JP3001233U - 装着部材付きアクセサリー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】飲料入りコップや缶、携帯電話に確実、かつ、
容易に取り付けられ持つ人を美しくファッショナブルに
見せることができる装着部材付きアクセサリーを提供す
る。 【構成】造花やファンシーグッズ等の装飾品を有し且つ
一部にはその装飾品を一体に取り付けておくために設け
られた取付部２とその取付部に枢着されて、上記装飾品
を折り畳み可能に収納するための連結部３とこの連結部
に連繋され、コップや携帯電話等の外周部の形状に応じ
て取り付け可能に形成され、かつ、スプリング効果を持
たせた状態で弾持する弾性部材にて形成された装着部材
とから構成されている。普段はコンパクトに折り畳んで
持ち歩け、コップや携帯電話等に取り付けるときは、コ
ップや携帯電話等の外周部の形状に応じて取り付け可能
に形成され、スプリング効果を持たせた状態で弾持する
弾性部材にて形成された装着部材に挿入する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、飲料入りコップや缶、或いは携帯電話等を携帯する際に使用される 装着部材付きアクセサリーに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

最近は、外食産業の発達とともに女子学生などは、道路を歩きながら飲料入り コップや缶等の飲物を飲む風景が盛んに見られるようになった。 その際には、直接片手で飲料入りコップや缶等の容器を握り、もう一方の手で 容器内の飲料をストローを使用して飲むような構造になっている。 すなわち、飲料入りコップや缶等内の容器に入っている飲料を飲む場合に使用 されているコップや缶は、歩きながらでも容器内の中の飲料をいかに飲みやすく するかについての工夫がなされていた。 また、携帯電話機の発達とともに街頭で電話をする姿が盛んに見られるように なってきたにもかかわらず、その携帯電話機の機能の改良とコンパクト化のみが 追求されていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、コップや缶を持って、道路を歩きながらコップや缶の中の飲料 を飲んだり、或いは、携帯電話で道路を歩きながら会話したりする姿は、みっと もないばかりか殺風景でもあり、とてもファッショナブルであるとは言えなかっ た。 本考案は、上記課題を解決するためになされたもので、その目的とするところ は、飲料入りコップや缶、或いは携帯電話に確実、かつ、容易に取り付けられる とともに、それらのコップや缶、或いは携帯電話を持つ人を美しくファッショナ ブルに見せ、しかもそれらを持つ若い女性達の雰囲気を和らげ、更に遊び感覚を 加味させることができる装着部材付きアクセサリーを提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を解決するため、「請求項１」記載の考案では、造花やファンシーグ ッズ等の装飾品を有するとともに、一部にその装飾品を一体に取り付けておくた めに設けられた取付部と、 その取付部に枢着されて、上記装飾品を折り畳み可能に収納するための連結部 と、 この連結部に連繋され、コップや携帯電話等の外周部の形状に応じて取り 付け可能に形成され、かつ、スプリング効果を持たせた状態で弾持する弾性部材 にて形成された装着部材と、 から構成されたことを特徴とする。

【０００５】

【作用】

上記構成よりなる「請求項１」記載の本考案によれば、造花やファンシーグッ ズ等の装飾品を有するとともに、一部にはその装飾品を一体に取り付けておくた めに設けられた取付部とその取付部に枢着されて、上記装飾品を折り畳み可能に 収納するための連結部とこの連結部に連繋され、コップや携帯電話等の外周部の 形状に応じて取り付け可能に形成され、かつ、スプリング効果を持たせた状態で 弾持する弾性部材にて形成された装着部材とから構成されているため、普段はコ ンパクトに折り畳んで持ち歩け、コップや携帯電話等に取り付けるときは、コッ プや携帯電話等の外周部の形状に応じて取り付け可能に形成され、かつ、スプリ ング効果を持たせた状態で弾持する弾性部材にて形成された装着部材に挿入する だけで確実に取り付けられ、しかも取付部の造花やファンシーグッズ等の装飾品 により、それらのコップや缶、或いは携帯電話を美しくファッショナブルに見せ るとともに、それらを持つ若い女性達の雰囲気を和らげ、更に遊び感覚を加味さ せることができる。

