JP2991889B2 - 画像入力編集装置 - Google Patents

画像入力編集装置

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JP2991889B2
JP2991889B2 JP5097960A JP9796093A JP2991889B2 JP 2991889 B2 JP2991889 B2 JP 2991889B2 JP 5097960 A JP5097960 A JP 5097960A JP 9796093 A JP9796093 A JP 9796093A JP 2991889 B2 JP2991889 B2 JP 2991889B2
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辰彦 坂本
敏視 清原
淳 青木
睦裕 山本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像入力編集装置に係
り、詳細には画像データの入力・編集を取り扱う画像入
力編集装置に係る。
【0002】
【従来の技術】現在画像入力手段としてはイメージスキ
ャナやテレビカメラ(電子カメラ)がある。また、画像
入力と編集とを組み合わせて図形や文字を出力するもの
としてOCRやバ−コ−ドリーダがある。これは読み取
ったディジタル画像データを処理して図形や文字符号に
変換して出力するものである。しかし、これら従来の複
写型のイメージスキャナにおいては、特開平4−245
767に開示されているように読み取り部と表示部とが
別々に構成されており、読み取られる原稿と表示内容と
がリアルタイムに比較できない欠点があった。そこで入
力画像の位置合わせのため等に何度も同じ原稿を読み取
らせる必要があった。
【0003】このような問題点を解決する方法としては
特開平4−245767に開示されているように透過型
ディスプレイを用いた画像入力装置を用いて原稿の入力
ミスを防ぐことは可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
の方法は、原稿の入力ミスを防ぐことを目的としてお
り、読み取られる原稿とその原稿の既に読み取られた部
分とを視覚的に重ね合わせることで読み取りミスを防ぐ
ように限定されている。そのため、以前に読み取られた
画像データと張り付け等の編集処理を行い1枚の画像デ
ータにするには、依然として原稿の読み取り時に同時に
は行えない状態となつていた。
【0005】本発明の目的は、原稿の読み取り時にデー
タの張り付け処理等の編集処理が容易に行える画像入力
編集装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】張り付け自在な原稿を走
査して画像を読み取る画像入力部と、画像入力部で読み
取った画像を表示する透過型ディスプレイ部とを含み、
透過型ディスプレイ部は画像入力部により読み取るべき
画像と該読み取るべき画像が読み取られる前に画像入力
部に読み取られた他の画像とを同一のタイミングで表示
するように構成されていることを特徴とし、張り付け自
在な原稿を走査して画像を読み取る画像入力部と、画像
入力部で読み取った画像を表示する透過型ディスプレイ
部と、透過型ディスプレイ部に原稿を透過させる第1の
モード、および画像入力部により読み取るべき画像と該
読み取るべき画像が読み取られる前に画像入力部に読み
取られた他の画像とを同一のタイミングで表示する第2
モードのいずれか一方のモードで透過型ディスプレイに
画像を表示させるように画像入力部と透過型ディスプレ
イ部との作動を制御する装置とを含むことを特徴とす
る。
【0007】
【作用】透過型ディスプレイ部は画像入力部により読み
取るべき画像を該読み取るべき画像が読み取られる前に
画像入力部に読み取られた他の画像とを同一のタイミン
グで表示するように構成されており、制御する装置が透
過型ディスプレイ部に原稿を透過させる第1のモード、
および画像入力部により読み取るべき画像と該読み取る
べき画像が読み取られる前に画像入力部に読み取られた
他の画像とを同一のタイミングで表示する第2モードの
いずれかの一方のモードで透過型ディスプレイに画像を
表示させるように画像入力部と透過型ディスプレイ部と
の作動を制御するので、画像入力部により読み取るべき
画像と他の画像との同一のタイミングで、すなわち視覚
的に重ねて見得るとともに原稿の入力から張り合わせ編
集処理を容易に行い得る。
