JP3001491B2 - 油圧回路 - Google Patents

油圧回路

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JP3001491B2
JP3001491B2 JP10024129A JP2412998A JP3001491B2 JP 3001491 B2 JP3001491 B2 JP 3001491B2 JP 10024129 A JP10024129 A JP 10024129A JP 2412998 A JP2412998 A JP 2412998A JP 3001491 B2 JP3001491 B2 JP 3001491B2
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昇時 西坂
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧回路に関する
ものであり、とくに油圧回路における戻り油の配管抵抗
と管内流速の改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】油圧回路に利用される配管は、流通する
作動油の粘性、圧力、流量、管内流速や配管抵抗などを
考慮して、内径、肉厚、材質が決定される。石油系作動
油の場合、推奨される粘度範囲において、アクチュエー
タに供給される高圧側の管内流速は2.5〜6m/s、
アクチュエータから排出される低圧側の管内流速は、高
圧側の管内流速の約1/2程度(1.5〜4m/s)とさ
れている。配管が非常に長い場合には、一般に高圧側の
管内流速は4m/s以下とすることが望ましいとされて
いる。
【0003】配管中を流れる作動油の流れが一方向であ
れば、低圧側の配管の内径を、高圧側の配管の内径より
も大きくすることで、低圧側の管内流速を抑えることが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示すように、正逆両方向に作動可能なアクチュエータ(3
0)を具えた油圧回路(10)では、方向制御弁(50)によって
作動油の流れ方向が正逆反転し、高圧側と低圧側が入れ
替わる。つまり、配管の一方が高圧側、他方が低圧側と
定まっているわけではないので、配管の内径を予め変え
ておくことによって高圧側と低圧側を区別することはで
きない。
【0005】また、大型の建設機械、例えばオーガ掘削
機、杭打機などでは、油圧モータ、油圧シリンダ装置な
どのアクチュエータ(30)が長さ数〜数十メートルのリー
ダに昇降可能な状態で取り付けられており、ポンプ(20)
やタンク(40)からアクチュエータ(30)までの距離も数〜
十数メートル離れてしまう(図3中の配管中の省略部分
が数〜十数メートルに相当する)。このような装置で
は、一般に正逆両方向に作動可能なアクチュエータ(30)
が使用されているから、高圧側と低圧側の配管内径が同
じであると、とくに低圧側の配管における戻り油の配管
抵抗が増大して、ポンプ(20)に大きな負荷がかかった
り、油圧回路の効率や性能が大きく低下してしまう問題
があった。
【0006】本発明の目的は、低圧側の配管抵抗の低減
と、戻り油の管内流速の改善を図るとともに、効率、性
能を向上させることのできる油圧回路を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の油圧回路(10)は、アクチュエータ(30)から
排出された戻り油を、2経路でタンク(40)に戻すように
したものである。
【0008】本発明の油圧回路(10)は、作動油を送出す
るポンプ(20)と、作動油が流通する第1配管(32)及び第
2配管(34)が夫々接続され、作動油の供給を受けて正又
は逆方向に切り換えて作動可能なアクチュエータ(30)
と、作動油を貯えるタンク(40)と、ポンプ(20)に連繋さ
れたポンプポート(52)及びタンク(40)に連繋された第1
共通戻り管(42)を、前記第1配管(32)と第2配管(34)へ
夫々切り換え可能に連繋する弁機構であって、ポンプポ