【０００６】

【実施例】

以下に本考案に係る装着部材付きアクセサリーの一実施例を図面に基づいて説 明する。 図１は本考案に係る装着部材付きアクセサリーを飲料用コップに取り付けた使 用状態を示す正面図、図２は図１で示した本考案装着部材付きアクセサリーを飲 料用コップに取り付けた使用状態を示す側面図、図３は本考案に使用する装着部 材付きアクセサリーの要部平面図、図４は装着部材付きアクセサリーの取付部を 示す一部切り欠き側面図、図５は本考案装着部材付きアクセサリーを携帯電話に 使用した第２実施例を示す斜視図、図６は図５で示した装着部材付きアクセサリ ーの側面図、図７は図６で示した装着部材付きクセサリーの要部平面図、図８は 本考案装飾品付きアクセサリーを携帯電話に取り付けた第３実施例を示す側面図 、図９は本考案に使用する装飾品付きアクセサリーのその他の実施例を示す斜視 図である。

【０００７】 図１に示すように、アクセサリー（造花）１は、コップ６を持つ手が邪魔にな らないようにコップ６に装着されている。 図２に示すように、造花１は、取付部２に固定され、連結部３を介して装着部 材である造花押えバンド４に接続されている。 コップ６は、一般に飲料品としてファミリーストアーや道路上の店などで販売 されているコップ蓋７付きのもので、ストロー８が挿入されるように孔１３が設 けられている。

【０００８】 図３で示すように、造花押えバンド４は、丸いコップ６の外周部の形状に応じ たＣ型の略リング状になっており、合成樹脂や針金等の弾力性のある弾性部材で 成形され、スプリング効果を持たせてある。更に、造花押えバンド４は、その内 径がコップ６の最外径よりある程度小径になっていてコップ６を周部から確実に 把持し弾持することで造花押えバンド４が簡単にはコップ６から外れないように 形成されている。 また、造花押えバンド４がＣ型の略リング状に形成され、両端部にある程度の 長さまで切断部１４が形成されているのは、コップ６をスムーズに装着できるよ うにするためである。 上記取付部２が取り付けられる連結部３は、図４で示すように、シャフト３ｂ により枢着され、折り曲げ可能に形成されている。 また、取付部２には、係止片８が取り付けられていて、係止片８に穿設された ストッパー５の挿入用孔５ａと連結部３のストッパー固定用穴３ａとを連通する ようにしてストッパー５にて固定するようになっている。 この場合のストッパー５は、ピン方式でもよくあるいはネジ式で螺着・固定す るものでもよく、いずれの場合にも同様の効果を有する。 ストッパー５は、連結部３にシャフト３ｂにより枢着された取付部２が真っ直 ぐに固定されるためと連結部３に取り付けられる造花押さえバンド４が上方向、 すなわち１８０度以上回動しないで１８０度以内で下に曲げることによって装飾 品付きアクセサリーＡを無駄な動きをすることなく効率よくコンパクトに収納で きるように形成されている。

【０００９】 そこで、第１実施例で示した装着部材付きアクセサリーＡの装着の仕方につい て説明する。まず、造花１を、取付部２，連結部３を経由して、造花押さえバン ド４に取り付けたものを、コップ６の底部から嵌め込み、コップ６の上方部に移 動させる。 そこで、造花押さえバンド４のスプリング効果によって装飾品付きアクセサリ ーＡはコップ６に確実に固定される。 また、造花押さえバンド４は、連結部３で曲げられるようになっているので、 コップ６から外した時には、下に曲げることによって装飾品付きアクセサリーＡ をコンパクトにすることが出来る。 このように、この実施例の装着部材付きアクセサリーＡによれば、普段はコン パクトに折り畳んで持ち歩け、コップ６に取り付けるときは、コップ６の外周部 の形状に応じて取り付け可能に形成され、かつ、スプリング効果を持たせた状態 で弾持する弾性部材にて形成された造花押さえバンド４に挿入するだけで確実に 取り付けられ、しかも取付部２に取り付けられた造花１等の装飾品により、コッ プ６内の飲料水を飲みながら歩く女子学生などを美しくファッショナブルに見せ るとともに、それらを持つ若い女性達の雰囲気を和らげ、更に遊び感覚を加味さ せることができる。