【0008】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の画像入力編集装
置の実施例を詳細に説明する。
【0009】図1は本発明の実施例の画像入力装置を説
明する図、図2は透過型ディスプレイおよび画像入力部
の部分斜視図、図3は画像入力部の詳細図、図4はLC
Dパネルの外観図、図5はLCD駆動部のブロック図、
図6は本実施例の構成を示すブロック図である。
【0010】図1において、同図に示されるタブレット
形状の画像入力装置は透過性薄型ディスプレイ11とこ
の透過性薄型ディスプレイ11の裏面にスライド可能に
取り付けられた画像入力部12と、上記透過性ディスプ
レイ11に片側がヒンジによって取り付けられた背面カ
バー13で概略構成されている。
【0011】図2は上記透過性薄型ディスプレイ11お
よび画像入力部12の部分斜視図である。上記画像入力
部12として複写機型スキャナに多く見られるラインス
キャナを用い、透過性薄型ディスプレイ11の裏面に次
のようにして配列する。すなわち、透過性薄型ディスプ
レイ11の周囲を固定する枠であって画像入力部12の
スキャン方向に延在する2本の枠のうち上記ヒンジを中
心として回動する側の枠14、14に、水平方向に貫通
する溝15を設ける。また、この溝15内に一端が挿入
されてスキャン方向に垂直に配列された画像入力部12
の上記一端には、一端が画像入力部12の上記一端に垂
直方向に連なるとともに、ほぼL字状に形成されたスキ
ャンバレ−16を設けている。そして、このスキャンバ
レ−16の他端に設けられた折り曲げ部17を、上記枠
14に設けたスキャンガイド18に摺動可能にかん合す
る。また、画像入力部12の他側は上記ヒンジ側の枠1
4(図1参照)に摺動自在に取付られている。
【0012】こうして、画像入力部12を透過性薄型デ
ィスプレイ11の裏面に沿ってスライド可能に配列する
ものである。この画像入力部12は、ややへこんだ指当
て部19に指を押し当ててスキャンレバ−16を矢印方
向に摺動させることによってスライドできる。上記溝1
5における画像入力部12の上記一端に対向する位置に
は位置検出用スリット20、20・・・を等間隔に配列
する。
【0013】図3は上記画像入力部12の詳細図であ
る。図3(a)は上述のようにして枠14に取り付けら
れた状態の画像入力部12の横断面図であり、図3
(b)は枠14に取付られた状態の画像入力部12の縦
断面図である。
【0014】図3(a)において、画像入力部12に
は、LED(発光ダイオ−ド)等からなる光源アレイ2
1と光電変換素子やCCD(電荷結合素子)等からなる
イメ−ジセンサ・アレイ22とを設ける。この、光源ア
レイ21およびイメ−ジセンサ・アレイ22は、光源ア
レイ21の発光面とイメ−ジセンサ・アレイ22の受光
面とを所定の角度αで対向させて、画像入力部12の長
手方向に沿って原稿23の全幅に亙って配列していわゆ
るラインスキャナを形成している。そして光源アレイ2
1から下方に向かって放射された光は、原稿23の表面
で反射されてイメージセンサ・アレイ22の受光面に入
射されるようにしている。
【0015】また、図3(b)において、上記画像入力
部12の上記一端であつて枠14の溝15内にある部分
には、位置検出用スリット20に対向させて位置検出セ
ンサ24を取り付ける。そして、画像入力部12を溝1
5の一端から他端に向かってスライドさせた場合に、位
置検出センサ24によって検出される溝15の内面から
の反射光の明暗に基づいて画像入力部12の移動に伴う
位置検出用スリット20の通過本数をカウントして、画
像入力部12の透過性薄型ディスプレイ11上における
位置を検知するものである。つまり、上記位置検出用ス
リット20と位置検出センサ24とによって、位置検出
手段を構成する。
【0016】この透明性薄型デイスプレイ11は、図4
に外観図を示すような液晶ディスプレイ(以下LCDと
いう)パネル25で構成されている。このLCDパネル
25は、カラーフイルタを用いずに非表示画素が透明に
なるように構成されている。
【0017】上記LCDパネル25はず図5に示すよう
にLCD駆動部によって駆動される。すなわち、LCD
コントローラ26の制御の下に、フレ−ムメモリ27か
ら読み出された1走査ライン分のディジタル画像データ
がXドライバ28に入力されると、LCDパネル25の
各画素に対応する電圧がXドライバ28に保持される。
そして、LCDパネル25の各データラインに供給され
