JP2996056B2 - 通電加熱式触媒コンバータ - Google Patents

通電加熱式触媒コンバータ

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JP2996056B2
JP2996056B2 JP5159082A JP15908293A JP2996056B2 JP 2996056 B2 JP2996056 B2 JP 2996056B2 JP 5159082 A JP5159082 A JP 5159082A JP 15908293 A JP15908293 A JP 15908293A JP 2996056 B2 JP2996056 B2 JP 2996056B2
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の排気浄化装
置に関し、詳細には加熱手段により加熱される排気浄化
触媒を有する触媒コンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の排気通路に設けた浄化触媒に
より排気中の有害成分を除去する技術が知られている。
一般に、この排気浄化触媒はある温度(活性温度)以上
の温度に達しないと排気浄化能力を発揮しない。通常、
触媒は内燃機関の排気によって加熱され、徐々に温度上
昇して上記活性温度に到達するが、機関の冷間始動時等
では排気温度が低く触媒が活性温度に到達するのに時間
を要する。このため、機関の冷間始動後排気温度が上昇
するまでの間、排気の浄化が不十分になる問題がある。
【0003】例えば、実開昭47−22313号公報に
は、上記の問題を防止するため排気浄化触媒に電気ヒー
タを組み込んだ内燃機関の排気浄化装置が開示されてい
る。この排気浄化装置では、機関始動時に一定時間だけ
ヒータに通電することにより触媒を急速に加熱し、機関
始動後直ちに触媒が活性温度に到達するようにしてい
る。
【0004】しかし、上記の装置のように、電気ヒータ
を用いて触媒を急速に加熱するためには電気ヒータに比
較的大きな電力を供給する必要があり、機関始動時のバ
ッテリの負荷が大きくなる。このため、バッテリの充電
状態が不充分な場合や、バッテリが劣化しているような
場合に上記の電気ヒータによる触媒加熱を行うと触媒の
充分な昇温が得られないばかりでなく、ヒータ通電によ
りバッテリ電圧が大幅に低下して始動後の機関運転状態
が不安定になる場合がある。特に、複数の触媒コンバー
タを有し、それぞれの触媒を電気ヒータで加熱するよう
な場合にはヒータの数に応じて電力消費量も大きくなり
上記の問題が生じやすい。
【0005】本願出願人はこの問題に対して、上記のよ
うに複数の電気ヒータを設けた通電加熱式触媒コンバー
タでにおいて、バッテリの電圧が低下したときに一部の
電気ヒータへの通電を停止して残りの電気ヒータにのみ
通電を行うようにした通電加熱式触媒コンバータを特願
平4−286443号において既に提案している。すな
わち、バッテリ電圧が低下している場合には全部の電気
ヒータに充分な電力を供給することは困難であるため、
電気ヒータの全てに通電を行ったのでは全ての触媒で昇
温が不充分になり始動時の排気エミッションが大幅に悪
化する。また、バッテリ電圧の低下により上述のように
機関始動後の運転状態が不安定になる恐れがある。そこ
で、上記特願平4−286443号の装置ではバッテリ
電圧低下時には通電する電気ヒータの数を減らしてバッ
テリの負荷を低減するとともに、電気ヒータに通電する
触媒では充分な昇温が得られるようにして排気エミッシ
ョンの大幅な悪化を防止したものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記特願平4−286
443号の装置では、一部の電気ヒータへの通電を停止
することにより残りの触媒の昇温を確保している。しか
し、電気ヒータに通電を停止した触媒では排気温度が充
分に上昇するまで活性温度に到達しないため、この間に
触媒を通過する排気の浄化が不充分になる問題が生じ
る。
【0007】本発明は上記問題に鑑み、複数の触媒と電
気的加熱手段とを有する通電加熱式触媒コンバータの電
