JP2992384B2 - ジニトロアニリンの処理法 - Google Patents

ジニトロアニリンの処理法

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JP2992384B2 JP3280690A JP28069091A JP2992384B2 JP 2992384 B2 JP2992384 B2 JP 2992384B2 JP 3280690 A JP3280690 A JP 3280690A JP 28069091 A JP28069091 A JP 28069091A JP 2992384 B2 JP2992384 B2 JP 2992384B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】ニトロサミンの危険はよく知られている。
ニトロサミンは急性肝臓毒性を及ぼし、そして発癌性、
突然変異発生性および再奇形性である。ジニトロアニリ
ン中のニトロサミンの存在は、数ppmの量においてさ
え、望ましくないと考えられる。ジニトロアニリン中の
ニトロサミンの除去に多数の努力が払われてきている。
参照、例えば、米国特許第4,127,610号、米国
特許第4,185,035号および米国特許第4,22
6,789号。
【0002】ジニトロアニリンからのニトロサミンの除
去は、必ずしも残留するニトロソ化種のすべてを根絶し
ない。無視できるニトロサミン含量のみを示すジニトロ
アニリンは、引き続いて、より高いニトロサミンのレベ
ルを発生することがある。残留するニトロソ化剤を含有
するジニトロアニリンの除草剤を第二アミンと配合する
か、あるいは第二アミンに暴露する場合、これは起こ
り、ここで第二アミンは、例えば、配合物中の不純物で
あるか、あるいは天然に存在するアミンであることがで
きる。
【0003】ニトロサミンの形成に好適である環境は問
題を生ずる。引き続くニトロサミンの形成に対してジニ
トロアニリンを安定化する方法は米国特許第4,50
1,608号に開示されており、ここには重亜硫酸塩を
アルデヒドまたはケトンと組み合わせて含む追加の化合
物を混入することによって、ニトロサミンの形成に対し
てジニトロアニリンを安定化する方法が開示されてい
る。米国特許第4,440,962号は、ジニトロアニ
リンに対するジニトロクロロ前駆体を1〜5%の重亜硫
酸塩溶液で50〜100℃の温度およびpH1〜3にお
いて1〜3時間処理することによって、ニトロソ化剤を
含有しないジニトロアニリンを得る方法を開示してい
る。
【0004】さらに、ジニトロアニリンの除草剤中のク
ロロ芳香族の不純物は問題であり、これらの不純物は他
の除草剤および塩基、例えば、アンモニアと配合すると
きpHの低下の原因であると、関係付けられて来てい
る。
【0005】クロロ芳香族の不純物を減少すると同時に
引き続くニトロサミンの形成に対してジニトロアニリン
を安定化する、単一の方法を有することは望ましいであ
ろう。
【0006】本発明は、粗製ジニトロアニリンを有効量
の亜硫酸塩で処理して、ジニトロアニリン中のクロロ芳
香族および他の不純物を減少させかつ化合物をニトロ
サミンの形成に対して安定化する方法である。
【0007】この目的に適当な亜硫酸塩は、無機の水溶
性の亜硫酸塩であり、そして亜硫酸塩、例えば、亜硫酸
ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸アンモニウム、亜
硫酸リチウム、亜硫酸亜鉛、亜硫酸バリウム、亜硫酸マ
グネシウム、および亜硫酸第一鉄を包含する。これらの
亜硫酸塩はよく知られており、そして各々は容易に入手
可能である。本発明において好ましい化合物は、亜硫酸
ナトリウム、亜硫酸カリウムおよび亜硫酸アンモニウム
である。本発明の目的に対して最も好ましい亜硫酸塩は
亜硫酸ナトリウムである。
【0008】本発明は、実施可能とするためには有効量
の亜硫酸塩を必要とする。本発明の目的のための亜硫酸
