JP3000614B2 - Ccd撮像素子 - Google Patents
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Description
ナログ電気情報に変換し、自己走査機能により時系列的
な電気信号として出力する所謂ラインセンサに関する。
ルスを発生するタイミング発生器が感光部及び上記出力
部と共に1つの基板上に形成されてなるCCD撮像素子に
おいて、論理回路を有してなるリセットパルス切換部を
上記基板上に形成し、上記論理回路に供給される制御信
号により、上記タイミング発生器からのリセットパルス
と上記基板の外部からのリセットパルスとを選択的に切
換えるように構成することにより、出力部に供給される
リセットパルスの出力タイミングを任意に設定できるよ
うにして、例えば解像度をまびく際(解像度を粗くする
際)、外部メモリ等を用いずにCCD撮像素子自体で行な
えるようにしたものである。
複写機や各種画像読取器などのOA機器の画像入力デバイ
スとして、あるいは、自動焦点カメラの測距用センサ、
バーコード読取器、小型複写機、電子黒板などの画像入
力デバイスとして広く用いられている。構成的には、一
次元状に並んだ感光部と、そこで発生した光電流や電荷
を読取るための走査部及び出力部からなる。そして、こ
の感光部が原稿幅よりも短かく、レンズ系により感光部
に原稿を縮小・結像させ画像の読取りを行なうIC型ライ
ンセンサと、感光部が原稿幅と同じ長さを有し、等倍的
に原稿を読取る密着型ラインセンサとに分類される。今
回は、もっぱらIC型ラインセンサについて説明する。
えばPNフォトダイオードが多数一次元的に配列された感
光部(21)と、この感光部(21)の両側に夫々シフトゲ
ート(22a),(22b)を隔てて設けられ、シフトゲート
(22a),(22b)を介して転送された感光部(21)の電
荷をタイミング発生器(23)からの2相クロックにより
出力部(24)に供給するアナログシフトレジスタ(25
a),(25b)とを有する。出力部(24)は、出力ゲート
(OG)、リセットゲート(RG)、浮遊拡散領域(FD)、
ドレイン領域(DD)、出力バッファ(27)及び出力端子
(φout)とを有する。そして、シフトレジスタ(25
a),(25b)からの電荷が浮遊拡散領域(FD)に流入す
ることにより引起こされる電圧変化を出力バッファ(2
7)を介して出力端子(φout)から出力信号Voutとして
取出すようになされている。浮遊拡散領域(FD)に流入
した電荷は、その後、タイミング発生器(23)からのリ
セットパルスPRがリセットゲート(RG)に印加されるこ
とによって、初期値Vddにリセットされる。尚、感光部
(21)、タイミング発生器(23)及び出力部(24)は一
つの基板上に形成される。
され、市場に供給されている。
が期待できるが、使用者によっては、高解像度はそれ程
必要ではなく、感度を向上させたいという要望がある。
これは、ラインセンサをディスプレイ等の使用する際、
2500画素分のデータで比較的鮮明な画像が得られるから
である。5000画素分のデータを2500画素分のデータに補
正する、即ち解像度をまびく(解像度を粗くする)ため
には、リセットパルスPRの出力タイミング、即ち繰返し
周期を現状の2倍にすれば達成できる。
グ発生器(23)が感光部(21)と共に一つの基板上に形
成されているため、タイミング発生器(23)からのリセ
ットパルスPRの出力タイミングを変更することは、実質
上不可能である。従って、上記要望を達成するために
は、1画素と2画素、3画素と4画素‥‥4999画素と50
00画素の各2画素分のデータをラインセンサに別体に設
けた外部メモリ等を使って演算し、2500画素分のデータ
として出力させる必要があり、ラインセンサにおける構
造の複雑化、高価格化を招くという不都合がある。
の目的とするところは、リセットパルスの出力タイミン
グをラインセンサ自体で任意に設定することができ、構
造の複雑化、高価格化を招来させることなく、上記要望
を達成することができるCCD撮像素子を提供することに
ある。
ットパルスPRを発生するタイミング発生器(5)が感光
部(1)及び上記出力部(4)と共に1つの基板上に形
成されてなるCCD撮像素子(A)において、論理回路(1
0a)及び(10b)を有してなるリセットパルス切換部
(9)を上記基板上に形成し、論理回路(10a)及び(1
0b)に供給される制御信号Scにより、タイミング発生器
(5)からのリセットパルスPRと上記基板の外部からの
リセットパルスPrとを選択的に切換えるようにして構成
する。
(10b)を有してなるリセットパルス切換部(9)を形
