JP2990418B2 - 机 - Google Patents

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JP2990418B2
JP2990418B2 JP8228312A JP22831296A JP2990418B2 JP 2990418 B2 JP2990418 B2 JP 2990418B2 JP 8228312 A JP8228312 A JP 8228312A JP 22831296 A JP22831296 A JP 22831296A JP 2990418 B2 JP2990418 B2 JP 2990418B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天板の角度、高さ
等の調節、あるいは摺動等の各種調節機構を有する机に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、机上で行う作業の性質に合わ
せて天板の角度を調節したり、また、使用者の体格に合
わせて天板の高さを調節することが可能な机が、実用化
されている。しかしながら、それらは天板の調節を行う
際に、机を構成する各部材に設けられた位置決め穴と、
ボルト、ナット等の係合部材との取り外しを行い、異な
る位置決め穴同士を一致させて再び係合部材による固定
を行う等、その作業が煩雑であった。また、天板の角度
調節と高さ調節とで、異なる部位を別個に操作する必要
があり、そのための機構も複雑で操作性に難があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、新規な天板
の角度、高さの調節機構を含む各種調節機構を有する机
を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為の
本発明の請求項1に係る手段は、本体に対して独立した
天板を有する机であって、該天板の前後の一端部は、本
体に対する傾斜角度を変更可能なアームと回動自在に連
結し、他端部は、本体から上方に出没可能なリフターと
回動自在に連結しており、前記アームは、内筒部を備え
前記本体に固定される挟持部材により、前記アーム基端
部に形成された環状部を挟持し、該環状部および前記挟
持部材の内筒部を整列させた状態で、該環状部および該
内筒部が各々備える凹凸に、深浅2種類の凹凸を連続し
て形成したボスを摺動可能に係合させることで傾倒角度
を段階的に変更する簡易ラッチ機構を備え、前記リフタ
ーは、ハウジング内部に収納され該ハウジングからの突
出量を段階的に調節可能なプランジャーを有し、該プラ
ンジャーの本体から突出可能なブロックピンが、前 記プ
ランジャー本体に挿通されたロッドに押されて前記プラ
ンジャ本体から突出した位置で固定され、前記ロッドに
設けたスリット部がたわむことにより前記ブロックピン
が前記プランジャ本体に押し戻され、前記スリット部を
たわませるときの反作用で、前記ブロックピンには軽く
押し出される力が働き、前記ブロックピンを前記ハウジ
ングの貫通穴に形成された複数の凹部に対し浅く係合さ
せかつその係合を解除し若しくは突出状態に固定したも
のであることを特徴とする。
【0005】上記構成によると、天板は本体に対し、ア
ームおよびリフターを介して支持される。アームは本体
に対してその傾斜角度を変更可能であり、リフターは本
体に対する突出量を変更可能である。しかも、天板はア
ームおよびリフタと夫々回動自在に連結していることか
ら、アームおよびリフターの少なくとも一方を作動させ
ることにより、これらに支持される天板はその角度を自
由に変化させる。また、アームおよびリフターの作動量
を同調させると、天板は同一角度を維持したままその高
さのみを変化させる。
【0006】この際、前記アームの環状部の凹凸と前記
ボスの浅い凹凸とを係合させ、前記挟持部材の内筒部の
凹凸と前記ボスの深い凹凸とを係合させた状態では、該
浅い凹凸の凸部を、前記アームの環状部の凹凸がある程
度の抵抗を受けながら乗り越えることができる。すなわ
ち、前記アームに軸方向に対し回転させる力を加える
と、前記ボスの浅い凹凸と前記アームの環状部の凹凸と
の係合により、いわゆる簡易ラッチ機構が形成される。
よって、若干のクリック感およびクリック音を生じなが
ら、前記アームは前記ボスに対して正逆両方向の回転を
することが可能となる。また、前記ボスは、前記挟持部
材の内筒部の凹凸に対して深い凹凸を係合させているの
で、前記ボスと前記挟持部材とは互いに回転不能となっ
ている。しかも、前記挟持部材は前記本体に対して固定
されていることから、前記ボスの前記フレームに対する
回転は規制される。よって、前記アームのみが回転し、
その傾倒角度を段階的に変更することができる。
【0007】また、前記ボスを摺動させて、前記アーム
の環状部の凹凸と、前記挟持部材の内筒部の凹凸との双
方に対し前記ボスの深い凹凸を係合させた状態では、前
記ボスおよび前記アームの関係では、前記ボスの深い凹
凸と前記アームの凹凸とが噛み合うことから、アーム5
の回転が規制される。また、前記ボスの深い凹凸は前記
挟持部材の凹凸とも噛み合っていることから、前記ボス
も軸方向に対する回転が規制される。よって、前記アー
ムは前記本体に対して回転することが不可能となり、そ
の傾倒角度が固定される。すなわち、前記アームの傾倒
角度の変更を規制することができる。
【0008】さらに、前記リフターでは、前記ロッドに
よって前記ブロックピンの移動が阻止され、前記ハウジ
ングに対する前記プランジャーの移動にブロックがかか
った状態となる。また、前記ロッドのスリット部に前記
ブロックピンが面するときには、前記ブロックピンを前
記プランジャー本体内に押し戻す力が働くと、前記スリ
ット部がたわみ、前記ブロックピンは前記プランジャー
本体内に収納される。したがって、前記ブロックピンと
前記前記ハウジングの貫通穴に形成された凹部との係合
が解除される。
【0009】ところで、前記ブロックピンを前記プラン
ジャー本体に押し戻す際には、前記スリット部をたわま
せるので、このときの反作用で前記ブロックピンには軽
く押し出される力が働く。よって、前記ブロックピンは
常に前記プランジャー本体から突出しようとしており、
前記プランジャーを軸方向に移動させる際には、前記ブ
ロックピンと前記凹部との位置が一致する度に、前記ブ
ロックピンと前記凹部とは浅く係合し、かつ、その係合
を解除する現象を繰り返す。そして、この際に若干の抵
抗感を伴うことになる。この抵抗感が、操作者にとって
前記プランジャーの突出量を段階的に変更する際の目安
となる。
【0010】さらに、本発明の請求項に係る机は、前
記プランジャーの側面に、前記ハウジングの貫通穴に形
成された複数の凹部の設定ピッチと同一間隔に、複数の
環状溝を設けたことを特徴としている。この構成による
と、前記環状溝が前記ハウジングの上方に現れる数によ
り、前記ハウジングに対する前記プランジャーの突出量
を視覚的に知ることが可能となる。
【0011】また、本発明の請求項に係る手段は、本
体に対して独立した天板を有する机であって、該天板の
前後の一端部は、前記本体に対する傾斜角度を変更可能
なアームと回動自在に連結し、他端部は、前記本体から
上方に出没可能なリフターと回動自在に連結しており、
