JP2999275B2 - チューブ配管装置 - Google Patents
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- A61M1/342—Adding solutions to the blood, e.g. substitution solutions
- A61M1/3455—Substitution fluids
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水源に接続される手段装
置と、粉末カートリッジ又は粉末カートリッジを接続す
るための手段装置と、医療溶液、例えば透析液体、血液
濾過のための取換え液体または腹膜透析のための液体の
ような溶液を準備するためのモニタに接続すべき手段装
置とを含んだチューブ配管装置に関するものである。
置と、粉末カートリッジ又は粉末カートリッジを接続す
るための手段装置と、医療溶液、例えば透析液体、血液
濾過のための取換え液体または腹膜透析のための液体の
ような溶液を準備するためのモニタに接続すべき手段装
置とを含んだチューブ配管装置に関するものである。
【0002】本発明は又前記チューブ配管装置の助けを
借りて医療溶液、例えば透析溶液、血液濾過のための取
換え液又は腹膜透析のための透析液のような医療溶液を
準備するためのモニタに濃縮粉末を供給するための方法
であって、前記濃縮粉末が大気圧にある容器から通常は
前記モニタが取上げる液体の代りに供給されていること
を特徴とする供給方法に関するものである。
借りて医療溶液、例えば透析溶液、血液濾過のための取
換え液又は腹膜透析のための透析液のような医療溶液を
準備するためのモニタに濃縮粉末を供給するための方法
であって、前記濃縮粉末が大気圧にある容器から通常は
前記モニタが取上げる液体の代りに供給されていること
を特徴とする供給方法に関するものである。
【0003】
【背景となる技術】例えば透析液体のような医療溶液は
しばしば例えばRO(逆透析、Reverse Osm
osis)配管装置からの純水を供給されて液体の形態
をなす一つ又はそれ以上の濃縮体によって製造される。
そのような装置の例は米国特許第4158 034号及
び第4 293 409号に記載されている。最近にな
って、しかしながら、液体状のこれらの濃縮体の一つ又
はそれ以上のものは粉末形態にある濃縮体によって置換
え可能なることが示されている(例えば米国特許第47
84 495号参照)。この特許に記載されたシステム
は特にスウェーデンのガンブロ(Gambro)社によ
って販売されている透析モニタAK10及びAK100
に用いるよう工夫されている。本システムはまた他の透
析モニタにも採用可能であるが、場合によっては修整が
必要であろう。このことは大気圧力にある一つ又はそれ
以上の容器から液体濃縮体を引き出すようにされたモニ
タにも適用される。そのような修整装置は、しかしなが
ら、多くの理由により望ましいものではない。例えば責
任の所在が明確でない。本発明の目的はしたがってチュ
ーブ配管装置又は配管方法であって、その助けにより粉
末濃縮体をして透析モニタが大気圧力にある容器から液
体濃縮体を取出す場合と殆んど同様にして粉末濃縮体を
透析モニタ又はその類いに供給せしめることが可能なチ
ューブ配管装置又は配管方法を提供することである。
しばしば例えばRO(逆透析、Reverse Osm
osis)配管装置からの純水を供給されて液体の形態
をなす一つ又はそれ以上の濃縮体によって製造される。
そのような装置の例は米国特許第4158 034号及
び第4 293 409号に記載されている。最近にな
って、しかしながら、液体状のこれらの濃縮体の一つ又
はそれ以上のものは粉末形態にある濃縮体によって置換
え可能なることが示されている(例えば米国特許第47
84 495号参照)。この特許に記載されたシステム
は特にスウェーデンのガンブロ(Gambro)社によ
って販売されている透析モニタAK10及びAK100
に用いるよう工夫されている。本システムはまた他の透
析モニタにも採用可能であるが、場合によっては修整が
必要であろう。このことは大気圧力にある一つ又はそれ
以上の容器から液体濃縮体を引き出すようにされたモニ
タにも適用される。そのような修整装置は、しかしなが
