JP3000135B2 - 自動車用の摩擦クラッチ - Google Patents

自動車用の摩擦クラッチ

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JP3000135B2
JP3000135B2 JP8098935A JP9893596A JP3000135B2 JP 3000135 B2 JP3000135 B2 JP 3000135B2 JP 8098935 A JP8098935 A JP 8098935A JP 9893596 A JP9893596 A JP 9893596A JP 3000135 B2 JP3000135 B2 JP 3000135B2
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ベルンハルト・シエールリング
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マンネスマン ザックス アクチエンゲゼルシャフト
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    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16D2013/642Clutch-plates; Clutch-lamellae with resilient attachment of frictions rings or linings to their supporting discs or plates for allowing limited axial displacement of these rings or linings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/70Pressure members, e.g. pressure plates, for clutch-plates or lamellae; Guiding arrangements for pressure members
    • F16D2013/706Pressure members, e.g. pressure plates, for clutch-plates or lamellae; Guiding arrangements for pressure members the axially movable pressure plate is supported by leaf springs

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用の摩擦ク
ラッチに関するものであり、特に、リング状の摩擦面を
備えていて内燃機関のクランクシャフトと作用結合する
フライホイールと、前記フライホイールに固定されたク
ラッチケースと、前記フライホイールの摩擦面と対向す
るリング状の摩擦面を具備し且つ前記クラッチケース内
に相対回転不能にしかし軸方向に移動可能に配置された
プレッシャープレートと、摩擦ライニングリングを有す
るクラッチディスクを介して前記フライホイールに向か
う方向に前記プレッシャープレートを軸方向で付勢し且
つボスに相対回転不能に結合されたクラッチスプリング
とを具備する自動車用の摩擦クラッチに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】このような摩擦クラッチは、例えばドイ
ツ連邦共和国特許出願公開第2302808号明細書に
より公知である。このような従来技術においては、2つ
の摩擦ライニングリングが、フライホイールの摩擦面と
プレッシャープレートの摩擦面の領域内に設けられてい
る。この摩擦ライニングリングは、支持体とリベット結
合されている。このような構成下においては、プレッシ
ャープレートの摩擦面及びフライホイールの摩擦面がリ
ベットのヘッドの所に当接するまでしか、摩擦ライニン
グリングを摩耗、即ち使用することができない。摩擦ラ
イニングリングの残りの部分は、摩耗、即ち使用されな
いまま廃棄処分にされることになる。このため、クラッ
チディスク全体におけるコストの大部分を占める摩擦ラ
イニングリングを有効に使い切ることができないので不
経済である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、リベ
ット結合された摩擦ライニングリングを備えたクラッチ
ディスクにおいて、摩擦ライニングリングの磨耗容量が
できるだけ大きく使用できかつ耐用寿命後の残余容量を
できるだけ小さくなるように構成することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の課題は、本発明に
よれば、リング状の摩擦面を備えていて内燃機関のクラ
ンクシャフトと作用結合するフライホイールと、前記フ
