JP2988718B2 - ヒータコアの構造 - Google Patents

ヒータコアの構造

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JP2988718B2
JP2988718B2 JP2332273A JP33227390A JP2988718B2 JP 2988718 B2 JP2988718 B2 JP 2988718B2 JP 2332273 A JP2332273 A JP 2332273A JP 33227390 A JP33227390 A JP 33227390A JP 2988718 B2 JP2988718 B2 JP 2988718B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、自動車用空気調和装置などに用いられるヒ
ータコアの構造に関する。
(従来の技術) 一般的なエンジン冷却装置の主要部は、第5図に示す
ように、ラジエータ30、ウォータポンプ31、冷却ファン
32、サーモスタット33から構成されている。ウォータポ
ンプ31は、冷却水を強制循環させるために、エンジンE
のウォータジャケット34の冷却水出入口に設けられ、エ
ンジンEのクランクシャフト35によりプーリ36,37及び
Vベルト38を介して回転されるようになっている。
サーモスタット33は、エンジンEのウォータジャケッ
ト34とラジエータ30とを結ぶ送水路39の途中に設けられ
た冷却水温度の調節装置であって、エンジンの過冷や過
熱を防いで冷却水を適温に保つ機能を果たすものであ
る。すなわち、エンジンを始動する場合など冷却水が低
温となっている場合には、サーモスタット33に設けられ
たバルブを閉じて送水路39を閉鎖し、ウォータジャケッ
ト34から送られた冷却水をラジエータ迂回路40に導いて
エンジンE内で冷却水を循環させる。そして、冷却水が
所定の温度以上に達するとサーモスタット33のバルブを
開けて冷却水をラジエータ30側に導く。
また、一部の自動車においては、エンジンの冷却系統
にラジエータ30の迂回路40を設けないものがある。この
自動車は、冷却水が所定温度以下の場合の循環系統とし
て自動車用空気調和装置に設けられたヒータコア41の冷
却水回路42を利用している(第5図に点線で示す)。つ
まり、冷却水が所定温度以下の場合にはサーモスタット
33のバルブが閉鎖されているので、ウォータジャケット
34内の冷却水を自動車用空気調和装置のヒータコア41側
に導き、冷却ファン32により冷却水が冷却されないよう
にしている。
ここに、ヒータコア41は、第6図に示すように、内部
にエンジン冷却水が流れる多数並列して設けられた液管
Pと、この液管相互間に介装した伝熱フィンfと、液管
Pの両端部がそれぞれ挿通する座板Z1,Z2とを有し、上
下両端には合成樹脂(例えばナイロン66等)製のアッパ
タンクT1とロアタンクT2が座板Z1,Z2を介して取り付け
られている。座板Z1,Z2とアッパタンクT1またはロアタ
ンクT2とは、座板Z1,Z2に開設した通孔Oに各タンクT1,
T2に形成された突起Cとを係合させることにより取り付
けている。
かかるヒータコア41ではエンジン冷却水がアッパタン
クT1の一側に連設された流入パイプ2から流入すると、
このアッパタンクT1を仕切る仕切板Sによりヒータコア
41の左右何れか半分の液管P内を流れロアタンクT2をU
ターンしてヒータコア41の他の半分の液管Pを通ってア
ッパタンクT1に至りこれに連設された流出パイプ3より
エンジンに戻るようになっている。
しかして、ヒータコア41は、車室内の空気を加熱する
加熱源であり、内部を流通するエンジン冷却水の量を温
水バルブ11により制御し、車室内の温度を制御するよう
になっており、通常行なわれているように冷却水温度が
低温である場合に温水バルブ11を閉じれば、ウォータジ
ャケット34内の冷却水は循環せず、エンジンはオーバヒ
ートする虞れがある。したがって、従来からこのオーバ
ヒートを防止するため、ラジエータ迂回路が設けられて
