JP2992124B2 - 遊技機用液晶表示装置 - Google Patents

遊技機用液晶表示装置

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JP2992124B2 JP3131450A JP13145091A JP2992124B2 JP 2992124 B2 JP2992124 B2 JP 2992124B2 JP 3131450 A JP3131450 A JP 3131450A JP 13145091 A JP13145091 A JP 13145091A JP 2992124 B2 JP2992124 B2 JP 2992124B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技機やコイ
ン遊技機あるいはスロットマシン等で代表される遊技機
に用いられる液晶表示装置に関し、詳しくは、液晶表示
部とその液晶表示部の裏面側から光を照射して前記液晶
表示部の表示状態を見やすくする発光源とを含む遊技機
用液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技機用液晶表示装置におい
て、従来から一般的に知られているものに、たとえば、
液晶表示部と該液晶表示部を駆動するための液晶ドライ
バ基板と該液晶表示部の裏面側から光を照射する発光源
と該発光源に交流電力を与えるインバータ基板とを含む
遊技機用液晶表示装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の遊技機用液晶
表示装置は遊技機の電気部品の1つとして遊技機に組込
まれ、遊技場における遊技に利用される。 しかしなが
ら、遊技場内には多数の電気機器等が設置されているこ
とからノイズが発生しやすく、そのノイズの悪影響が遊
技機用液晶表示装置の液晶ドライバ基板に及んでそのノ
イズによる誤動作が生じ、遊技機用液晶表示装置が正規
の表示状態ではなくなるおそれがあった。
【0004】
【0005】本発明は、かかる実情に鑑み考え出された
ものであり、その目的は、ノイズの悪影響が液晶ドライ
バ基板に及ぶことを極力防止可能な遊技機用液晶表示装
置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、遊技機に用いられる遊技機用液晶表示装置であっ
て、液晶表示部と、交流が供給されることにより発光し
前記液晶表示部の裏面側から光を照射して液晶表示部の
表示状態を見やすくする発光源と、前記液晶表示部を駆
動するための液晶ドライバ基板と、該液晶ドライバ基板
とは別体に構成され、直流を交流に変換して前記発光源
に与えるインバータ基板と、前記液晶ドライバ基板をノ
イズから遮蔽するためのノイズ遮蔽用導電性部材とを含
み、 該ノイズ遮蔽用導電性部材は、前記液晶ドライバ基
板から離隔した所定位置において前記インバータ基板を
配置可能な態様で形成されて前記液晶ドライバ基板を覆
っており、 前記インバータ基板は、前記液晶ドライバ基
板から離隔した前記所定位置に配置され、前記ノイズ遮
蔽用導電性部材と一体的に設けられていることを特徴と
する。請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の発
明の構成に加えて、前記液晶ドライバ基板は、前記ノイ
ズ遮蔽用導電性部材により形成される遮蔽面から離隔し
た態様で前記ノイズ遮蔽用導電性部材に取付けられてい
ることを特徴とする。請求項3に記載の本発明は、請求
項1または2に記載の発明の構成に加えて、前記ノイズ
遮蔽用導電性部材は、前記液晶ドライバ基板の発生熱を
放熱することが可能な放熱部が形成されていることを特
徴とする。
【0007】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、次のように
作用する。液晶ドライバ基板と、インバータ基板とが別
体に構成されているため、インバータ基板から液晶ドラ
イバ基板にノイズの悪影響が及びにくくなるようにする
ことが可能になる。また、液晶ドライバ基板をノイズか
ら遮蔽するためのノイズ遮蔽用導電性部材が液晶ドライ
バ基板を覆っているため、ノイズ遮蔽用導電性部材の働
きにより、液晶ドライバ基板に向かう各種のノイズが遮
蔽されて液晶ドライバ基板にノイズの悪影響が及ぶこと
が極力防止される。さらに、そのようなノイズ遮蔽用導
電性部材が液晶ドライバ基板から離隔した所定位置にお
いてインバータ基板を配置可能な態様で形成され、イン
バータ基板がその所定位置において配置されており、こ
のようなインバータ基板の別体化を考慮したノイズ遮蔽
用導電性部材の形成態様およびインバータ基板の配置態
様に基づいて、これらの基板を別体化したことにより得
られる液晶ドライバ基板におけるノイズの悪影響防止効
果をできる限り高めることが可能になる。さらに、ノイ
ズ遮蔽用導電性部材に配置されたインバータ基板がノイ
ズ遮蔽用導電性部材と一体的に設けられているため、遊
技機用液晶表示装置全体がコンパクトなユニットの形で
まとまり、取扱いやすくなり、遊技機への組付け等が容
易となる。請求項2に記載の本発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、次のように作用する。液
晶ドライバ基板が、ノイズ遮蔽用導電性部材により形成
される遮蔽面から離隔した態様でノイズ遮蔽用導電性部
材に取付けられるため、イズ遮蔽用導電性部材が液晶
ドライバ基板用の取付部材に兼用される。これにより、
ノイズ遮蔽用導電性部材の採用に伴う部品数増加が防が
れる。また、ドライバ基板が遮蔽面から離隔しているの
で、液晶ドライバ基板が、ノイズの悪影響をより受けに
くくなる。 請求項3に記載の本発明によれば、請求項1
または2に記載の発明の作用に加えて、次のように作用
する。液晶ドライバ基板の発生熱を放熱することが可能
な放熱部がノイズ遮蔽用導電性部材に形成されているの
で、そのような放熱部から液晶ドライバ基板の発生熱が
放熱されるため、液晶ドライバ基板の過熱による誤 動作
を防ぐことが可能になる。
【0008】
【発明の実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。なお、本発明においては、遊技機の
一例としてパチンコ遊技機を示すが、その他コイン、遊
技機,スロツトマシン等遊技機としてはどんなものであ
ってもよい。
【0009】図1は、本発明に係る液晶表示装置が用い
られる遊技機の一例のパチンコ遊技機の遊技盤面を示す
正面図である。
【0010】遊技盤1の前面には、パチンコ玉が打込ま
れる遊技領域2が形成されている。この遊技領域2に
は、複数種類の識別情報が可変表示可能な可変表示装置
3と、可変入賞球装置4とが配設されている。さらに、
遊技領域2には、始動入賞口10a,10b,10cが