ライホイールに固定されたクラッチケースと、前記フラ
イホイールの摩擦面と対向するリング状の摩擦面を具備
し且つ前記クラッチケース内に相対回転不能にしかし軸
方向に移動可能に配置されたプレッシャープレートと、
摩擦ライニングリングを有するクラッチディスクを介し
て前記フライホイールに向かう方向に前記プレッシャー
プレートを軸方向で付勢し且つボスに相対回転不能に結
合されたクラッチスプリングとを具備する自動車用の摩
擦クラッチにおいて、前記摩擦クラッチが、前記ボス
(11)と相対回転不能に結合され且つ前記ボス(1
1)から出発して半径方向で外方へ前記摩擦面(4,
7)の設けられた領域まで延びる前記支持体(13〜1
5)を具備しており、前記支持体(13〜15)が、前
記摩擦面にそれぞれ対抗する対抗摩擦面(4′、7′)
を備えた摩擦ライニングリング(16)を両側に備えて
おり、前記摩擦ライニングリング(16)が、その半径
方向で摩擦面(4,7)を越えた範囲にわたって均一
肉厚をもって伸びていて且つ前記範囲内で支持体(13
〜15)とリベット結合されており、前記プレッシャー
プレート(6)及び前記フライホイール(2)は、前記
摩擦ライニングリング(16,19)が前記摩擦面
(4,7)を半径方向で越えて延びるような領域に切欠
き(26,27)を有しており、かつこれらの切欠き
(26,27)は鈍角(α)を有する傾斜部を介して摩
擦面(4,7)に連通していることを特徴とする自動車
用の摩擦クラッチによって解決することができる。
【0005】
【作用】本願発明の構成によれば、固定領域が半径方向
で摩擦面を越えて延びていることによって、摩擦ライニ
ングリングを、とにかく許容される摩耗よりわずかしか
大きくないような材料厚で設計することが可能となる。
これによって、回転軸から大きな間隔をもって配設され
る摩擦ライニングを具備するクラッチディスクの慣性モ
ーメントを、低下することが可能となる。さらに、摩擦
ライニングリングは簡単に製造することが可能であると
ともに、比較的小さな容量であるので、クラッチディス
クの製造を安価にすることが可能となる。その上、摩擦
ライニングリングの対抗摩擦面はその全有効面において
中断せずに構成されており、このことは安定性にも、摩
耗容量にも役立つ。
【0006】本発明の別の特徴によれば、支持体が、周
面において分配された複数の薄板ばねから成っており、
これらの薄板ばねが、摩擦面の内部において周方向に伸
びる一対の耳片、並びにボスもしくはねじり緩衝装置に
結合されるほぼ半径方向に延びるウエブを有しており、
この場合、リベット開口が少なくとも、耳片から半径方
向で突出する舌片に設けられており、この舌片が半径方
向で摩擦面の外側まで延びている。
【0007】薄板ばねの使用によって、両方の摩擦ライ
ニングリングの間の軸方向の弾性を実現することがで
き、始動時の快適さを著しく改善することができる。さ
らに、極めてわずかな付加的な費用でリベット開口を形
成するための耳片を配置することができる。また、上記
構成において、薄板ばねのウエブにもリベット開口を設
けることができる。この構成によれば、少なくともこの
リベット開口のために別個の耳片を省略することが可能
となる。
【0008】さらに、上記構成において、プレッシャー
プレート及びフライホイールに、摩擦ライニングリング
が摩擦面を半径方向で越えて延びるような領域において
切欠きを配置し、かつこれらの切欠きが鈍角を有する傾
斜部を介して摩擦面に連通させることも可能である。こ
の構成によれば、、摩擦ライニングリングの摩耗が増大
しても十分なストロークをもって作動でき、摩擦クラッ
チの運転安全性を保持することができる。
【0009】また、上記構成において、前記傾斜部から
摩擦面(4,7)への移行範囲に現れる前記プレッシャ
ープレート(6)及び前記フライホイール(2)の縁部
を、面取りにより形成することも可能である。このよう
な構成は、特に簡単な形式で、摩擦ライニングリングの
部分的に摩耗された範囲と摩耗にされされない範囲との
間の切れ目効果を減少する。
【0010】さらに本発明において、支持体が扁平な薄
板部材として構成されていてかつ両側に配置された摩擦
ライニングリングを備えており、この場合、摩擦面の投
影部の半径方向内側及び/又は半径方向外側においてリ
ベットが一方の摩擦ライニングリングもしくは他方の摩
擦ライニングリングを支持体と結合していると有利であ
る。このような構成において、製造費も、慣性モーメン
トも低くなる。
【0011】別の有利な構成では、それぞれの摩擦ライ
ニングリングが、固定開口に対して周方向でずらして切
欠き部を有しており、かつ両方の摩擦ライニングリング
は、それぞれのリベットがそのヘッドによって一方の摩
擦ライニングリングの外側に当接し、かつそのシャフト
によって固定開口及びリベット開口を貫通し、かつその
閉鎖ヘッドによって支持体の、前記摩擦ライニングリン
