JP3000443B2 - 透水コンクリートの洗い出し仕上げ方法 - Google Patents

透水コンクリートの洗い出し仕上げ方法

Info

Publication number
JP3000443B2
JP3000443B2 JP9012316A JP1231697A JP3000443B2 JP 3000443 B2 JP3000443 B2 JP 3000443B2 JP 9012316 A JP9012316 A JP 9012316A JP 1231697 A JP1231697 A JP 1231697A JP 3000443 B2 JP3000443 B2 JP 3000443B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
retarder
permeable concrete
amount
washing
cement paste
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP9012316A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10202633A (ja
Inventor
昌昭 伊藤
Original Assignee
小沢コンクリート工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 小沢コンクリート工業株式会社 filed Critical 小沢コンクリート工業株式会社
Priority to JP9012316A priority Critical patent/JP3000443B2/ja
Publication of JPH10202633A publication Critical patent/JPH10202633A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3000443B2 publication Critical patent/JP3000443B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/009After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone characterised by the material treated
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B38/00Porous mortars, concrete, artificial stone or ceramic ware; Preparation thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/45Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/53After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone involving the removal of at least part of the materials of the treated article, e.g. etching, drying of hardened concrete
    • C04B41/5323After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone involving the removal of at least part of the materials of the treated article, e.g. etching, drying of hardened concrete to make grain visible, e.g. for obtaining exposed aggregate concrete
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2103/00Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
    • C04B2103/10Accelerators; Activators
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2103/00Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
    • C04B2103/20Retarders
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/00241Physical properties of the materials not provided for elsewhere in C04B2111/00
    • C04B2111/00284Materials permeable to liquids

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透水コンクリート
の表面を美麗に仕上げることができる透水コンクリート
の洗い出し仕上げ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート表面の景観性向上のための
技術(表面化粧方法)の一つに、古くから左官技法とし
て洗い出し仕上げがある。その施工方法は、コンクリー
トを打設した後に仕上げ面のセメントペーストを洗い出
し、表面から化粧用の骨材を露出させるものである。同
様な骨材による表面化粧方法には、研磨仕上げ、ブラス
ト仕上げなどがあるが、洗い出し法は特殊な施工設備を
必要としない点で優れている。この洗い出し仕上げは仕
上げ面のセメントペーストを洗い出す方法によって、 セメントの凝結硬化を遅延させる遅延剤を用いる方
法、 未硬化のコンクリートを水洗いする方法、 硬化後に酸洗いする方法、 に分類できる。前記の方法としては、型枠内面に遅延
剤を塗布した状態でコンクリートを打設し、型枠を取り