設けられており、これら始動入賞口10a,10b,1
0cに入賞した入賞玉が、それぞれ始動入賞玉検出スイ
ッチ11a,11b,11cにより検出される。それら
の始動入賞玉検出スイッチ11a〜11cの検出出力に
基づいて、パチンコ玉が始動入賞口10a〜10cに入
賞したことに基づいて、可変表示装置3が可変表示され
る。この可変表示装置3の可変表示は、所定時間の経過
により停止制御され、その停止時の表示結果が予め定め
られた識別情報の組合せ(たとえば777)になった場
合に、可変入賞球装置4の開閉板6が開成し、パチンコ
玉が入賞しやすい遊技者にとって有利な第1の状態に変
化する。なお、前記可変表示装置3は、遊技者の手動操
作により停止制御するものであってもよく、また、所定
時間の経過または遊技者の停止操作が行なわれたことの
うちいずれか早いほうの条件が成立したことに基づいて
停止制御されるものであってもよい。この可変表示装置
3の可変表示の最中に再度パチンコ玉が始動入賞口10
a〜10cに入賞した場合には、その始動入賞が記憶さ
れてその記憶値が始動入賞記憶LED16により表示さ
れる。この始動入賞記憶の上限値はたとえば4回に定め
られている。
【0011】前記可変入賞球装置4の開閉板6が開成し
ている状態では、可変入賞球装置4の入賞領域5が開放
され、その入賞領域5に入賞したパチンコ玉がすべて1
0カウント検出スイッチ9により検出される。また、入
賞領域5に入賞したパチンコ玉のうちその入賞領域5の
中央に形成されている特定入賞口(Vポケット)7に入
賞したパチンコ玉は、特定入賞玉検出スイッチ8により
検出される。この可変入賞球装置4の第1の状態は、所
定時間(たとえば30秒間)の経過または10カウント
検出スイッチ9の検出出力に基づいた所定個数(たとえ
ば10個)の入賞玉検出に基づいて終了し、開閉板6が
閉成された遊技者にとって不利な第2の状態に切換わ
る。なお、この第2の状態は、パチンコ玉が全く入賞で
きないものに限らずパチンコ玉が入賞困難な状態であっ
てもよい。この可変入賞球装置4の第1の状態の最中に
入賞領域5に入賞したパチンコ玉が特定入賞口7に入賞
すれば、その回の可変入賞球装置4の第1の状態が終了
した後再度可変入賞球装置4が第1の状態に繰返し継続
制御される。この繰返し継続制御の上限回数はたとえば
16回と定められている。遊技領域2には、さらにチャ
ッカー13,通常入賞口12,14が設けられている。
これらチャッカー13,通常入賞口14ならびに始動入
賞口10a〜10c,可変入賞球装置4にパチンコ玉が
入賞すれば、その入賞玉1個につき所定個数(たとえば
15個,始動入賞口10a〜10cへの入賞の場合は7
個)の景品玉が遊技者に払出される。なお、カード等の
記録媒体の記録情報によって特定される有価価値を用い
て遊技が可能なパチンコ遊技機においては、賞品玉の払
出しの代わりに得点を加算するようにしてもよい。遊技
領域2に打込まれたパチンコ玉がいずれの入賞口や可変
入賞球装置4にも入賞しなかった場合は、アウト玉とし
てアウト口15から回収される。
【0012】図中、20,21はチャッカーランプ、1
7は可変入賞球装置4が第1の状態となった大当たり時
に点灯または点滅するサイドランプ、18はレール飾り
ランプ、22は前記大当たり時に点灯または点滅するア
タッカーランプ、23はセンターランプである。
【0013】図2は、可変表示装置3の構造を説明する
ための分解斜視図である。可変表示装置3は、大きく分
けて表飾りユニット24とユニットベース26と液晶表
示装置90とからなる。表飾りユニット24は、遊技盤
面に取付けるための取付基板29の中央に表示用の開口
が形成されており、その表示用の開口の底面が玉転動面
32に構成されている。この玉転動面32は、上方から
玉転動面32上に落下してきたパチンコ玉を受止めて転
動させて再度下方に落下させるものである。表示用の開
口の上側には、ランプカバー30と通常入賞口12とが
設けられている。このランプカバー30内にはセンター
ランプ23と始動入賞記憶LED16とが設けられてい
る。このセンターランプ23と始動入賞記憶LED16
とを表示駆動するための基板31が取付基板29の裏面
側に設けられている。さらに取付基板29の裏面側に
は、係合凸部28が設けられている。
【0014】ユニットベース26には、係合凹部27が
設けられており、表飾りユニット24の係合凸部28と
この係合凹部27とが遊技盤1への組付けによって係合
するとともに液晶表示装置90がこのユニットベース2
6の裏面側に位置決めされた状態でビスによりユニット
ベース26,液晶表示装置90が一体的に組付けられ
る。このユニットベース26と液晶表示装置90とによ
りLCDユニット25が構成される。ユニットベース2
6の裏面側には、ケーブルカバー部26Aが設けられて
おり、液晶表示装置90とユニットベース26とが一体
的に組付けられた状態で液晶表示装置90のケーブル4
0の上面がこのケーブルカバー部26Aによりカバーさ
れて保護されるように構成されている。
【0015】液晶表示装置90には、その前方側に液晶
表示板(LCD)34が設けられ、液晶表示装置90と
ユニットベース26と表飾りユニット24とが一体的に
組付けられた状態で表飾りユニット24の開口からこの
液晶表示板(LCD)34が視認できるようになってい
る。液晶表示装置90の裏面側には、LCDドライバ基
板41(図3参照)をカバーしている導電性板の一例の
LCDドライバカバー板58が設けられており、このL
CDドライバカバー板58の裏面側にインバータ基板6
2(図3参照)をカバーするためのインバータカバー6
4が設けられている。前記LCDドライバカバー板58
は金属板で構成されている。図中44はLCDフレー
ム、51,56はCFLカバー部でありこれらについて
は後述する。
【0016】図3は、液晶表示装置90の構造を説明す
るための分解斜視図である。液晶表示装置90のLCD
フレーム44には、係止爪49,50が形成されるとと
もに前面側に光拡散フィルム47が貼着されており、こ
の係止爪49,50により液晶表示板(LCD)34が
係止保持される。この液晶表示板34は、3つの液晶表
示部からなる左図柄表示部35,中図柄表示部36,右
図柄表示部37が形成されている。この液晶表示板34
の液晶表示部を駆動するためのLCDドライバ基板41
がフィルムケーブル40により液晶表示板34に電気的
に接続されている。このLCDドライバ基板41には、
LCDを駆動するための第1ドライバ42aと第2ドラ
イバ42bとが設けられている。さらに、LCDドライ
バ基板41には、後述するゲーム制御基板183のLE
D・LCD回路82(図8参照)に電気的に接続される
接続端子43が形成され、この接続端子43に入力され
た各種信号に基づいて第1ドライバ42aおよび第2ド
ライバ42bが動作して各液晶表示部の各セグメント表