源電圧低下時の排気エミッションの悪化を防止する手段
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、図1の
発明の構成図に示すように複数の排気通路B1、B2…
Biを有する内燃機関Aのそれぞれの排気通路に、排気
浄化触媒C1、C2…Ciと、機関始動時に前記排気浄
化触媒を加熱する電気的加熱手段D1、D2…Diとを
配置した通電加熱式触媒コンバータにおいて、前記電気
的加熱手段の電源電圧が所定値以下となった場合に前記
電気的加熱手段のうち一部の電気的加熱手段に供給する
電力を他の電気的加熱手段に供給する電力より低下させ
る電力供給制限手段Eと、前記電力供給が低下せしめら
れた電気的加熱手段を配置した排気通路に流入する排気
の温度を他の排気通路に流入する排気の温度より上昇さ
せる排気温度制御手段Fとを備えたことを特徴とする通
電加熱式触媒コンバータが提供される。
【0009】
【作用】電源電圧が低下した場合には、電力供給制限手
段Eは一部の電気的加熱手段への電力供給を制限する。
これにより、他の電気的加熱手段では充分な電力が確保
され触媒が急速に昇温されて活性温度に達する。一方、
電力供給が制限された電気的加熱手段では発熱量が低下
するが、排気温度制御手段Fは上記電力供給が制限され
た電気的加熱手段が配置された排気通路に流入する排気
の温度を上昇させるため、電気的加熱手段の発熱量低下
が排気の温度上昇により補われ、触媒は短時間で活性温
度に到達する。
【0010】
【実施例】図2に本発明の一実施例を示す。図2におい
て、1は内燃機関本体を示す。本実施例では内燃機関1
としては2つの気筒バンク1a、1bを有するV型8気
筒機関が使用されており、各バンク1a、1bにはそれ
ぞれ互いに独立した排気通路4a、4bが設けられてい
る。また、排気通路4a、4bにはそれぞれ排気浄化用
の触媒コンバータ3a、3bが配置されている。
【0011】本実施例で使用する触媒コンバータ3a、
3bは円筒形の容器内にヒータ付触媒7a、7bと、そ
の下流側に主触媒8a、8bを配置した構成とされ、機
関始動時にヒータ付触媒7a、7bを通電加熱して始動
後直ちに活性温度まで昇温させることにより機関始動時
の排気浄化性能を向上させている。図3は、ヒータ付き
触媒7a、7bの構造を示す断面図である。本実施例で
は、図3に示すようにヒータ付き触媒7a、7bは金属
製平箔91と金属製波形箔92とを交互に同心円状に巻
いた構成とされ、上記平箔91と波形箔92に触媒粒子
を担持させている。
【0012】また、上記金属製の平箔91と波形箔92
とに電流を流すことにより平箔91と波形箔92とを発
熱させ、それにより担持された触媒粒子の加熱、昇温が
行われる。すなわち、金属製平箔91及び波形箔92は
触媒の担体として機能するとともに同時にその全体は触
媒7a、7bの加熱手段(ヒータ)9a、9bとして機
能している。ヒータ9a、9bは図2に示すようにそれ
ぞれ配線11a、12a及び11b、12bを介して互
いに並列にバッテリ14と内燃機関1のオルタネータ1
5とからなる電源13に接続されている。また、配線1
1a、12aにはそれぞれ半導体スイッチ30a、30
bが設けられており、後述する電子制御ユニット(EC
U)20の出力信号により半導体スイッチ30a、30
bを作動させてヒータ9a、9bへの通電を個別に制御
することができるようになっている。
【0013】電子制御ユニット(ECU)20は、RO
M(リードオンリメモリ)22、RAM(ランダムアク
セスメモリ)23、CPU(マイクロプロセッサ)2
4、入力ポート27及び出力ポート28を相互に双方向
性バス21で接続した公知の構成のディジタルコンピュ
ータからなり、機関1の燃料噴射制御や点火時期制御等
の基本制御を行うほか、本実施例では触媒コンバータ3
a、3bに内蔵された触媒7a、7bのヒータ9a、9
bの通電制御を行っている。
【0014】この制御のため、ECU20の入力ポート
27には、機関1の吸気通路に設けられたエアフローメ
ータ(図示せず)から機関吸入空気量に比例した出力電
圧信号と、機関冷却水通路に取り付けられた水温センサ
(図示せず)から機関冷却水温度に比例した出力電圧信