いない自動車に対しては温水バルブ11を設けていないヒ
ータコア41を装着する必要があった。
(発明が解決しようとする課題) このため、従来からラジエータ迂回路の有無により自
動車製造工場では、温水バル、ブを有するヒータコアと
温水バルブのないヒータコアとを必要とすることにな
り、部品点数が増加する不具合がある。また、ヒータコ
アを製造する自動車用空気調和装置の製造工場において
もストック製品が2種類となるという欠点がある。
また、従来のヒータコアでは、通常流入パイプに温水
バルブを設けているが、前記2種類のヒータコアが必要
となると、温水バルブ付き流入パイプと温水バルブのな
い流入パイプが必要となり、流入パイプをヒータコアに
組み付ける場合、何れか一方を選択する必要があり、組
み付け作業が面倒になるという問題もある。
さらに、ラジエータ迂回路の有無により2種類の自動
車が、一つの組み立てラインに並存すれば、ヒータコア
を選択して装着しなければならす、自動車への装着作業
が容易でなく、装着後は簡単に修正することも困難とな
るという問題点があった。
しかも、ラジエータ迂回路付き自動車に、温水バルブ
なしのヒータコアを取付けると、ヒータコアに流入する
温水量を制御できず、また、ラジエータ迂回路なし自動
車に、温水バルブ付きヒータコアを取付けると、温水バ
ルブが閉じたときにウォータジャケット内の冷却水が循
環せず、前述のようにオーバヒートするという不具合が
ある。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、エンジン冷却水の迂回路としてヒータ
コアの循環系統を利用する自動車であっても温水バルブ
を取付けることができ、しかもいかなる自動車に対して
も容易に適用でき汎用性に富んだヒータコアを提供する
ことを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本発明は、液管相互間に伝熱フ
ィンを介装し、上下端部にアッパタンクとロアタンクを
取付け、これらタンクのいずれか一方若しくは両方にエ
ンジン冷却水を導くためのメイン流路を形成する流入パ
イプと流出パイプとを設けてなるヒータコアの構造にお
いて、前記流入パイプおよび流出パイプからそれぞれ分
岐して突設され、前記ヒータコアをバイパスするバイパ
ス流路を形成するためのサブ流入パイプおよびサブ流出
パイプと、前記流入パイプあるいは流出パイプのいずれ
か一方の分岐点に取付けられ、前記メイン流路及びバイ
パス流路を選択的に開閉する温水バルブと、を有し、前
記サブ流入パイプおよびサブ流出パイプは、両サブパイ
プを連通するバイパスパイプ、あるいはサブ流入パイプ
とサブ流出パイプとを閉塞する栓体のいずれかを選択的
に取付け可能としたことを特徴とするヒータコアの構造
である。
(作用) このように構成した本発明は、ラジエータ迂回路なし
の自動車にあっても、ヒータコアの流入パイプと流出パ
イプとの間にバイパスパイプを介装すれば、ヒータコア
をバイパスするバイパス流路を形成することができ、エ
ンジン冷却水をヒータコアを迂回してエンジンに帰還さ
せることができる。また、ラジエータ迂回路付きの自動
車にあっては、前記バイパスパイプの代りに流入パイプ
と流出パイプの通孔を閉塞する栓体を取付ければ、同じ
ヒータコアであっても、温水バルブの機能を損なう等の
問題もなくエンジン冷却水が循環させることができる。
したがって、本発明によれば、ラジエータ迂回路の有
・無に応じてバイパスパイプあるいは栓体の小物部品の
みを適宜選択することにより、いかなる自動車に対して
も問題なくヒータコアの共用化が可能となり、ヒータコ
アの汎用性が高く、部品点数も低減でき、パイプの組み
付け作業等ヒータコアの製造も容易になる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す要部分解斜視図であ
って、ヒータコアにバイパスパイプを取り付ける状態を
示し、第2図は第1図のII−II線に沿う断面図、第3図
は同実施例の作用を説明する説明図、第4図は同ヒータ