ら、多くの理由により望ましいものではない。例えば責
任の所在が明確でない。本発明の目的はしたがってチュ
ーブ配管装置又は配管方法であって、その助けにより粉
末濃縮体をして透析モニタが大気圧力にある容器から液
体濃縮体を取出す場合と殆んど同様にして粉末濃縮体を
透析モニタ又はその類いに供給せしめることが可能なチ
ューブ配管装置又は配管方法を提供することである。
【0004】
【発明の開示】前述の問題点は水源に接続される手段装
置と、粉末カートリッジ又は粉末カートリッジを接続す
るための手段装置と、医療溶液、例えば透析液体、血液
濾過のための取換え液体又は腹膜透析のための液体のよ
うな溶液を準備するためのモニタに接続すべき手段装置
とを含んだチューブ配管装置の助けによって解決され
る。
置と、粉末カートリッジ又は粉末カートリッジを接続す
るための手段装置と、医療溶液、例えば透析液体、血液
濾過のための取換え液体又は腹膜透析のための液体のよ
うな溶液を準備するためのモニタに接続すべき手段装置
とを含んだチューブ配管装置の助けによって解決され
る。
【0005】本発明に係るチューブ配管装置は水の圧力
を実質的に大気圧力に迄降下させる手段装置によって特
徴付けられる。
を実質的に大気圧力に迄降下させる手段装置によって特
徴付けられる。
【0006】好適には、水圧力を下降させるための前記
手段装置は一つの中間貯蔵容器からなっており、同容器
は水供給が阻止される時には大気圧力を示す。例えば前
記中間貯蔵容器はプラスチック又はその類いから作られ
た可撓性バッグから構成されている。
手段装置は一つの中間貯蔵容器からなっており、同容器
は水供給が阻止される時には大気圧力を示す。例えば前
記中間貯蔵容器はプラスチック又はその類いから作られ
た可撓性バッグから構成されている。
【0007】別法として、水圧力を低下させるための前
記手段装置は3方向弁又はその類いから構成することが
可能であり、これらの助けにより大量割合の水が大気圧
力にあるドレーンに搬送されるので、の圧力(大気圧
力)はまたチューブ配管の引続く部分にも支配すること
になる。
記手段装置は3方向弁又はその類いから構成することが
可能であり、これらの助けにより大量割合の水が大気圧
力にあるドレーンに搬送されるので、の圧力(大気圧
力)はまたチューブ配管の引続く部分にも支配すること
になる。
【0008】前記中間貯蔵容器は又剛固な容器から形成
することが可能であり、同容器には供給水のための取入
口と、更に一部分の水を前記粉末カートリッジに搬送す
るための取出口と、大部分の水をして大気圧力にあるド
レーンに導くことにより実質的にこの圧力がチューブ配
管装置の引続く部分内にも支配するようにするための第
二の取出口とが備えられている。
することが可能であり、同容器には供給水のための取入
口と、更に一部分の水を前記粉末カートリッジに搬送す
るための取出口と、大部分の水をして大気圧力にあるド
レーンに導くことにより実質的にこの圧力がチューブ配
管装置の引続く部分内にも支配するようにするための第
二の取出口とが備えられている。
【0009】もしも前記チューブ配管装置と粉末カート
リッジが別個に製造される場合には、チューブ配管装置
は2つの部分に分割し、各々が傾斜したコネクタニード
ルを含むようにすることが可能である。このニードルは
プラスチック又はその類いから作られたシール済みの粉
末カートリッジを貫通してこのカートリッジをチューブ
配管装置に接続してやるためのものである。
リッジが別個に製造される場合には、チューブ配管装置
は2つの部分に分割し、各々が傾斜したコネクタニード
ルを含むようにすることが可能である。このニードルは
プラスチック又はその類いから作られたシール済みの粉
末カートリッジを貫通してこのカートリッジをチューブ
配管装置に接続してやるためのものである。
【0010】本発明は又医療溶液、例えば透析溶液、血
液濾過のための取換え液又は腹膜透析のための透析液の
ような医療溶液を準備するためのモニタに濃縮粉末を供
給するための方法であって、前記粉末が液体の濃縮物の
代りに供給され、通常は前記モニタがこの濃縮物を大気
圧にある容器から取り上げる供給方法にも関している。
この方法の特徴とするところは、前記粉末が水源からの
水の貫流によって溶解され、その際溶解は実質的に大気
圧力において発生し、同圧力はまた取入れられた通常の