成し、論理回路(10a)及び(10b)に供給される制御信
号Scにより、タイミング発生器(5)からのリセットパ
ルスPRと基板の外部からのリセットパルスPrとを選択的
に切換えるようにしたので、ラインセンサ(A)の出力
部(4)、特にリセットゲート(RG)に供給するリセッ
トパルスの出力タイミングを任意に設定することができ
る。従って、例えば解像度をまびく際、基板の外部から
のリセットパルスPrをリセットゲート(RG)に供給し
て、通常のリセット周期よりも例えば2倍のリセット周
期で浮遊拡散領域(FD)に流入した電荷をリセットする
ことができる。このことにより、浮遊拡散領域(FD)に
は、1画素と2画素、3画素と4画素‥‥というように
夫々2画素分のデータが蓄積されるため、出力端子(φ
out)からは、2画素分のデータが加算(積分)された
出力信号として取出され、実質的に解像度のまびきを達
成させることができる。このように、上記解像度のまび
きは、外部メモリ等を使用せず、感光部(1)と共に一
つの基板上に形成したリセットパルス切換部(9)で行
なえるため、ラインセンサ(A)における構造の複雑
化、高価格化を招来させることなく、ラインセンサ
(A)の多機能化を実現させることができる。
を説明する。
インセンサ(A)を示す構成図である。
D(Hold Accumulation Diode)が多数一次元的に配列さ
れた感光部(1)と、この感光部(1)の両側に夫々シ
フトゲート(2a)及び(2b)を隔てて設けられ、例えば
CCDで構成されるアナログシフトレジスタ(3a)及び(3
b)と、これらシフトレジスタ(3a)及び(3b)で順次
転送される信号電荷を電圧変換し、出力信号Sとして出
力する出力部(4)とを有して成る。これら感光部
(1)、シフトゲート(2)、シフトレジスタ(3)及
び出力部(4)は同一基板上に形成される。
〜D17は図示せず)と、S1〜S5000よりなる有効画素部か
らなる。また、一方のシフトレジスタ(3a)は、シフト
ゲート(2a)を介して感光部(1)の各画素のうち、例
えば奇数番目の画素(S1,S3‥‥S4999)の電荷が転送さ
れるようになされ、他方のシフトレジスタ(3b)は、シ
フトゲート(2b)を介して例えば偶数番目の画素(S2,S
4‥‥S5000)の電荷が転送されるようになされている。
そして、同一基板上に形成されたタイミング発生器
(5)からの2相クロックφ1及びφ2を夫々ドライバ
(6a)及び(6b)を介して各シフトレジスタ(3a)及び
(3b)に供給することによって、感光部(1)から供給
された電荷を出力部(4)側に順次転送し、シフトレジ
スタ(3a)及び(3b)の最終段部分において、奇数画
素、偶数画素夫々の情報を信号電荷の状態のまま順序補
正して順次出力部(4)に供給する。出力部(4)は、
出力ゲート(OG)、リセットゲート(RG)、浮遊拡散領
域(FD)、ドレイン領域(DD)、出力バッファ(8)及
び出力端子φoutとを有して成り、上記シフトレジスタ
(3a)及び(3b)からの信号電荷は浮遊拡散領域(FD)
に流入する。そして、この電荷の流入によって引起こさ
れる電圧変化を出力バッファ(8)を介して出力端子φ
outから出力信号Voutとして取出すようになされてい
る。浮遊拡散領域(FD)に流入した電荷は、その後、タ
イミング発生器(5)からのリセットパルスPRがリセッ
トゲート(RG)に印加されることによって、初期値Vdd
にリセットされる。
の次段にタイミング発生器(5)からのリセットパルス
PRと基板の外部からのリセットパルスPrを選択的に切換
えるリセットパルス切換部(9)を形成してなる。この
リセットパルス切換部(9)は、第2図に示すように、
2つの論理回路であるNAND回路(10a)及び(10b)が直
列に接続されて構成され、感光部(1)、タイミング発
生器(5)等と共に同一基板上に形成される。この2つ
のNAND回路(10a)及び(10b)のうち、一方のNAND回路
(10a)に、タイミング発生器(5)からのリセットパ
ルスPRと第1の制御信号SC1が供給され、他方のNAND回
路(10b)に、一方のNAND回路(10a)からの出力信号S1
が供給されると共に、基板の外部からのリセットパルス
Prもしくは第2の制御信号SC2が選択的に供給されるよ
うになされている。尚、このリセットパルス切換部
(9)の次段に、NAND回路(10b)からの出力S2を維持
するためのバッファ(11)及びその出力レベルを補正す
るドライバ(12)を設けるのが好ましい。バッファ(1
1)は例えばNOT回路等で構成される。
図〜第4図に基いて説明する。
リセットパルスPRをそのまま用いたい場合は、第3図に
