JP2998999B2 - セラミックヒータ - Google Patents

セラミックヒータ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの始動補助手
段であるグロープラグや、ガス、灯油等の燃料を燃焼す
る燃焼機器の着火用ヒータに使用される非酸化物セラミ
ックを用いたセラミックヒータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のセラミックヒータは、窒化珪素質
セラミック中に、通電を受けて発熱する発熱体を埋設し
たものが知られている。また、窒化アルミニウム中に発
熱体を埋設した技術(特開平2−183718号の公
報)も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来一般的に使用され
ている窒化珪素質セラミックは、熱伝導率が低いため、
発熱体が通電されてから、発熱部が高温に達するのに、
時間がかかる。また、使用上限温度が1300℃で、発
熱体の通電により、あるいは使用される雰囲気温度によ
り、その上限温度を越えると、表面からの酸化が極端に
進み、大気中でも酸化が進むと内部の発熱体が酸化し、
発熱体が破損する。また、例えばグロープラグとしてエ
ンジン内に使用した場合では、エロージョンにより細く
なってしまう。一方、発熱体にWC、W、W合金を使用
した場合、長時間通電して発熱体の周辺温度が1500
℃近くに達すると、Wが窒化珪素の粒界にある低融点マ
トリックス(融点1400℃)と反応し、W+SiO2
→WSi2 が生じて、発熱体の抵抗値が上昇し、場合に
よっては通電不良が生じる可能性があった。
【0004】また、窒化アルミニウム質セラミックを使
用したセラミックヒータは、熱伝導率が良いため、発熱
部の温度を1300℃以上にすると、セラミックヒータ
の支持部の温度が、図6の破線ハに示すように、短時間
で800℃に上昇してしまう。このため、電極取出部分
でのろう付け箇所が酸化し、導通不良が生じてしまう。
また、熱伝導率が良いため、セラミックヒータの支持部
分から熱が逃げてしまうため、図7の破線ニに示すよう
に、消費電力が大きくなる問題点を備えていた。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、発熱部の発熱速度が速く、高温時
の耐酸化性に優れ、支持部の温度を低くして電極取出部
の取出部を保護し、消費電力を低く抑えることのできる
セラミックヒータの提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のセラミックヒー
タは、次の2つの技術的手段を採用した。
【0007】第1発明のセラミックヒータは、非酸化物
セラミック中に、WC、WまたはW合金を用いた発熱体
を埋設してなる。そして、前記発熱体を内部に埋設する
発熱部の前記非酸化物セラミックは、窒化アルミニウム
質セラミックで形成され、前記発熱部を支持する支持部
の前記非酸化物セラミックは、窒化珪素質セラミックで
形成される。
【0008】第2発明のセラミックヒータは、非酸化物
セラミック中に、WC、WまたはW合金を用いた発熱体
を埋設してなる。そして、前記発熱体と接触する前記非
酸化物セラミックは、窒化アルミニウム質セラミックで
形成され、前記発熱体を埋設する発熱部を支持する支持
部の前記非酸化物セラミックは、少なくとも表面が窒化
珪素質セラミックで形成される。
【0009】上記2つの発明は、次の実施態様を採用し
うる。前記窒化アルミニウム質セラミックと前記窒化珪
素質セラミックとの間は、両者の混合物が傾斜機能を有
して介在されて接合される。前記発熱部の前記窒化アル
ミニウム質セラミックは、全て前記窒化珪素質セラミッ
クによって覆われる。
【0010】
【作用および発明の効果】上記2つの発明は、次の作用
および発明の効果を奏する。
【0011】発熱体が埋設された発熱部分は、熱伝導率
の高い窒化アルミニウム質セラミックで形成されるた
め、発熱体が通電されてから発熱部分の表面が高温に達
