JP3000304U - 腕時計 - Google Patents

腕時計

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JP3000304U
JP3000304U JP14794U JP14794U JP3000304U JP 3000304 U JP3000304 U JP 3000304U JP 14794 U JP14794 U JP 14794U JP 14794 U JP14794 U JP 14794U JP 3000304 U JP3000304 U JP 3000304U
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JP
Japan
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timepiece
retroreflective material
band
wristwatch
watch
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JP14794U
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English (en)
Inventor
秀昭 半田
Original Assignee
萬世工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 夜間においても時計構成部材が視認可能で装
飾効果を持たせる。 【構成】 時計本体1,文字板3,バンド本体6a,6b
等の時計構成部材の少なくとも1つを、再帰性反射材自
体あるいは再帰性反射材を固定したものとして、夜間の
光による反射輝度を高め、腕時計の存在を視認しやすく
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、腕時計に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、腕時計においては、ファッション性を高めるため色彩,形状に工夫がな されたり、宝石類をあしらうことがなされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし従来の腕時計では、色彩,形状に工夫をし、宝石類を設けても、それら は昼間や十分な照明がなされている場所でしか視認できず、夜間の比較的暗い場 所における腕時計のファッション性の追及はできないに等しかった。
【0004】 本考案の目的は、夜間においても時計構成部材が視認できて、装飾効果がある 腕時計を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案は、時計本体,時計本体内に設けられる文字 板,時計本体側部から延出するバンド等の時計構成部材からなる腕時計において 、 前記時計構成部材の少なくとも1つを再帰性反射材にて構成したことを特徴と する。
【0006】 また前記腕時計において、時計構成部材の少なくとも1つを再帰性反射材にて 構成し、さらに再帰性反射材の表面に、当該再帰性反射材と同系色の文字,図柄 等を示す無反射部分を形成したことを特徴とする。
【0007】 また時計本体内に設けられる文字板の少なくとも一部を再帰性反射材にしたこ とを特徴とする。
【0008】 また時計本体内に設けられ、かつ時刻表示用針が表面を回転する文字板の表面 を、時字表示のために異なる複数の再帰性反射材の組合せによって分割したこと を特徴とする。
【0009】 また時計本体から延出するバンドの少なくとも一部を再帰性反射材にしたこと を特徴とする。
【0010】 また時計本体から延出するバンドを異なる複数の再帰性反射材を組合わせて構 成したことを特徴とする。
【0011】 また時計本体から延出するバンドの少なくとも一部を再帰性反射材にし、さら にこのバンドに補助バンドの取付部を設けたことを特徴とする。
【0012】 また時計本体に開閉可能に設けられる蓋体の表面に再帰性反射材を貼付したこ とを特徴とする。
【0013】
【作用】
前記構成の本考案の腕時計では、光をまっすぐに光源の方向へ反射する再帰性 反射材が、従来の高輝度反射シートと比べて、特に夜間に、より高い視認性を得 ることができるため、時計構成部材を再帰性反射材にて構成することで、夜間の 光で貼付部分が白く輝き、視認可能となって独自の装飾効果を呈すると共に、例 えば、乗用車の運転者が数メートル先から視認できるため、交通安全にもつなが る。
【0014】 また再帰性反射材に印刷等で無反射部分を形成することで、同系色の反射部分 と無反射部分の組合せによって、昼間は全体として無地感を呈し、夜間にはいず れかの部分が浮き出ることになる。
【0015】 また文字板,バンド,蓋体等に再帰性反射材を適宜設けることで、種々の装飾 効果が得られる。
【0016】 また文字板を再帰性反射材で時字表示のため12分割等することで、装飾効果と 共に、夜間の時刻視認が容易になる。
【0017】 また再帰性反射材にて構成されたバンドを補助バンドを取り付けることで、衣 服の上に腕時計を付けることが可能になる等、使用態様の範囲が広がる。
