JP2995792B2 - ごみ焼却炉駆動装置の油圧同調制御方法 - Google Patents

ごみ焼却炉駆動装置の油圧同調制御方法

Info

Publication number
JP2995792B2
JP2995792B2 JP2072833A JP7283390A JP2995792B2 JP 2995792 B2 JP2995792 B2 JP 2995792B2 JP 2072833 A JP2072833 A JP 2072833A JP 7283390 A JP7283390 A JP 7283390A JP 2995792 B2 JP2995792 B2 JP 2995792B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
oil
refuse incinerator
cylinder
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2072833A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03274310A (ja
Inventor
茂行 土井
Original Assignee
日本鋼管株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本鋼管株式会社 filed Critical 日本鋼管株式会社
Priority to JP2072833A priority Critical patent/JP2995792B2/ja
Publication of JPH03274310A publication Critical patent/JPH03274310A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2995792B2 publication Critical patent/JP2995792B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はごみ焼却炉駆動装置の油圧同調制御方法に関
するものである。
[従来の技術] 例えば、第4図に示すように、ごみ焼却炉の火格子駆
動用油圧シリンダ1a及びプッシャー駆動用油圧シリンダ
1bは、油圧ポンプ2から送られる作動油が油量制御弁3
a、3bと切換電磁弁4a、4bを通りシリンダ1a、1bへ導か
れるようになっている。そして、各シリンダ1a、1bには
それぞれ前進端用及び後退端用のリミットスイッチ5a、
6a及び5b、6bが設けられており、この検知により切換電
磁弁4a、4bを切換え、シリンダ1a、1bの往復動作を行わ
せるようになっている。
この場合、各油圧シリンダ1a、1bへの作動油の量つま
りシリンダ速度を決定する油量制御弁3a、3bが各シリン
ダ毎に設けられ、しかも1つの駆動機7によって油量制
御弁3a、3bの開度を制御し、同等量の作動油を送ること
により各シリンダ1a、1bの速度が等しくなるように油圧
同調制御を行っている。
[解決しようとする課題] ところで、ごみ焼却炉における火格子及び給じんプッ
シャーの速度は焼却量及びごみ質によって逐次変化させ
る必要がある。
しかし、従来方法では、油量制御弁の開度変化がある
と油量の違いが生じ速度変化が生じる。すなわち、弁が
開かれつつある場合と閉じられつつある場合のような外
的条件が異なる場合では、同一の弁開度指令値が与えら
れた場合であってもその弁開度は同一とならず、その結
果各シリンダに供給される油量に差が生じてシリンダ速
度およびシリンダ位置にも差が生じてしまう。また、負
荷の変動つまり熱膨脹による摩擦接触抵抗の増減或いは
異物混入によるスティック等が生じると、油圧同調がく
ずれ、その結果として火格子及びプッシャーの蛇行或い
は停止を引き起こすことになる。
また、当該装置は、速度の変更と共に動作ストローク
の変更も行わせる必要があるが、前進端及び後退端リミ
ットスィッチ方式では、ストローク変更の都度その設定
位置を変更させる必要があり、繁雑である。
本発明は上記のような問題点を解消できるようにした
ごみ焼却炉駆動装置の油圧同調制御方法を提供すること
を課題とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明のごみ焼却炉駆動装置の油圧同調制御方法は、
ごみ焼却炉の火格子及び給じんフッシャー等を駆動する
ために設けられた2本以上の油圧シリンダと、該油圧シ
リンダに供給する油量を制御する油量制御弁とを備えた
ごみ焼却炉駆動装置において、それぞれの油圧シリンダ
の動作位置の偏差を検知し、各シリンダの動作位置が等
しくなるように各シリンダへ送り込まれる油量を制御す
ることにより、油圧同調を図ることを特徴とするもので
ある。
[作 用] それぞれの油圧シリンダの動作位置の偏差を検知し、
該油量制御弁の開度を示す電気信号値を常に検知し、そ
の弁開度を指令値に保持し、各シリンダの動作位置が等
しくなるように各シリンダへ送り込まれる油量を制御し
油圧同調を図ることにより、油量制御弁の開度変化及び
