においては、テクノロジー
に依存しない素子に基づいて設計した論理回路(以下、
機能図と呼ぶ)を、LSI上で実現できるテクノロジー
に依存する素子に基づく論理回路(以下、回路図と呼
ぶ)に変換する必要がある。その場合、変換後の回路の
論理シミュレーション等を行う為に機能図と回路図との
対応関係を保存しておく必要がある。
【0003】図19及び図20は、従来の機能図と回路
図との対応関係の保存方法の説明図である。従来の保存
方法では、図19に示すように各素子の対応関係を、機
能図のテクノロジーに依存しない素子(以下、マクロと
呼ぶ)を示す対応データと、マッピング後のテクノロジ
ーに依存する素子(以下、セルと呼ぶ)を示す実データ
とを対応させて保存していた。また、ネットの対応関係
を、機能図のネットの対応データと、マッピング後の回
路図のネットの実データとを対応させて保存していた。
【0004】機能図が作成された段階では、まだ機能図
の素子に対応する回路図の素子は存在しないので、図1
9(1) に示すように機能図の素子及びネットに対応する
実データとして機能図の素子及びネットが定義されてい
る。
【0005】この状態で、ANDマクロA10AをAN
DセルA10Fにマッピングすると、同図(2) に示すよ
うに素子の対応データA10Aに対応する実データとし
てANDセルA10Fが保存される。この場合、ネット
の変更はないので各ネットデータはそのまま保存され
る。
【0006】次に、ANDマクロA10B、A10C、
A10Dを、2個のANDとNORとからなるセルA1
0GとインバータセルA10Hにマッピングし、インバ
ータマクロA10Eを、インバータセルA10Iにマッ
ピングして図20(3) に示す回路図を作成する。
【0007】このとき、素子データとして機能図の素子
A10Dを示す対応データA10Dに対応する実データとし
てA10GとA10Hとが保存される。また、機能図の素子A1
0Eを示す対応データA10Eに対応する実データとしてA1
0Iが元の素子を代表する素子として保存され、素子A1
0B、A10Cの実データは削除される。
【0008】さらに、ネットの実データとして新たにnl
が定義されるが、回路図のネットnlに対応する対応デー
タは存在しないことになる。また、機能図のネットnh,n
i は回路図には存在しないので、それらのネットに対応
する実データは削除される。
【0009】図20(3) の回路図で直列に存在するイン
バータセルA10HとA10Iは省略することができる
ので、同図(4) の回路図に示すようにインバータA10
H、A10Iを削除する。
【0010】このとき、素子の対応データからA10Eが削
除され、素子の実データからA10H,A10I が削除される。
また、回路図上でネットnj,nk が存在しなくなるので、
実データnj,nk が削除される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の対応関
係の保存方法では、例えば2個のANDマクロA10
B、A10Cと1個のORマクロA10Dを、2個のA
ND+NOR機能を持つセルA10Gとインバータセル
A10Hにマッピングしたときに、機能図のANDマク
ロA10B、A10Cと回路図の素子との対応関係が保
存されなかった。また、回路の最適化の為にインバータ
セルA10H,A10Iを削除したときに、機能図のイ
ンバータマクロと回路図の素子との対応関係が消滅して
しまった。
【0012】すなわち、上述した従来の機能図と回路図
との対応関係の保存方法では、マッピング前の機能図の
素子及びネットとマッピング後の回路図の素子及びネッ
トの対応関係しか保存していない為に、1対多、多対
1、あるいは多対多のマッピングを行ったときに、機能
図の素子及びネットと回路図の素子及びネットの対応が
正確に保存できなという問題点があった。
【0013】また、マッピング時に回路の最適化の為に
素子を削除した場合に、機能図の素子と回路図の素子と
の対応関係が消滅してしまうという問題点があった。そ
の結果、マッピング後の回路のシュミレーションを行う
際に、トレースポイントとして機能図の端子あるいはネ
ットを指定できない場合があり、マッピング後の回路の
シミュレーションを行う上で不都合があった。
【0014】本発明の目的は、1対多、多対多のマッピ
ング時にも、機能図の素子及びネットと回路図の素子及
びネットの対応関係を保存できるようにすることであ
る。さらに、回路の最適化の為に素子が削除された場合
にも、機能図と回路図の対応関係を保存できるようにす
ることである。
【0015】
【課題を解決するための手段】テクノロジーに依存しな
い素子とネットにより構成される機能図とテクノロジー
に依存する素子とネットにより構成される回路図との対
応関係を保存する方法において、本発明の機能図と回路
図の対応関係保存方法では、上記機能図の素子の入出力
端子と上記回路図の素子の入出力端子との対応関係を、
入出力端子間の論理反転の有無を示す論理反転情報と共
に保存する。
【0016】さらに、上記機能図のネットと上記回路図