するまでの時間が、窒化珪素質セラミックを用いた従来
技術に比較して短くなる。
【0012】発熱体が埋設された発熱部は、高熱時にお
ける耐酸化性に優れる窒化アルミニウム質セラミックで
形成されるため、窒化珪素質セラミックを用いた従来技
術に比較して高温に晒されても内部への酸化が阻止され
る。この結果、セラミック内に埋設された発熱体の酸化
が抑えられ、発熱体の破損を防ぐことができる。
【0013】発熱体にWC、WまたはW合金を使用して
も、発熱体を埋設する窒化アルミニウム質セラミック
は、粒界成分が少なく、かつSiを含んでいないため、
WSi 2 の生成がなく、高温状態でも発熱体の抵抗値の
上昇がなく、安定している。
【0014】発熱部を支持する支持部は、熱伝導率の低
い窒化珪素質セラミックで形成されるため、発熱部が高
温になっても支持部の電極取出部が低い温度に抑えられ
る。このため、支持部のろう付け等の破損が防がれる。
また、発熱体の発生した熱が支持部から逃げないため、
支持部までを窒化アルミニウム質セラミックで形成した
従来技術に比較して、発熱体の消費電力を低く抑えるこ
とができる。
【0015】なお、窒化アルミニウム質セラミックと窒
化珪素質セラミックとの間を、傾斜機能を持たせた両者
の混合物を介在されて接合することにより、熱膨張率の
異なる2種のセラミックを強固に接合することができ
る。
【0016】また、発熱部の窒化アルミニウム質セラミ
ックの表面を窒化珪素質セラミックで覆うことにより、
非酸化物セラミックが複合化し、常温時および発熱時に
おけるセラミックヒータの曲強度が向上する。
【0017】
【実施例】次に、本発明のセラミックヒータを、図に示
す一実施例に基づき説明する。
【0018】〔実施例の構成〕図1ないし図7は第1発
明を採用した第1実施例を示すもので、図1はセラミッ
クヒータの生の状態での分解斜視図、図2は焼結後のセ
ラミックヒータの斜視図を示す。セラミックヒータ1
は、非酸化物セラミック2中に、通電によって発熱する
発熱体3を埋設したものである。
【0019】セラミックヒータ1は、2枚の未焼結セラ
ミック板4によって発熱体3を挟み、発熱体3を挟んだ
状態で焼結したもので、発熱体3を埋設した発熱部5が
窒化アルミニウム質セラミック6で、電極取出し側の支
持部7が窒化珪素質セラミック8で、この窒化アルミニ
ウム質セラミック6と窒化珪素質セラミック8とは、傾
斜機能を有した両者の混合物9を介して接合されてい
る。
【0020】セラミックヒータ1の製造方法を簡単に説
明する。 a)本実施例の窒化アルミニウム質セラミック6は、粒
界成分が2vol %以下で、熱伝導率が120W/mK以
上のもので、この窒化アルミニウム質セラミック6を形
成するために、平均粒径1.0μmのAlN粉末100
wt%に対して、平均粒径1.0μmのY2 3粉末2
wt%を加え、さらにバインダーとしてワックス3wt
%を加え、エチルアルコール中で4時間混合し、この泥
体を噴霧乾燥により造粒し、平均粒径60μmの流動性
の良い第1造粒粉末を作る。 b)窒化珪素質セラミック8を形成するために、平均粒
径1.0μmのSi3 4 粉末100wt%に対して、
平均粒径1.0μmのY2 3粉末3wt%と平均粒径
1.0μmのAl2 3粉末3wt%を加え、さらにバ
インダーとしてワックス3wt%を加え、エチルアルコ
ール中で4時間混合し、この泥体を噴霧乾燥により造粒
し、平均粒径60μmの流動性の良い第2造粒粉末を作
る。 c)上記の第1造粒粉末と第2造粒粉末を用いて、3種
の混合物9(Si3 4 /AlN=25/75、50/
50、75/25)を作り、それぞれをV型ミキサーで
混合し、Si3 4 /AlN=25/75の第3造粒粉
末と、Si3 4 /AlN=50/50の第4造粒粉末
と、Si3 4 /AlN=75/25の第5造粒粉末と
を作る。 d)上記によって作られた第1〜第5造粒粉末を、それ
ぞれ図3に示すような形状に形成し、図4に示すよう
に、第1造粒粉末体10、第3造粒粉末体11、第4造