示部が選択されて表示される。この第1ドライバ42a
と第2のドライバ42bとは、電源が投入されている限
り記憶が失なわれないスタティックなもので構成されて
いる。この液晶表示板34とLCDドライバ基板41と
により液晶表示駆動装置91が構成される。
【0017】LCDフレーム44の左右には、CFLカ
バー部51が突設されており、CFL(冷陰極螢光管)
45の両側前面部分がこのCFLカバー部に一部入り込
み、CFL45の両側前方部分がこのCFLカバー部5
1によりカバーされる。その状態で、CFLカバー52
の左右両端に設けられた係止爪53がCFLカバー51
に係止され、CFL45の両側部分がCFLカバー部5
1に保持される。この状態でCFL(冷陰極螢光管)4
5が点灯することにより、その光が光拡散フィルム47
により拡散されて液晶表示板34にその拡散光が照射さ
れて各図柄表示部35〜37が明るく見やすくなるよう
に構成されている。なお図中46はコネクタであり、イ
ンバータ基板62に接続される。
【0018】組付状態にあるCFLカバー52の後面側
から導電性板の一例のLCDドライバ取付板54がLC
Dフレーム44に取付けられる。このLCDトライバ取
付板54は金属板で構成されており、その四隅には、ス
ペーサ57を位置決めするための凹部55が形成されて
いる。この凹部55にスペーサ57を位置決めした状態
でLCDドライバ基板41の四隅をこのスペーサ57に
当接して、ビスによりLCDドライバ基板41,LCD
ドライバ取付板54とともにLCDフレーム44に取付
ける。この取付状態では、スペーサ57の働きによりL
CDドライバ基板41がLCDドライバ取付板54から
所定寸法離れた状態で取付けられることになる。なおこ
のスペーサ57は導電性部材で構成されている。
【0019】LCDドライバ取付板54の左右両側には
CFLカバー部56が形成されており、LCDドライバ
取付板54をLCDフレーム44に組付けた状態で、C
FL(冷陰極螢光管)45の両側後方部分がカバーされ
る。このように、CFLカバー部51,56により異物
がCFL45の左右部分に衝突してCFLが故障するこ
とが防止できる。
【0020】LCDドライバ基板41が金属板56に取
付けられた状態で、その後面からLCDドライバカバー
板58によりLCDドライバ基板41が覆われた状態で
LCDドライバ取付板54にビス止固定される。このL
CDドライバカバー板58には切欠部60が形成されて
おり、LCDドライバ基板41を内部に収納した状態で
接続端子43がこの切欠部60に臨み、この切欠部60
を通して接続端子43とゲーム制御基板183のLED
・LCD回路82(図8参照)との電気的な接続が可能
となる。さらに、LCDドライバカバー板58の上方部
には切欠部59が形成されており、使用に伴ってLCD
ドライバ基板41が発熱した場合にその熱を切欠部59
を通して外部に放熱できるように構成されている。
【0021】このLCDドライバカバー板58の後面部
分には、インバータ基板取付板61がビス止固定され、
このインバータ基板取付板61にインバータ基板62が
ビスによって取付けられる。さらに、インバータ基板取
付板61に取付けられたインバータ基板62を後面から
覆う形でインバータカバー64がインバータ基板取付板
61にビスによって取付けられる。このインバータカバ
ー64には、切欠部65が形成されており、この切欠部
65を通してインバータ基板62の接続端子(図示せ
ず)とCFL45のコネクタ46とが電気的に接続可能
となる。LCDドライバ基板41の正面側と裏面側とが
LCDドライバ取付板54とLCDドライバカバー板5
8により覆われているために、遊技場において静電気に
起因して発生したノイズの悪影響がLCDドライバ基板
41に及ぶことが極力防止できる利点がある。さらに、
インバータ基板62は、直流を交流に変換してその交流
をCFL(冷陰極螢光管)45に供給してそのCFL4
5を点灯させるものであり、比較的高い周波数の交流を
発振するものであるために、このインバータ基板62か
ら電波が発せられるのであるが、このインバータ基板6
2とLCDドライバ基板41とが別体に構成されしかも
LCDドライバ基板41がLCDドライバ取付板54と
LCDドライバカバー板58によってその両面を覆われ
ているために、前記インバータ基板62から発生した電
波の悪影響がLCDドライバ基板41に及んで誤動作す
る不都合が極力防止できる利点がある。なお、LCDド
ライバ取付板54とLCDドライバカバー板58とは、
その目的からして導電性を有する材料であれば事足り、
たとえば導電性を有する樹脂等で構成してもよい。
【0022】図4は、液晶表示装置90が遊技機に取付
けられた状態を示す縦断面図である。液晶表示装置90
はパチンコ遊技機の遊技盤1に形成されている開口部に
組込まれた形でユニットベース26によって遊技盤裏面
にビス止固定される。表飾りユニット24が遊技盤面に
取付けられた状態で、遊技盤1の前面側に形成される遊
技領域2に通常入賞口12が形成され、その通常入賞口
12に入賞した入賞玉は入賞玉集合カバー体69によっ
て所定箇所に集められる。通常入賞口12の下方部分に
は、始動入賞記憶LED16とセンターランプ23とが
ランプ・LED基板31に取付けられた状態で設けられ
ている。このセンターランプ23の前方側にはランプカ
バー30が設けられている。玉転動面32(図2参照)
は、パチンコ玉を中央方向に誘導するための第1傾斜面
32aとパチンコ玉を前方に誘導するための第2傾斜面
32bとからなる曲面で構成されており、この玉転動面
32上に落下したパチンコ玉が中央方向に誘導されなが
ら前方に誘導されて始動入賞口10aに入賞しやすくな
る。
【0023】なお、玉転動面32の樹脂表面には金属メ
ッキが施されているが、この玉転動面32の後方側(液
晶表示板34側)には、図4にも示されているように金
属メッキが施されていない樹脂が露出した非メッキ部分
32’がユニットベース26に形成されている。この非
メッキ部分32’は、玉転動面32後方縁とカバー33
下方縁とのコーナー部分にパチンコ玉が転動して来たと
きに、液晶表示板34と玉転動面32のメッキが施され
ている部分とがカバー33とパチンコ玉とを介して電機
的に接続されることがない程度の前後幅に構成されてお
り、液晶表示板34と玉転動面32の金属メッキ部分と
の間で静電気が流れて液晶表示板34が誤動作すること
が防止できる利点がある。なお図中72は遊技盤1の前
面を覆うガラス板である。また70は液晶表示装置90
の後方側を覆うLCDユニットカバーである。
【0024】ユニットベース26には透明のカバー33
が取付けられており、この透明のカバー33によって液
晶表示板34の前面側が覆われている。LCDフレーム
44に形成された係止爪49,50により液晶表示板3