濃縮物を引続き前記モニタに搬送する間も維持されるこ
とである。
液濾過のための取換え液又は腹膜透析のための透析液の
ような医療溶液を準備するためのモニタに濃縮粉末を供
給するための方法であって、前記粉末が液体の濃縮物の
代りに供給され、通常は前記モニタがこの濃縮物を大気
圧にある容器から取り上げる供給方法にも関している。
この方法の特徴とするところは、前記粉末が水源からの
水の貫流によって溶解され、その際溶解は実質的に大気
圧力において発生し、同圧力はまた取入れられた通常の
濃縮物を引続き前記モニタに搬送する間も維持されるこ
とである。
【0011】好ましくは、前記大気圧力は所望の量の水
を中間の貯蔵容器に供給し、次に同容器内に大気圧力を
維持しながら前記水の供給を遮断し、その後粉末の溶解
中水を大気圧を以って粉末カートリッジ中から前記モニ
タへと導くことによって維持される。
を中間の貯蔵容器に供給し、次に同容器内に大気圧力を
維持しながら前記水の供給を遮断し、その後粉末の溶解
中水を大気圧を以って粉末カートリッジ中から前記モニ
タへと導くことによって維持される。
【0012】別法として、前記大気圧力は2つの流れに
分割されている水の供給によって維持可能であり、一つ
の流れは大気圧にあるドレーンに行くもの、他の一つは
粉末カートリッジを経て更に前記モニタに行くものであ
る。この場合前記流れの寸法は両流れ内に実質的に大気
の圧力が達成されるよう選ばれる。
分割されている水の供給によって維持可能であり、一つ
の流れは大気圧にあるドレーンに行くもの、他の一つは
粉末カートリッジを経て更に前記モニタに行くものであ
る。この場合前記流れの寸法は両流れ内に実質的に大気
の圧力が達成されるよう選ばれる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の助けにより医療用溶液を準備
するためのシステムを示している。このブロック線図に
おいて、参照番号1は実質的に通常の透析モニタを示し
ており、該モニタは液体形態にある濃縮液を例えば入口
2において大気圧にある容器又はその類いから引き出す
ようにされている二つの濃縮液取入口を備えている。こ
こに取入口2において液体はポンプ4を介して容器5か
ら引き出される。同様にして、取入口3においては濃縮
液はポンプ6の助けを借りて引き出されている。ただ
し、ここでは図示のシステムは本発明に従って改修され
ている。この改修乃至修整は取入口3をコネクタ7の助
けによりチューブ配管8に接続することにより行なわれ
ている。ここで前記配管8は粉末カートリッジ9及び中
間の貯蔵容器10とを含んでいる。前記チューブ配管8
は別のコネクタ11とともに終結しており、その助けに
よりチューブ配管は弁又は遮断タップ12に接続されて
いる。このタップは導管13,14を経て例えばRO
(逆浸透、ReverseOsmosis)配管からの
タップである水源15と接続されている。
するためのシステムを示している。このブロック線図に
おいて、参照番号1は実質的に通常の透析モニタを示し
ており、該モニタは液体形態にある濃縮液を例えば入口
2において大気圧にある容器又はその類いから引き出す
ようにされている二つの濃縮液取入口を備えている。こ
こに取入口2において液体はポンプ4を介して容器5か
ら引き出される。同様にして、取入口3においては濃縮
液はポンプ6の助けを借りて引き出されている。ただ
し、ここでは図示のシステムは本発明に従って改修され
ている。この改修乃至修整は取入口3をコネクタ7の助
けによりチューブ配管8に接続することにより行なわれ
ている。ここで前記配管8は粉末カートリッジ9及び中
間の貯蔵容器10とを含んでいる。前記チューブ配管8
は別のコネクタ11とともに終結しており、その助けに
よりチューブ配管は弁又は遮断タップ12に接続されて
いる。このタップは導管13,14を経て例えばRO
(逆浸透、ReverseOsmosis)配管からの
タップである水源15と接続されている。
【0014】図示された透析モニタ1は慣用の測定及び
規制機器を含むことが出来る。これについては、弁1
6、ヒータ17、ポンプ18及び2つの導伝度計19及
び20、並びに前述のポンプ4及び6及び取入口2及び
3のみが示されている。最後に、参照番号23は最終的
に準備された溶液のための取出口を示している。
規制機器を含むことが出来る。これについては、弁1
