JP3001868B1 - 遊技機管理装置および遊技機管理方法 - Google Patents

遊技機管理装置および遊技機管理方法

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JP3001868B1 JP32775098A JP32775098A JP3001868B1 JP 3001868 B1 JP3001868 B1 JP 3001868B1 JP 32775098 A JP32775098 A JP 32775098A JP 32775098 A JP32775098 A JP 32775098A JP 3001868 B1 JP3001868 B1 JP 3001868B1
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Abstract

【要約】 【課題】所定条件で遊技機を稼働停止させることが指示
された場合に、この指示によって稼働停止された遊技機
の稼働状態に関する情報やこの稼働状態にあった指示前
後の遊技機台数の推移等の情報を把握容易とする。 【解決手段】CPU120は、いずれかのコマンドが指
示されるとこれを受け付け、稼働停止データテーブル1
74を参照して、受け付けたコマンドに対応する出力エ
リアを特定し、特定した出力エリアを他の出力エリアと
判別可能な出力態様で表示装置180に表示出力するの
で、所定条件で遊技機を稼働停止させることが指示され
た場合に、この指示によって稼働停止された遊技機の稼
働状態に関する情報やこの稼働状態にあった指示前後の
遊技機台数の推移等の情報を把握容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技場に配設され
たパチンコ機やパチスロ機等の遊技機を管理する装置に
係わり、より詳細には、所定条件で遊技機を稼働停止さ
せる指示を与えると、これによって稼働停止された遊技
機の稼働状態に関する情報やこの稼働状態にあった指示
前後の遊技機台数の推移等の情報を把握容易とする装置
および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の遊技場においては、複数台の遊技
機のそれぞれを管理コンピュータと通信可能に接続した
ものが配設されており、この管理コンピュータは各遊技
機の遊技データを獲得し、獲得した遊技データを管理す
るようになっている。
【0003】さらにこの管理コンピュータの中には様々
な機能を備えているものがあって、、オペレータの操作
によって、遊技場に配設されている遊技機の稼働を一斉
に停止させるものがあり、例えば営業終了前のように、
遊技場に配設されている遊技機の稼働を停止させる必要
がある場合には、このような管理コンピュータを使用し
て遊技機の稼働を一斉に停止させていた。
【0004】また、所定稼働状態にある遊技機を除いた
遊技機の稼働停止を行うことが可能な機能を備える管理
コンピュータのこの機能を発揮させれば、例えば、特賞
中、確率変動中等の遊技者にとって有利な状態となって
いる遊技機の遊技状態が他の状態に変わるまで遊技動作
を許可し、それ以外の遊技機を稼働停止させるといった
ことをオペレータの操作によって行うことができる。
【0005】この際、所定の稼働状態にある遊技機を稼
働停止させた後、オペレータは、遊技場に配設されてい
る総ての遊技機の稼働状態を表示する画面(全台情報画
面)において、自身の思うように遊技機の稼働停止が行
われたか否かを、遊技場に配設されている総ての遊技機
の稼働状態を表示する画面(全台情報画面)で目視確認
することによって把握する(図18参照)。
【0006】即ち、所定稼働状態にある遊技機を除いた
遊技機の稼働停止を行った場合には、この所定稼働状態
にある遊技機が稼働停止となるまでの経過を表示画面に
表示させる全台情報をつぶさに見ながら遊技機の管理を
行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来装置にあっては、所定稼働状態にある遊技機を
除いた遊技機の稼働停止を行った場合、稼働停止された
遊技機の稼働状態や台数を、全台情報画面において把握
できないという問題があった。
【0008】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、その目的は、所定条件で遊技
機を稼働停止させることが指示された場合に、この指示
によって稼働停止された遊技機の稼働状態に関する情報
やこの稼働状態にあった指示前後の遊技機台数の推移等
の情報を把握容易とする手段を提供することにある。
【0009】さらに、本発明の他の目的は、所定条件で
遊技機を稼働停止させることが指示された場合に、この
指示を受けて所望の遊技機を稼働停止させる手段を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、遊技場に配設された複数の
遊技機を管理する装置であって、所定稼働状態にある遊
技機を稼働停止させる旨のコマンドを複数種類有してい
て、夫々のコマンドを個別に指示可能なコマンド指示手
段と、コマンド指示前の遊技機の稼働状態に関する情報
を出力するための出力エリアを複数種類出力可能な出力
手段と、各コマンドと複数種類の出力エリアのうちの1
以上のものとの対応関係を示す対応関係情報を記憶する
記憶手段と、出力処理を行うための処理手段とを備え、
前記処理手段は、前記コマンド指示手段によっていずれ
かのコマンドが指示されるとこれを受け付ける手段と、
前記記憶手段が記憶する前記対応関係情報を参照して、
前記受け付けたコマンドに対応する出力エリアを特定す
る手段と、前記特定した出力エリアを他の出力エリアと
判別可能な出力態様で前記出力手段に出力する手段と、
を含むことを特徴とする遊技機管理装置を提供する。
【0011】この発明および以下に記載の発明におい
て、出力手段としては、CRT、液晶表示装置、EL表
示装置等の表示装置やプリンター等の印刷装置が挙げら
れるが出力手段はこれらの装置に限られず、また、判別