のネットとの対応関係を、ネット間の論理反転の有無を
示す論理反転情報と共に保存する。
【0017】
【作用】例えば、図12〔2)に示すテクノロジーに依存
しない2個のアンドマクロA10B、A10Cと1個の
ORマクロA10DとインバータマクロA10Eとを、
同図(3) に示すテクノロジーに依存するセルA10Gと
インバータセルA10H及びA10Iとにマッピングす
る場合、本発明の対応関係保存方法では、機能図の素子
A10Bの入力端子I0,I1に回路図の素子A10G
の入力端子A1,B1が対応し、機能図の素子A10C
の入力端子I0,I1に回路図の素子A10Gの入力端
子A2,B2が対応し、機能図の素子A10Dの出力端
子Aに、回路図の素子A10Hの出力端子Xと、素子A
10Gの出力端子及びA10Hの入力端子が論理反転で
対応することが保存される。
【0018】さらに、機能図のネットnjが論理反転で
回路図のネットnlと対応することが保存される。この
ように機能図の素子の端子とネットと、回路図の素子の
端子とネットとの対応関係を保存し、さらにそれらの端
子及びネット間の論理反転の有無を示す情報を保存する
ことにより、従来論理シミュレーションのトレースポイ
ントとして指定できなかった機能図の素子の端子とネッ
トをトレースポイントとして指定することが可能とな
る。これにより、ゲートレベルの論理シミュレーション
をより正確に行うことができる。
【0019】さらに、回路の最適化の為に回路図の素子
を削除した場合にも、対応する機能図の素子の入出力端
子と、論理反転で対応する回路図の素子の入出力端子と
の対応関係が保存される。
【0020】従って、機能図上に存在しているが、回路
図上では削除されている素子であっても、その素子の入
出力端子をトレースポイントとして指定することがで
き、合成後の回路のシミュレーションを効率的に行うこ
とができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は、本発明の対応関係保存方法に基づい
て作成された機能図及び回路図とそのとき保存されるデ
ータを示す図である。なお、同図の対応データは機能図
の素子の端子とネットを示し、実データは回路図の素子
の端子とネットを示す。
【0022】機能図を作成した段階では、実データとし
て機能図の素子の端子とネットとが保存される。図1
(1) に示す3入力ANDマクロA10A、ANDマクロ
A10B、A10C、ORマクロA10D、インバータ
マクロA10Eの接続を定義して機能図を作成すると、
素子の対応データ及び実データとして、A10A.I0,A10A.I
1,A10A.I2,・・・等が保存され、ネットの対応データ及
び実データとしてna,nb,nc・・・等が保存される。な
お、同図(1) の対応データ及び実データのA10A.I0,A10
A.I1,A10A.I2 は、3入力ANDマクロの入力端子を示
し、A10A.Aは、その出力端子を示しており、他の素子も
同様である。
【0023】先ず、機能図及び回路図の素子及びネット
の対応関係を保存するテーブルの構成を図2を参照して
説明する。図2は、管理テーブルと実データの素子テー
ブル、端子テーブル及びネットテーブルの構成を示す図
である。
【0024】管理テーブルには、図2に示すように実デ
ータの先頭の素子テーブルと、ネットの先頭のネットテ
ーブルと、対応素子の先頭の対応素子テーブルと、対応
ネットの先頭の対応ネットテーブルとを指すデータが格
納される。
【0025】素子テーブルには、入力端子の先頭の端子
テーブルを指すポインタと、出力端子の先頭の端子テー
ブルを指すポインタと、入出力端子の先頭の端子テーブ
ルを指すポインタと、素子の機能と、素子固有名と、次
の素子テーブルを指すポインタとが格納される。
【0026】また、端子テーブルには、所属する素子の
素子テーブルを指すポインタと、接続するネットのネッ
トテーブルを指すポインタと、端子名と、IO種別とが
格納される。また、同図には示していないが、端子テー
ブルには、同じ素子の次の端子テーブルを指すポインタ
が設けられている。
【0027】さらに、実データのネットテーブルには、
供給元の端子テーブルを指すポインタと、供給先の端子
の先頭の端子テーブルを指すポインタと、両用端子の先
頭端子テーブルを指すポインタと、対応ネットを指すポ
インタと、ネット名と、次のネットテーブルを指すポイ
ンタとが格納される。
【0028】ここで、図3及び図4を参照して上述した
管理テーブル、素子テーブル、端子テーブル及びネット
テーブルの具体的内容を説明する。最初に図1の機能図
が定義された段階では、管理テーブルには、素子の先頭
テーブルとしてE1が、ネットの先頭テーブルとしてN
Aが、対応素子の先頭テーブルとしてRA10Aが、対
応ネットの先頭テーブルとしてRNAが格納されてい
る。
【0029】図3に示すANDマクロA10Aの素子テ
ーブルE1には、入力端子の先頭テーブルが端子テーブ
ルP1であること、出力端子の先頭テーブルが端子テー
ブルP4であることを示すデータが格納されている。こ
