JP2993742B2 - 腕時計型電話機 - Google Patents

腕時計型電話機

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JP2993742B2 JP9536967A JP53696797A JP2993742B2 JP 2993742 B2 JP2993742 B2 JP 2993742B2 JP 9536967 A JP9536967 A JP 9536967A JP 53696797 A JP53696797 A JP 53696797A JP 2993742 B2 JP2993742 B2 JP 2993742B2
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幸一郎 中谷
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) 本発明は、操作性が優れた腕時計型電話機に関する。
(従来の技術) 従来、この種の腕時計型電話機としては、例えば、特
開平6−232950号公報および特開平6−350506号公報に
記載された構成が知られている。
前者の従来の特開平6−232950号公報に記載の腕時計
型電話機は、ケース本体とこのケース本体の表面に開閉
自在に設けられたガラス蓋体とこのケース本体を使用者
の手首に装着するためのバンド体とを有している。
そして、このケース本体には、前記ガラス蓋体にて露
出されたこのケース本体の表面に位置して表示部および
複数個のダイアルキーが設けられているとともに、これ
らのダイアルキーの内側に位置して無線送受信装置が設
けられている。さらに、このケース本体の一端部にはマ
イクロホンが設けられ、かつ、前記ガラス蓋体の一端部
にはスピーカが設けられている。
なお、これらのマイクロホンおよびスピーカは、通話
の際には、前記ガラス蓋体を開いた状態で、前記バンド
体の長さ方向に沿って、互いに離間してそれぞれ位置す
る。
また、後者の従来の特開平6−350506号公報に記載の
腕時計型電話機は、ケース本体とこのケース本体を腕に
装着するためのバンド体とを有している。
そして、このケース本体の表面には、表示部、複数個
のダイアルキーおよび複数個のファンクショナルキーが
設けられている。また、このケース本体に無線送受信装
置が内蔵されているとともに、通話のためのマイクロホ
ンおよびスピーカが設けられている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の両者公報に記載の腕時計型
電話機のように、ケース本体の表面の狭いスペースに集
中して、表示部、複数個のダイアルキー、複数個のファ
ンクショナルキー等を設けた構成では、各キー間の間隔
は狭く、かつ、各キーの幅寸法も小さいので、指先によ
る正確なキーの入力操作が難しく、携帯するペン等の先
細い道具で各キーを操作する必要があり、操作性に問題
を有している。
また、上記従来の前者公報に記載の腕時計型電話機の
ように、ケース本体にマイクロホンを設けるとともにガ
ラス蓋体にスピーカを設けた構成、つまり、ケース本体
側に、通話時にガラス蓋体を開いた状態で、バンド体の
長さ方向に沿って互いに離間してそれぞれ位置するマイ
クロホンおよびスピーカを設けた構成では、マイクロホ
ンを口の近くにかつスピーカを耳の近くに位置させるた
めに、腕を不自然に曲げなければならない。或いは、ケ
ース本体を腕から取り外さなければならず、通話の際に
おける操作性についても問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、操作
性の向上を図った腕時計型電話機を提供することを目的
とする。
(課題を解決するための手段) 請求項1記載の腕時計型電話機は、少なくとも表面の
周縁に沿った周側面を有するケース本体と、このケース
本体に取り付けられたバンド体と、このバンド体に取り
付けられた音声入出力部ケース体とを備え、前記ケース
本体は、表面のほぼ中央部に設けられた表示部、表面の
周縁に沿って設けられた複数個のダイアルキー、周側面
に設けられた複数個のファンクショナルキーおよび内部
に収納された無線送受信装置を有し、前記音声入出力部
ケース体は、前記バンド体の幅方向に沿って長手方向を
有し、前記バンド体にて前記ケース本体を腕の一側に装
着した場合には前記腕の一側とは反対側の前記腕の他側
に位置し、長手方向の両端部に互いに離間してそれぞれ
配設され前記無線送受信装置に接続され指向性方向がそ
れぞれ互いに離反する反対側に向けられたマイクロホン
およびスピーカを有するものである。
バンド体を用いて、ケース本体が使用者の腕の一側に