4が光拡散フィルム47と共に係止保持されている。こ
のLCDフレーム44の内部に形成されている照明空間
48には、CFL(冷陰極螢光管)45がLCDフレー
ム44の後方から挿入され、前述したCFLカバー部5
1,CFLカバー52,係止爪53により固定保持され
ている。なお、LCDフレーム44の後方側に形成され
たCFL45の挿入のための開口はCFLカバー52に
より閉塞される。
【0025】このLCDフレーム44の後方側には、L
CDドライバ取付板54,58が箱状の形となって取付
けられており、LCDドライバ板41をスペーサ57を
介して取付けることによりLCDドライバカバー板5
4,58内にLCDドライバ基板41が収納された形で
設けられる。図中42bは第2ドライバであり、43は
接続端子、66はコネクタ、60はコネクタ66を挿入
するための切欠部である。この組付状態で、LCDドラ
イバ基板41と液晶表示板34とがフィルムケーブル4
0により電気的に接続されており、このフィルムケーブ
ル40の上方側がケーブルカバー部26Aによってカバ
ーされて保護されている。
【0026】LCDドライバカバー板58の後面側に
は、インバータ基板取付板61が設けられており、この
インバータ基板取付板61にインバータ基板62が取付
けられ、そのインバータ基板62の後方側がインバータ
カバー64によりカバーされている。図中63はコネク
タであり、コネクタ67と接続されている。このコネク
タ67と前記コネクタ66とは、ケーブル68を介して
ゲーム制御基板に接続されている。図中71はコネクタ
67,66を挿通するための切欠部である。
【0027】図5は、液晶表示板34の正面図である。
液晶表示板34の各図柄表示部35,36,37は、複
数のセグメント表示部で構成されている。具体的には、
左図柄表示部35は、メイン表示用のセグメント表示部
35a〜35gと表示を立体的に見せるための立体表示
用のセグメント表示部35a′〜35g′との各セグメ
ント表示部で構成されている。中図柄表示部36は、メ
イン表示用のセグメント表示部36a〜36gと立体表
示用のセグメント表示部36a′〜36g′との各セグ
メント表示部で構成されている。右図柄表示部37は、
メイン表示用のセグメント表示部37a〜37gと立体
表示用のセグメント表示部37a′〜37g′との各セ
グメント表示部で構成されている。大当たりが発生すれ
ば、前述したように可変入賞球装置4の第1の状態が繰
返し継続制御されるのであるが、大当たり中において
は、その繰返し継続制御の継続回数が左図柄表示部35
と中図柄表示部36とにより表示される。その繰返し継
続回数が表示される旨を遊技者に認識させるためにラウ
ンド表示部38が設けられており、左図柄表示部35と
中図柄表示部36とによって継続回数が表示されている
ときにはこのラウンド表示部38が表示される。さら
に、大当たりが発生して可変入賞球装置4が第1の状態
になり、大当たり中においてはその可変入賞球装置4に
入賞した入賞玉の個数が右図柄表示部37により表示さ
れるのであり、その右図柄表示部37によって入賞個数
が表示される旨を認識させるためにカウント表示部39
が設けられており、右図柄表示37によって入賞個数が
表示されているときにはこのカウント表示部39が表示
される。
【0028】前述した各セグメント表示部35a〜35
g,35a′〜35g′,36a,36d〜36g,3
6a′,36d′〜36g′,38が前述した第1ドラ
イバ42aによって表示制御され、その他のセグメント
表示部36b,36c,36b′,36c′,37a〜
37g,37a′〜37g′,39が前述した第2ドラ
イバ42bにより表示制御される。このように、各セグ
メント表示部がそれぞれ第1ドライバ42a,第2ドラ
イバ42bによって分担されて表示制御される。また、
これら各セグメント表示部は、緑色表示用制御信号が入
力されることにより緑色に表示され、赤色表示用制御信
号が入力されることにより赤色に表示され、緑色,赤色
の両表示用制御信号が入力されることにより黄色に表示
される。
【0029】図6は、液晶表示部によって表示可能な図
柄を示した図である。図6に示した塗りつぶして表現さ
れているセグメント表示部は緑色に表示されており、斜
線で示されたセグメント表示部は黄色に表示される。向
かって左側の上から順番に、0,1,2,3,4が表示
され、中央の上から順番に、5,6,7,8,9が表示
され、向かって右側の上から順番に、C,F,J,L,
Pが表示され、合計15種類の図柄が表示可能に構成さ
れている。
【0030】図7は、パチンコ遊技機の各種動作状態に
対応した液晶表示装置や始動入賞記憶LEDによって表
示される表示内容および表示状態ならびに効果音の種類
を説明するための表を示した図である。
【0031】図示するように、電源投入時においては、
左,中,右の各図柄表示部35,36,37のメイン表
示用のセグメント表示部によりそれぞれ「000」が緑
色で点灯表示されるとともに立体表示用のセグメント表
示部は黄色に点灯表示されて立体表示される。
【0032】始動入賞時においては、それぞれの図柄表
示部35〜37が変動表示する。左図柄表示部35は1
周期420mSで変動表示され、中図柄表示部36は1
周期480mSで変動表示され、右図柄表示部37は1
周期540mSで変動表示される。また、本実施例にお
けるパチンコ遊技機はA〜Jの10種類の効果音を発生
することができ、この始動入賞時においては、まず第1
効果音Aが発生した後左図柄停止時に第3の効果音Cが
発生する。
【0033】次に、左図柄と中図柄が停止したときにそ
の両図柄が同じ図柄であるリーチ状態が発生した場合に
は、停止した図柄を黄色に変えて点灯表示させるととも
に、その図柄の立体表示部が赤に点灯表示される。さら
に、右図柄表示部37では、1周期4500mSで図柄
が変動表示される。このリーチ状態のときの効果音は、
中図柄停止時に第3効果音Cが発せられ、それ以降第2
効果音Bが発せられる。
【0034】各図柄停止後においてその停止図柄が大当
たり以外の図柄であった場合には1.500秒の間だ
け、各図柄表示部35〜37が停止した図柄をそのまま
点灯表示する。そのときの効果音は、右図柄停止時に第
3効果音Cが発せられその後第8効果音Hが発せられ
る。
【0035】一方、停止時の図柄が大当たりの組合せで
あった場合には、次のような制御が行なわれる。
【0036】可変入賞球装置4の開放前4.200秒間
の間、各図柄表示部35〜37において、停止した図柄
を緑,赤に交互に表示するとともにその図柄の立体部分
を黄色で表示する。この緑色,赤色に切換表示される表
示時間は256mSである。このときの効果音は第4効
果音Dが発せられる。
【0037】次に大当たり状態において可変入賞球装置
が開放中においては、左図柄表示部35が可変入賞球装