6、ヒータ17、ポンプ18及び2つの導伝度計19及
び20、並びに前述のポンプ4及び6及び取入口2及び
3のみが示されている。最後に、参照番号23は最終的
に準備された溶液のための取出口を示している。
【0015】図示の装置がカートリッジ9からの濃縮粉
末を溶解し、これを大気圧にある取入口3に搬送するの
に用いられる時には、すなわち濃縮粉体が容器5と類似
の容器から来たのと同様に搬送するのに用いられる時に
は、チューブ配管8はタップ15からの水を導管14お
よび13および弁12を経て導く。容器10が十分な量
の水を供給された時に弁12は閉じられる。もしも容器
10が可撓性プラスチックバッグ又はその類いからなっ
ている場合には、同容器は自動的に大気圧力を吸収す
る。水の供給中容器10とカートリッジ9の間の導管は
クランプ又は類似のもの21によって閉じ続けられる。
容器10が充満されると、このクランプが開口され、水
は粉末カートリッジ9及びコネクタ7を経て取入口3へ
と流れることが許容される。この流れはもしも容器10
が粉末カートリッジ9よりも幾分高く配置されている時
に促進される。全チューブ配管が実質的に大気圧にある
ので、ポンプ6及びそれに続くレギュレータは代りに液
状の濃縮液が大気圧にある容器から取出された場合とく
らべても何らの差異を感知しない。かくして、モニタ1
に対する何らの修整も必要が無い。
末を溶解し、これを大気圧にある取入口3に搬送するの
に用いられる時には、すなわち濃縮粉体が容器5と類似
の容器から来たのと同様に搬送するのに用いられる時に
は、チューブ配管8はタップ15からの水を導管14お
よび13および弁12を経て導く。容器10が十分な量
の水を供給された時に弁12は閉じられる。もしも容器
10が可撓性プラスチックバッグ又はその類いからなっ
ている場合には、同容器は自動的に大気圧力を吸収す
る。水の供給中容器10とカートリッジ9の間の導管は
クランプ又は類似のもの21によって閉じ続けられる。
容器10が充満されると、このクランプが開口され、水
は粉末カートリッジ9及びコネクタ7を経て取入口3へ
と流れることが許容される。この流れはもしも容器10
が粉末カートリッジ9よりも幾分高く配置されている時
に促進される。全チューブ配管が実質的に大気圧にある
ので、ポンプ6及びそれに続くレギュレータは代りに液
状の濃縮液が大気圧にある容器から取出された場合とく
らべても何らの差異を感知しない。かくして、モニタ1
に対する何らの修整も必要が無い。
【0016】図1の下の方において、容器10を用いる
構造の代替例が点線によって示されている。この代替例
によれば、バッグ10は3方向弁10''' によって置換
えられている。ここではチューブ配管は8’によって示
されており、3方向弁は2本の分岐導管8a及び8bに
分割されている。かくして分岐導管8aは粉末カートリ
ッジ9に通ずる一方、分岐導管8bは大気圧にあるドレ
ーンに通じている。これらの分岐導管の形状は分岐導管
8a及び引続くチューブ配管部分内に大気圧が支配出来
るようにすることが出来る。
構造の代替例が点線によって示されている。この代替例
によれば、バッグ10は3方向弁10''' によって置換
えられている。ここではチューブ配管は8’によって示
されており、3方向弁は2本の分岐導管8a及び8bに
分割されている。かくして分岐導管8aは粉末カートリ
ッジ9に通ずる一方、分岐導管8bは大気圧にあるドレ
ーンに通じている。これらの分岐導管の形状は分岐導管
8a及び引続くチューブ配管部分内に大気圧が支配出来
るようにすることが出来る。
【0017】図2においては別の代替例が示されてい
る。ここでは前記3方向弁10''' は例えば点滴チャン
バのようなより小さな容器10’によって置換えられて
おり、このチャンバからは2本の導管が出ている。すな
わち、粉末カートリッジ9’を備えた導管8a’及び大
気圧でドレーンに通ずる導管8b’が出ている。前記分
岐導管8a’及び8b’も又粉末カートリッジ及びチュ
ーブ配管の引続く部分が実質的に大気圧にある形状とす
ることが出来る。
る。ここでは前記3方向弁10''' は例えば点滴チャン
バのようなより小さな容器10’によって置換えられて
おり、このチャンバからは2本の導管が出ている。すな
わち、粉末カートリッジ9’を備えた導管8a’及び大