くるように装着する。このケース本体が腕の一側に装着
された状態では、音声入出力部ケース体は、腕の他側に
装着された状態になる。
そして、誰かに電話をかける場合には、ファンクショ
ナルキーおよびダイアルキーを適宜に操作する。相手方
が呼び出されると、音声入出力部ケース体のマイクロホ
ンを口の近くに位置させ、かつ、音声入出力部ケース体
のスピーカを耳の近くに位置させて、通話する。なお、
電話を受ける場合には、ファンクショナルキーを適宜に
操作する。
請求項2記載の腕時計型電話機は、請求項1記載の腕
時計型電話機において、音声入出力部ケース体は、音量
調節用キーを有するものである。
通話の際における通話音声の音量は、音声入出力部ケ
ース体の音量調節用キーにて調節する。
(発明の実施の形態) 以下、本発明の腕時計型電話機の一実施の形態の構成
を図面を参照して説明する。
第1図および第2図において、1はケース本体で、こ
のケース本体1は、通常の時計のシェル(ケース)に用
いられるチタン合金鋼、ボロン鋼、ステンレス鋼、貴金
属、ABS樹脂等の合成樹脂等にて、ほぼ円形状に形成さ
れている。
そして、このケース本体1内には、第4図に示すよう
に、電子回路からなる無線送受信装置2、時計装置3、
CPU4、読取り専用記憶装置(ROM)5、ランダムアクセ
ス記憶装置(RAM)6および時刻報知と通話報知とを行
うブザー7が収納されている。
前記CPU4には、12個のダイアルキー10、12個のファン
クショナルキー11、液晶ディスプレイ等の表示部12等が
それぞれ接続されている。
そして、前記ダイアルキー10は、例えば、0から9ま
での数字キー、*キーおよび#キーである。
また、前記ファンクショナルキー11は、単独で、或い
は、前記ダイアルキー10や他のファンクショナルキー11
との組み合わせによって、短縮ダイアルの登録、短縮ダ
イアルの通話、フックオン、フックオフ、リダイアル、
ガード、その他通常の携帯電話が装備する機能を有する
ものであり、例えば、電源キー11a、フックキー11b、時
計キー11c等である。なお、このフックキー11bは、時計
モードと電話モードとの切換え機能をも有している。
また、前記CPU4は、これらの各ダイアルキー10、各フ
ァンクショナルキー11が押圧操作された場合には、ROM5
にストアーされている電話機操作プログラム、無線通信
プログラム、計時処理プログラム、時計・電話モード切
換えプログラム等に基づき、操作された各キー10,11を
解析する。
この解析されたデータはRAM6にストアーされる。そし
て、このCPU4からの指示に基づく前記無線送受信装置2
または前記時計装置3からの出力により、前記表示部12
に、電源オンの表示、ダイアル表示、通話表示、保留表
示、その他の電話機としての必要な情報およびデジタル
時刻表示が、操作された各キー10,11に対応して表示さ
れる。
一方、前記ケース本体1の底部には、図示しない開閉
自在の装填蓋を有した電池室が設けられている。そし
て、この電池室には、リチウム電池、ニッケル−カドミ
ニュウム電池等の電源電池15が装填されている。
さらに、このケース本体1のほぼ円形状の表面16のほ
ぼ中央部には前記表示部12が設けられている。また、こ
の表面16の広いスペースを有する周縁部には、その周縁
部に沿って前記各ダイアルキー10がそれぞれ設けられて
いる。
これらの各ダイアルキー10は、押圧操作によりスイッ
チ動作されるもので、例えばほぼ三角形状に突出形成さ
れ、かつ、指先で押圧操作できる程にその幅寸法が比較
的大きく形成されている。
さらに、これらの各ダイアルキー10は、ケース本体1
の表面16の周縁部の全面にわたって1数字キーから順に
#キーまでが時計回り方向に並ぶようにして、比較的広
い適宜な間隔をおいて、配設されている。
また、このケース本体1の周側面17には、その周側面
17に沿って前記ファンクショナルキー11がそれぞれ設け
られている。
これらの各ファンクショナルキー11は、押圧操作によ
りスイッチ動作されるもので、例えばほぼ正方形状に突
出形成され、かつ、指先で操作できる程にその幅寸法が
比較的大きく形成されている。
さらに、これらの各ファンクショナルキー11は、ケー
ス本体1の周側面17の全面にわたって、前記各ダイアル
キー10にそれぞれ対応する近接位置に、比較的広い適宜
な間隔をおいて、配設されている。
なお、このケース本体1の正面から見て右下部の周側
面17に、ファンクショナルキー11である電源キー11a、
フックキー11bおよび時計キー11cが配設されており、そ
の他の部分の周側面17に配設された各ファンクショナル
キー11には、種々の機能が適宜に割り当てられている。
さらに、前記無線送受信装置2には、アンテナ26、ス