シリンダの負荷変動に係わりなく正確且つ安定したシリ
ンダの同調制御を行うことができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を火格子駆動用の油圧シリン
ダ1aと給じんプッシャー駆動用油圧シリンダ1bとを同調
制御させる場合について図面を参照しながら説明する。
各シリンダ1a、1bにはシリンダの動作位置即ちロッド
の位置を検出するポテンショメータ10a、10bが組み込ま
れている。
ポテンショメータ10a、10bの構成は同じであるので、
ポテンショメータ10aについて、第2図より説明する。
ロッド8aの先端にはガイド棒9aが取り付けられ、ガイド
棒9aはポテンショメータ10aに連結されている。
ポテンショメータ10aはシリンダの動作位置が電圧或
いは電流値に変換されて出力され、的確な位置検出がで
きるようになっている。
油量制御弁13a、13bは設定速度に対応する開度となれ
るようポテンショメータ付きになっている。即ち、制御
弁のスプールの位置つまり弁の開度をポテンショメータ
によって検知し、弁開度を常に指令値に保持するように
なっている。
そして、第3図に示すように、各シリンダの動作位置
を示すポテンショメータ10a、10bからの信号がコンパレ
ータ11に入り、偏差に応じて油量制御弁13a又は13bを制
御し、同調制御がなされるようになっている。
なお、異常停止等により偏差が許容値を越えた場合に
は、先行している側のシリンダを一時停止し、各シリン
ダが動作位置に到達した時点で再起動を行わせ油圧シリ
ンダの暴走を押さえるようになっている。
また、シリンダ1aには上記のように、ポテンショメー
タ10aが接続され、シリンダの動作位置が電圧或いは電
流値に変換されて出力されるようになっている。そこ
で、シリンダの位置に対応した信号を出せる設定器を設
けておき、ポテンショメータからの出力により、この設
定器を動作させ、その指令により電磁弁4aを切換えるよ
うにすれば、シリンダのストロークを容易に変更するこ
とができる。
[発明の効果] 本発明のごみ焼却炉駆動装置の油圧同調制御方法は上
記のようなもので、油量制御弁の開度変化及びシリンダ
の負荷変動に係わりなくシリンダの同調制御を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施するための装置構成の一例を
示す説明図、第2図はシリンダへのポテンショメータの
組込み状態を示す説明図、第3図は制御フローの説明
図、第4図は従来の油圧同調制御装置の構成説明図であ
る。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ごみ焼却炉の火格子及び給じんプッシャー
    等を駆動するために設けられた2本以上の油圧シリンダ
    と、該油圧シリンダに供給する油量を制御する油量制御
    弁とを備えたごみ焼却炉駆動装置において、それぞれの
    油圧シリンダの動作位置の偏差を検知し、該油量制御弁
    の開度を示す電気信号値を常に検知し、その弁開度を指
    令値に保持し、各シリンダの動作位置が等しくなるよう
    に各シリンダへ送り込まれる油量を制御することによ
    り、油圧同調を図ることを特徴とするごみ焼却炉駆動装
    置の油圧同調制御方法。
  2. 【請求項2】ごみ焼却炉の火格子及び給じんプッシャー
    等を駆動するために設けられた2本以上の油圧シリンダ
    と、該油圧シリンダに供給する油量を制御する油量制御
    弁とを備えたごみ焼却炉駆動装置であって、それぞれの
    油圧シリンダの動作位置を検知する手段と、該動作位置
    の偏差を検知する手段と、該偏差に応じて該油量制御弁
    の弁開度を指令する手段と、該弁開度を検知する手段
    と、該弁開度を常に指令された値に保持するように制御
    する手段とを有し、各シリンダの動作位置が等しくなる
    ように各シリンダへ送り込まれる油量を制御することに
    より、油圧同調を図ることを特徴とするごみ焼却炉駆動
    装置の油圧同調制御装置。
JP2072833A 1990-03-22 1990-03-22 ごみ焼却炉駆動装置の油圧同調制御方法 Expired - Fee Related JP2995792B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2072833A JP2995792B2 (ja) 1990-03-22 1990-03-22 ごみ焼却炉駆動装置の油圧同調制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2072833A JP2995792B2 (ja) 1990-03-22 1990-03-22 ごみ焼却炉駆動装置の油圧同調制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03274310A JPH03274310A (ja) 1991-12-05
JP2995792B2 true JP2995792B2 (ja) 1999-12-27