る。その時、Yドライバ29からLCDパネル25の走
査ラインに走査パルスが印加されている場合には、その
走査ライン上の全画素にディジタル画素信号に応じた電
圧が書き込まれて画素が表示されるのである。
【0018】上述のような動作が順次全走査ラインに対
して行われることによって、LCDパネル25に1フレ
ームの画像が表示される。
【0019】本実施例では通常のマイクロプロセッサに
画像入力部を加えた構成を有し、画像を取り扱うための
機能を各構成部分に備えている。メインメモリはRAM
等で構成され、読み取られたデータや種々の処理データ
等が格納されている。プログラム用メモリはROM等で
構成され、CPUの制御プログラム等が格納されてい
る。
【0020】表示部は、本実施例においては、透過型デ
ィスプレイであるLCDパネルとLCD駆動部によって
構成されている。フレームメモリには、メインメモリに
格納された画像データに基づいて得られた表示データが
格納されている。画像入力部は光源アレイとイメ−ジセ
ンサ・アレイとからなり上述のように表示部を構成する
LCDパネルの裏面に沿って手動によって原稿を走査す
る。
【0021】ポインティング・デバイス制御部はタブレ
ットとスタイラスとからなるタブレット部からの位置情
報に基づいて、表示部にタブレット部から指定された位
置を表示する。上記構成の画像入力編集装置の実施例で
は、次のような動作で原稿の読み取り、編集を行う。
【0022】上記装置の上蓋を構成する透過性薄型ディ
スプレイ11を開き、背面カバ−13上に原稿23を載
せて透過性薄型ディスプレイ11を閉じる。こうして、
図1に示すように透過性薄型デイスプレイ11の枠1
4、10と背面カバ−13との間に原稿23を挟む。そ
の際に、画像入力部12は原稿の読み取り開始位置に合
わせておく。
【0023】まず、図3(a)に示すように、画像入力
部12に収容された光源アレイ21から放射された光が
原稿23の裏面で反射されてイメージセンサ・アレイ2
2に入射される。そして、イメージセンサ・アレイ22
に入力された原稿からの反射光の明暗を表す画像信号は
イメージセンサアレイ22によつて電気信号に変換さ
れ、最初の1走査ライン分の画像データが得られてメイ
ンメモリ30に格納される。それと同時に、位置検出セ
ンサ24によつて検出された上記位置検出用スリット2
0の本数に基づく位置情報によつて、現在得られた1走
査ライン分の画像デ−タが最初の1走査ラインにおける
デ−タであるとメインCPUによって判定される。そし
て、得られた最初のデータがCPUによって拡大/縮小
等の処理が行われ、上記位置情報に基づくフレームメモ
リの予定のアドレスに書き込まれる。
【0024】このようにフレームメモリに書き込まれた
デ−タはLCDコントローラ26(図5参照)によつて
リアルタイムに読みだされる。そして、上記位置情報に
基づいて、LCDパネル25(図1から図3においては
透過性薄型ディスプレイ11であり、図6においては表
示部33)における画像入力部の位置と同じ位置に表示
される。
【0025】次に、図1に示すスキャンレバー16の指
当て部19に指を押し当てて矢印方向に画像入力部12
をスライドさせる。それと共に、位置検出センサ24に
よつて画像入力部12の移動に伴う位置検出用スリット
20の本数が検出されて画像入力部12の位置情報が得
られる。そこで、この得られた位置情報に同期して画像
入力部12によつて次の1走査ライン分の画像デ−タが
得られメインメモリに格納される。そして、種々の走査
がされた後、1走査ライン分の画像データが上記位置情
報に基づくフレームメモリの所定のアドレスに書き込ま
れる。そのデータがLCDコントローラによりフレーム
メモリから読み出されて画像入力部12の位置と同じ位
置にリアルタイムに表示される。以下、上記画像入力部
12が図3に示す矢印方向にスライドすることにより、
上記動作が繰り返され、原稿画像が全て読み込まれて表
示される事になる。そのとき、LCDパネル25は透過
型に形成されているので、LCDパネル25における画
像が表示されていない画素の部分では原稿23がそのま
ま見えるようにする事ができる。したがって、図7に示
すようにLCDパネル25には透過して見えている原稿
の部分と、この原稿と張り付け等の編集処理を行う事を
必要とするデータ(以前にとりこまれたもの)を同時に
見る事ができ、これらを併せてあたかも1枚のデータで
あるかのように構成する事ができる。
【0026】図7は原稿を透過した状態を説明する図で