外した後、型枠内面に接した未硬化のセメントペースト
を洗い流すことにより骨材を露出させる方法、遅延剤を
染み込ませた紙(遅延紙)を型枠内面若しくはコンクリ
ート表面に貼り付ける方法、コンクリート表面に直接遅
延剤を散布したり、粘性の高い遅延剤を塗布する方法が
ある。尚、一般的な遅延剤は、リグニンスルホン酸塩、
オキシカルボン酸塩、糖類誘導体等であり、超遅延剤と
呼ばれるものは、ケイフッ化物やオキシカルボン酸塩等
を主成分とするものであり、添加量により任意に凝結時
間を制御することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常のコンクリートの
場合、洗い出し深さは、骨材の脱落を防ぐため、通常骨
材径の1/3〜1/2に設定される。例えば前記の方
法では、型枠内面若しくはコンクリート表面の何れに遅
延剤を塗布する場合であってもその遅延作用が表面から
数ミリ程度となるように塗布量等を定めて用いることに
より表面から数ミリ程度だけの凝結を遅延させて洗い出
しが可能となる。しかしながら、骨材間に連続空隙を有
する透水コンクリートは、使用されるセメントペースト
が強度及びその透水性の兼ね合いにおいて最小量となる
ように定められている。そのため、以下に示すように透
水コンクリートの洗い出し仕上げが困難なものとなって
いた。1.前記の方法における型枠に遅延剤を塗布す
る場合や型枠内面又は透水コンクリートの表面に遅延紙
を貼り付ける場合、遅延作用を受けるのが骨材表面に付
着したセメントの極一部であることから、骨材の露出が
十分でなかった。即ち、骨材が例えば球状であれば、球
状骨材の頂点のみが露出するに過ぎなかった。2.前記
の方法における遅延剤を直接透水コンクリートの表面
に散布若しくは塗布する場合、骨材と骨材の接着部分に
まで遅延作用がおよぶため水洗いの際に骨材が剥離して
いた。3.前記の方法や前記の方法では、透水コン
クリートの表面ばかりでなく、その内部も洗われてしま
うため骨材が剥離し、全体の強度にも影響を及ぼしてい
た。しかも前記の方法では、水洗いを行なう時期の見
極めが困難であり、さらにその作業は時間的制約が大き
かった。また、前記の方法では耐酸性を有する骨材で
なければ適用できないし、さらに用いた酸が周辺環境に
悪影響を及ぼさないように回収しなくてはならかった。
【0004】他方、透水コンクリートの表面の仕上げ方
法としては、洗い出しではなく、ショットブラスト工法
が広く用いられている。この工法は、小鉄球(sho
t,ショット)を硬化した透水コンクリートの表面に吹
き付け、骨材表面のセメントペーストを取り除く工法で
ある。しかしながら、このショットブラスト工法では、
小鉄球を吹き付ける際に小鉄球が透水コンクリートの小
さな空隙に嵌り込んで残るためサビが発生したり、表面
の骨材が小鉄球の衝突により破損するため凹凸になると
いう欠点もあった。また、骨材表面のセメントペースト
が均一に除去されにくいため景観性に劣るものであっ
た。尚、小鉄球を砂、水に代えたサンドブラスト工法、
ウォータブラスト工法等も知られているが、同様の欠点
を持つ。また、総じてこれらの方法は、特殊な機械設備
を用いて小鉄球、砂、水等を噴射するものであるから、
施工コストが高くなるという欠点をも有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み提案
されたもので、骨材間に連続空隙を有する透水コンクリ
ートの施工に際し、混ぜ合わせた材料を打ち込み、締め
固めた後、遅延剤を塗布し、続いて遅延剤の塗布量より
多い量の急結材を塗布した後、表面のセメントペースト
を洗い出すようにしたことを特徴とする透水コンクリー
トの洗い出し仕上げ方法に関するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】上記の本発明の洗い出し仕上げ方
法は、透水舗装面の施工や透水コンクリート板等の二次
製品の製造などに適用することができるが、何れの用途
に際しても通常の施工方法或いは製造方法に用いられる
材料、装置、工法をそのまま用いることができ、特殊な
機械設備を必要としない。即ち、本発明は、図1(a)
に示すように従来の材料や装置、工法に準じて混ぜ合わ
せた材料を路面、或いは型枠に打ち込み、振動機などを
用いて所定の空隙率が得られるように締め固めた(図
中、1は骨材、2はセメントペースト、3は空隙)後、
同図(b)に示すように透水コンクリートの内部に強く
影響しない程度に遅延剤4を塗布し、同図(c)に示す
ように続いて遅延剤4の塗布量より多い量の急結材5を
塗布する。このことにより、急結材5は遅延剤4の作用
する表面積より大きい表面積に急結作用を及ぼす。この
結果、透水コンクリートの内部に浸透した急結材5は、
透水コンクリートの特徴である骨材1,1相互の部分的
接着、即ち、透水コンクリートの表面に位置する骨材1
の下面のセメントペースト2やそれより内部側に位置す
るセメントペースト2の硬化を促進させ、同図(d)に
示すように洗い出しに際して骨材1が脱離することな
く、透水コンクリートの表面に位置する骨材1の上面の
セメントペースト2のみが遅延剤4の遅延作用を受けて
簡単に洗い出し可能となる。
【0007】前記本発明に用いる遅延剤は、表面処理用
若しくはコンクリート混和剤として市販しているもので
あれば特に限定するものではなく、例えばリグニンスル
ホン酸塩、オキシカルボン酸塩、糖類誘導体等を用いる
ことができる。さらに、超遅延剤と呼ばれるものは、ケ
イフッ化物やオキシカルボン酸塩等を主成分とするもの
も同様に用いることができる。中でも特にリグニン塩系
のものを用いることが望ましい。遅延剤は、一般にそれ
自身や反応物がセメント粒子の表面に吸着することによ
り、セメントと水との接触を一時的に遮断して初期水和
反応を遅らせると考えられている。この遅延剤の塗布量
は、透水コンクリートの表面のセメントペーストに強く
作用する量であり、透水コンクリートの内部にまで影響
しない量に定められる。遅延効果は用いた遅延剤の性質
により異なるため、試験によりその塗布量を定める必要
がある。例えば、特に望ましい遅延剤であるリグニン系
の超遅延剤{竹本油脂(株)製『T−21』}を使用し
た場合、その塗布量は最低0.15kg/m 2 から0.