置4の開放回数(繰返し継続回数)を緑色で表示すると
ともにその表示図柄の立体部分が黄色で点灯表示され
る。なお、開放回数が10回以上になった場合には
「1」が表示される。また、中図柄36では、開放回数
(繰返し継続回数)が10回以上になったときの1桁目
が緑色で点灯表示されるとともに、その表示図柄の立体
部分が黄色で点灯表示される。そして、右図柄37で
は、入賞個数が黄色で点灯表示され、その表示図柄の立
体部分が赤で点灯表示される。なお、この状態において
は、ラウンド表示部38とカウント表示部39が共に赤
色で点滅表示される。
【0038】次に、大当たり状態が発生して特定入賞口
7(図1参照)にパチンコ玉が入賞した後においては、
可変入賞球装置4の第1の状態が繰返し継続制御される
のであるが、その特定入賞口へのパチンコ玉の入賞後に
おいては、左図柄表示部35と中図柄表示部36は、特
定入賞口へのパチンコ玉の入賞前の前述した可変入賞球
装置開放中と同じ表示状態で表示制御される。一方、右
図柄表示部37は、可変入賞球装置4へのパチンコ玉の
入賞個数が赤で点灯表示されるとともにその表示図柄の
立体部分が黄色で点灯表示される。なお、繰返し継続制
御の最終回においては、この右図柄表示部37により入
賞個数が黄色で点灯表示されることになる。この特定入
賞口へのパチンコ玉の入賞後においては、ラウンド表示
部38およびカウント表示部39が黄色で点灯表示され
る。また、前述した可変入賞球装置開放中および特定入
賞口へのパチンコ玉の入賞後における効果音は、まず第
5効果音Eが発せられ、繰返し継続制御の最終回に至っ
ては第6効果音Fが発せられ、それに特定入賞口へのパ
チンコ玉の入賞時に第9効果音Iが発せられる。
【0039】大当たり状態における可変入賞球装置は、
所定時間の経過または所定個数のパチンコ玉の入賞のう
ちいずれか早いほうの条件が成立したことにより開放状
態が終了して閉成されるのであるが、この可変入賞球装
置の開放後においてかつ特定入賞口へのパチンコ玉の入
賞が行なわれている場合には、各図柄表示部35〜37
により、停止した図柄が緑色と赤色とで交互に点滅表示
されるとともにその表示図柄の立体部分が黄色で点滅表
示される。なお、この緑色と赤色の交互の切換表示の表
示時間は256mSである。このときの効果音は第7効
果音Gが発せられる。
【0040】次に、可変入賞球装置の開放後であって、
かつ特定入賞口にパチンコ玉が入賞していない場合また
は繰返し継続制御の最終回が終了した後においては、各
図柄表示部35〜37により、停止した図柄が緑色で点
灯表示される。このときの効果音は第7効果音Gが発せ
られる。なお、前述した始動入賞が行なわれてからこの
可変入賞球装置の開放後までの各遊技状態において、始
動入賞記憶LED16(図1参照)では、記憶数を左よ
り点灯表示する。
【0041】次に、パチンコ遊技機において何らかの異
常が発生した場合には、左図柄表示部35によりEの図
柄が緑色で点灯表示され、中図柄表示部36によりマイ
ナスの表示が緑色で点灯表示され、右図柄表示部37に
より、1,2,3,4のいずれかの数字が緑色で点灯表
示される。なおそれら各図柄表示部35〜37によって
表示される図柄の立体部分は黄色で点灯表示される。こ
のときの始動入賞記憶LED16は、異常発生前の表示
状態が保持されている。このときの効果音は、第10効
果音Jが発せられる。
【0042】図8は、パチンコ遊技機を制御するための
制御回路を示すブロック図である。パチンコ遊技機の制
御回路は、各種機器を制御するためのプログラムに従っ
て、遊技機制御を行なうマイクロコンピュータを含む基
本回路77と、電源投入時に基本回路77にリセットパ
ルスを与えるための初期リセット回路78と、初期リセ
ット回路78によってリセットされ、基本回路77から
与えられるクロック信号を分周して定期的(たとえば2
msec毎)にリセットパルスを基本回路77に与える
ためのパルス分周回路からなる定期リセット回路79
と、10カウント検出スイッチ9、特定入賞玉検出スイ
ッチ8、始動入賞玉検出スイッチ10a,10b,10
cに接続され、与えられるアドレス信号によって選択さ
れるスイッチからの信号を基本回路77に与えるための
スイッチ回路81と、基本回路77およびスイッチ回路
81に接続され、基本回路77から与えられるアドレス
信号をデコードしてスイッチ回路81,基本回路77に
与えるためのアドレスデコード回路80と、基本回路7
7によって制御されるLED・LCD回路82と、基本
回路77からの音信号を受取り図示されないスピーカを
駆動して効果音を発生するための音回路86とを含む。
さらにパチンコ遊技機の制御回路には、基本回路77か
らの大当たり発生時に出力されるソレノイド駆動信号が
入力されるソレノイド回路83が設けられており、この
ソレノイド回路83にソレノイド駆動信号が入力される
とこのソレノイド回路83から可変入賞球装置開成用の
ソレノイド73に励磁信号が出力され、ソレノイド73
が励磁されて可変入賞球装置4が遊技者にとって有利な
第1の状態に駆動制御されるとともに、飾りLED76
が点灯または点滅表示される。さらに、パチンコ遊技機
の制御回路は、基本回路77からランプ点灯用制御信号
が入力されるランプ回路84を含み、各種ランプ17〜
23が点灯または点滅表示される。LED・LCD回路
には、液晶表示駆動装置91(図3を参照)が接続され
ており、この液晶表示駆動装置91に、電圧VDD,第
1ドライバへのチップセレクト信号CE1,第2ドライ
バへのチップセレクト信号CE2,データビット信号D
ATA,クロック信号CLOCKが入力される。なお図
示GNDはアースに接続されるグランド線である。ま
た、LED・LCD回路82には、始動入賞記憶LED
16が接続されて始動入賞記憶値が点灯表示され、V表
示LEDが接続されて特定入賞口7へのパチンコ玉の入
賞が点灯表示され、飾りLED75が接続されて所定の
遊技状態時に飾りLED75が点灯または点滅表示され
る。
【0043】また、パチンコ遊技機の制御回路には、A
C24Vの交流電源に接続され、直流の5V、12V、
21V,30Vの電圧を発生する電源回路87が含まれ
ている。さらに制御回路には、インバータ62が設けら
れており、前記電源回路87の電圧12Vが入力され、
その入力された直流がこのインバータ62により交流に
変換されてその交流がCFL45に供給されてCFL
(冷陰極螢光管)45が点灯する。なおこのインバータ
62の一方入力端子はグランドに接続されている。ま
た、前記V表示LED74は、入賞領域5(図1参照)
の奥方に配設されている。基本回路77,LED・LC
D回路82,スイッチ回路81,アドレスデコード回路
80,初期リセツト回路78,定期リセツト回路79,
大当り情報出力回路85,音回路86,ソレノイド回路
83,ランプ回路84はゲーム制御基板183に設けら
