JP2992928B2 - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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JP2992928B2
JP2992928B2 JP7046004A JP4600495A JP2992928B2 JP 2992928 B2 JP2992928 B2 JP 2992928B2 JP 7046004 A JP7046004 A JP 7046004A JP 4600495 A JP4600495 A JP 4600495A JP 2992928 B2 JP2992928 B2 JP 2992928B2
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回線損失に応じて所
定の音量補正特性で送受話器の音量が補正される電話装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図は従来の電話装置の構成を示すブロ
ック線図である。図において、(1)はNTT回線(L1)(L
2)または構内交換機等に接続されるモジュラージャッ
ク、(2)は回線直流電源電圧の極性を一致させるための
ダイオードブリッジ、(3)は回線の閉結、開放を行う回
線制御部、(4)は、回線損失に対する送話音量補正を行
う送話アッテネータ(4a)、及び受話音量補正を行う受話
アッテネータ(4b)を有するスピーチ回路等の送受話音量
補正回路、(5)は送話音と受話音の分離を行うバランス
ネットワーク、(6)はマイクロホン等の送話器、(7)はス
ピーカ等の受話器、(8)は上記送受話音量補正回路(4)の
特性を設定する音量補正特性調整回路、(9)はこの電話
装置全体を管理制御する制御用マイクロコンピュータ
(以下マイコンという)である。
【0003】次に動作について説明する。まず、マイコ
ン(9)により回線制御部(3)が制御され、回線が閉結され
ると通話が可能となる。受話信号はモジュラ(1)から入
り、ダイオードブリッジ(2)及び回線制御部(3)を通って
バランスネットワーク(5)に至る。ここで送話音声との
分離がなされ、送受話音量補正回路(4)に入力される。
送受話音量補正回路(4)の中には回線損失に応ずる回線
電流の大きさによりゲインが変化する受話アッテネータ
(4b)が含まれている。従って、受話信号は受話アッテネ
ータ(4b)によりゲイン調整がなされ、受話器(7)に印加
される。
【0004】また、送話信号は送話器(6)により集音さ
れると、送話アッテネータ(4a)によりゲイン調整され、
送受話音量補正回路(4)より出力される。この信号は回
線制御部(3)及びダイオードブリッジ(2)、モジュラ(1)
を通って回線へ出力される。ここで、音量補正特性調整
回路(8)により、回線損失に応ずる回線電流の大きさと
送受話アッテネータ(4a)、(4b)のゲインの関係が所定特
性に設定されており、通常、回線損失が大きく回線電流
が小さい場合送受話アッテネータ(4a)(4b)のゲインが大
きく、回線損失が小さく回線電流が大きい場合ゲインが
小さくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電話装置は以上
のように構成されているので、通常回線直流電源電圧が
48VであるNTT回線に接続されることを主目的とし
て設計された電話装置が、回線直流電源電圧が24V等
の低電源電圧の構内交換機等に接続されると、NTT回
線に接続される場合に比べ回線電流が小さくなり、回線
損失が大きい状態と等価になり送受話アッテネータ(4a)
(4b)のゲインが自動的に大きくなる。ところが実際には
電源電圧が低いだけであって、音量に損失が生じている
のではないため、逆に、送話音量、受話音量ともに、大
きくなり過ぎこれにより側音も大きくなり、結果として
話しづらい状態となるという問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、回線直流電源電圧が48Vであ
るNTT回線に接続しても、回線直流電源電圧が24V