【0018】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0019】 図1は本考案の一実施例であるアナログ表示タイプの腕時計の平面図、図2は 図1の時計本体の一部を示す断面図であり、1は上部分に透明の合成樹脂あるい はガラス2が装着された合成樹脂製あるいは金属製の時計本体、3は、時計本体 1内の図示しない時計モジュール上に設けられた、周部に時字表示4が形成され た文字板、5a,5b,5cは文字板3上を回転軸5dを中心に回転する時刻表示用 針、6a,6bは、時計本体1の側方に延出するように、時計本体1のバンド止め 腕部7a,7bに図示しないピンで止着されたバンド本体、8は一方のバンド本体 6aに移動可能に設けられた遊環、9は一方のバンド本体6aの端部に固定された 止め枠9aと止めピン9bとからなる止め金具、10は、他方のバンド本体6bに複 数形成されて、止めピン9bが挿入される小孔であって、前記一対のバンド本体 6a,6bと、遊環8と、止め金具9とから時計バンドが構成される。
【0020】 図2において、11は、文字板3の外周端部分を覆うため時計本体1の内壁部に 形成され、上面に装飾用パネル12が固定された見切部、13は時計本体1の底部を 覆う底蓋、14はパッキングである。
【0021】 図3(a)は一方のバンド本体6aの側面図、図3(b)は他方のバンド本体6bの側 面図、図3(c)は遊環8の側面図である。
【0022】 前記一対のバンド本体6a,6bは、図4のバンド本体における端部の拡大図の ように、後述する再帰性反射材からなるシート15にて構成されている。バンド本 体6a,6bの下側には、合成皮革等からなる補強シート16が貼着されている。
【0023】 本実施例では、バンド本体6a,6bの他に、遊環8および図2に示した見切部 11上に固定された装飾用パネル12が前記シート15で構成され、さらに文字板3と して基板3aの上面にも再帰性反射材からなるシート15が貼付されているものが 使用されている。
【0024】 次に前記再帰性反射材のシート15について説明する。
【0025】 再帰性反射とは、光をまっすぐ光源の方向へ反射することをいい、このため、 特に夜間の光で高い視認性を得ることができる。
【0026】 図5,図6は再帰性反射材のシート15の構成例を示す断面図であり、図5は三 面体キューブコーナレンズ素子を用いたシート15-1であって、上層から順に、透 明合成樹脂層20,三面体キューブ素子層21,シール層22,感圧性接着剤層23,保 護ライナ層24とからなり、三面体キューブ素子層21とシール層22との間に空気層 25が形成されている。
【0027】 図6はガラスビーズを用いたシート15-2であって、上層から順に紙ライナ層30 ,ガラスビース層31,芯シート層32,接着剤層33,保護ライナ層34とからなって いる。
【0028】 三面体キューブコーナレンズ素子を用いたシート15-1を固定するには、最下層 の保護ライナ層24を剥がして上述した貼着対象の時計構成部材の上面に載置する 。そして、感圧性接着剤層23が時計構成部材の上面に接することになり、この状 態で最上層の透明合成樹脂層20を押下することで残余のシート15-1が所定部位に 固定されることになる。
【0029】 前記シート15-1において、光Lは、入射すると三面体キューブ素子層21におけ る三角形の鏡面で反射されて、外部へ出射することになる。三面体キューブ素子 層21の鏡面は、非対称であるのでシート15-1の固定方向によって反射の広角性が 変化する。しかし、光反射効率は後述するガラスビーズを用いたシート15-2より 優れている。
【0030】 ガラスビーズを用いたシート15-2を固定するには、最下層の保護ライナ層34を 剥がして貼着対象の時計構成部材の上面に載置して、接着剤層33を時計構成部材 の上面に接触させる。この状態で最上層の紙ライナ層30の上から加熱加圧するこ とで、残余のシート15-2が所定部位に固定されることになる。固定されて貼着面 が冷えた後、紙ライナ層30を剥がす。
【0031】 前記シート15-2は、前記三面体キューブコーナレンズ素子を用いたシート15-1 と異なり対称性を有するので、シート15-2の固定方向による広角性の変化がない 。
【0032】 本実施例では、シート15が再帰性反射をするので夜間の光で白く輝き、腕時計 の機能に加えて、優れたブレスレット効果とミラー効果を呈し、いわゆるファッ ション・ウォッチとしての機能を有することになる。またミラー効果によって、 夜間に取り外した時計の位置が容易に分かり、しかも夜間に乗用車等からの光を 反射して着用者の存在を運転者に知らせられるので、夜間交通事故の防止にも寄 与できる。
【0033】 なお、前記シート15は時計構成部材の少なくとも1つに、また時計構成部材の 少なくとも一部に貼着等して適宜固定すればよく、さらに時計構成部材自体をシ ート15で成型することも考えられ、シート15の応用はその他種々考えられる。以 下に、その応用例を説明する。
【0034】 (1) 前記シート15の表面に、シート15が呈する色と同系色の文字,図柄等をス クリーン印刷等をして、印刷した部分を無反射部分とすることで、昼間はシート 15と無反射部分とが同色で無地物であるように見せ、夜間にシート15の反射部分 あるいは無反射部分を浮き出させるようにすることができる。
【0035】 (2) 文字板3において、図7に示すように、反射方向,色彩等が異なる12の種 類の再帰性反射材のシート151〜1512を組合わせて等角に12等分することによっ て時字表示の印刷をなくすことができる。この場合、シート15は少なくとも隣り 合う部分で異なる種類であるように組み合わせればよく、必ずしも12箇所のすべ てがそれぞれ異なる種類である必要はない。
【0036】 (3) 時計バンドにおいても、種類の異なる再帰性反射材のシート15を適宜組合 せて構成することで、装飾効果を向上させることができる。