れている。このゲーム制御基板183は、パチンコ遊技
機の機構板の裏面側に設けられ、遊技制御を行なうため
の制御基板である。
【0044】図9は、図8に示した制御回路の動作を説
明するためのプログラムのメインルーチンを示すフロー
チャートである。
【0045】このメインルーチンは前述した定期セット
パルスが2msecの周期で1回発生される毎に1回実
行される。ステップ(以下単にSという)1において、
スタックポインタとして使用されるアドレスの指定が行
なわれる。次にS2によりRAMエラーがあったか否か
の判断がなされる。この判断は、たとえばRAMの所定
のアドレスのデータを読出し、読出されたデータが予め
定められた値と等しいか否かによって判断される。RA
Mエラーがない場合には制御がS4に進む。しかし、プ
ログラムの暴走や電源投入時などには、RAMの格納内
容は不定であるためRAMエラーが発生し、制御はS3
に進む。
【0046】S3においては、RAMへの初期データの
設定などシステムイニシャル処理が行なわれ、さらに待
合せ処理に入る。待合せ処理中にMPUには定期リセッ
トパルスが与えられ、これによってシステムはリセット
されて再びメインルーチンが先頭から開始されることに
なる。
【0047】次に、S4により、スイッチ入賞判定が行
なわれる。このスイッチ入賞判定は、スイッチ回路81
から入力される信号に基づいていずれのスイッチ8,
9,10a〜10cがONになったかの判定が行なわれ
る。その判定結果に基づいて、S5により出力ポートA
出力,S6による出力ポートC出力の処理が行なわれ
る。この出力ポートA出力とは、始動入賞記憶LED1
6(図1参照)の点灯表示用の信号出力,V表示LED
74(図8参照)の点灯表示用の出力,飾りLED7
5,76(図8参照)点灯用の出力を行なうものであ
る。また出力ポートC出力とは、レール飾りランプ1
8,風車ランプ19,アタッカーランプ22,センター
ランプ23等の各種ランプの点灯用の出力や可変入賞球
装置4の開成用のソレノイド73を励磁するための制御
出力を行なうものである。
【0048】次にS7に進み、LCDデータ転送数に8
がセットされる。これは、このメインルーチンの1回の
実行に際し8ビットずつ液晶表示制御用のデータビット
が液晶表示駆動装置91(図8参照)に送られるため、
このS7により「8」をセットし、このメインルーチン
の1回の実行に際しS14〜20までの表示用データビ
ットの転送制御が8回繰返して実行される。次にS8に
進み、第1ドライバ用チップセレクト信号がセットされ
る。次にS9に進み、LCDデータカウンタが0〜6で
あるか否かの判断が行なわれる。このLCDデータカウ
ンタは、後述するS22により「1」ずつ加算されS2
4によりクリアされるものであり、液晶表示駆動装置に
8ビットからなる表示用データビットが何回転送された
かをカウントするものである。そして、LCDデータカ
ウンタの値が0〜6の範囲内であった場合にはS11に
進むが、LCDデータカウンタの値が7〜14であった
場合にはS10に進み、第2ドライバ用チップセレクト
信号がセットされた後にS11に進む。つまり、8ビッ
トからなる液晶表示用データビットが0〜13の14回
繰返して液晶表示駆動装置91に転送されるのであり、
その前半の7回からなる56ビットの液晶表示用データ
が第1ドライバに与えられ、後半の7〜13の56ビッ
トからなる液晶表示用データが第2ドライバに与えられ
る。
【0049】S11では、ボートB出力データがセット
され、前記S8または前記S10によってセットされた
チップセレクト信号が出力される。次にS12に進み、
LCD出力データがセットされる。このS12により、
8ビットの液晶表示用データビット(図10参照)がセ
ットされる。次にS13に進み、LCD CE(チップ
セレクト信号)がセットされ、通信開始の初期化処理が
行なわれる。次にS14に進み、まず1ビット分の液晶
表示用データビットがLCDドライバ基板41側に転送
される。次にS15によりデータの選出が行なわれ、S
16によりLCD データがセットされ、S17によ
り、LCD クロックがセットされ、S18によりその
クロック信号の立上がり時点で液晶表示用データビット
がラッチされて読込まれてS19によりLCDデータが
更新される。このS17のクロック信号は、前述した基
本回路77(図8参照)内において発せられるクロック
信号であり、そのクロック信号と液晶表示用データビッ
トの関係が図10に示されている。
【0050】この図10において、クロック信号におけ
る各立上がり時点に対応する液晶表示用データビットが
ラッチされ、そのデータビットが読込まれて液晶表示用
データとして更新される。この図10はLCDデータカ
ウンタが「0」のデータ転送開始時の図を示したもので
あり、その段階においては第1ドライバ用チップセレク
ト信号がセットされてCE1がハイレベルとなってい
る。このCE1は、8ビットからなる液晶表示用データ
が7回送られて合計56ビットの液晶表示用データが送
られた時点で立下がりローレベルとなる。すなわち、第
1ドライバ42aへの表示用制御信号は、56ビットの
液晶表示用データからなっている。また、8ビットから
なる液晶表示用データビットが7回送られた後において
は、今度は第2ドライバ42bがハイレベル状態とな
り、8ビットからなる液晶表示用データが7回この第2
ドライバ42bに送られ、合計56ビットの液晶表示用
データが第2ドライバ42bに転送される。すなわち、
第2ドライバ42bに転送される液晶表示用データも5
6ビットのデータによって構成されている。次に、S2
0に進み、S7によってセットされたLCDデータ転送
数から「1」を減算処理し、S21に進み、LCDデー
タ転送数が「0」であるか否かの判断が行なわれ、未だ
に「0」でなければ再度S14に戻り、次の1ビットの
液晶表示用データの選出および転送の制御が繰返され
る。この液晶表示用データの選出および転送の制御が8
回繰返されて8ビットの液晶表示用データが転送し終わ
った段階でS21によりYESの判断がなされ、S22
に進み、LCDデータカウンタに「1」が加算される。
次にS23により、LCDデータカウンタの値が「1
4」以上であるか否かの判断が行なわれ、「14」以上
であった場合にはS24によりLCDデータカウンタの
値がクリアされた後にS25に進むが、「14」未満で
あった場合にはそのままS25に進む。つまり、LCD
データカウンタは0〜13の値を繰返してカウントアッ
プするものである。S25では、ランダム1作成処理が
行なわれ、S26では、ランダム2作成処理が行なわれ
る。このランダム1作成処理とランダム2作成処理は、
可変表示装置3の停止時の表示結果を大当たりの識別情
報の組合せにするか否かを決定するための処理であり、
具体的には、S25によりランダム1カウンタの値を