前記本体と前記天板との間に所定の空間を設け、前記天
板と前記アームとの連結点、および、前記天板と前記リ
フターとの連結点を、前記天板に対し前後に摺動可能と
したことを特徴としている。そして、本体と天板とを連
結するアームおよびリフターの天板との連結点を、該天
板に対し摺動可能とすれば、前記本体、前記アームおよ
び前記リフターの位置はそのままで、前記天板のみを前
後に摺動させることができる。そして、この天板の摺動
により、前記本体と前記天板との間に設けた空間を出没
させる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。
【0013】図2は、本発明の実施の形態に係る机の主
要部品を分解して示したものである。この図2に示され
る机は、サイドフレーム1およびハウジング2からなる
本体3と、天板4とを有する。そして、天板4の前端部
4aはアーム5で本体3と連結し、後端部4bはリフタ
ー6で本体3と連結することにより、天板4を本体3に
対して独立させている。アーム5は、後述するような角
度変更機構を有し、リフター6は、後述するような突出
量の調節機構を有している。そして、アーム5およびリ
フター6を動かすことによって、天板の高さおよび角度
を変更することができる。さらに、本体3には脚7を着
脱自在に固定することができる。
【0014】図1には、アーム5およびリフター6を用
いた天板4の昇降機構を示している。図1においては、
天板が可動範囲の最低位置にあるときの各部の様子を点
線で、また、天板が上昇したときの各部の様子を実線で
示している。図示のごとく、アーム5はその基端部5a
をサイドフレーム1に対して回動自在に設けている。ま
た、先端部5bに設けたスライド軸 501を、レール8の
先端に設けたスライド受け部9に連結している。スライ
ド受け部9はレール8に設けられ(図23参照)、スライ
ド軸 501を天板の前後方向(図1の左右方向)に摺動可
能にかつ回動可能に支持することができる。リフター6
は、ハウジング 601の部分をサイドフレーム1に固定し
ている。ハウジング 601から突出するプランジャー 602
には、回動軸 603が設けられている。この回動軸 603
は、レール8の後端部に設けられたヒンジ10と、回動可
能に連結している。天板4はレール8により下方から支
えられ、天板4とレール8とは一緒に昇降する。
【0015】天板4を高くする場合には、まずアーム5
の傾斜角度をより大きくする(点線で示す状態から実線
で示す状態へと動かす)。このとき、アーム5のスライ
ド軸501は、スライド受け部9により、後方へのスライ
ドを許容しながら回転する。次に、アーム5の先端部5
bに設けたスライド軸 501と、プランジャー 602の回動
軸 603とが同じ高さとなるように、リフター6のプラン
ジャー 602を突出させる(点線で示す状態から実線で示
す状態へ動かす)。すると、天板4は実線で示すように
上昇する。なお、アーム5およびリフター6の何れを先
に動かすことも可能である。また、アームおよびリフタ
ー6を夫々に異なる作動量を与えることにより、天板4
の前端部4aおよび後端部4bの何れか一方を他方より
も高くすることができるので、天板4の傾斜を自由に変
更することもできる。
【0016】図3には、本発明の実施の形態に係る机の
天板4が、昇降可能範囲の最低位置にある様子を示して
いる。また、図4には図3の状態から、リフター6の作
動量をアーム5の作動量より大きくすることにより、天
板4の前端部4aが低くなるよう傾斜をつけた状態を示
している。図5には図4の状態から、アーム5をリフタ
ー6と同じ作動量となるように調節し、高位置で天板4
を水平にした状態を示している。また、図示は省略する
が、アーム5の作動量をリフター6の作動量より大きく
すれば、天板4の後端部4bを前端部4aよりも低くす
ることも可能である。さらに、図6には、後述する天板
4のスライド機構により、天板4のみを前方(図6の右
方向)にスライドさせた様子を示している。以上のごと
く、本発明の実施の形態に係る机は、天板4の高さおよ
び角度の変更が自在であり、かつ天板4のスライドも可
能となっている。
【0017】ここで、上記机を構成する各部品の構造に
ついての説明を行う。
【0018】まず、図7〜図12に基づいて、アーム5の
傾斜角度の変更を可能とする機構についての説明を行
う。図7はアーム5と、アームの傾斜角度の変更機構を
示す図であり、図7(a)は、図7(b)のA−A線に
おける部分断面を示し、図7(b)は図7(a)のB−
B線における部分断面図を示している。また、図8はア
ーム単体を示す図であり、図8(a)は図8(b)のC
−C線における部分断面を、図8(b)は正面を夫々示
している。図9は、後述する挟持部材11の単体図であ
り、図9(a)は図9(b)のD−D線における断面
を、図9(b)は正面を示す図である。図10は、後述す
るアーム傾倒軸13の単体図であり、図10(a)はその側
面を、図10(b)は正面を示す図である。図11は、図7
(a)に示す傾斜角度の変更機構のみを示し、かつその
固定解除状態を示している。図12は同じく傾斜角度の変
更機構の角度固定状態を示している。
【0019】アーム5は、図8(b)に示すように、先
端部5bから基端部5aに向けて太くなっている。また
図8(a)に示すように、先端部5bから基端部5aに
向けて厚さが増している。そして、基端部5aには一定
の厚さを有し、正面が円形をなす環状部 502が形成され
ている。また、環状部502 に沿って幅方向に延びる壁面
504を有する。さらに環状部 502の内壁には、規則的に
連続する凹凸 503が形成されている。この凹凸 503は図
示のようなセレーションであることが望ましい。
【0020】アーム5の環状部 502は、両側から図9に
示す挟持部材11で挟持される。挟持部材11は、アーム5
の環状部 502と略同一径の内筒部 111を有する。この内
筒部111には、アーム5の凹凸 503と同様(凹凸のピッ
チおよび深さが同一)の凹凸112が形成されている。し
たがって、アーム5の環状部 502を挟持部材11で挟持す
ることにより、凹凸 503と凹凸 112とが連続することと
なる。また、挟持部材11は、後述のごとくアーム5を挟
持しながらその回転を許容するために、前端部11bは、
アーム5の環状部 502に沿って形成された壁面 504と略
同一径、もしくは、若干小径となるように形成されてい
る。
【0021】そして、挟持部材11でアーム5の環状部 5
02を挟持した状態で、アームの環状部 502および挟持部
材11の内筒部 111に対しボス12を嵌め込み、さらに後端
部11aの方向からサイドフレーム1に嵌め込み固定する
(図7参照)。このとき、サイドフレーム1に設けられ
た軸穴1b(図11参照)と、アームの環状部 502および
挟持部材の内筒部 111とが同軸状になるよう位置合わせ
する。
【0022】ボス12は、図7(b)に示すようにその外
周部に凹凸 121を有する。この凹凸121は、凹凸 503お
よび凹凸 112と合致するものである。ボス12の厚さは、
図11に示すように、その一端部を挟持部材11の最奥部に
位置させた状態で、他端部がアーム5の環状部 502にか
かるものとする。そして、この環状部 502にかかる部分
は、凹凸 121のうち凸部の大部分を削除し凹部を残し