可能な出力態様としては、色別表示や模様別表示、その
他各種の強調表示等が挙げられる。
【0012】この発明によれば、処理手段は、コマンド
指示手段によっていずれかのコマンドが指示されるとこ
れを受け付け、対応関係情報を参照して、受け付けたコ
マンドに対応する出力エリアを特定し、特定した出力エ
リアを他の出力エリアと判別可能な出力態様で前記出力
手段に出力するので、所定条件で遊技機を稼働停止させ
ることが指示された場合に、この指示によって稼働停止
された遊技機の稼働状態に関する情報やこの稼働状態に
あった指示前後の遊技機台数の推移等の情報を把握容易
とすることが可能となる。
【0013】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
おいて、前記記憶手段は、さらに、前記複数種類のコマ
ンドの夫々と遊技機の稼働状態を示す情報である複数種
類の稼働状態フラグのうちの1以上のものとの対応関係
を示すコマンドフラグ対応関係情報、および、遊技機識
別子と前記複数種類の稼働状態フラグのうちの1以上の
ものとの対応関係を示す識別子フラグ対応関係情報を記
憶し、前記処理手段は、さらに、前記記憶手段が記憶す
る前記コマンドフラグ対応関係情報を参照して、前記受
け付けたコマンドに対応する稼働状態フラグを検索する
手段と、前記記憶手段が記憶する前記識別子フラグ対応
関係情報を参照して、前記検索した稼働状態フラグが所
定条件を満たす遊技機識別子を検索する手段と、前記検
索した遊技機識別子に対応した遊技機を稼働停止させる
手段と、を含むことを特徴とする。
【0014】稼働状態フラグが満たす所定条件とは、例
えば、稼働状態フラグがデジタル信号「1」であること
である。この発明によれば、処理手段は、コマンドフラ
グ対応関係情報を参照して、受け付けたコマンドに対応
する稼働状態フラグを検索し、識別子フラグ対応関係情
報を参照して、検索した稼働状態フラグが所定条件を満
たす遊技機識別子を検索し、検索した遊技機識別子に対
応した遊技機を稼働停止させるので、所定条件で遊技機
を稼働停止させることが指示された場合に、この指示を
受けて所望の遊技機を稼働停止させることが可能とな
る。
【0015】また、請求項3に係る発明は、請求項1お
よび2のいずれかにおいて、前記記憶手段は、さらに、
前記複数種類のコマンドの夫々とコマンドの内容を把握
可能とするメッセージとを対応付けたコマンドメッセー
ジ対応情報を記憶し、前記処理手段は、さらに、前記記
憶手段が記憶する前記コマンドメッセージ対応情報を参
照して、前記受け付けたコマンドに対するメッセージを
求める手段と、前記求めたメッセージを前記出力手段に
出力する手段と、を含むことを特徴とする。
【0016】メッセージには、文字で構成される文書を
出力させたものはもちろんのこと、特定の意味を示すシ
ンボルを出力する等、コマンドの内容が把握可能なあら
ゆるものが含まれる。この発明によれば、処理手段は、
記憶手段のコマンドメッセージ対応情報を参照して、受
け付けたコマンドに対するメッセージを求め、求めたメ
ッセージを出力手段に出力するので、操作者はどのよう
な指示を与えたかを容易に把握することが可能になる。
【0017】また、請求項4に係る発明は、請求項1、
2および3のいずれかにおいて、前記複数種類のコマン
ドには、遊技場に配設された総ての遊技機を稼働停止さ
せることを指示するための停止コマンド、特賞状態以外
の状態にある遊技機を稼働停止させることを指示するた
めの特賞外停止コマンド、および、特賞かつ確率変動状
態以外の状態にある遊技機を稼働停止させることを指示
するための特賞確変外コマンド、のうちの少なくとも2
つが含まれることを特徴とする。
【0018】この発明によれば、停止コマンドや特賞外
停止コマンドや特賞確変外コマンドを指示できるので、
遊技場に配設された総ての遊技機を稼働停止させること
や特賞状態以外の状態にある遊技機を稼働停止させるこ
とや特賞かつ確率変動状態以外の状態にある遊技機を稼
働停止させることを指示可能になる。
【0019】さらに、本発明の他の態様の方法である請
求項5に係る発明は、遊技場に配設された複数の遊技機
を管理する方法であって、各コマンドと複数種類の出力
エリアのうちの1以上のものとの対応関係を示す対応関
係情報を記憶手段に格納しておき、処理手段は、所定稼
働状態にある遊技機を稼働停止させる旨のコマンドを複
数種類有していて、夫々のコマンドを個別に指示可能な
コマンド指示手段によって、いずれかのコマンドが指示
されるとこれを受け付け、前記記憶手段が記憶する前記
対応関係情報を参照して、前記受け付けたコマンドに対
応する出力エリアを特定し、コマンド指示前の遊技機の
稼働状態に関する情報を出力するための出力エリアを複
数種類出力可能な出力手段に、前記特定した出力エリア
を他の出力エリアと判別可能な出力態様で出力させるこ
とを特徴とする遊技機管理方法である。
【0020】この発明によれば、処理手段は、コマンド
指示手段によっていずれかのコマンドが指示されるとこ
れを受け付け、対応関係情報を参照して、受け付けたコ
マンドに対応する出力エリアを特定し、特定した出力エ
リアを他の出力エリアと判別可能な出力態様で前記出力
手段に出力するので、所定条件で遊技機を稼働停止させ
ることが指示された場合に、この指示によって稼働停止
された遊技機の稼働状態に関する情報やこの稼働状態に
あった指示前後の遊技機台数の推移等の情報を把握容易
とすることが可能となる。
【0021】また、請求項6に係る発明は、請求項5に
おいて、さらに、前記複数種類のコマンドの夫々と遊技
機の稼働状態を示す情報である複数種類の稼働状態フラ
グのうちの1以上のものとの対応関係を示すコマンドフ
ラグ対応関係情報、および、遊技機識別子と前記複数種
類の稼働状態フラグのうちの1以上のものとの対応関係
を示す識別子フラグ対応関係情報を、前記記憶手段に格
納し、 前記処理手段は、さらに、前記記憶手段が記憶
する前記コマンドフラグ対応関係情報を参照して、前記
受け付けたコマンドに対応する稼働状態フラグを検索