ート(52)を第1配管(32)へ連通させると共に、第1共通
戻り管(42)を第2配管(34)へ連通させる第1切換位置
と、ポンプポート(52)と第2配管(34)を連通させると共
に第1共通戻り管(42)を第1配管(32)へ連通させる第2
切換位置を有する方向制御弁(50)と、を具える油圧回路
において、アクチュエータ(30)の第1配管(32)側のポー
ト(33)に連通した第1戻り管(36)と、アクチュエータ(3
0)の第2配管(34)側のポート(35)に連通した第2戻り管
(38)と、第1戻り管(36)及び第2戻り管(38)を、タンク
(40)に連繋された第2共通戻り管(44)へ切り換え可能に
連繋する戻り管切換弁(60)を具えてなる。
【0009】第1戻り管(36)、第2戻り管(38)は、夫々
第1配管(32)、第2配管(34)から分岐して配設してもよ
いし、第1配管(32)側のポート(33)、第2配管側のポー
ト(35)に直接接続してもよい。戻り管(36)(38)を配管(3
2)(34)から分岐させる場合、分岐点は、できるだけアク
チュエータ(30)から近い位置に設けることが望ましい。
【0010】前記戻り管切換弁(60)は、方向制御弁(50)
が第1切換位置にあるときには、第2配管(34)を第2共
通戻り管(44)へ連通し、方向制御弁(50)が第2切換位置
にあるときには、第1配管(32)を第2共通戻り管(44)へ
連通するように切換制御を行なう。
【0011】
【作用】方向制御弁(50)が第1切換位置にあるときに
は、第2戻り管(38)と第2共通戻り管(44)が連通するよ
うに戻り管切換弁(60)を切り換えて、第2配管(34)と第
2共通戻り管(44)を第2戻り管(38)を介して連通させ
る。その結果、戻り油の排出経路が、第2配管(34)から
第1共通戻り管(42)を通ってタンク(40)に至る経路と、
第2戻り管(38)、第2共通戻り管(44)を通ってタンク(4
0)に至る経路の2経路となり、戻り油の配管抵抗と管内
流速を低減できる。
【0012】また、方向制御弁(50)が第2切換位置にあ
るときには、第1戻り管(36)と第2共通戻り管(44)が連
通するように戻り管切換弁(60)を切り換え、第1配管(3
2)と第2共通戻り管(44)を第1戻り管(36)を介して接続
する。その結果、戻り油の排出経路が、第1配管(32)か
ら第1共通戻り管(42)を通ってタンク(40)に至る経路
と、第1戻り管(36)、第2共通戻り管(44)を通ってタン
ク(40)に至る経路の2経路となり、戻り油の配管抵抗と
管内流速を低減できる。
【0013】上記のとおり、戻り油の排出を2経路とす
ることにより、戻り油の配管抵抗と管内流速の低減を図
ることができる。低圧側の配管抵抗及び管内流速を低減
できるから、油圧回路(10)の効率と性能の向上を達成で
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明の油圧回
路(10)を示す図である。油圧回路(10)は、ポンプ(20)、
アクチュエータ(30)、タンク(40)と、アクチュエータ(3
0)への作動油の流れを正逆切り換える方向制御弁(50)
と、アクチュエータ(30)から排出された作動油の一部を
タンク(40)に排出する戻り管切換弁(60)を具える。
【0015】ポンプ(20)は、原動機、モータ(22)などか
ら駆動力を受けて作動し、作動油をタンク(40)から方向
制御弁(50)を介してアクチュエータ(30)に送り出す。
【0016】方向制御弁(50)は、ポンプ(20)に接続され
るポンプポート(52)と、タンク(40)に第1共通戻り管(4
2)を介して接続される第1タンクポート(54)と、後記す
るアクチュエータ(30)に接続される第1ポート(56)と第
2ポート(58)を具え、図1に示すごとく、ポンプポート
(52)と第1ポート(56)を連通すると共に第1タンクポー
ト(54)と第2ポート(58)を連通する第1切換位置と、図
2に示すごとく、ポンプポート(52)と第2ポート(58)を
連通すると共に第1タンクポート(54)と第1ポート(56)