塩の有効量は、処理したジニトロアニリンがニトロサミ
ンを形成する能力を減少させ、そしてその中のクロロ芳
香族および他の不純物のレベルを減少する量である。本
発明に従い使用する亜硫酸塩の量は、臨界的ではなく、
そして因子、例えば、処理するジニトロアニリンのアイ
デンティティ、存在する場合、残留するニトロソ化種の
量、意図する引き続く条件の苛酷さなどとともに変化す
るであろう。一般に、本発明において利用する亜硫酸塩
は、典型的には、約0.25〜約3重量%のジニトロア
ニリンの濃度において有効である。好ましい濃度は約1
〜約2重量%である。
【0009】本発明に従い使用する亜硫酸塩は、水溶液
中で利用する。水性亜硫酸塩溶液対処理すべきジニトロ
アニリンの比は、とくに臨界的ではなく、そして典型的
には約0.1〜約0.3リットルの亜硫酸塩溶液/kg
のジニトロアニリンである。溶液のより大きい体積は結
果を改良しないと同時に処理のコストを増加し、そして
前記比の過度に低い値は処理の間の2つの液相の間の接
触の効率を低くする。亜硫酸塩溶液対ジニトロアニリン
の好ましい比は、約0.15〜約0.25リットル/k
gである。
【0010】ジニトロアニリンを亜硫酸塩溶液で処理す
る方法は、ジニトロアニリンの融点以上且つ水の沸点以
下の温度において実施する。典型的には、この温度は約
60〜約90℃、好ましくは約70〜約80℃の範囲で
あろう。各処理のための反応時間は臨界的ではなく、そ
して約20分〜約2時間の範囲であり、約45分〜約7
5分の時間は、因子、例えば、利用する亜硫酸塩溶液の
濃度および比、温度、所望の純度などに依存することが
好ましい。処理を実施する圧力は臨界的ではなく、そし
て処理は、必要に応じて、圧力下に実施することができ
るであろう。しかしながら、典型的には、便宜上、処理
は大気圧において実施する。
【0011】ジニトロアニリンを亜硫酸塩で処理するプ
ロセスの間のpHは、約9〜約10.5に保持し、そし
てこの方法を有効とするためには、約8より低いか、あ
るいは約11より高くあってはならない。好ましくは、
pH約9.5〜約10.5に保持する。
【0012】本発明は、上の条件と適合性の、任意の標
準のジニトロアニリンの精製法におけるいくつかの工程
の1または2以上において、実施することができる。ジ
ニトロアニリンの精製の既知のかつ標準の方法は、例え
ば、粗製ジニトロアニリンをまず酸洗浄し、次いで水で
洗浄し、そして最後に炭酸ナトリウム溶液で洗浄した
後、精製した単離しそして乾燥することから成る。本発
明は、このような標準の方法の中にいくつかの工程の任
意の工程において、例えば、酸洗浄の前に、炭酸ナトリ
ウムの洗浄の前にまたはその時に、あるいは酸洗浄およ
び水の洗浄に引き続いて、炭酸ナトリウムの洗浄の前に
またはその時に導入することができる。炭酸ナトリウム
の洗浄を簡素化のために1または2以上の亜硫酸塩溶液
の洗浄と置換することは好ましい。ジニトロアニリンを
水性亜硫酸塩溶液で順次に処理することは有益であるこ
とが発見された。これはジニトロアニリンを水性亜硫酸
塩と接触させ、水性層を分離し、そしてこの順序を新鮮
な溶液で置換することによって達成される。
【0013】一般に、亜硫酸塩溶液を導入するときはい
つでも、それを粗製ジニトロアニリンと強く撹拌しなが
ら混合して、亜硫酸塩溶液とジニトロアニリンとの間の
均一な接触を保証する。ジニトロアニリンが溶融してい
る間に、あるいはジニトロアニリンが溶液の状態にある
間に、亜硫酸塩をジニトロアニリンと接触することがで
きる。さらに、本発明は生成物がバッチ式にまたは連続
的に生成されるジニトロアニリンの製造において実施す
ることができ、そして本発明はジニトロアニリンの単一
の処理として、あるいはジニトロアニリンの1より多い
処理として実施することができる。
【0014】標準の精製の手順および亜硫酸塩の処理に
引き続いて、精製した生成物を標準のよく知られている
手順を使用して単離して、改良されたジニトロアニリン