し、前記記憶手段が記憶する前記識別子フラグ対応関係
情報を参照して、前記検索した稼働状態フラグが所定条
件を満たす遊技機識別子を検索し、前記検索した遊技機
識別子に対応した遊技機を稼働停止させることを特徴と
する。
【0022】この発明によれば、処理手段は、コマンド
フラグ対応関係情報を参照して、受け付けたコマンドに
対応する稼働状態フラグを検索し、識別子フラグ対応関
係情報を参照して、検索した稼働状態フラグが所定条件
を満たす遊技機識別子を検索し、検索した遊技機識別子
に対応した遊技機を稼働停止させるので、所定条件で遊
技機を稼働停止させることが指示された場合に、この指
示を受けて所望の遊技機を稼働停止させることが可能と
なる。
【0023】また、請求項7に係る発明は、請求項5お
よび6のいずれかにおいて、さらに、前記複数種類のコ
マンドの夫々とコマンドの内容を把握可能とするメッセ
ージとを対応付けたコマンドメッセージ対応情報を前記
記憶手段に格納し、前記処理手段は、さらに、前記記憶
手段が記憶する前記コマンドメッセージ対応情報を参照
して、前記受け付けたコマンドに対するメッセージを求
め、前記求めたメッセージを前記出力手段に出力するこ
とを特徴とする。
【0024】この発明によれば、処理手段は、記憶手段
が記憶するコマンドメッセージ対応情報を参照して、受
け付けたコマンドに対するメッセージを求め、求めたメ
ッセージを出力手段に出力するので、操作者はどのよう
な指示を与えたかを容易に把握することが可能になる。
【0025】このような装置や方法は以下のような記録
媒体に記録された遊技機管理プログラムをコンピュータ
が実行することによって実現でき、以下のような記録媒
体の発明も考えられる。すなわち、遊技場に配設された
複数の遊技機を管理するための遊技機管理プログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
て、各コマンドと複数種類の出力エリアのうちの1以上
のものとの対応関係を示す対応関係情報を記憶手段に格
納する処理、所定稼働状態にある遊技機を稼働停止させ
る旨のコマンドを複数種類有していて、夫々のコマンド
を個別に指示可能なコマンド指示手段によって、いずれ
かのコマンドが指示されるとこれを受け付ける処理、前
記記憶手段が記憶する前記対応関係情報を参照して、前
記受け付けたコマンドに対応する出力エリアを特定する
処理、コマンド指示前の遊技機の稼働状態に関する情報
を出力するための出力エリアを複数種類出力可能な出力
手段に、前記特定した出力エリアを他の出力エリアと判
別可能な出力態様で出力させる処理をコンピュータに実
行させるための遊技機管理プログラムを記録した記録媒
体である。
【0026】また、この記録媒体において、さらに、前
記複数種類のコマンドの夫々と遊技機稼働状態を示す情
報である複数種類の稼働状態フラグのうちの1以上のも
のとの対応関係を示すコマンドフラグ対応関係情報、お
よび、遊技機識別子と前記複数種類の稼働状態フラグの
うちの1以上のものとの対応関係を示す識別子フラグ対
応関係情報を、前記記憶手段に格納する処理、前記記憶
手段が記憶する前記コマンドフラグ対応関係情報を参照
して、前記受け付けたコマンドに対応する稼働状態フラ
グを検索する処理、前記記憶手段が記憶する前記識別子
フラグ対応関係情報を参照して、前記検索した稼働状態
フラグが所定条件を満たす遊技機識別子を検索する処
理、前記検索した遊技機識別子に対応した遊技機を稼働
停止させる処理をコンピュータに実行させるための遊技
機管理プログラムを記録した記録媒体も考えられる。
【0027】また、この記録媒体において、さらに、前
記複数種類のコマンドの夫々とコマンドの内容を把握可
能とするメッセージとを対応付けたコマンドメッセージ
対応情報を前記記憶手段に格納する処理、前記記憶手段
が記憶する前記コマンドメッセージ対応情報を参照し
て、前記受け付けたコマンドに対するメッセージを求め
る処理、前記求めたメッセージを前記出力手段に出力す
る処理をコンピュータに実行させるための遊技機管理プ
ログラムを記録した記録媒体も考えられる。
【0028】これらの記録媒体の発明にあっては、各処
理を実行させるためのプログラムの総てを記録媒体に記
録しておく必要はなく、コンピュータに予めインストー
ルしておいたOS(オペレーションシステム)やミドル
ウエアの少なくとも一部を用いるようにしても良い。ま
た、記録媒体としては、フレキシブルディスク等の磁気
記録媒体、ROM、ICカード等の半導体記録媒体、C
DROM、DVDROM等の光記録媒体、MO等の磁気
光記録媒体等が挙げられるが、これらに限られずコンピ
ュータ読取可能な記憶媒体であればいかなるものでも良
い。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は、本発明の実施の形態で
ある遊技機管理装置100を含むシステムの構成を示す
ブロック図である。このシステムは、複数の遊技機30
0、…、300と、遊技機管理装置100とを通信ケー
ブル400によって相互に情報(制御信号を含む)を通
信可能に接続されて構成されている。
【0030】各遊技機300、…、300は、図示しな
い補給装置から供給されるパチンコ玉の数である補給玉
数、遊技機の盤面に打ち込まれたパチンコ玉数であるア
ウト玉数、図示しない始動口にパチンコ玉が入賞して抽
選が行われた結果、この抽選結果が予め定めた当たり値
と一致し、遊技状態が遊技者にとって有利な状態である
「特賞」状態となった回数である特賞回数等の遊技デー
タや後に説明する稼働状態フラグ等を通信ケーブル40
0を介して遊技機管理装置100に送信すると共に、遊
技機管理装置100から送信されてきた稼働停止制御用
の制御信号を受信すると稼働停止となるように制御を行
う制御部310を有している。
【0031】遊技機管理装置100は、各遊技機30
0、…、300から通信ケーブル400を介して送信さ
れてきた遊技データ等の情報を受信するためのI/Oポ
ート110と、後に説明する各種の動作を行う処理手段
としてのCPU120と、本発明の処理手順を記述した