を連通する第2切換位置の少なくとも2位置をとること
のできる弁機構である。方向制御弁(50)は、電磁操作弁
を用いることができる。
【0017】アクチュエータ(30)は、作動油の供給及び
排出を行なう第1入出力ポート(33)と第2入出力ポート
(35)を具え、前記方向制御弁(50)の第1ポート(56)、第
2ポート(58)に第1配管(32)、第2配管(34)を介して接
続される。アクチュエータ(30)は、何れかの配管(32)(3
4)から作動油の供給を受け、他方の配管から作動油を排
出して、正逆両方向に作動する。この種アクチュエータ
(30)として、正逆回転可能な油圧モータ、複動型シリン
ダ装置を挙げることができる。
【0018】第1配管(32)、第2配管(34)には、各々第
1戻り管(36)、第2戻り管(38)が接続されており、第1
戻り管(36)及び第2戻り管(38)の他端は、それぞれ戻り
管切換弁(60)に接続されている。なお、図示はしない
が、第1戻り管(36)、第2戻り管(38)を、夫々第1入出
力ポート(33)、第2入出力ポート(35)に直接接続しても
よい。戻り管切換弁(60)は、上記第1戻り管(36)、第2
戻り管(38)が接続される第1戻りポート(62)、第2戻り
ポート(64)、また、タンク(40)に第2共通戻り管(44)を
介して接続される第2タンクポート(66)とを具えてお
り、図1及び図2に示すように、第2タンクポート(66)
は、第1戻りポート(62)又は第2戻りポート(64)と切換
接続可能となっている。
【0019】第1配管(32)と第2配管(34)は、アクチュ
エータ(30)に供給される作動油の通る配管が高圧側とな
り、アクチュエータ(30)から排出される戻り油の通る配
管が低圧側となるから、第1配管(32)と第2配管(34)と
の作動油の圧力差を利用して、戻り管切換弁(60)に油圧
パイロット式の切換弁を用いることができる。この場
合、戻り管切換弁(60)は、第1配管(32)が高圧側になっ
たときには、第2戻り管(38)が第2タンクポート(66)と
連通し、第2配管(34)が高圧側になったときには、第1
戻り管(36)が第2タンクポート(66)と連通するように設
定する。なお、戻り管切換弁(60)は、電磁操作式のもの
などを用いてもよいことは勿論である。
【0020】タンク(40)は、ポンプ(20)と、前記方向制
御弁(50)の第1タンクポート(54)、戻り管切換弁(60)の
第2タンクポート(66)に連通しており、アクチュエータ
(30)から排出された作動油を貯え、ポンプ(20)に作動油
を供給する。
【0021】以下、本発明の油圧回路(10)の作動油の流
れについて説明する。第1配管(32)からアクチュエータ
(30)に作動油を供給する場合について説明する。まず、
方向制御弁(50)を図1に示すように、第1切換位置に切
り換えて、ポンプポート(52)と第1ポート(56)、第1タ
ンクポート(54)と第2ポート(58)を夫々連通させる。こ
の状態で、ポンプ(20)を作動させると、第1配管(32)を
介して第1入出力ポート(33)からアクチュエータ(30)に
作動油が供給され、アクチュエータ(30)が作動する。ア
クチュエータ(30)の第2入出力ポート(35)から排出され
た作動油(戻り油)は、第2配管(34)を通って第1共通戻
り管(42)からタンク(40)に排出される。アクチュエータ
(30)に供給される作動油は、上述のとおり、アクチュエ
ータ(30)から排出される戻り油よりも高圧であるから、
戻り管切換弁(60)は、第2戻り管(38)を第2タンクポー
ト(66)に接続し、第2戻り管(38)が第2共通戻り管(44)
に連通するよう切り換えられる。第2戻り管(38)が第2
共通戻り管(44)と連通すると、戻り油の排出経路が、第
2配管(34)から第1共通戻り管(42)を通ってタンク(40)
に至る経路と、第2配管(34)から第2戻り管(38)、第2
共通戻り管(44)を通ってタンク(40)に至る経路の2経路
となり、戻り油の配管抵抗と管内流速を低減できる。