50kg/m2 の範囲で、施工時の気候条件等を考慮し
てその量を決定する。また、この遅延剤の塗布方法は、
特に限定するものではなく、例えばローラーや刷毛によ
る塗布でも良いし、スプレー散布でも良く、その他どの
ような公知手段を採用しても良い。但し、塗布時の骨材
の脱離を防止するためにはローラーや刷毛等の塗布具が
透水コンクリートの表面に接触する塗布では、塗布時に
骨材が脱離する虞があるため、スプレー散布等の非接触
タイプの塗布(散布)が望ましい。例えば農薬散布用の
スプレーを流用しても良い。
【0008】尚、この遅延剤の塗布(散布)に際して、
試験によりその塗布(散布)量を定める必要がある。ま
た、この遅延剤の塗布(散布)ムラがあると仕上げの状
態に差が生じるので、遅延剤を水等で適宜に希釈し、同
一の面に対し、2〜3回の塗布(散布)が最適になるよ
うに希釈することも可能である。さらに、遅延剤に顔料
等の着色料を添加し、塗布(散布)ムラや塗布(散布)
もれを色の濃淡によって確認、防止しながら散布するこ
とも有効である。前記のように遅延剤は、透水コンクリ
ートの表面のセメントペーストに強く作用し、透水コン
クリートの内部にまで影響しない塗布(散布)量に定め
られる。また、遅延剤に添加された着色料は、その後の
洗い出し工程においてセメントペーストと共に除去され
るので、美観を損なうことがない。
【0009】前記本発明に用いる急結材は、コンクリー
ト混和剤として市販している液状のものであれば特に限
定するものではなく、例えば液状の急結材としては炭酸
アルカリ塩系のもの等が市販されているが、経済性の面
では水ガラスを用いることが望ましい。また、塩化カル
シウムや硝酸カルシウム等の促進材と組合せて用いても
良い。この急結材の塗布量は、前記遅延剤の塗布量より
も多い量であり、例えば透水コンクリートの最大骨材寸
法が5mmの場合、表面から深さ3cm程度に行き渡る
ように塗布するものである。過剰量の塗布は少なくとも
本発明の洗い出し仕上げ方法においては、何等有効な効
果がない。また、用いる急結材の性質によって試験によ
りその塗布量等を確認する必要があるが、遅延剤の塗布
量よりも多い液量とする必要がある。例えば水ガラス4
号を適用する場合、その散布量は最低1kg/m2 から
3kg/m2 の範囲にある。また、この急結材の塗布方
法は、特に限定するものではなく、例えばローラーや刷
毛による塗布でも良いし、スプレー散布でも良く、その
他どのような公知手段を採用しても良い。じょうろでも
可能である。
【0010】前記本発明における透水コンクリートの表
面のセメントペーストのみを洗い出す方法は、特に限定
するものではない。例えば水道の水圧を利用して水を表
面に噴射させて洗い出すようにしても良いし、ブラシ等
の道具を用いて洗い出すようにしても良く、その道具に
ついても特に限定するものではない。例えば普通床掃除
用ポリシャと同じものを使用しても良いが、本発明者ら
の知見ではブラシの種類は硬質の塩ビブラシの方が良か
った。
【0011】このように本発明の洗い出し仕上げ方法
は、透水コンクリートの表面のセメントペーストのみを
遅延剤の遅延作用で凝結、硬化を遅延させ、その内部に
ついては急結材の作用で極めて短い時間で高い強度を発
現させることができる。したがって、その後の洗い出し
に際し、骨材の脱離を生ずることなく、表面のセメント
ペーストのみを容易に洗い出すことができる。さらに、
この洗い出しは、急結材の塗布後、早期に実施すること
ができ、全体の施工作業時間を大幅に短縮することがで
きる。尚、この洗い出しは、急結材の塗布後、遅延材の
遅延作用が継続している範囲内で十分な時間をおいても
実施することができる。そのため、作業スケジュールを
これに応じて効率よく組み直せば作業効率も向上する。
【0012】
【実施例】
〈1.予備試験〉 [1−1.試験体及び試験方法]表1に示す配合で材料
を用意し、これをミキサーで混ぜ合わした。そして、混
ぜ合わせた透水コンクリート材料を打設し、所定の空隙
率が得られるように振動機で締め固めた。
【表1】 まず、表面に斑なく塗布(散布)される量を調べるた
め、遅延剤および遅延剤が含まれる減水剤にフェノール
フタレインの飽和アルコール溶液を3%添加したもの
を、透水コンクリート表面に散布し、その変色により必
要最低量を定めた。また、洗い出しが可能となるような
遅延剤および遅延剤が含まれる減水剤の量を特定するた
め、締め固め後、1時間以内に遅延剤および遅延剤が含
まれる減水剤を原液で所定量スプレー散布し、翌日、水
ガラス(珪酸ソーダ4号,SiO224%,NaO
6.5%,比重1.26)も原液で所定量散布した。2
時間後、洗車用ブラシ(ナイロン製)、デッキブラシ
(塩ビ製)、ワイヤーブラシ(鉄製)を用いて表面のセ
メントペーストを洗い出した。結果は表2に示した。
【0013】[1−2.試験結果]骨材の表面にもれな
く散布されるためには、ほぼ0.1kg/m2 以上の散
布量が必要であり、0.6kg/m2 以上の散布量の場
合、表層の骨材より下面の骨材にも変色が見られた。洗
い出しの結果を表2に示す。
【表2】 表2に示す試験結果から、プール等の掃除を行なうデッ
キブラシが最も好ましいことが分かった。したがって、
以降、本試験においては、洗い出しはデッキブラシを用
いた(*欄)。遅延剤3種のうちでは、『T−21』は
使用量が最も少なくて、その遅延効果が発揮された。し
かしながら、普通のコンクリートでの標準的な使用量よ
りは多めにする必要がある。他の2種は遅延剤が添加さ