た、浅い凹凸 122として形成する(その理由は後述す
る)。また、図7(b)に示すように、ボス12の中心に
は貫通穴 123を設けている。さらに貫通穴 123内には、
リブ 124に支持される筒体 125が形成されている。
【0023】ボス12の貫通穴 123には、図10に示す傾倒
軸13を挿通する。この傾倒軸13には、ボス12の筒体 125
およびリブ 124を避ける為の、貫通穴 131および切り欠
き 132が形成されている。切り欠き 132は、傾倒軸13の
一端から所定の深さまで設けられている。また、傾倒軸
13の両端部近傍には、環状溝 133が形成されている。こ
の傾倒軸13を貫通穴 123に挿通すると、ボス12のリブ 1
24が切り欠き132 内を自由に移動し、かつリブ 124が端
面 134に当接したときに、その移動が制限される。した
がって、ボス12と傾倒軸13とは、リブ 124と切り欠き 1
32との係合により、軸方向(図11の上下方向)の一定量
の動きは許容されるようになっている。しかしながら、
互いに回転方向の動きは規制される。さらに傾倒軸13
は、その両側から環状のストッパー14(図11)によっ
て、サイドフレーム1に対する位置決めがなされる。こ
のとき、図11に示すようにストッパー14の係止爪 141を
環状溝133に係合させ、軸方向の位置固定を行う。
【0024】図11に示すように、傾倒軸13の貫通穴 131
内に位置する、ボス12の筒体 125には、中心軸15を挿通
し、該中心軸15の両側からノブ16を嵌め込んでいる。こ
のとき、中心軸15はボス12に対し回動自在となってい
る。ところで、ノブ16はフランジ 161と筒部 162とから
なり、筒部 162は、傾倒軸13の貫通穴 131内を挿通自在
な外径を有する。また、筒部 162の端面はボス12の筒体
125と当接することにより、中心軸15、ノブ16およびボ
ス12を一体的に軸方向へと移動させることができる。前
述のごとく、ボス12のリブ 124は傾倒軸13の切り欠き 1
32内を移動可能であることから、ボス12、中心軸15およ
びノブ16は、傾倒軸13に対し軸方向に変位可能となって
いる。
【0025】以上の構成によると、各部材は以下のごと
く動作が規制されもしくは許容される。まず、サイドフ
レーム1に対する軸方向の変位については、アーム5、
挟持部材11、傾倒軸13および環状のストッパ14の各部材
が、その動作を規制される。しかしながら、ボス12、中
心軸15およびノブ16は、これらが一体となって軸方向に
変位することが許容される。また、サイドフレーム1に
対する軸回りの変位は、挟持部材11、ボス12、傾倒軸13
については、その動作が規制される。しかしながら、環
状のストッパ14、中心軸15およびノブ16については、軸
回りの変位が許容される。また、アーム5については、
後述する傾斜角度の固定解除状態でのみ、軸回りの変位
が許容される。
【0026】ここで、図11および図12に基づいて、アー
ム5の傾斜角度を変更する際の各部の動作を説明する。
【0027】まず、図11に示すアームの傾斜角度の変更
機構の固定解除状態では、ボス12はその一端部を挟持部
材11の最奥部に位置させており、他端部はアーム5の環
状部502にかかっている。さて、前述のごとくボス12の
環状部 502にかかる部分には、浅い凹凸 122が形成され
ている。この浅い凹凸 122と、環状部 502の凹凸 503が
係合した状態では、浅い凹凸 122の凸部(その大部分は
削除されている)を、凹凸 503の凸部がある程度の抵抗
を受けながら乗り越えることができる。すなわち、この
浅い凹凸 122と凹凸 503との係合により、いわゆる簡易
ラッチ機構が構成される。よって、アーム5に軸回りに
回転させる力を加えると、若干のクリック感およびクリ
ック音を生じながら、アーム5はボス12に対して正逆両
方向の回転をすることが可能となる。
【0028】このときのボス12および挟持部材11の関係
においては、お互いに完全な凹凸である凹凸 112と、凹
凸 121(以下、深い凹凸という)とが噛み合っているこ
とから、ボス12と挟持部材11とは相互回転不能となって
いる。しかも挟持部材11はサイドフレーム1に固定され
ているので、ボス12は軸回りの回転が規制される。よっ
て、アーム5のみが軸回りに回転し、その傾倒角度を段
階的に変更することが可能となる。
【0029】ところで、ボス12は前述のごとく軸方向の
変位が可能である。そこで、ノブ16に軸方向の力を加え
て、ボス12を軸方向(図11の上から下に向かう方向)に
変位させると、図12に示すアームの傾斜角度の固定状態
となる。このとき、ボスの浅い凹凸 122はアーム5の凹
凸 503に案内されて、隣接する挟持部材11の凹凸 112と
噛み合う。また、ボスの深い凹凸 121は、挟持部材11の
凹凸 112およびアーム5の凹凸 503の双方に跨って噛み
合う。このとき、ボス12およびアーム5の関係では、深
い凹凸 121と、同様に深い凹凸である凹凸 503とが噛み
合うことから、アーム5の回転が規制される。また、深
い凹凸 121は挟持部材11の凹凸 112とも噛み合っている
ことから、ボス12も軸回りの回転が規制される。よっ
て、アーム5はサイドフレーム1に対して回転すること
が不可能となり、その傾倒角度が固定される。
【0030】ここで、ノブ16に対し先程とは逆方向(図
12の下から上に向かう方向)の力を加えて、ボス12を図
11に示す位置まで移動させると、再びアームの傾斜角度
の固定解除状態となり、アーム5の傾倒角度を自由に変
更することができる。なお、上記傾斜角度の変更機構に
おいては、ボス12の浅い凹凸 122とアーム5の凹凸 503
との係合により簡易ラッチ機構が形成されることから、
アーム5の傾倒角度を段階的に変更することが可能とな
る。また、1段当りの傾倒角度は、上記各凹凸のピッチ
によって決定されるものであり、例えば周回りに 100個
の凹凸を形成すれば、1段につき3.6 °のピッチで傾倒
角度を変更することができる。
【0031】上記構成をなすアームの傾斜角度の変更機
構の構成をまとめると、以下のようになる。アーム5の
基端部に形成された環状部 502(凹凸 503を有する)
を、挟持部材11で挟持する。そして、挟持部材11をサイ
ドフレーム1に固定する。挟持部材11は、凹凸 503と同
様の凹凸 112を有する。さらに、これら凹凸 503および
凹凸 112の双方にまたがるように、ボス12を係合させ
る。ボス12は深い凹凸 121と浅い凹凸 122とを有し、ア
ーム5の凹凸 503に対し浅い凹凸 122のみが係合してい
るときには、簡易ラッチ機構を構成する。この簡易ラッ
チ機構により、アーム5はサイドフレーム1に対する傾
倒角度を段階的に変更することができる。よって、天板
4の前端部4a(図1参照)の高さ調整を行うことが可
能となる。
【0032】また、アーム5および挟持部材11に対し、
ボス12を軸方向に変位させると、アーム5の凹凸 503に
対し、ボス12の深い凹凸 121が係合する。このときは、
ボス12に対するアーム5の軸方向の回転が規制される。
また、深い凹凸 121は挟持部材11の凹凸 112とも噛み合
っていることから、ボス12も挟持部材11によって軸方向