の場合、入出力端子は定義されていないので入出力端子
の先頭テーブルを指すデータは何も格納されていない。
さらに、素子テーブルE1には、この素子の機能がAN
Dであること、素子名がA10Aであること、次の素子
テーブルがE2であることを示すデータが格納されてい
る。
【0030】素子テーブルE1の入力端子の先頭テーブ
ルである端子テーブルP1には、次の端子テーブルがP
2であること、端子I0の所属する素子テーブルがE1
であること、接続するネットがNAであること、端子名
がI0であること、端子種別が入力端子Iであることを
示すデータが格納されている。以下、各端子テーブルP
2、P3にも同様なデータが格納されている。
【0031】また、素子テーブルE1の出力端子の先頭
テーブルである端子テーブルP4には、次の出力端子テ
ーブルが存在しないこと、出力端子Aの所属する素子テ
ーブルがE1であること、出力端子Aが接続するネット
テーブルがNDであること、端子名がAであること、端
子種別が出力端子Oであることを示すデータが格納され
ている。
【0032】図4のネットテーブルNAの供給先の端子
テーブルを指すポインタには、供給先の端子テーブルの
アドレスを格納した供給先アドレステーブルを指すデー
タが格納されている。そして、その供給先アドレステー
ブルには、端子テーブルP1を示すアドレスデータと、
それ以外の端子テーブルが存在しないこと示すデータが
格納されている。
【0033】さらに、ネットテーブルNAには、供給元
の端子テーブルがこの場合定義されていないこと、供給
先の両用端子が存在しないこと、対応ネットがRNAで
あること、自己のネット名がNAであること、次のネッ
トテーブルがNBであることを示すデータが格納されて
いる。
【0034】これらのデータから、ネットnaの供給元
が定義されておらず、供給先が素子A10Aの端子I0
であることが分かる。また、図4のネットテーブルND
の供給元の端子テーブルを指すポインタには、供給元ア
ドレステーブルを指すポインタと、供給先アドレステー
ブルを指すポインタとが格納されてる。そして、その供
給元アドレステーブルには、端子テーブルP4のアドレ
スデータと、それ以外の端子テーブルが存在しないこと
示すデータが格納されている。また、供給先アドレステ
ーブルには、端子テーブルP5のアドレスデータと、そ
れ以外の端子テーブルが存在しないことを示すデータが
格納されている。
【0035】これらのデータから、ネットndの供給元
が素子A10Aの出力端子Aであり、供給先が素子A1
0Bの入力端子I0であることが分かる。次に、対応素
子テーブル、対応端子テーブル及び対応ネットテーブル
の構成を図5を参照して説明する。
【0036】対応素子テーブルには、対応端子の先頭端
子テーブルを指すポインタと、元の素子の機能と、元の
素子の固有名と、次の対応素子テーブルを指すポインタ
とが格納されている。
【0037】また、対応端子テーブルには、その端子が
所属する対応素子テーブルを指すポインタと、対応する
端子テーブル(実データ)を指すポインタと、論理反転
で対応する端子テーブルを指すポインタと、元の端子名
と、次の端子テーブルを指すポインタとが格納されてい
る。
【0038】さらに、対応ネットテーブルには、ネット
が接続する対応端子テーブルを指すポインタと、対応す
るネットテーブルを指すポインタと、論理反転で対応す
るネットテーブルを指すポインタと、次のネットテーブ
ルを指すポインタとが格納されている。
【0039】次に、図6及び図7を参照して上述した対
応素子テーブル、対応端子テーブル及び対応ネットテー
ブルの具体的内容を説明する。図1の機能図が定義され
た段階では、図6の対応素子テーブルRA10Aには、
その素子の端子の先頭テーブルが対応端子テーブルRP
1であること、元の素子の機能がANDであること、元
の素子名がA10Aであること、次の素子テーブルがR
A10Bであることを示すデータが格納されている。
【0040】対応端子テーブルRP1の端子テーブルを
指すポインタには、特定のアドレステーブルを指すデー
タが格納されており、そのアドレステーブルには、対応
端子テーブルRP1に対応する端子テーブルルP1のア
ドレスデータが格納されている。
【0041】さらに、対応端子テーブルRP1には、そ
の端子が所属する対応素子テーブルがRA10Aである
こと、論理反転で対応する端子テーブルが存在しないこ
と、元の端子名がI0であること、次の対応端子テーブ
ルがRP2であることを示すデータが格納されている。
【0042】これらのデータから、機能図の素子A10
Aの入力端子I0に素子A10Aの入力端子I0が対応
することが分かる。この場合、まだ回路図の合成は行わ
れていないので、機能図の素子どうしが1対1で対応し
ている。
【0043】また、図7の対応ネットテーブルRNAに
は、対応するネットテーブルがNAであること、論理反
転で対応するネットテーブルが存在しないこと、次の対
応ネットテーブルがRNBであることを示すデータが格
納されている。
【0044】また、対応ネットテーブルRNAの対応端