れた減水剤であり、散布量を多くする必要あった。『T
−21』を使用する場合、散布量が0.15〜0.5k
g/m2 の範囲で問題がないことが確認された。『ポゾ
リスNo.89』を使用する場合の散布の最小量は1.
5kg/m2 、『EKM−60K−20』の場合の散布
の最小量は1.0kg/m2 であった。このように、使
用する遅延剤によりその効果が異なることから、表面に
もれなく散布されることにより量が特定できることから
『T−21』が最も好ましい結果となった。しかしなが
ら、その他の遅延剤の散布量も適宜試験により求めるこ
ともできる。水ガラスの散布量は、2.0kg/m2
り多い量が必要であった。これより多い量を散布しても
特に問題は生じなかった。しかし、遅延剤を過剰に散布
したものに対して水ガラスを過剰に散布しても好ましい
結果は得られなかった。また、表2には記載していない
が、締め固め終了後、直ちに遅延剤の散布、水ガラスの
散布、洗い出しの工程を実施しても、同様に良好な結果
が得られた。最もこの場合、水ガラスはコンクリートの
全断面を硬化させる量が必要であった。さらに、急結剤
として、『デンカナトミック−L』電気化学工業(株)
製(炭酸アルカリ塩系、比重;1.50)又はJIS3
号珪酸ソーダを使用しても表2と同様の結果が得られ
た。
【0014】〈2.施工試験〉 [2−1.試験方法]前記予備試験の結果に基づいて、
社内工場にて約6m2 の面積で前記表1に示した配合及
び空隙率で透水コンクリート舗装を施工した後、遅延剤
として『T−21』を約0.15kg/m2 散布し、2
4時間後続いて水ガラスを水で希釈したもの(1:2の
重量比)を7.5kg/m2 散布し、1.5時間後、回
転式床掃除用ポリッシャーにセルロース系の硬めのブラ
シを取り付けて洗い出しを行なった。
【0015】[2−2.試験結果] (1)目視の観察により、舗装材表面のセメントペース
トが良く洗い出せたことを確認した。 (2)洗い出し中における骨材の脱離は極めて少ないこ
とが確認された。
【0016】以上本発明を実施例に基づいて説明した
が、本発明は前記した実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限りど
のようにでも実施することができる。
【0017】
【発明の効果】以上要するに本発明は、透水コンクリー
トの表面のセメントペーストを遅延剤の遅延作用で凝
結、硬化を遅延させ、その内部については急結材の作用
で短時間で高い強度を発現させることができる。したが
って、その後の洗い出しに際し、骨材の脱離を生ずるこ
となく、表面のセメントペーストのみを容易に洗い出す
ことができ、透水コンクリートの表面を美麗に仕上げる
ことができる。また、従来のショットブラスト工法やウ
ォータブラスト工法のように、専用の特殊な機械設備を
必要とすることがないので、実用性が極めて高く、しか
も遅延剤や急結材の使用量は少ないので、経済的にも優
れている。さらに、本発明における洗い出し作業は、急
結材の塗布後、早期に実施することができるので、全体
の施工作業時間を大幅に短縮することができる。また、
洗い出し作業は、急結材の塗布後、遅延材の遅延作用が
継続している範囲内で十分な時間をおいても実施するこ
とができので、作業スケジュールをこれに応じて効率よ
く組み直せば作業効率も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を模式的に示す断面図であり、(a)締
め固め・仕上げ完了の状態を示す断面図、(b)遅延剤
を塗布した状態を示す断面図、(c)急結材を塗布した
状態を示す断面図、(d)洗い出し完了の状態を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 骨材 2 セメントペースト 3 空隙 4 遅延剤 5 急結材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−120606(JP,A) 特開 平6−47725(JP,A) 特開 平3−114704(JP,A) 特開 平2−269252(JP,A) 「現場施工透水コンクリート舗装の問 題点と改善方法」,セメント技術大会講 演要旨,Vo.51,p.388−389, (1997) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B28B 11/08 C04B 41/72 E04F 13/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 骨材間に連続空隙を有する透水コンクリ
    ートの施工に際し、混ぜ合わせた材料を打ち込み、締め
    固めた後、遅延剤を塗布し、続いて遅延剤の塗布量より
    多い量の急結材を塗布した後、表面のセメントペースト
    を洗い出すようにしたことを特徴とする透水コンクリー
    トの洗い出し仕上げ方法。
JP9012316A 1997-01-27 1997-01-27 透水コンクリートの洗い出し仕上げ方法 Expired - Fee Related JP3000443B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9012316A JP3000443B2 (ja) 1997-01-27 1997-01-27 透水コンクリートの洗い出し仕上げ方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9012316A JP3000443B2 (ja) 1997-01-27 1997-01-27 透水コンクリートの洗い出し仕上げ方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10202633A JPH10202633A (ja) 1998-08-04