の回転が規制される。したがって、サイドフレーム1に
対するアーム5の傾倒角度の変更は不可能となる。この
状態のときは、天板4の前端部4a(図1参照)の高さ
は固定される。
【0033】また、アーム5および挟持部材11に対し、
ボス12を軸方向に変位させるために、中心軸15およびノ
ブ16が設けられており、ボス12、中心軸15およびノブ16
は軸方向に一体移動が可能となっている。ノブ16はボス
12の両側に位置し、サイドフレーム1の外部に突出して
いる。よって、一方のノブ16を押圧することにより、ボ
ス12にその力が伝わり、ボス12を軸方向に移動すること
ができる。すなわち、ノブ16を押圧するという作業のみ
によって、アームの傾倒角度の変更が可能な状態とし、
かつ変更角度の変更を行った後に、その位置で固定を行
うことが可能となる。したがって、天板4の前端部4a
(図1参照)の高さ調整が容易となる。しかも、前述の
簡易ラッチ機構により、サイドフレーム1に対するアー
ム5の傾倒角度を段階的に変更することができるので、
傾倒角度の決定も容易となる。よって、天板4の後端部
4bを支持するリフター6と共にその作動量を調節し、
天板4の角度および高さを調節する作業を容易に行うこ
とができる。
【0034】次に、図13ないし図17に基づいて、リフタ
ー6の構造についての説明を行う。図13は、リフター6
の内部構造を示す断面摸式図である。図14はリフター6
から突出するプランジャー 602の構成部品を示す単体図
である。そして、図14(b)にはプランジャー本体 604
の正面および部分断面を、図14(a)にはプランジャー
本体 604の上面を示している。また、図14(e)にはロ
ッド 605の正面を示し、図14(c)、(d)および
(f)にはロッド 605の各部断面を示し、図14(g)に
はロッド 605の下面を示している。図15はハウジング 6
01の単体図を示しており、図15(b)はその正面および
部分断面を、図15(a)はその上面を示している。ま
た、図15(c)には、図15(b)のH−H線における断
面を示している。さらに、図16にはリフター6の作動時
の内部の様子を示しており、図17にはリフター6および
天板4の連結点における様子を示している。
【0035】リフター6は、図13に示すように、ハウジ
ング 601の内部に収納され、その突出量を調節すること
が可能なプランジャー 602を有する。このプランジャー
602は、図14(a)、(b)に示すプランジャー本体 6
04と、図14(c)〜(g)に示すロッド 605とからな
る。
【0036】プランジャー本体 604は、図14(b)に示
すように、その側面に一定間隔の環状溝 606を複数設け
ている。また、中心にはロッド 605を挿通可能な貫通穴
607が形成されている。さらに、ハウジング 601に対し
プランジャー本体 604の回転止めを行う一対のピン 608
と、ハウジング 601に対し軸方向(図13の上下方向)の
位置固定を行う一対のブロックピン 609とが、プランジ
ャー本体 604から出没自在に設けられている。ブロック
ピン 609の内端面 609aは略平面であるが、外端面 609
bは、後述する理由により円錐状に形成されている。ま
た、図14(a)(b)に示すように、プランジャー本体
604には、ヒンジ10(図1、図17参照)と係合するため
の回動軸 603が設けられている。
【0037】図14(e)に示すように、ロッド 605は樹
脂等弾性変形可能な材料からなり、その上端部にノブ 6
10を有する。また、下端部にはスリットを形成し二股に
分割した部分(以下スリット部と称す) 611を形成して
いる。また、ロッド 605の各部断面形状は、E−E線に
おいては図14(c)に示すような円形をなし、F−F線
においては図14(d)に示すような十字型をなし、G−
G線においては図14(f)に示すような薄肉のスリット
部 611を形成している。さらに、スリット部 611の下端
には、フランジ 612が形成されている。ノブ 610の下端
からフランジ 612までの長さは、プランジャー本体 604
よりも若干長めに設定する。
【0038】ハウジング 601は、図15(a)に示すよう
に、プランジャー本体 604を挿通可能な貫通穴 613を有
する。貫通穴 613の内壁には、プランジャー本体 604か
ら突出可能なピン 608と係合して、プランジャー本体に
対する回り止めを行うリブ 614を、軸方向に設けてい
る。また、貫通穴 613の内壁には、プランジャー本体 6
04から突出可能なブロックピン 609と係合し、プランジ
ャー本体 604に対する軸方向の位置固定を行う凹部 615
が、複数形成されている。ハウジング 601の下方には着
脱自在なエンドキャップ 616を取付け、貫通穴 613をふ
さいでいる。さらに、ハウジング 601の上端部には、後
述する理由によりフランジ 600が形成されている。
【0039】これら図14、図15に示す各部品を組み合わ
せることにより、図13に示すリフター6が構成される。
ところで、図13に示すリフター6は、各部品を図14およ
び図15に示す単体図に比して簡略化して示している。図
13のごとく、ハウジング 601の貫通穴 613にプランジャ
ー本体 604が挿通される。また、プランジャー本体 604
の貫通穴 607に、ロッド 605が挿通されている。さら
に、エンドキャップ 616とプランジャー本体 604との間
には、コイルスプリング17を配置している。コイルスプ
リング17の巻き径は、貫通穴 613内に挿通可能であり、
かつ、ロッド 605の下端部に設けられたフランジ 612
を、その内部に挿通可能な値に設定する。なお、コイル
スプリング17の役割は、プランジャー本体 604がハウジ
ング 601に対して下方に位置するときに、プランジャー
本体 604に対し補助的な上昇力を与えることにある。ま
た、プランジャー本体 604がハウジング 601に対して比
較的上方に位置する状態から下降させる際に、ロッド 6
05下端のフランジ 612とエンドキャップ 616とが衝突す
ることを避ける為のクッションとなる。
【0040】前述のごとく、ロッド 605のノブ 610から
フランジ 612までの長さは、プランジャー本体 604より
も若干長めとなっている。よって、図13に示すようにノ
ブ 610をプランジャー本体 604の上端面に当接させる
と、プランジャー本体 604の下端面とフランジ 612との
間には、間隔Xが生ずる。また、ロッド 605を持ち上げ
ると、フランジ 612が抜け止めとなり、プランジャー本
体 604の下端面にフランジ 612が当接すると共に、ノブ
610とプランジャー本体 604の上端面との間に、間隔X
が生ずるようになっている。すなわち、ロッド 605はプ
ランジャー本体 604 に対してXのストローク量を有す
ることになる。
【0041】ロッド 605が、プランジャー本体 604に対
するストロークXの下端に位置するときには、ブロック
ピン 609の内端面 609aは、ロッド 605のスリット部 6
11よりも上部に面する。この状態では、ブロックピン 6
09はその内端面 609aがロッド 605に押され、外端面 6
09bがプランジャー本体 604から突出する位置で固定さ
れる。そして外端面 609bは、ハウジング 601の貫通穴