等の低電源電圧の構内交換機等に接続しても、常に適正
な送話、受話、側音の各音量で通話することを可能な電
話装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明にかかる電話装置は、異なった回線電流に対する
音量の補正特性を持った音量補正特性調整回路を複数個
設けるとともに、交換機から供給される回線直流電源電
圧を検知する電圧検知手段と、この電圧検知手段による
検知電圧に応じて、上記複数の音量補正特性調整回路の
内最適のものを上記送受話音量補正回路に切換え接続す
る音量補正特性可変手段を設けたものである。
【0008】請求項2記載の発明にかかる電話装置は、
上記請求項1記載の発明において、電圧検知手段とし
て、マイコンをそれのアナログデジタル変換ポート(以
下A−D変換ポートという)に回線直流電源電圧に対応
する電圧を印加して使用したものである。
【0009】請求項記載の発明にかかる電話装置は、
上記請求項1又は記載の発明において、音量補正特性
調整回路が設定する音量補正特性を、手動操作により選
択可能としたものである。
【0010】
【作用】この発明の請求項1記載の発明においては、異
なった音量補正特性を持った複数の音量補正特性調整回
路のうち、電圧検知手段により検出される回線直流電源
電圧に最適の音量補正特性調整回路が、音量補正特性切
換え回路によって送受話音量補正回路に接続され、最適
の音量補正特性が設定される。
【0011】請求項記載の発明においては、回線直流
電源電圧に対応する電圧がA−D変換ポートでデジタル
変換されてマイコンに入力され、このマイコンによって
音量補正特性が変更されるか切換えられて、回線直流電
源電圧に最適の音量補正特性が送受話音量補正回路に設
定される
【0012】請求項記載の発明においては、音量補正
特性切換え回路を手動で切換え、或は操作部を介してマ
イコンに手動入力することにより、手動操作で所望の音
量補正特性が送受話音量補正回路に設定される。
【0013】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の実施例1を図について説明する。図1
はこの実施例の概略構成を示すブロック線図、図2はそ
の動作説明用の特性図である。図において、(1)はモジ
ュラージャック、(2)はダイオードブリッジ、(3)は回線
制御部、(4)は送受話音量補正回路、(4a)はこの回路の
送話アッテネータ、(4b)は受話アッテネータ、(5)はバ
ランスネットワーク、(6)は送話器、(7)は受話器、(9)
はマイコンで、以上は図7に示す従来例と同様のもので
ある。
【0014】(8a)(8b)はそれぞれ異なって特性を持った
音量補正特性調整回路、(10)は回線開放時の回線電圧、
即ち接続された交換機によってきまる回線直流電源電圧
が所定値以上か未満かを検知する電圧検知回路、(11)は
この電圧検知回路(10)の出力を保持する保持回路で電圧
検知回路(10)とともに電圧検知手段を構成する。(12)は
保持回路(11)の出力に応じて、音量補正特性調整回路(8
a)(8b)の何れかを送受話音量補正回路(4)に切換え接続
する音量補正特性切換え回路で、音量補正特性可変手段
を構成する。
【0015】次に動作について説明する。まず、回線閉
結前に電圧検知回路(10)によって、接続された交換機か
ら供給される回線直流電源電圧がNTT回線の48Vで
あるか、構内交換機からの24V等の低電源電圧かが検
知され、それに応じた切換え電圧が保持回路(11)により
回線閉結時にも保持される。この切換え電圧により音量
補正特性切換え回路(12)が制御され、音量補正特性調整
回路(8a)(8b)の何れか側に切換えられる。
【0016】通話にあたっては、マイコン(9)により回
線制御部(3)が制御され、回線が閉結されると通話が可
能となる。受話信号はモジュラ(1)から入り、ダイオー
ドブリッジ(2)及び回線制御部(3)を通ってバランスネッ
トワーク(5)に至る。ここで送話音声との分離がなさ
れ、送受話音量補正回路(4)に入力される。送受話音量