生成物を生成する。この方法は、配合されたジニトロア
ニリンのpHの有害な低下の原因となる不純物、例え
ば、1−クロロ−2,6−ジニトロ−4−(トリフルオ
ロメチル)ベンゼンおよび1−クロロ−2,4−ジニト
ロ−6−(トリフルオロメチル)ベンゼンの除去に有用
である。本発明は、また、クロロジニトロトリフルオロ
メチルベンゼンおよびジクロロニトロベンゾトリフルオ
ライドの異性体としてガスクロマトグラフィーおよび質
量分光分析により同定された、他の少量の不純物を除去
する。新しい不純物はジニトロアニリン中で検出されな
かった。さらに、本発明は、第二アミンを含有する物質
と配合するとき、処理したジニトロアニリンがニトロサ
ミンを形成する能力を減少するために有用である。
【0015】本発明によるジニトロアニリンの安定化お
よび精製は、配合した生成物の活性成分がジニトロアニ
リン単独であるか、あるいはジニトロアニリンと他の除
草剤との組み合わせである場合において、実施すること
ができる。このような配合物は、この分野においてよく
知られている手順および配合に従う溶媒、緩衝剤および
乳化剤を含有することができる。ジニトロアニリンと汚
染物質として第二アミンを含有する他の除草剤との組み
合わせの処理は、とくに有益である。
【0016】ジニトロアニリンはよく知られているクラ
スの化合物である。本発明を実施することができるジニ
トロアニリン(およびそれらの一般名)は、次の通りで
ある:4−トリフルオロメチル−2,6−ジニトロ−
N,N−ジ−n−プロピルアニリン(トリフルラリ
ン);4−トリフルオロメチル−2,6−ジニトロ−N
−n−ブチル−N−エチルアニリン(ベネフィン);4
−トリフルオロメチル−2,6−ジニトロ−N−エチル
−N−メタリルアニリン(エタルフラリン);4−イソ
プロピル−2,6−ジニトロ−N,N−ジ−n−プロピ
ルアニリン(イソプロパリン);4−t−ブチル−2,
6−ジニトロ−N−s−ブチルアニリン(ブトラリ
ン);3,4−ジメチル−2,6−ジニトロ−N−(1
−エチルプロピル)アニリン(ペンジメタリン);4−
トリフルオロメチル−2,6−ジニトロ−N−プロピル
−N−(2−クロロエチル)アニリン(フルクロラリ
ン);4−トリフルオロメチル−2,6−ジニトロ−N
−プロピル−N−(クロロプロピルメチル)アニリン
(プロプルラリン);4−トリフルオロメチル−2,6
−ジニトロ−3−アミノ−N,N−ジエチルアニリン
(ジニトラミン);4−メチル−2,6−ジニトロ−
N,N−ビス(1−クロロエチル)アニリン(クロルニ
ジン);4−スルファモイル−2,6−ジニトロ−N,
N−ジ−n−プロピルアニリン(オリザリン);4−
(メチルスルホニル)−2,6−ジニトロ−N,N−ジ
−n−プロピルアニリン(ニトラリン);N−((4−
ジプロピルアミノ)−3,5−ジニトロフェニル)スル
ホニル−S,S−ジメチルスルフィルイミン(プロスフ
ルフアリン);および4−(トリフルオロメチル)−3
−アミノ−2,6−ジニトロ−N,N−ジ−n−プロピ
ルアニリン(プロジアミン)。
【0017】本発明の実施において使用するために好ま
しいジニトロアニリンは、トリフルラリン、ベネフィン
およびエタルフラリンである。
【0018】次の特別の実施例は、本発明である方法を
例示するために提供されるが、本発明の範囲をいかなる
方法おいても限定すると解釈してはならない。
【0019】
【実施例】実施例1 トリフルラリン−(4−トリフル
オロメチル−2,6−ジニトロ−N,N−ジ−n−プロ
ピルアニリン)の処理 熔融した粗製トリフルラリン(800g)を、機械的撹
拌機を装備する1000mlの丸底フラスコに入れた。
粗製物質を70℃において16.8mlの濃塩酸で1時
間洗浄した。記載したすべての手順のための洗浄操作の
間、激しい撹拌を使用した。相を分離し、そしてトリフ
ルラリンを260mlの水で70℃において1時間洗浄
した。相を再び分離し、そしてトリフルラリンの200