気圧でドレーンに通ずる導管8b’が出ている。前記分
岐導管8a’及び8b’も又粉末カートリッジ及びチュ
ーブ配管の引続く部分が実質的に大気圧にある形状とす
ることが出来る。
【0018】
【チューブ配管の好ましい実施例】図3には本発明に係
るチューブ配管の一つの好ましい実施例が示されてい
る。原理的に第1図のチューブ配管に対応する特徴部分
は同一の参照番号が付されているが、引用符が付されて
いる。従って12''は弁12に対応するタップを意味し
ており、11''はコネクタ11に対応するコネクタを示
している。同様にして、図示のチューブ配管はバッグ1
0''に溶接されたチユーブ8''を含んでいる。チューブ
配管内の他のチユーブも又8''によって示されている。
遮断装置21''はバッグを出るチューブセクション上に
おいて図式的に示されている。これは必らずしもチュー
ブ配管自体内に含まれている必要は無いが、別個のチュ
ーブクランプから構成されることが出来る。同一のチュ
ーブセクションがテーパコネクタニードル22''内に終
結しており、これは拡大された尺度によりより詳細に示
されている。同様にして、最終のチューブセクションは
別個に示された粉末カートリッジ9''に接続されるコネ
クタニードル22''を含んでいる。これはコネクタ片
7''と連結されており、該片は医療液体を準備するため
のモニタに接続されるものである。このモニタは1''で
示される第二のコネクタ片によって象徴されている。チ
ューブ配管全体は気体、熱又は放射線の助けによって消
毒することが可能なプラスチック材から適当に形成する
ことが可能である。このようにして、前記チューブ配管
は耐バクテリアパッケージ内に無菌状態で供給すること
が出来、かつ又そう高価なものでもないので使用後は空
の粉末カートリッジとともに投げすてることが可能であ
る。なおこのカートリッジにはコネクタニードル22'
を介してチューブ配管が接続され、ニードル22’はカ
ートリッジの頂部、底部それぞれにおいて同カートリッ
ジに挿入される。前記粉末カートリッジは更に前述の米
国特許第4 784 495号に記載のものと類似なも
のにすることが可能である。同様にして、代替的な形状
も考えることが出来る。例えば、前記カートリッジは容
器10の一部として形成することが可能である。この部
分は破りあけることが可能なシールの助けにより容器の
残りとは隔離されることが可能である。好適には容器1
0の下側部分は水を最初容器の上側部分に供給し、次に
水が下側粉末床中を流れるように用いるのが良い。
るチューブ配管の一つの好ましい実施例が示されてい
る。原理的に第1図のチューブ配管に対応する特徴部分
は同一の参照番号が付されているが、引用符が付されて
いる。従って12''は弁12に対応するタップを意味し
ており、11''はコネクタ11に対応するコネクタを示
している。同様にして、図示のチューブ配管はバッグ1
0''に溶接されたチユーブ8''を含んでいる。チューブ
配管内の他のチユーブも又8''によって示されている。
遮断装置21''はバッグを出るチューブセクション上に
おいて図式的に示されている。これは必らずしもチュー
ブ配管自体内に含まれている必要は無いが、別個のチュ
ーブクランプから構成されることが出来る。同一のチュ
ーブセクションがテーパコネクタニードル22''内に終
結しており、これは拡大された尺度によりより詳細に示
されている。同様にして、最終のチューブセクションは
別個に示された粉末カートリッジ9''に接続されるコネ
クタニードル22''を含んでいる。これはコネクタ片
7''と連結されており、該片は医療液体を準備するため
のモニタに接続されるものである。このモニタは1''で
示される第二のコネクタ片によって象徴されている。チ
ューブ配管全体は気体、熱又は放射線の助けによって消
毒することが可能なプラスチック材から適当に形成する
ことが可能である。このようにして、前記チューブ配管
は耐バクテリアパッケージ内に無菌状態で供給すること
が出来、かつ又そう高価なものでもないので使用後は空
の粉末カートリッジとともに投げすてることが可能であ
る。なおこのカートリッジにはコネクタニードル22'
を介してチューブ配管が接続され、ニードル22’はカ
ートリッジの頂部、底部それぞれにおいて同カートリッ
ジに挿入される。前記粉末カートリッジは更に前述の米