遊技機管理プログラム202を記憶可能な遊技機管理プ
ログラム記憶部171が形成され同じく後に説明する各
種のテーブル(遊技機データテーブル172、稼働状態
フラグ編集テーブル173、稼働停止データテーブル1
74)を不揮発的に格納する記憶装置170と、記憶装
置170等から読み出したデータやCPU120による
演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM13
0と、必要な情報を入力するための入力装置150と、
記憶媒体としてのCDROM200に記録された遊技機
管理プログラム202を読み取り、CPU120の指令
にしたがって、遊技機管理プログラム202を遊技機管
理プログラム記憶部171に格納するためのCDROM
ドライブ160と、マンマシンインターフェイスとして
必要な各種の情報を表示出力する表示装置180と、C
PU120が行った処理結果等を印刷可能なプリンタ1
90とを有し、各構成要素は相互に必要な情報を授受可
能にバス140で接続されている。
【0032】また、CPU120内部には、第1タイマ
122、第2タイマ124、および、第3タイマ126
が設けられていて、各タイマは、設定された所定時間を
セットした状態から零になるとタイムアウトするように
なっている。入力装置150は、キーボードやマウス等
の入力デバイスで実現可能であり、また、表示装置18
0はCRT、液晶表示装置、EL表示装置等の表示デバ
イスで実現可能であり、さらに、記憶装置170はハー
ドディスク等のストレージデバイスで実現可能であるの
で、この遊技機管理装置100は、パーソナルコンピュ
ータやワークステーション等の1台のコンピュータシス
テムで構築可能である。
【0033】次に、図7乃至図9を参照して記憶装置1
70に格納されている各テーブルについて説明する。図
7に示す遊技データテーブル173は、遊技機の台番号
毎に、遊技機300側から送信される補給玉数、アウト
玉数、特賞回数、および、打止回数等の遊技データと、
遊技機が稼働中の場合に「1」がセットされる稼働中フ
ラグ、遊技機が特賞中の場合に「1」がセットされる特
賞中フラグ、遊技機が確率変動中の場合に「1」がセッ
トされる確変中フラグ、および、遊技機が打止中の場合
「1」がセットされる打止中フラグ等の遊技機の稼働状
態を示す稼働状態フラグとを対応付けて記憶していて、
CPU120は、これらの遊技データや稼働状態フラグ
を随時更新するようになっている。
【0034】図8に示す稼働状態フラグ編集テーブル1
74は、後述する稼働停止処理を行うときに使用される
ものであり、ある時点における、遊技データテーブル1
76に記憶された稼働状態フラグおよび台番号を記憶し
ておくためのものである。図9に示す稼働停止データテ
ーブル174は、所定稼働状態にある遊技機を稼働停止
させるためのコマンドである稼働停止コマンドと、稼働
状態フラグと、遊技機の稼働状態に関する情報を出力す
るための出力エリア情報と、コマンドに対応したメッセ
ージを出力するためのメッセージ情報とが対応付けて記
憶している。
【0035】次に、この遊技機管理装置100の処理動
作を説明する。CDROM200をCDROMドライブ
160の挿入部(図示せず)に挿入すると、CDROM
200に記録されていた遊技機管理プログラム202が
CDROMドライブ160に読みとられ、読み取られた
遊技機管理プログラム202が遊技機管理プログラム記
憶部171に格納される。
【0036】CPU120は、遊技機管理プログラム2
02を起動させ、遊技機の状態を表示するときは図2の
フローチャートに示す全台情報表示処理を実行し、所定
稼働状態にある遊技機の稼働停止を行うときには、図4
のフローチャートに示す稼働制御画面処理を実行し、遊
技機の稼働状態やその稼働状態にある遊技機台数の表示
を行うときは、図6の稼働状態表示処理を実行する。
【0037】次に、図2乃至図6を参照して本発明の実
施の形態である処理を説明する。なお、理解の容易化を
図るために、遊技場には「5台」の遊技機が配設されて
いるものとする。まず、図2に示される全台情報画面を
表示する全台情報表示処理について説明する。
【0038】この全台情報表示処理を実行させるために
は、キーボード等の入力装置150を操作してこの全台
情報表示処理を実行させるためのコマンドを入力する
(ステップS200)。CPU120は、このコマンド
が入力されると全台情報画面更新処理を実行する(ステ
ップS202)。
【0039】さらに、図3を参照してCPU120が実
行するこの全台情報画面更新処理を詳細に説明すると、
まず、第1タイマ122に「2」をセットする(ステッ
プS300)。次に、記憶装置170に格納されている
遊技データテーブル172を検索し、台番号に対応する
稼働中フラグ、特賞中フラグ、確変中フラグ、打止中フ
ラグ等の稼働状態フラグの抽出を行う(ステップS30
2)。
【0040】そして、台番号をこれに対応した稼働状態
フラグに応じた出力態様で表示出力する(ステップS3
04)。より具体的には、表示画面内に10行10列の
合計100個の単位表示エリアが配置されるようなマト
リクス状の表示出力を行い、その内、実際の配設数であ
る5台の遊技機の台番号をフラグ別に異なる色表示が行
われるように表示出力する。
【0041】図12は、表示画面内に100台(単位表
示エリア505が100個)の遊技機の台番号が表示可
能な全台情報画面の一例であり、稼働中フラグ「1」の
遊技機に対してはその単位表示エリア505内を緑色表
示し、特賞中フラグが「1」の遊技機に対してはその単
位表示エリア505内を水色表示し、確変中フラグが
「1」の遊技機に対してはその単位表示エリア505内
を青色表示し、確変中フラグが「1」で、かつ、特賞中
フラグが「1」である遊技機に対してはその単位表示エ
リア505内を黄色表示し、打止中フラグが「1」の遊
技機に対してはその単位表示エリア505内を赤色表示
し、上記各フラグ全てが「0」の遊技機に対してはその
単位表示エリア505内を白色表示している。