粒粉末体12、第5造粒粉末体13、第2造粒粉末体1
4の順で配されてプレス成形によって一体化し、図4に
示すような未焼結セラミック板4を作成する。 e)本実施例の発熱体3はφ0.2のWコイル(W純度
99.99%)で、両端に通電用のリード電極15(φ
0.4のWコイル、W純度99.99%)が接続されて
いる(図5参照)。このリード電極15を含む発熱体3
は、図1に示すように、一方の未焼結セラミック板4の
上に搭載され、他方の未焼結セラミック板4を重ね、
d)のプレス成形圧より高い圧力を加えて一体化する。 f)一体化した成形体を、600℃で1時間、N2 ガス
中で樹脂抜きし、この成形体の表面に剥型剤であるBN
を均一に塗布する。 g)BNが塗布された成形体を、ホットプレスカーボン
型にセットし、ホットプレス条件は、圧力250kg/
cm2 、1800℃で1時間保持し、焼成体を得る。 h)この焼結体をセンタレスで外周を研磨し、リード電
極15が露出するようにするとともに、発熱部5の先端
を球面状に仕上げ、先端部の温度分布を均一にする。
【0021】以上によって、外部リード(図示しない)
が接続される前のセラミックヒータ1が形成される。な
お、セラミックヒータ1は、電極間抵抗値が130mΩ
であった。
【0022】〔実施例の作用と効果〕本実施例のセラミ
ックヒータ1は、発熱部5の窒化アルミニウム質セラミ
ック6は、熱伝導率が高い(170W/mK)ため、発
熱部5の温度上昇性に優れる。具体的に、本実施例のセ
ラミックヒータ1は、各リード電極15に12ボルトを
印加した際の発熱部5の昇温速度は印加後1秒後で90
0℃に達し、15秒後で1500℃に達した。
【0023】本実施例のセラミックヒータ1は、発熱部
5の表面温度を1300℃に維持する場合、図6の実線
イに示すように、通電後の支持部7の温度が500℃に
抑えられる。この結果、支持部7を強制冷却しなくて
も、リード電極15の接続部分のろう付けの酸化を防
ぎ、リード電極15の接続部分における通電不良の発生
を防ぐことができる。
【0024】また、図7の実線ロに示すように、一定電
圧で発熱部5の表面温度を一定(1000℃)に保つ場
合の消費電力は、従来に比較して10ワットほど抑える
ことができる。これは、支持部7が熱伝導率の低い窒化
珪素質セラミック8(17W/mK)であったため、支
持部7から熱が逃げるのを防げるためである。
【0025】窒化アルミニウム質セラミック6の熱膨張
率(4.4×106 ;室温〜800℃)が、発熱部5の
Wの熱膨張率(5.05×106 ;室温〜800℃)に
近いため、発熱体3と窒化アルミニウム質セラミック6
との熱膨張率差によるセラミックヒータ1の破損を防ぐ
ことができる。
【0026】発熱体3を埋設する窒化アルミニウム質セ
ラミック6は、粒界成分が少なく、かつSiを含んでい
ないため、発熱体3にWを用いてもWSi2の生成がな
い。この結果、高温状態でもWの抵抗値の上昇がなく、
安定している。
【0027】発熱体3を埋設する窒化アルミニウム質セ
ラミック6は耐酸化性に優れるため、高温に晒されても
内部への酸化が阻止される。この結果、セラミック内に
埋設された発熱体3の酸化が抑えられ、発熱体3の破損
を防ぐことができる。また、グロープラグとしてエンジ
ンに装着されても、エロージョンにより細くなることが
防がれる。
【0028】窒化アルミニウム質セラミック6と窒化珪
素質セラミック8との間を、傾斜機能を持たせた両者の
混合物9を介在されて接合したため、熱膨張率の異なる
2種のセラミックを強固に接合することができる。
【0029】〔第2実施例〕図8および図9は、第1発
明を採用した第2実施例を示すもので、図8はセラミッ
クヒータ1の分解斜視図、図9はセラミックヒータ1の
斜視図である。
【0030】本実施例のセラミックヒータ1は、発熱体
3がWC、WまたはW合金等の薄い層で、両端にWの層
が重ねられてリード電極15が形成されている。また、
本実施例のセラミックヒータ1は、発熱部5を含めて角
柱体形状を呈する。
【0031】本実施例のセラミックヒータ1の製造方法