ピーカとしての指向性スピーカ27、マイクロホンとして
の指向性マイクロホン28、前記ブザー7等がそれぞれ接
続されている。
一方、前記ケース本体1の正面から見て上下両端部に
は、バンド取付部32が形成され、このバンド取付部32に
は前記ケース本体1を腕の一側に装着する細長状のバン
ド体33が取り付けられている。
そして、このバンド体33には、第1図ないし第3図に
示すように、前記アンテナ26が内蔵または添着されてい
る。
また、このバンド体33の中間部には、長手方向を有す
る長方形状に形成された音声入出力部ケース体36が、そ
の長手方向がバンド体33の幅方向とほぼ平行になる状態
に取り付けられている。
そして、この音声入出力部ケース体36は、バンド体33
にてケース本体1を使用者の腕の一側としての外面側に
装着した場合には、この腕の外面側とは反対側であるこ
の腕の他側としての内面側に位置するようになってい
る。
また、この音声入出力部ケース体36の長手方向の両端
面には、互いに表面側から裏面側に向って拡開状の傾斜
面39,40が形成され、この傾斜面39,40には前記指向性ス
ピーカ27および前記指向性マイクロホン28がそれぞれ互
いに離間して設けられている。
なお、この音声入出力部ケース体36を正面から見た場
合において、この音声入出力部ケース体36の右側に位置
する傾斜面39に指向性スピーカ27が設けられ、かつ、こ
の音声入出力部ケース体36の左側に位置する傾斜面40に
指向性マイクロホン28が設けられている。
そして、これらの指向性スピーカ27および指向性マイ
クロホン28の指向性方向は、それぞれ互いに離反する反
対側に向けられている。
なお、これらの指向性スピーカ27および指向性マイク
ロホン28は、前記バンド体33に内蔵または埋設されたリ
ード線37にて、前記ケース本体1の無線送受信装置2に
接続されている。また、前記音声入出力部ケース体36に
は音量調節用キー38が設けられている。
次に、上記一実施の形態の作用を図面を参照して説明
する。
腕時計型電話機の使用に際しては、バンド体33にて、
例えばケース本体1が使用者の腕、例えば左の腕の外面
側にくるように装着する。このように、ケース本体1を
腕の外面側に装着した場合には、バンド体33に取り付け
られた音声入出力部ケース体36は、この使用者の腕の内
面側に位置することとなる。
そして、通常時においては、ケース本体1の表面16の
表示部12には、デジタル時刻表示として、時刻が表示さ
れている。
この状態から、誰かに電話をかける場合には、まず、
電源キー11aをオンにする。続いて、フックキー11bを指
先で押圧操作すると、時計モードから電話モードにな
る。そして、ダイアルキー10を選択押圧操作するととも
に、必要に応じてファンクショナルキー11を選択押圧操
作する。
この際、表示部12には、デジタル時刻表示に変わっ
て、押圧操作した相手先のダイアル番号、通話表示等の
必要な情報が表示される。
この状態で相手方が呼び出されると、第5図に示すよ
うに、腕時計型電話機を装着した腕を不自然に曲げるこ
となく、指向性マイクロホン28を口の近くに、かつ、指
向性スピーカ27を耳の近くに容易に位置させて、ごく自
然な形で通話することができる。
なお、通話の際における、通話音声の音量は、音声入
出力部ケース体36に設けた音量調節用キー38を操作して
調節する。
通話後に、フックキー11bを押圧操作すると、電話モ
ードから時計モードになり、表示部12の表示はデジタル
時刻表示に復帰する。
一方、電話を受ける場合には、電源キー11aがオンに
なっているときには、アンテナ26が電波を受信すると、
ブザー7の呼出し音が鳴る。そして、この呼出し音を聞
いた使用者がフックキー11bを押圧操作すると、時計モ
ードから電話モードになり、相手方と通話ができる。
なお、時計操作のための時計キー11cの押圧操作によ
り、時刻、日付等を調整する。また、前記ブザー7によ
って呼び出し報知のほか、時計装置3等で報知動作でき
る。
このようにして、上記腕時計型電話機は、通常時はデ
ジタル腕時計として用いられ、かつ、必要に応じて電話
機として用いられるが、この腕時計型電話機によれば、
各ダイアルキー10間の間隔および各ファンクショナルキ
ー11間の間隔は、各キー10,11を表面16の狭いスペース
に集中して設けた従来のタイプに比べて比較的広く、か
つ、各ダイアルキー10の幅寸法および各ファンクショナ
ルキー11の幅寸法は、従来のタイプに比べて比較的大き
い。
このため、先細い道具で各キーを操作する必要がな
く、指先で押圧操作できる。しかも、2つのダイアルキ
ー10,10を誤って同時に押すこと等による押し間違いの
おそれもない。