号が、また、電圧計17からバッテリ14の端子電圧を
表す信号が、それぞれAD変換器29を介して入力され
ている。
【0015】さらに、入力ポート27には、機関1のデ
ィストリビュータに配置された回転数センサ(図示せ
ず)から機関回転数を表すパルス信号が入力されてい
る。一方、ECU20の出力ポート28はそれぞれ駆動
回路31a、31bを介してヒータ付き触媒7a、7b
のヒータ9a、9bへの通電を制御する半導体スイッチ
30a、30bに接続されており、ECU20の出力信
号に基づいて半導体スイッチ30a、30bの作動が制
御される。
【0016】また、ECU20の出力ポート28は点火
回路32を介して機関1の各気筒に設けられた点火プラ
グ(図示せず)に接続されており、ECU20の出力信
号に基づいて各気筒の点火時期が制御される。次に本実
施例のバッテリ電圧低下時の電気ヒータ9a、9bの通
電制御について説明する。本実施例では、バッテリ電圧
が所定値より低下した場合には電気ヒータ9a、9bの
うち一方(例えば気筒バンク1a側の電気ヒータ9a)
への通電を行わず、他のヒータ(9b)のみに通電を行
う。これによりヒータ9bには充分な電力が供給され、
触媒7bの昇温が行われる。一方、通電を停止したヒー
タ9a側では触媒7aはヒータによる加熱が行われない
ため、このままでは活性温度に到達する時間が長くなり
機関始動時の排気エミッションが悪化するおそれがあ
る。
【0017】そこで、本実施例では、ECU20はヒー
タに通電を停止した側の気筒バンク1aの点火時期を遅
延させ、排気通路4aに流入する排気温度を上昇させる
ことにより触媒7aの昇温を早める。点火時期を遅延さ
せることにより気筒内での燃焼開始が遅れるため気筒か
ら排気通路に排出される排気の温度は上昇する。なお、
通電中のヒータ9b側の気筒バンクについても点火時期
を遅延させて排気温度を上昇させれば触媒7bの昇温は
更に加速されるが、機関全体の点火時期を遅延させると
始動後の運転が不安定になるため運転上好ましくない。
そこで、本実施例ではヒータの通電を停止した側の気筒
バンクのみ点火時期を遅延させ、この問題が生じること
を防止している。これによりバッテリ電圧低下時にも、
機関運転に影響を与えることなく両方の触媒が急速に昇
温され全体として排気エミッションが低減される。
【0018】図4は上記のヒータ通電制御動作を示すフ
ローチャートの一例である。本ルーチンはECU20に
より所定時間毎に実行される。図4においてルーチンが
スタートすると、ステップ401では二次空気の供給条
件が成立しているか否かがフラグXAIRの値により判
断される。図2には示していないが、本実施例では始動
時の触媒における排気中の未燃HC成分等の酸化反応に
よる触媒の昇温を促進するために排気通路4a、4bを
機関1に接続する排気マニホルドにエアポンプ等を用い
た加圧空気供給源から二次空気を供給している。“XA
IR”は別途実行されるルーチンによりセット(XAI
R=“1”)、リセット(XAIR=“0”)されるフ
ラグであり、フラグXAIRがセットされると二次空気
の供給が行われる。なお、二次空気の供給実行条件は、 機関が始動モードを抜けていること(すなわち、機関
回転数が所定値(例えば400RPM )以上になっている
こと)。
【0019】機関冷却水温度THWが所定範囲内(例
えば−10度C<THW<35度C)にあること。 である。 なお、冷却水温度THWが低い場合(例えば
−10度C以下)で二次空気供給を行わないのは、この
状態では機関に供給される燃料が増量されている恐れが
あり、二次空気を供給すると触媒温度が過度に上昇して
触媒を劣化させる可能性があるからである。また、所定
温度以上(例えば35度C)で供給を行わないのは、こ
の状態では始動後の排気温度がある程度高くなっている
ため、二次空気を供給しなくても触媒が活性温度に短時
間で昇温するからである。
【0020】ステップ401で二次空気の供給条件が成
立していない場合には、ヒータにより触媒を加熱する必
要がないためステップ427と429とが実行される。
すなわち、ステップ427ではフラグYEHC1とYE
HC2とがともにリセットされ、ステップ429では点
