JP3001911U - 室内用腰掛便器 - Google Patents

室内用腰掛便器

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JP3001911U
JP3001911U JP1994003875U JP387594U JP3001911U JP 3001911 U JP3001911 U JP 3001911U JP 1994003875 U JP1994003875 U JP 1994003875U JP 387594 U JP387594 U JP 387594U JP 3001911 U JP3001911 U JP 3001911U
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JP
Japan
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foam
indoor
bag
stool
pot
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JP1994003875U
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English (en)
Inventor
正幸 小関
Original Assignee
正幸 小関
高倉 頼昭
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 医療施設.福祉保健施設及び在宅介護等で室
内で使用する介護用便器に於いて、袋体が簡単に装着で
きて、効果的な防臭と衛生的な取扱いのできる室内用の
腰掛便器を提供する。 【構成】 室内用腰掛便器に於いて、泡状体噴出缶と噴
出開弁押圧機構とコードスイッチと、使い捨て袋体の口
縁を抱持する押えばね及びポットとから構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は医療施設、福祉保健施設及び在宅介護等に於いて使用する室内用腰掛 便器に関する。
【0002】
【従来の技術】
前項に述べた介護等で使用される室内用便器には(イ)ポータブルトイレポッ トを用いる方法がもっとも多く使用されている。(例えば実開平4−31596 号)その外(ロ)毎回使用毎に自動的にシールパックして排出する方法や、(ハ )洗滌装置を装備したシヤワートイレ及び実開平2−11494号の如く吸水材 を内張りした紐付の使い捨て袋を装着して使用する実開平2−11495号の如 き携帯便器、(ニ)吸水ポンプを具え便鉢に洗滌水を噴出して下部のタンクに流 下せしめる実開平4−33782号や(ホ)下部タンクの代りに使い捨て袋を装 着して使用する実開平4−34996号等が開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来技術に於て最も多用されているポータブルトイレポットを用いる便器 に於ては、使用者が使用した後、介護者が速やかに廃棄処理を行い、次にポット を洗浄して再び装着しておく方式のものであり、紐付袋やシールパック方式或は 洗滌水を貯留する方式の場合は袋のコストが高くつくばかりでなく、袋の装着手 段が面倒であった。とりわけ設置する場所が室内であるから、衛生的で快適な環 境づくりと、使用者と介護者その他の者の不快感を少なくするため防臭対策が最 も重要な課題であった。そのため、ポータブルトイレポットの中に消臭液を撒布 したり、或いは消臭フォームをスプレイしたりする方法が用いられて居り、又は 便鉢を洗滌したり、モーターで鉢底に設けた仕切弁を開閉したりする方法が開示 されているが、使用者は不定な時間に使用するものであるから撒布のタイミング が合わなかったり、撒布しなかったり、又手が不自由なため取扱いも独力では思 うようにできなかったり等で有効な防臭効果をあげることができなかった。この 為低価格で使い易く効果的な防臭対策と衛生的な取扱いができる方法が求められ ていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前項の目的を解決するため本考案は次の如き手段を用いて解決しようとするも のである。 (イ)袋体は特別な加工を必要としないものを用いるものとする。 (ロ)袋体の装着は、口縁を折り返して、押えばねを用いて抱持し、装着取脱し が容易なものとする。 (ハ)臭気を防止するためには発臭体が外気にふれないようにすることであるか ら、本考案は消毒作用を有する泡状体噴出缶を装備しておき、便座に着座 すると自動的に泡状体が袋体内に噴出し袋体内に貯留させる方法である。 発臭体が泡状体内に落下すると、貯留している泡状体に埋没し、包みこま れて見えなくなり、外気と完全に遮断されることとなり効果的な防臭を達 成できるものである。 (ニ)更に予め袋体内に吸水シートを適当量入れておき水分を吸収させる。
【0005】
【作用】