「1」加算処理し、S26によりランダム2カウンタの
値を「1」加算処理する。なお、ランダム1カウンタ
は、0〜22の値をカウントアップし、22に達した時
点で再度0からカウントアップしなおすものであり、ラ
ンダム2カウンタは0〜9の値をカウンタアップし、9
に達した段階で再度0からカウンタアップしなおすもの
である。次にS27に進み、スタックされていたデータ
を参照してリセット回数が1,3または2または4であ
るか否かの判断が行なわれる。リセット回数が1,3の
場合にはS28によるプロセス処理が行なわれS31に
進む。一方、リセット回数が2の場合にS29による図
柄表示データセット,音データ制御の処理が行なわれて
S31に進む。このS29による図柄表示データとは、
可変表示装置3で表示させるための図柄データであり、
このS29によってセットされた図柄表示データの内容
がS14〜S21によりLCDドライバ41に転送され
るのである。その結果、可変表示装置3が転送されてき
た内容に基づいた表示が行なわれ、この図柄表示データ
の内容を遊技状態に応じて切換えることにより、図7に
示すような表示制御が行なわれる。この可変表示装置3
の可変表示の具体的な制御内容は、始動入賞記憶が全く
ない状態でパチンコ玉が始動入賞した場合には、基本時
間(たとえば5秒)可変表示された後に可変表示装置を
停止させるための制御が行なわれる。一方、始動入賞記
憶が1以上あったときに始動入賞があった場合には、可
変表示装置を短縮時間(たとえば2秒)可変表示させた
後に可変表示装置を停止させるための制御が行なわれ
る。この始動入賞記憶は、可変表示装置の可変開始時に
「1」ずつ減算される。なお、始動入賞記憶が1以上の
ときに始動入賞があったとしても、その始動入賞に基づ
く可変開始時に既に始動入賞記憶が「0」になっている
場合には通常どおり基本時間(たとえば5秒)可変表示
を行なった後可変表示装置を停止させるための制御に移
行する。
【0051】S27によりリセット回数が「4」である
と判断された場合にはS30に進み、記憶LEDデータ
制御,ランプデータ制御,音データ制御の各処理が行な
われた後にS31に進む。S31では、ランダム2作成
処理が行なわれる。またS32では図柄表示用ランダム
作成処理が行なわれる。このS31とS32の処理は、
定期リセット回路79からリセットパルスが基本回路7
7に入力されるまでのリセット待時間を利用して繰返し
実行される。S31の具体的処理内容は、前記ランダム
2カウンタの値を繰返しカウントアップするものであ
り、S32の処理内容は、図柄表示用ランダムカウンタ
の値を繰返しカウントアップするものである。
【0052】可変表示装置の停止時の表示結果を大当た
りの識別情報の組合せにするか否かの決定は、次のよう
にして行なわれる。つまり、パチンコ玉の始動入賞時に
前記ランダム1カウンタの値を抽出し、可変表示装置の
左図柄の停止時に前記ランダム2カウンタの値を抽出
し、その抽出されたランダム1カウンタの値とランダム
2カウンタの値とが共に「1」であった場合にのみ大当
たりと決定する。その結果、大当たりが発生する確率
は、1/23×1/10=1/230となる。ランダム
1カウンタはS25によりこのメインルーチンプログラ
ムが1回実行される毎に「1」ずつ加算され、一方、ラ
ンダム2カウンタのほうは、S26によりメインルーチ
ンプログラムの1回の実行毎に「1」ずつ加算されるば
かりでなく、S31によりリセット待時間を利用して繰
返し加算されるものであり、両者の加算方法が異なって
いるため、ランダム1カウンタの値とランダム2カウン
タの値とが同期してしまうことが回避され、よりランダ
ムに大当たりの決定が行なわれる。
【0053】図柄表示用ランダムカウンタは、左図柄用
と中図柄用と右図柄用との3つのカウンタから構成され
ており、各カウンタ共に0から15の値をカウントでき
るように構成されている。そして、S32が1回処理さ
れる毎に左図柄用カウンタに「11」が加算され、その
左図柄用カウンタが桁上りした場合には中図柄用カウン
タに「1」が加算され、その中図柄用カウンタが桁上り
した場合には右図柄用カウンタに「7」が加算される。
そして、左図柄用カウンタの値が可変表示装置の可変開
始時に抽出され、ランダム1カウンタ、ランダム2カウ
ンタの抽出の結果可変表示装置の停止時の表示結果を大
当たりの識別情報の組合せにすると決定された場合に
は、その抽出した左図柄用カウンタの値に対応する図柄
に中,右図柄を一致させて、可変表示装置の停止時の表
示結果が同じ図柄の組合せ(いわゆるゾロ目)になるよ
うに停止制御する。一方、可変表示装置の停止時の表示
結果をはずれの識別情報の組合せにすることが決定され
た場合には、中,右図柄用カウンタの値を左図柄停止時
に抽出し、それら抽出したカウンタの値と可変開始時に
抽出された左図柄用カウンタの値とに基づいてそれぞれ
の値に対応する図柄になるように可変表示装置を停止制
御する。その際に、たまたま抽出されたそれぞれの図柄
用カウンタの値が同じ識別情報の組合せ(いわゆるゾロ
目)になる場合には、そのまま表示制御したのでははず
れと決定されたにもかかわらず表示結果が当りの識別情
報の組合せになってしまうために、それを避けるべく右
図柄を強制的に他の図柄にずらして停止制御させる。
【0054】以上説明したように、液晶表示用データが
ゲーム制御基板からLCDドライバ基板41にシリアル
転送されるために、ゲーム制御基板とLCDドライバ基
板41とを接続する電気配線が図8に示すように7本で
すみ、複雑な電気配線を行なう必要がなくなる利点があ
る。なお、液晶表示板34には、合計44個のセグメン
ト表示部が設けられており、緑,赤2色の液晶部分から
なる1つの液晶表示部を表示するためには2本の表示用
信号線が必要となるために、44×2+2(各ドライバ
のコモン線)=90の90本の信号線で液晶表示板34
とLCDドライバ基板41とを接続する必要がある。液
晶表示装置90により、遊技機に用いられる遊技機用液
晶表示装置が構成されている。左図柄表示部35,中図
柄表示部36,右図柄表示部37により、液晶表示部が
構成されている。CFL(冷陰極螢光管)45により、
交流が供給されることにより発光し前記液晶表示部の裏
面側から光を照射して液晶表示部の表示状態を見やすく
する発光源が構成されている。LCDドライバ基板41
により、前記液晶表示部を駆動するための液晶ドライバ
基板が構成されている。インバータ基板62により、該
液晶ドライバ基板とは別体に構成され、直流を交流に変
換して前記発光源に与えるインバータ基板が構成されて
いる。LCDドライバ取付板54,スペーサ57,LC
Dドライバカバー板58により、前記液晶ドライバ基板
をノイズから遮蔽するためのノイズ遮蔽用導電性部材が
構成されている。図3に示す分解斜視図、または図4に
示す縦断面図に示されるように、ノイズ遮蔽用導電性部