613に形成された凹部615に係合する。このとき、ブロ
ックピン 609をプランジャー本体 604内に押し戻す力が
働いたとしても、ロッド 605によってブロックピン 609
の移動が阻止される。すなわち、ハウジング 601に対す
プランジャー本体 604の移動にブロックがかかった状
態となり、プランジャー 602はハウジング 601に対する
軸方向の位置固定がなされる。
【0042】ところが、ロッド 605をプランジャー本体
604に対するストロークXの上端に移動させた場合に
は、ロッド 605のスリット部 611がブロックピン 609の
内端面609aに面する。スリット部 611は肉厚が薄くな
っているので、容易にたわむことができる。よって、ブ
ロックピン 609をプランジャー本体 604内に押し戻す力
が働いたときには、スリット部 611がたわみ、ブロック
ピン 609の外端面 609bがプランジャー本体 604内に収
納される。すなわち、ブロックピン 609の外端面609b
と凹部 615との係合が解除され、ハウジング 601に対す
るブロックが解除された状態となる。よって、プランジ
ャー 602はハウジング 601に対して軸方向に変位するこ
とが可能となる。
【0043】ここでさらに、図16に基づいて、リフター
6のプランジャー 602の突出量を変更する際の各部の動
作を説明する。
【0044】図16(a)には、ハウジング 601に対する
プランジャー 602の突出量が最小で、かつプランジャー
の軸方向(図の上下方向)の位置が固定さているとき
の、リフター内部の様子を示している。図示のごとく、
プランジャー本体 604から突出するブロックピン 609
は、ハウジング 601に形成された凹部 615のうち、最も
下段に位置するものと係合している。また、ロッド 605
がプランジャー本体 604に対するストロークの下端に位
置し、プランジャー本体 604の下端面とフランジ 612と
の間には、間隔Xが生じている。ブロックピン 609はロ
ッド 605により突出した位置で固定される。また、コイ
ルスプリング17は最も縮んだ状態である。
【0045】この状態でプランジャー 602に軸方向の力
(上方へ引き上げる力)を加えると、ブロックピン 609
と係合中の凹部 615との位置が上下に若干ずれる。この
とき、ブロックピン 609の外端面 609bは円錐状に形成
されていることから、外端面609bが凹部 615の側壁に
押され、ブロックピン 609をロッド 605内に押し戻す力
が生ずる。しかしながら、ロッド 605がプランジャー本
体 604に対するストロークの下端に位置しているので、
ブロックピン 609はロッド 605によりその移動が阻止さ
れる。よって、ブロックピン 609と凹部 615との係合を
解除することができず、ハウジング 601に対してプラン
ジャー 602を軸方向に変位させることもできない。
【0046】ここで、図16(b)に示すようにノブ 610
を引き上げ、ロッド 605をプランジャー本体 604に対す
るストロークXの上端に移動させると、ブロックピン 6
09の内端面 609aがスリット部 611に面し、ブロックピ
ン 609の移動は、スリット部611を変形させることによ
り可能となる。この状態で、プランジャー 602に軸方向
の力(上方へ引き上げる力)を加えると、スリット部 6
11は、前述のブロックピン 609をプランジャー本体 604
内に押し戻す力に負けてたわみ、ブロックピン609はプ
ランジャー本体 604に押し戻される。よって、ブロック
ピン 609と凹部615との係合が解除され、プランジャー
602がハウジング 601に対して軸方向の変位をし得る状
態となる。
【0047】ところで、ブロックピン 609をプランジャ
ー本体 604に押し戻す際には、スリット部 611をたわま
せるので、このときの反作用でブロックピン 609には軽
く押し出される力が働く。よって、ブロックピン 609は
常にプランジャー本体 604から突出しようとしており、
プランジャー 602を軸方向に移動させる際には、ブロッ
クピン 609と凹部 615との位置が一致する度に、ブロッ
クピン 609と凹部 615とは浅く係合し、かつ、その係合
を解除する現象を繰り返す。そして、この際に若干の抵
抗感を伴うことになる。この抵抗感が、操作者にとって
プランジャー 602の突出量を段階的に変更する際の目安
となる。
【0048】さて、図16(b)に示されるように、ブロ
ックピン 609と凹部 615との係合を解除した状態でプラ
ンジャー 602を引き上げる。プランジャ 602の上昇時に
は、コイルスプリング17の弾性力がそれを補助する。そ
して、図16(c)に示す所望の突出量とした時点で、図
16(d)に示されるように、再びノブ 610をプランジャ
ー本体 604に対して押し下げ、ロッド 605をプランジャ
ー本体 604に対するストロークの下端に移動させる。す
ると、ブロックピン 609の内端面 609aは、ロッド 605
のスリット部 611から外れた部分に面し、ブロックピン
609はプランジャー本体 604の表面から突出する位置に
固定される。そして、ブロックピン 609は所望の凹部 6
15と係合し、ハウジング 601に対する軸方向の位置固定
がなされる。
【0049】ところで、図14で説明したように、プラン
ジャー本体 604にはその側面に一定間隔の環状溝 606を
複数設けている。この環状溝 606の設定ピッチは、ハウ
ジング 601に設けられた凹部 615の設定ピッチと略同一
としている。そして、図13に示すように、ハウジング 6
01の上方には環状溝 606が現れる。この現れた環状溝60
6の数から、ハウジング 601に対するプランジャー 602
の突出量を視覚的に知ることができる。図示の例では、
ブロックピン 609が最下段の凹部 615に係合していると
きには、ハウジング 601の上方に現れる環状溝 606の数
は零であり、ブロックピン 609が下から3番目の凹部 6
15に係合すると、ハウジング 601の上方に現れる環状溝
606の数は2となる。このように、環状溝 606の数によ
り、プランジャー 602が何段目に位置しているのかとい
うことを把握することができる。
【0050】以上の構造を有するリフター6を、図1お
よび図2に示すように、サイドフレーム1の後端部近傍
に設けられた貫通穴1aに嵌め込む。そして、ハウジン
グ 601のフランジ 600をサイドフレーム1の上面に密着
させて、上下方向の位置決めを行い、サイドフレーム1
に対する固定を行う。
【0051】また、天板4に対しては、リフター6のプ
ランジャ 602に固定された回動軸 603を、天板4の後端
部に位置するヒンジ10と係合させている。この、天板4
とリフター6との連結点の様子を、図1および図17に基
づいて説明する。図1に示すように、ヒンジ10はレール
8の後端部に設けられている。また、図17に示すように
ヒンジ10は二股のアーム 101を有し、その間にリフター
6を通している。アーム 101には、回動軸 603と係合す
るための切り欠き 102が設けられている。この切り欠き
102は、アーム 101の対向面および下面で開口するもの
である。そして、ヒンジ10を回動軸 603に対して上方か
ら被せ、回動軸 603を切り欠き 102に嵌め込む。この状