【0042】次に、第1タイマ122が0か否か即ちタ
イムアウトしたか否かの判断を行い(ステップS30
6)、判断の結果、第1タイマ122が0でない場合に
は(ステップS306:No)、タイムアウトしていな
いとして待機し、一方、第1タイマ122が0の場合に
は(ステップS306:Yes)、タイムアウトしたと
してステップS300に戻る。
【0043】このようにして、全台情報画面更新処理が
行われ表示装置180に全台情報画面が表示される。な
お、この全台情報画面処理は、他の画面に切り替わるま
で処理が行われるようになっており、より具体的には、
全台情報画面から特定の遊技機の遊技データを表示する
一台情報表示画面やある特定の島に属する遊技機の遊技
データや島の遊技データの合計等を表示する島別データ
表示画面といった他の画面に切り替えた場合にその処理
を終了する。
【0044】次に、図4を参照しつつCPU120が行
う稼働制御処理について説明する。稼働制御処理は、所
定稼働状態にある遊技機を稼働停止する処理であり、一
例として、特賞状態以外の遊技機を稼働停止させる場合
を説明する。また、図10には、稼働制御処理を実行す
る前後の遊技機の稼働状態を説明するための図面が示さ
れており、図中の状態1において、後述する稼働停止処
理である「ステップS500乃至ステップS522」を
実行し、その後、状態2において「ステップS506乃
至ステップS522」を実行する。なお、図11
(a)、(b)の夫々は、状態1、2の夫々における各
遊技機の稼働状態フラグを示したものであり、状態1で
は、台番号「1」の遊技機が打止中、台番号「2」、
「5」の遊技機が特賞中、台番号「3」、「6」の遊技
機が稼働中である。一方、状態2は、状態1から「2
(sec)」経過後の状態であり、台番号「1」の遊技
機が打止中、台番号「3」の遊技機が特賞中、台番号
「2」、「5」の遊技機が稼働中である。
【0045】稼働制御処理を実行させるためには、ま
ず、キーボード等の入力装置150を操作してこの稼働
制御処理を実行させるためのコマンドを入力する(ステ
ップS400)。次に、CPU120は、このコマンド
が入力されると図13に示す稼働停止画面を表示装置1
80に表示する(ステップS402)。稼働停止画面に
は、所定稼働状態にある遊技機の稼働停止を表すメッセ
ージを表示するメッセージ表示領域502と、所定稼働
状態にある遊技機を稼働停止させる旨の稼働停止コマン
ドが複数配置されるコマンド領域503とが設けられて
いる。さらに、稼働停止コマンドとして、遊技場に配設
された全ての遊技機を稼働させるための稼働コマンド
と、特賞状態以外の遊技機を稼働停止させるための特賞
外停止コマンドと、特賞状態および確率変動状態以外の
遊技機を稼働停止させるための特賞確変外停止コマンド
と、遊技場に配設された全ての遊技機を稼働停止させる
ための停止コマンドとが設定されている。また、501
は、稼働停止画面の表示を行わせるための稼働制御ボタ
ン、500には全台情報画面の表示を行わせるための全
台情報ボタンであり、504は遊技機の稼働状態別にそ
の状態にある遊技機台数を表示出力可能な複数の表示エ
リアからなる表示領域である。
【0046】次に、マウス等の入力装置150を操作し
て、稼働停止コマンドの一つである特賞外停止コマンド
を選択する(ステップS404)と、CPU120はこ
れを受け付けて稼働停止処理を実行する(ステップS4
06)。さて、図5を参照してCPU120が実行する
この稼働停止処理を詳細に説明すると、まず、記憶装置
170に格納されている稼働状態フラグ編集テーブル1
74に記憶されているデータを初期化する(ステップS
500)。
【0047】次に、稼働停止データテーブル174を検
索して、ステップS404にて選択された特賞外停止コ
マンドに対応する稼働状態フラグ、出力エリア情報およ
びメッセージ情報を抽出し(ステップS502)、抽出
した稼働状態フラグ、出力エリア、および、メッセージ
情報をRAM130の所定領域に記憶する(ステップS
504)。次に、第3タイマ126に「2」をセットし
(ステップS506)、次いで、ステップS504にお
いてRAM130の所定領域に記憶した稼働状態フラ
グ、出力エリア情報、および、メッセージ情報を読み出
す(ステップS508)。
【0048】次に、遊技データテーブル172を検索し
て、台番号と、稼働中フラグ、特賞中フラグ、確変中フ
ラグおよび打止中フラグ等の稼働状態フラグを抽出する
(ステップS510)。なお、抽出された台番号と稼働
状態フラグとの関係は、図11(a)に示すようにな
る。
【0049】次に、稼働状態フラグ編集テーブル173
を検索して、台番号と、稼働中フラグ、特賞中フラグ、
確変中フラグおよび打止中フラグ等の稼働状態フラグを
抽出する(ステップS512)。なお、状態1の場合、
稼働状態フラグ編集テーブル173が初期化されている
のでデータは存在しない。次に、ステップS508で読
み出された稼働状態フラグの内の特賞中フラグを参照
し、ステップS510で検索した特賞中フラグが「0」
である台番号を検索する(ステップS514)。
【0050】図16は、台番号と稼働状態フラグである
特賞中フラグのみを示したものであり、特賞中フラグが
「0」である台番号は、「1」、「3」、「6」である
ことがわかる。次に、検索した台番号(「1」、
「3」、「6」)に対応した遊技機の稼働を停止する
(ステップS516)。具体的には、CPU120は、
台番号「1」、「3」、「6」の遊技機に通信ケーブル
400を介して稼働停止制御信号を与えると、これを受
け取った各遊技機の制御部310は遊技機の稼働停止制
御を行う。
【0051】次に、ステップS508で読み出されたメ
ッセージ情報を表示装置180に表示する(ステップS
518)。図14に示すようにメッセージ情報として
「現在、特賞外停止状態です。」といった文字情報がメ
ッセージ領域502に表示される。次に、ステップS5
10で抽出された台番号と稼働状態フラグを稼働状態フ
ラグ編集テーブル173のデータとして更新する(ステ