また、腕の内面側に位置する音声入出力部ケース体36
が有した指向性マイクロホン28および指向性スピーカ27
が、この音声入出力部ケース体36の長手方向の両端面の
傾斜面39,40にそれぞれ互いに離間して設けられている
ので、通話時に、腕を不自然に曲げることなく、指向性
マイクロホン28を口の近くに、かつ、指向性スピーカ27
を耳の近くに容易に位置させることができ、ごく自然な
形で通話することができる。よって、操作性の向上を十
分かつ確実に図ることができる。
さらに、各ファンクショナルキー11と各ダイアルキー
10とは明かに区別して設けられているため、押し間違い
等によるキーの操作ミスを防止でき、操作性の向上をさ
らに図ることができる。
また、音量調節用キー38が音声入出力部ケース体36に
設けられているため、通話しながら、容易に通話音声の
音量を調節でき、さらに操作性がよい。
さらに、音声入出力部ケース体36は、ケース本体1と
は分離してバンド体33に取り付けられているため、ケー
ス本体1内のスペースを広くでき、無線送受信装置2、
時計装置3等の絶縁処理を強化でき、比較的大きな容量
の電源電池15を装備できる。
また、指向性マイクロホン28および指向性スピーカ27
の指向性方向が、それぞれ互いに離反する反対側に向け
られているため、通話音声のまわり込みを防ぎ、ハウリ
ングを効果的に防止でき、これらの指向性マイクロホン
28および指向性スピーカ27の送受信機能を損なうことな
く、感度よく通話できる。
さらに、各ダイアルキー10および各ファンクショナル
キー11は、ケース本体1の周囲の全面にわたって、それ
ぞれ同じ12個のキー10,11が互いに対応する近接位置
に、バランスよく配設されているため、装飾性に優れ、
需要者の購買意欲を喚起できる。
なお、上記実施の形態においては、腕時計型電話機の
音声入出力部ケース体36は、使用の際には、使用者の腕
の内面側に位置するとして説明したが、バンド体33にて
ケース本体1を腕、例えば左の腕の内面側に装着した場
合には、音声入出力部ケース体36は、内面側とは反対側
であるこの腕の外面側に位置する。
そして、この場合においても、第6図に示すように、
腕時計型電話機を装着した腕を不自然に曲げることな
く、指向性マイクロホン28を口の近くに、かつ、指向性
スピーカ27を耳の近くに容易に位置させることができ、
ごく自然な形で通話することができる。なお、バンド体
33にてケース本体1を右の腕に装着した場合において
も、同様の作用効果を奏する。この点、上記実施の形態
においても同じである。
また、上記実施の形態においては、腕時計型電話機
は、ケース本体1内に時計装置3を収納し、時計機能を
有する構成として説明したが、必ずしも時計機能を有す
る必要はない。
さらに、上記実施の形態においては、各ファンクショ
ナルキー11は、ケース本体1の周側面17の全面にわたっ
て各ダイアルキー10にそれぞれ対応する近接位置に配設
されている構成と説明したが、必ずしも各ファンクショ
ナルキー11を各ダイアルキー10にそれぞれ対応させて、
その近接位置に配設する必要はなく、例えば、周側面17
の操作し易い位置に、適宜に配設してもよい。さらに、
ファンクショナルキー11の数もダイアルキー10の数と必
ずしも一致しなくてもよい。また、ファンクショナルキ
ー11の機能をダイアルキー10に含めた場合には、ファン
クショナルキー11を設けない構成でもよい。
また、上記実施の形態においては、音声入出力部ケー
ス体36は、長手方向を有する長方形状である構成として
説明したが、この形状には限定されず、長手状でえあれ
ばいかなる形状でもよい。さらに、音声入出力部ケース
体36は、腕時計型電話機を電話機として用いるときにだ
け、適宜な長さの長手状になる伸縮可能な構成のもので
もよい。
そして、この伸縮可能な構成の場合には、腕時計型電
話機を腕時計として使用しているときに、この音声入出
力部ケース体36が周囲の他の物に接触してしまうことを
防止でき、さらに操作性の向上を図ることができる。
(発明の効果) 請求項1記載の発明によれば、複数個のダイアルキー
が、ケース本体の表面の周縁に沿って広いスペースを利
用して設けられているため、各ダイアルキー間の間隔は
比較的広く、かつ、各ダイアルキーの幅寸法は比較的大
きく、先細い道具で各キーを操作する必要がなく、操作
性の向上を図ることができる。
また、複数個のファンクショナルキーが、ケース本体
の周側面に設けられているため、各ファンクショナルキ
ー間の間隔は比較的広く、かつ、各ファンクショナルキ
ーの幅寸法は比較的大きく、先細い道具で各キーを操作
する必要がなく、操作性の向上をさらに図ることができ
る。
さらに、音声入出力部ケース体は、バンド体にてケー