態で切り欠き 102が回動軸 603に対して摺動可能となっ
ているので、切り欠き 102は回動軸 603の軸受として機
能する。さらに、二股のアーム 101の先端を結ぶよう
に、略U字状の抜け止めピン18を差し込み、かつ、回動
軸 603の下方を通るように切り欠き 102を貫通させる。
この止めピン18が、切り欠き102に対する回動軸 603の
抜け止めとなる。
【0052】上記構成をなすリフター6の構成をまとめ
ると、以下のようになる。リフター6は、ハウジング 6
01からの突出量を調節することが可能なプランジャーを
有する。また、プランジャー 602は、中心部にロッド 6
05を挿通している。そして、ロッド 605をプランジャー
本体 604に対して上下動させることにより、プランジャ
ー本体 604に対するブロックピン 609の突出位置での固
定、および固定解除を行う。
【0053】このとき、ロッド 605をプランジャー本体
604に対して下降させると、ブロックピン 609の内端面
609aは、ロッド 605のスリット部 611より上部に面
し、ロッド 605によって、ブロックピン 609が突出した
状態で位置固定される。ブロックピン 609がプランジャ
ー本体 604から突出することにより、ハウジング 601に
形成された複数の凹部 615のいずれかと係合し、ハウジ
ング 601に対するプランジャー本体 604の位置固定を行
う。ロッド 605をプランジャー本体 604に対して上昇さ
せると、ブロックピンの内端面 609aは、ロッド 605の
スリット部 611に面し、該スリット部 611をたわませる
ことによって、ブロックピン 609をプランジャー本体 6
04内に収納することができる。すると、軸方向の位置固
定が解除され、ハウジング 601に対するプランジャー 6
02の突出量の変更が可能となる。
【0054】また、スリット部 611をたわませるときの
反作用で、ブロックピン 609には軽く押し出される力が
働く。よって、プランジャー 602を軸方向に移動させる
際には、ブロックピン 609と凹部 615との位置が一致す
る度に、ブロックピン 609と凹部 615とは浅く係合し、
かつ、その係合を解除する現象を繰り返す。そして、こ
の際に生ずる抵抗感が、操作者にとってプランジャー 6
02の突出量を段階的に変更する際の目安となり、プラン
ジャー 602の突出量の決定が容易となる。また、プラン
ジャー本体 604の側面に一定間隔で設けた環状溝 606が
ハウジング 601の上方に現れる数により、ハウジング 6
01に対するプランジャー 602の突出量を視覚的に知るこ
とも可能となり、プランジャー 602の突出量の決定がさ
らに容易となる。
【0055】ハウジング 601は、サイドフレーム1の貫
通穴1aに嵌め込まれる。リフター6のプランジャ 602
に固定された回動軸 603は、天板4の後端部に位置する
ヒンジ10と係合する。また、ヒンジ10は回動軸 603に対
して回動自在に連結している。そして、プランジャ 602
の突出量を変更することにより、天板4の後端部4b
(図1参照)の高さ調整を行うことができる。また、天
板4の前端部4aを支持するアーム5と共にその作動量
を調節することにより、天板4の角度および高さの調節
作業を容易に行うことができる。
【0056】次に、角度および高さ調整が自在な天板4
と共に使用され、本体3に対して高さの変更が容易な周
辺機器を、図18に例示して説明する。図18には、天板を
より広くするための拡張天板19、書類ホルダー20、ブッ
クホルダー21、電話台22、コンピュータ台23、電気スタ
ンド24等が図示されている。
【0057】図19には、電話台22の高さ調整を可能とす
る構造が示されている。図2にも示されているが、机の
本体3の後端部には、複数の開口25が形成されており、
それぞれにキャップ26が嵌め込まれている。キャップ26
は樹脂等からなり、筒状部26aの一端部にフランジ26b
を設けたものである。この筒状部26aには、パイプ27を
嵌め込むことができる。パイプ27には、複数の穴 271が
形成されており、ストッパー28を穴 271に係合させて嵌
め込むことができる。パイプ27に対するストッパー28の
位置を変更すると、本体3に対するパイプ27の突出量を
変更することができる。このパイプ27の先端に、電話台
22との連結アーム29を嵌め込むことにより、電話台22の
高さ調整を行うことかできる。
【0058】ここで、図20および図21に基づいて、周辺
機器の高さ調整構造を説明する。図20には、前記パイプ
27およびストッパー28を示している。ストッパー28は、
図21に示すように、第1部材29および第2部材30からな
るものである。ところで図21(a)は第1部材29の上面
を、図21(b)は第1部材29の縦断面を示しており、図
21(c)は第2部材30の上面を、図21(d)は第2部材
30の側面を示している。これらの図からわかるように、
第1部材29および第2部材30は、双方を合体させること
により円筒形を形成することが可能なものである。第2
部材30にはパイプ27を挿通する為の縦穴30aが形成され
ている。また、後述するピン29aを挿通する為の横穴30
b、30cが、縦穴30aと直交するように設けられてい
る。第1部材29には、ピン29aが設けられている。ピン
29aは、第2部材30と合体することにより横穴30b、30
cと係合し、かつ穴30aを貫通するものである。
【0059】図20に示すようにパイプ27に対してストッ
パー28を固定する際には、まず、第2部材30の縦穴30a
にパイプ27を挿通し、パイプの穴 271と第2部材30の横
穴30b、30cとを一致させる。そして、第1部材29のピ
ン29aを第1部材の横穴30bに合わせ、第2部材30と合
体させる。すると、ピン29aがパイプ27の穴 271を貫通
し、第2部材30の横穴30cに達する。このようにして、
ストッパー28はパイプ27に対して位置固定される。ま
た、パイプ27に対しストッパー28の位置を変更すること
も容易である。そしてストッパー28を固定したパイプ27
を、キャップ26の筒状部26aに落とし込むことにより、
ストッパー28の下面が本体3の上面に当接し、上下方向
の位置決めがなされる。
【0060】したがって、パイプ27に対するストッパー
28の位置を変更することにより、電話台22等の高さ調節
を容易に行うことができる。尚、その他の周辺機器につ
いても同様の高さ調整構造を有しており、机の本体3に
対する突出量を調節することができる。そして、これら
の高さの調節を、天板4の角度または高さを変更すると
同時に行うことにより、天板と各種周辺機器との位置関
係を最適に保つことができる。
【0061】次に、図22および図23に基づいて、天板4
のスライド機構についての説明を行う。図6に示したよ
うに、本発明の実施の形態に係る机は、天板4のみを前
方にスライドさせることができる。図22には、この天板
4のスライドを可能とする為のスライド機構の透視図を
示している。スライド機構は、天板4、レール8、ガイ
ド31、ロック部材32からなる。このなかで、斜線で示す
ガイド31およびロック部材32は、天板4の下面に直接固
定されている。また、前述のごとくレール8の後端部に
