JP2993581B2 - 蛍光ランプの製造装置 - Google Patents

蛍光ランプの製造装置

Info

Publication number
JP2993581B2
JP2993581B2 JP4017280A JP1728092A JP2993581B2 JP 2993581 B2 JP2993581 B2 JP 2993581B2 JP 4017280 A JP4017280 A JP 4017280A JP 1728092 A JP1728092 A JP 1728092A JP 2993581 B2 JP2993581 B2 JP 2993581B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat valve
valve
flat
straight pipe
molding tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4017280A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05217502A (ja
Inventor
俊次 浅井
武 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4017280A priority Critical patent/JP2993581B2/ja
Publication of JPH05217502A publication Critical patent/JPH05217502A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2993581B2 publication Critical patent/JP2993581B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電球形蛍光灯等に用いら
れる蛍光ランプの製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一本の直管形バルブをU字形に成
形する装置としては、直管形バルブ中央部を加熱軟化さ
せた後、この部分に周面が断面半円形の溝に型取られた
ローラを密着させてU字形バルブに成形することが知ら
れている(特開昭57−123629号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複数本の直
管形バルブを平板状に配し対向する直管形バルブ間をブ
リッジ接合したバルブをローラを用いてU字形に一括成
形する場合には、バルブとローラとの接触面積が増大
し、成形後バルブからローラを取り外しにくいという問
題が生じる。また、バルブ間をそれぞれブリッジ接合し
ているために、成形した場合、ブリッジ部が邪魔をして
ローラが取り外せず、一方、取り外しがしやすいローラ
形状にすれば、バルブの成形形状が不細工なものとな
り、使用不可のものとなっていた。
【0004】本発明は、仕上がりの形状、寸法ばらつき
を極力小さくし電球形蛍光灯の発光管に適した蛍光ラン
プの製造装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の蛍光ランプの製
造装置は、複数本の直管形バルブを平板状に配し、かつ
対向するバルブ間をブリッジ接合し、一つの放電路を有
する平板状バルブをU字形に一括成形するものであっ
て、下側部が曲面を有する上下方向に移動自在な上側成
形具と、下側が連結され、かつ表面に格子状の溝を多数
有する複数の仕切板を前記直管形バルブの間隔に合わせ
て配し、それぞれの仕切板の上部に前記上側成形具の下
側部の曲面形状に合わせた形状を有する切り欠きが形成
された上下方向に移動自在な下側成形具と、前記平板状
バルブの両端部を把持し、前記平板状バルブの両端部が
近接するように前記平板状バルブの中央部へ向かって回
転する回転アームと、前記平板状バルブを加熱軟化させ
るための加熱手段とを備え、前記加熱手段で前記平板状
バルブの中央部を加熱軟化し、前記上側成形具を下降さ
せてこの上側成形具の下側部を前記平板状バルブの中央
部に当接するとともに、前記下側成形具を上昇させて前
記平板状バルブの直管形バルブの間隙に前記仕切板を挿
入し前記仕切板同士で仕切られた空間部に前記直管形バ
ルブを入れ、前記平板状バルブの中央部を前記上側成形
具と前記下側成形具とで挟んだ状態で、前記平板状バル
ブの両端部が近接するように前記回転アームを回転する
ことにより、前記平板状バルブをU字形に一括成形し、
一括成形後前記上側成形具および下側成形具を前記バル
ブから取り外すものである。
【0006】
【作用】本発明によると、複数本の直管形バルブを平板
状に配し、対向するバルブ間をブリッジ接合し、一つの
放電路を有する平板状バルブをU字形に一括成形するの
で、工程が短縮でき、またバルブの成形形状に不揃いが
なく、仕上がり寸法精度が向上する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を用い
て説明する。
【0008】まず、本発明実施例の製造装置を用いて成
形すべき蛍光ランプの平板状バルブの構成について図2
を用いて説明する。
【0009】図2に示すように、直管形バルブ1,2,
3は平板状に互いに並行に配置されている。そして、直
管形バルブ1の一端には電極を備えたマウント4が封着
されており、また直管形バルブ3の他端にもマウント5
が封着されている。直管形バルブ1,2,3の上記以外
の端部はすべて封止されている。直管形バルブ1はマウ
ント4側と反対側の端部から約10mmの位置で直管形バ
ルブ2と対向する部分でブリッジ接合されてブリッジ接
合部6が形成されている。さらに、直管形バルブ3はマ
ウント5側と反対側の端部から約10mmの位置で直管形
バルブ2と対向する部分でブリッジ接合されてブリッジ
接合部7が形成されている。直管バルブ1,2,3は互
いに連結されて一つの放電路を有する平板状バルブ8が
構成されている。ブリッジ接合部6,7の各々のバルブ
間隔は加工性、強度の関係から約2mmとなっている。こ
の平板状バルブの内面には蛍光体膜(図示せず)が形成
されている。
【0010】次に、本発明実施例の蛍光ランプの製造装
置について図1ないし図4を用いて説明する。
【0011】図1において、本発明実施例の蛍光ランプ
の製造装置は、下側部が曲面を有する上下方向に移動自
在なローラからなる上側成形具9と、図3に示すよう
に、下側が連結され、かつバルブと接触する表面に格子
状の溝10を多数有する複数の仕切板11を直管形バル
ブ1,2,3の間隔に合わせて配し、それぞれの仕切板
11の上部に上側成形具9の下側部の曲面形状に合わせ
た形状を有する切り欠き12が形成された上下方向に移
動自在な下側成形具13と、図4に示すように、平板状
バルブ8の両端部を把持し、この平板状バルブの両端部
が近接するように平板状バルブ8の中央部へ向かって回