【0022】つぎに、第2配管(34)からアクチュエータ
(30)に作動油を供給する場合について説明する。まず、
方向制御弁(50)を図2に示すように、第2切換位置に切
り換えて、ポンプポート(52)と第2ポート(58)、第1タ
ンクポート(54)と第1ポート(56)を夫々連通させる。こ
の状態で、ポンプ(20)を作動させると、第2配管(34)を
介して第2入出力ポート(35)からアクチュエータ(30)に
作動油が供給され、アクチュエータ(30)が上記とは逆方
向に作動する。アクチュエータ(30)の第1入出力ポート
(33)から排出された戻り油は、第1配管(32)を通って第
1共通戻り管(42)からタンク(40)に排出される。アクチ
ュエータ(30)に供給される作動油は、アクチュエータ(3
0)から排出される戻り油よりも高圧であるから、戻り管
切換弁(60)は、第1戻り管(36)を第2タンクポート(66)
と接続し、第1戻り管(36)が第2共通戻り管(44)に連通
するように切り換えられる。第1戻り管(36)が第2共通
戻り管(44)と連通すると、戻り油の排出経路が、第1配
管(32)から第1共通戻り管(42)を通ってタンク(40)に至
る経路と、第1配管(32)から第1戻り管(36)、第2共通
戻り管(44)を通ってタンク(40)に至る経路の2経路とな
り、戻り油の配管抵抗と管内流速を低減できる。
【0023】なお、上記油圧回路(10)において、第1戻
り管(36)、第2戻り管(38)を直接入出力ポート(33)(35)
に接続した場合、第2共通戻り管(44)を通ってタンク(4
0)に至る戻り油の経路は、第1配管(32)、第2配管(34)
を通らず、アクチュエータ(30)から直接第1戻り管(3
6)、第2戻り管(38)を通って、第2共通戻り管(44)から
タンク(40)に至る経路となる。
【0024】本発明の油圧回路(10)において、アクチュ
エータ(30)から排出される戻り油の管内流速を、アクチ
ュエータ(30)に供給される作動油の管内流速の約1/2
程度に設定する場合には、第1配管(32)、第2配管(3
4)、第1戻り管(36)、第2戻り管(38)及び第2共通戻り
管(44)の内径をほぼ同じに設定すればよい。このよう
に、同じ内径の配管を用いることによって、高圧側の管
内流速を2.5〜6m/sの範囲内で設定したときに、
低圧側の管内流速を1.5〜4m/sの範囲内に抑える
ことができる。
【0025】なお、方向制御弁(50)として、2位置弁だ
けでなく、中立位置を有する3位置弁などを用いてもよ
い。この場合、中立位置にて、すべてのポートを閉じる
オールポートブロック形の弁や、ポンプポートを閉じる
ポンプポートブロック形の弁や、ポンプポートと第1タ
ンクポートを接続するセンタバイパス形の弁などを用い
ることができる。オートブロック形の弁や、ポンプポー
トブロック形の弁を用いた場合には、ポンプ(20)とポン
プポート(52)との間にリリーフ弁(図示せず)を設ける
と、アクチュエータ(30)の停止や作動方向の切換えの際
に、方向制御弁(50)を中立位置に切り換えるだけで、ポ
ンプ(20)を停止させる必要はない。
【0026】また、油圧回路(10)には、必要に応じて、
適宜フィルタ(70)(70)、オイルクーラーなどを取り付け
てもよい。
【0027】本発明の油圧回路(10)は、戻り油の管内流
速及び配管抵抗の低減を達成できるから、ポンプ(20)や
タンク(40)からアクチュエータ(30)までの距離が離れて
いる装置(図1及び図2の配管省略部分が相当する)への
利用に特に適している。その種装置として、オーガ掘削
機、杭打機等を挙げることができ、本発明をリーダに昇
降可能に配備される油圧モータ、油圧シリンダ装置など
のアクチュエータを作動させる油圧回路に適用すると、
アクチュエータ(30)とタンク(40)を結ぶ配管の内径を小
さくでき、配管の軽量化、ポンプ(20)の小型化、また、
昇降部分を駆動させる負荷の低減等を達成できる。ま
た、戻り管切換弁(60)として、油圧パイロット式の切換
弁を用いると、弁の作動に電気的な配線を不要とするこ