を簡単に説明する。本実施例のセラミックヒータ1は、
第1実施例の製造方法で示したe)の工程を、次のi)
の工程に置き換えたものである。
【0032】i)WC粉末(純度99.5%、平均粒度
1.3μm)80wt%と、窒化アルミニウム粉末(純
度99.9%、平均粒度1.0μm)20wt%とを、
アセトンを媒体として混合し、バインダーとしてブチル
カルビドールで800ポイズに粘調したペーストを作成
する。そして、プレス成形によって一体化した未焼結セ
ラミック板4の表面に、例えば40μmの厚さで図8に
示すようにスクリーン印刷する。次いで、リード電極1
5を形成するWペースト(W粉末に有機バインダーを加
えて練り合わせたペースト)を、発熱体3の両端に重ね
られてスクリーン印刷する。続いて、他方の未焼結セラ
ミック板4を重ね、高い圧力を加えて一体化する。その
後、第1実施例のf)の工程へ進み、図9に示すように
外部リードが接続される前のセラミックヒータ1が形成
される。
【0033】〔第3実施例〕図10ないし図13は、第
2発明を採用した第3実施例を示すもので、図10はセ
ラミックヒータ1の分解斜視図、図11はセラミックヒ
ータ1の斜視図である。
【0034】本実施例のセラミックヒータ1は、発熱体
3にWC、WやW合金(例えばWRe)を用いたもの
で、発熱体3と接触する非酸化物セラミック2は、窒化
アルミニウム質セラミック6で形成され、発熱体3を覆
う窒化アルミニウム質セラミック6(発熱部5の窒化ア
ルミニウム質セラミック6)の表面は、全て窒化珪素質
セラミック8で覆われる。また、支持部7の非酸化物セ
ラミック2は、表面が窒化珪素質セラミック8で形成さ
れ、内部が窒化アルミニウム質セラミック6で形成され
ている。つまり、本実施例のセラミックヒータ1は、図
10に示すように、内側が窒化アルミニウム質セラミッ
ク6で設けられ、外側が窒化アルミニウム質セラミック
6を覆うように窒化珪素質セラミック8を形成したもの
である。
【0035】本実施例のセラミックヒータ1の製造方法
を簡単に説明する。本実施例のセラミックヒータ1は、
第1実施例の製造方法で示したc)、d)の工程を、次
のj)の工程に置き換えたものである。j)窒化珪素の
流動性造粒粉末を、図12に示すような形状に形成し、
次いでこのプレス成形体の中央に形成された溝16に、
窒化アルミニウムの流動性造粒粉末を入れ、プレス成形
で一体化する。その後、第1実施例のe)の工程へ進ん
でセラミックヒータ1が形成される。
【0036】本実施例のセラミックヒータ1は、窒化ア
ルミニウム質セラミック6を窒化珪素質セラミック8で
覆うことにより、非酸化物セラミック2が複合化し、常
温時および発熱時におけるセラミックヒータ1の曲強度
が向上する。具体的には、窒化アルミニウム質セラミッ
クのみで形成したセラミックヒータの曲強度は、常温で
35kg/mm2 、1200℃で35kg/mm2 であ
ったのに対し、窒化アルミニウム質セラミック6の表面
に窒化珪素質セラミック8を覆った本実施例のセラミッ
クヒータ1の曲強度は、常温で90kg/mm2 、12
00℃で75kg/mm2 と、大きく強度が向上した。
なお、試料サイズはφ3.5×37mmで、スパン20
mm3点曲強度で測定した。
【0037】なお、本実施例では発熱体3にコイルを用
いた例を示したが、第2実施例に示したように、発熱体
3を印刷技術によって非酸化物セラミック2内に埋設さ
せても良い。また、支持部7は、内部から全て窒化珪素
質セラミック8で形成しても良い。さらに、発熱部5
は、窒化珪素質セラミック8で覆わなくても良い。ま
た、部分的に覆っても良い。
【0038】〔変形例〕セラミックヒータの表面に、S
iC、Si34 、サイアロンなどの耐食性の材料をコ
ーティングして、耐久性の向上を図っても良い。グロー
プラグに用いられるセラミックヒータに本発明を適応し
た例を示したが、ファンヒータの石油霧化用のセラミッ
クヒータや、キャブレター加熱用のセラミックヒータに
本発明を適応しても良い。本実施例では、発熱体をコイ
ル、または印刷によって設けたが、発熱体をシート状に
設けてセラミック内に埋設しても良い。図中に示す材質
や数値、形状、製造方法は、一例を示したものであっ
て、本発明は実施例の材質や数値、形状、製造方法に限
定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のセラミックヒータの分解斜視図で
ある。
【図2】第1実施例のセラミックヒータの斜視図であ
る。
【図3】第1実施例の未焼結セラミック板の分解斜視図
である。
【図4】第1実施例の未焼結セラミック板の斜視図であ
る。
【図5】第1実施例の発熱体の斜視図である。
【図6】支持部の温度上昇を示したグラフである。
【図7】消費電力を示したグラフである。
【図8】第2実施例のセラミックヒータの分解斜視図で
ある。
【図9】第2実施例のセラミックヒータの斜視図であ
る。
【図10】第3実施例のセラミックヒータの分解斜視図
である。
【図11】第3実施例のセラミックヒータの斜視図であ
る。
【図12】第3実施例の窒化珪素による未焼結セラミッ
ク板の斜視図である。
【図13】第3実施例の未焼結セラミック板の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 セラミックヒータ 2 非酸化物セラミック 3 発熱体 5 発熱部 6 窒化アルミニウム質セラミック 7 支持部 8 窒化珪素質セラミック 9 混合物(傾斜機能)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩井 祐和 名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日本特 殊陶業株式会社内 (72)発明者 掘木 公則 名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日本特 殊陶業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−183718(JP,A) 特開 昭59−60126(JP,A) 特開 昭61−174172(JP,A) 特開 昭63−81787(JP,A) 特開 昭61−62718(JP,A) 特開 平3−196484(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 3/14 F23Q 7/00 H05B 3/18 H05B 3/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非酸化物セラミック中に、WC、Wまた
    はW合金を用いた発熱体を埋設したセラミックヒータに
    おいて、前記発熱体を内部に埋設する発熱部の前記非酸
    化物セラミックは、窒化アルミニウム質セラミックで形
    成され、前記発熱部を支持する支持部の前記非酸化物セ
    ラミックは、窒化珪素質セラミックで形成されたことを
    特徴とするセラミックヒータ。
  2. 【請求項2】 非酸化物セラミック中に,WC、Wまた
    はW合金を用いた発熱体を埋設したセラミックヒータに
    おいて、前記発熱体と接触する前記非酸化物セラミック
    は、窒化アルミニウム質セラミックで形成され、前記発
    熱体を埋設する発熱部を支持する支持部の前記非酸化物
    セラミックは、少なくとも表面が窒化珪素質セラミック
    で形成されたことを特徴とするセラミックヒータ。
  3. 【請求項3】 前記窒化アルミニウム質セラミックと前
    記窒化珪素質セラミックとの間は、両者の混合物が傾斜
    機能を有して介在されて接合された、請求項1または請
    求項2のセラミックヒータ。
  4. 【請求項4】 前記発熱部の前記窒化アルミニウム質セ
    ラミックは、全て前記窒化珪素質セラミックによって覆
    われた、請求項1ないし請求項3のセラミックヒータ。
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