JP3000047U - 押花を配置埋封した服飾用ボタンの飾玉 - Google Patents

押花を配置埋封した服飾用ボタンの飾玉

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JP3000047U
JP3000047U JP81494U JP81494U JP3000047U JP 3000047 U JP3000047 U JP 3000047U JP 81494 U JP81494 U JP 81494U JP 81494 U JP81494 U JP 81494U JP 3000047 U JP3000047 U JP 3000047U
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喜森 宮村
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喜森 宮村
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 この考案は、手芸教室などで自然の花を採
取して作った押花を活用して、服飾用ボタンの飾玉を手
作るについて、従来の自然の花をそのままの立体状に乾
燥して、アクセサリーなどの飾玉にするために使用して
いた、合成樹脂製の透明な型枠を使用する際に生じる問
題点を、その構造などの改善を通して解決し、押花を配
置埋封した手作りの、服飾用ボタンの飾玉の開発を目的
とする。 【構 成】 透明な合成樹脂製の、その直径に対し、甲
高の高さを約1/4〜1/6とし、片面に中空開口部位
2を設けた服飾用ボタンの飾玉用透明枠1を設ける。そ
の中空開口部位2の内壁面の中央部に、平面な部位3を
設け、その平面な部位3を中心に、押花4を透明な合成
樹脂で接着埋封して、埋封透明層5を設けてから、その
背面から中空開口部位2面いっぱいに押花4の背景色と
なる着色層6を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、手芸教室や手作り講習会等で、自然の花を採取して押花にしたも のを、透明な合成樹脂の中に埋封して手作る、服飾用ボタンの飾玉に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
透明なアクリル樹脂などで、その片面に中空開口部位を設けた透明枠を設け、 その中にポリエステル樹脂など透明な合成樹脂を注入し、自然の状態のまま乾燥 した花を埋封し、いろいろなアクセサリーなどの飾玉に利用することは既に実施 されているところである。しかし、自然の花を乾燥加圧して、その花の厚さが0 .3mm〜1mm位までに仕上げた押花を、従来の様な透明枠をそのまま使用し て、服飾用ボタンの飾玉に仕上げようとすると、次のような問題点があった。 (イ) 機能的な問題、現在市販されている服飾用ボタンの飾玉の大半は、その 直径が1.5cm〜3cm位であり、その甲高部位の高さは直径の1/7〜1/ 4である。自然の花をその状態のまま乾燥したものは、小さなニンジンの花でも 花たくなどから約0.8cm位ある。これを美しく埋封するには、中空開口部位 の高さが1cmは必要で、肉厚分を含めた甲高部位の高さは1.1cm位の飾玉 用透明枠が必要となり、服飾用ボタンの飾玉としては、余りにも甲高すぎて機能 的に問題があった。 (ロ) 押花の配置埋封の問題、従来の内壁面が半円状になった深い透明枠を使 用して、押花をその内壁面に、透明な合成樹脂を介して接着埋封する際、その合 成樹脂が硬化するまでは、内壁面の中心にむかって流動するので、それに伴って 押花も動き、意図した配置による埋封が容易でないという問題があった。このこ とを解決するため、中空開口部位に70〜80%まで透明な合成樹脂を注入硬化 して、平面な部位を設け、そこに押花を平らに配置埋封したものは、外側より透 視した場合、レンズ効果が働き、押花そのままの美観が減少するなど、押花の配 置埋封について問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題点】
本案は、押花を活用した服飾用ボタンの飾玉の手作りについて、従来の自然の 花をそのまま立体状に乾燥して、アクセサリー等の飾玉の手作りに使用していた 合成樹脂製の透明枠の問題点を、その構造などの改善を通して解決し、自然の美 しい押花を配置埋封した、楽しい手作りの服飾用ボタンの飾玉の開発を、課題と するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
