JP2995507B2 - 紙送り装置 - Google Patents

紙送り装置

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JP2995507B2
JP2995507B2 JP3251138A JP25113891A JP2995507B2 JP 2995507 B2 JP2995507 B2 JP 2995507B2 JP 3251138 A JP3251138 A JP 3251138A JP 25113891 A JP25113891 A JP 25113891A JP 2995507 B2 JP2995507 B2 JP 2995507B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輪転印刷機の折機に紙
を送りこむための紙送り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4及び図5は従来の紙送り装置を示す
もので、1は折機のフレーム。2は軸受ケースで、フレ
ーム1の一方に固定されている。3は固定側のローラ軸
で、軸受ケース2とフレーム1とにそれぞれベアリング
4Aを介して回転可能に支持されている。5は固定側の
紙送りローラで、ローラ軸3に固定されている。6は歯
車で、ローラ軸3の一端に固定されている。
【0003】7は軸受ピンで、フレーム1に互いに対向
するように固定されている。8は軸受レバーで、それぞ
れ軸受ピン7に回転可能に支持されている。9は連結バ
ーで、軸受レバー8を結合している。10は移動側のロ
ーラ軸で、軸受レバー8の間にベアリング4Bを介して
回転可能に支持されている。11は移動側の紙送りロー
ラで、ローラ軸10に固定されている。12はカップリ
ングフランジで、ローラ軸10の一端に固定されてい
る。13は駆動軸で、フレーム1にベアリング4Cを介
して、回転可能に支持されている。14は歯車で、前記
歯車6と噛み合うように、駆動軸13に固定されてい
る。15は滑り軸受を用いたユニバーサルジョイント
で、前記駆動軸13とカップリングフランジ12の間を
結合している。
【0004】16は軸で、フレーム1に回転可能に支持
されている。17はカムコロレバーで、軸16に摺動・
固定可能に支持されている。18はカムコロで、前記連
結バー9に接するように、カムコロレバー17に回転可
能に支持されている。19は操作レバーでカムコロレバ
ー17に回転可能に取付けられ、その操作によりカムコ
ロレバー17を軸16に固定・解除する。20は連結レ
バーで、軸16に固定されている。21はヒンジピン
で、フレーム1に固定されている。22はエアシリンダ
で、一端がヒンジピン21に回転可能に支持され、他端
が連結レバー20に回転可能に結合されている。
【0005】23は固定軸で、フレーム1の間に固定さ
れている。24はナットで、軸受レバー8と対向するよ
うに、固定軸23に固定されている。25はストッパね
じで、ナット24に螺合している。26はロックナット
で、ストッパねじ25に螺合している。
【0006】このような構成で、エアシリンダ22を作
動させ、カムコロレバー17を軸16を中心として回動
させることにより、カムコロ18で連結バー9を押し、
軸受レバー8を軸受ピン7を中心として回動させ、紙送
りローラ11を紙送りローラ5に近接・離間させる。
【0007】そして、紙送りローラ5に紙送りローラ1
1を近接させて紙27を挟み、カッタ胴28、29に向
けて送る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の紙送り装置にお
いては、紙27の厚さや紙27に印刷された図柄によっ
て、固定側の紙送りローラ5と移動側の紙送りローラ1
1の間隔を調整するため、ユニバーサルジョイント15
で、紙送りローラ11を支持するローラ軸10の軸心
と、その駆動軸13の軸心のずれを許容するように構成
している。しかし、滑り軸受を用いたユニバーサルジョ
イント15には、その駆動側と従動側の間に回転方向の
遊びがあり、紙送りローラ11の回転にむらが発生す
る。そして、この回転のむらは、ユニバーサルジョイン
ト15の摺動部が摩耗するにしたがって大きくなる。こ
のため、定期的にユニバーサルジョイント15を交換す
ることが必要になる。
【0009】また、紙27に所定の張力を与えるため、
紙送りローラ5、11は、紙27の送り速度より少し速
い周速で回転しているが、カッタ胴28、29で紙27
を切断するときの衝撃が伝わり、紙送りローラ11の回
転むらが助長される。このため、紙送り装置から送りだ
される紙27の長さが変わり、折機によって形成される
折丁の折精度の低下や、不良品の発生となる。また、折
精度を確保するため、印刷機の印刷速度を低下させる
と、生産性が低下する。
【0010】さらに、紙27に印刷された図柄によっ
て、紙送りローラ5、11の軸方向の接触圧を変更する
場合、カムコロレバー17の位置を変更することで対応
しているため、その設定には高度の熟練が必要であり、
しかも時間がかかる。
【0011】本発明の目的は、上記の事情に鑑み、保守
を容易にすると共に、接触圧の調整が容易な紙送り装置
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、固定側紙送りローラ及び該紙送りローラ
に接離可能な移動側紙送りローラの駆動軸を同期して回
転駆動し、前記固定側紙送りローラと移動側紙送りロー
ラとで紙を挟持して送る輪転印刷機の紙送り装置であっ
、前記各紙送りローラの駆動軸の間に中間歯車を設
け、前記移動側紙送りローラを中間歯車の軸芯まわりに
回動可能に設けた紙送り装置において、前記移動側紙送
りローラは両端部をそれぞれローラ軸受レバーに回転可
能に軸支され、それぞれのローラ軸受レバーは、中央部
の強度を両端部より弱くした連結材により互いに連結さ
れ、かつ前記中間歯車の回転軸と同芯の軸を中心として
揺動するものである。
【0013】
【作用】上記の構成によれば、移動側紙送りローラと駆
動系とが直接連結され、例えばユニバーサルジョイント