ス本体が使用者の腕の一側に装着された場合には、その
腕の一側とは反対側である腕の他側に位置する。そし
て、この音声入出力部ケース体はバンド体の幅方向に沿
って長手方向を有し、この音声入出力部ケース体が有し
たマイクロホンおよびスピーカが、この音声入出力部ケ
ース体の長手方向の両端部に互いに離間してそれぞれ配
設されているため、通話時に、ケース本体を腕から取り
外す必要がないほか、腕を不自然に曲げることなく、マ
イクロホンを口の近くにかつスピーカを耳の近くに容易
に位置させることができ、ごく自然な形で通話すること
ができ、操作性の向上を十分に図ることができる。しか
も、音声入出力部ケース体は、ケース本体とは分離して
バンド体に取り付けられているため、ケース本体内のス
ペースが広くなり、無線送受信装置等の絶縁処理を強化
でき、比較的大きな容量の電池を装備できる。
また、マイクロホンおよびスピーカの指向性方向が、
それぞれ互いに離反する反対側に向けられているため、
ハウリングが効果的に防止され、感度よく通話できる。
請求項2記載の発明によれば、音声入出力部ケース体
が音量調節用キーを有するため、通話しながら容易に通
話音声の音量を調節でき、さらに操作性がよい。
図面の簡単な説明 第1図は本発明の腕時計型電話機の一実施の形態を示
す一部を切り欠いた正面図、第2図は同上腕時計型電話
機のケース本体を示す斜視図、第3図は同上腕時計型電
話機の音声入出力部ケースを示す斜視図、第4図は同上
腕時計型電話機の電子回路を示すブロック図、第5図は
同上腕時計型電話機の使用状態を示す説明図、第6図は
同上腕時計型電話機の他の使用状態を示す説明図であ
る。
1・・ケース本体、10・・ダイアルキー、11・・ファ
ンクショナルキー、12・・表示部、16・・表面、17・・
周側面、27・・スピーカとしての指向性スピーカ、28・
・マイクロホンとしての指向性マイクロホン、33・・バ
ンド体、36・・音声入出力部ケース体、38・・音量調節
用キー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−257739(JP,A) 特開 平5−244237(JP,A) 特開 平6−113000(JP,A) 特開 平6−232950(JP,A) 特開 平6−350506(JP,A) 特開 平8−9006(JP,A) 特開 平8−334573(JP,A) 特開 平9−55679(JP,A) 実開 昭63−99297(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 1/02 - 1/23 H04Q 7/32 H04B 7/26 G04B 47/00 G04G 1/00 317

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも表面の周縁に沿った周側面を有
    するケース本体と、 このケース本体に取り付けられたバンド体と、 このバンド体に取り付けられた音声入出力部ケース体と を備え、 前記ケース本体は、表面のほぼ中央部に設けられた表示
    部、表面の周縁に沿って設けられた複数個のダイアルキ
    ー、周側面に設けられた複数個のファンクショナルキー
    および内部に収納された無線送受信装置を有し、 前記音声入出力部ケース体は、前記バンド体の幅方向に
    沿って長手方向を有し、前記バンド体にて前記ケース本
    体を腕の一側に装着した場合には前記腕の一側とは反対
    側の前記腕の他側に位置し、長手方向の両端部に互いに
    離間してそれぞれ配設され前記無線送受信装置に接続さ
    れ指向性方向がそれぞれ互いに離反する反対側に向けら
    れたマイクロホンおよびスピーカを有する ことを特徴とする腕時計型電話機。
  2. 【請求項2】音声入出力部ケース体は、音量調節用キー
    を有する ことを特徴とする請求項1記載の腕時計型電話機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009071402A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Seiko Epson Corp 腕時計型携帯電話

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JP2009071402A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Seiko Epson Corp 腕時計型携帯電話

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