(イ)本考案に於て使用する袋体は、片側シールされた普通の袋体構造でよく、 又押えばねを用いて簡単に袋体を抱持できて、取脱しも容易なものである 。 (ロ)泡状体噴出缶を装備しておき、便座に着座すると、自動的に定量の泡状体 を袋体内に噴出し貯留されるものである。 発臭体は泡状体の中に落下し埋没し、泡状体で覆われて外気と遮断される ので発臭は防止される。 噴出泡状体には消毒作用(例えば逆性石けん)を有するものを用いるので 効果的に発臭が防止できるものである。 (ハ)又袋体を装着する時に、宏く用いられている使い捨ての吸水シートを適当 量入れておくと、液体物の水分が吸収され、流動することがないので、 袋体口を密閉して廃棄する時、取扱いが容易で且衛生的である。 (ニ)本考案になる便座の上に蓋を設けてあるので椅子として利用できるもので ある。
【0006】
【実施例】
本考案になる実施例を図面を用いて説明する。図1は実施例の構造断面図で、 図2はA−A矢視図、図3はB−B矢視図である。 蓋(2)と便座(3)は蝶番(4)を介して矢印方向に回動できるように配設す る。中板(5)には、ポット(9)が貫通する穴があり、袋体(19)の口縁を 押さえて抱持する押さえばね(7)をポット(9)の両側に設ける。 底板(6)はポット(9)を受ける板である。 フレーム(1)の内壁に、噴出管(11)を具えた泡状体噴出缶(10)を取り 付ける。中板(5)にソレノイド(16)の吸引で作動するレバー(14)を支 点金具(13)を介して取り付ける。レバー(14)が押圧部(12)を押圧し て開弁すると、噴出管(11)から泡状体が袋体(19)内に噴出する。便座( 3)の上面にコードスイッチ(17)が取り付けてあり、着座すると押圧されて 、コードスイッチ(17)はONとなりソレノイド(16)が3秒間作動する。 電源部(18)にはタイマー(図示せず)が内蔵してある。ピン(8)は押えば ね(7)を開きD状態に係止しておき袋体口縁を装着し易くする保持具である。 本実施例は電源にAC100Vを用いたが、電源に電池を用いてもよい。図4は 作動ブロック図を示す。
【0007】 本考案になる前記実施例は次のような順序で使用する。 先づ介護者は次のような事前準備をする。 (イ)蓋(2)と便座(3)を開け、中板(5)上に設けた押えばね(7)をピ ン(8)にかけD状態に係止し、袋体(19)の口縁をポット(9)の縁 全周にわたり折返しした後、押えばね(7)をピン(8)から脱し、折り 返し部を両側から抱持する。 (ロ)袋体(19)内に吸水シートを入れる。 (ハ)便座(3)蓋(2)を閉じておけば、使用者は何時でも使用できる状態と なる。使用者が使用する時は、蓋(2)を開け、便座(3)に着座すると 、コードスイッチ(17)がONとなり、ソレノイド(16)が作動し、 レバー(14)によって泡状体噴出缶(10)の押圧部(12)を押圧し 弁が開き、噴出管(11)から3秒間泡状体が袋体(19)の中に噴出し 貯留される。便座(3)に着座と同時に泡状体が袋体(19)内に貯留さ れるので、排出落下する発臭体は、すぐに泡状体に埋没して包まれてしま うので、発臭は防止される。 よって設置している室内環境はよくなり、後処理をする介護者は発臭体は 見えず、防臭されているので、不快感を感ずることなく袋体(19)を取 脱し密封を行い廃棄することができる。この時次の袋体(19)を装着し ておけばよい。
【0008】
【考案の効果】
本考案になる室内用腰掛便器の効果を次に列記する。 (イ)便座に着座すると自動的に泡状体が袋体内に噴出貯留されるので発臭体は 確実に包覆され発臭が防止され (ロ)発臭体は泡状体に包まれ見えなくなるので取扱い者に不快感を与えない。 (ハ)使い捨て袋体は特別な工作を要しないので、低価格である。 (ニ)袋体の着脱が容易である。 (ホ)電源はAC100Vの外電池式でコードレス化ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による実施例の室内用腰掛便器の構造断
面図である。
【図2】本考案による実施例の便座を開けた平面図(A
−A矢視)である。
【図3】図2に於けるB−B矢視図である。
【図4】作動ブロック図である。
【符号の説明】
1. フレーム 2. 蓋 3. 便 座 4. 蝶 番 5. 中 板 6. 底 板 7. 押えばね 8. ピ ン 9. ポット 10. 泡状体噴出缶 11. 噴出管 12. 押圧部 13. 支点金具 14. レバー 15. ば ね 16. ソレノイド 17. コードスイッチ 18. 電源部 19. 袋 体 20. 泡状体 D. 押えばねを開いた状態

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内用便器に於いて、泡状体噴出缶と、
    噴出開弁押圧機構とコードスイッチと、使い捨て袋体口
    縁を抱持する押えばね及びポットとからなり、使い捨て
    袋体内に自動的に泡状体が噴出し貯留されることを特徴
    とする室内用腰掛便器。
  2. 【請求項2】 貯留する泡状体は、消毒作用を有するこ
    とを特徴とする「請求項1」記載の室内用腰掛便器。
JP1994003875U 1994-03-10 1994-03-10 室内用腰掛便器 Expired - Lifetime JP3001911U (ja)

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