ップS520)。そして、第2タイマ124が0か否か
即ちタイムアウトしたか否かの判断を行う(ステップS
522)。判断の結果、第2タイマ124が0でない場
合には(ステップS522:No)、タイマアウトして
いないとして待機し、一方、第2タイマ124が0の場
合には(ステップS522:Yes)、タイムアウトし
たとして、ステップS506に戻る。以上説明した処理
が状態1において実行される処理である。
【0052】次に、状態2において実行される処理であ
るステップS506乃至ステップS522の説明をす
る。まず、第2タイマ124に「2」をセットし(ステ
ップS506)、RAM130の所定領域に記憶された
稼働状態フラグ、出力エリア情報、および、メッセージ
情報を読み出す(ステップS508)。なお、読み出さ
れた内容は、状態1で行われた処理(ステップS50
4)で記憶されたものである。
【0053】次に、遊技データテーブル172を検索し
て、台番号と、稼働中フラグ、特賞中フラグ、確変中フ
ラグおよび打止中フラグ等の稼働状態フラグを抽出する
(ステップS510)。なお、抽出された台番号と稼働
状態フラグとの関係は、図11(b)に示すようにな
る。次に、稼働状態フラグ編集テーブル173を検索し
て、台番号と、稼働中フラグ、特賞中フラグ、確変中フ
ラグおよび打止中フラグ等の稼働状態フラグを抽出する
(ステップS512)。なお、抽出された台番号と稼働
状態フラグの関係は図11(a)のようになる。
【0054】次に、ステップS508で読み出された稼
働状態フラグの内の特賞中フラグを参照して、ステップ
S510で検索した遊技データテーブル172の特賞中
フラグと、ステップS512で検索した稼働状態フラグ
編集テーブルの特賞中フラグとの比較を行い、所定条件
を満たす台番号の台番号の検索を行う(ステップS51
4)。より具体的に説明すると、遊技データテーブル1
73の特賞中フラグと稼働状態フラグ編集テーブル17
3の特賞中フラグとが相違している台番号の検索を行
う。
【0055】図17は、遊技データテーブル172の特
賞中フラグと稼働状態フラグ編集テーブル173の特賞
中フラグとの関係を示したものであり、遊技データテー
ブル172の特賞中フラグと稼働状態フラグ編集テーブ
ル173の特賞中フラグとが相違している台番号は
「2」、「3」、「5」である。
【0056】次に、検索した台番号(「2」、「3」、
「5」)に対応した遊技機の稼働を制御する(ステップ
S516)。このうち、台番号「2」、「5」に対応し
た遊技機の稼働を停止し、台番号「3」に対応した遊技
機を稼働する。なお、台番号「3」に対応した遊技機
は、状態1における稼働停止処理の実行により稼働を停
止され、その後に特賞となり、状態2における稼働停止
処理の実行直前では、特賞中であるので、稼働停止状態
から稼働状態するように制御動作が行われる。
【0057】次に、ステップS508で読み出されたメ
ッセージ情報を表示装置180に表示する(ステップS
518)。なお、メッセージ情報は、状態1の処理で表
示されたものと同じであるため、メッセージ領域502
に表示されるメッセージ情報(「現在、特賞外停止状態
です。」)の内容は変化しない。
【0058】次に、ステップS510で抽出された台番
号と稼働状態フラグを稼働状態フラグ編集テーブル17
3のデータとして更新する(ステップS520)。そし
て、第2タイマ124が0か否か即ちタイムアウトした
か否かの判断を行う(ステップS522)。判断の結
果、第2タイマ124が0でない場合には(ステップS
522:No)、タイマアウトしていないとして待機す
る。一方、第2タイマ124が0の場合には(ステップ
S522:Yes)、タイマアウトしたとしてステップ
S506に戻る。以上説明した処理が状態2において実
行される処理である。
【0059】次に、図6を参照してCPU120が行う
稼働状態表示処理について説明する。稼働状態表示処理
は、遊技機の稼働状態やその稼働状態にある遊技機台数
を表示装置180に表示をするための処理であり、上述
した稼働制御処理により、特賞状態以外の遊技機の稼働
を停止させた後の処理について説明する。なお、遊技機
の稼働状態およびその稼働状態にある遊技機台数は、表
示装置に常時表示され、上述した全台情報画面や稼働制
御画面といった画面においても表示されるようになって
いる。
【0060】まず、第3タイマ126に「2」をセット
する(ステップS600)。次に、RAM130の所定
領域に記憶された出力エリア情報を読み出す(ステップ
S508)。そして、遊技データテーブル172を検索
して、台番号と、稼働中フラグ、特賞中フラグ、確変中
フラグ、および、打止中フラグ等の稼働状態フラグを抽
出し(ステップS604)、抽出した稼働状態フラグを
フラグ毎にカウントする(ステップS606)。即ち、
各稼働状態フラグ毎に、フラグが「1」である総数を算
出する。
【0061】次に、読み出された出力エリア情報を参照
して、出力エリアを「稼働中」、「確変中」、「打止
中」に特定し、算出された総数と共に、特定した出力エ
リア(「稼働中」、「確変中」、「打止中」)と他の出
力エリア(「特賞中」、「確特中」)とを判別可能な態
様で表示する(ステップS608)。具体的には、図1
4に示すように、表示画面の下部の表示領域504配置
された遊技機の稼働状態およびその稼働状態にある遊技
機の台数が表示される出力エリアのうち特定された出力
エリア(「稼働中」、「確変中」、「打止中」)の外枠
を太字で表示し、他の出力エリア(「特賞中」、「確特
中」)と判別可能に表示される。この判別可能な出力態
様は、色違い表示や各種の強調表示でも良いことは言う
までもない。
【0062】次に、第3タイマ126が0か否か即ちタ
イムアウトしたか否かの判断を行う(ステップS61
0)。判断の結果、第3タイマ126が0でない場合に
は(ステップS610:No)、タイムアウトしていな
いとして待機し、一方、第3タイマ126が0の場合に
は(ステップS610:Yes)、タイムアウトしたと
してステップ600に戻る。以上が稼働状態表示処理で