グとは反対の側に当接し、かつ他方の摩擦ライニングリ
ングの切欠き部内に配置されているように、周方向でず
らして配置されている。このような構成は、リベットヘ
ッドを摩擦ライニングリングの外側に当接することによ
って簡単なリベット結合及び反対側におけるリベット結
合を可能にし、この場合、摩擦ライニングリングにおけ
る固定開口が半径方向で開放するスリットとして構成さ
れている場合にも、かつ全く特別に、この固定形式が有
利である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明を以下に実施例を用いて詳
しく説明する。図1は、摩擦クラッチ1の原理的な構成
を示す。この摩擦クラッチは、図示の場合にはディスク
3を介して図示しない内燃機関のクランクシャフトに固
定されているフライホイール2を有している。
【0013】なお、フライホイール2は、ねじり緩衝装
置(トーションダンピング装置)を介して、内燃機関の
クランクシャフトに直接固定されている別のフライホー
ルと結合するように変形することも可能である。フライ
ホイール2には、プレッシャープレート6を収容するク
ラッチケース5が固定されており、前記プレッシャープ
レート6は、軸方向で移動可能に、しかし相対回転不能
にクラッチケース5と、例えば接線板ばねを介して結合
されている。さらに、クラッチケース5はダイヤフラム
スプリング8を収容しており、このダイヤフラムスプリ
ング8は、スペースボルト9を介してクラッチケース5
に支持されていて、かつ、プレッシャープレート6を支
持している。このプレーシャープレート6は、ダイヤフ
ラムスプリング8のばね力によってフライホイール2に
向かう方向に付勢されている。
【0014】プレッシャープレート6及びフライホイー
ル2は、ほぼ軸方向で互いに同列に置かれるリング状の
摩擦面4もしくは7をそれぞれ備えている。プレッシャ
ープレート6とフライホイール2との間には、クラッチ
ディスク10の摩擦ライニングリング16が締め込み可
能なようになっている。クラッチディスク10は、摩擦
ライニングリング16と、図示しない駆動軸に相対回転
不能に配設されたボス11との間に相対回転不能な結合
装置を有している。このような相対回転不能な結合装置
は、支持体13を具備している。この支持体13とボス
11との間には、ねじり緩衝装置12が設けられてい
る。支持体13は、その半径方向内側の領域においてね
じり緩衝装置12の構成部材と結合されている。
【0015】なお、ねじり緩衝装置12の構成部材の一
部を、支持体13としての機能を十分果たすように半径
方向で外方へ延長する構成に変更することも可能であ
る。本実施例において、支持体13は、その外径が摩擦
ライニングリング16の外径とほぼ一致するよう半径方
向で外方へ延長されている。両方の摩擦ライニングリン
グ16は、フライホイール2の摩擦面4及びプレッシャ
ープレート6の摩擦面7と合致する対抗摩擦面4′もし
くは7′をそれぞれ有している。
【0016】摩擦ライニングリング16は、半径方向で
内方へ対抗摩擦面4′もしくは7′を越えて延長されて
おり、かつこの領域において摩擦ライニングリング16
は支持体13とリベット結合されている。このため、支
持体13には、摩擦ライニングリング16における各固
定開口23と合致するリベット開口25が設けられてい
る。図4には、摩擦ライニングリング16の半分の平面
が示されている。摩擦ライニングリングは、半径方向で
内方へ対抗摩擦面4′もしくは7′を越えて伸びてい
て、かつ、そこに半径方向で内方に開口する複数の固定
開口23が設けられている。
【0017】これらの固定開口23に対して周方向でず
らして切欠き部24が設けられている。これにより、摩
擦ライニングリング16の重量を減少させることが可能
となるとともに、2つの摩擦ライニングリング16を周
方向で回動させ、それぞれの固定開口23を切欠き部2
4と合致するようにオーバラップさせることが可能とな
る。このような構成により、図1に相応するようなリベ
ット結合を行うことが可能となる。
【0018】それぞれの固定個所において、リベット2
0の軸部が先に摩擦ライニングリング16における固定
開口23を通って導入され、それによりリベット20の
ヘッド21が摩擦ライニングリング16の外側に当接す
る。リベット20の軸部はなお支持体13におけるリベ
ット開口25を突き通されて、支持体13の、摩擦ライ
ニングリング16とは反対の側でリベット結合される。
この場合、リベット20の閉鎖ヘッド22は反対側に位
置する摩擦ライニングリング16の切欠き部24内に位
置する。
【0019】さらに図1に示した如く、摩擦ライニング
リング16の固定開口23の領域もしくは切欠き部24
の領域において、プレッシャープレート6には切欠き2
6が設けられており、且つフライホイール2には切欠き
27が設けられている。これらの切欠き26、27は、