補正回路(4)の中には回線損失に応じてゲインが変化す
る受話アッテネータ(4b)が含まれている。この時、音量
補正特性切換え回路(12)は接続された交換機から供給さ
れる回線直流電源電圧に応じて、音量補正特性調整回路
(8a)(8b)の何れか側に切換えられている。従って、受話
信号は受話アッテネータ(4b)により、選択された何れか
の音量補正特性調整回路(8a)又は(8b)によってきまる特
性でゲイン調整がなされ、受話器(7)に印加される。
【0017】また、送話信号は送話器(6)により集音さ
れると、送話アッテネータ(4a)により、選択された何れ
かの音量補正特性調整回路(8a)又は(8b)によってきまる
特性でゲイン調整され、送受話音量補正回路(4)より出
力される。この信号は回線制御部(3)及びダイオードブ
リッジ(2)、モジュラ(1)を通って回線へ出力される。
【0018】次に、図2により送受話音量補正回路(4)
のゲイン調整動作を説明する。図2の実曲線(21)は、通
常の回線直流電源電圧が48VのNTT回線の交換機に
接続された場合に選択される音量補正特性調整回路(8a)
の特性で、回線損失が大きくなり回線電流が小さくなる
につれ徐々にゲインが大きくなり、回線損失による送受
話の音量の低下が補正される。これに対し、鎖曲線(22)
は、回線直流電源電圧が24V程度の低電源電圧の構内
交換機に接続された場合に選択される音量補正特性調整
回路(8b)の特性で、曲線(21)に比し回線電流が非常に小
さくなるまでゲインが大きくならない。従って、回線直
流電源電圧が低いので回線電流が小さく回線損失による
送受話の音量の低下が見られないような場合に、不要な
ゲインの補正が行われることがない。
【0019】実施例2. 以下、この発明の実施例2を図について説明する。図3
はこの実施例の概略構成を示すブロック線図である。図
において、(1)はモジュラージャック、(2)はダイオード
ブリッジ、(3)は回線制御部、(4)は送受話音量補正回
路、(4a)はこの回路の送話アッテネータ、(4b)は受話ア
ッテネータ、(5)はバランスネットワーク、(6)は送話
器、(7)は受話器、(9)はマイコンで、以上は図1に示す
実施例1と同様のものである。
【0020】(8a)(8b)(8c)はそれぞれ異なって特性を持
った音量補正特性調整回路、(10a)は回線直流電源電圧
が第1の所定値以上か未満かを検知する電圧検知回路、
(10b)は回線直流電源電圧が第1の所定値より小さい第
2の所定値以上か未満かを検知する電圧検知回路、(11)
はこの電圧検知回路(10a)及び(10b)の出力を保持する保
持回路、(12)は、保持回路(11)の3段階の出力、即ち、
回線直流電源電圧が第1の所定値以上の第1の出力、回
線直流電源電圧が第1の所定値と第2の所定値との間の
第2の出力、或は第2の所定値未満の第3の出力に応じ
て3段階に切換えられ、音量補正特性調整回路(8a)(8b)
(8c)の何れか1つを送受話音量補正回路(4)に切換え接
続する音量補正特性切換え回路である。
【0021】次に動作について説明する。まず、回線閉
結前に電圧検知回路(10a)及び(10b)によって、接続され
た交換機から供給される回線直流電源電圧が、NTT回
線の48Vであるか、構内交換機からの36V程度の中
回線直流電源電圧か、24Vの低電源電圧かが検知さ
れ、それに応じた切換え電圧が保持回路(11)により回線
閉結時にも保持される。この切換え電圧により音量補正
特性切換え回路(12)が制御され、音量補正特性調整回路
(8a)(8b)(8c)の何れか1つに切換えられる。
【0022】通話にあたっては、マイコン(9)により回
線制御部(3)が制御され、回線が閉結されると通話が可
能となる。受話信号はモジュラ(1)から入り、ダイオー
ドブリッジ(2)及び回線制御部(3)を通ってバランスネッ
トワーク(5)に至る。ここで送話音声との分離がなさ
れ、送受話音量補正回路(4)に入力される。送受話音量
補正回路(4)の中には回線損失に応じてゲインが変化す
る受話アッテネータ(4b)が含まれている。この時、音量
補正特性切換え回路(12)は接続された交換機から供給さ