コアに栓体を取り付ける状態を示す要部分解斜視図であ
る。
なお、第5,6図に示す部材と同一部材には同一符号を
付し、説明は省略する。
本実施例に係るヒータコアは、エンジンの冷却装置を
作動するための冷却系統にラジエータ迂回路が設けられ
ている自動車と設けられていない自動車との何れの自動
車にも適用されるのである。
なお、図中の符号「10」は流入パイプ2および流出パ
イプ3とタンクT1とをシールするOリングである。
本実施例に係る流入パイプ2と流出パイプ3はそれぞ
れ合成樹脂により形成されたものであり、アッパタンク
T1の上部に互いに所定の間隔を離れて取り付けられてい
る。第2図に示すように流出パイプ2内部の流路途中に
は、この流路に対して直交するように温水バイブ11の回
動軸8が貫通して設けられており、この回動軸8に流路
を開閉するための第1弁体4が固着されている。この第
1弁体4はいわゆるバタフライバルブであって、回動軸
8の一端に取り付けられた温水バルブ作動手段(リンク
機構あるいはアクチュエータ等)により流路を閉塞する
位置と開放する位置との間を回動するようになってい
る。
「17」は流入パイプ2の流路を第1弁体4が閉塞した
際あるいは後述するようにサブ流入パイプ12の流入側通
孔5を第2弁体9が閉塞した際の気密性を保持するシー
ル材である。
流入パイプ2の側壁には、一端が開口した中空状のサ
ブ流入パイプ12が突設され、このパイプ12内部には流入
パイプ2の流路と連通する流入側通孔5が形成されてい
る。また流出パイプ3の側壁には、一端が開口し内部に
流出パイプ3内の流路と連通する流出側通孔6が形成さ
れたサブ流出パイプ13が突設され、この両サブパイプ1
2,13をバイパスパイプ14により連通すれば、バイパス流
路Bが形成される。
前記温水バルブ11の第1弁体4には第2弁体9が固着
されている。本実施例の流入側通孔5、第1弁体4およ
び第2弁体9の関係は以下のように構成されている。
第2図に示すように、第1弁体4が流入パイプ2の流
路を閉塞した場合、第2弁体9は実線にて示す位置に回
動し、このとき流入側通孔5を開放するようになってい
る。したがって、流入パイプ2からサブ流入パイプ12へ
エンジン冷却水が流れ込むこととなる。一方、第3図に
示すように第1弁体4が流入パイプ2の流路を開いた状
態においては、第2弁体9が回動し、流入パイプ2の流
路と流入側通孔5とを仕切るようになっている。したが
って、流入パイプ2の流路から流入側通孔5へエンジン
冷却水が流れ込れこもうとしても第2弁体9によって遮
られ流れることはない。
なお、本実施例における第1弁体4および第2弁体9
はバタフライバルブに限定されることなく、他の形式の
弁体を用いることも可能である。
さらに本実施例では、このように構成したヒータコア
を、ラジエータ迂回路付き自動車と、ラジエータ迂回路
のない自動車に取付けるに際し、前記サブ流入パイプ12
及びサブ流出パイプ13に、バイパスパイプ14あるいは栓
体15のいずれかを選択して取付けるようにしている。
すなわち、ラジエータ迂回路なしの自動車に組み込む
場合、第1図に示すようにヒータコアの流入パイプ2と
流出パイプ3との間にバイパスパイプ14を着脱可能に取
付ける。
この場合、前述したように第1弁体4が流入パイプ2
の流路を閉塞し第2弁体9が流入側通孔5を開放する
と、流入パイプ2からサブ流入パイプ12ヘ流れ込んだエ
ンジン冷却水はバイパスパイプ14を介してサブ流出パイ
プ13へ流れた後、流出パイプ3からエンジンに帰還す
る。
一方、第1弁体4が流入パイプ2の流路を開放する
と、第2弁体9が流入パイプ2の流路と流入側通孔5を
遮断するので、サブ流入パイプ12、バイパスパイプ14お
よびサブ流出パイプ13へエンジン冷却水が流れることは
ない。
一方、ラジエータ迂回路付き自動車に組み込む場合、
第4図に示すようにヒータコアの流入パイプ2および流
出パイプ3には、サブ流入パイプ12,サブ流出パイプ13
の開口を栓体15および16により閉塞する。
この場合、流入パイプ2と流出パイプ3とのそれぞれ
の通孔5,6が閉塞されるので、第1弁体4が流入パイプ