子テーブルを指すポインタは、特定のアドレステーブル
を指しており、そのアドレステーブルには、対応ネット
テーブルRNAに接続する端子テーブルRP1のアドレ
スデータが格納されている。
【0045】この場合、上記のアドレステーブルには、
対応端子テーブルRP1のアドレス以外は格納されてい
ないで、これらのデータから、機能図のネットnaが、
素子A10Aの入力端子I0にのみ接続することが分か
る。
【0046】また、図7の対応ネットテーブルRNDに
より指定されるアドレステーブルには、対応端子テーブ
ルRP4のアドレスデータと、対応端子テーブルRP5
のアドレスデータが格納されている。
【0047】これらのデータから、機能図のネットnd
が、素子A10Aの出力端子Aと素子A10Bの入力端
子I0とに接続されることが分かる。このように、回路
図のネット及び機能図のネットにそれぞれのネットに接
続する端子の情報を持たせ、さらに機能図のネットと回
路図のネットとを対応させ、素子を置き換える場合に、
ネットの接続情報、端子の接続情報を変更することで、
回路図上でのネットと端子の接続の変更と、変更した回
路図と機能図との対応関係の保存を同時に行うことがで
きる。これにより、回路図の素子のマッピングと機能図
と回路図の対応関係の保存を効率良く行うことができ
る。また、上述したような構造のテーブルを使用するこ
とで、ネットとそのネットに接続する端子を簡単に検索
することができる。
【0048】次に、以上のような構成の各テーブルを前
提にして、図1(1) の機能図のANDマクロA10A
を、同図(2) のANDセルA10Fにマッピングする場
合の動作を図8のフローチャートを参照して説明する。
【0049】ANDマクロ10AをANDセルA10F
にマッピングすると、先ず、図8のフローチャートのス
テップS1で、置き換えるべきセルA10Fの素子テー
ブルと入出力端子テーブルが作成される。
【0050】図9は、このとき作成される素子テーブル
及び端子テーブルと、変更される管理テーブルの内容を
示す図である。先ず、素子テーブルE6と端子テーブル
P16P,P17,P18,P19が作成され、素子テーブルE
6の入力端子の先頭テーブルとして端子テーブルP16
が、出力端子の先頭テーブルとして端子テーブルP19が
設定される。この段階では、素子の入出力端子とネット
の接続が定義されていないので、各端子テーブルP16,
P17,P18,P19のネットテーブルへの接続データは設
定されていない。
【0051】また、今回置き換えられた素子A10A
は、管理テーブルの素子の先頭テーブルに登録されてい
るので、素子の先頭テーブルを指すポインタを新たに作
成した素子A10Fの素子テーブルE6を指すように変
更する。
【0052】新たにマッピングする素子の素子テーブル
と端子テーブルとを作成したなら、図8に戻り、ステッ
プS2のMAPP(A10A.I0,A10F.A1) 処理を実行する。
図10は、上記MAPP(A10A.I0,A10F.A1) 処理のより
詳細なフローチャートである。
【0053】先ず、図10のステップS11で、実デー
タのA10Aの端子I0の端子テーブルP1からその端
子が接続するネットテーブルNAを求める。次のステッ
プS12で、上記ネットテーブルNAから対応する対応
ネットテーブルRNAを求める。
【0054】さらに、ステップS13で、その対応ネッ
トテーブルRNAから対応端子テーブルRP1を求め、
その対応端子テーブルRP1の対応する端子テーブル
を、素子A10Aの入力端子I0の端子テーブルP1か
ら、新たにマッピングする素子A10Fの入力端子A1
の端子テーブルP16に変更する。
【0055】具体的には、図3の素子A10Aの端子テ
ーブルP1から、端子I0に接続するネットテーブルN
Aを求め、図4のネットテーブルNAから対応する対応
ネットテーブルRNAを求める。そして、図7の対応ネ
ットテーブルRNAから対応端子テーブルRP1を求
め、図6の対応端子テーブルRP1に対応する端子テー
ブルを、素子A10Aの入力端子I0の端子テーブルP
1から今回マッピングした素子A10Fの入力端子A1
の端子テーブルP16に変更する。
【0056】次に、図10のステップS14で、ネット
テーブルNAの供給先の端子テーブルをP1からP16に
変更する。さらに、ステップS15で、端子テーブルP
16の接続するネットテーブルをNAにする。
【0057】図11は、上記MAPP(A10A.I0,A10F.A
1) 処理により変更された対応端子テーブルとネットテ
ーブルの内容を示す図である。同図に示すように、対応
端子テーブルRP1の対応する端子テーブルが、P1か
ら今回マッピングした素子A10Fの端子テーブルP16
に変更され、ネットテーブルNAの供給先の先頭の端子
テーブルもP1からP16に変更される。
【0058】これらの処理により、素子A10Aが素子
A10Fに置換され、合成された回路図の素子A10F
の入力端子A1が、機能図の素子A10Aの入力端子I
0に対応することが保存される。
【0059】以上のようにしてMAPP(A10A.I0,A10F.