gの部分を次のようなそれ以上の処理のために取り出し
た:A.対照。トリフルラリンの200gの部分を、7
0℃において、42mlの水中に溶解した1.6gの炭
酸ナトリウムの溶液で30分間洗浄した。相を分離し、
そして生成物を70〜80℃において約50mmHgの
真空下に激しく撹拌することによって30分間乾燥し
た。
【0020】B.1回の亜硫酸塩の処理。第2の200
gの部分を50mlの水中の2.5gの亜硫酸ナトリウ
ムの溶液で70℃において2時間洗浄した。相を分離
し、そして生成物をAにおけるように乾燥した。
【0021】C.2回の亜硫酸塩の処理。第3の200
gの部分を50mlの水中の2.5gの亜硫酸ナトリウ
ムの溶液で70℃において2時間洗浄した。相を分離
し、そして50mlの水中の2.5gの亜硫酸ナトリウ
ムの新鮮な溶液で70℃において2時間洗浄した。相を
分離し、そして上のAにおけるように乾燥した。
【0022】これらの3つの手順からの生成物を、ジ−
n−プロピルニトロサミン、合計のニトロソ化可能なア
ミノ(過剰の亜硝酸ナトリウム溶液による試料の処理か
ら生成するジ−n−プロピルニトロサミンの量)、およ
びニトロソ化容量についてアッセイした。これらのアッ
セイの最初の2つは、文献に記載されているようにガス
クロマトグラフィー/熱エネルギー分析装置により実施
した。後者のアッセイは、2または3滴のジイソプロピ
ルアミンをバイアル中の3.00gの熔融したジニトロ
アニリンを添加することによって実施した。内容物を7
0℃において1時間混合および加熱した。次いで、試料
をブチルクロライドで希釈し、アルミナのクロマトグラ
フィーにかけ、真空濃縮し、そして標準のgc/tea
計器で分析した。結果を下にppmとして報告し、最初
の2つはジ−n−プロピルニトロサミンを標準として使
用し、そして後者はジイソプロピルニトロサミンを標準
として使用した。
【0023】
【表1】表I 実施例2 熔融した粗製トリフルラリン(800g)を機械的撹拌
機を装備する1000mlの丸底フラスコに入れた。粗
製物質を70℃において16.8mlの濃塩酸で1時間
洗浄した。記載したすべての手順のための洗浄操作の
間、激しい撹拌を使用した。相を分離し、そしてトリフ
ルラリンを260mlの水で70℃において1時間洗浄
した。相を再び分離し、そして160mlの水中に溶解
した10gの亜硫酸ナトリウムの溶液で85℃において
2時間処理した。相を分離し、そして洗浄を160ml
の水中に溶解した10gの亜硫酸ナトリウムの新鮮な溶
液で85℃において2時間処理した。相を分離し、そし
て生成物の一部分を60〜70℃において約1時間真空
乾燥した。分析の特性決定をこの試料について実施し、
そして前の亜硫酸塩処理の物質と比較した。
【0024】
【表2】表II これらの結果が実証するように、クロロ芳香族の不純物
のレベルは亜硫酸塩で処理することによって減少され
る。
【0025】実施例3 エタルフルラリン−4−トリフ
ルオロメチル−2,6−ジニトロ−N−メタリルアニリ
ンの処理 塩酸、水および炭酸ナトリウムを使用する標準の精製洗
浄にかけた、技術的等級の熔融したエタルフラリン(5
00g)を、機械的撹拌機を装備する1000mlの丸
底フラスコに入れた。200mlの水の中に31.26
gの亜硫酸ナトリウムを溶解することによって調製した
100mlの溶液で、ジニトロアニリンを洗浄した。洗
浄を70℃において1時間実施した。相を分離し、そし
て洗浄を同一条件下に新鮮な亜硫酸塩溶液で反復した。
純粋なエタルフラリンの一部分を60℃において一夜真
空乾燥し、そして実施例1および2に報告するのと同一
のアッセイにかけた。
【0026】
【表3】表III 実施例4 ベネフィン−4−トリフルオロメチル−2,
6−ジニトロ−N−n−ブチル−N−エチルアニリンの
処理 塩酸、水および炭酸ナトリウムを使用する標準の精製洗
浄にかけた、技術的等級の熔融したベネフィン(500
g)を、機械的撹拌機を装備する1000mlの丸底フ