火時期遅角量AEHC1がゼロに設定される。ここで、
フラグYEHC1とYEHC2はヒータ9a、9bの通
電制御フラグであり、YEHC1がセット(=“1”)
されると別途実行されるルーチンにより半導体スイッチ
30aが導通(オン)されてヒータ9aに通電がおこな
われる。また、YEHC2がセット(=“1”)される
と別途実行されるルーチンにより半導体スイッチ30b
が導通してヒータ9bに通電がおこなわれる。ステップ
427ではYEHC1とYEHC2とはともにリセット
されるためヒータ9a、9bの通電はともに停止され
る。
【0021】また、AEHC1は気筒バンク1aの点火
時期遅角量であり、AEHC1がゼロ以外の値にセット
されるとECU20はAEHC1にセットされたクラン
ク角度だけ気筒バンク1aの点火時期を遅角させる。ス
テップ429では、AEHCがゼロにセットされるため
気筒バンク1aの点火時期遅角は行わず、気筒バンク1
aと1bの点火時期は同一にセットされる。
【0022】一方、ステップ401でフラグXAIRが
セットされていた場合にはステップ403に進み、電圧
計17の出力からバッテリ14の端子電圧BATが所定
値(例えば、11ボルト)以上か否かが判定される。前
述のように、バッテリ電圧BATが所定値より低い場合
には全部のヒータに通電するとヒータの発熱量が不充分
になったり始動後の運転状態が不安定になるおそれがあ
るため、ステップ419に進みバッテリ14の履歴を表
すフラグXBTをセット(XBT=“1”)してステッ
プ421から425を実行する。
【0023】ここで、バッテリの履歴フラグXBTは機
関始動時にイグニッションスイッチがオンされるとリセ
ット(=“0”)され、ステップ403でバッテリ電圧
が所定値(例えば11ボルト)以下と判断されるとセッ
ト(=“1”)される(ステップ419)。すなわち、
フラグXBTは、バッテリ電圧が低下して一旦セットさ
れると、次回の機関始動時までセットされたままにな
る。
【0024】ステップ403でバッテリ電圧BATが所
定値(11ボルト)以上であった場合にはステップ40
5と407で他のヒータ通電条件が成立しているか否か
が判断される。本実施例では、ヒータ9a、9bへの通
電は機関始動後所定の期間だけ行われ、始動後の機関吸
入空気量積算値TGAが所定値TGA0 以上になった場
合(ステップ405)、または機関始動後一定時間(例
えば10秒)が経過した場合(ステップ407)に終了
する。始動後の機関吸入空気量の積算値をヒータ通電実
行条件としているのは、機関吸入空気量は機関負荷、す
なわち単位時間当たりに機関が発生する熱量に比例する
と考えられるため、機関吸入空気量の積算値を監視する
ことにより排気を通じて機関から触媒に与えられる熱量
が判定できるためである。すなわち、ステップ405で
空気量積算値が所定値以上になった場合には触媒が排気
により十分に加熱されていると考えられるのでヒータの
通電は停止される。なお、吸入空気量の積算値TGAは
別途実行されるルーチンによりエアフローメータの出力
信号を積算することにより算出される。また、始動後一
定時間以上ヒータ通電を行った場合(ステップ407)
にも、同様に触媒の温度が十分に上昇していると考えら
れるためヒータの通電は停止される。
【0025】一方、ステップ405、407で通電実行
条件が成立していた場合にはステップ409で前述のバ
ッテリ履歴フラグXBTの値が判定され、XBTがセッ
トされていない場合(XBT=“0”)には、すなわち
過去にバッテリ電圧が所定値より低下したことがなく、
かつ現在も所定値以上である場合にはステップ411、
413でヒータ通電フラグYEHC1とYEHC2の両
方がセットされ、ヒータ9a、9bの両方に通電が行わ
れる。
【0026】また、ステップ409でXBTがセットさ
れていた場合(XBT=“1”)にはステップ413の
みが実行されフラグYEHC2のみがセットされる。後
述するようにステップ419でフラグXBTがセットさ
れた場合には、必ずステップ425でフラグYEHC1
はリセットされる。従って、ここではステップ409か
ら413の実行により、ヒータ9aのみが通電されるこ
とになる。すなわち、現在のバッテリ電圧BATが所定
値以上(ステップ403)であっても、過去にバッテリ
電圧BATが所定値より低下したことがある場合(ステ
ップ409でXBT=“1”)にはヒータ9aの通電は
行わない。これは、過去に両方のヒータに通電したとき
にバッテリ電圧が所定値以下に低下したバッテリ履歴が
あるため、現在バッテリ電圧が回復していても、再度両
方のヒータに通電した場合にはバッテリ電圧が低下する
可能性が極めて大きいからである。
【0027】なお、上記によりヒータ9aの通電を停止
したにもかかわらず、バッテリ電圧BATが所定値より
低下した場合、すなわち次回ルーチン実行時にステップ
403、419が実行され、さらにステップ421でY
EHC1がリセット(=“0”)されていると判定され
た場合にはステップ423でヒータ9aへの通電を停止
してもまだヒータ9bに充分な電力供給を行うことがで
きないためヒータ9bへの通電も停止される。すなわ
ち、バッテリ電圧低下時には、先ずヒータ9aへの通電
を停止し(YEHC1←“0”)、それでもバッテリ電
圧が上昇しない場合にはヒータ9bでも充分な昇温が期
待できないので、ヒータ9bへの通電も停止して(YE
HC2←“0”)バッテリを保護する。
【0028】ステップ415は気筒バンク1aの点火時
期遅角条件の判断を示す。すなわち、ヒータ9aの通電
が停止されており(YEHC1=“0”)かつ、ヒータ
9bの通電が行われている場合(YEHC2=“1”)
のみステップ417で気筒バンク1aの点火時期遅角量
AEHC1が所定値(例えばクランク角度で20度)に
セットされる。これにより気筒バンク1aの点火時期の
みが所定量遅角され、ヒータに通電を停止した側の触媒
に流入する排気の温度が上昇する。
【0029】次に、本発明の別の実施例について説明す
る。上記実施例ではバッテリ電圧低下時に一方の電気ヒ
ータ9aへの通電を完全に停止しているが、バッテリの
状態、劣化程度等によってはヒータ9aへの通電を完全
に停止しないでも定格より少ない電流なら流すことがで
きる場合がある。このような場合、排気温度を上昇させ
るとともに、バッテリが許容できる範囲の電流をヒータ
9aにも流すことにより触媒7aの昇温をさらに加速す
ることができる。
【0030】図5は上記のように、バッテリの状態に応
じてヒータ9aにも通電を行うようにしたヒータ通電制
御動作のフローチャートの例を示している。本実施例で
はECU20からの信号により半導体スイッチ30aを
パルス状にオン/オフ制御し、スイッチ31aのデュー
ティ比(オン時間とオフ時間との合計に占めるオン時間
の割合)を変化させることによりヒータ9aへの通電電
流を低下させる。なお、半導体スイッチ30bについて
はデューティ制御は行わず図4と同様に通常のオン/オ
フ制御を行う。
【0031】図5の実施例では、図4の実施例のステッ
プ425がステップ525から531に置き代えられて
いる点が図4の実施例と相違する。以下、相違する点に
ついてのみ説明する。図5において、ステップ401で
バッテリ電圧が所定値以下の場合には図4と同様ステッ
プ419から423の実行後、ステップ525で半導体
スイッチ30aのデューティ比DT1が所定値αだけ低
減される。ここで、デューティ比DT1は機関始動時に
は1.0 にセットされている。すなわち、本実施例ではス
テップ403でバッテリ電圧が所定値(例えば11ボル
ト)以下になっているかぎり、ルーチン実行毎にデュー
ティ比DT1は一定値αずつ減少する。これにより、ヒ
ータ9aへの通電電流はルーチン実行毎に減少し、それ
に応じて負荷が減少するためバッテリ電圧が上昇して行
くことになる。
【0032】このバッテリ電圧の上昇により、ある程度
までヒータ9aへの通電電流を低下した時点でバッテリ
電圧が所定値以上になると、以後ステップ405以下が
実行されるため半導体スイッチ30aのデューティ比は
その時点の値に保持され、ヒータ9aへの通電電流はは
そのデューティ比に対応した一定の値になる。一方、バ
ッテリの性能が劣化している場合はステップ525の実
行によりデューティ比DT1は減少し続ける。これによ
りデューティ比DT1がゼロ以下になった場合にはステ