A1) 処理が終了したなら、次に図8のステップS3のM
APP(A10A.I1,A10F.A2) 処理、ステップS4のMAP
P(A10A.I2,A10F.A3) 処理及びステップS5のMAPP
(A10A.I2,A10F.A3) 処理を実行する。
【0060】これらのMAPP処理は、上述したMAP
P(A10A.I0,A10F.A1) 処理と同様の処理であり、素子A
I0Aの入力端子I0を今回マッピングした素子A10
Fの入力端子A2に、素子A10Aの入力端子I2を素
子A10Fの入力端子A3に、素子A10Aの出力端子
Aを素子A10Fの出力端子Xに変更する処理である。
【0061】素子A10Aの入出力端子を素子A10F
の入出力端子に変更したなら、次のステップS6で素子
A10Aの素子テーブル及び各端子テーブルを削除す
る。ここで、ANDマクロA10AをANDセルA10
Fにマッピングしたときの機能図の素子と回路図の素子
の対応関係の保存方法を図1を参照して説明する。
【0062】マッピングが行われると、同図(2) に示す
ように、対応データA10Aの各端子に対応する実デー
タが、A10A.I0 からA10F.A1 に、A10A.I1 からA10F.A2
に、A10A.I2 からA10F.A3 に、A10A.AからA10F.Xにそれ
ぞれ変更される。これにより、回路図の素子A10Fの
入力端子A1、A2、A3と出力端子Xが、機能図の素
子A10Aの入力端子I0、I1、I2と出力端子Aに
対応することが保存される。
【0063】また、この場合、1対1のマッピングでネ
ットの変更はないので、ネットデータは同図(1) の状態
まま保存される。次に、図12(1) に示すANDマクロ
A10B、A10CとORマクロA10Dとインバータ
マクロA10Eを、同図(2) に示す2個のANDとNO
RからなるセルA10GとインバータセルA10H、A
10Iにマッピングする場合の動作を図13のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0064】図13のステップS21で、今回マッピン
グするセルA10Gの素子テーブルと入出力の端子テー
ブルとを作成する。次に、ステップS22でMAPP(A
1OB.I0,A10G.A1) 処理を実行し、ANDマクロA10B
の入力端子I0をセルA10Gの入力端子A1に変更す
る。また、ステップS23でMAPP(A1OB.I1,A10G.B
1) 処理を実行し、ANDマクロA10Bの入力端子I
1をセルA10Gの入力端子B1に変更する。
【0065】同様にステップS24でMAPP(A1OC.I
0,A10G.A2) 処理を実行し、ANDマクロA10Cの入
力端子I0をセルA10Gの入力端子A2に変更し、ス
テップS25でMAPP(A1OC.I1,A10G.B2) 処理を実行
し、ANDマクロA10Cの入力端子I1をセルA10
Gの入力端子B2に変更する。
【0066】次のステップS26で、インバータセルA
10Hの素子テーブルとその入出力端子の端子テーブル
を生成する。そして、ステップS27のINSINV(A10G.X,
A10H.I,A10D.A,A10H.X) 処理を実行する。
【0067】ここで、上記のINSINV処理を図14のフロ
ーチャートを参照して説明する。先ず、図14のステッ
プS31でネットテーブルNLを作成する。次にステッ
プS32で、作成したネットテーブルNLの供給元の接
続端子としてセルA10Gの出力端子Xを設定し、ステ
ップS33で、ネットテーブルNLの供給先の接続端子
としてインバータセルA10Hの入力端子Iを設定す
る。これらの処理により、ネットnlが回路図のセルA
10Gの出力端子XとインバータセルA10Hの入力端
子Iとを接続するネットとして登録される。
【0068】さらに、次のステップS34で、ネットテ
ーブルNJの供給元の端子としてセルA10Hの出力端
子Xを設定する。これにより、ネットnjの供給元が、
素子A10Dの出力端子Aから素子A1IHの出力端子
Xに変更される。
【0069】また、機能図のネットnjが、図12(3)
の回路図のネットnlを論理反転したものと等価である
ので、ステップS35で、対応ネットテーブルRNJの
論理反転で対応するネットテーブルとして新たに作成し
たネットテーブルNLを設定する。
【0070】次のステップS36で、素子A10Dの出
力端子Aの対応端子テーブル(RP13) の対応する端子
テーブルを指すポインタを、セルA10Hの出力端子X
の端子テーブル(P26) を指すように変更する。これに
より機能図の素子A10Dの出力端子Aと回路図の素子
A10Hの出力端子Xとが対応することが保存される。
【0071】また、この場合、新たにマッピングしたセ