れる回線直流電源電圧に応じて、音量補正特性調整回路
(8a)(8b)(8c)の何れか1つに切換えられている。従っ
て、受話信号は受話アッテネータ(4b)により、選択され
た何れかの音量補正特性調整回路(8a)(8b)又は(8c)によ
ってきまる特性でゲイン調整がなされ、受話器(7)に印
加される。
【0023】また、送話信号は送話器(6)により集音さ
れると、送話アッテネータ(4a)により、選択された何れ
かの音量補正特性調整回路(8a)(8b)又は(8c)によってき
まる特性でゲイン調整され、送受話音量補正回路(4)よ
り出力される。この信号は回線制御部(3)及びダイオー
ドブリッジ(2)、モジュラ(1)を通って回線へ出力され
る。
【0024】実施例3. 以下、この発明の実施例3を図について説明する。図4
はこの実施例の概略構成を示すブロック線図である。図
において、(1)はモジュラージャック、(2)はダイオード
ブリッジ、(3)は回線制御部、(4)は送受話音量補正回
路、(4a)はこの回路の送話アッテネータ、(4b)は受話ア
ッテネータ、(5)はバランスネットワーク、(6)は送話
器、(7)は受話器、(8a)(8b)(8c)はそれぞれ異なって特
性を持った音量補正特性調整回路、(12)は音量補正特性
調整回路(8a)(8b)(8c)の何れか1つを送受話音量補正回
路(4)に切換え接続する音量補正特性切換え回路で、以
上は図3に示す実施例2と同様のものである。
【0025】(9)は、アナログ入力信号をデジタルデー
タに変換して入力するA−D変換入力ポート(9A)を有す
るマイコンで、このA−D変換入力ポート(9A)に入力さ
れた電圧の大きさに応じた3段階の切換え信号が音量補
正特性切換え回路(12)制御用として出力され、電圧検知
手段として動作する。
【0026】次に動作について説明する。まず、回線閉
結前にマイコン(9)のA−D変換入力ポート(9A)に印加
される交換機から供給される回線直流電源電圧に対応す
る電圧が、NTT回線の48Vであるか、構内交換機か
らの36V程度の中回線直流電源電圧か、24Vの低電
源電圧かがマイコン(9)によって検知され、それに応じ
た切換え信号が回線閉結時にも保持される。この切換え
信号により音量補正特性切換え回路(12)が制御され、音
量補正特性調整回路(8a)(8b)(8c)の何れか1つに切換え
られる。
【0027】通話にあたっては、マイコン(9)により回
線制御部(3)が制御され、回線が閉結されると通話が可
能となる。受話信号はモジュラ(1)から入り、ダイオー
ドブリッジ(2)及び回線制御部(3)を通ってバランスネッ
トワーク(5)に至る。ここで送話音声との分離がなさ
れ、送受話音量補正回路(4)に入力される。送受話音量
補正回路(4)の中には回線損失に応じてゲインが変化す
る受話アッテネータ(4b)が含まれている。この時、音量
補正特性切換え回路(12)はマイコン(9)からの切換え信
号により、接続された交換機から供給される回線直流電
源電圧に応じて、音量補正特性調整回路(8a)(8b)(8c)の
何れか1つに切換えられている。従って、受話信号は受
話アッテネータ(4b)により、選択された何れかの音量補
正特性調整回路(8a)(8b)又は(8c)によってきまる特性で
ゲイン調整がなされ、受話器(7)に印加される。
【0028】また、送話信号は送話器(6)により集音さ
れると、送話アッテネータ(4a)により、選択された何れ
かの音量補正特性調整回路(8a)(8b)又は(8c)によってき
まる特性でゲイン調整され、送受話音量補正回路(4)よ
り出力される。この信号は回線制御部(3)及びダイオー
ドブリッジ(2)、モジュラ(1)を通って回線へ出力され
る。
【0029】以上のようにこの実施例では、マイコン
(9)のA−D変換入力ポート(9A)を利用してマイコン(9)
により回線直流電源電圧を検知し保持しているので、実
施例1、2のような電圧検知回路や保持回路を必要とせ
ず、それだけ回路構成が簡単となり安価となる
【0030】なお、この実施例では複数の音量補正特性
調整回路(8a)(8b)(8c)の一つが、接続された交換機から