示すように、各NAND回路(10a)及び(10b)に夫々第1
及び第2の制御信号SC1及びSC2を供給すると共に、各制
御信号SC1及びSC2を常時ハイレベルに設定する(第3図
B及びD参照)。このとき、NAND回路(10a)からの出
力は、第3図Cに示すように、リセットパルスPRが反転
したかたちの出力信号S1となり、NAND回路(10b)、即
ちリセットパルス切換部(9)からは、NAND回路(10
a)からの出力信号S1が更に反転されてタイミング発生
器(5)からのリセットパルスPRと同様の出力タイミン
グをもつ信号STGが出力される(第3図E参照)。そし
て、この信号STGをバッファ(11)及びドライバ(12)
を介してその出力レベルをタイミング発生器(5)から
のリセットパルスPRの出力レベルと同等となるように補
正したのち、この補正された信号PR′(第3図F参照)
をリセットゲート(RG)に供給する。
PRのかわりに第4図Dで示す基板の外部からのリセット
パルスPrを用いたい場合は、NAND回路(10a)に供給さ
れる第1の制御信号SC1を常時ローレベルに設定すると
共に(第4図B参照)、NAND回路(10b)に基板の外部
からのリセットパルスPrを供給する。このとき、第4図
Cに示すように、NAND回路(10a)からの出力S1が常時
ハイレベルになって、タイミング発生器(5)からのリ
セットパルスPRが擬似的に無効になされるため、NAND回
路(10b)、即ちリセットパルス切換部(9)からは、
第4図Eに示すように、基板の外部からのリセットパル
スPrを反転させたかたちの信号SEXTが出力される。そし
て、この信号SEXTをバッファ(11)及びドライバ(12)
を介してその出力レベルをリセットパルスPR(あるいは
Pr)の出力レベルと同等となるように補正したのち、こ
の補正された信号Pr′(第4図F参照)をリセットゲー
ト(RG)に供給する。この基板の外部からのリセットパ
ルスPrの出力タイミングを第4図Dに示すように、第4
図Aで示すタイミング発生器(5)からのリセットパル
スPRよりもその繰返し周期を2倍にした信号にすれば、
リセットゲート(RG)には、タイミング発生器(5)か
らのリセットパルスPRを1つ置きにまびきしたかたちの
リセットパルスPr′が供給されることになる。もちろ
ん、基板の外部からのリセットパルスPrは、その繰返し
周期を任意に設定することができる。
る。
合、まず、第1図に示すように、タイミング発生器
(5)からの転送パルスPTをドライバ(6b)を介して両
シフトゲート(2a)及び(2b)に供給する。シフトゲー
ト(2a)及び(2b)は、この転送パルスPTに基いて受光
期間(積分期間)中に感光部(1)で発生した信号電荷
を夫々対応するシフトレジスタ(3a)及び(3b)に転送
する。その後、タイミング発生器(5)からの2相クロ
ックφ1及びφ2をドライバ(6a)及び(6b)を介して
各シフトレジスタ(3a)及び(3b)に供給する。各シフ
トレジスタ(3a)及び(3b)は、この2相クロックφ1
及びφ2に基いて信号電荷を最終段側へ順次転送すると
共に、最終段の部分で順序補正を行なう。
において、最終段の第2蓄積電極(ST2)下に例えば1
画素目の電荷が蓄積されているとき、出力端子φoutに
て0レベルが検出される。次いで、t2時において、第2
蓄積電極(ST2)下にあった1画素目の電荷が浮遊拡散
領域(FD)に転送・蓄積され、出力端子φoutにてその
電荷の量に応じた電位VS1が検出される。このとき、2
画素目の電荷が第1蓄積電極(ST1)下に転送・蓄積さ
れる。次いで、t3時において、リセットゲート(RG)に
リセットパルスPRが供給され、浮遊拡散領域(FD)に蓄
積されていた電荷が掃き出される。この5000画素読出し
の場合、リセットゲート(RG)に供給されるリセットパ
ルスは、タイミング発生器(5)からのリセットパルス
PRが用いられる。即ち、上記リセットパルス切換部
(9)の説明ですでに述べたように、リセットパルス切
換部(9)の各NAND回路(10a)及び(10b)に第3図で
示す第1及び第2の制御信号SC1及びSC2を夫々供給し
て、リセットゲート(RG)にタイミング発生器(5)か
らのリセットパルスPRと同じ出力タイミングを有するリ
セットパルスPR′を供給する。その後、t4時において、
出力端子φoutから0レベルが検出される。このt3及びt
4時において、第1蓄積電極(ST1)下にあった2画素目
の電荷が第2蓄積電極(ST2)下に転送・蓄積される。
そして、次のt5時において、第2蓄積電極(ST2)下に
あった2画素目の電荷が浮遊拡散領域(FD)に転送・蓄
積され、出力端子φoutにてその電荷の量に応じた電位V
S2検出される。このとき、3画素目の電荷が第1蓄積電
極(ST1)下に転送・蓄積される。次いで、t6時におい
て、リセットゲート(RG)にリセットパルスPR(RR′)
が供給され、浮遊拡散領域(FD)に蓄積されていた電荷
が全て掃き出される。このとき、第1蓄積電極(ST1)
下にあった3画素目の電荷が第2蓄積電極(ST2)下に
転送・蓄積される。この一連の動作が繰り返されること
によって、出力端子φoutから感光部(1)における500
0画素分のデータが1画素分ずつ順次読出される。
のデータ読出しの場合を説明する。この場合、リセット
パルスとして、基板の外部からのリセットパルスPrが用
いられる。即ち、上記リセットパルス切換部(9)の説
明すでに述べたように、リセットパルス切換部(9)の
各NAND回路(10a)及び(10b)に第4図で示す第1の制
御信号SC1及び基板の外部からのリセットパルスPrを夫
々供給して、リセットゲート(RG)に、タイミング発生
器(5)からのリセットパルスPRに対し1つ置きにパル
スをまびいたかたちのリセットパルスPr′を供給する。
スPTに基いて、対応するシフトレジスタ(3a)及び(3
b)にシフトゲート(2a)及び(2b)を介して転送した
のち、これら電荷を2相クロックφ1及びφ2に基いて
シフトレジスタ(3a)及び(3b)の最終段側に順次転送
し、上記と同様に、最終段部分で各シフトレジスタ(3
a)及び(3b)からの電荷に対し順序補正を行なう。
において、最終段の第2蓄積電極(ST2)下に例えば1
画素目の電荷が蓄積されているとき、出力端子φoutに
て0レベルが検出される。次いで、t2時において、第2
蓄積電極(ST2)下にあった1画素目の電荷が浮遊拡散
領域(FD)に転送・蓄積され、出力端子φoutにてその
電荷の量に応じた電位VS1が検出される。このとき、2
画素目の電荷が第1蓄積電極(ST1)下に転送・蓄積さ
れる。次いで、t3時において、通常はここでリセットパ
ルスがリセットゲート(RG)に供給されるが、この2500
画素読出しの場合、リセットパルスは供給されず、浮遊
拡散領域(FD)には、1画素目の電荷が蓄積されたまま
となっている。このとき、第1蓄積電極(ST1)下にあ
った2画素目の電荷が第2蓄積電極(ST2)下に転送・
蓄積される。その後、t4時において、第2蓄積電極(ST
2)下にあった2画素目の電荷が浮遊拡散領域(FD)に
転送され、この浮遊拡散領域(FD)には、1画素目の電
荷と2画素目の電荷が加算・蓄積(積分)される。この
とき、出力端子φoutにて1画素目と2画素目の積分さ
れた電荷の量に応じた電位VS12が検出される。これを擬
似的に1画素目のデータとして用いる。また、このt4時
において、第1蓄積電極(ST1)下に3画素目の電荷が
転送・蓄積される。そして、次のt5時において、リセッ
トゲート(RG)にリセットパルスPr(Pr′)が供給さ
れ、浮遊拡散領域(FD)に蓄積されていた電荷が全て掃
き出される。このとき、第1蓄積電極(ST1)下にあっ
た3画素目の電荷が第2蓄積電極(ST2)下に転送・蓄
積される。その後、t6時において、出力端子φoutから
0レベルが検出される。この一連の動作が順次繰り返さ
れることによって、出力端子φoutから1画素と2画
素、3画素と4画素‥‥というように、夫々2画素分の
積分データが順次読出され、2500画素分のデータとして
読出される。この読出しの場合、2画素分のデータを擬
似的に1画素分のデータとして読出すため、解像度は50
00画素読出しの場合よりもまびかれたかたちとなり、使
用者の解像度に対する要望を外部メモリ等を設けずに実
現させることができると共に、感度も向上させることが
できる。
の次段に2つのNAND回路(10a)及び(10b)を直列に接
続してなるリセットパルス切換部(9)を形成し、タイ
ミング発生器(5)からのリセットパルスPRと基板の外
部からのリセットパルスPrとを選択的に切換えるように
したので、ラインセンサ(A)の出力(4)、特にリセ
ットゲート(RG)に供給するリセットパルスの出力タイ
ミングを任意に設定することができる。従って、例えば
解像度をまびく際、基板の外部からのリセットパルスPr
をリセットゲート(RG)に供給して、通常のリセット周
期よりも例えば2倍遅延されたリセット周期で浮遊拡散
領域(FD)に流入した電荷をリセットすることができ、
出力端子φoutによる検出時、この浮遊拡散領域(FD)
には、2画素分の電荷が蓄積されることになる。その結
果、出力端子φoutからは、2画素分のデータが加算
(積分)された出力信号として取出され、実質的に解像
度のまびきを実現させることができる。このように、上
記のような解像度のまびきを行なう際、外部メモリ等を
使用せずに行なうことができ、ラインセンサ(A)にお
ける構造の複雑化、高価格化を招来させることがない。
また、上記基板の外部からのリセットパルスPrの周期を
任意に設定できるため、ラインセンサ(A)の多機能化
を容易に実現させることができる。
るCCDやPNフォトダイオード等で構成してもよい。
れるリセットパルスの出力タイミングを任意に設定する
ことができ、例えば解像度をまびく際(解像度を粗くす
る際)、外部メモリ等を用いずにCCD撮像素子自体で行
なうことが可能となり、構造の複雑化、高価格化を招来
させることなく、CCD撮像素子の多機能化を容易に実現
させることができる。
図、第2図は本例に係るリセットパルス切換部を示す構
成図、第3図はタイミング発生器からのリセットパルス
を用いる場合を示す波形図、第4図は外部からのリセッ
トパルスを用いる場合を示す波形図、第5図は本例に係
る出力部を示す模式的構成図、第6図は通常の読出し時
における各パルスの出力タイミングを示す波形図、第7
図は解像度のまびきを考慮した場合の各パルスの出力タ
イミングを示す波形図、第8図は従来例に係るIC型ライ
ンセンサを示す構成図である。 (A)はIC型ラインセンサ、(1)は感光部、(2a)及
び(2b)はシフトゲート、(3a)及び(3b)はアナログ
シフトレジスタ、(4)は出力部、(5)はタイミング
発生器、(6a)及び(6b)はドライバ、(8)は出力バ
ッファ、(9)はリセットパルス切換部、(10a)及び
(10b)はNAND回路、(OG)は出力ゲート、(RG)はリ
セットゲート、(FD)は浮遊拡散領域、(DD)はドレイ
ン領域、(PR)はタイミング発生器からのリセットパル
ス、(Pr)は外部からのリセットパルスである。
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも出力部に供給されるリセットパ
ルスを発生するタイミング発生器が感光部及び上記出力
部と共に1つの基板上に形成されてなるCCD撮像素子に
おいて、 論理回路を有してなるリセットパルス切換部を上記基板
上に形成し、 上記論理回路に供給される制御信号により、上記タイミ
ング発生器からのリセットパルスと上記基板の外部から
のリセットパルスとを選択的に切換えるようにしたこと
を特徴とするCCD撮像素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2089320A JP3000614B2 (ja) | 1990-04-04 | 1990-04-04 | Ccd撮像素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2089320A JP3000614B2 (ja) | 1990-04-04 | 1990-04-04 | Ccd撮像素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH03288473A JPH03288473A (ja) | 1991-12-18 |
JP3000614B2 true JP3000614B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=13967378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2089320A Expired - Lifetime JP3000614B2 (ja) | 1990-04-04 | 1990-04-04 | Ccd撮像素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3000614B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05231840A (ja) * | 1991-12-13 | 1993-09-07 | Laurel Bank Mach Co Ltd | パターン認識装置 |
JP4798175B2 (ja) * | 2008-05-30 | 2011-10-19 | ブラザー工業株式会社 | 画像読取装置及びプログラム |
-
1990
- 1990-04-04 JP JP2089320A patent/JP3000614B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH03288473A (ja) | 1991-12-18 |
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