ラスコに入れた。200mlの水の中に31.26gの
亜硫酸ナトリウムを溶解することによって調製した10
0mlの溶液で、ジニトロアニリンを洗浄した。洗浄を
80℃において1時間実施した。相を分離し、そして洗
浄を同一条件下に新鮮な亜硫酸塩溶液で反復した。純粋
なエタルフラリンの一部分を60℃において一夜真空乾
燥し、そして実施例1および2に報告するのと同一のア
ッセイにかけた。
【0027】実施例3および4のデータが実証するよう
に、ジニトロアニリンのニトロソ化容量は亜硫酸塩の処
理により減少される。
【0028】
【表4】表IV 当業者にとって明らかなように、ここに記載した本発
明の精神または範囲から逸脱しないで、本発明の変化お
よび変更は可能であることは明らかであろう。
【0029】本発明の主な特徴および態様は、次の通り
である。
【0030】1、粗製ジニトロアニリンを水溶液中の有
効量の亜硫酸塩と、8〜11のpHおよびジニトロアニ
リンの融点以上且つ水の沸点以下の温度において接触さ
せることからなるジニトロアニリンの処理方法。
【0031】2、処理するジニトロアニリンが、トリフ
ルラリン、ベネフィン、エタルフルラリン、イソプロパ
リン、ブトラリン、ペンジメタリン、フルクロラリン、
プロプルラリン、ジニトラミン、クロルニジン、オリザ
リン、ニトラリン、プロスルフアリン、およびプロジア
ミンから成る群より選択される上記第1項記載の方法。
【0032】3、処理するジニトロアニリンが、トリフ
ルラリン、ベネフィン、またはエタルフルラリンである
上記第2項記載の方法。
【0033】4、亜硫酸塩が、亜硫酸ナトリウム、亜硫
酸カリウムおよび亜硫酸アンモニウムから成る群より選
択される上記第1項記載の方法。
【0034】5、処理を60℃〜90℃の温度において
実施する上記第1項記載の方法。
【0035】6、処理を粗製ジニトロアニリンに2回以
上適用する、上記第1項記載の方法。
【0036】7、粗製ジニトロアニリンを水溶液中の有
効量の亜硫酸塩と、8〜11のpHおよびジニトロアニ
リンの融点以上且つ水の沸点以下の温度において接触さ
せることからなるニトロサミンの形成に対してジニトロ
アニリンを安定化する方法。 8、粗製ジニトロアニリンを水溶液中の有効量の亜硫酸
塩と、8〜11のpHおよびジニトロアニリンの融点以
上且つ水の沸点以下の温度において接触させることから
なるジニトロアニリン中の不純物を減少する方法。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粗製ジニトロアニリンを水溶液中の有効
    量の亜硫酸塩と、8〜11のpHおよびジニトロアニリ
    ンの融点以上且つ水の沸点以下の温度において接触させ
    ることを特徴とする、ニトロサミンの形成に対してジニ
    トロアニリンを安定化する方法。
  2. 【請求項2】 粗製ジニトロアニリンを水溶液中の有効
    量の亜硫酸塩と、8〜11のpHおよびジニトロアニリ
    ンの融点以上且つ水の沸点以下の温度において接触させ
    ることを特徴とするジニトロアニリン中の不純物を減少
    させる方法。
JP3280690A 1990-10-02 1991-10-01 ジニトロアニリンの処理法 Expired - Lifetime JP2992384B2 (ja)

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US07/591,590 US5196585A (en) 1990-10-02 1990-10-02 Process for treating dinitroanilines with sulfite to reduce impurities and to reduce the ability to produce nitrosamines

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