とができる利点がある。
【0028】
【発明の効果】本発明の油圧回路(10)によれば、戻り油
の配管抵抗を配管の内径を変えることなく低減させ、配
管圧力の低減を図ることができ、油圧回路(10)の効率、
性能の向上を達成できる。従って、正逆両方向に作動可
能なアクチュエータ(30)の駆動用の油圧回路(10)に適用
すると、配管抵抗を考慮した配管径の決定が容易とな
り、また、内径の大きい配管が不要となるため、装置の
簡素化、小型化を達成できる。また、戻り管切換弁(60)
として、油圧パイロット式の切換弁を用いると、弁の作
動に電気的な配線を不要とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の油圧回路を示す説明図であって、方向
制御弁を第1切換位置に切り換えた状態を示す図であ
る。
【図2】本発明の油圧回路を示す説明図であって、方向
制御弁を第2切換位置に切り換えた状態を示す図であ
る。
【図3】従来の油圧回路を示す説明図である。
【符号の説明】
(10) 油圧回路 (20) ポンプ (30) アクチュエータ (32) 第1配管 (34) 第2配管 (36) 第1戻り管 (38) 第2戻り管 (40) タンク (42) 第1共通戻り管 (44) 第2共通戻り管 (50) 方向制御弁 (60) 戻り管切換弁

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動油を送出するポンプ(20)と、 作動油が流通する第1配管(32)及び第2配管(34)が夫々
    接続され、作動油の供給を受けて正又は逆方向に切り換
    えて作動可能なアクチュエータ(30)と、 作動油を貯えるタンク(40)と、 ポンプ(20)に連繋されたポンプポート(52)及びタンク(4
    0)に連繋された第1共通戻り管(42)を、前記第1配管(3
    2)と第2配管(34)へ夫々切り換え可能に連繋する弁機構
    であって、ポンプポート(52)を第1配管(32)へ連通させ
    ると共に、第1共通戻り管(42)を第2配管(34)へ連通さ
    せる第1切換位置と、ポンプポート(52)と第2配管(34)
    を連通させると共に第1共通戻り管(42)を第1配管(32)
    へ連通させる第2切換位置を有する方向制御弁(50)と、 を具える油圧回路において、 アクチュエータ(30)の第1配管(32)側のポート(33)に連
    通した第1戻り管(36)と、 アクチュエータ(30)の第2配管(34)側のポート(35)に連
    通した第2戻り管(38)と、 第1戻り管(36)及び第2戻り管(38)を、タンク(40)に連
    繋された第2共通戻り管(44)へ切り換え可能に連繋する
    戻り管切換弁(60)を具えており、 戻り管切換弁(60)は、前記方向制御弁(50)が第1切換位
    置にあるときには、第2配管(34)を第2共通戻り管(44)
    へ連通し、方向制御弁(50)が第2切換位置にあるときに
    は、第1配管(32)を第2共通戻り管(44)へ連通するよう
    に切換制御することにより、戻り油を第1又は第2配管
    (32)(34)と、第2共通戻り管(44)の2経路によってタン
    ク(40)に戻すことを特徴とする油圧回路。
  2. 【請求項2】 第1戻り管(36)は、第1配管(32)から分
    岐して配設され、第2戻り管(38)は、第2配管(34)から
    分岐して配設される請求項1に記載の油圧回路。
  3. 【請求項3】 第1戻り管(36)は、第1配管(32)側のポ
    ート(33)に直接接続され、第2戻り管(38)は、第2配管
    (34)側のポート(35)に直接接続される請求項1に記載の
    油圧回路。
  4. 【請求項4】 戻り管切換弁(60)は、油圧パイロット式
    の切換弁である請求項1乃至請求項3の何れかに記載の
    油圧回路。
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