ルA10Gの出力Xを論理反転したものは、機能図の素
子A10Dの出力Aと等価であるので、次のステップS
37で、機能図の素子A10Dの出力端子Aの対応端子
テーブル(RP13) の論理反転で対応する端子テーブル
として、AI0Gの出力端子Xの端子テーブル(P24)
を設定する。
【0072】同様に、新たにマッピングしたインバター
セルA10Hの入力Iを論理反転したものは、機能図の
素子A10Dの出力Aと等価であるので、ステップS3
8で、A10Dの出力端子Aの対応端子テーブル(RP
13) の論理反転で対応する端子テーブルとして、A10
Hの入力端子Iの端子テーブル(P25) を追加する。
【0073】なお、図示していないが、P24はセルA1
0Gの出力端子Xの対応端子テーブルを、P25はインバ
ータセルA10Hの入力端子Iの対応端子テーブルを、
P26はインバータセルA10Hの出力端子Xの対応端子
テーブルを示している。
【0074】図13に戻り、ステップS28で、MAP
P(A10E.I,A10I.I) 処理を実行し、インバータマクロA
10Eの入力端子IをインバータセルA10Iの入力端
子Iに変更する。
【0075】同様にステップS29で、MAPP(A10E.
X,A10I.X) 処理を実行し、インバータマクロA10Eの
出力端子XをインバータセルA10Iの出力端子Xに変
更する。
【0076】セルA10GとインバータセルA10H及
びA10Iのマッピングを行ったことにより、回路図の
ネットnh,niと素子A10B、A10C、A10
D、A10Eが存在しなくなったので、ステップS30
で、実データのネットテーブルNH,NIと、素子A1
0B、A10C、A10D、A10Eの素子テーブルと
それぞれの端子テーブルを削除する。
【0077】ここで、上述した多対多のマッピング時に
おける機能図と回路図の対応関係の保存方法を図12を
参照して説明する。セルA10G、A10H及びA10
Iのマッピングが行われると、対応データのA10B.I0,A1
0B.I1 に対応する実データとしてA10G.A1,A10G.B1 が保
存され、対応データのA10C.I0,A10C.I1 に対応する実デ
ータとしてA10G.A2,A10G.B2 が保存される。
【0078】これにより、機能図の素子A10Bの入力
端子I0、I1、素子A10Cの入力端子I0、I1
と、回路図の素子A10Gの入力端子A1、B1、A
2、B2との対応関係が保存される。よって、回路図の
論理シミュレーションを行う場合に、機能図の素子A1
0Bの入力端子I0、I1、素子A10Cの入力端子I
0、I1をトレースポイントとして指定することが可能
となる。
【0079】また、対応データのA10D.Aに対応する実デ
ータとして論理が反転していることを示す情報と共にA1
0G.XとA10H.Iとが保存されるので、それらの情報から機
能図の素子A10Dの出力が、回路図の素子A10Gの
出力Xを論理反転したものと素子A10Hの入力Iを論
理反転したものと等価であることが分かる。
【0080】さらに、この場合、機能図の素子A10B
の出力端子Aと素子A10Cの出力端子A及び素子A1
0Dの入力端子I0、I1に対応する端子は、回路図上
に存在しなくなくなるが、機能図の素子のそれらの端子
情報(対応データ)はそのまま保存される。
【0081】次に、回路を最適化する為に図15で直列
に接続されている2個のインバータセルを削除する場合
の動作を図16のフローチャートを参照して説明する。
図16のステップS41で、実データのネットテーブル
NKから対応ネットテーブルRNKを求める。そして、
次のステップS42で、その対応ネットテーブルRNK
に接続する対応端子テーブルのポインタの中で、今回削
除しようとするインバータセルA10Iの出力端子Xの
端子テーブルを指すものを探し、そのポインタを素子A
10Gの出力端子Xの端子テーブルを指すように変更す
る。
【0082】これにより、機能図のネットnkに接続す
る素子A10Eの出力端子Xに対応する回路図の端子
が、インバータセルA10Iの出力端子Xから素子A1
0Gの出力端子Xに変更される。
【0083】次に、ステップS43で、実データのネッ
トテーブルNJから対応ネットテーブルRNJを求め、
ステップS44で、その対応ネットテーブルRNJに接
続する対応端子テーブルのポインタの中で、今回削除し
ようとするインバータセルA10Iの入力端子Iの端子
テーブルを指すものを探し、そのポインタと入力端子I
の端子テーブルを削除する。さらに、その対応端子テー
ブルの論理反転で接続する端子テーブルとして素子A1
0Gの出力端子Xを追加する。
【0084】これにより、ネットnjに接続する機能図
の素子A10Eの入力端子Iに、回路図の素子A10G