を使用したときに生じる回転方向の遊びをなくすことが
できる。また、移動側紙送りローラは固定側紙送りロー
ラに接離するとき、中間歯車と同じ軸芯まわりを回動す
るので、移動側紙送りローラの駆動軸と中間歯車との噛
合い隙間も一定となる。そのため、印刷中に紙の切断時
のショックによる回転ムラがなく、滑らかで安定した張
力で紙を送ることができる。そして、移動側紙送りロー
ラの両端部のローラ軸受レバーが左右バラバラに動作す
ることがないようにするための連結バーが、中央部の強
度を弱くしてあるので、左右のローラ隙間を変化させた
ときに、一方に連れ動きするようなことがない。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1ないし図3
に基づいて説明する。なお、同図において、図4及び図
5と同じものは、同じ符号を付けて示してある。30、
31は軸で、フレーム1に固定されている。32、33
は軸受レバーで、それぞれ軸30、31に回転可能に支
持されている。34は連結バーで、中央部が変形可能に
形成され、軸受レバー32、33を連結している。35
は駆動側のローラ軸で、ベアリング4Bをかいして軸受
レバー32、33に回転可能に支持され、かつ、フレー
ム1を、軸30を中心として揺動可能に貫通している。
【0015】36はラビリンスカラーで、フレーム1と
ローラ軸35の間に設けられている。37はOリング、
38はオイルシールで、それぞれ、フレーム1と軸受レ
バー32の間に設けられている。
【0016】39は従動歯車で、ローラ軸35の一端に
固定されている。40は駆動元歯車(図3に図示)で、
図示しない駆動軸から動力を受けている。41は駆動歯
車で、駆動元歯車40と噛み合うようにローラ軸3に固
定されている。42は中間歯車(図3に図示)で、駆動
歯車41と噛み合うように、フレーム1に固定された図
示しない軸に回転可能に支持されている。43は中間歯
車で、従動歯車39と中間歯車42に噛み合うように、
軸30に回転可能に支持されている。
【0017】44はヒンジピンで、フレーム1に固定さ
れている。45は偏心ブッシュで、ヒンジピン44に回
転可能に支持されている。46はナットで、ヒンジピン
44の一端に形成されたねじに螺合している。22はエ
アシリンダで、一端が偏心ブッシュ45を介してヒンジ
ピン44に回転可能に支持され、他端が軸受レバー3
2、33に回転可能に結合されている。
【0018】このような構成であるから、偏心ブッシュ
45を回転させ、軸受レバー32、33の回転位置を変
えることにより、紙送りローラ5、11の間隔を調整す
ることができる。また、紙送りローラ5と紙送りローラ
11の接触圧は、エアシリンダ22に供給する圧縮空気
の圧力を調整することにより任意に設定することができ
る。
【0019】エアシリンダ22の作動により、軸受レバ
ー32、33を揺動させることにより、紙送りローラ1
1を紙送りローラ5に近接・離間させることができる。
この時、軸受レバー32が軸30を中心として揺動する
ので、中間歯車43に噛み合う従動歯車39も、中間歯
車43との噛み合いが変ることなく、中間歯車43に沿
って回転する。したがって、ローラ11の軸10と従動
歯車39の軸心のずれが発生することはないので、ロー
ラ11の軸10と従動歯車39の軸35と間に継手を受
ける必要がない。
【0020】
【発明の効果】以上述べたことく、本発明によれば、移
動側紙送りローラとその駆動軸を結合するための継手が
不要となり、保守を容易にすることができる。また、継
手の回転方向の遊びによる紙送りローラの回転むらをな
くし、折丁の折精度を向上させることができる。さら
に、固定側の紙送りローラと移動側の紙送りローラの間
隔、接触圧の調整が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例を示す横断面展開図
である。
【図2】図2は、本実施例の正面説明図である。
【図3】図3は、本実施例の駆動力の伝達を説明するた
めの説明図である。
【図4】図4は、従来例の横断面展開図である。
【図5】図5は、従来例の正面説明図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 軸受ケース 3 ローラ軸 4A、4B、4C ベアリング 5 固定側紙送りローラ 6 歯車 7 軸受ピン 8 軸受レバー 9 連結バー 10 ローラ軸 11 移動側紙送りローラ 12 カップリングフランジ 13 駆動軸 14 歯車 15 ユニバーサルジョイント 16 軸 17 カムコロレバー 18 カムコロ 19 操作レバー 20 シリンダ連結レバー 21 ヒンジピン 22 エアシリンダ 23 固定軸 24 ナット 25 ストッパネジ 26 ロックナット 27 紙 28、29 カッタ胴 30、31 軸 32、33 軸受レバー 34 連結バー 35 駆動側のローラ軸 36 ラビリンスカラー 37 Oリング 38 オイルシール 39 従動歯車 40 駆動元歯車 41 駆動歯車 42、43 中間歯車 44 ヒンジピン 45 偏心ブッシュ 46 ナット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定側紙送りローラ及び該紙送りローラ
    に接離可能な移動側紙送りローラの駆動軸を同期して回
    転駆動し、前記固定側紙送りローラと移動側紙送りロー
    ラとで紙を挟持して送る輪転印刷機の紙送り装置であっ
    、前記各紙送りローラの駆動軸の間に中間歯車を設
    け、前記移動側紙送りローラを中間歯車の軸芯まわりに
    回動可能に設けた紙送り装置において、前記移動側紙送
    りローラは両端部をそれぞれローラ軸受レバーに回転可
    能に軸支され、それぞれのローラ軸受レバーは、中央部
    の強度を両端部より弱くした連結材により互いに連結さ
    れ、かつ前記中間歯車の回転軸と同芯の軸を中心として
    揺動するものであることを特徴とする紙送り装置。
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