ップ527から531でデューティ比DT1の値がDT
=0でガードされ(ステップ531)スイッチ30aは
オフに保持されるとともに、フラグYEHC1がリセッ
トされる(ステップ529)。これによりヒータ9aへ
の通電は停止される。また、ヒータ9aへの通電の停止
によってもバッテリ電圧が所定値以上に上昇しない場合
にはヒータ9bへの通電も停止される点は図4と同様で
ある。
【0033】なお、上記実施例ではヒータ9aへの通電
制限時にはいずれも点火時期遅角により気筒バンク1a
からの排気温度を上昇させているが、点火時期遅角によ
らず、気筒バンク1aへの燃料噴射量を低減して気筒バ
ンク1a側のみの燃焼空燃比をリーン空燃比に移行させ
ることによっても排気温度を上昇させることができる。
図6は燃料噴射量制御により排気温度を上昇させる場合
のヒータ通電制御動作を示すフローチャートである。図
6ではヒータ9aの通電制限の実行に応じてリーン空燃
比フラグFLのセット(ステップ617)、リセット
(ステップ629)が行われる点が図4の実施例と相違
している。リーン空燃比フラグFLがセットされるとE
CU20により実行される後述の燃料噴射量演算ルーチ
ンにより、気筒バンク1aの各気筒への燃料噴射量が低
減され、空燃比がリーンに移行するため気筒バンク1a
側の排気温度が上昇する。なお、図6のフローチャート
の他のステップの動作は図4と同一である。
【0034】図7は、ECU20により所定クランク回
転角(例えば360度毎)に実行される燃料噴射量演算
ルーチンである。本実施例では気筒バンク1aと1bの
気筒の燃料噴射量TAU1、TAU2は別々に設定さ
れ、気筒バンク1aと1bの燃料噴射弁からの燃料噴射
量はそれぞれ独立して制御される。図7においてルーチ
ンがスタートすると、ステップ701では、吸入空気量
データQ及び回転速度データNe がそれぞれ機関1の
吸気通路に設けられたエアフローメータと、機関1の回
転数センサとから読み込まれ、基本噴射量TAUP(T
AUPは理論空燃比を得る噴射時間)が演算される。本
実施例では、基本噴射量TAUPはたとえばTAUP←
α・Q/Ne (αは定数)として演算される。次い
で、ステップ703では、気筒バンク1bの最終燃料噴
射量TAU2が、TAU2←TAUP・β+γにより演
算される。ここで、β,γは運転状態パラメータによっ
て定まる補正量である。
【0035】次いで、ステップ705では図6のルーチ
ンでセット/リセットされるリーン空燃比フラグFLの
値が判定され、FLがセットされていない場合(FL=
“0”)にはステップ709に進み気筒バンク1aの燃
料噴射量TAU1をTAU2と同一の値にセットする。
これにより、気筒1a、1bの燃料噴射量は同一にセッ
トされる。一方、FLがセットされている場合にはステ
ップ707に進み、気筒バンク1bの燃料噴射量TAU
1は、例えば、TAU1←TAU2・Kとして演算され
る。ここでKは1.0 より小さい定数である。これによ
り、気筒バンク1aの燃料噴射量が低減され、気筒バン
ク1aの空燃比はは気筒バンク1bの空燃比よりリーン
側に移行する。次いで、ステップ711では上記により
演算したTAU1、TAU2をRAM23に格納してル
ーチンを終了する。
【0036】これにより、別途実行される燃料噴射ルー
チンで気筒バンク1a、1bの燃料噴射弁が、それぞれ
TAU1、TAU2に相当する時間開弁され燃料噴射が
行われる。ところで、本発明では機関の運転状態が不安
定になることを防止するため、通電を制限するヒータの
配置された排気通路に対応する気筒のみ排気温度を上昇
させているが、例えばアイドルスピードコントロール
(ISC)装置を備えた機関では、バッテリ電圧低下時
に機関に供給される空気量を増大して機関回転数を上昇
させることにより、機関運転状態が不安定化することな
く全気筒の排気温度を上昇させることが可能である。
【0037】図8は、ISC装置の構成の概略を示す図
である。図8において81は内燃機関、82は内燃機関
81の吸気通路、83は吸気通路に配置されたスロット
ル弁、84はエアフローメータ、85はサージタンクを
示す。また、86はスロットル弁83をバイパスしてス