国特許第4 784 495号に記載のものと類似なも
のにすることが可能である。同様にして、代替的な形状
も考えることが出来る。例えば、前記カートリッジは容
器10の一部として形成することが可能である。この部
分は破りあけることが可能なシールの助けにより容器の
残りとは隔離されることが可能である。好適には容器1
0の下側部分は水を最初容器の上側部分に供給し、次に
水が下側粉末床中を流れるように用いるのが良い。
【0019】当然のことながら、本発明は単に前述の実
施例にのみ限定されるものではなく、特許請求の範囲内
で変化させることが可能である。例えば、図1に含まれ
た詳細部分は極めて図式的に示されている。従って形状
及び機能は広範囲に変更可能である。最後に、「実質的
に大気圧にある」なる表現はモニタ1が水を容器10か
ら粉末カートリッジ9を介して引き出す時に発生する亜
大気圧力をも含むものと理解されたい。
施例にのみ限定されるものではなく、特許請求の範囲内
で変化させることが可能である。例えば、図1に含まれ
た詳細部分は極めて図式的に示されている。従って形状
及び機能は広範囲に変更可能である。最後に、「実質的
に大気圧にある」なる表現はモニタ1が水を容器10か
ら粉末カートリッジ9を介して引き出す時に発生する亜
大気圧力をも含むものと理解されたい。
【図1】本発明を用いて医療溶液を準備するためのシス
テムのブロック線図を図式的に示している。
テムのブロック線図を図式的に示している。
【図2】前述のシステムの一部分の代替構造。
【図3】本発明に係るチューブ配管装置。
12,15 水源 11 水源に接続する手段装置 9 粉末カートリッジ 22'' 粉末カートリッジに接続する手段装置 1 モニタ 10;10' ;10'';10''' 水圧力を低下させる
手段装置
手段装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−19198(JP,A) 特開 昭63−194666(JP,A) 特開 平3−73164(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 1/14 A61M 1/28
Claims (9)
- 【請求項1】 水源(12,15)に接続される手段装
置(11)と、粉末カートリッジ(9)又は粉末カート
リッジを接続するための手段装置(22'')と、医療溶
液、例えば透析液体、血液濾過のための取換え液体又は
腹膜透析のための液体のような溶液を準備するためのモ
ニタ(1)に接続すべき手段装置(7)とを含んだチュ
ーブ配管装置において、水圧力を実質的に大気圧に下降
させるための手段装置(10;10’;10'';1
0''' )が含まれていることを特徴とするチューブ配管
装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のチューブ配管装置にお
いて、前記水圧力を下降させるための前記手段装置は中
間の貯蔵容器(10;10' ;10'')からなってお
り、同容器は水供給が遮断されると大気圧力を取ること
を特徴とするチューブ配管装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載のチューブ配管装置にお
いて、前記中間貯蔵容器はプラスチック又はその類いか
ら作られた可撓性バッグ(10,10'')からなってい
ることを特徴とするチューブ配管装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載のチューブ配管装置にお
いて、水圧力を下降させるための前記手段装置は3方向
弁(10''' )又はその類いからなっており、同弁の助
けにより大量の水が大気圧にあるドレーンへと搬送さ
れ、実質的にこの圧力がチューブ配管装置の引続く部分
内にも浸透することを特徴とするチューブ配管装置。 - 【請求項5】 請求項1に記載のチューブ配管装置にお
いて、前記中間の貯蔵容器は剛固な容器(10’)から
なっており、同容器には供給水のための取入口と、更に
一部分の水を前記粉末カートリッジ(9’)に搬送する
ための取出口(8a’)と、大部分の水をして大気圧に
あるドレーンに導くことにより実質的にこの圧力がチュ
ーブ配管装置の引続く部分内にも支配するようにするた
めの第二の取出口(8b’)とからなっていることを特