ある。
【0027】図7に示すように、上記LCDパネル25
における領域40の部分(原稿画像に張り合わされるデ
ータ)と、領域41の部分(透過して見える原稿)を同
時に見ることができるので原稿の入力時に瞬時にデータ
の張り合わせ状態が分かり、原稿を何回も入力するとい
う状態を防ぐことができる。
【0028】さらに、あらかじめ原稿の入力有効領域を
指定しておき、この領域以外は透過できないように原稿
との間を遮断する手段を設けることにより、原稿の1部
分だけを入力したい場合にも同様に入力、編集処理を行
うことができる。
【0029】図8は原稿の1部分だけを入力することを
説明する図、図9は原稿の1部分だけを入力するときの
原稿を示す図である。
【0030】原稿の1部分だけを取り出したいときに、
この部分の例が図8、図9に示されている。すなわち図
8では元原稿43の1部分だけ入力するときの例を示し
ている。この時、表示画面に対して原稿入力有効部分4
2を指定し、従来と同様に表示面の下に原稿を置き、ス
キャナで入力する。これを説明したものが図10であ
る。
【0031】図10は原稿をLCDの裏面におくことを
示す図、図11はLCDと原稿の間にシャッタ機能を設
けることを説明する図、図12はシャッタ機能を説明す
る図である。
【0032】図10ではLCDパネル25の下に元原稿
44が置かれ、原稿入力部分45に入力前の原稿の一部
分が透過されて見えている状態を表している。ここで、
原稿入力部分45以外の表示面の部分46には、原稿が
透過されないように、図11に示すように原稿入力部分
45と原稿44との間に透過を妨げるようなシャッタ4
7を挿入する。このシャッタ47はこの例の場合には図
12に示したような形状なっている。つまり、つまり原
稿入力部分と同じ大きさの部分だけ中央に穴48が開い
たような状態となっている。それ以外の部分49は白い
紙があるのと同じで、透過状態が遮られるようになって
いる。
【0033】図13は他にシャッタ機能を説明する図で
ある。このシャッタは例えば、図13に示すように50
から53のような4枚の部分領域を重ね合わせることに
より、領域48と同じ大きさの空白を形成することがで
きる。
【0034】図14はシャッタ機能をはたす部品を説明
する図である。すなわち前記4枚の部分領域を展開した
ものが図14である。
【0035】ここでもし、入力原稿と張り合わせ編集を
行うデータ(つまり、図7におけるデータ表示部分4
0)が原稿入力時にどの場所に存在するかが分かれば良
いだけであれば、原稿入力と同時に原稿透過部41の表
示データを総てOFF(透過可能状態)にしデ−タ表示
部分40のデ−タを総てON(非透過状態)にすること
で、上記で述べたシャッタ機能の状態を作り出すことが
できる。
【0036】また、LCDパネルを表示用とは別にもう
一枚重ね合わせ、シャッタ機能として利用することもで
きる。つまり、図11における47の部分にもLCDパ
ネルを利用する。
【0037】さらに、原稿入力部分については従来の画
像入力装置の方法を利用して、原稿入力部のうち、すで
に入力された原稿部分には入力済みのデータを表示し、
入力前の原稿部分には透過した原稿を見ることができ
る。
【0038】図15は原稿入力時の状態を示す図であ
る。図15において、部分60が以前に入力されていた
データ、部分61が原稿の既に終了され表示された部
分、部分62は入力前の原稿部分が透過されて見えてい
る状態を示している。
【0039】また、以下の2つのモード切り替え可能に
することで、原稿を拡大/縮小してから張り合わせ処理
を行いたい場合などに対応することができる。
【0040】モード1:入力原稿とこの読み取りデータ
が同時に見えるようにした方式(従来方法) モード2:入力原稿とこれに張り付け処理等の編集を行
うデータを同時に見えるようにした方式 原稿入力時にあらかじめどちらのモードを利用するかを
選択する。入力状態がモード1になっていれば、LCD
をすべて透過状態にする。原稿の入力開始状態では、原
稿の内容しか見えなくなっている。次に、原稿が読み取
られる度にフレームメモリの対応するアドレスのデータ
を書き換えて、そのデータがリアルタイムにLCDに表
示される。このため、読みだし前の原稿と原稿の読み出
された状態が同時に見ることができ入力結果の比較がで
きる。他のデータとの張り合わせ等の編集処理を行う必
要画あるときは原稿入力後に行う。
【0041】入力状態がモード2になっていれば、原稿