転する回転アーム14,15と、平板状バルブ8を加熱
軟化させるためのバーナからなる加熱手段16,17と
を備えている。
【0012】上側成形具9および下側成形具13はシリ
ンダ18およびシリンダ19で上下方向に移動可能にな
っている。また、加熱手段16,17はシリンダ20で
前後方向に移動可能になっている。さらに、回転アーム
14,15はシリンダ21でラック22およびピニオン
23,24を作動させることにより水平位置から互いに
近接するように垂直位置に回転するようになっている。
なお、これらの回転アームの各先端部には平板状バルブ
8の端部を受け入れるための溝が形成されている。
【0013】上記装置を用いて、かかる平板状バルブを
U字形に一括成形する方法について図1および図4を用
いて説明する。
【0014】図4に二点鎖線で示すように、平板状バル
ブ8は、両端部を回転アーム14,15で把持されてい
る。図1に示すように、シリンダー20で加熱手段1
6,17を前進(a方向)させ、これらで平板状バルブ
8の中央部をその上下から加熱軟化させる。平板状バル
ブ8が加工しやすい状態に軟化したら加熱手段16,1
7を後退(b方向)させて元の位置に戻す。その後、シ
リンダー18,19で上側成形具9を下降(c方向)さ
せ、かつ下側成形具13を上昇(d方向)させ、平板状
バルブ8の中央部の上部を上側成形具9で押圧し、同中
央部の下部を下側成形具13の仕切板11で押圧する。
上側成形具9と仕切板11とで平板状バルブ8を挟んで
押圧した直後、シリンダー21でラック22を下降(e
方向)させることにより、回転アーム14,15がそれ
ぞれ固定されたピニオン23,24を互いに逆方向に回
転させる。その結果、回転アーム14,15は平板状バ
ルブ8のそれぞれの端部同士が近接する方向に回転す
る。これにより、平板状バルブ8はU字形に一括成形さ
れる。平板状バルブ8を冷却した後、ラック22を上昇
(f方向)させることにより、回転アーム14,15を
元の位置に戻す。次に、上側成形具9を上昇(g方向)
させ、仕切板11を下降(h方向)させ、上側成形具9
および仕切板11を平板状バルブ8から取り外すことに
より、U字形に一括成形されたバルブが製造されること
となる。ここで、上側成形具9および仕切板11の取り
外しの際は、それぞれが分離していることと、仕切板1
1のバルブとの接触面を減少させるために、仕切板11
の表面に格子状の溝10が多数施されていることによ
り、その取り外しが容易に行える。
【0015】以後、通常のとおりの方法により蛍光ラン
プを製造する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のようなすぐれた効果が得られる。 (1)複数の直管形バルブをブリッジ接合した平板状バ
ルブをU字形に一括成形することにより、仕上がり形状
がよく、寸法ばらつきも微小にすることができる。 (2)同平板状バルブをU字形に一括成形するために、
製造工程を短縮することができ、設備費用およびランプ
の価格を低減できる。 (3)同平板状バルブをU字形に一括成形するため、直
管形バルブの本数に関係なく同一工程で、かつ同一作業
工数でバルブの製造ができる。 (4)上側成形具および下側成形具のバルブからの分離
においては、上側成形具と下側成形具とに互いに分かれ
ていることと、下側成形具の仕切板のバルブとの接触面
に格子状の溝を多数有していることとにより、バルブか
らこれらの成形具を容易に分離することができ、製造が
容易で、量産に適する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である蛍光ランプの製造装置
の正面図
【図2】平板状バルブを一括成形する方法を説明するた
めの同装置の拡大平面図
【図3】同装置の成形治具および成形受具の拡大斜視図
【図4】平板状バルブを成形する工程を説明するための
拡大側面図
【符号の説明】
1,2,3 直管形バルブ 4,5 マウント 6,7 ブリッジ接合部 8 平板状バルブ 9 上側成形具 10 溝 11 仕切板 12 切り欠き 13 下側成形具 14,15 回転アーム 16,17 加熱手段 18〜21 シリンダ 22 ラック 23,24 ピニオン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本の直管形バルブを平板状に配し、か
    つ対向するバルブ間をブリッジ接合し、一つの放電路を
    有する平板状バルブをU字形に一括成形するものであっ
    て、下側部が曲面を有する上下方向に移動自在な上側成
    形具と、下側が連結され、かつ表面に格子状の溝を多数
    有する複数の仕切板を前記直管形バルブの間隔に合わせ
    て配し、それぞれの仕切板の上部に前記上側成形具の下
    側部の曲面形状に合わせた形状を有する切り欠きが形成
    された上下方向に移動自在な下側成形具と、前記平板状
    バルブの両端部を把持し、前記平板状バルブの両端部が
    近接するように前記平板状バルブの中央部へ向かって回
    転する回転アームと、前記平板状バルブを加熱軟化させ
    るための加熱手段とを備え、前記加熱手段で前記平板状
    バルブの中央部を加熱軟化し、前記上側成形具を下降さ
    せてこの上側成形具の下側部を前記平板状バルブの中央
    部に当接するとともに、前記下側成形具を上昇させて前
    記平板状バルブの直管形バルブの間隙に前記仕切板を挿
    入し前記仕切板同士で仕切られた空間部に前記直管形バ
    ルブを入れ、前記平板状バルブの中央部を前記上側成形
    具と前記下側成形具とで挟んだ状態で、前記平板状バル
    ブの両端部が近接するように前記回転アームを回転する
    ことにより、前記平板状バルブをU字形に一括成形し、
    一括成形後前記上側成形具および下側成形具を前記バル
    ブから取り外すことを特徴とする蛍光ランプの製造装
    置。
JP4017280A 1992-02-03 1992-02-03 蛍光ランプの製造装置 Expired - Fee Related JP2993581B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4017280A JP2993581B2 (ja) 1992-02-03 1992-02-03 蛍光ランプの製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4017280A JP2993581B2 (ja) 1992-02-03 1992-02-03 蛍光ランプの製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05217502A JPH05217502A (ja) 1993-08-27
JP2993581B2 true JP2993581B2 (ja) 1999-12-20