【００１０】 図５〜図７は、本考案の第２実施例を示したもので、この実施例では、コップ ６の代わりに携帯電話１１に本考案の装飾品付きアクセサリーを取り付けた使用 状態を示している。図中１２は、アンテナである。 この場合には、方形状の携帯電話１１の外周部に合わせた略Ｃ状の取付けバン ド４０が使用されているが、第１実施例と同等の作用・効果を奏する。 なお、携帯電話１１はデジタル・コードレス電話であっても同じである。

【００１１】 図８は本考案の第３実施例の装着部材４に取り付けバンドではなく吸盤１０を 取り付けた状態を示している。このときコップや携帯電話１１の形状次第では、 別途装着部材を設け、その装着部材に吸盤１０を吸着させることもできる。 この場合には、より取り付けやすくなるが、その他の効果は第１実施例と同等 の効果を奏する。

【００１２】 図９は本考案に使用する装飾品付きアクセサリーのその他の実施例を示したも ので、ここでは造花１の代わりにコブタのファンシーグッズ商品９を用い、装着 部材４である取り付けバンドの代わりに吸盤１０を用いている。 なお、ファンシーグッズ商品９の材質は布・樹脂等を使用したものである。 この場合には、第３実施例と同等の作用・効果を奏する。

【００１３】

【効果】

上記構成よりなる「請求項１」記載の本考案によれば、造花やファンシーグッ ズ等の装飾品を有するとともに、一部にはその装飾品を一体に取り付けておくた めに設けられた取付部とその取付部に枢着されて、上記装飾品を折り畳み可能に 収納するための連結部とこの連結部に連繋され、コップや携帯電話等の外周部の 形状に応じて取り付け可能に形成され、かつ、スプリング効果を持たせた状態で 弾持する弾性部材にて形成された装着部材とから構成されているため、普段はコ ンパクトに折り畳んで持ち歩け、コップや携帯電話等に取り付けるときは、コッ プや携帯電話等の外周部の形状に応じて取り付け可能に形成され、かつ、スプリ ング効果を持たせた状態で弾持する弾性部材にて形成された装着部材に挿入する だけで確実に取り付けられ、しかも取付部の造花やファンシーグッズ等の装飾品 により、それらのコップや缶、或いは携帯電話を美しくファッショナブルに見せ るとともに、それらを持つ若い女性達の雰囲気を和らげ、更に遊び感覚を加味さ せることができるなど諸々の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】は本考案に係る装着部材付きアクセサリーを飲
料用コップに取り付けた使用状態を示す正面図である。

【図２】は図１で示した本考案装着部材付きアクセサリ
ーを飲料用コップに取り付けた使用状態を示す側面図で
ある。

【図３】は本考案に使用する装着部材付きクセサリーの
要部平面図である。

【図４】は装着部材付きアクセサリーの取付部を示す一
部切り欠き側面図である。

【図５】は本考案装着部材付きアクセサリーを携帯電話
に使用した第２実施例を示す斜視図である。

【図６】は図５で示した装着部材付きアクセサリーの側
面図である。

【図７】は図６で示した装着部材付きクセサリーの要部
平面図である。

【図８】は本考案装飾品付きアクセサリーを携帯電話に
取り付けた第３実施例を示す側面図である。

【図９】は本考案に使用する装飾品付きアクセサリーの
その他の実施例を示す斜視図である。

【符号の説明】

Ａ・・・・・装着部材付きアクセサリー １・・・・・造花 ２・・・・・取付部 ３・・・・・連結部 ４，４０・・・・・取付けバンド ５・・・・・ストッパー ６・・・・・コップ ７・・・・・コップ蓋 ８・・・・・ストロー ９・・・・・コブタのファンシーグッズ商品 １０・・・・吸盤 １１・・・・・携帯電話

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】造花やファンシーグッズ等の装飾品を有す
   るとともに、一部にその装飾品を一体に取り付けておく
   ために設けられた取付部と、 その取付部に枢着されて、上記装飾品を折り畳み可能に
   収納するための連結部と、 この連結部に連繋され、コ
   ップや携帯電話等の外周部の形状に応じて取り付け可能
   に形成され、かつ、スプリング効果を持たせた状態で弾
   持する弾性部材にて形成された装着部材と、 から構成されたことを特徴とする装着部材付きアクセサ
   リー。