2の流路を閉塞した場合、第2弁体9は流入側通孔5を
開放するが、サブ流入パイプ12へ流れ込んだエンジン冷
却水は栓体15に遮られることになる。一方、第1弁体4
が流入パイプ2の流路を開いた状態では第2弁体9が流
入パイプ2内部の流路と流入側通孔5とを仕切り、エン
ジンからの冷却水はヒータコア内に流れる。したがっ
て、第1弁体4の回動によってヒータコアに流入する温
水量を制御することが可能となる。
次に、本実施例の作用を説明する。
ラジエータ迂回路なしの自動車にヒータコアを装着す
る場合は、前記サブ流入パイプ12とサブ流出パイプ13と
の間にバイパスパイプ14を取付ける。この場合、温水バ
ルブ11の第1弁体4が取り付けられた回動軸8は、自動
車の室内に設けられたコントローラの設定温度により回
動制御されるが、この設定温度を高くした場合には、第
1弁体4が流入パイプ2の流路を開きエンジンからの冷
却水をヒータコアに流す(第3図中矢印方向)。このと
き、この流路からサブ流入パイプ12の流入側通孔5を介
してバイパスパイプ14内にもエンジン冷却水が流入しよ
うとするが、第2弁体9に遮られてバイパスパイプ14、
流出パイプ3側に流れることはない。
一方、コントローラの設定温度を低温に設定した場合
(例えばフルクール時)やエンジン始動時などの冷却水
温度が所定温度以下の場合には、ヒータコアを使用しな
いため、第1弁体4が流入パイプ2の流路を閉塞する位
置に回動しヒータコア内へのエンジン冷却水の流入を遮
断する。ところが、この第1弁体4の回動に伴って第2
弁体9も回動し、流入側通孔5と流出側通孔6とが連通
することから、エンジン冷却水は流入パイプ2からサブ
流入パイプ12の流入側通孔5を介してバイパスパイプ14
に流入し、サブ流出パイプ13の流出側通孔6を介して流
出パイプ3に流れる。これにより、エンジン冷却水はヒ
ータコアを迂回して再びエンジンに帰還することとな
る。したがって、ラジエータ迂回路なしの自動車であっ
てもヒータコアに温水バルブを取り付けることができ
る。
また、ラジエータ迂回路付き自動車に取付けられたヒ
ータコアの主要構成部品は、ラジエータ迂回路なしの自
動車のヒータコアと同一に設定されているので、ラジエ
ータ迂回路付きの自動車に装着されたヒータコアの温水
バルブ11も自動車の室内に設けられたコントローラの設
定温度により制御される。すなわち、コントローラの設
定温度を高くした場合には第1弁体4が流入パイプ2の
流路を開きエンジンからの冷却水をヒータコアに流し、
一方、コントローラの設定温度を低温に設定した場合や
エンジン始動時などの冷却水温度が所定以下の場合に
は、第1弁体が流入パイプ2の流路を閉塞する位置に回
動しヒータコア内へのエンジン冷却水の流入を遮断す
る。したがって、本実施例のヒータコアは、温水バルブ
の機能を何等損なうことなく、空気調和装置の設定温度
によってヒータコアに流入する温水量を制御することが
できることとなり、ラジエータ迂回路なしの自動車であ
っても取り付けることができる。なお、第1弁体4の回
動に伴って第2弁体9も回動するが、流入側通孔5と流
出側通孔6とが栓体15,16により閉塞されているのでそ
れぞれのサブ流入パイプ12,サブ流出パイプ13へエンジ
ン冷却水が流れることはない。
このように本実施例にあっては、ヒータコアの主要構
成部品を同一に設定し、このヒータコアを複数種類の自
動車に装着する際、ラジエータ迂回路付き自動車に対し
てはバイパスパイプ14を用い、一方ラジエータ迂回路な
しの自動車に対しては栓体15,16を用いることによっ
て、ラジエータ迂回路の有無に拘らずヒータコアを共用
化することができる。したがって、ヒータコアは何れの
自動車に対しても装着でき、ヒータコアの汎用性が著し
く向上する。自動車用空気調和装置の製造工場のストッ
ク部品も、バイパスパイプ14あるいは栓体15,16という
小物部品のストックで足りる。
また、ヒータコアの流入パイプ2も従来のように2種
類の流入パイプを必要とせず単品とすることができるの
で、この流入パイプ2をヒータコアへ組み付けが容易と