摩擦面4もしくは7において鈍角αを有する傾斜で終っ
ており、摩耗された摩擦ライニングリング16を示す図
2と関連して、摩擦クラッチ1の運転中に、及び摩擦ラ
イニングリング16の摩耗が増大するにつれてこの摩擦
ライニングリングには、切欠き26及び27の傾斜に相
応する段部が生じることが判る。
【0020】本実施例により、摩耗が生じた後にもクラ
ッチディスク10におけるトラブルのない動作を保証す
ることが可能となる。これは、クラッチディスクに、プ
レッシャープレート6が引っ掛かったままにしてしまう
ような、あるいはフライホイール2が引っ掛かったまま
にしてしまうような円筒状の段部が存在しないからであ
る。
【0021】なお、摩擦面4もしくは7へ移行されるプ
レッシャープレート6及びフライホイール2の傾斜部
は、鋭い縁が生じないように、面取りしておくことが好
ましい。本実施例によって、摩擦ライニングリング16
はその対抗摩擦面4′もしくは7′の範囲でほぼ支持体
13まで摩耗されることが可能となる。なお、摩擦ライ
ニングリング16と支持体13との間の固定部となるリ
ベット部近傍は、摩耗されることがない。
【0022】図5及び図6には、支持体13の代わりに
使用することができる薄板ばね14及び15がそれぞれ
図示されている。図5における、薄板ばね14はほぼ半
径方向に延びるウエブ29を備えており、このウエブ2
9は半径方向で内方へ脚28に連通している。この脚2
8を介して薄板ばね14はボス11と直接結合されてい
るか、もしくは、ねじり緩衝装置12の構成部材と結合
されている。ウエブ29には、半径方向で外方へそれぞ
れ1つの耳片30もしくは31が両周方向で接続されて
おり、この場合、この耳片30もしくは31は軸線方向
で摩擦面4もしくは7と、あるいは対抗摩擦面4′もし
くは7′とほぼ合致している。
【0023】なお、耳片30、31は、両方の摩擦ライ
ニングリング16の互いに軸方向での弾性を可能にする
ために、周方向において波状に構成することが可能であ
る。本実施例においては、耳片31から舌片32が半径
方向で内方へ案内されており、この舌片がリベット開口
33を具備している。また、別のリベット開口33がウ
エブ29に配置されている。さらに、耳片30に舌片3
2′を設けることもでき、この舌片32’にはウエブ2
9におけるリベット開口33の代わりに、あるいは付加
的にリベット開口が形成されている。
【0024】複数の薄板ばね14は周方向で互いに交互
に固定されており、かつ両方の摩擦ライニングリング1
6は図1に類似して両側から交互に一方の薄板ばねに、
もしくは他方の薄板ばねにリベット結合されている。図
6は、両面構成で設けられている薄板ばね15を示す。
このような構成の場合、それぞれ2つの薄板ばね15は
互いに鏡像対称的に構成されており、この場合、耳片3
0もしくは31から延びている半径方向で内方へ向かう
舌片32には、互いに異なる開口が設けられている。一
方の舌片32にはリベット開口33が設けられており、
かつ他方の舌片には開口34が設けられており、これら
両方の開口は図3との関連において詳しく説明される。
【0025】図3は、薄板ばね15と結合される両方の
摩擦ライニングリング16の断面図を示す。この場合、
薄板ばね15は、摩擦クラッチ1に相応してばね力解除
の状態で示されている。両方の摩擦ライニングリング1
6の最大解除距離は、適当な段付きリベット36によっ
て決定されている。この段付きリベット36は、その軸
部が異なる直径、即ち断面における段差を有するように
構成されている。段付きリベット36の小径の軸部は、
図4に示す摩擦ライニングリング16の固定開口23並
びに一方(図3における右側)の薄板ばね15における
一方(図6における左側)の舌片32のリベット開口3
3を貫通している。段付きリベット36は、小径の軸部
に連続して大径の軸部が設けられている。それにより、
該一方(図3における右側)の薄板ばね15を相応(図
3における右側)する摩擦ライニングリング16に強固
にリベット結合することが可能となる。また、段付きリ
ベット36の大径の軸部は、他方(図6における右側)
の舌片32における開口34を貫通しており、かつこの
舌片32の後方(図3における左側)を段付きリベット
の他方のリベットヘッドによって掴んでいる。これによ
って、両方の薄板ばね15の間の目的に合わせたプレロ
ードを与えることが可能となり、さらに、摩擦クラッチ
のクラッチオフ状態でのばね力解除の制限を行うことが
可能となる。
【0026】図7〜図9は、摩擦ライニングリングの種
々の変形例を示す。例えば、図7に示す摩擦ライニング
リング17は、図4に示す摩擦ライニングリング16の
固定開口23に代わる固定開口35、及び、切欠き部2
4が半径方向で外方へ対抗摩擦面4′もしくは7′を越
えて延びているように構成されている。摩擦ライニング