はヒンジ10が設けられ、ヒンジ10とリフター6の回動軸
603とが連結している。また、レール8にはスライド受
け部9が設けられ、このスライド受け部9とアーム5の
スライド軸 501とが連結している(図1参照)。すなわ
ち、天板4とアーム5との連結点をレール8後端部のヒ
ンジ10に設置し、かつ、天板4とリフター6との連結点
をレール8に設けられたスライド受け部9に設置するこ
とにより、レール8はアーム5およびリフター6を介し
て、本体3に対して取付けられる。
【0062】ところで、天板4に固定されたガイド31
は、レール8に対して摺動自在に係合している。また、
ロック部材32は、天板4がスライドしていない状態で、
レール8の先端を覆うことができる位置に設けられてい
る。そして、本体3に取付けられたレール8に対し、天
板4、ガイド31およびロック部材32がスライドする。こ
のように、天板4をレール8に対して摺動自在とするこ
とによって、本体3、アーム5およびリフター6の位置
はそのままで、天板4のみを前後に摺動させることがで
きる。ところで、ロック部材32は、後述するように天板
4をレール8に対して位置固定するものであり、天板4
の不用意なスライドを防ぐ役割を果たすものである。
【0063】図23には、レール8の先端部とロック部材
32とを下方から見た状態を示している。ロック部材32に
は、ノブ33が上下動可能に設けられている。ノブ33は、
図24、図25に示すような係合部33aを、ロック部材32の
内側に突出させている。係合部33aは略円筒状をなし、
図23に示すように上下方向の切り欠きを有する。また、
係合部33aの端部にはフランジ33bが形成されている。
この係合部33aの材質は樹脂等の変形可能な材料が適し
ている。さらに、図24、図25に示すように、係合部33a
には外側に突出する爪33cが設けられており、後述する
受け部 801に対し係合部33aを圧入すると共に、爪33c
がロック部材32の円端部32aに係合し、抜け止めがなさ
れる。
【0064】レール8の先端部には、ノブ33の係合部33
aを圧入することが可能な受け部 801が形成されてい
る。また、受け部 801には係合穴 801aが形成されてい
る。前述のごとく、係合部33aには切り欠きが形成され
ているので、係合部33aを受け部 801に圧入すると、係
合部33aは切り欠きの間隔をせばめるようにして変形す
る。そして、該変形により発生する弾性復帰力により、
フランジ33bが受け部 801の壁面に密着し、かつ、フラ
ンジ33bの一部分が係合穴 801aにはまり込み、抜け止
めがなされる。ノブ33を適当な力で下方に引っ張ると、
爪33cおよび円端部32aの係合、フランジ33bおよび係
合穴 801aの係合が夫々解除され、フランジ33bがロッ
ク部材32に密着する位置まで、ノブ33を引き下げること
ができる。また、ノブ33とレール8の受け部 801とは、
天板4がレール8に対してスライドしていない時に、そ
の位置が一致するようになっており、受け部 801にノブ
33の係合部33aを係合させることにより、天板の不用意
なスライドを防ぐ。
【0065】ところで、本発明の実施の形態に係る机
は、図2に示すサイドフレーム1とハウジング2とで囲
まれる部分に空間が形成される。前述のごとく天板4を
スライドさせると、該空間が現れる。なお、該空間には
机上で使用する電気機器等の配線を収納することができ
る。
【0066】上記構成をまとめると、以下のようにな
る。本体3と天板4とを連結するアーム5およびリフタ
ー6の、天板4との連結点(ヒンジ10と回動軸 603、お
よび、スライド受け部9とスライド軸 501)をレール8
の側に設け、天板4に対し摺動可能とする。そして、本
体3、アーム5およびリフター6の位置はそのままで、
天板4のみを前後に摺動可能とする。本体3は、サイド
フレーム1とハウジング2とで形成され、これらで囲ま
れる部分が空間として形成されており、該空間を天板4
の摺動により外部に対し出没させることができる。よっ
て、天板4の下に位置する空間を有効活用することがで
きる。また、天板4がスライドしていないときには、レ
ール8の先端に形成した受け部 801と、天板4の下面に
固定されたロック部材のノブ33とが係合し、天板4の不
用意なスライドを防止することができる。
【0067】次に、図26および図27を用いて、本体3に
対して脚7を着脱自在に固定する構造についての説明を
行う。サイドフレーム1内部には、図26に示す挟持部材
34、35を嵌め込む。そして、挟持部材34、35を介して、
脚7をサイドフレーム1に固定することができる。
【0068】図27に示すように、挟持部材34、35は所定
角度で傾倒する切り欠き34a、35aが形成されており、
切り欠き34a、35aの傾倒角度によって、脚7の取付角
度が決定される。組立時には、この切り欠き34a、35a
を向かい合わせるようにしてサイドフレーム1内に嵌め
込み、切り欠き34a、35aによって形成される空間に脚
7の上端部を差し込む。当然ながら、脚7の先端部は切
り欠き34a、35aと対応した形状を有し、サイドフレー
ム1には、脚7を挿通することが可能な開口を有する。
そして、ねじ等の係合部材36でサイドフレーム1と共に
挟持部材34、35を締め付け、脚7の先端部を挟持するこ
とにより固定を行う。なお、脚7に代えて、図27に示す
平板状の金具37を有する台(複数段の引き出しを有する
箱等)を用いることも可能である。この場合には、金具
37を挟持部材34、35の対向面(図27に斜線で示す部分)
で挟持する。
【0069】このように、本体3は脚7のみならず、引
き出しを有する箱等さまざまなものと組み合わせること
ができるので、用途に応じて最適な机を提供することが
可能となる。なお、脚7には図26に示すようにカバー38
を取付けることができる。そして、このカバー38の内部
に、机上で使用する電気機器等の配線を通すことが可能
である。そして、このカバー38から床面に直接配線を案
内することにより、机の周辺部における煩雑な電気配線
の露出を防止することができる。
【0070】
【発明の効果】本発明はこのように構成したので、以下
のような効果を有する。まず、本発明の請求項1に係る
机においては、本体に対してその傾斜角度を変更可能な
アームと、本体に対する突出量を変更可能なリフターと
で、天板を支持する。そして、アームおよびリフターの
少なくとも一方を作動させることにより、これらに支持
される天板はその角度を変化させる。この際、天板の前
端面を後端面よりも低くしたり、その逆に前端面を後端
面よりも高くすることも可能となる。また、アームおよ
びリフターの作動量を同調させると、天板は同一角度を
維持したままその高さのみを変化させることができる。
このように、天板の角度および高さを自由に変化させる
ことが可能であり、机上で行う作業の性質に合わせた調
節を容易に行うことができる。
【0071】しかも、前記アームは簡易ラッチ機構によ
り前記アームが回転して傾倒角度を段階的に変更し、又
は角度変更を阻止することができる。よって、天板の角
度および高さを自由に変化させることが可能となり、机
上で行う作業の性質に合わせた調節を容易に行うことが
できる。また、前記リフターのプランジャーを軸方向に
移動させる際に、前記ブロックピンと前記凹部との位置