の出力端子Xが論理反転で対応するように変更される。
次に、ステップS45で、対応ネットテーブルRNJに
接続する対応端子テーブルのポインタの中で、今回削除
しようとするインバータA10Hの出力端子Xを指すも
のを探し、そのポインタとインバータA10Hの出力端
子Xの端子テーブルとを削除する。
【0085】これにより、ネットnjに接続する機能図
の素子A10Dの出力端子Aの端子テーブルから、回路
図のインバータA10Hの出力端子Xを指すポインタ
と、論理反転で対応するインバータA10Hの入力端子
Iを指すポインタとが削除され、素子A10Dの出力端
子AとインバータA10Hの出力端子X及び論理反転で
対応するインバータA10Hの入力端子Iとの対応関係
が解消される。
【0086】なお、機能図の素子A10Dの出力端子A
の端子テーブルには、前述した処理(素子A10G等の
マッピング処理)により、論理反転で対応する回路図の
端子テーブルとして素子A10Gの出力端子Xの端子テ
ーブルが設定されており、回路図の素子A10Gの出力
端子Xが論理反転で、機能図の素子A10Dの出力端子
Aに対応することが設定されている。
【0087】次に、ステップS46で、対応ネットテー
ブルRNJに接続する対応端子テーブルのポインタの中
で、今回削除しようとするインバータA10Hの入力端
子Iの端子テーブルを指すものを探し、そのポインタと
素子A10Hの入力端子Iの端子テーブルを削除する。
【0088】これにより、ネットnjに接続する機能図
の素子A10Dの入力端子Iの対応端子テーブルから、
インバータA10Hの入力端子Iを指すポインタが削除
され、機能図の素子A10Dの入力端子Iと回路図のイ
ンバータA10Hの入力端子Iとの対応関係が解消され
る。
【0089】次にステップS47で、対応ネットテーブ
ルRNKの対応するネットテーブルとしてネットテーブ
ルNK削除し、代わりにネットテーブルNLを設定す
る。次に、ステップS48で、対応ネットテーブルRN
Jの対応するネットテーブルを指すポインタからNJを
削除し、論理反転で対応するネットテーブルとしてネッ
トテーブルNLを追加する。
【0090】これによりネットnk、njの接続の変更
が終了したので、ステップS49でネットテーブルN
K、NJを削除する。さらに、ステップS50で、A1
0Hの素子テーブルとA10Iの素子テーブルとを削除
する。
【0091】ここで、回路の最適化の為インバータセル
A10H、A10Iを削除したときの機能図と回路図の
対応関係の保存方法を図15を参照して説明する。この
場合、回路図の素子A10H、A10Iが削除されるの
で、それらの素子の実データ、すなわち機能図の素子A
10Dの出力端子A(対応データA10D.A)に対応する実
データA10H.Xと、その出力端子Aに論理反転で対応する
実データA10H.Iが削除される。
【0092】さらに、機能図の素子A10Eの入力端子
Iは、回路図の素子A10Gの出力端子Xの論理を反転
したものと等価であるので、対応データA10E.Iに対応す
る実データA10I.I(図15(3) )が削除され、代わりに
実データA10G.Xが論理反転で対応することが保存される
(同図(4) )。
【0093】また、素子A10Eの出力端子Xは、素子
A10Gの出力端子と等価であるので、対応データA10
E.Iに対応する実データA10I.I(同図(3) )が削除さ
れ、代わりに実データA10G.Xが保存される(同図(4)
)。
【0094】このように機能図の素子の端子とその端子
に論理反転で対応する回路図の素子との対応関係を保存
しておくことで、回路の最適化の為に回路図の素子が削
除され機能図の素子に対応する素子が回路図に存在しな
くなる場合でも、論理反転で対応する回路図の端子との
対応関係を保存しておくことで、機能図の素子の端子を
トレースポイントとして指定することが可能となる。
【0095】次に、上述した対応関係保存方法により作
成した機能図及び回路図に基づいてシミュレーションを
行う場合の動作を図17及び図18を参照して説明す
る。図17は、機能図のシミュレーションの説明図であ
る。先ず、シミュレーションするトレースポイントを指
定する。同図は、トレースポイントとして図1の機能図
のANDマクロの入力端子I0、I1、I2、出力端子
Xとネットnjとを指定した場合を示している。
【0096】次に、シミュレーション用のテストパター
ンを選択すると、機能図のシミュレータによりシミュレ
ーションが実行され、図17に示すようなシミュレー
ション結果が表示される。
【0097】ゲートレベルのシミュレーションを行う場
合には、図18に示すように、機能図上での端子及び
ネットをトレースポイントとして指定する。すると、変
換プログラムにより、図15に示したような機能図と回