ロットル弁83とエアフローメータ84の間の吸気通路
とサージタンク85とを接続するバイパス通路である。
バイパス通路86には、ステッパモータ等のアクチュエ
ータ87により駆動されるISC弁88が設けられてい
る。また、ISC弁88のアクチュエータ87はECU
20の出力ポートに接続されており、ECU20からの
制御信号によりアクチュエータ87をかいしてISC弁
88の開度を制御することによりスロットル弁83とは
独立して機関吸入空気量が制御される。
【0038】図9は上記ISC弁88による機関回転数
上昇を行う場合のヒータ通電制御動作を示すフローチャ
ートの例を示す。図9のフローチャートは図4と略同一
であるが、ステップ917と929とで点火時期遅角量
AEHC1を設定する代わりに、ISCフラグFISC
のセット/リセットを行うようにした点が相違してい
る。図9においてISCフラグがセット(FISC=
“1”)されると(ステップ917)、ECU20はス
テッパモータ87の設定ステップを所定量増大してIS
C弁88の開度を増大する。これにより、機関吸入空気
量が増大するため機関回転数が上昇し機関全体の排気温
度が上昇する。
【0039】なお、上記に本発明をV型機関について適
用した場合を例にとって説明したが、本発明は上記実施
例に限定されるわけではなく、他の形式の機関にも適用
可能である。例えば、直列気筒型機関においても、複数
の気筒グループ毎に独立した排気通路を有し、それぞれ
の排気通路にヒータ付触媒を配置したような場合にも本
発明は適用可能である。また、上記実施例では、2つの
排気通路を有する機関に例をとって説明したが、本発明
は3つ以上の排気通路を有する機関についても同様に適
用可能である。
【0040】さらに、上記実施例では排気温度を上昇さ
せる手段として、点火時期遅角、空燃比のリーン側移
行、機関回転数上昇の3つについて説明したが他の方法
により排気温度上昇を行ってもよく、また、上記方法の
2つ以上を併用してもよい。例えば、点火時期遅角を行
うと機関回転数は低下する傾向になり、機関の運転状態
(特にアイドル運転時)が不安定になるとともに、回転
数低下によりオルタネータの発電量が低下するためバッ
テリの負荷が増大する傾向があるが、これを補うために
同時にISCによる機関回転数の上昇をおこなうことも
可能である。
【0041】また、本発明を直接構成するものではない
が、電源電圧が充分に高く全部の電気ヒータに通電を行
う場合に、機関全体の点火時期遅角とISCによる回転
数上昇とを同時に行いアイドル状態の安定化とオルタネ
ータの発電量の確保とを行いながら排気温度上昇により
触媒の昇温を促進することもできる。図10は通常の電
気ヒータ加熱時に上記点火時期遅角とISC制御とを行
う場合のフローチャートの例を示す。図10は、自動変
速機付車両用エンジンに上記を適用した場合についての
もので、簡単のためにバッテリ電圧低下時のヒータ通電
制御を行わない場合について示している。
【0042】図10の例では、電気ヒータ通電時には、
自動変速機のシフトがニュートラル位置にある場合のみ
点火時期の遅角とISC弁による吸気量増大とを行い、
自動変速機がニュートラル以外の位置にシフトされてい
る場合には点火時期、ISCとも通常の制御に復帰させ
ている。これは、点火時期を遅角させたままで車両走行
状態になると出力低下による運転性の悪化が生じる場合
があるからである。
【0043】図10において、ステップ1001と10
03は図4、ステップ401、405と同様なヒータ通
電実行条件の判定を示す。また、ステップ1005では
車両が停止状態にあるか否か(例えば、車両速度が5Km
/h以下か否か)の判断を示す。車両が走行状態にある時
は前述のように運転性の悪化を避けるためにヒータ通電
は行わない。上記条件が成立した場合にはステップ10
07でフラグYEHCをセットして全部の電気ヒータに
通電を行い、ステップ1009で点火時期遅角量AEH
Cを所定値AEHKにセットするとともに、ステップ1
011でISC弁88のステッパモータ87の設定ステ
ップの増大量PEHCを所定量PEHKにセットする。
これにより、点火時期の遅角による回転数の低下と吸入
空気量増大による回転数上昇とが相殺される。また、ス
テップ1013では自動変速機がニュートラル位置にシ
フトされているか否かを判断し、ニュートラル以外の位
置にシフトされている場合にはステップ1015と10
17とにより点火時期遅角量AEHCとステッパモータ
の設定ステップの増大量PEHCとをゼロに減少させ
る。
【0044】なお、点火時期遅角量AEHCの設定値A
EHKとステッパモータの設定ステップ増大量PEHC
の設定値PEHKとは一定値にするのではなく、機関運
転条件に応じて決定するようにしてもよい。図11
(A)、(B)はそれぞれ、AEHKとPEHKとの設
定例を示す。図11の例ではAEHCは機関冷却水温度
THWに応じて設定され、PEHKは上記により設定さ
れたAEHKの値に応じて決定される。このように、点
火時期遅角と吸入空気量の増大とを同時に制御すること
により排気温度の上昇によりヒータ通電時の触媒温度上
昇が促進されるとともに、点火時期の変更と吸入空気量
の変更とによる機関回転数の増減が相殺されるため、機
関回転数は一定に保持され、自動変速機のシフト操作時
の機関回転数変動を防止することができる。
【0045】
【発明の効果】本発明は、上述のように、電源電圧低下
時に一部の電気的加熱手段への電力供給を低下させると
ともに、電力供給が低下せしめられた電気的加熱手段が
配置された排気通路に流入する排気温度を上昇させるよ
うにしたことにより、機関始動後の運転状態の不安定化
を防止しながら触媒の温度上昇を促進し、機関始動時の
排気エミッションを向上させることができる優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を説明する図である。
【図3】ヒータ付触媒の構造例を示す断面図である。
【図4】ヒータ通電制御の一例を示すフローチャートで
ある。
【図5】ヒータ通電制御の一例を示すフローチャートで
ある。
【図6】ヒータ通電制御の一例を示すフローチャートで
ある。
【図7】燃料噴射量演算ルーチンの一例を示すフローチ
ャートである。
【図8】ISC装置の構成の概略を示す図である。
【図9】ヒータ通電制御の一例を示すフローチャートで
ある。
【図10】ヒータ通電制御の一例を示すフローチャート
である。
【図11】図10の点火時期遅角量とISC弁開度増大
量の設定値を示すマップである。
【符号の説明】
1…内燃機関本体 1a、1b…気筒バンク 3a、3b…触媒コンバータ 4a、4b…排気通路 7a、7b…ヒータ付触媒 8a、8b…主触媒 9a、9b電気ヒータ 13…電源 14…バッテリ 15…オルタネータ 20…電子制御ユニット(ECU) 17…電圧計 30a、30b…半導体スイッチ 32…点火回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 43/00 301 F02D 43/00 301T F02P 5/15 F02P 5/15 E (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F01N 3/20 F01N 3/24 F01N 9/00 F02D 43/00 301 F02P 5/15

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の排気通路を有する内燃機関のそれ
    ぞれの排気通路に排気浄化触媒と機関始動時に前記排気
    浄化触媒を加熱する電気的加熱手段とを配置した通電加
    熱式触媒コンバータにおいて、前記電気的加熱手段の電
    源電圧が所定値以下となった場合に前記電気的加熱手段
    のうち一部の電気的加熱手段に供給する電力を他の電気
    的加熱手段に供給する電力より低下させる電力供給制限
    手段と、前記電力供給が低下せしめられた電気的加熱手
    段を配置した排気通路に流入する排気の温度を他の排気
    通路に流入する排気の温度より上昇させる排気温度制御
    手段とを備えたことを特徴とする通電加熱式触媒コンバ
    ータ。
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