(イ) 透明な合成樹脂製の、その直径に対し、甲高の高さを約1/4〜1/6 とし、その片面に中空開口部位2を設けた服飾用ボタンの飾玉用透明枠1を設け る。 (ロ) その中空開口部位2の内壁面の中央部に、平面な部位3を設ける。 (ハ) その平面な部位3を中心に押花4を透明な合成樹脂で接着埋封して、埋 封透明層5を設ける。 (ニ) その埋封透明層5の背面から、中空開口部位2面いっぱいに、押花4の 背景色となる着色層6を設ける。 (ホ) 飾玉用透明枠1の縁まわりに、中空突起部位7を一体的に設け、その中 空突起部位7の中に、縁を飾る物8を埋封して設ける。
【0005】
【作 用】
本案は、以上のような構造であるから、 (イ) 中空開口部位2の内壁面の中央部に設けた、平面な部位3を中心に、透 明な合成樹脂を介して、0.3mm〜1mm程のうすい肉厚の押花を損傷するこ となく意図どおりに、配置埋封することができる。 (ロ) 0.3mm〜1mmのうすい押花を、その内壁面に接着埋封して設ける 透明層5の肉厚は、約2mm前後ですむため、例えば、透明なポリエステル樹脂 に常温硬化剤を混合して実施する場合でも、その硬化反応熱カロリーが少ないの で、押花に残存している水分に作用して生じる、硬化熱による変色は極めて少な い。 (ハ) 透明枠1の縁まわりに一体的に設けた中空突起部位7の中には、例えば 、編んだ服と同じ残りの毛糸などを埋封するなど作る人の創意を誘う。 (ニ) 服飾用ボタンの飾玉としての機能も良くなり、押花の形状色合いと、そ の着色層6の背景色と相俟って、オリジナルな服飾用ボタンの飾玉となる。
【0006】
【実施例】
(イ) 透明な合成樹脂製の飾玉用透明枠1を透明なアクリル樹脂を成形して作 る。 (ロ) 押花4を内壁面に接着埋封して、埋封透明層5を設けるための透明な合 成樹脂は、ポリエステル樹脂に常温硬化剤を混合して使用する。 (ハ) 実施工程は図4の如く、飾玉用透明枠1を中空開口部位2を上向きにし て置き、内壁面の中央部の平面な部位3を中心にポリエステル樹脂をうすく塗布 し、押花4を表面を下側にして配置しながら埋封し、埋封透明層5を設ける。 (ニ) 押花4の背景となる着色層6を設けるには、着色した和紙、布などを透 明なポリエステル樹脂を含浸して、埋封透明層5の背面に接合する。 また着色したポリエステル樹脂を中空間口部位2面いっぱいに注入する。
【0007】
【考案の効果】
(イ) 押花4の手芸的活用範囲を広げ、服飾用ボタンでは、今までにはなかっ た押花ボタンを提供する。 (ロ) 本案の構成の中心である、飾玉用透明枠1の内壁面に設けた、平面な部 位3を中心に、内壁面に接着埋封した、埋封透明層5を設ける構成は押花4を活 用した他の服飾品の飾玉作りも応用できる。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本考案の飾玉用透明枠の断面図。
【図 2】本考案の飾玉の断面図。
【図 3】本考案の縁まわりに中空突起部位のある飾玉
の断面図。
【図 4】本考案の実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1は、飾玉用透明枠。2は、中空開口部位。3は、平面
な部位。4は、押花。5は、埋封透明層。6は、着色
層。7は、中空突起部位。8は、縁を飾る物。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ) 透明な合成樹脂製の、その直径に
    対し、甲高の高さを約1/4〜1/6にして、その片面
    に中空開口部位2を設けた、服飾用ボタンの飾玉用透明
    枠1を設ける。 (ロ) その中空開口部位2の内壁面の中央部に平面な
    部位3を設ける。 (ハ) その平面な部位3を中心に、押花4を透明な合
    成樹脂で接着埋封して埋封透明層5を設ける。 (ニ) その埋封透明層5の背面から、中空開口部位2
    面いっぱいに、押花4の背景色となる着色層6を設け
    る。以上の如く構成された、押花を配置埋封した服飾用
    ボタンの飾玉。
  2. 【請求項2】透明枠1の縁まわりに一体的に中空突起部
    位7を設け、その中空突起部位7の中に、縁を飾る物8
    が埋封していることを特徴とする、請求項1記載の押花
    を配置埋封した服飾用ボタンの飾玉。
JP81494U 1994-01-06 1994-01-06 押花を配置埋封した服飾用ボタンの飾玉 Expired - Lifetime JP3000047U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010194374A (ja) * 2010-06-18 2010-09-09 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

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