が一致する度に、前記ブロックピンと前記凹部とは浅く
係合し、かつ、その係合を解除する現象を繰り返す。そ
して、この際に若干の抵抗感を伴うことになる。この抵
抗感が、操作者にとってプランジャーの突出量を段階的
に変更する際の目安となる。したがって、机上で行う作
業の性質に合わせた調節を容易に行うことができる。
【0072】さらに、本発明の請求項に係る机による
と、前記環状溝が前記ハウジングの上方に現れる数によ
り、前記ハウジングに対する前記プランジャーの突出量
を視覚的に知ることも可能となり、前記リフターの突出
量を視覚的にも知ることができる。よって、机上で行う
作業の性質に合わせた調節を容易に行うことができる。
【0073】加えて、本発明の請求項に係る机におい
ては、本体と天板とを連結するアームおよびリフターの
天板との連結点を、該天板に対し摺動可能とすることに
より、本体、アームおよびリフターの位置はそのまま
で、天板のみを前後に摺動させることができる。そし
て、本体と天板との間に設けた空間をこの天板の摺動に
より外部に対し出没させ、該空間を有効活用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る机の、アームおよび
リフターを用いた天板の昇降機構を示す摸式図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る机の主要部品を分解
して示した摸式図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る机の天板が、昇降可
能範囲の最低位置にある様子を示す摸式図である。
【図4】図3に示す机の天板の角度を変更した様子を示
す摸式図である。
【図5】図4に示す机の天板の角度を変更し、水平にし
た様子を示す摸式図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る机の天板をスライド
させた様子を示す摸式図である。
【図7】図1に示すアームの傾斜角度の変更機構を示す
ものであり、(a)は、(b)のA−A線における部分
断面を、(b)は(a)のB−B線における部分断面を
示す図である。
【図8】図7に示すアームを示しており、(a)は
(b)のC−C線における部分断面を、(b)はアーム
の正面を示す図である。
【図9】図7に示す挟持部材を示しており、(a)は
(b)のD−D線における断面を、(b)は挟持部材の
正面を示す図である。
【図10】図7に示すアーム傾倒軸を示しており、
(a)はその側面を、(b)は正面を示す図である。
【図11】図7に示すアームの傾斜角度の変更機構にお
ける固定解除状態を示す断面図である。
【図12】図7に示すアームの傾斜角度の変更機構にお
ける角度固定状態を示す断面図である。
【図13】図1に示すリフターの内部構造を示す断面摸
式図である。
【図14】図13に示すプランジャーの構成部品を示す
図であり、(b)にはプランジャー本体の正面および部
分断面を、(a)にはプランジャー本体の上面を示して
おり、(e)にはロッドの正面を、図14(c)、(d)
および(f)には(e)に示すロッドの各部断面を、
(g)にはロッドの下面を示している。
【図15】図 13に示すリフターのハウジングを示して
おり、(b)はその正面および部分断面を、(a)はそ
の上面を示し、(c)は(b)のH−H線における断面
を示す図である。
【図16】図13に示すリフターの作動時の内部の様子
を示す断面図である。
【図17】リフターおよび天板の連結点における様子を
示す斜視図である。
【図18】本発明の実施の形態に係る机および該机と共
に用いられる周辺機器を示す斜視図である。
【図19】図18に示す電話台の高さ調整を可能とする
構造を示す斜視図である。
【図20】図19に示すパイプおよびストッパーの斜視
図である。
【図21】図20に示すストッパーを構成する第1部材
および第2部材を示しており、(a)は第1部材の上面
を、(b)は第1部材の縦断面を示し、(c)は第2部
材の上面を、(d)は第2部材の側面を示す図である。
【図22】本発明の実施の形態に係る机の、天板のスラ
イド機構を示す透視図である。
【図23】図22に示すレールの先端部とロック部材と
を示す斜視図である。
【図24】図23のJ−J線における断面図である。
【図25】図23のK−K線における断面図である。
【図26】本発明の実施の形態に係る机の、脚を固定す
るための構造を示す摸式図である。
【図27】図26に示す脚の挟持部材を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 サイドフレーム 3 本体 4 天板 4a 前端部 4b 後端部 5 アーム 501 スライド軸 6 リフター 603 回動軸 8 レール 9 スライド受け部 10 ヒンジ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に対して独立した天板を有する机で
    あって、該天板の前後の一端部は、本体に対する傾斜角
    度を変更可能なアームと回動自在に連結し、他端部は、
    本体から上方に出没可能なリフターと回動自在に連結し
    ており、前記アームは、内筒部を備え前記本体に固定さ
    れる挟持部材により、前記アーム基端部に形成された環
    状部を挟持し、該環状部および前記挟持部材の内筒部を
    整列させた状態で、該環状部および該内筒部が各々備え
    る凹凸に、深浅2種類の凹凸を連続して形成したボスを
    摺動可能に係合させることで傾倒角度を段階的に変更す
    る簡易ラッチ機構を備え、前記リフターは、ハウジング
    内部に収納され該ハウジングからの突出量を段階的に調
    節可能なプランジャーを有し、該プランジャーの本体か
    ら突出可能なブロックピンが、前記プランジャー本体に
    挿通されたロッドに押されて前記プランジャ本体から突
    出した位置で固定され、前記ロッドに設けたスリット部
    がたわむことにより前記ブロックピンが前記プランジャ
    本体に押し戻され、前記スリット部をたわませるときの
    反作用で、前記ブロックピンには軽く押し出される力が
    働き、前記ブロックピンを前記ハウジングの貫通穴に形
    成された複数の凹部に対し浅く係合させかつその係合を
    解除し若しくは突出状態に固定したものであることを特
    徴とする机。
  2. 【請求項2】 前記プランジャーの側面に、前記ハウジ
    ングの貫通穴に形成された複数の凹部の設定ピッチと同
    一間隔に、複数の環状溝を設けたことを特徴とする請求
    項1記載の机。
  3. 【請求項3】 本体に対して独立した天板を有する机で
    あって、該天板の前後の一端部は、前記本体に対する傾
    斜角度を変更可能なアームと回動自在に連結し、他端部
    は、前記本体から上方に出没可能なリフターと回動自在
    に連結しており、前記本体と前記天板との間に所定の空
    間を設け、前記天板と前記アームとの連結点、および、
    前記天板と前記リフターとの連結点を、前記天板に対し
    前後に摺動可能としたことを特徴とする机。
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