Family

ID=11939571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4017280A Expired - Fee Related JP2993581B2 (ja) 1992-02-03 1992-02-03 蛍光ランプの製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2993581B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05217502A (ja) 1993-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US1301714A (en) Method of and apparatus for forming glass tubes.
JP2993581B2 (ja) 蛍光ランプの製造装置
JPH03336B2 (ja)
US3839002A (en) Method of manufacturing envelopes for cathode-ray tube
GB2335538A (en) Method for manufacturing a fluorescent lamp
JPS63187530A (ja) 管球用ガラスバルブの製造方法
US4908055A (en) Method of manufacturing thereof fluorescent lamp
US3920434A (en) Apparatus for reshaping or bending tubular envelopes of fluorescent lamp assemblies into annular form
US3837958A (en) Method of manufacturing a gas discharge panel
JP3010036B2 (ja) 光学素子の成形装置および成形方法
CN216528745U (zh) 一种焊接式bn型离子门及其辅助夹具
JPS60210550A (ja) ガラススペ−サの成形方法
JPS6358735A (ja) 曲管形けい光ランプの製造方法とその装置
US3751779A (en) Pinch base electric lamp with transversely arranged supply wires
US2492904A (en) Tube forming apparatus
JPH04155726A (ja) 表示管用カバーガラスの製造方法
US4541699A (en) Method of manufacturing a camera tube faceplate
CN113941746A (zh) 一种圆柱形电芯散热用水冷板焊接工艺
JPH0431236Y2 (ja)
JPH02172130A (ja) 電子銃の製造方法
JPH067932A (ja) グレーチングの製造方法
JPS6127332B2 (ja)
KR0152540B1 (ko) 마스크 프레임 제조방법 및 장치
JPS6132938A (ja) 電球形蛍光ランプの製造方法
JPH0733452A (ja) 光学素子の成形装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees