JP2984866B2 - フロッピ−・ディスク装置における媒体シャッタ−の誤閉鎖防止装置。 - Google Patents
フロッピ−・ディスク装置における媒体シャッタ−の誤閉鎖防止装置。Info
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- JP2984866B2 JP2984866B2 JP3269949A JP26994991A JP2984866B2 JP 2984866 B2 JP2984866 B2 JP 2984866B2 JP 3269949 A JP3269949 A JP 3269949A JP 26994991 A JP26994991 A JP 26994991A JP 2984866 B2 JP2984866 B2 JP 2984866B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、３．５インチ以下の
フロッピ−・ディスク（以下ＦＤという）を用いるフロ
ッピ−・ディスク装置（以下ＦＤＤという）におけるコ
字状に屈曲形成された媒体シャッタ−の誤閉鎖防止装置
に関するものである。
フロッピ−・ディスク（以下ＦＤという）を用いるフロ
ッピ−・ディスク装置（以下ＦＤＤという）におけるコ
字状に屈曲形成された媒体シャッタ−の誤閉鎖防止装置
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】周知のように、３．５インチ以下のＦＤ
は、ＦＤ保護のため、媒体シャッタ−付のカセット内に
納められ、ＦＤＤ搭載時にラッチレバ−兼用の開披レバ
−によって媒体シャッタ−を開披するようにしている。
は、ＦＤ保護のため、媒体シャッタ−付のカセット内に
納められ、ＦＤＤ搭載時にラッチレバ−兼用の開披レバ
−によって媒体シャッタ−を開披するようにしている。
【０００３】図１は、従来の開披レバ−１によりＦＤカ
セット２の媒体シャッタ−３を開披した時の状態を示す
ものであるが、従来のＦＤＤにおいては、イジェクトボ
タンを半押しにした時（ＦＤカセットは排出される側に
リフトされるが、ラッチレバ−兼用の開披レバ−１はロ
ックされたまゝで排出には到らない状態）、図１の矢印
Ｇ方向の振動、衝撃が加わった場合、ＦＤカセット２が
自重により排出方向に移動してしまい、媒体シャッタ−
３が開披レバ−１から外れて閉じてしまうことが屡々あ
る。
セット２の媒体シャッタ−３を開披した時の状態を示す
ものであるが、従来のＦＤＤにおいては、イジェクトボ
タンを半押しにした時（ＦＤカセットは排出される側に
リフトされるが、ラッチレバ−兼用の開披レバ−１はロ
ックされたまゝで排出には到らない状態）、図１の矢印
Ｇ方向の振動、衝撃が加わった場合、ＦＤカセット２が
自重により排出方向に移動してしまい、媒体シャッタ−
３が開披レバ−１から外れて閉じてしまうことが屡々あ
る。
【０００４】このような場合、磁気ヘッドが媒体シャッ
タ−３と接触あるいは媒体シャッタ−に挟まれて破損す
るという問題点があった。
タ−３と接触あるいは媒体シャッタ−に挟まれて破損す
るという問題点があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
イジェクトボタンの半押し時に生じ易い媒体シャッタ−
の誤閉鎖を防止する装置を得ることを課題とするもので
ある。
イジェクトボタンの半押し時に生じ易い媒体シャッタ−
の誤閉鎖を防止する装置を得ることを課題とするもので
ある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の課題を
解決するためになされたもので、第１の発明は媒体シャ
ッタ−３がコ字状に屈曲されたものであることに着目
し、図２及び図３に示すようにその屈曲部と係合する突
起４を開披レバ−に設けるようにしたものである。
解決するためになされたもので、第１の発明は媒体シャ
ッタ−３がコ字状に屈曲されたものであることに着目
し、図２及び図３に示すようにその屈曲部と係合する突
起４を開披レバ−に設けるようにしたものである。
【０００７】しかし乍ら、通常のＦＤＤの場合、媒体挿
入時に、ある適当な位置まで来ると、下ヘ降下して固定
される構造となっているため、突起４が固定されている
と、ＦＤカセットが引っ掛り、滑らかに降下しなくなっ
てしまうという問題がある。
入時に、ある適当な位置まで来ると、下ヘ降下して固定
される構造となっているため、突起４が固定されている
と、ＦＤカセットが引っ掛り、滑らかに降下しなくなっ
てしまうという問題がある。
【０００８】そこで、第２の発明は、この突起を更に媒
体の上下動方向に移動可能としたものである。
体の上下動方向に移動可能としたものである。
【０００９】
【作用】イジェクトボタンの半押し時にＦＤＤに排出方
向の振動や衝撃が加わっても、突起が媒体シャッタ−の
屈曲部内に係合しているため、媒体シャッタ−が閉鎖し
てしまうようなことが生じない。また、ＦＤカセットの
上下動に対し突起が従動し、支障を来すことがない。
向の振動や衝撃が加わっても、突起が媒体シャッタ−の
屈曲部内に係合しているため、媒体シャッタ−が閉鎖し
てしまうようなことが生じない。また、ＦＤカセットの
上下動に対し突起が従動し、支障を来すことがない。
【００１０】
【実施例】図４はこの発明の実施例を示すもので、開披
レバ−５の先端に上下方向のスリット６を設け、このス
リット６内に一方の腕７ａを挿入し、先端を開披レバ−
５から突出させて突起Ａとしたα状バネ７を開披レバ−
５に設けたものである。
レバ−５の先端に上下方向のスリット６を設け、このス
リット６内に一方の腕７ａを挿入し、先端を開披レバ−
５から突出させて突起Ａとしたα状バネ７を開披レバ−
５に設けたものである。
【００１１】この開披レバ−５を用いた場合、ＦＤカセ
ット挿入時に、媒体シャッタ−３の開披と共にそのコ字
状の屈曲部に図５のようにα状バネ７による突起Ａが係
合し、ＦＤカセット排出方向の振動、衝撃が加わっても
媒体シャッタ−３が開披レバ−５から外れることがな
い。
ット挿入時に、媒体シャッタ−３の開披と共にそのコ字
状の屈曲部に図５のようにα状バネ７による突起Ａが係
合し、ＦＤカセット排出方向の振動、衝撃が加わっても
媒体シャッタ−３が開披レバ−５から外れることがな
い。
【００１２】また、ＦＤカセットが図５で想像線で示し
たように降下しても、突起Ａは媒体シャッタ−３の移動
に追従し、支障を来すことがない。
たように降下しても、突起Ａは媒体シャッタ−３の移動
に追従し、支障を来すことがない。
【００１３】そして、ＦＤ排出時は突起Ａは弾性によっ
て元の位置に戻る。
て元の位置に戻る。
【００１４】
【発明の効果】この発明によれば、従来のＦＤＤにおい
て、イジェクトボタン半押し時に屡々生じていた媒体シ
ャッタ−の誤閉鎖を防止し、磁気ヘッドの損傷等の事故
発生を未然に防止することが出来る。
て、イジェクトボタン半押し時に屡々生じていた媒体シ
ャッタ−の誤閉鎖を防止し、磁気ヘッドの損傷等の事故
発生を未然に防止することが出来る。
【図１】 従来の媒体シャッタ−開披レバ−の平面図で
ある。
ある。
【図２】 この発明による開披レバ−の基本構造を示す
平面図である。
平面図である。
【図３】 図２の正面図である。
【図４】 この発明の実施例の平面図である。
【図５】 図４の正面図である。 １ 開披レバ− ２ ＦＤカセット ３ 媒体シャッタ− ４ 突起 ５ 開披レバ− ６ スリット ７ α状バネ Ａ 突起
Claims (2)
- 【請求項１】 コ字状に屈曲形成される媒体シャッタ−
の開披レバ−を備えたフロッピ−・ディスク装置におい
て、前記開披レバ−に媒体シャッタ−のコ字状屈曲部の
側縁内と係合する突起を媒体の上下動方向に移動自在に
設けたことを特徴とするフロッピー・ディスク装置にお
ける媒体シャッタ−の誤閉鎖防止装置。 - 【請求項２】 自由端を突起としたレバ−状のバネを開
披レバ−に設けたことを特徴とする請求項１記載のフロ
ッピー・ディスク装置における媒体シャッタ−の誤閉鎖
防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3269949A JP2984866B2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | フロッピ−・ディスク装置における媒体シャッタ−の誤閉鎖防止装置。 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3269949A JP2984866B2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | フロッピ−・ディスク装置における媒体シャッタ−の誤閉鎖防止装置。 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0528612A JPH0528612A (ja) | 1993-02-05 |
| JP2984866B2 true JP2984866B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=17479457
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3269949A Expired - Fee Related JP2984866B2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | フロッピ−・ディスク装置における媒体シャッタ−の誤閉鎖防止装置。 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2984866B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR0184909B1 (ko) * | 1993-12-28 | 1999-04-15 | 다무라 노리오 | 디스크 장치 |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP3269949A patent/JP2984866B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0528612A (ja) | 1993-02-05 |
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