リング17のこのような結合においては、大きな直径が
利用されるので支持体への良好なトルク伝達が可能であ
る。
【0027】図8に示すように、摩擦ライニングリング
18は、対抗摩擦面4′または7′の半径方向外側に
も、半径方向内側にも固定開口35及び切欠き部24が
設けられているように構成されている。このような場合
には、二重の結合を行うことができ、このことは特に高
いトルクの場合に有利である。図9においては、その固
定開口35を対抗摩擦面4′もしくは7′の半径方向外
側に有しており、かつその外径が段差なしに環状に構成
されているような摩擦ライニングリング19が示されて
いる。このため、個々の固定開口35に対して周方向で
ずらされた切欠き部37が設けられており、この切欠き
部は、切欠き部24の機能を引き受ける。このような構
成によって、良好なトルク伝達と共に、特に簡単に製造
されている摩擦ライニングリングが得ることが可能とな
る。
【0028】
【発明の効果】本発明の上記構成により、リベット結合
された摩擦ライニングリングを備えたクラッチディスク
において、摩擦ライニングリングの摩耗容量ができるだ
け大きく使用できかつ耐用寿命後の残余容量をできるだ
け小さくすることが可能となる。また、本発明の上記構
成によれば、固定領域が半径方向で摩擦面を越えて延び
ていることによって、摩擦ライニングリングを、とにか
く許容される摩耗よりわずかしか大きくないような材料
厚で設計することが可能となる。これによって、回転軸
から大きな間隔をもって配設される摩擦ライニングを具
備するクラッチディスクの慣性モーメントを、低下する
ことが可能となる。さらに、摩擦ライニングリングは簡
単に製造することが可能であるとともに、比較的小さな
容量であるので、クラッチディスクの製造を安価にする
ことが可能となる。その上、摩擦ライニングリングの対
向摩擦面はその全有効面において中断せずに構成されて
おり、このことは安定性にも、摩耗容量にも役立つ。
らに、プレッシャープレート及びフライホイールに、摩
擦ライニングリングが摩擦面を半径方向で越えて延びる
ような領域において切欠きを配置し、かつこれらの切欠
きが鈍角を有する傾斜部を介して摩擦面に連通させるこ
とで、摩擦ライニングリングの摩耗が増大しても十分な
ストロークをもって作動でき、摩擦クラッチの運転安全
性を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】摩擦クラッチの上方半部の縦断面図である。
【図2】摩耗された摩擦ライニングリングを図1に相応
して示す部分断面図である。
【図3】軸方向でばね弾性的な摩擦ライニングリングの
部分断面図である。
【図4】半径方向で内方へ開放する固定開口を有する摩
擦ライニングリングの部分平面図である。
【図5】薄板ばねの形状の支持体の1実施例の平面図で
ある。
【図6】薄板ばねの形状の支持体の別の1実施例の平面
図である。
【図7】摩擦ライニングリングの1実施例の部分平面図
である。
【図8】摩擦ライニングリングの別の1実施例の部分平
面図である。
【図9】摩擦ライニングリングのさらに別の1実施例の
部分平面図である。
【符号の説明】
1 摩擦クラッチ 2 フライホイール 3 ディスク 4 摩擦面 4′ 対抗摩擦面 5 クラッチケース 6 プレッシャープレート 7 摩擦面 7′ 対抗摩擦面 8 ダイヤフラムスプリング 9 スペースボルト 10 クラッチディスク 11 ボス 12 ねじり緩衝装置 13 支持体 14,15 薄板ばね、 16,17,18,19 摩擦ライニングリング 20 リベット 21 ヘッド 22 閉鎖ヘッド 23 固定開口 24 切欠き部 25 リベット開口 26,27 切欠き 28 脚 29 ウエブ 30,31 耳片 32,32′ 舌片 33 リベット開口 34 開口 35 固定開口 36 段付きリベット 37 切欠き部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベルンハルト・シエールリング ドイツ連邦共和国 キュールナッハ、ブ ルメンヴェーク 19 (72)発明者 ハラルド・イェッペ ドイツ連邦共和国 シュヴァインフル ト、シュヴァンベルグシュトラーセ 20 (56)参考文献 特開 平4−69411(JP,A) 実開 平4−5521(JP,U) 実公 昭55−5784(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 11/00 - 25/14

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング状の摩擦面を備えていて内燃機関
    のクランクシャフトと作用結合するフライホイールと、
    前記フライホイールに固定されたクラッチケースと、前
    記フライホイールの摩擦面と対向するリング状の摩擦面
    を具備し且つ前記クラッチケース内に相対回転不能にし