【0037】 (4) 時計バンドにおいて、バンド本体6bの小孔10を外のバンドの取付部とし 、例えば、補助バンドとして図8に示すように、止め金具9を用いてシート15が バンド本体6a,6bに貼付された複数(図では2個を示している)の腕時計Wa, Wbを連結し、全体のバンド長を長くして、衣服の上から腕輪やたすきのように して使用することもできる。このようにすれば、光反射面積が大きくなり、上述 した効果がより一層発揮されることになる。なお、補助バンドとしては前記腕時 計でなく、専用のバンドであってもよい。
【0038】 (5) 時計本体1において、図示しないが、開閉可能に蓋体が設けられたもので は、その蓋体の表面に前記シート15を貼付する。
【0039】 また前記シート15は、デジタル表示タイプの腕時計やダイバー用腕時計等、各 種腕時計にも前記アナログ表示タイプの腕時計と同様に用いられる。
【0040】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の腕時計は、請求項1記載の構成によれば、時計 構成部材の再帰性反射材部分が夜間に輝き、視認可能となるので、独自の装飾効 果を呈すると共に、夜間に取り外した腕時計の位置が分かり、しかも車輌等の運 転者が着用者を視認できるため、交通安全にもつながるという効果を奏する。
【0041】 請求項2記載の構成によれば、同系色の反射部分と無反射部分とが形成される ため、前記効果と共に、装飾性の向上が図れる。
【0042】 請求項3,4記載の構成によれば、文字板の一部または全部を再帰性反射材に て構成することで、請求項1記載の構成による効果と共に、時字表示の手段に変 化を持たせられ、夜間の時刻視認が容易になる。
【0043】 請求項5,6記載の構成によれば、バンドの一部または全部を再帰性反射材に て構成することで、請求項1記載の構成による効果と共に、バンドが比較的容易 に交換可能であるので、種々に変化させることが可能になる。
【0044】 請求項7記載の構成によれば、バンドの補助バンドに取り付けて全長を長くで きるので、衣服の上から腕輪やたすきのようにして使用でき、使用態様の範囲が 広がる。
【0045】 請求項8記載の構成によれば、蓋体が設けられているものにおいても、請求項 1記載の構成による効果と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるアナログ表示タイプの
腕時計の平面図である。
【図2】図1の時計本体の一部を示す断面図である。
【図3】時計バンドの構成部材の側面図である。
【図4】バンド本体の端部の拡大図である。
【図5】再帰性反射材の構成を示す断面図である。
【図6】他の再帰性反射材の構成を示す断面図である。
【図7】文字板の一例を示す説明図である。
【図8】補助バンド連結状態の説明図である。
【符号の説明】
1…時計本体、 3…文字板、 4…時字表示、 6
a,6b…バンド本体、 8…遊環、 9…止め金具、
10…小孔(補助バンドの取付部)、 12…装飾用パネル、
15,15-1,15-2…再帰性反射材のシート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G04B 45/00 C 8201−2F G09F 13/16 F 7319−5G

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計本体,時計本体内に設けられる文字
    板,時計本体側部から延出するバンド等の時計構成部材
    からなる腕時計において、前記時計構成部材の少なくと
    も1つを再帰性反射材にて構成したことを特徴とする腕
    時計。
  2. 【請求項2】 時計本体,時計本体内に設けられる文字
    板,時計本体側部から延出するバンド等の時計構成部材
    からなる腕時計において、前記時計構成部材の少なくと
    も1つを再帰性反射材にて構成し、さらに再帰性反射材
    の表面に、当該再帰性反射材と同系色の文字,図柄等を
    示す無反射部分を形成したことを特徴とする腕時計。
  3. 【請求項3】 時計本体内に設けられる文字板の少なく
    とも一部を再帰性反射材にしたことを特徴とする腕時
    計。
  4. 【請求項4】 時計本体内に設けられ、かつ時刻表示用
    針が表面を回転する文字板の表面を、時字表示のために
    異なる複数の再帰性反射材の組合せによって分割したこ
    とを特徴とする腕時計。
  5. 【請求項5】 時計本体から延出するバンドの少なくと
    も一部を再帰性反射材にしたことを特徴とする腕時計。
  6. 【請求項6】 時計本体から延出するバンドを異なる複
    数の再帰性反射材を組合わせて構成したことを特徴とす
    る腕時計。
  7. 【請求項7】 時計本体から延出するバンドの少なくと
    も一部を再帰性反射材にし、さらにこのバンドに補助バ
    ンドの取付部を設けたことを特徴とする腕時計。
  8. 【請求項8】 時計本体に開閉可能に設けられる蓋体の
    表面に再帰性反射材を貼付したことを特徴とする腕時
    計。
JP14794U 1994-01-20 1994-01-20 腕時計 Expired - Lifetime JP3000304U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5475150B1 (ja) * 2013-01-23 2014-04-16 株式会社定慧 腕時計

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5475150B1 (ja) * 2013-01-23 2014-04-16 株式会社定慧 腕時計
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