なり、流入パイプ2の組み付け作業を合わせたヒータコ
アの製造作業が容易となる。したがって、ヒータコアの
大量生産が可能となって、大幅なコストダウンができ
る。
さらに、ヒータコアを自動車に装着する場合、ラジエ
ータ迂回路の有無に応じて複数のヒータコアから選択し
て装着する必要がなく、何れの自動車に対しても共通化
された一つのヒータコアを装着し、ラジエータ迂回路の
有無に応じてバイパスパイプ14あるいは栓体15,16の小
物部品のみを適宜選択すればよいことになる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、ラジエータ迂回路
の有・無に応じてバイパスパイプあるいは栓体の小物部
品のみを適宜選択すれば、いかなる自動車に対しても容
易に装着でき、ヒータコアが各車に共用でき、ヒータコ
アの汎用性が高くなる。
また、ヒータコアは共用されるので部品点数が低減
し、パイプの組み付け作業を合わせたヒータコアの製造
が容易になされ、大量生産が可能となる。さらに、製品
のストックもバイパスパイプ或いは栓体の小物部品のみ
をストックしておけば足り、種々のヒータコアをストッ
クする必要もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す要部分解斜視図であっ
て、ヒータコアにバイパスパイプを取り付ける状態を示
し、第2図は第1図のII−II線に沿う断面図、第3図は
同実施例の作用を説明する説明図、第4図は同ヒータコ
アに栓体を取り付ける状態を示す要部分解斜視図、第5
図は従来のエンジン冷却装置を示す概念図、第6図は従
来のヒータコアの斜視図である。 2……流入パイプ、3……流出パイプ、 5……流入側通孔、6……流出側通孔、 11……温水バルブ、12……サブ流入パイプ、 13……サブ流出パイプ、14……バイパスパイプ、 15,16……栓体、41……ヒータコア、 B……バイパス流路、f……伝熱フィン、 T1……アッパタンク、T2……ロアタンク、 M……メイン流路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液管(P)相互間に伝熱フィン(f)を介
    装し、上下端部にアッパタンク(T1)とロアタンク
    (T2)を取付け、これらタンク(T1,T2)のいずれか一
    方若しくは両方にエンジン冷却水を導くためのメイン流
    路(M)を形成する流入パイプ(2)と流出パイプ
    (3)とを設けてなるヒータコア(41)の構造におい
    て、 前記流入パイプ(2)および流出パイプ(3)からそれ
    ぞれ分岐して突設され、前記ヒータコア(41)をバイパ
    スするバイパス流路(B)を形成するためのサブ流入パ
    イプ(12)およびサブ流出パイプ(13)と、 前記流入パイプ(2)あるいは流出パイプ(3)のいず
    れか一方の分岐点に取付けられ、前記メイン流路(M)
    及びバイパス流路(B)を選択的に開閉する温水バルブ
    (11)と、を有し、 前記サブ流入パイプ(12)およびサブ流出パイプ(13)
    は、両サブパイプ(12,13)を連通するバイパスパイプ
    (14)、あるいはサブ流入パイプ(12)とサブ流出パイ
    プ(13)とを閉塞する栓体(15,16)のいずれかを選択
    的に取付け可能としたことを特徴とするヒータコアの構
    造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101304863B1 (ko) * 2007-01-10 2013-09-05 한라비스테온공조 주식회사 히터 코어

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101304863B1 (ko) * 2007-01-10 2013-09-05 한라비스테온공조 주식회사 히터 코어

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