    かし軸方向に移動可能に配置されたプレッシャープレー
    トと、摩擦ライニングリングを有するクラッチディスク
    を介して前記フライホイールに向かう方向に前記プレッ
    シャープレートを軸方向で付勢し且つボスに相対回転不
    能に結合されたクラッチスプリングとを具備する自動車
    用の摩擦クラッチにおいて、 前記摩擦クラッチが、前記ボス(11)と相対回転不能
    に結合され且つ前記ボス(11)から出発して半径方向
    で外方へ前記摩擦面(4,7)の設けられた領域まで延
    びる前記支持体(13〜15)を具備しており、 前記支持体(13〜15)が、前記摩擦面にそれぞれ対
    抗する対抗摩擦面(4′,7′)を備えた摩擦ライニン
    グリング(16)を両側に備えており、 前記摩擦ライニングリング(16)が、その半径方向で
    摩擦面(4,7)を越えた範囲にわたって均一な肉厚を
    もって伸びていて且つ前記範囲内で支持体(13〜1
    5)とリベット結合されており、 前記プレッシャープレート(6)及び前記フライホイー
    ル(2)は、前記摩擦ライニングリング(16,19)
    が前記摩擦面(4,7)を半径方向で越えて延びるよう
    な領域に切欠き(26,27)を有しており、かつこれ
    らの切欠き(26,27)は鈍角(α)を有する傾斜部
    を介して摩擦面(4,7)に連通していることを特徴と
    する自動車用の摩擦クラッチ。
  2. 【請求項2】 前記傾斜部から摩擦面(4,7)への移
    行範囲に現れる前記プレッシャープレート(6)及び前
    記フライホイール(2)の縁部は、面取りにより形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の摩擦クラッ
    チ。
  3. 【請求項3】 前記ボス(11)と前記支持体(13〜
    15)との間には、ねじり緩衝装置(12)が設けられ
    ており、 前記支持体(14,15)が、周方向に分配配置された
    複数の薄板ばね(14,15)から構成されており、 前記薄板ばね(14,15)が、周方向に伸びる一対の
    耳片(30,31)と、ボス(11)もしくはねじり緩
    衝装置(12)に結合されるほぼ半径方向に延びるウエ
    ブ(29)とを具備しており、 前記耳片(30,31)の少なくとも一方には、該耳片
    (30,31)から半径方向で突出し且つ半径方向で摩
    擦面(4,7)の外側まで延びている舌片(32)が設
    けられており、さらに、 前記舌片(32)に、前記摩擦ライニングリング(1
    6)をリベット結合するためのリベット開口(33)が
    設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の摩擦クラッチ。
  4. 【請求項4】 前記ウエブ(29)に、前記摩擦ライニ
    ングリング(16)をリベット結合するためのリベット
    開口(33)が設けられていることを特徴とする請求項
    3に記載の摩擦クラッチ。
  5. 【請求項5】 前記支持体(13)は扁平な薄板部材よ
    り構成されておりかつ両側に配置された一対の前記摩擦
    ライニングリング(16)を備えており、 前記摩擦面(4,7)の半径方向内側もしくは半径方向
    外側においてリベット(20)により前記摩擦ライニン
    グリング(16)と前記支持体(13)とを結合してい
    ることを特徴とする請求項1記載の摩擦クラッチ。
  6. 【請求項6】 前記摩擦ライニングリング(16〜1
    9)の固定開口(23,35)及び前記支持体(13〜
    15)のリベット開口(33)とがリベット(20,3
    6)によりリベット結合されることにより、前記摩擦ラ
    イニングリング(16〜19)と前記支持体(13〜1
    5)とが固定されており、 前記摩擦ライニングリング(16〜19)が、前記固定
    開口(23,35)に対して周方向でずらして切欠き部
    (24,37)を有しており、 前記リベット(20)のヘッド(21)が、一方の摩擦
    ライニングリングの外側に当接し、 前記リベット(20)の軸部が、前記固定開口(23,
    35)及び前記リベット開口(33)を貫通し、 かつ、 前記リベット(20)の閉鎖ヘッド(22)が、前記一
    方の摩擦ライニングリ ングとは反対の側に位置する前記
    支持体(13〜15)の表面に当接するとともに、他方
    の摩擦ライニングリングの前記切欠き部(24,37)
    内に配置されていることを特徴とする請求項1から5の
    何れか1項に記載の摩擦クラッチ。
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