入力部分は透過状態とし、原稿が透過して見えるように
しておく。それ以外の部分に対してはデータの表示を行
う。原稿入力時の処理は上述の処理方法と同様である。
【0042】このように原稿入力時に2つのモードのう
ち、一方のモードを適宜選択することができる。
【0043】また、原稿の入力時にデータの拡大、縮小
等を伴う時には表示画面上において指定された原稿の入
力領域部分から、データの拡大率、縮小率等により入力
原稿の有効部分を求める方法もある。
【0044】図16および図17は原稿入力時に拡大機
能を伴うときの説明図である。
【0045】このときの例を図16に示す。まず表示画
面に対してどの部分に原稿を入力したいかを示す。図1
6の例では原稿データ挿入部分66に相当する。この指
定された領域から拡大率、縮小率により対応する原稿入
力有効部分65をシステムが表示する。この状態を示し
たのが図17である。この領域が指定されたことにより
ユーザは原稿入力時にどの部分のデータが表示画面のど
の領域に入るかが分かる。図16の例では入力原稿が拡
大して表示される場合を示している。部分66から部分
65の求め方は、拡大率の逆数を乗ずれば入力原稿に対
する有効領域(有効部分)を求めることができる。
【0046】図18は原稿入力時に拡大機能を伴うとき
の計算方法を説明する図である。
【0047】図18において、IH、IVは夫々部分6
5の幅、高さ、HH、HVは夫々部分66の幅、高さで
ある。
【0048】例えば、拡大率がα(縮小表示するときに
はα<1となっている)であったときは、部分66に対
して部分65の大きさは、 IV=HV/α、IV=HV/α となる。
【0049】また、部分65をどの部分から表示するか
は、部分65と部分66との差について、 SH=(IH−HH)/2、 SV=(IV−HV)/
2 の計算式より求めることができる。
【0050】図19、図20は原稿入力時に縮小機能を
伴うときの状態図である。
【0051】入力原稿データの縮小表示を行う時には、
図19に示すように表示画面に対して原稿のデータを挿
入する部分70を指定することにより、図20に示す入
力原稿有効部分71を求めてユーザを知らせることがで
きる。ユーザは部分71を元に入力前の原稿を透過し入
力したい部分を見ることができる。しかし、縮小表示す
るときには必然的に部分71の方が部分70より大きく
なるため、ユーザが原稿を透過して見ているときには部
分71の方が部分70より大きい部分については必要な
表示データが見えなくなってしまう。そこで、この場合
には原稿データは入力しながら表示することなしに(図
15に使用した方法は利用しない)、入力が総て終わっ
てから表示するようにすればよい。もしユーザが原稿を
入力しながら見たいときには、入力モードを切り替える
方式を用いればよい。このように、入力データの拡大、
縮小等を伴うときにはユーザの好みによりどちらの方法
をも利用することができる。
【0052】さらにこの応用として例えば、図20にお
ける部分71を従来方式と同じような原稿を入力しなが
ら同時に見えるようにし、総ての入力が終わった後で、
部分71のデータを部分70の大きさに縮小する方法も
ある。このときには、原稿入力前に部分71−部分70
の表示データをフレームメモリからメインメモリに待避
し、原稿入力後元の表示データを戻す処理を行う必要が
ある。また従来の装置にあるような編集機能として文字
認識、翻訳機能等を追加することができる。
【0053】
【発明の効果】透過型ディスプレイ部は画像入力部によ
り読み取るべき画像を該読み取るべき画像が読み取られ
る前に画像入力部に読み取られた他の画像とを同一のタ
イミングで表示するように構成されており、制御する装
置が透過型ディスプレイ部に原稿を透過させる第1のモ
ード、および画像入力部により読み取るべき画像と該読
み取るべき画像が読み取られる前に画像入力部に読み取
られた他の画像とを同一のタイミングで表示する第2モ
ードのいずれか一方のモードで透過型ディスプレイに画
像を表示させるように画像入力部と透過型ディスプレイ
部との作動を制御するので、画像入力部により読み取る
べき画像と他の画像とを同一のタイミングで、すなわち
視覚的に重ねて見得るとともに原稿の入力から張り合わ
せ編集処理を容易に行い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像入力装置の実施例を示す図であ
る。
【図2】透過性薄型ディスプレイおよび画像入力部の部
分斜視図である。
【図3】画像入力部の詳細図である。
【図4】LCDパネルの外観図である。
【図5】LCD駆動部の外観図である。
【図6】本発明の画像入力編集装置の実施例の構成を示
すブロック図である。
【図7】原稿を透過した状態を説明する図である。
【図8】原稿の1部分だけを入力することを説明する図
である。
【図9】原稿の1部分だけを入力するときの原稿を示す
図である。
【図10】原稿をLCDの裏面におくことを示す図であ
る。
【図11】LCDと原稿の間にシャッタ機能を設けるこ
とを説明する図である。
【図12】シャッタ機能を説明する図である。
【図13】他のシャッタ機能を説明する図である。
【図14】シャッタ機能をはたす部品を説明する図であ
る。
【図15】原稿入力時の状態を示す図である。
【図16】原稿入力時に拡大機能を伴うときの説明図で
ある。
【図17】原稿入力時の拡大機能を伴うときの他の説明
図である。
【図18】原稿入力時に拡大機能を伴うときの計算方法
を説明する図である。
【図19】原稿入力時に縮小機能を伴うときの状態図で
ある。
【図20】原稿入力時に縮小機能を伴うときの他の状態
図である。
【符号の説明】
11 透過型薄型ディスプレイ 12 画像入力部 13 背面カバー 14 枠 23 原稿 30 メインメモリ 31 プログラム用メモリ 32 CPU 33 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 睦裕 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−245767(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 1/00 H04N 1/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 張り付け自在な原稿を走査して画像を読
    み取る画像入力部と、前記画像入力部で読み取った画像
    を表示する透過型ディスプレイ部とを含み、前記透過型
    ディスプレイ部は前記画像入力部により読み取るべき画
    像と該読み取るべき画像が読み取られる前に前記画像入
    力部に読み取られた他の画像とを同一のタイミングで表
    示するように構成されていることを特徴とする画像入力
    編集装置。
  2. 【請求項2】 原稿の指定された部分の画像を入力させ
    る入力部分を有し前記透過型ディスプレイと前記原稿と
    の間に挿入されるシャッタを含み、前記透過型ディスプ
    レイ部は前記シャッタの前記入力部分を除く部分に対応
    する部位に前記画像入力部に読み取られた他の画像を表
    示するように構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の画像入力編集装置。
  3. 【請求項3】 前記シャッタの前記入力部は読み取るべ
    き原稿を透過するように構成されていることを特徴とす
    る請求項2に記載の画像入力編集装置。
  4. 【請求項4】 前記透過型ディスプレイ部は前記画像入
    力部が画像を読み取る前は透過された原稿を、画像を読
    み取った後は該読み取った画像を表示するように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像
    入力編集装置。
  5. 【請求項5】 前記読み取るべき画像の拡大率および縮
    小率、回転、並びに変形機能のうちの一つを設定する手
    段を含むことを特徴をする請求項1から4のいずれか一
    項に記載の画像入力編集装置。
  6. 【請求項6】 張り付け自在な原稿を走査して画像を読
    み取る画像入力部と、前記画像入力部で読み取った画像
    を表示する透過型ディスプレイ部と、前記透過型ディス
    プレイ部に原稿を透過させる第1のモード、および前記
    画像入力部により読み取るべき画像と該読み取るべき画
    像が読み取られる前に前記画像入力部に読み取られた他
    の画像とを同一のタイミングで表示する第2モードのい
    ずれか一方のモードで前記透過型ディスプレイに画像を
    表示させるように前記画像入力部と前記透過型ディスプ
    レイ部との作動を制御する装置とを含むことを特徴とす
    る画像入力編集装置。
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