路図との対応関係を示すデータから、機能図上で指定さ
れたトレースポイントに対応する回路図の端子及びネッ
トが求められる。
【0098】図15の端子の対応関係を示すデータか
ら、機能図の素子A10Aの入力端子I0、I1、I2
及び出力端子Xに、回路図の素子A10Fの入力端子A
1、A2、A3及び出力端子Xが対応することが分かる
ので、トレースポイントとして回路図の上のそれらの端
子を指定する。さらに、図15のネットの対応関係を示
すデータから、機能図のネットnjは回路図のネットn
lに論理反転で対応することが分かるので、ネットnj
とnlとの論理が反転することがメッセージで表示され
る。
【0099】そして、ゲートレベルのシミュレータによ
り、所定のシミュレーションテストパターンが実行さ
れ、機能図のシミュレーション結果と、ゲートレベルの
シミュレーション結果とが表示される。両者のシミュレ
ーション結果を比較することで、機能図の論理がゲート
レベルでも正しく実現されているか否かを確認できる。
【0100】上述した機能図と回路図の対応関係保存方
法によれば、機能図の素子の入出力端子及びネットと回
路図の素子の入出力端子及びネットとの対応関係を保存
することができるので、機能図の端子及びネットをゲー
トレベル(回路図の素子)のシミュレーションのトレー
スポイントとして指定することができ、機能図とゲート
レベルの回路の論理が一致するか否かを簡単に調べるこ
とができる。
【0101】なお、機能図と回路図との対応関係を保存
する方法は、上述した実施例のテーブルの構成に限らず
他の構成で実現しても良い。
【0102】
【発明の効果】本発明によれば、機能図の素子の端子及
びネットと、回路図の素子の端子及びネットとの対応関
係を端子あるいはネット間で論理反転が生じる場合も含
めて保存することで、機能図と回路図の対応関係をより
正確に保存することができる。これにより、回路図のシ
ミュレーションを行う場合に、機能図の素子の入出力端
子及びネットをシミュレーションポイントとして指定す
ることができ、マッピング後の回路のチェック及びデバ
ッグを効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】機能図及び回路図と保存されるデータを示す図
(1)である。
【図2】テーブルの構成を示す図(1)である。
【図3】管理テーブル及び素子テーブルの具体的内容を
示す図である。
【図4】ネットテーブルの具体的内容を示す図である。
【図5】テーブルの構成を示す図(2)である。
【図6】対応素子テーブルの具体的内容を示す図であ
る。
【図7】対応ネットテーブルの具体的内容を示す図であ
る。
【図8】実施例の対応関係保存方法のフローチャート
(1)である。
【図9】ANDセルマッピング時に作成される素子テー
ブルと管理テーブルの内容を示す図である。
【図10】実施例の対応関係保存方法のフローチャート
(2)である。
【図11】MAPP(A10A.I0,A10F.A1) 処理によりリン
クが変更された対応端子テーブルとネットテーブルの内
容を示す図である。
【図12】機能図及び回路図と保存されるデータを示す
図(2)である。
【図13】実施例の対応関係保存方法のフローチャート
(3)である。
【図14】実施例の対応関係保存方法のフローチャート
(4)である。
【図15】機能図及び回路図と保存されるデータを示す
図(3)である。
【図16】実施例の対応関係保存方法のフローチャート
(5)である。
【図17】機能図のシミュレーションの説明図である。
【図18】ゲートレベルのシミュレーションの説明図で
ある。
【図19】従来の対応関係の保存方法の説明図(1)で
ある。
【図20】従来の対応関係の保存方法の説明図(2)で
ある。
【符号の説明】
E1,E2 素子テーブル P1,P2 端子テーブル NA,NB ネットテーブル RA10A,RA10B 対応素子テーブル RP1,RP2 対応端子テーブル RNA,RNB 対応ネットテーブル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テクノロジーに依存しない素子とネット
    により構成される機能図とテクノロジーに依存する素子
    とネットにより構成される回路図との対応関係を保存す
    る方法において、 前記機能図の素子の入出力端子と、前記回路図の素子の
    入出力端子との対応関係を論理反転情報と共に保存し、 前記機能図のネットと前記回路図のネットとの対応関係
    を論理反転情報と共に保存することを特徴とする機能図
    と回路図との対応関係保存方法。
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