JP3001707U - 金属判別装置 - Google Patents
金属判別装置Info
- Publication number
- JP3001707U JP3001707U JP1994001592U JP159294U JP3001707U JP 3001707 U JP3001707 U JP 3001707U JP 1994001592 U JP1994001592 U JP 1994001592U JP 159294 U JP159294 U JP 159294U JP 3001707 U JP3001707 U JP 3001707U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- sensor
- eddy current
- current sensor
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- Expired - Lifetime
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 渦電流式センサーを使用し、金属の種類及び
金属とセンサーの距離の違いによって発生する異なる磁
界を数値表示し、標準値と比較判別することにより、金
属の形状を破壊することなく、金属の種類を判別でき
る。特に純金の判別を安価で短時間に行うことができ
る。 【構成】 渦電流式センサーと対象金属片の距離を一定
に保てるように固定または通過させ、金属の種類によっ
て変化する電気信号の違いを連続で検出し、その検出さ
れた電気信号を表示または演算し、金属の標準値と比較
して金属の種類を判別することを特徴とする金属判別装
置である。
金属とセンサーの距離の違いによって発生する異なる磁
界を数値表示し、標準値と比較判別することにより、金
属の形状を破壊することなく、金属の種類を判別でき
る。特に純金の判別を安価で短時間に行うことができ
る。 【構成】 渦電流式センサーと対象金属片の距離を一定
に保てるように固定または通過させ、金属の種類によっ
て変化する電気信号の違いを連続で検出し、その検出さ
れた電気信号を表示または演算し、金属の標準値と比較
して金属の種類を判別することを特徴とする金属判別装
置である。
Description
【０００１】
この考案は、各種金属の判別、特に純金を判別する装置に関するものである。
【０００２】
従来、各種金属の成分分析は化学的方法により分析し、判別を行っていた。
【０００３】
これは次のような課題があった。 （イ）金属の種類を判別するためには、特殊で高額な装置が必要であったため、 容易に購入することが出来なかった。 （ロ）前項の装置は、大型で容易に持ち運び出来るものではなかった。 （ハ）金属の種類を判別するために測定時間が多くかかり、多量の判別を短時間 で行うことが困難であった。 （ニ）金属の判別、特に純金の判別装置が一般に普及していないため、純金が本 物であるかどうかの判別が困難で、偽物を本物として売買される場合があり、売 買される純金の偽造などの社会問題が発生していた。 本考案は、これらの課題を除くためになされたものである。
【０００４】
金属の判別、特に高価な純金を本物であるかどうかを容易に判別するため、渦 電流式センサー１の下面に規定の隙間をおいて被判別金属片６を搭載し、連続的 に供給できる搬送コンベア５を設置する。被判別金属片６の種類によって異なる 電気信号を、センサーアンプ２を介したセンサーカウンタ３の数値表示を標準値 と比較判断し、より安価で短時間に金属の種類を判別する。 本考案は、以上のような構成よりなる金属判別装置である。
【０００５】
【作用】 渦電流式センサー１と測定する被判別金属片６の間に規定の隙間をおいて、金 属の種類によって異なる磁界が発生し、その変化をセンサーアンプ２を介して異 なる電気信号としてセンサーカウンタ３に受けとり、異なる電気信号を異なる任 意の数値として表示することにより、金属の種類を判別することができる。
【０００６】
以下、本案の実施例について説明する。 （イ）取り付け台４に渦電流式センサー１をとりつける。 （ロ）渦電流式センサー１とセンサーアンプ２を接続し、センサーアンプ２の出 力電気信号をセンサーカウンタ３に接続する。 （ハ）金属を連続で判別しようとするものは、渦電流式センサー１の下を水平に 通過できるように、搬送コンベア５を設置し、金属を連続で判別する必要のない ものは、渦電流式センサー１の下に定盤を設置し、被判別金属片６の供給を人手 によって行う。 （ニ）搬送コンベア５または定盤の上に搭載された被判別金属片６と渦電流式セ ンサー１の隙間を規定寸法にセットする。 （ホ）搬送コンベア５により通過してくる被判別金属片６が渦電流式センサー１ の真下にきたときに検出できるように、検出センサー７を固定する。 （ヘ）検出センサー７の電気信号をセンサーカウンタ３に接続し、検出センサー ７がＯＮの状態に、センサーカウンタ３が測定するように調整する。
【０００７】
本考案を使用するとき、高額な分析装置を必要とせず、容易に金属の判別を 行うことができる。 装置がコンパクトで、分割可能なため容易に運搬ができる。 判別に必要な測定時間が短時間で行えるため、より多量の金属片を連続で判 別できる。 金属の判別、特に純金の判別が容易に行えるため、純金として売買される偽 物の流通を未然に防止し、売買に関する社会問題を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の斜視図である。
１ 渦電流式センサー ２ センサーアンプ ３ センサーカウンタ ４ 取り付け台 ５ 搬送コンベア ６ 被判別金属片 ７ 検出センサー
Claims (1)
- 【請求項１】 渦電流式センサー１を上下スライド可能
な取り付け台４に固定し、渦電流式センサー１とセンサ
ーアンプ２を接続し、センサーアンプ２の出力電気信号
をセンサーカウンタ３に接続して、渦電流式センサー１
の下方を通過できるように搬送コンベア５を固定し、搬
送コンベア５に搭載された被判別金属片６の通過を確認
する検出センサー７を取り付けてなる金属判別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1994001592U JP3001707U (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 金属判別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1994001592U JP3001707U (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 金属判別装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3001707U true JP3001707U (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=43137683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1994001592U Expired - Lifetime JP3001707U (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 金属判別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3001707U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102075564B1 (ko) * | 2019-04-19 | 2020-02-10 | 주식회사 모든 | 높이 조절이 가능한 전자기 유도 기반의 금속 검출기 및 금속 검출 방법 |
-
1994
- 1994-03-04 JP JP1994001592U patent/JP3001707U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102075564B1 (ko) * | 2019-04-19 | 2020-02-10 | 주식회사 모든 | 높이 조절이 가능한 전자기 유도 기반의 금속 검출기 및 금속 검출 방법 |
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