ある。
【0063】以上説明してきたように、この実施の形態
によれば、CPU120は、いずれかのコマンドが指示
されるとこれを受け付け、稼働停止データテーブル17
4を参照して、受け付けたコマンドに対応する出力エリ
アを特定し、特定した出力エリアを他の出力エリアと判
別可能な出力態様で表示装置180に表示出力するの
で、所定条件で遊技機を稼働停止させることが指示され
た場合に、この指示によって稼働停止された遊技機の稼
働状態に関する情報やこの稼働状態にあった指示前後の
遊技機台数の推移等の情報を把握容易となる。
【0064】また、CPU120は、遊技データテーブ
ル172を参照して、受け付けたコマンドに対応する稼
働状態フラグを検索し、このフラグに対応する台番号も
参照して、検索した稼働状態フラグが所定条件を満たす
台番号を検索し、検索した台番号に対応した遊技機を稼
働停止させるので、所定条件で遊技機を稼働停止させる
ことが指示された場合に、この指示を受けて所望の遊技
機を稼働停止させることができる。
【0065】さらに、CPU120は、稼働停止データ
テーブル174のメッセージ情報を参照して、受け付け
たコマンドに対するメッセージを求め、求めたメッセー
ジを表示装置180に出力するので、操作者はどのよう
な指示を与えたかを容易に把握することができる。
【0066】以上説明してきた本発明の実施の形態で
は、表示装置180に表示出力する場合について説明し
てきたが、プリンタ190に印刷出力する場合において
も全く同様な出力処理を行うようにすることができる。
また、遊技データテーブル173、稼働状態フラグ編集
テーブル173、および、稼働停止データテーブル17
4を物理的に分離したものとしても良いし、分離したも
のでなくても良い。
【0067】また、この発明はパチンコ機のみならずパ
チスロ機や他のゲーム機のような各種の遊技機にも適用
可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲でそのプロ
グラム内容等を適宜変更可能であることは言うまでもな
い。さらに、この発明に係る処理の少なくとも一部を遊
技機管理装置100に予めインストールしておいたOS
やミドルウエアや他のアプリケーション等に実行させる
ようにしても良い。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、5に係
る発明によれば、コマンド指示手段によっていずれかの
コマンドが指示されるとこれを受け付け、対応関係情報
を参照して、受け付けたコマンドに対応する出力エリア
を特定し、特定した出力エリアを他の出力エリアと判別
可能な出力態様で出力手段に出力するので、所定条件で
遊技機を稼働停止させることが指示された場合に、この
指示によって稼働停止された遊技機の稼働状態に関する
情報やこの稼働状態にあった指示前後の遊技機台数の推
移等の情報を把握容易とすることが可能となるという効
果が得られる。
【0069】また、請求項2、6に係る発明によれば、
コマンドフラグ対応関係情報を参照して、受け付けたコ
マンドに対応する稼働状態フラグを検索し、識別子フラ
グ対応関係情報を参照して、検索した稼働状態フラグが
所定条件を満たす遊技機識別子を検索し、検索した遊技
機識別子に対応した遊技機を稼働停止させるので、所定
条件で遊技機を稼働停止させることが指示された場合
に、この指示を受けて所望の遊技機を稼働停止させるこ
とが可能となるという効果が得られる。
【0070】また、請求項3、7に係る発明によれば、
記憶手段のコマンドメッセージ対応情報を参照して、受
け付けたコマンドに対するメッセージを求め、求めたメ
ッセージを出力手段に出力するので、操作者はどのよう
な指示を与えたかを容易に把握することが可能になると
いう効果が得られる。
【0071】また、請求項4に係る発明によれば、停止
コマンドや特賞外停止コマンドや特賞確変外コマンドを
指示できるので、遊技場に配設された総ての遊技機を稼
働停止させることや特賞状態以外の状態にある遊技機を
稼働停止させることや特賞かつ確率変動状態以外の状態
にある遊技機を稼働停止させることを指示可能になると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である遊技機管理装置10
0を含むシステムの構成図である。
【図2】遊技機管理装置100が行う全台情報表示処理
を示すフローチャートである。
【図3】遊技機管理装置100が行う全台情報画面更新
処理を示すフローチャートである。
【図4】遊技機管理装置100が行う移動制御処理を示
すフローチャートである。
【図5】遊技機管理装置100が行う稼働停止処理を示
すフローチャートである。
【図6】遊技機管理装置100が行う稼働状態表示処理
を示すフローチャートである。
【図7】遊技データテーブル172の説明図である。
【図8】稼働状態フラグ編集テーブル173の説明図で
ある。
【図9】稼働停止データテーブル173の説明図であ
る。
【図10】稼働停止処理を示す説明図である。
【図11】遊技機管理装置100が行う処理を示す説明
図である。
【図12】表示画面例の説明図である。
【図13】表示画面例の説明図である。
【図14】表示画面例の説明図である。
【図15】表示画面例の説明図である。
【図16】遊技機管理装置100が行う処理を示す説明
図である。
【図17】遊技機管理装置100が行う処理を示す説明
図である。
【図18】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
100 遊技機管理装置 110 I/Oポート 120 CPU 122 第1タイマ 124 第2タイマ 126 第3タイマ 130 RAM 140 バス 150 入力装置 160 CDROMドライブ 170 記憶装置 171 遊技機管理プログラム記憶部 172 遊技データテーブル 173 稼働状態フラグ編集テーブル 174 稼働停止データテーブル 180 表示装置 190 プリンタ 200 CDROM 202 遊技機管理プログラム 300 遊技機 310 制御部 400 通信ケーブル