徴とするチューブ配管装置。 - 【請求項6】 請求項1から5迄のいづれか一つの項に
記載のチューブ配管装置において、同装置は2つの部分
に分割されており、各々の部分はプラスチック又はその
類いから作られたシールされている粉末カートリッジ
(9)を穿孔するための傾斜したコネクタニードル(2
2'')にして、このカートリッジをチューブ配管装置に
接続するためのニードルを含んでいることを特徴とする
チューブ配管装置。 - 【請求項7】 医療溶液、例えば透析溶液、血液濾過の
ための取換え液又は腹膜透析のための透析液のような医
療溶液を準備するためのモニタ(1)に濃縮粉末を供給
するための方法であって、前記粉末が液体の濃縮物の代
りに供給され、通常は前記モニタがこの濃縮物を大気圧
にある容器から取り上げる供給方法において、前記粉末
は水源(12,15)からの水の貫流によって溶解さ
れ、その際溶解は実質的に大気圧力において発生し、同
圧力はまた取入れられた通常の濃縮物を引続き前記モニ
タに搬送する間も維持されることを特徴とする供給方
法。 - 【請求項8】 請求項7に記載の供給方法において、前
記大気圧力は所望の量の水を中間の貯蔵容器に供給し、
その後大気圧力を前記容器内に維持したまま水の供給を
阻止し、次に水を大気圧において前記粉末の溶解中前記
粉末カートリッジを経て前記モニタへと導いてやること
により維持されることを特徴とする供給方法。 - 【請求項9】 請求項7に記載の供給方法において、前
記水の供給部は2つの流れ(8a,8b;8a’,8
b’)に分割されており、一つは大気圧においてドレー
ンに行く流れ、もう一つは粉末カートリッジを経て更に
前記モニタ(1)へと行く流れであり、その場合前記流
れの寸法は両流れ内において実質的に大気圧力が達成さ
れるように選ばれていることを特徴とする供給方法。
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AU2004227818B2 (en) | 2003-04-07 | 2009-12-03 | Gambro Lundia Ab | A device for use in a cartridge, and a cartridge |
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DE102011106248A1 (de) * | 2011-07-01 | 2013-01-03 | Fresenius Medical Care Deutschland Gmbh | Behälter, Verwendung, Dialysegerät oder Zubereitungseinheit sowie Verfahren zur Herstellung eines Konzentrats |
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US4473369A (en) * | 1982-01-11 | 1984-09-25 | Baxter Travenol Laboratories, Inc. | Continuous ambulatory peritoneal dialysis clamping system |
US4784495A (en) * | 1987-02-06 | 1988-11-15 | Gambro Ab | System for preparing a fluid intended for a medical procedure by mixing at least one concentrate in powder form with water |
DE8813659U1 (de) * | 1988-11-01 | 1988-12-15 | B. Braun Melsungen Ag, 3508 Melsungen | Vorrichtung zur Abgabe von flüssigen Präparaten an einen Abnehmer |
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SE467524B (sv) | 1992-08-03 |
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