JP3001424U - 分光光度計 - Google Patents

分光光度計

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JP3001424U
JP3001424U JP1994001200U JP120094U JP3001424U JP 3001424 U JP3001424 U JP 3001424U JP 1994001200 U JP1994001200 U JP 1994001200U JP 120094 U JP120094 U JP 120094U JP 3001424 U JP3001424 U JP 3001424U
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lid
specific gravity
spectrophotometer
sample chamber
plastic material
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JP1994001200U
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修 安藤
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラスチック一体成型品の蓋がもつ長所を損
なうことなく、さらにより高級感を加えたスライド開閉
式試料室を有する分光光度計を提供することを目的とす
る。 【構成】 スライド開閉式の試料室の蓋を高比重プラス
チック材料で形成した分光光度計であり、また、その高
比重プラスチック材料の比重は2.0乃至3.0の範囲
が好ましい。さらに、取手を含めて試料室の蓋を高比重
プラスチック材料で一体成型した分光光度計である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、分光光度計における試料室の蓋の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
分光光度計における試料室の蓋には、従来より、図2に示すスライド開閉式と 丁番開閉式(図示せず)の二種類がある。このうち、スライド開閉式のものでは 開閉時にスペースをとらないこと、開けた状態を容易に保てること(丁番開閉式 のものにあっては閉じる方向に倒れるおそれがある。)などから広く採用されて いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、スライド開閉式の試料室では、蓋をスライド可能に支承しなければな らず、蓋及びその周辺の構造が複雑になっていた。このため蓋及びスライド機構 の一部を一体プラスチック成型することが試みられており、この方法によれば、 機構の大幅な簡略化が可能となる。
【0004】 ところが、一般に、試料室蓋は薄板状であり、通常のプラスチック材料で成型 すると開閉時の重量感に乏しく、商品イメージを損なうという問題点があった。 本考案は、プラスチック一体成型品の蓋がもつ長所を損なうことなく、さらに より高級感を加えたスライド開閉式試料室を有する分光光度計を提供することを 目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の分光光度計においては、スライド開閉式 の試料室の蓋を高比重プラスチック材料で形成したものである。また、その高比 重プラスチック材料の比重は2.0乃至3.0の範囲が好ましい。さらに、取手 を含めて試料室の蓋を高比重プラスチック材料で一体成型したものである。
【0006】
【作用】
上記のように構成された分光光度計の試料室の蓋にあっては、アルミニウムに 匹敵する比重を有し、この重量が蓋開閉時における適当な抵抗となって高級感を 生むのに役立つ。
【0007】
【実施例】
本考案の分光光度計の実施例について図面を参照して説明するに、図1におい て、セルホルダー5などが装置さられる試料室6は、取手1を含めて一体成型さ れた蓋3が本体カバー2の内側に収納されて、前後のガイドレール4f、4rに 沿ってスライド式に開閉する構造である。特にこの実施例では、蓋3をガイドレ ール4f、4rに乗せただけの構造にしてスライド機構の簡素化を図っている。 この取手1及び蓋3は高比重プラスチックによって射出一体成型されている。 高比重プラスチック材料としては、たとえば、ミネラルを高充填したPBT樹脂 (日本GEプラスチック社など)やナイロン系の樹脂が知られている。これらの 材料は比重が約2.4であり、ほぼアルミニウムに近い重量をもっている。
【0008】 また、高比重プラスチック材料は、一般に結晶性のプラスチックであるので、 複雑な形状の一体成型に適しているほか、摺動性のも優れており、取手1やスラ イド機構の一部を含んだ一体成型に適している。さらに、外観は通常のプラスチ ック材料と大差なく、塗装なしで十分外観部品として用いることができる。
【0009】 なお、蓋3をアルミニウム材料を用いてダイキャストや板金加工で製作するこ とも考えられるが、いずれの場合にも蓋が外観部品であることから、あと仕上げ や塗装が必要になり、また、材料自体の摺動性も十分でないため、スライド機構 に多くの別部品を必要とする。
【0010】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、比重が約1.0の通常の プラスチック材料で蓋を成型した場合におけるガタやスライドの引っ掛かり(軽 すぎるためにこのようなことが起こる。)を生じることなく、特に、実施例のよ うに単に蓋をガイドレールに乗せただけの構造であっても、蓋の動作を確実に行 わせることができる。勿論、試料室の蓋のスライド機構の大幅な簡略化が可能と なり、高級感を損なうこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の要部縦断面図である。
【図2】本考案実施例の外観斜視図である。
【符号の説明】
1…取手 2…本体カバー 3…蓋 4f、4r…ガイドレール 5…セルホルダー 6…試料室

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライド開閉式の試料室蓋を有し、この
    蓋を高比重プラスチック材料で形成したことを特徴とす
    る分光光度計。
  2. 【請求項2】 高比重プラスチック材料の比重が2.0
    乃至3.0であることを特徴とする請求項1記載の分光
    光度計。
  3. 【請求項3】 取手を含めて試料室蓋を高比重プラスチ
    ック材料で一体成型したことを特徴とする分光光度計。
JP1994001200U 1994-02-25 1994-02-25 分光光度計 Expired - Lifetime JP3001424U (ja)

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