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技場に配設された複数の遊技機を管理
    する装置であって、 所定稼働状態にある遊技機を稼働停止させる旨のコマン
    ドを複数種類有していて、夫々のコマンドを個別に指示
    可能なコマンド指示手段と、 コマンド指示前の遊技機の稼働状態に関する情報を出力
    するための出力エリアを複数種類出力可能な出力手段
    と、 各コマンドと複数種類の出力エリアのうちの1以上のも
    のとの対応関係を示す対応関係情報を記憶する記憶手段
    と、 出力処理を行うための処理手段とを備え、 前記処理手段は、 前記コマンド指示手段によっていずれかのコマンドが指
    示されるとこれを受け付ける手段と、 前記記憶手段が記憶する前記対応関係情報を参照して、
    前記受け付けたコマンドに対応する出力エリアを特定す
    る手段と、 前記特定した出力エリアを他の出力エリアと判別可能な
    出力態様で前記出力手段に出力する手段と、を含むこと
    を特徴とする遊技機管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記記憶手段は、さらに、 前記複数種類のコマンドの夫々と遊技機の稼働状態を示
    す情報である複数種類の稼働状態フラグのうちの1以上
    のものとの対応関係を示すコマンドフラグ対応関係情
    報、および、遊技機識別子と前記複数種類の稼働状態フ
    ラグのうちの1以上のものとの対応関係を示す識別子フ
    ラグ対応関係情報を記憶し、 前記処理手段は、さらに、 前記記憶手段が記憶する前記コマンドフラグ対応関係情
    報を参照して、前記受け付けたコマンドに対応する稼働
    状態フラグを検索する手段と、 前記記憶手段が記憶する前記識別子フラグ対応関係情報
    を参照して、前記検索した稼働状態フラグが所定条件を
    満たす遊技機識別子を検索する手段と、 前記検索した遊技機識別子に対応した遊技機を稼働停止
    させる手段と、を含むことを特徴とする遊技機管理装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1および2のいずれかにおいて、 前記記憶手段は、さらに、 前記複数種類のコマンドの夫々とコマンドの内容を把握
    可能とするメッセージとを対応付けたコマンドメッセー
    ジ対応情報を記憶し、 前記処理手段は、さらに、 前記記憶手段が記憶する前記コマンドメッセージ対応情
    報を参照して、前記受け付けたコマンドに対するメッセ
    ージを求める手段と、 前記求めたメッセージを前記出力手段に出力する手段
    と、を含むことを特徴とする遊技機管理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2および3のいずれかにおい
    て、 前記複数種類のコマンドには、 遊技場に配設された総ての遊技機を稼働停止させること
    を指示するための停止コマンド、特賞状態以外の状態に
    ある遊技機を稼働停止させることを指示するための特賞
    外停止コマンド、および、特賞かつ確率変動状態以外の
    状態にある遊技機を稼働停止させることを指示するため
    の特賞確変外コマンド、のうちの少なくとも2つが含ま
    れることを特徴とする遊技機管理装置。
  5. 【請求項5】 遊技場に配設された複数の遊技機を管理
    する方法であって、 各コマンドと複数種類の出力エリアのうちの1以上のも
    のとの対応関係を示す対応関係情報を記憶手段に格納し
    ておき、 処理手段は、 所定稼働状態にある遊技機を稼働停止させる旨のコマン
    ドを複数種類有していて、夫々のコマンドを個別に指示
    可能なコマンド指示手段によって、いずれかのコマンド
    が指示されるとこれを受け付け、 前記記憶手段が記憶する前記対応関係情報を参照して、
    前記受け付けたコマンドに対応する出力エリアを特定
    し、 コマンド指示前の遊技機の稼働状態に関する情報を出力
    するための出力エリアを複数種類出力可能な出力手段
    に、前記特定した出力エリアを他の出力エリアと判別可
    能な出力態様で出力させることを特徴とする遊技機管理
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、さらに、 前記複数種類のコマンドの夫々と遊技機の稼働状態を示
    す情報である複数種類の稼働状態フラグのうちの1以上
    のものとの対応関係を示すコマンドフラグ対応関係情
    報、および、遊技機識別子と前記複数種類の稼働状態フ
    ラグのうちの1以上のものとの対応関係を示す識別子フ
    ラグ対応関係情報を、前記記憶手段に格納し、 前記処理手段は、さらに、 前記記憶手段が記憶する前記コマンドフラグ対応関係情
    報を参照して、前記受け付けたコマンドに対応する稼働
    状態フラグを検索し、 前記記憶手段が記憶する前記識別子フラグ対応関係情報
    を参照して、前記検索した稼働状態フラグが所定条件を
    満たす遊技機識別子を検索し、 前記検索した遊技機識別子に対応した遊技機を稼働停止
    させることを特徴とする遊技機管理方法。
  7. 【請求項7】 請求項5および6のいずれかにおいて、
    さらに、 前記複数種類のコマンドの夫々とコマンドの内容を把握
    可能とするメッセージとを対応付けたコマンドメッセー
    ジ対応情報を前記記憶手段に格納し、 前記処理手段は、さらに、 前記記憶手段が記憶する前記コマンドメッセージ対応情
    報を参照して、前記受け付けたコマンドに対するメッセ
    ージを求め、 前記求めたメッセージを前記出力手段に出力することを
    特徴とする遊技機管理方法。
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