材は、前記液晶ドライバ基板から離隔した所定位置にお
いて前記インバータ基板を配置可能な態様で形成されて
前記液晶ドライバ基板を覆っている。図3に示す分解斜
視図、または図4に示す縦断面図に示されるように、前
記インバータ基板は、前記液晶ドライバ基板から離隔し
た前記所定位置に配置され、前記ノイズ遮蔽用導電性部
材と一体的に設けられている。 また、図3に示す分解斜
視図、または図4に示す縦断面図に示されるように、前
記液晶ドライバ基板は、前記ノイズ遮蔽用導電性部材に
より形成される遮蔽面から離隔した態様(スペーサ57
を介した態様)で前記ノイズ遮蔽用導電性部材に取付け
られている。 また、図3に示す分解斜視図、または図4
に示す縦断面図に示されるように、前記ノイズ遮蔽用導
電性部材は、前記液晶ドライバ基板の発生熱を放熱する
ことが可能な放熱部(切欠部59)が形成されている。
【0055】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、次の
ような効果を得ることができる。液晶ドライバ基板と、
インバータ基板とが別体に構成されているため、インバ
ータ基板から液晶ドライバ基板にノイズの悪影響が及び
にくくなるようにすることができる。また、液晶ドライ
バ基板をノイズから遮蔽するためのノイズ遮蔽用導電性
部材が液晶ドライバ基板を覆っているため、ノイズ遮蔽
用導電性部材の働きにより、液晶ドライバ基板に向かう
各種のノイズが遮蔽されて液晶ドライバ基板にノイズの
悪影響が及ぶことを極力防止することができる。さら
に、そのようなノイズ遮蔽用導電性部材が液晶ドライバ
基板から離隔した所定位置においてインバータ基板を配
置可能な態様で形成され、インバータ基板がその所定位
置において配置されており、このようなインバータ基板
の別体化を考慮したノイズ遮蔽用導電性部材の形成態様
およびインバータ基板の配置態様に基づいて、これらの
基板を別体化したことにより得られる液晶ドライバ基板
におけるノイズの悪影響防止効果をできる限り高めるこ
とができる。このように、液晶ドライバ基板がノイズの
悪影響を受けにくくなるので、液晶ドライバの誤動作が
極力防止されるために、誤った表示が行なわれにくい遊
技機用液晶表示装置を提供し得る。さらに、ノイズ遮蔽
用導電性部材に配置されたインバータ基板がノイズ遮蔽
用導電性部材と一体的に設けられているため、遊技機用
液晶表示装置全体がコンパクトなユニットの形でまとま
り、取扱いやすくなるようにすることができ、遊技機へ
の組付け等が容易となるようにすることができる。請求
項2に記載の本発明によれば、請求項1に記載の発明の
効果に加えて、次のような効果を得ることができる。液
晶ドライバ基板が、ノイズ遮蔽用導電性部材により形成
される遮蔽面から離隔した態様でノイズ遮蔽用導電性部
材に取付けられるため、ノイズ遮蔽用導電性部材が液晶
ドライバ基板用の取付部材に兼用される。これにより、
ノイズ遮蔽用導電性部材の採用に伴う部品数増加を防ぐ
ことができる。また、ドライバ基板が遮蔽面から離隔し
ているので、液晶ドライバ基板が、ノイズの悪影響をよ
り受けにくくなるようにすることができる。 請求項3に
記載の本発明によれば、請求項1または2に記載の発明
の効果に加 えて、次のような効果を得ることができる。
液晶ドライバ基板の発生熱を放熱することが可能な放熱
部がノイズ遮蔽用導電性部材に形成されているので、そ
のような放熱部から液晶ドライバ基板の発生熱が放熱さ
れるため、液晶ドライバ基板の過熱による誤動作を防ぐ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機の一例のパチンコ遊技機の遊技盤面を示
す正面図である。
【図2】可変表示装置の構造を説明するための分解斜視
図である。
【図3】液晶表示装置の構造を説明するための分解斜視
図である。
【図4】液晶表示装置をパチンコ遊技機に組付けた状態
を示す縦断面図である。
【図5】液晶表示板の正面図である。
【図6】液晶表示板の液晶表示部で表示可能な図柄の種
類を示した図である。
【図7】パチンコ遊技機の各遊技状態に対応した液晶表
示状態や始動入賞記憶LEDの表示状態や効果音の種類
を示した表を表わす図である。
【図8】パチンコ遊技機に用いられる制御回路を示した
ブロック図である。
【図9】図8に示した制御回路の動作を説明するための
フローチャートである。
【図10】クロック信号と液晶表示用データとチップセ
レクト信号との対応関係を示すタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】 90は液晶表示装置、91は液晶表示駆動装置、45は
CFL(冷陰極螢光管)、34は液晶表示板(LC
D)、54はLCDドライバ取付板、58はLCDドラ
イバカバー板、41はLCDドライバ基板、62はイン
バータ基板、61はインバータ基板取付板、35は左図
柄表示部、36は中図柄表示部、37は右図柄表示部で
ある。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機に用いられる遊技機用液晶表示装
    置であって、 液晶表示部と、 交流が供給されることにより発光し前記液晶表示部の裏
    面側から光を照射して液晶表示部の表示状態を見やすく
    する発光源と、 前記液晶表示部を駆動するための液晶ドライバ基板と、 該液晶ドライバ基板とは別体に構成され、直流を交流に
    変換して前記発光源に与えるインバータ基板と、 前記液晶ドライバ基板をノイズから遮蔽するためのノイ
    ズ遮蔽用導電性部材とを含み、 該ノイズ遮蔽用導電性部材は、前記液晶ドライバ基板か
    ら離隔した所定位置において前記インバータ基板を配置
    可能な態様で形成されて前記液晶ドライバ基板を覆って
    おり、 前記インバータ基板は、前記液晶ドライバ基板から離隔
    した前記所定位置に配置され、前記ノイズ遮蔽用導電性
    部材と一体的に設けられていること を特徴とする、遊技
    機用液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記液晶ドライバ基板は、前記ノイズ遮
    蔽用導電性部材により形成される遮蔽面から離隔した態
    様で前記ノイズ遮蔽用導電性部材に取付けられているこ
    を特徴とする、請求項1に記載の遊技機用液晶表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ノイズ遮蔽用導電性部材は、前記液
    晶ドライバ基板の発生熱を放熱することが可能な放熱部
    が形成されていることを特徴とする、請求項1または2
    に記載の遊技機用液晶表示装置。
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