供給される回線直流電源電圧に応じて自動的に選択され
るとともに、この選択を、使用者の手動操作によって変
更することもできる。
【0031】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の発明は以上説
明したように、異なった回線電流に対する音量の補正特
性を持った音量補正特性調整回路を複数個設けるととも
に、交換機から供給される回線直流電源電圧を検知する
電圧検知手段と、この電圧検知手段による検知電圧に応
じて、上記複数の音量補正特性調整回路の内最適のもの
を上記送受話音量補正回路に切換え接続する音量補正特
性可変手段を設けたので、比較的簡単な回路構成で、接
続された交換機によってきまる回線の電源電圧が異なっ
ても常に最適の音量補正特性が設定され、適正な送話音
量、受話音量及び側音音量で話しやすい通話を実現でき
るという効果がある。
【0032】請求項記載の発明は以上説明したよう
に、請求項1記載の発明において、電圧検知手段とし
て、マイコンをA−D変換ポートに回線直流電源電圧に
対応する電圧を印加して使用したので、上記効果の外
に、別に電圧検知回路や保持回路を設けることなく、多
数の異なった電圧をA−D変換ポートの分解能まで精度
よく検知することができるという効果がある
【0033】請求項記載の発明は以上説明したよう
に、請求項1又は2記載の発明において、音量補正特性
調整回路が設定する音量補正特性を、手動操作により選
択可能としたので、上記効果の外に、回線直流電源電圧
による自動調整だけでなく、使用者の好みに応じても送
話、受話、側音の各音量で通話を行うことができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1の概略構成を示すブロッ
ク線図。
【図2】 実施例1の動作説明用の特性図。
【図3】 この発明の実施例2の概略構成を示すブロッ
ク線図。
【図4】 この発明の実施例3の概略構成を示すブロッ
ク線図。
【図5】 従来の電話装置の構成を示すブロック線図。
【符号の説明】
4、送受話音量補正回路、4a 送話アッテネータ、4
b 受話アッテネータ、6 送話器、7 受話器、8,
8a,8b,8c 音量補正特性調整回路、9マイコ
ン、9A A−D変換入力ポート(電圧検知手段)、1
0,10a,10b 電圧検知回路(電圧検知手段)、
11 保持回路(電圧検知手段)、12音量補正特性切
換え回路(音量補正特性可変手段)、13 手動操作
部。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 1/60 H04M 1/00 H04M 1/76

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機から回線直流電源電圧が供給さ
    れ、回線損失に応ずる回線電流の大きさにより送受話機
    の音量が補正される送受話音量補正回路、及びこの送受
    話音量補正回路の特性を設定する音量補正特性調整回路
    を備えた電話装置において、上記音量補正特性調整回路
    として異なった回線電流に対する音量の補正特性を持っ
    たものを複数個設けるとともに、接続される上記交換機
    によって異なる上記回線直流電源電圧を検知する電圧検
    知手段と、この電圧検知手段による検知電圧に応じて、
    上記複数の音量補正特性調整回路の内最適のものを上記
    送受話音量補正回路に切換え接続する音量補正特性可変
    手段を設けたことを特徴とする電話装置。
  2. 【請求項2】 電圧検知手段として、制御用マイクロコ
    ンピュータを、それのアナログデジタル(A−D)変換
    ポートに回線直流電源電圧に対応する電圧を印加して使
    したことを特徴とする請求項1記載の電話装置。
  3. 【請求項3】 音量補正特性調整回路が設定する音量補
    正特性を、手動操作により選択可能としたことを特徴と
    する請求項1又は2記載の電話装置。
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