Family

ID=13500813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2072833A Expired - Fee Related JP2995792B2 (ja) 1990-03-22 1990-03-22 ごみ焼却炉駆動装置の油圧同調制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2995792B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103154615B (zh) * 2010-07-30 2015-07-15 多伊克斯投资有限公司 具有平行设置驱动装置的水冷式滑动燃烧炉箅
CN103742467B (zh) * 2014-01-07 2017-08-25 马钢(集团)控股有限公司 一种具有固定位差的主从液压缸同步控制系统及其控制方法
CN104747516B (zh) * 2015-01-30 2017-03-22 四川南骏汽车集团有限公司 一种液压缸同步升降控制系统
CN106439856A (zh) * 2016-09-14 2017-02-22 无锡华光锅炉股份有限公司 一种垃圾焚烧锅炉推料器的同步控制装置
CN113834074B (zh) * 2021-11-26 2022-02-15 光大环保技术装备(常州)有限公司 水冷炉排滑动炉排控制方法、控制系统及设备

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03274310A (ja) 1991-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6003428A (en) Electro-pneumatic pressure control system for welding and like apparatus
JP2995792B2 (ja) ごみ焼却炉駆動装置の油圧同調制御方法
JPH10669A (ja) 射出成形機のフィードバック制御装置
KR960040449A (ko) 이동식 파쇄기의 제어회로
KR900700771A (ko) 유압기계의 유압구동방법 및 유압구동장치
KR930010320A (ko) 액츄에이터 작동속도 자동조절장치 및 그 제어방법
CN111102257B (zh) 液压缸同步控制方法及用于控制多液压缸同步动作的系统
WO1994020254A1 (de) Schweisszangenregelung
EP0338374A2 (de) Verfahren und Einrichtung zur Steuerung einer Antriebseinrichtung eines Mittel- oder Hochspannungsschaltgerätes
EP0837991B1 (en) A method in a pneumatic oscillating device to observe an obstacle and to continue oscillating and corresponding oscillating device
EP0917675B1 (de) Stellungsregler für antriebe sowie pneumatisches regelventil mit einem derartigen stellungsregler
KR20200080133A (ko) 유체압 구동 장치 및 유량 제어 밸브의 구동 방법
JPH0999463A (ja) 射出成形機の制御方法
JPH0544115Y2 (ja)
US3625622A (en) Sensing means
KR100472227B1 (ko) 저항용접 장치 및 그 제어 방법
KR960008722Y1 (ko) 건설중장비 조이스틱 레버 급속 조작시 엑츄에이터 충격방지 제어장치
JPH0514803B2 (ja)
JP3586823B2 (ja) 射出成形機における型開き制御方法
JPH0241197Y2 (ja)
JPH02134404A (ja) フィードバック回路を有する油圧回路
JP2592111B2 (ja) 油圧シリンダの圧力制御装置
JPH06226416A (ja) 加圧ピンの制御方法
SU1627317A1 (ru) Устройство автоматического управлени процессом электродуговой наплавки
KR920000815B1 (ko) 저항 용접기에 있어서의 가압력 제어장치

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees