JP2991634B2 - 簡易トンネル支保鋼組立用把持装置 - Google Patents

簡易トンネル支保鋼組立用把持装置

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JP2991634B2
JP2991634B2 JP7114205A JP11420595A JP2991634B2 JP 2991634 B2 JP2991634 B2 JP 2991634B2 JP 7114205 A JP7114205 A JP 7114205A JP 11420595 A JP11420595 A JP 11420595A JP 2991634 B2 JP2991634 B2 JP 2991634B2
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竜一 丸山
紀仁 山口
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Kajima Corp
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Taisei Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、簡易トンネル支保鋼組
立用把持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は本願の実施例を示す図面である
が、このうち公知部分について本願の発明をよく理解す
るために説明する。
【0003】例えば山岳トンネルTを掘削して地山Gの
崩壊するのを防ぐため、トンネルTの下部に反力をと
り、鋼材(通常はH型鋼)でトンネル断面上部を半円状
に結合する支保鋼Sは、従来は人力や専用機械により組
立てられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の人力による組立
ては、危険作業であり、専用機械による取付けは、施工
費が高くなる。
【0005】本発明は、安全で安価な簡易トンネル支保
鋼組立用把持装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、所要の
リーチを有するブームの先端に上下動自在に取付けられ
た簡易トンネル支保鋼組立用把持装置において、前記ブ
ーム(5)の先端に取付けられたベース(11)の筒状
の本体(12)には2対のヨーク部(14、15)が突
設され、一方のヨーク部(14、14)には把持アーム
(17)が枢着され、その把持アーム(17)の端部に
は把持部(18)が形成され、この把持部(18)に対
向する側には連結ピン(19)が立設され、その連結ピ
ン(19)の外側には駆動ピン(20)が立設され、他
方のヨーク部(15、15)には把持部(23)を有す
る別の把握アーム(22)が枢着され、その別の把持ア
ーム(22)の連結ピン(24)と前記把持アーム(1
7)に設けた連結ピン(19)とはリンクプレート(2
5)で連結され、前記駆動ピン(20)は挟み込み用油
圧シリンダ(26)で作動され、筒状の本体(12)内
に設けた押し出し用油圧シリンダ(27)のピストンロ
ッド(28)の先端に押し金具(29)が設けられてい
る。
【0007】
【作用】上記のように構成された簡易トンネル支保鋼組
立用把持装置においては、ブーム先端を移動して把持装
置の把持アームをトンネル底に載置してある支保鋼を挟
み込める位置に位置させる。次いで、挟み込み油圧用シ
リンダを作動し把持アームを閉じて支保鋼を挟み込む。
そして、油圧シリンダの油圧が所定値以上になると、押
し出し用シリンダが自動的に伸張して把持アームが把持
した支保鋼の端面を押圧して支保鋼を固定する。そこ
で、ブームを移動して把持装置を所定位置に位置決め
し、支保鋼を組立て、前述と逆の作動で支保鋼を開放す
る。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0009】図1において、所要のリーチを有するブー
ム先端のバケットを上下動できる機械、図示の例ではバ
ックホウ1の第1油圧シリンダ2で起伏される第1ブー
ム3の先端には、第2ブーム5の一端が枢着され、第2
油圧シリンダ4により起伏されるようになっている。そ
の第2ブーム5の他端には、全体を符号10で示す把持
装置が取付けられ、第3油圧シリンダ6とリンク7によ
り第2ブーム5に対し起伏されるようになっている。
【0010】図2及び図3において、把持装置10のベ
ース11は、筒状の本体12の一端に、第2ブーム5及
びリンク7に連結されたヨーク状の連結部13が突設さ
れ、他端には、2対のヨーク部14、15が突設されて
いる。その一方(図3において下側)のヨーク部14、
14には垂直ピン16により把持アーム17が枢着さ
れ、その端部には、内方に曲がる把持部18が形成され
ている。このアーム17の把持部18に対向する側に
は、連結ピン19が立設され、その連結ピン19の外側
には、駆動ピン20が立設されている。他方のヨーク部
15、15には、同様に垂直ピン21により把持部23
を備えた把持アーム22が枢着されピン21の把持部2
3側には、連結ピン24が立設されている。
【0011】これら両連結ピン19、24は、リンクプ
レート25で連結されている。そして、駆動ピン20と
本体12との間には、挟み込み用油圧シリンダ26が介
装されている。
【0012】他方、本体12の内側には内筒Aが合成樹
脂製のブッシュBを介して挿入されており、その内筒A
に押し出し用油圧シリンダ27が形成され、そのシリン
ダ27のピストンロッド28の先端には、押し金具29
が固設されている。そして、両シリンダ26、27は、
それぞれ油圧制御バルブ30に接続されている。なお、
図2の符号31は図示しない油圧源に接続されるホース
コネクタ、図3の符号32は挟み込み用油圧シリンダ保
護鋼板である。
【0013】次に、作用について説明する。
【0014】図1に示すように、トンネルTの上面から
下方に向って掘削し、トンネル底T1においてある鎖線
で示す支保鋼S1を、実線で示すように先に組立てた支
保鋼Sの下に組立てる際は、先ず、バックホウ1のブー
ム3、5及びシリンダ2、4、6を作動し、把持装置1
0の把持アーム17、22を図3に示すように、支保鋼
S1を把持できる位置に移動する。
【0015】次いで、油圧制御バルブ30により挟み込
み用油圧シリンダ26を伸張すると、把持アーム17が
垂直ピン16を支点として支保鋼S1側に回動され、同
時に連結ピン19、リンクプレート25及び連結ピン2
4を介して他方の把持アーム22が支保鋼S1側に回動
される。そして、両把持アーム17、22の把持部1
8、23が支保鋼S1の中肉部s(図3参照)を把持
し、更にシリンダ26の油圧が一定値以上に上昇する
と、油圧制御バルブ30は、押し出し油圧シリンダ27
を伸張させる。すると、抑え金具29が押し出されて支
保鋼S1の頂面s1を押圧し、両把持アーム17、22
と協働して支保鋼S1を確実に把持固定する。
【0016】次いで、両ブーム3、5及びシリンダ2、
4、6を作動し、支保鋼S1を実線位置に移動して支保
鋼Sの下に組立てたのち、両シリンダ25、26を収縮
し、支保鋼S1の把持を解いて把持装置10を次の作業
位置に移動する。
【0017】図1において、支保鋼S1は機械本体1に
対し直角及び斜めに置いてあっても把持装置で挟み込む
ことができる。
【0018】図3において、ベース11と内筒Aとの間
にはナイロンブッシュBが入っており、両者は約110
°位は回転する様になっている。したがって、支保鋼S
1の中心を外して把持すれば、重力でもおい重い方が必
ず下方へ来て支保鋼は垂直となり建込姿勢とすることが
できる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、例えばバックホウ等の汎用機械を用いて安
価に、かつ、人力によらないで安全に支保鋼の組立てを
行って安全を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した把持装置を取付けたバックホ
ウを示す側面図。
【図2】本発明の一実施例を示す側面図。
【図3】図2の上面図。
【符号の説明】
G・・・地山 S、S1・・・支保鋼 T・・・トンネル T1・・・トンネル底 s・・・中肉部 s1・・・頂面 1・・・バックホウ 2・・・第1油圧シリンダ 3・・・第1ブーム 4・・・第2油圧シリンダ 5・・・第2ブーム 6・・・第3油圧シリンダ 7・・・リンク 10・・・把持装置 11・・・ベース 12・・・本体 13・・・連結部 14、15・・・ヨーク部 16、21・・・垂直ピン 17、22・・・把持アーム 18、23・・・把持部 19、24・・・連結ピン 25・・・リンクプレート 26・・・挟み込み用油圧シリンダ 27・・・押し出し用油圧シリンダ 28・・・ピストンロッド 29・・・押し金具 30・・・油圧制御バルブ 31・・・ホースコネクタ 32・・・挟み込み用油圧シリンダ保護鋼板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 足達 康軌 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大 成建設株式会社内 (56)参考文献 特公 平3−67200(JP,B2) 特公 昭63−40920(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E21D 11/40 E21D 11/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要のリーチを有するブームの先端に上
    下動自在に取付けられた簡易トンネル支保鋼組立用把持
    装置において、前記ブーム(5)の先端に取付けられた
    ベース(11)の筒状の本体(12)には2対のヨーク
    部(14、15)が突設され、一方のヨーク部(14、
    14)には把持アーム(17)が枢着され、その把持ア
    ーム(17)の端部には把持部(18)が形成され、こ
    の把持部(18)に対向する側には連結ピン(19)が
    立設され、その連結ピン(19)の外側には駆動ピン
    (20)が立設され、他方のヨーク部(15、15)に
    は把持部(23)を有する別の把握アーム(22)が枢
    着され、その別の把持アーム(22)の連結ピン(2
    4)と前記把持アーム(17)に設けた連結ピン(1
    9)とはリンクプレート(25)で連結され、前記駆動
    ピン(20)は挟み込み用油圧シリンダ(26)で作動
    され、筒状の本体(12)内に設けた押し出し用油圧シ
    リンダ(27)のピストンロッド(28)の先端に押し
    金具(29)が設けられていることを特徴とする簡易ト
    ンネル支保鋼組立用把持装置。
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