JP3000443B2 true JP3000443B2 (ja) 2000-01-17

Family

ID=11801918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9012316A Expired - Fee Related JP3000443B2 (ja) 1997-01-27 1997-01-27 透水コンクリートの洗い出し仕上げ方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3000443B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10054581A1 (de) * 2000-11-03 2002-05-08 Metten Stein & Design Gmbh Verfahren zum Fertigen von Betonsteinen oder Betonplatten
JP2008156131A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Oriental Shiraishi Corp セメント凝結遅延用散布液、コンクリート表面の処理方法及びコンクリート構造物の製造方法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
「現場施工透水コンクリート舗装の問題点と改善方法」,セメント技術大会講演要旨,Vo.51,p.388−389,(1997)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10202633A (ja) 1998-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2370902C (en) Processes for producing monolithic architectural cementitious structures having decorative aggregate-containing cementitious surfaces
DE10351964B4 (de) Mörtelformulierung und Verfahren zum Entfernen einer Schicht aus der abgebundenen Mörtelformulierung
CA2294205A1 (en) Concrete for jointing and method of jointing using said concrete
CN109138490A (zh) 一种采用nsm-trc加固砌体结构的方法及其砌体
JP3000443B2 (ja) 透水コンクリートの洗い出し仕上げ方法
CA2018321A1 (en) Admixture for concrete mixes
JP2001233662A (ja) 排水性舗装用コンクリート組成物
EP1144340B1 (de) Material zum abdichten poröser bauflächen
JP3398716B2 (ja) コンクリートの仕上げ方法
CN217518277U (zh) 一种楼面板网状裂缝渗漏与加固结构
JP2020152599A (ja) コンクリートの表面処理方法
JPH03235801A (ja) 浸透簡易舗装方法
KR100272948B1 (ko) 규산질계 분말형 도포 방수제
KR20170026091A (ko) 고성능 숏크리트 조성물을 이용한 결합식 옹벽의 시공방법
JP2876519B2 (ja) コンクリート打放し状表面の防水仕上方法
DE3638646A1 (de) Verfahren und mittel zur sanierung und nachbesserung von beton
JPH11278902A (ja) 法面吹付材料及びそれを用いた法面吹付工法
JP3183429B2 (ja) 自己充填用コンクリートの製造方法
KR102603728B1 (ko) 재생섬유를 포함하는 분말형 탄성 도포방수재 조성물
JP3985086B2 (ja) 土を主成分とした左官工法
KR100521102B1 (ko) 퍼라이트를 포함하는 유·무기 규산질계 침투성 방수재 및이를 이용한 방수층구조와 그 시공 방법
IE52589B1 (en) Process for the manufacture of a surface for sports centres,in particular tennis courts
JP2002068792A (ja) セメントまたはモルタルに混入するための混和材
KR100517870B1 (ko) 콘크리트벽면 기본바탕 조성용 몰탈
JP2025162793A (ja) コンクリート用養生剤、及び、これを利用したコンクリートの養生方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees